自閉症スペクトラムとパニック
今回も人生哲学科会なんですけど、今回ちょっと倉木自身のことなんですけど、いきなり具体例から話し始めますが、あの食事中ですね。
まあ昨日も実際こんなことあったんだけど。
なんでこんなことたとえにして話すんだって、まあ思われるかもしれないけど。
最近はね、あの
食事中、なぜかね上の方を向かないと、あのまあ風味を感じるのは鼻の奥の方なんですけど。
上向かないとダメなのかな。で、普通に前向いてたらあまり味感じなくてね。味覚は感じてるのかもしれないけど、それさえも怪しくて。
でも昨日、椎茸食べてるときね。
まあバターのおかげなんだろうけど、別に前向いてるだけで味感じたんですよ。
で、その直前まではね、そんなことなかったから。で、その後それがはっきり
確認されてるからね。もうパニックなるわけですよ、こういう時って。あれいつもと違って味してるぞと。
で、これいろんな解釈できるけど、まあ はっきり言えるのは
パニックになってるってこと。 あとは、こだわってるってこと。
上を向かなきゃ
味は味わえてないはずなのに これで味わるって
逆になんか問題じゃないかと。 もっと上向いてたら本当はもっと味わえたんじゃないかとか。
まあでもとにかく一言で言うとパニックになってるんですよ。 何が起きてるんだと。でもね、それでいいわけじゃないですか。
そうするとクラキの勘違いが起きてるのは、原因はね。
前向いて、ああこれは味が濃いもんだから味わえるんだで、いいはずなのにパニックになっちゃうし
それを受け入れられないし。これいいことでさえ受け入れられないですから。
自閉症でいるんですよ。 親が3時に帰ってくるからって言って
3時に帰ってこないとパニックになるっていう。 意味がわからなかったんですよ。
本人はどういうふうに説明されているかというと
3時に帰ってくると言われたら、それが絶対になってるんですね。
この世界の真相真理になっているんです。この子供については。 親が3時に帰ってくるのが
当たり前というか、そういうもんなのと。
だからその事態じゃない、そういうふうなことが起きないと
その限りでないと
パニックになるんですね。 これと全く同じことしちゃってるなぁと思ったんですよ。
ただ単純な話。思ったことと違うから
何が起きているのかわかんない。 さっき言った子供も別に
親に いろいろ理由はあるんだろうけど
それよりも何よりも、とにかくよくわからずパニックになってるんですよ。
というのが今回話したかった一つ目の話。次の話がですね
苦しみの連鎖
これはちょっと人生哲学っぽい話になるんだけど
これはもうわかるまでしばらく何年もかかったけど、というか20年以上かかってるんだけど
何か苦しみを
失くしたり遠ざけようとしたら、届けたら 絶対次の苦しみがまたやってくるんですね
これは別に宗教的な話じゃなくて 生物理学的な原理でこれ
でも
絶対なんですよ、残念ながら。 最近クラギも足の裏が痛くて
で、ちゃんと ただの豆であることを理解したらね
それは だいぶ救われるでしょうね
でもそうしたらまた別のことで 認識が向くようにできてるんですね
面白いものがこれとそれ 同時変更ならわかるじゃないですか。例えば
8月1日にそのことに気づくんだら
それ以降も悩みがあるんだら 8月1日以降は悩みが2つになるはずじゃないですか
違うんですね、これどういうことなんでしょうね まあそれ8月1日になっても気づかないのか気づいていても
一つ目の悩みが大きくて
まあまあそういうことなのかな
でもこうしたのが
悩みが大きくなるってことではないんですね 悩みがなくなった瞬間に新しい悩みが出てくるわけですよ
まあでも今までもすでにそのことは気づいてたのに それが悩みに感じたりってことなのが多いのかな
まあでもそのタイミングで次のことが現れて 本来であればね
あれなのにもう一つ目の悩みをなくしたがために次の悩みが強く感じられたり
っていうことがあるんです。だからね 今回もねそれも分かってるから
どうせまた次の悩みが現れるかなと思って
悩みをなくそうとはしなかったんだけど これってねもう誰にでもある
もうしょうがないことなんだけど でも今みたいにね考えることができると思うんですよ
これは悩みをなくしてもしょうがないんだでも悩みをなくしたい っていう時に
今の考え方があればね 悩みをなくそうとしたりしないじゃないですか
全く無意味な考えではないと思うんですよこれ
悩みをなくそうとしたら別の悩みが 現れたことですね それではしたっけ