00:01
はい、こんにちは、ポイエティークラジオです。
本日のお相手は、私、柿内正午と、
わかしょ文庫です。
どうぞよろしくお願いします。
ということで、たぶんこれ2週連続配信だと思うんですが、
今回も双子のライオン堂で録音しておりまして、
オーディエンスとして竹田さんと宮崎さんに見守られながら、
お話をするという、なんか疑似イベントっぽくなってますが、
よろしくお願いします。
もう一回、改めて告知をしてお願いしてもいいですか。
4月8日土曜日の午後5時から、
第3回随筆解剖教室というものを行います。
副題が文の原理について考えるです。
第3回なんですけど、第1回、第2回と、
宮崎智之さんとわかしょ文庫でやっていて、
第2回はゲストをお呼びして、
おるたな清志賀さんをお呼びしたんですけど、
第3回はかけないしょうごさんに、
真央自視でのご登場ということで、
ずっと僕が出してくれ、出してくれって。
本当にありがたい話で、
第3回開催いたしますので、
こちらぜひ双子のライオン堂さんの、
Twitterですかね、Twitterやホームページなどでチェックしていただいて、
ご興味ある方、チケットお申し込みをお願いします。
お願いします。
いや、すばらしいですね。
まとめて僕と違って。
そうですか。
いやでも、すごい楽しいイベントになると思います。
で、ちょっとわかしょさんとはじめに、
このイベントに関してでお話しておければなと思っているのが、
その一つ、今回の大きなイベント、
今回の第3回としての大きな問いとして、
随筆であったりエッセイみたいなものが、
今一つ盛り上がってきている。
もしくは、ある意味個人というものが、
他の社会的な肩書きだったりなんだったりっていうところから、
ある意味自由になりつつ、
何か語っていく一つの道筋として捉えられているみたいな風潮が、
ひとつ読まってはいるんだけれども、
なんかそれが何か、
そういう価値観も強まっている感覚が、
僕自身にもあって、
和田さんの発言からも、
そういうところがあるんじゃないのかなっていう風に思っていて、
そこのある意味、もやもやというか、
問いについて、
自分自身が、
自分自身が、
自分自身が、
自分自身が、
03:00
自分自身が、
自分自身が、
自分自身が、
自分自身が who am I?とか
問いについて、
今の頭出しとして、
どんなことを考えているのかな?
そうですね。
自分のことを正直に書くっていうのを、
突き詰めると、結局、
センセーショナルな事件とか、
出来事とかについて、
書けば評価されるのかって言うと、
そういうものを読んで、
こんな世界があるんだみたいな、
面白く思う気持ちは いろんな人が持ってると思うんですけど私がちょっと懸念しているのはやっぱりそうなることでその
各側もリスクを思いますしそれが何かこう なんて商品になっちゃうんじゃないかとかまあ
ひどくこう傷ついてしまうんじゃないかっていうのが特に最近はあの マイン sns も盛んなのでそこにそこがこう
結びついてしまうととても怖い ししかもそん
言ってしまうと本って一生食えるほどは売れないじゃないですか そうだからなんかそこまでのなんかリスクばかりが大きい状態で
こうそういうブームになってしまうとな何が起きるんじゃないかなっていうふうにちょっと 怖くなっているっていうのが私はあります
そうだほぬそこはすごい僕も すごい関心があるところではいなんか
なんだろうな別にその 僕その初めては箇所文庫さん
とポッドキャストでお話したときにランバダを表してなんか人間と服着てるけど 服の下すぽんぽんなんだよ
ねえですねっていうことを話したんですであれ割と未だに いや未だにというか冷静に考えると何言ってるよくわかんない
なんかあの当時はすげーいいこと言ってたなって思って今も割と何かしらの的を得てる 気がして何を何かなんだかわかんないんですけど
要するに赤さんのもともとランバダの頃の文章って今の話で割とセンセーショナルな ジャーナリズムに近い文書書かれてて
ある意味すぽんぽんなんですよってなんかその僕すごい嫌いなんですけどその昔の映画 とか
