1. AIとプライバシーの温度感
  2. #1 私用のAIのほうが、私のこ..
2025-04-21 22:24

#1 私用のAIのほうが、私のことを知っている気がする

最近、ふと気づいたんです。
仕事で使っているAIより、私用で契約しているAIのほうが、
「あ、わたしのことちゃんと覚えてくれてるな」って思える瞬間があるなあと。

スケジュールの提案や言葉の使い方、少し前に言ったことを踏まえて返してくれる感覚。

それって、なんだかちょっと嬉しい。
でも、その“わかってくれてる”感じは、どうやって生まれてるんだろう?

今回は、そんな日常の気づきから、「情報を預ける」という行為の心地よさと、
その裏にある“学習される”ということの温度感について、ひとりで考えてみます。

サマリー

このエピソードでは、AIとプライバシーについての考察が進められ、個人が利用するAIツールがどのように自分を理解し、役立てるかが話題になります。また、業務用ツールとの違いやプライバシーに関する懸念も取り上げられます。さらに、AIとプライバシーに関する倫理観や社内利用、リスクバランスについても考えられます。新しいポッドキャストの開始を通じて、AIの活用が今後のコミュニケーションにどのような影響を与えるかも探ります。

ポッドキャストの目的と背景
はい、皆さんこんにちは。AIとプライバシーの温度感です。
この番組は、AIやプライバシーをめぐる話題について、
実務の現場でふと立ち止まってしまうような判断の迷いや、
言葉にしづらいもやっとした温度感を、
一人ごとのようにゆっくり考えてみるポッドキャストです。
法律でもなく、技術だけでもなく、
これってどうなんだろうという視点から、
今日も一人で話していきます。
パーソナリティーのearlyです。どうぞよろしくお願いします。
はい、始まりました。AIとプライバシーの温度感。
これまで、このリッスンというプラットフォームでは、
earlyのつぶやきというポッドキャストを100回続けていました。
今回、もう一つのポッドキャストを始めてみようと思いまして、
AIとプライバシーの温度感というタイトルでスタートしてみました。
初回は、ちょっと最近考えたことなどを、
一人がたりで話しながら、ちょっと皆さんと一緒に考えられたらなと思います。
私自身、このタイトルにあるように、
AIとプライバシー、これに関して普段から考える機会が多くあるんですけれども、
本当に皆さん実感していらっしゃると思いますけれども、
技術だとか、新しいルールというのが本当に早く変化しています。
僕自身、最終的に結論が決まったら、集大成みたいなものをキャッチアップするから、
議論過程とかはあんまり追いつけないなみたいになっちゃったんですね。
ただ、それってたぶんこのままいつまで経っても、
これがAIやプライバシーに関する最終的な結論だということは、
おそらく来ないだろうなというふうに思ったときに、
この議論過程だとか、今何が起きているかということを、
一つずつ自分なりに噛み砕いて言葉にしてみるということが、
一番大事なんじゃないかなというふうに思いまして、
僕自身がある意味そういう咀嚼する時間として、
このポッドキャストの収録時間を使いたいなというふうに思ってたりします。
そんな僕自身のしゃべりが何か皆さんにもお役に立てたらいいななんて思ってますけども、
まずは僕自身に対して言っているような感じで、自由に話してみたいなというふうに思います。
AIツールの利用と利便性
初回どういう角度から話そうかなというふうに思っていて、
すごくベーシックなところから話してみるのも全然いいと思うんですけど、
せっかくなんで、これって僕自身も個人的な意見としても本当そうだなと思ったあるトピックを、
今日は初めて話してみようかなと思います。
それはですね、まさに僕自身が触っていてよく感じることなんですけども、
今やですね、おそらく多くの会社で社内で使うことが許可されているAIツールだとかそういったものがあり、
その会社の利用方法、ガイドラインなどでこういう情報は入れていいですよとか、
こういうふうに使ってくださいねみたいなルール付けがされている会社が多いんじゃないかなと思います。
一方でですね、ご自身で自分のポケットマネーから課金をして使う様々なツールというものも同時にあると思います。
当然ながら自分自身で管理して契約しているツールなんかは、
ある意味自分自身がルールを決めてどういう情報を入れるかというのは裁量を持っているわけなんですけども、
最近、ちょっと1ヶ月前くらいでしたっけ、
なんかチャットGPT、具体的にチャットGPTの方に自分を分析してアドバイスしてみたいなことを言うと、
それまで入力していた自分の情報から、あなたはこういう人ですよねと、
だからこういう風なアドバイスをしますというようなことをかなり詳細に答えてくれると。
それを見た時に、僕は率直にこれはすごく便利だなという風に感じましたね。
なんか入力すればするほど自分のことをどんどんどんどん理解していってくれるなと。
