人間の行動と本能
倉木 凪です。
最近のエピソードで話した通り、人間は感情と理性が別次元で動いているし、理論上、理性で感情を抑えられるような言い方をするけれども、実際そんなことはないし、
その前のエピソードで話したのは、感情で人間の思考とか行動なんかが根本的に決まってくるし、という話をしたんだけど、
もっと言ってしまうと、今回の話はね、まずもう結論から言ってしまうと、
人間って本能で、もう全てね、本質的には人間の行動で決まってくるっていう風にね、昨日気付いたんですよ。
本質的にっていうのはどういうことかっていうと、
マクロの視点、あとは長いスパンでいうと、
もちろんね、随所随所でもちろん、人間の意思によってね、いろいろ変化はあるんだろうけど、行動のね。
で、その本質的ってどういうことかね、もう少し話すと、
例えば人にね、何か嫌なことされたとすると、
まあ他の動物だったり、虫だったり、まあ単純なものだもんって。
まあ攻撃する。
自分の命を守るために攻撃する。
でも人間ってね、まあそういう人もいれば、
まあそういう人もいますよ、もちろん。
でも大抵はね、その時はグッとこらえて、
で、あとから意地悪したり、友人にね、ああいうこと、こういうことがあったと悪口言ったり、
あとは聞こえがわせに何か言ってやったり。
まああとは逆にね、嫌われてるかもしれないなと思って優しくしてあげる人もいるかもしれない。
でもどれも本質的には変わらないですよね。
やっぱり相手にやられて、いろいろ自分で考えて、
っていう他の動物はと違ってそうやって考えるっていう能力があるわけだけど、
でも何かしらのそういう行動として表現してるわけですよね。
まあもっと長いスパンで言うと、
まあ人にやられたことを、やられて嫌なことは人にしてしまうっていう、
それが人間だと思ってるから、クラキは。
弱いもの弱いものに回っていくものだと思ってるから。
だってあれだろうね、あの最初にね、人にやられたことは、やられて嫌なことはするなと言った人。
そんなことはね、残念ながら人間にはできないんですね。
人にやられたようなことって知ってしまうんですよ。
こんな風にね、その行動という結果に至るまでの思考回路は他の動物と違ってものすごく複雑なんだけど、
でも人にやられて何か仕返ししたりなんだりっていう行動にやっぱり表してる点では同じことなんですよね。
そういう意味では本質的に変わらないと思うんだけど。
では同じことですよ、本能で相手に攻撃を仕返すってことを知ってるわけだから。
まあ、というか、自分を守ろうとしてるって言ったほうがいいのかな。
相手に逆に優しくしようとする場合もあると考えるとね。
そういう意味でも前回言った理性が働いてるように見えるときもあるかもしれないけど、
もうほぼほぼ全て感情次第なんだと。人間の行動はそれで決まってくるんだと。
というかもう常に本能とか感情っていうのは動いてて、
理性で抑制できたり、ブレーキかけたりできるようなもんではないと思ってるから、クラキュア。
理性と感情の関係
だからクラキュアは宗教やってたからね。人に対して怒りを持つのは本能だと思ってるから。
学生時代ね、それ歯磨きを応援してきましたよ。
もう、明らかに意地悪なこと言われてて、でも黙ってなきゃいけない。
前何か映画かな、相手に攻撃されても仕返しはしないというか、
そういうね、宗教なのか武術なのかね、物によってはそうやって。
あと仕事だったかな、なんだか忘れたけど。物によってはそういうふうに仕返しができないってことで。
苦しんでる主人公を見たんだけど。そんな感じですよね。
クラキュアも宗教でそういう教えがある以上、黙ってるしかないっていうふうに思うわけですよ。
別にその宗教はどうのこうのじゃないんだよね。
宗教やってたって別に仕返しする人はするだろうし。
クソ真面目に何か受け止めてたクラキュアはいけないんだけど。
で、その意地悪言われてる間はずっとね、堪えてるわけですよ。
が、いくら理性で、すぐ何か言ったりしないっていうふうに周りには外から見えてるもんだけど、自分でもそう思ってるかもしれないけど。
感情を抑制することってやっぱりできないんですよね。
だからただただストレス溜まるっていうことにしかならないんですよね。
これで本当に理性によって感情を抑えることができてるのであれば、そんなストレスなんて溜まらないでしょ。
さっきも言ったね、短期間では可能だって言ったのは、例えばケーキがあって大切なためだと思って。
それは止めることはできるかもしれないけど。
それはでもその一回できただけであって。
人間の意思の追い払いなんて少ないから。
やっぱり長いスパンで言うとね、そうやって意思力のある人は我慢できるし、そうでない人はやっぱり食べてしまうし。
それはもう決まってきてしまうんですね。
それではしたっけ。