雑誌とかの記事を読んでるととりあえず脱いだらえらいみたいな ある女優はもうとりあえず体当たり演技で脱いだら一皮剥けるみたいなクソ価値観があって
なんか割とそこに乗っかりそうな雰囲気はあるんだけどでも 服は着てるんですよそのランバダの時点ですでに
だからそこのじゃあその ただたださらけ出される何かっていうものじゃなくて何がそれをそのある意味
コーティングしてるんだろうって思った時に多分そこで出てくるのが 文体であったり文の芸みたいなものだと思ったんですね個人的な解釈としては
なんか そこでただ単純に文章でと
06:00
ありのままそのまま伝えやすく伝えるだけみたいになってくると言い方として文の 芸じゃなくて文章術になると思うんですよね
なんかわかりやすくあったことそのまま誤解なく伝える 最初に結論を書いてみたいな
みたいなことになると思っていてそこの微妙な違いが実はかなり大きいんじゃないのか っていうのが
すごいこう思っているところで 初期の頃のランバダの頃と今で考えられていることも
まあそれこそランバダのね1作目から3作までの間に変わってますし そこの後のウロン機構から今の
短編小説だったり大相撲観戦記だったりっていうところでも全然こうどんどん問題意識が 変わっていってるのは伝わっているのでその辺でその若者さんが
さらけ出すことに対してのスタンスとしてどう変わっていったのかなっていう話は イベント当日にめちゃくちゃ突っ込んできたところだなというふうに思っています
なんでまぁちょっとあれですねあの本編ではそういう どうさらけ出すもしくはさらけ出さずにやる方法っていうのは何なのかみたいなところを
お話ししていければと思うんですがそれはもう当日 イベントの時にアレコレと話できるよう版で有料版でここから先は有料ですと
いうことで今日はここから先はあんまり ドイツに関係のないことをねお話ししたいなというふうに思って
そう メモによると
これからどんな話をする予定かというのを言っちゃっていいですか 大丈夫です
編み物の話 エブリーシングエブリウェアオールアトランスの話と大相撲感染期の起点となる文章
大相撲感染期というふうに頂いていて まずちょっとエブエブの話をちょっと私はすごく人としたくてでもエブエブの話し
ると私途中で泣いちゃうんで あっじゃあ最後にもう絶対ですね
あーそうですね 途中で泣き出したらすいません
関係があったらそこでおしまいにしましょう いやおしまいにしなくてもいいんだけど
僕もでもあれなんですよポッドキャストで自分が一番気に入っているのが劇場版の ゆるキャンの話をしてる回があるんですけど
その回の時僕もなんかゆるキャンの話なんかどんどんボロボロ泣いてるんですよ 泣きながらずっとゆるキャンの話をしてるっていう回が
自分で聞き直しても同じとこに泣いちゃうんですけど あれはすごくいい回だったなって
さっきのさらけ出さない方がいいみたいな話から 全然違うじゃないかってなるんですけど
絶音とエモーショナルの話になっちゃうんですね
今日はやっぱり元々友田敦さんがやられている代わりに読む人のレベルから
今一度中断してしまっていますが メールマガジンの試行錯誤っていうね
メールマガジンを発行されててその中で若塩さんが大相撲感染期っていう文章を書かれていましたと
で僕はそれを毎月 毎月読んでたというより何ヶ月間にまとめて一緒に読んでたんですが
とにかく楽しみに読んでて それがすごい
09:05
あの なんていうのかな
まずごめんなさいね やっぱり僕が厚苦しく若塩さんのお語りをすると
一度なんかこれ僕の中での若塩文庫史観なので ちょっと適宜講義を入れていただければと思うんですけど
ランバダの頃はある意味すごい 半ば露悪的に他人のことを散脱するような文章を書いてたんですよ
でそれはでもあの僕この初めの頃のポイエティックラジオで若塩さんが来た時の聞き返しで自分がすごい愚鈍だなって思ったんですけど
その頃の若塩さんの文章ってある意味その はてな匿名ダイアリーの
ある意味そのものすごいゴリゴリに男尊女卑的な価値観がはびこっている世界での
振る舞いとしての文体だと思ったんですよ でも僕その時あんまりそこでなんか今はもうそういうのないんじゃないみたいなことを
