1. 松田幸之助の仕組み化経営のヒント
  2. 第27回:「中小企業の方針浸透..
2025-07-18 34:51

第27回:「中小企業の方針浸透マネジメント」浸透しない原因と、巻き込みの具体策

この番組は、21,000部を突破したベストセラー『ヤバい仕組み化』(あさ出版)の著者、松田 幸之助(本名: 松田隆宏)がお届けする、中小企業経営者やビジネスパーソン向けのチャンネルです。最速・最短で成果を出す「仕組み化」の秘訣を体系的に学び、あなたのビジネスを加速させましょう!Youtubeも絶賛配信中!ポッドキャストではお伝えしていない仕組み化ノウハウが学べますので是非こちらも合わせてご覧ください♪▼松田幸之助の仕組み化実践チャンネル⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.youtube.com/@shikumika_jissen/featured⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠■株式会社プリマベーラ松田 幸之助(まつだこうのうすけ)について 🔸年商51億円企業の社長執行役 兼 CCO(最高コンサルティング責任者) 🔹日本経営品質賞の受賞企業を含む中小企業400社以上に成果の出る仕組み作りの支援 🔸176万円の経営コンテンツを書籍化した『ヤバい仕組み化』(あさ出版)を出版、21,000部突破 🔹3年間で「売上122%アップ」「営業利益550%アップ」と急成長した企業など続出

サマリー

このエピソードでは、松田幸之助が経営計画書の浸透に関する問題点と解決策を掘り下げています。浸透しない原因やリピート伝達の重要性について具体的な施策が紹介されています。中小企業における方針浸透管理の重要性とその課題にも焦点が当てられています。特に、社長の発信方法や会社全体の理念を受け入れるための体制作りについての具体的な方法が議論されています。中小企業の方針が浸透しない原因とその改善策についても考察されています。具体的には、社長が教育や勉強会に時間をかけることの重要性や、AIを活用したコミュニケーションのアプローチが紹介されています。また、経営計画書の重要性とデータの活用に関する考え方にも触れられています。中小企業における方針の浸透が難しい原因とその解決策が具体的に検討されています。

経営計画書の活用と浸透
松田幸之助の仕組み化経営のヒント
このチャンネルでは、仕組み化経営コンサルタントの松田幸之助より、
仕組み化経営の考え方や、成果を出すためのヒントになるような情報をお届けする番組です。
みなさん、こんにちは。
パーソナリティを務めます仕組み化経営コンサルタントの本間亮介です。
前回は、経営計画書の活用についてご解説いただきましたが、
経営計画書の浸透ということで、松田さんにお話をお聞きしたいと思います。
それでは松田さん、改めて前回のお話を簡単に振り返っていきたいと思いますが、
経営計画書の活用について振り返っていただいてもよろしいでしょうか。
はい。まず経営計画書は作ったとしても、活用しなければ成果はなかなか出ないんです。
なぜならば、業績イコール戦略確率×実行確率なので、
どんな素晴らしい経営計画書という戦略、方針を打ちたらとしても、
実行しなければ成果は出ないので、そのための活用を少しやっていきましょうというふうなお話を前回させていただきました。
その中でも、戦略と戦術と戦闘をつなげるような活用ができると効果的ですというふうなお話をさせていただいたんですけれども、
今日は浸透というふうな部分に入っていきたいと思います。
この浸透というのも、活用と浸透は常に同時並行で両方ともやっていく必要があるんじゃないかなと思っています。
活用を経営計画書は作りました。
作って活用したからこそ浸透するというふうな部分もありますし、浸透させるからこそ活用できるという部分もあります。
なのでこれは、活用も浸透も同時並行で両方ともできることをやっていくと、
その結果、本当の意味で経営計画書が浸透活用されるんじゃないかなというふうに思っておりますので、
今日はその中で活用もし始めた。
これからより経営計画書で成果を出すためにどうやって浸透させていけばいいんだろう。
そんな話をしていければなというふうに思っております。
浸透しない原因
松浦さん、ありがとうございます。
それでは本日は経営計画書の浸透についてというところで、
まず経営計画書が浸透しない会社ってどんな共通点がありますか。
これ前回も少しずつつながっているところにもなるんですけれども、
やっぱり作って満足になってしまうと、そもそも浸透も活用もできないです。
浸透活用できない部分のよくあるパターンというのが、
やっぱり過去に一回経営計画書を作って浸透させようとしたが失敗した。
これが結構浸透しない会社さんに共通するもったいない状態かなと思っております。
