二度あることは三度ある
前回の続きなんですが、早速本題に参りたいと思います。
二度あることは三度あると三度目の正直は矛盾するのではないかという話ですね。
前回は確率的に、二度は短期間で起きるようなことは三度あるであろう、そういう確率は高い。
これは誰でも経験的に分かっていることだと思うんですよ。
でも、そんなことは忘れてしまうかと思うんです。
そういう意味では、この言葉座を胸に抱いて、頭の片隅に置いておくというのはある程度大事かもしれませんが。
確率云々もそうなんだけど、動物って厳格義でするんですよ。
迷信行動とも言うんですけど。
これ人間だけじゃないんですね。
ハトとかね、動物実験で猫と有名なのがあるんですけど、
これもはっきり動物っていうのはそういう迷信行動をとるという証明されていて。
簡単に言うと、何度かやってうまくいったようなことは同じ行動を条件反射的に繰り返す。
あるいは失敗した場合はその行動は繰り返せない。これは当然だけど。
人間だとね、右足から靴下履いた日はうまくいった気がしたら、
それから右足から履くようにしているとか、そういうことですね。
これ生物学的には確率云々じゃなくても、それが自然だし、
それが現代社会を生きる上でどの程度いいのかわからないですけど、
でもそういうふうにできていると思うしかないんですね。
前回も二度あること三度あるは生物学的に非常に理にかなった考え方だと話しましたが、
クラキの自論だけど、クラキも全く経験的に言ってそう思いますね。
二度あること三度あるという教訓を胸に抱いて生きていくというよりは、
そのままこの考え自体、理にかなっている、生物にとっては理にかなっている、
というかこういうふうに思うようにできていると言った方が正確なのかな、なんですよね。
三度目の正直、例えば受験生が一回目落ちても二回目落ちても三度目はわからない。
これクラキの自論なんだけど、クラキは才能で人間って決まっていると思っていて、
ある程度準備をしたのであれば、一回目ダメだったらもう二回目三回目当たってもダメなんですよ。
もし一回目ね、たまたまボーダーラインで落ちたらたまたま二回目三回目は落ちるかもしれないけど、
浮かるかもしれないけど、それはたまたまでしょうね。
ちょっとこのことわざの本意とはまた話が変わってきますね、それだと。
なぜかというと一回目たまたまダメだっただけだから。一回目うまくいってたかもしれないし。
日本人って努力進行があるから、一回目ダメでも二回目よりその経験を積んで努力して、
それがダメでももっと本気出していけばみたいな、そういう意味合いもあると思うんですけど、このことわざ。
でもね、二回目ダメだったことをいくら本気出したってやっぱりダメだし、実際大学受験ってそうなんですよ。
老年したってね、それで成績偏差値が上がる人ってほとんどいないんですね。
あれは元々受かるレベルの偏差値がある人が予備校に行って、それよりレベルが低いとこだったり、
もう一回受けたら受かったとかそういうからくりなんですよね。
長い期間勉強したら偏差値が上がるってものでもないんですよ。
このことわざはね、まやかしでしかないですね。ことわざに立てつくなんてね。
まあそんな恐れ多いこととは自分でも思うけど、でも他にもそういったものはありそうですね。
あとは、まあ都合よく解釈されてしまっている。
だから大幅にもともとの意味とは違っているだろうというものも全くないわけではないですし。
もう一度おさらいですけど、二度あることは三度あるか。それはもちろんわかんないことですよ。確率が高いというだけで。
ただ生物学的なことを言うと、二度あることは三度あるような気がするような仕組みなんですよ、人間って本能的に。
前回も話したようにクラキは、そういうルールにして厳格義で、二度失敗したことはもうどのタイミングで諦めるかって人それぞれだけど、クラキはそういうルールにしてるんですよ。
好きこそ物の上手なれ
三度目で諦めるか四度目で諦めるか。その時その時変えるのも嫌なんで、二度失敗したことはもうダメなんだという風なルールにしてたことはありますね。
そういう意味ではこれいい教訓になると思うんですよ。
逆に三度目の正直っていうのはちょっとややこしくする話ですね。二度あっても三度目はわからないって言ってるわけですから。
逆に二度失敗したことを三度目もしうまくいってしまった場合、クラキはちょっとパニックになるでしょうね。
逆に失敗してもらった方がその後スムーズに成功できると思いますね。
では次。好きでこそものの上手であるという。下手は横突きどっちが正しいか。
前者は好きなものをやってれば上手くなる。後者は下手なくせに好きになっちゃってみたいな意味でしょ多分。下手の横突きですもんね。
まあないもの出たり的なニュアンスも感じますよね。
自分が下手で強がっちゃって、なんかもう好きでいるみたいな。
あとは身の丈にあってないことをやってしまってるなって感じもありますね。
苦手なくせに好きなのは一応好きなんだろうみたいなことですよね。
これ言われちゃ得意なものと好きなものが一致しない。
だから苦手で好きなんだけどでも、やってみたいんだけど苦手なものが多いクラキとしてはもう。
これ言われちゃもうたまったもんじゃないし。
でも全然いいだろうと思っちゃいますけどね。
例えばゴルフは見るの好きで自分でもやってみて、運動神経苦手だから、運動神経悪いからやっぱりダメなんだけども。
でもとにかくやってるのが楽しい。
乃木坂でもいましたね。ダンス苦手なんだけど、とにかく踊ること自体が好きだからいいんだと。
でもそういう割り切れるってね、すごいことだなってクラキは思っててね。そんな幸せな人生ないんだよなと思うんですよ。
人と比較してじゃなくて、好きなんだからやるんだっていう。
だからそういう意味では下手な横好きってあんまり好きじゃないんですね、この言葉。
好きなら別にやっていいだろうと思うし、下手だとかなんだとか言われる筋がないんじゃないかと思っちゃうんだけど。
ちなみに、好きこそ物の上手さであると、矛盾してる部分はもちろんありますね。
もちろんこの言葉には、わざとこういう風に取ろうとしてはいないんだけど、一応好きだから、好きなんだけど苦手な場合もあるっていうこともあることはこれでわかりますし。
好きなものの好きこそ物の上手なれ。
クラキも以前は非常に経験的にその通りだなと思ったことはあります。ただね、今は全くそう思わないですね。
現実的に言ってもそうですね。
好きか嫌いかに関わらず、ある程度やってたら上手くなる人は上手くなるし、上手くならない人はならないし。
ただね、現実的にとは言ったけど、好きなことだったら続けれるから。
続けるってことはね、それだけチャンスが増えるから。
例えばユーチューバーが3ヶ月で辞めるのか10年続けるのかじゃ、全然上手くいく可能性変わってきますよね。
3ヶ月だったら諦めたらダメだと思うのか、この4年目で上手くいくかもしれないし。
だからそういう意味ではこのことわざが正しいと思えるんだけど、ただクラキはここで簡単に頷けたりはできないんですね。
なんでかというと、今の話だとこのことわざ、またそれはちょっと話が変わってきちゃうんじゃないかなと思うんですよ。
好きなものをやってたら、運次第で長くやってる分上手くいく可能性があるっていう話だから、このことわざって言いたいこととはまた違うような気がしちゃうんだけど。
そこまで細かく話すと考えるとあれなんで、いいとは思うんだけど。
今までいろんな人見てて、好きこそものの上手な正しいなと思ったこともあるし、全く関係ないなと思ったこともあるし。
あと好きなことを仕事にしちゃいけないとか言う人もいますしね。
好きなことを仕事にしてそれで上手くいくどころかそれで続けれないのであれば話がまた変わってきますよね。
それではしたっけ。