フワッと言っててお前ふざけんなよって聞き返して思ったんですけど なんか割とだからその頃の若塩文庫さんってそういうある意味その自分のその性別的な
ところからの首肌から逃れるために ある意味ちょっとこう露悪的に振る舞うみたいなところがあって だから自分は見られる側じゃなくて見る側だからなっていう
アティチュードをまず確立する獲得していくまでの あのものとしてランバーダーシリーズがあるなっていうのを個人的に思っていて
でとはいえランバーダー2だか3だかで科学エッセっぽいものに変えていくってあそこで だからちょっと変わるんですよそのただ私は見る側で
各対象3だとしていくんだってところがそうじゃなくて観察してそれをその前に拒絶 あの除日していくって科学的なスタイルに行ったそこである意味対象との向き合い方が
バトルというか作書から 対象を扱う目つきに変わっていってる感じがあったんですねでその
流れでウロン気候で あれは一つのブレイクするだなと思ったのは本が本と土地が間に挟まることで直接ある意味他人に具体的
な人間としての他者と対峙しないで済む媒介を見つけていった スタイルだったんだと思っていてそれもだからすごく
とても良かったんですけどこの後どうするんだろうなというふうに思っているときに まずその短編の小説だったりがあってまぁ小説は一度そのフィクションって媒介を
回する分まあ何でもありにかけるというので納得のいく数字だったんですけどもう一個が 大相撲だったんですよね
でこれが 結構なんていうのかな
その 一番険しそうな道に行くのかって思ったんです僕あんまり相撲に詳しくないのであれです
けど詳しくなくてもやっぱりそれこそ ある意味では果てな匿名ダイヤリー並に
ひどい界隈のように見えていますんで でしかもある意味生物なんですよまたでまたその見ず知らずの他人に
指揮としてを向ける側にしかも今度は匿名ダイヤリーじゃなく 若者文庫という賢明でそこに向き合わなきゃいけない
でしかもウロンキコンの時にも自分のある意味その身体と文章とある意味同期させるような 書き方っていうものをある程度隔離させていくまでのあの過程を描いてきたからには
12:09
ただの目としてその巣を見るということも許されないわけですよ 若者文庫
ってなってきたときにその大相撲感染期の書かれ方 葛藤しつつこれはダメだと思うっていうのを言いつつそれでもやっぱり惹かれてしまう
っていうその語りの引き裂かれ 方が
すごいこう
すごいところまで行くなぁ
すごいそのなんだろうそこにやっぱり あのただ散脱するんではなくある意味その散脱を許してしまうの
消費の構造に乗っかりつつも なんか躊躇ってはいるっていうところに今戻ってきた感じ
それは結構みんなやってることなんですよそうなんですよ だからそのだけじゃないある意味
だその相撲でちょっとね僕も最初読むまでは日誌かなと思ってたんですけど 読んでみると非常に普遍性のある
なんかある意味その人 なんか
ある意味好きになってしまったりとか何かその消費してしまうことに対するまま ならなさみたいなものに
こう突っ込んでいくような流れになっていて
これからが楽しみだなぁっていうのを バテワクしながら読んでます
今なんか推しが推しつつことがすごくいいことみたいになっていて 推しのメインが結構アイドルみたいになってますけど
なんかアイドル好きな人なんか自分のこと嫌いでたわんなくなんないのかなと思って だってなんかもう本当に
結構なんか人の人生とかキャリアとかが何かの仕組みに乗っ取られてなんか消費されて 潰されるっていうのがなんかめちゃくちゃ怖くて
なんかだからアイドル本当に怖いんですけど
みんななんかすっ アイドルを応援することがなんかいいみたいなそれによって人生輝くみたいなが
結構今のメインの論じゃないですか 怖いですよね怖いんですよね怖いんですよ
で思ってでやっぱりまあアイドルも怖いんですけどけ なんか相撲のやっぱり
結構きっつって思うところがやっぱりこう 力士の平均寿命がめちゃくちゃ若いことなんですよね
みんな糖尿病とかになってるし怪我とかしてやっぱりなんか 実際にもう国技館行くと昔のお館がもう
つれつつつかないと歩けないとか見るんでなんかそういうの 見た後に何かかっこいいって言って何か名前の入ったタオル買ったりとか