やっぱり経営計画書というのは、
皆様は作っていこうと、取り組んでいこうと思われて、
経営者の皆様とかが作られて使おうと思っているんですけれども、
やっぱりなかなかそれでうまく、自己流でやってうまくいかなくて、
その結果、また経営計画書を新たに浸透させようと思った時にも、
またやり始めたと。社長がまたやり始めたと。
これ前回うまくいかなかったのに、またやるんですか?みたいな。
そういう反発みたいなのが起きやすくなってしまうんですよね。
なので、やっぱり最初、前回お伝えしたように、
革紙に近いもの、経営計画書であったり人事制度であったりとかというものに関しては、
自己流ではなくて、やっぱりプロの力を活用して浸透させていくというのが、
やっぱりいいんじゃないかなというふうに思っております。
なので、作って満足に、本当はしようともちろん思っていないんですよ。
でも、使い方がわからなかったり、時間がなかったりとかという部分が原因で、
結果的に浸透しなかったという状態になってしまっているんじゃないかなというふうに思いますね。
方針の浸透とコミュニケーション
ちなみに、仕組み課の話の中で、マニュアルとかチェックリストは、
とりあえずでいいから60点くらいのものを作ればいいみたいな話があったじゃないですか。
これ、経営計画書はやっぱりプロを入れて、
わざわざ80点、90点近いものを作ったほうがいいっていうことですか?
これ、プロを入れたとして80点、90点が作れるかというと、
それ結構難しいと思っています。
何をもって80点、90点なのかによるんですけれども、
まずベースとなる叩きを作ります。
私たちのプリマベーラーもそうですけれども、
結局方針というのは、まだそれが実現されていないのであって、
海のものとも山のものともわからない状況なんですよね。
それを繰り返し、常にアップデートをし続けることによって、
点数の高いものになっていきます。
経営計画書というのは基本的に、
うまくいったことがすべて反映されている経営計画書というのが、
一番成果につながります。
でも成功事例集みたいなもんですね。
ただその成功事例集にプラスワン、
それをよりブラッシュアップするためにこういう方針でいきます、
というのが出てくるわけなので、
最初プロを入れたとしても100点満点に近いものができるかというと、
それは何とも言えないです。
なぜならば、作った経営計画書はお客様にサービスを提供してみて、
そのフィードバックを用いてどうだったかというのが決まるものなので、
私たちが何点のものという判断をするのも結構難しいなと思いますが、
ただ言えるのは、経営計画書の作成活用浸透には原理原則という順番があるので、
このフレームとかこの考え方に則ってやれば大外れしない。
逆にその考え方に則ってやらなければなかなかうまくしない。
いかないよねというのはあるんじゃないかなと思っています。
本当に何も知識がない状態で我流でやるのではなく、
プロを通じて過去に成功したフレームワークとかに則って、
まずは作ってください。
それから何点かどうかは、実際にお客様に提供してみてというところですね。
ですね。それでアップデートし続けるということですね。
提供というのは仕組み掛けのOSなので、
一回作って終わりということは当然ありません。
常にアップデートしていって、
お客様であったりとか従業員の皆様であったりとか、
関わる人の変化によってアップデートし続ける。
会社の成長とかによって変化し続けるというのが、
もちろんベースになってくるんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
では続いて浸透に関して、
そもそもで会社に経営計画書、方針が浸透してきているなというのは、
どうやって測ればいいんですか。
基本的には実行確率が高ければ浸透しているというふうに
捉えてもらっていいんじゃないかなと思います。
例えば、徴令をやりましょうねという風な方針をちゃんと打ち立てていて、
その徴令というのが100%実施されているという風な状態であれば、
それはもう方針が浸透しているという風に言ってもらっていいと思います。
なので、まず戦略方針と業務方針があるというのをお伝えしました。
業務方針に関しては定量的に全て表すことができます。
基本的に。
では離職率が何%だったとか、徴令100%やっている、これを数字で表せます。
ただ戦略方針の部分に関しては、数字で表すこともできますけれども、
ものによっては、やっぱりでも大事なのは抽象的なことになってしまうんですけれども、
社風文化、雰囲気という部分によって浸透しているかどうかというのを見ることができるんじゃないかなと思います。
逆に戦略方針の部分で数字で完璧に数字目標を達成しているけれども、
社内がすごいギクシャクしている。
それって本当に戦略方針が実現できている、浸透できているんですか?