一方でですね、これも仕方ないんですけども、例えば業務上で使っているツールとかは、
多くの会社、そんなのかなって想像するんですけど、その入力した情報を学習しないという風になっていたりするんじゃないかなと思いますね。
それは情報管理の観点からも非常に重要かなと思うんですけど、
そうなってくるとですね、なんか入れた情報が本当に言葉通りに解釈されて、
なんか結構トンチン感な答えを返してくるような感覚が比較するとどうしても出ちゃってました。
だからそれがモデルの違いとかそういうところがあるのかどうかというとこは若干わかんないんですけど、
確実に言えるのは、仕様で使っているものの方がそういった機能がどんどんどんどん実装されていって、
自分のことをデータとして学習すると。
ただそれ自体があくまで自分が使うことにだけ使われるようだったので、
気味悪さとか、このAIとプライバシーの温度感というところでいうとこのプライバシー的な形で嫌だなという感覚は、
僕個人はそこもそんなに感じなかったんですね。
なんでそうなのかなと思ったときに、おそらく自分自身が入れた情報に基づいて判断してくれているんだから、
自己責任というか、自分の入れた情報の範囲で考えてるんであれば、そこにはずれはないというか。
昔初期というかですね、そんな昔じゃないかもしれませんけど、
例えば自分の名前を入れたときにその人は小説家で何とか賞を受賞しててとか言って、
全然違う人のプロフィールをですね、紹介するようなことがよく話題になってたと思います。
典型的なハルシネーションの例みたいな感じで言われてましたけど、
そういう感じで自分のことをチャットGPに聞いてみたら、
全然違う人として解釈されたというような経験が最初期にはあったかなと思うんですけど、
そうじゃなくてですね、もう自分用にカスタマイズされて、
どんどん最適化していくっていうことは結構使い勝手の良さには直結するんじゃないかなというふうに思いました。
ちょっとその辺はまだよくわからないですけど、
業務上使っているツールについてもあくまでその紐づいているアカウントの人が入れた情報から何かパーソナライズなり最適化する?
過去に入力した情報を踏まえたアプローチを出すっていうことはできてもいいような気もしますしね。
さすがに自分がプライベートで使っている情報を自分の業務上のアカウントにも連携させて、
強くてニューゲームじゃないですけど、僕自身を知り尽くしたAIを業務上に持ち込むみたいな。
それはちょっと難しいかもですけど、何となく常に常に業務上使っているやつが真っさらな状態で向き合っているような感覚はあったりして、
それが何となく差となって現れてきたりするんじゃないかなっていうのは僕は気になっているところですね。
結局AIとかプライバシーにおける問題点っていうのが、いろんなパターンがあると思うんですけど、
意外と受け入れ、自分自身がコントロールできる範囲でそういった自分の最適化した過去の入力したデータに基づいた情報がどんどん蓄積されるってこと自体はそんなに抵抗感はなかったなという感じです。
最初はびっくりして、何これ?なんで覚えてるの?みたいなことを言うと、すみません、なんか不快でしたかと。
倫理と法規制の重要性
もしこれ以上残したくないって言うのであれば削除しますみたいな。そんなことを言ってくれたりもして、それで本当にデータが消えるのか?
一方でそれやっちゃうと過去のやつが全部忘れ去られて、そういう最適化できなくなるんですけど、それとトレードオフですみたいなことは言ってたんで、そういうふうになってたりするんですかね。
なので、そこは本当にいかようにでもというかですね、最終的に入力したデータっていうのはずっと持ち続けられているんだろうなというところはそれで容易に想像がつくわけなんですけども
それをどういうふうに使うかっていうのはAIツール提供側にかなり依存はしてるんですけど、そうなってくるとやっぱりAIを作ってる側の非常に高い倫理感というかですね、それを使って悪いことしないっていうことがすごく重要になってくる。
っていうのが僕も話しながら自分でつながってきて、これがこのポッドキャストの目的でもあったんで、いいかもなぁと思ってたりします。
どういうことかというとですね、これは僕の個人的な意見なんですけど、そのAI法だとかそのAIを司る様々な法規制、特にEU圏内だとか日本にもそういった議論は当然ありますけども、
結構AIを作る事業者とかがターゲットとなっているようなイメージがあって、それぞれの企業、それを使う側においては直接的にAIを作っていない限りは少し距離があるのかなというか気がしてたりします。
この辺りの距離感というか温度感というかを実務の観点からどう捉えればいいかなというのは結構僕もわからない部分は、手探りな部分はあって、
なぜかというとですね、結局まだまだその倫理観みたいなところを云々する前に、まず使わなきゃいけないっていうのが優先してきてるのかなと、ここ1年ぐらいの流れですかね。