なんか 声出して応援したりとかしてるけどなんかもうこの
なんか
その人橋に1万円かちょっと払ってなんかわーって応援するだけの楽しみのために なんか人を不健康にしてなんか
15:08
早めに死なせてってなんじゃこりゃと思いつつ でも好きにならなかったらそんな一面見えてこなかったしとか思ってそうなんですよ
苦しい苦しいですね いや本当にそうなんですよ
だからなんかその僕はその推しという言葉にまつわる言説に対してすごい色々と思う ところがあって
まあなんかそれだけなんか今人々は信仰を求めてるんだなって素朴なところがないと 寄りどころがないとそもそもサバイブできないっていう切実はそれはそれで絶対あるんです
けど なんかそこに対してあんまり食ったくなく
よしとしてもそれはそれでだって相手人間なぜみたいなところがちょっとこうあって なんかそこの葛藤を含めてでもなんか
今に曲がしてもなんか食ったくなく推し最高 推しのいる生活は最高っていう人となんか推し文化ってものの暴力性を厳しく言う人と
しかいなくてそのでも 9でもで接続する人があんまりいない気がしていてだからそう
そういう意味でも 非常にいい
そう分
僕は笑いとか好きでああ よしがいますよ話って宮崎ですけどあの
さらっボートのさらけ出すはいとか随筆 カートをしての身体みたいな話でも接続できるやそうな接続できると思いますそのさらけ出さない
といけないみたいプレッシャーもそれこそやっぱりな誰かの推しにならないといけないみたいな プレッシャーとほぼイコールな気もします
足になると全部忘れちゃう忘れられた時に欲しいのを知るよ それがそうそういう感じですかそうですよ
動くだから葛藤ももちろんになってほか同じ 例えば役職でアイドル芸人だったり今いろんなものを知っているあると思うんですけど
あの他のその対象に対してはやっぱり幼いわけですよ 役職で教えわけじゃなくてその人に出会うか
まあそれはさっきあの掛けされたみたいな宗教的な感じで同じみんな神様でいろんな 奇跡を起こすものなんだけど
永遠の神というかああいうのシンボルにはやっぱりの人は反応しないみたいな 同じ奇跡が起こっているはずなのにそれで切り裂きを信じる人もいれば仏教信じる者はやっぱり
環境信じる人もっているしそれをメタ的に見ちゃえばだって同じ経典なんだし同じ 奇跡がもともと起こっててとかって話もあるわけです
基本的に全部旧約聖書が出てくるとか仏教は違うけど そこが盲信的になった瞬間に推しが見つかってそれは多分精神分析に考えちゃうと結構
辛いメンタルの音かもしれないけれども 一方でそれはそれにしか出会えない奇跡みたいなものもあって
それも文学作品だったりとか人が対象だとじゃあ消費経済はっていう考え方もできるけど
ある意味出会ってしまったら出会ってしまったらしょうがないのではないかみたいな気持ちもある
18:00
でもそれこそ本当にキリスト教の信仰とかの何が肝って矛盾だらけなところなんですよね そもそもその二項を
全く 整合性を取ることができないみたいなところにあるとその信仰の要というのがあると思っていて
大泉観戦記のデモで繋げない二項なんですよ
主謀が好きであることで力士に対しての行為というものとその構造的なものであったり の何か癒さ
だけど それは両方見ないと真の信仰にまで至らないんですよね
っていうのはすごいあるなぁっていうのは思っていてでも若者さんの文章僕が好きなの は何よりもそこの
でも二律背反するものを誤魔化さないところ というかうんとなんていうのかな
不健全なものとか不健康なものに対しての風当たりで今どんどん強くなってますけど ある意味その健康至上すぎみたいなところに対していやでも
野蛮なものとか乱暴なものとか暴力的なもので魅力的じゃんってことをちゃんと言うんです よねそれ
すごい大事だと思う
そうだなって思うのが
文部芸家の人よりと僕は結構やっぱ商業的な仕事を
をしているのでそういうのを丸めるのがうまいんですよ あの出せるように出すっていうのが
ゴロッと感というのはやっぱ若者さんすごいですね このイベントでも結構
一般論に 走っている時に結構そういうゴロッとしたものを若者さんが出しているので