なんとも言えないです。
なので、そういう部分に関してはやっぱりファジーというか、
感じ取る社風文化という風なものになってくれるのかなというところもあるんじゃないかと思っています。
はい、ありがとうございます。
はい、今言っていただいたところで、その方針が浸透してきたときに、
具体的に会社にどんな変化が起きますか?
はい、方針が浸透してくるとやっぱり実行確率が上がりますね。
シンプルにお願いする、やるって決めたことの実行確率が上がるというところが出てきます。
あとはその方針に対して、自らこういう風にやるともっといいんじゃないですかとかですね。
その方針に対して自創し始める。
自らその方針を実現させるため、より良くするために考え動き始めるというのが、
よりさらに一歩進んだ浸透の状況なのかもしれないなと思います。
本当に方針に関しての改善提案が出始めたりしたらというところですか?
そうですね、改善提案が出たりとか、それはやっぱり自分で取り組んでいくというところだと思っています。
改善提案自体出すのは、出そうと思えばというか、やろうと思えば難しいことではないかもしれないですけれども、
実際に自分で全部やり始めるという自創というのは一歩先のものになってくると思うので、
そこまで来たらかなり浸透しているなという風に思っていいんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
続いて経営計画者で立てた方針を浸透させるために、経営者、社長がまず何からやればいいとかってありますか?
これは繰り返し繰り返しその方針を伝えていくということですね。
何回も何回も同じことを繰り返しリピートで話していくというのがすごい大事になってきます。
人ってエビングハウスの忘却曲線というのがあります。
聞いたことを30分経ったらだいたい50%くらい忘れてしまいますので、覚えてないんですよね。
なので繰り返し繰り返し大事な情報を伝えることによって、記憶に定着されていきますというものがありますので、
同じことを何度も何度も伝えていく。
その時に大事なことの中での大事なことですね。
経営計画書の方針を全部まんべんなく伝えていくというのも、もちろん一個やり方として効果的だと思いますが、
本当に大事な部分に関して重点を置いて何度もやるとか、
そこは仕組み作りのやり方としてうまく構築していく必要があると思っています。
なので基本的に言えば人が変わるきっかけはショックとリピートしかないというふうに私たちは考えています。
年に1回の経営計画発表会という時に思いっきりショックを与えて、
あとリピート、繰り返し繰り返し伝えていく。
方針浸透の手法
繰り返し伝えていくというのもリアルタイムで口頭で伝えるというやり方もあれば、
私たちがやっているベクトルカレンダーみたいな日めくりカレンダーみたいなのを使って浸透させていくというやり方もあれば、
朝礼を使って浸透させていくというですね、
繰り返し日々やるようなところの中に理念を浸透させるための仕組みを上手に設計するということが社長がやるべきこと。
つまり仕組み作りが社長のやるべきことと言っても過言ではないかなと思います。
ありがとうございます。
今言ったように全体の方針を伝えるのも大事だけど優先度を決めて、成果につながりやすいところですね。
そこを繰り返し伝える。
前回の放送でも、方針と仕組みをつなげていくというところで、戦略から戦術、戦術から戦闘。
ここの仕組みをどこに作るのかを見極めるというのもあったと思うんですけど、
この方針がたくさんある中で、どこに優先度を当てるか。
これは作っていく中で決めていくのか、一旦出来上がってから決めるのかというとどっちがいいとか。
どっちでもいいんじゃないですかね。
作っていく中で見つかる場合もあれば、全体出来上がった後に俯瞰してみたり、
やっぱりこっちが優先度高いなってなる場合もあると思うので、