なので、なんかその倫理を問ったり、非常にプライバシーを重視するっていうことを会社の立場で言ったり、それを管理する側で言うものとしても、
なかなか社内利用を制限する方向にロジックとして働きやすいのかなとは思っていて、それをあんまり良しとしないというか、最適なリスクバランスをどうやって取ればいいのかなというのを考えることが多いです。
なので、だんだんちょっと今日の話からより抽象度の高い話になってきたので、そろそろ終わりにしたいなと思っているんですけど、そんな感じで話を元に戻すと、だんだん仕様で使っているやつが賢くなっていく。
一方で会社で使っているものはそうやって学習がなかなかされない。そこのギャップっていうのが今後何か新しい動きにつながるんじゃないかなというふうに思っているというような話でした。
AIとプライバシーの温度感というポッドキャストがどういうふうにこれから展開していくかというのは、僕も正直よく分かっていないんですけど、こういう話をしていく中で、僕自身もここの部分、自分でもちょっと逃げてたなとか、何でしょうね。
分かった気になってたなとか、すごく最初の頃考えたところからずいぶん状況変わってたんだなっていうのを、ゆっくり考える時間というのもなかなか持てなかったりするので、
ここでは自由に話したりしながら、そういった試行錯誤を皆さんに共有できたらなというふうに思います。
新しいポッドキャストの展望
ということで、大体今17分ぐらいなんですけど、こんな感じでテーマを決めながらぐるぐると話をしてみる。
その話の感じから温度感みたいなのが伝われば嬉しいなという、そんなポッドキャストを今日から始めていきたいと思います。
時間をどれぐらいにするかとか、できるだけ更新は細かにやっていきたいなと思ってたりするんですけど、この辺はリズムをうまく見つけ出しながらやっていきたいと思ってます。
それでは、今回記念すべき初回でしたけれども、いかがでしたでしょうか。
AIとプライバシーの温度感。
温度感って言いながら今、小竹正義感みたいな感じで、温度感っていうのは結構いいなと思いました。
裏話というかですね、アフタートークって感じなんですけど、
この皆さんも薄々感じてるかもしれませんけど、このポッドキャストタイトルとかですね、概要欄のメッセージとかですね、
あと最初の挨拶とかですね、はたまたアイコンとかですね、これも全部AIに考えてもらったんですよ。
で、こういうふうにですね、さらにはこのListenというプラットフォームは話した内容がテキストにですね、自動で書き下ろされるということで、
それをですね、見て、またそれをノートにまとめて、AIにちょっとテキストを食べさせて、
で、ブログにノートにするみたいなこともできるんじゃないかなと思うんで、
なんかそういう本当にAIを使いながら、AIのことを考えるというようなですね、不思議な構造。
なんかAIのことを最近考えると、なんかこの構造が面白いなっていうふうに思いますね。
すいません、なんかもう終わりますって言いながら、ちょっと話が続いてるんですけど、
なんか結局AIっていうのが、生成AIっていうのが今もはや最後自動化するツールだとか、何かするツールというよりも、
なんかこの人の考える力を拡大したり、何かこうやりたいことをサポートする機能があったり、
なので僕なんかはね、こういう新しいポッドキャストを考えるっていうことをサポートしてくれたりするので、
なんかそういうふうに使われてるし、なんかそういう、これにも使える、あれにも使えるみたいな感じですね。
本当に今を一緒に楽しむというかですね、使いながら考えるっていうのがすごく今風というかですね、良いのかなとは思います。
どうしてもですね、なんか新しいツールって抵抗感があったりしますよね。
僕もでもAIにすごくついに僕も触れないテクノロジーがきたかみたいな感覚を勝手に思ってたんですけど、
今急に思いましたけど、Twitterを最初触ったときもなんかもう全然訳わかんないなと思ってましたね。
いわゆる普通のリツイートもなかった頃ですよ。
なんか気づくと結構大衆に使いやすくなったりして、そういうときにちゃんとキャッチアップするっていうのが大事。
それぐらいの気持ちでもいいかもなと思いつつ、やっぱり先行者利益というかですね、先にやればやるだけ得るものもあるので。
そこはどういうふうにですね、こういった新しいツールと向き合うかっていう人の個性が現れたりするのかなと思いますけども。
僕は相対的に、僕の中で相対的に言うんであれば、これまでよりはこのポッドキャストをするということも含めて、
もっとAIとプライバシーについて恥ずかしがらずですね、正面から向き合えたらなというふうに思ってたりします。
ということでアフタートークでしたけども、AIとプライバシーの温度感、こんな感じで続けていけたらなというふうに思います。
それでは最後まで聞いてくださった方どうもありがとうございます。
ぜひまた聞いてくださると嬉しいです。
今日はここまでです。バイバイ。
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