そこが盛り上がるところがあって 未熟の優位かもしれませんが
いやでもそれはすごい大事な それにも技があるはずだよね
あるはずですね 多分僕と宮崎さんは割と丸めってごまかしのが得意なタイプだと思うので
いやだから相撲はね
スーパーでレジ打ちする話とか出てくるじゃないですか
あれが最初の第1回だったらやっぱりなんかちょっと警戒するんですけど
それまでずっとこういろいろと葛藤を見せてくださっている中で
あの和が来るとなんかあまりの多幸感にすごいなんか
すごい嬉しい気持ちになる
脳内に幸せの物質がすごいドバドバ出る感じが
だってなんかテーブルってバックヤードに消えてたんですよ私が
なんか夢みたいだ
なんだこれ
なんか相撲ってすごく風当たり強くて
やっぱり暴力事件とかあったし
私も女性投票に上がれないとかされてるものだし
本当にひどいことめちゃくちゃあるんですけど
でもやっぱりなんかそういう本当にいい瞬間とか
指定の絆とか兄弟弟子の絆とか
21:00
本当に素晴らしい瞬間とかもやっぱりあって
ちょっと山田陽次的な人情者みたいないい瞬間もあるし
やっぱりアスリートだから
本当に人間ってこんなに身体能力を高めてここまでやることができるんだ
相手の重心を崩すってだけの簡単なルールで
そんなここまでいろんなものを見せることができるんだみたいな
面白さもあり
あとはやっぱり
スポーツになりすぎってないというか
真珠でもあったりするので
審判がいない
審判というよりもいるのは行事で
勝ちにこだわるより見せ方とかでいったりとかみたいな
そういった本当に
それこそ相撲って結構ゴロッとしてるんですよ
美しくないんですよ
おかしくて
すごく奇妙なものなんですけど
そういうところとかが本当に私はすごく好きで
あんまりちゃんと理解されてないなとも思いますし
すごくいいものなんですけど
好きすぎてうまく描けないなって悩んだりとかはちょっとあります
僕それこそ和歌唱さんの文章
これまでと大相撲関係で何が一番違うかというと
外の目線を
外の目線というかカッコつきの世間に対する
働きかけがすごい強く出てくるなっていうところがあって
それは多分そういうある意味好きなもので
それがある意味世間的にあまり評判が良くないみたいなところが
強くあるのかなっていう気がするんですけど
ある意味これまでそこの規範をぶち切ったりとか
裏口から入っていく方法をずっと取ってたところに
今回向かうじゃないですか
あれがすごいまた面白いところだなというか
でもそのある意味
大相撲関係の中でエクスキューズを入れてるカッコつきの世間って
どこにあるんだろうとか
私はどの辺にそれを想定してるんだろうっていうのが
実は読んでて一番分かんなくなる瞬間はそこだったりするんですよ
なんか皆さんこう思ってるかもしれないけどとか
相撲をあまり見ない人からするとこうかもしれないけどっていう
先回りでいろいろ丁寧に潰してくれていくんですけど
あんまりそこまで
なんていうのかな
怖がらなくても丁寧に手取り足取りしなくても
いいんじゃないかって思うところもあったりして
でもそこのアンバランスも含めて
わりとなんか
読む側としてすごい面白いんですけど
書いてる側としてどういうバランスで書いてるのかな
最悪のケースを念頭に置いてるのかもしれないのと
やっぱりこう
24:01
専門用語が多すぎたりして
どこまで書けば伝わるのかが全くわからなくて
っていうところですね
これはでもあれだなまた
それこそどこまで伝わって
なんていうのかな
専門用語の意味自体がわからなくても伝わっちゃうときあるじゃないですか
でもそれもあれだな
ここはもう文体の話に近づきそうだから
一回引き返してもいいかな
編み物ですか
編み物の話
ここに編み物の話につなげるのは難しそうだな
あとどのくらいなんだ
あと20分くらいだから
あとはFMの話をしましょう
半額で準備します
今回ねアカデミー賞もつい先日ありまして
大活躍でしたが
ダニエルズ監督のね
everything everywhere all at onceっていう映画がありまして
アカデミー賞なくなりそうになったら僕なーとぅーダンスするね
じゃあそこで終わりね
アカデミー賞受賞式と