それは別にどっちのパターンでもいいんじゃないかなと思います。
やり方は違えども、そもそも優先度は決めておいた方がいいというところですかね。
です。
理念の受け入れ体制
ありがとうございます。
今のお話で浸透させるために社長が繰り返し発信するというお話があったと思うんですけども、
発信する中で同じ言葉を使い回すことも大事になってきます。
例えばニュアンスは一緒だけど、言葉としては違う。
ペクトルと価値観と。
これはもう一個に統一した方がいいんです。
はい。
言葉の言い回せがなるべく統一した方がいいんじゃないですかね。
共通の言語として消化させるために、同じような意味合いだとしても、
同じ言葉で使った方がいいかもしれません。
ただ、結局言葉としての意図を伝えようと思ったら、いくつかの具体例であったり話すような形になるので、
言葉の定義は一つだけれども、伝えたい具体例は複数あってもいいみたいな、
そんな感じで捉えてもらえるといいんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
今度は社長が繰り返し発信しているのに浸透しないということもあると思うんですけども、
そういう場合って何か対策とかどうしたらいいとかってありますか。
社長が何回もやっていて、本当にもうやるべきこと全部やっていると。
経営計画書もちゃんといい形で作ったと。
浸透させられるような仕組みも作っていると。
でもそれでも浸透しない。
社長自身の人柄であったりとか、そういう部分にも特に課題はない。
というふうになったとしたら、やっぱり社員の皆様のそもそもの理念を受け止める。
方針を受け止めるというふうな体制の準備ができていない。
私たちは心のコップが上を向いていないみたいな表現をするんですけども、
コップがやっぱり下を向いていると何を入れても入らないじゃないですか。
こぼれちゃいますと同じで、そもそも心のコップが下を向いている人は上に上げないといけないですね。
方針とか理念がちゃんと入るというふうな体制を作ってあげないと、
理念とかというのはなかなか浸透していかないので、
これはそこの心のコップを上に上げるというふうな別問題になってくるので、
それはまたやり方ありますけれども、
経営計画書とはまた別の浸透とか課題感とかになってくるんじゃないかなと思います。
従業員の方、そもそも会社を嫌いだったら何をやっても心に響かない。
会社好きだったりそもそもの従業員のスタンスのマインドセットが必要というところですね。
ありがとうございます。
浸透のための工夫
続いて浸透についての、基本的に社長が先頭だって方針を浸透させていくのかなと思うんですけれども、
経営幹部、マネージャー層は方針の浸透にどのようにして関わっていくのが効果的ですか。
基本的には常に方針と現場がつながっているかというのを見るのが一つの役割になってくると思います。
それを高速でチューニング活動をしていくというのが大事で、
方針立てました、現場で取り組んでいます、それが日報を通じて情報が上がってきます、
両方とも客観的に見れる立場の方がマネージャーになってくると思うので、
方針と現場がやっていることが違うのであれば、それを合わせるような活動をしていく。
現場がやって成果が出たことは今度はそれを方針に反映させていく。
これは架け橋になるような動き方をするというのがすごい大事になってきて、
思いとか言葉とか、そういう抽象的なものって一貫性でしかないんですよ。
すぐ忘れます。
なので仕組みに反映させなければ効果はないので、
マネージャーになる方はその方針と現場の取り組みを
仕組みとしてアップデートするためにどうすればいいのかというのを
リアルタイムでやり続けるというのが
マネージャーの皆さんの関わり方になってくるんじゃないかなというふうに思います。
ありがとうございます。
続いてですね、プリマベラ仕組み化経営を推進していると思うんですけれども、
この経営計画中の方針を浸透させるために
今どんな仕組みがあるか教えていただいてもよろしいでしょうか。
経営計画中の方針を浸透させるために。
そうです。
まず方針を浸透させるという意味で言うのであれば、
やっぱり一番力を入れているのは朝礼ですね。
朝礼を通じて方針の浸透、つまり方針がどういうことなのかとか、
どういう考え方なのか、何のためにやっているのかという部分に関しては、
朝礼などを通じて方針の読み合わせをしていくと。
そして、それを基に勉強会をしていくというのも非常に重要だと思います。
何か裏技的なものがあるわけではなくて、
方針の浸透に関しては、書いている方針を擦り合わせて、
そしてそれに対する勉強会をやっていくみたいな、
そういう泥臭いことをやっぱりやり切れているかどうかというのが大事だと思っています。
裏技みたいなのがあるかというとないんですよね。
ただ、朝礼でどういうふうにやると浸透しやすいかとか、
勉強会のときにどういうふうにやると報道につながりやすいかという、
そういう部分のやり方みたいなもちろんありますけれども、
何かボタンを一発でポチッと押したらみんなが浸透するみたいな、
そんな裏技なんて当然ないので、
これはもう愚直に泥臭くやり続ける。
だからOSに終わりはないんですよ。
アップデートし続けなければいけない。
どんなこともOSも伝えていきますと。
伝えていったら社員の皆さんも成長していくじゃないですか。
成長していくと同じ勉強会をしていても、
キャッチアップするレベルが変わっているので、もっと成長していくんですね。
何で繰り返し繰り返し同じような話をしたとしても、
受け手側が成長していれば、
同じことまでももっと上の列に気づき学びが得られるような形になってくるので、
愚直に勉強会を繰り返すということが、
仕組み浸透のための一番大事なことになってくるんじゃないかなというふうに思います。
ちなみに繰り返し伝える場所として、
徴礼というところ、プリマベラを取り組んでいると思うんですけど、
業態とか規模によっては、
徴礼できないよという企業さんもあるかなと思います。
徴礼できない企業様でも、
繰り返し浸透させるためにどんなことができるよというのはありますか?
一番簡単なのは、事前に社長がYouTubeでやっているとか、
これでもいいですね、録画をしておいてもらって、
その録画したものを、5分、10分の内容のものを、
どこかの移動時間中とか休憩時間中に見て感想を上げてください。
これだけでも全然、いわゆるやっていることと同じことなので。
ただ、受動的にやるものと主体的にやるものでは、
方針の浸透度が全く異なってくると思うので、
なるべくだったら主体的に行動するような仕組みにしちゃった方がいいんじゃないかなと思います。
主体的に方針に触れる場ってどんなのがありますか?
主体的に方針に触れる場と教えますか?
徴礼とか勉強会とか動画っていうのは、
やっぱり会社から見てくださいとかっていうのはあると思うんですけど、
主体的になってもらう環境ってどうやって作れるのか?
なので、さっきの徴礼でいうとどういうことかというと、
結局動画を見てねって言われても、別に見なくてもいいわけじゃないですか。
裏側にログを取られたとしても、右から左に切り流せばいいじゃないですか。
これで何の意味もないです。
でも徴礼とかっていう場合、私たちの場合だったら、
例えば徴礼読みます、方針読み合わせします、方針読み合わせた後にクイズを出します。
クイズを答えられないといけないからちゃんと読み込みますっていう仕組みになってるわけですよ。
なので動画の中でも終わった後に2つ問題が出ます。
その問題の点数によって評価が変わりますみたいな仕掛けにするんだったら、
それは能動的になるんです。
その仕組みの中で能動的になるような仕組みを設けた方がいいと思いますよっていう話ですね。
ありがとうございます。
続いて浸透しやすくするための工夫とかってあったりしますか?