今回ねアカデミー賞は
スピーチが長くなったらなーとぅーダンスして止めるっていう
模様仕事があった
なーとぅーダンスだよって知りました
でも本当に
everything everywhere all at onceは
いい映画だったなっていう話をしていきたいですね
どこから話すのがいいんだろうな
私が一番グッときたポイントとしては
言ってしまうと
今までアメリカの映画で描かれることが絶対なかった
アジア系のイメージの中年の女性っていうのが主人公になって
その彼女がマルチバース世界と接続して
カンフーで
巨悪と戦うっていう話自体がまず作られたってことに
私はすごくよくて
やっぱり少数派の人も絶対に存在するし
そういう人たちが
いつも常に脇役なわけじゃなくて
その人の人生の中ではその人が主人公で
貧しくてもつつましくてもちゃんと生きてるっていうのが
改めてちゃんと映画になって
しかもそれが面白いってことに
私はすごくグッと聞いてきましたね
すごいわかります
僕はでも
まずわからないところから言うと
アメリカにおけるアジア人移民の
本国における今回の作品の受容のされ方の温度感が
実はよくわかんないなと思っていて
黒人白人の温度感っていうのは
それこそものすごいたくさんの映画が作られているから
ある程度想像がつくというか
問題提起も含めて
ここにこういう問題があるんだってわかるんだけど
アジア系の
ある意味アメリカにおける生きづらさって
27:00
ニュースになりにくいし
イシューとして取り上げられにくいから
実は日本にいる僕らからすると
あんまりどの程度そこにハレーションがあるんだろう
多分ハレーションがなくて静かに阻害されているからこその問題なんだろうなっていうのも含めて
ちょっとこの作品が
めっちゃ向こうでバカ売れしてるってことの意味が
完璧には掴み損ねているだろうなっていう感覚は正直一個持っていて
その上で
ちょっと多分エブエブの話はネタバレも入るかもしれないから
一旦ここでもし
まだこれから見る人は止めたほうがいいかもしれないけど
さっきも若田さんがおっしゃってたみたいに
その中年女性の
マルチバース者であるっていうのは
そのある意味
その世界の国家の行動を超えて
共有し得る良さだなというふうに思っていて
マルチバースって
これ僕の偏った視観なのでもしかしたら違うかもしれないんですけど
多分発想の
根っこにあるのって
エロゲだと思うんですよね
なるほど
どういうことかというと
いろんなヒロインが出てくるわけですよ
そのいろんなヒロインとのルートが文化的に
文化的なヒロインとのルートが分岐していくのを
何度も繰り返し遊ぶっていう前提で作られているのが
恋愛シミュレーションゲームの根幹だと思っていて
要するにあれって
そもそも恋愛史上主義であること自体があれなんですけど
とにかくいろんなルートが分岐があり得たかもしれない
その分岐を全部一覧できる
たらいいなっていう欲望の
一個のパッケージだと思うんですよ
そのエロゲ的なものって
女性用のというか男性との恋愛ものみたいなのがあったりするんですけど
でもどちらにせよそこにあるのって
恋愛に絡めとられてしまう時点で
何か過不調性であったりとか
男性的な
全部一覧で
見てそれを集中に起きたいみたいな欲望と
すごい根強いフォーマットだと思っていて
マルチバース自体
それをある意味
その文脈
非常に最初から男性的な発想を持っている
マルチバースっていう話を
今回の
エヴェブにおいては
ある意味そこで想定されている
主人公像と
対照的なところにおいてあって
その方がドラマとしては深みが出る
だからこれは単純に
男性がやっていた役を女性に置き換えて
素朴にやりますって話ではなくて
置き換えた結果めっちゃ面白くなったでしょ
っていうところまで提示しているところに
やっぱり僕はすごい
めっちゃいいもんみたいな
マルチバースで女性で
おばさんでやるって聞いたときに
私はてっきり
しかも
これをネタバレがいいのか
30:03
マルチバースで戦う相手が
結局自分の娘なんですけど
でいうあらすじを先に知ったときに
これは出産とか結婚とかと
マルチバースを絡めてるんだなって思って