これはもう明確に時代背景があると思うんですけども、
経営計画書って基本的にはテキスト、文字だと思うんですね。
でも年々文字が読める人って減ってるって言われてます。
これもYouTubeとかTikTokとかのショート動画にどんどん変わっていってますので、
やっぱり文字だけじゃなくてなるべくイラストとかを入れて
ぱっと見視覚的に理解をしやすくしようという工夫が必要だと思います。
そして同時に動画で方針を伝えていくっていうのも結構大事になってくると思います。
方針浸透の課題
文字は読めない方って本当に読めない方いらっしゃいますので、
動画で慣れちゃってると動画で伝えて見てもらうっていう方がスムーズに受け入れやすいという方もいますし、
私たちが実際実験したのが漫画ですね。
ベクトル漫画っていう漫画を作ってストーリー仕立てにすることによって
方針の理解深度が進むみたいなこともやっております。
漫画とかは私たちが作った時はまあまあ時間とかかりましたけれども、
今は本当にAI使えば自分たちの経営計画書を方針をちゃんとGPTに入れましたと、
これを4コマ漫画にしてねって言ったら漫画にしてくれるんですね。
そしたらその漫画で出来上がるじゃないですか。
なのでこれ工夫次第で浸透させやすくするっていうのはいくらでもできると思いますので、
文字だけじゃなくて動画であったりとか物語であったりとか、
そういうものを使って浸透させる工夫。
勉強会の時も同じなんですよね。
堅苦しい勉強会をやってても面白くないと何も覚えないじゃないですか。
早く終わんないかな30分みたいな。
でも例えばYouTuberの中田なっちゃんみたいな話だったらめちゃくちゃ面白いじゃないですか。
先生がみんなあんな面白く話してくれたらいくらでも理念浸透すると思いません?
浸透しますね。
そう。なので浸透させる時に大事なのは結局社長が時間を使えば、
その下の社員全員の浸透であったり行動が変わる可能性があるので、
社長のプレゼンテーションとか勉強会の時間はちゃんと作った方がいいんですよ。
ただその勉強会は大事だけれども勉強会のスライドが作れないとか、
忙しくて作れないとか、そもそもスライド作るのが不慣れって方がいらっしゃるんですよ。
そういうところ私たちはOSのアップデータのところでご支援していっているので、
そうするとケーキ屋敷を作成しました。
ちゃんと勉強会をやりました。
この社長が仮に10時間かけたとしても、
その下のメンバーさんが30人いたら30人の行動が変わるんですよ、マインドが。
だったら何十時間でも本当はかけた方がいいんですね。
なので実際私たちの会社の創業者の吉川さんは勉強会のときにものすごい時間かけたんですよ。
その社内の勉強会に時間かけたところで売上げ上がらないんですよ、短期的には。
ただそこでちゃんと勉強会することによって考え方と行動が変われれば、
結果的に売上げが絶対上がるという確信があったから、
そこの浸透のための勉強会を吉川さんはずっとこだわってやってますね。
AI活用とコミュニケーション
今でも私たちはそれ変わらずにやっています。
なぜなら人が変わるのはやっぱりきっかけですね。
自分の思考とか考え方が変わって、
具体的にこういうふうに行動すればいいんだというのが分かると変わっていきます。
そうするとサービスの質、商品の質変わっていきます。
お客さん満足度も上がっていきます。
その結果が売上げ利益になってくるんじゃないかなというふうに思うので、
そんなところが1つポイントになってくるかなと思いました。
ありがとうございます。
最後に質問なんですけど、
今言ったようにどんどん文字が読めない人が増えてくるとか、
今後は動画とかの方がいいんじゃないかって話があったと思うんですけども、
経営計画書はもともと紙だったのが今オンライン化して、
経営計画書の今後として、
例えば経営計画書×生成AIで、
ラグみたいな形ですね。
こういうときどうしたらいいですかって相談したら経営計画書の方針をもとにアドバイスをくれるみたいな、
そういう経営計画書の今後とかって何か考えられたりしてますか?
まず言えるのが戦略方針に関しては、
これだいたいかなり難しいと思います。
そこの戦略方針は旗を立てる作業なので、
ここに行きますよって、これでAIできないじゃないですか。
僕たちはここに向かってやっていくんだ、
これ旗立てはできません。
戦略を立てるっていうのも、
人がそれを立てるためにどういうふうにやるか。
ここってミッションビジョンとか、
自分たちがこうやりたいから、
それの思いの実現のためのものなんで、
これが代替されるってこともないと思うんですよ。
ただ業務方針の具体的なアプローチに関しては、
生成AIがかなりの答えを持ってます。
コミュニケーションってこうやったらいいよねって答えも出てるんですよね。
ただその答えを自社のステージに合わせていくっていう作業は、
絶対これ必要になってくるので、
なので結局今の話で言うのであれば、
戦略方針に関しては代替されません。
業務方針に関しては一部代替されます。
ただ業務方針を自社とつなぎ合わせるような作業が絶対出てくるので、
ここは何かしらそういうふうな能力スキルがある人とかが
必要になってくると思います。
業務方針の正解を探すような時間っていうのは
かなり少なくなってくる。
反面、自社に合わせた適切なものを
取捨選択する能力の方が逆に重要度が増してくるんじゃないかな。
結局コミュニケーションの答えって
相手が不愉快にならないように
ちゃんと話を聞いてあげましょうじゃないですか。
分かってる。
でもそれができていない組織だからどうしようって話だわけじゃないですか。
なのにそんな答えがあっても意味がないんです。
なのでそれを自社に合わせた時にどういうふうに
反映させるのかっていう部分の重要性。
なので結局AIはそれを取捨選択、
自社に合わせてっていうのはかなり難しいと思うので
そこは1個あるかなと思いますね。
あとどれだけデータを持ってるかによって異なりますよね。
経営計画書にしても裏側に膨大な情報。
経営計画書とデータ活用
例えばこの1年間の日報データであったりとか
会議の議事録のデータであったりとか。
なので基本的に会議って対面じゃなくて
Zoomとかでやった方がいいって言われてるんです。
なくなれば議事録残るんで。
その点データが残った方がそのデータとして食べさせる。
なのでそういう膨大な、莫大な情報を持っている中で
作る経営計画の精度は上がるかもしれない。
なのでちゃんと裏側でデータを残しておくっていう作業は
今一番重要なことの一つじゃないかなとは思いますね。
ありがとうございます。
それでは本日は経営計画書の浸透について
松原さんよりご解説いただきました。
今日の考え方を参考に経営計画書の浸透について
自社でどんなことができるかを考えてみてください。
それでは松原さん、本日の仕組み関係へのヒントをお願いします。
今日は方針を浸透させる仕組みがあるかどうかというのを
ぜひ考えていただきたいなというふうに思います。
経営計画書、冒頭でお伝えしたように
活用するということと浸透させるということは
同時並行でずっとやり続ける必要があるんじゃないかな
というふうに思っております。
浸透させるということに関しては終わりがないですね。
ずっとアップデートをし続ける
仕組み家経営のOSのアップデートに
終わりはないと思っております。
そのためにどういうふうなところ
毎日やっていることであったり
毎週やっていること、毎月やっていることの中で
自社ができる範囲内で
仕組みを浸透させるような仕組み、仕掛けというのを
ぜひ考えていただいて
それを導入していただけると
仕組みが浸透していく。
その結果、活用の精度が上がっていく。
そうすると業績イコール戦略確率×実行確率で
業績が上がっていくというふうになってくると
私たちは確信しておりますので
ぜひ浸透させるための仕組み、どんなのがあるか
考えてみていただければと思います。
はい、ありがとうございます。
それでは本日のメインテーマは以上で終了になります。
それではここからは毎回恒例の
雑談タイムに入っていきたいと思います。
今日のテーマは今一番欲しいものです。
何かありますか?