その意味では結構
今の女性の
人生ってすごくマルチバース的というか
あの時結婚しなければとか
あの時子供生まなければみたいなのが
結構あり得る
あり得るから
それがすごくマルチバースと相性がいいなっていうのは
前から思ってて
ただエヴェブ見ると
出産によって私の人生は
すごくつまらないものになってしまった
この子供のせいでって話にはなってなかったんですよ
そうなんですよ
それがすごくバランス感覚いいなと思って
ダニエルズが女性だったら
そうはしなかったと思うんですよ
でもそうすると
この子さんいなければみたいな話になると
すごく呪いっぽい話になっちゃうから
そうならなかったのは本当に
よかったなと思ってて
あと
エヴェブ見ながら思い出してたのが
山下一美の漫画で
平凡な三児の子供を育ててる主婦が
ある時インターネットにアクセスしたら
そこには子供がいずお父さんの会社を継いだ
自分の人生が見えてみたいな話があって
それとすごく似てるなって思って
山下一美はもともと少女漫画の人なんですけど
結構少女漫画的な発想で
あの時こうしてたろみたいなのって
結構あったのかなと思ってましたね
いや本当に
どこまでネタバレするか悩みですけど
でも本当にすごい良い映画で
制作課のヒワなんかも色々出てますけど
もともと男性主人公だったみたいな話が
シャッキーチェンでやるはずだったとか
シャッキーチェン今はちょっと
ドミニエもちょっと色々と
CGの部分とかもね
監督たち5人くらい
大きい事務所に出したら
非常にひどい仕事だったりするので
自分たちを生きるっていう
勝手にあれですけど
リトルプレイスとかジンとかを
書き手が自分たちを
制法するところまで引き受けてるっていう
日本でも小さくコミュニティで動いてるような活動
他の分野も多分そうなんですけど
ある意味素人の逆襲じゃないですけど
大手が仕事とか経済だけでやってるところが
ある意味クオリティを下げてしまってるのを
書き手が担保もして
良い状況じゃないのかもしれないけども
そこから全部一緒にやっていくみたいなのを
ハリウッドにもそういうことが起こるんだな
33:00
ハリウッドというか
手作り感もまたいいんですよね
それを評価できるようになってきたっていう
あれは本当に規模が小さいことが
めちゃくちゃ意味がある映画だったから
何がいいって
なんていうのかな
言ってしまえば話としては
途中まで
なんかナロウ系っぽいんですよ
すごいナロウ系っぽくて
なんか普段冴えない主人公が
実は世界の救世主でした
そういう話になってくると
思いきや
最終的に
なんか
そんなことより確定深刻が大事って
今この世を生きるんだって
これめちゃくちゃ大事
めちゃくちゃ良かったんですよそれは
私もてっきり
マルチバース行くって言ったから
いろんなパターンの自分の人生を
体験する話だと思ったら
そうじゃなくてスキルをインストールして
そのスキルで今の問題に戦うって話だから
自分の中の可能性とか
あったかもしれない人生の記憶とか
バーって流れてきて
それでそれによってすごくこう
私はもっと輝けたんだ
とか言うんだけど
でもなんかそれに
そっち側に現実逃避しないで
過去を見ないで
そうじゃなくて
あの娘を取り戻す
っていう風な話になるのが
めっちゃ良くて
本当にだからその
現実からの脱出を
誰も思考しないんですよね
基本的にどんな
あらゆる可能性があったとしても
今この生の
ある意味可能性が
ついているこの地点を
受け入れるっていう話に
態度表明としてなっていくんです
これ本当に
一言でまとめると
大体マトリックスなんですよ
見たことある話なんです
話としてはマトリックスなんですけど
マトリックスは真逆を行くんですよ
要するにマトリックスにおいては
このみんなが眠っている
この疑問に満ちた現実世界の
外に真実がある
みんなでその外に出ていこう
って方法を思考していくんですよ
でも今回のエヴェーバーは
外側にこういう色んな可能性や
真実感があり得た
でもあなたは今この
生を生きているっていう
全宇宙の中で最悪可能性を生きている
そうなんですよ
っていうその矢印の見方が
全然真逆なんですよ
外側に思考していかないで
どんだけ外側で