2つあります。
買えばいいじゃんって思わないけど。
1つがKindleの新しいやつがあるんですよ。
iPadみたいなやつ。
私は電子書籍をすごく読むので
Kindleオアシスというのを使っているんですよ。
Kindleオアシスは物理キーが付いていて
すごい良いんですよ。
ただ唯一の難点がType-Cじゃないんですよ。
今は全部Type-Cじゃないですか。
っていうのが一番の私が
Kindleオアシスの新しいのが出たらすぐ買うんですよ。
ただもう4年5年出てないんですよ。
今のKindleのペーパーホワイトかな。
だいぶサクサク進むっていうことがあるので
それちょっと欲しいな。
触ってみて結局オアシスに戻るかもしれないから
使ってみたいなっていうのが1個と
名前がチル
原宿で検索したら出てくると思う。
チル原宿パジャマ
原宿にも着ていける
チルスティ
原宿に着ていけるパジャマっていうのがあって
これは今買おうと思ってるんですけど
これもすごい良いみたいなんですよ。
デザイン性だけではなくリラックス
着心地もめっちゃ良いみたいな
寝まきりだけれどもそのまま外に出れるみたいな
これで仕事でやりたいなと思ってるんですよ。
テレワークのとき。
このままこれで起きてそのまま仕事できるっていう
たぶんイメージめっちゃ良い
ホテルに泊まったときにあるめっちゃ良い寝まきって
めっちゃ触り心地いいじゃないですか。
あれな気がしていて
あとこの温泉とか行った後にこれに着替えたら
極楽になるんじゃないかと思っていて
これ今一番欲しい。筋トレよりこれが欲しい。
買えばいいじゃんって話なんですけど
上下で2万弱なんですよ。
何が問題かというと
何色にしよっかなっていうのと
今若干寒かったり暑かったりするこの季節
今6月2日
長袖がいいんだけど寒くなる
もうちょっとしたら半袖半ズボンでいける
だからもうちょっと暑くなるのを待ってるみたいな
ただ長袖長ズボンの方がいいなみたいな
これちょっとすっげー欲しいです。
チルストリート
いいですね。私もサウナに行くときは
こういう着替えを用意して持っていくぐらいでいいな。
めっちゃいいでしょ。これいいです。おすすめです。
本間さんは何かあるんですか?
欲しいものはたくさんあるんですけど
愛ですか?
愛はもう十分すぎるほど奥さんからいただいて
それは素晴らしい
私は一昨年家を買って
4LDKに住んでるんですけど
自分の部屋がないんです
夫婦の寝室はあるけど
自分の部屋がないので
夫婦の寝室で仕事をしたり
教養スペースがあるので
ポスターとかそういうの貼りたいなと思っても
貼らせてもらえないというのがあるので
自分の部屋というよりガレージが欲しいですね
前から言ってる
そうですね
ガレージに別に車停めなくていいので
テーブルとかバーカウンターとか置いて
みんなが遊びに来た時にそこで飲み会とかできたら
コンテナみたいなのもいい?
全然コンテナハウスとかでもいいので
外に自分の部屋が欲しい
いつやるんですか?
もう2年ぐらい経ってるよね、それ構想してから
なかなかOKが出ない
夢を夢のままで終わらせないじゃない
夢を追い続ける姿勢と言いますか
幸せはプロセス
いつか
いわゆる大人の秘密
いつかいつかと思うなら今
でも私お小遣い1万2千なんです
はい、ということで
次回はまた別のテーマになりますので
お楽しみにというところで
それでは本日の放送は終了になります
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それでは来週もお会いしましょう
さよなら
またぜひこの番組を聞いて
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それでは次回もよろしくお願いいたします
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