わちゃわちゃ起きていたとしても
それが全部が全部
内側に集約されていくっていう
このね
ある意味言ってしまえば
可能性のなさと言ってもいいし
望みがないというのが絶望なんですけど
こんなに
絶望の描き方としてこんなに
前向きってのは違うんだけど
なんていうのかな
こんなに肯定的な絶望の描き方が
あったんだっていうところが
すごい
栄誉なんですよ
見たくなりました
めっちゃ
めっちゃ見てください
これはぜひ
SNSとかで他人の人生が見えるようになったのは
結構大きいですよね
そうそう
それもそう
実際は体験はできないけど
そんな映画みたいな感じ
そうですね
でもなんか疑似的にはそういうことができて
36:01
もしかしたら僕があっちにいたかも
僕よく思うのは
結構しきらない話なんですけど
大丈夫ですか
大丈夫です
ここまででいいんですけど
なんだろうな
Amazonというか
バリューブックスさんってあるじゃないですか
Amazonとかでフルフォームでやってて
あそこの社長さんがやってたようなこと
というのはもともと背取りっていって
Amazonが日本に入って復興したときに
いろんな本屋さんに行って
他の本屋さんで安い本を見つけて
でもネット上では価値がある本というのを
展売する背取りというのをずっとやってて
これ商売になるねって
彼は非常にでかくして
もちろん戦略があって
頭がいいし
タイミングもよくやれたから
ああなってて
同じことを僕はやってたわけです
同じことを僕も高校で大学ぐらいで
同じタイミングで背取りをして
っていうのをやってたのに
僕はそっちには行けなかったわけですよね
行かなかったと思うと
結構そういう人何人かいて
それ今あくまでもフルフォームの話なんですけど
あの時あれで
こっちに行ってればああなってたかもしれないな
というのが結構見えてくるので
それはなんか非常に
今の時代的に感じたな
多分もう10年ずれてれば
どの世代で何がやってたかって
あんまりわからなくて
成功者だけは新聞とかで見るけど
かなり遠いんじゃないですか
メディアで見ると
でもSNSとかで何となくその人は繋がってたり
知り合いの知り合いとかに
それがいたりとかっていうのが
よりこう見えてくると
もしかしたらみたいなのもあったりとか
心を害しされちゃったりね
いやでもそう本当にね
エヴェブのいいところは
すごい神奇臭い話なのに
鉄頭鉄尾ずっとふざけてるんですよね
ああおかしい
もうね
別に高校でなんかそういう
なんか深刻なものとしてね
見に行くと怒る人いるんじゃないかっていうぐらい
本当にふざけちゃうような話なんですけど
バカバカしい
それがすごい
多分その
ダメだ
名前が出てこない
ダニエルズですか
えっとそうあの
SF作家の
そう言っとこうずの
カットボネガット
あボネガット
すごいボネガットが
割とその
監督自体も元から割と好きで
みたいな話があるんですけど
だからボネガットっぽい
ところがあって
それもだからなんか
見る
見る版のこうボネガットのSF感が
でこんなゴリゴリのSFを
映画でやれちゃうんだっていうのも含めて
非常にね
映画的にもワクワクするものが
あるんですよね
私がすごく好きなのは
おじいちゃんのゴンゴンが本当に好きで
おじいちゃんのゴンゴンはもう
過不調性バリバリの
内面化してる
もうアジアのおじいちゃん
だから
もう
あのある時その
彼は
その主人公であるエブリンを
娘を
もう突き放すんですよね
こんな娘はいらないって
それはその
子供の自主性を重んじないっていう
アジアの価値観で
でそれが
主人公のエブリンの頭にも
すごくあって
娘への加護語とか
39:00
加官賞とかにも
繋がるっていう筋書き
なんだけど
なんか見てて
本当にこういうおじいちゃん
めっちゃいるっていうか
なんか
その映画の中だと
本当にゴンゴンは
すごく邪悪な人物で
なんだけど
なんか全然
私たちが見てきた人だし
でもこれってハリウッド映画に
こういうおじいさんあんまいなかったな
っていうのがあって
モーガン・フリーマンみたいな
おじいさんばっかりでしょ
なんかその
いやでも
こういうの
こういう人本当に
いるよなって
そのなんか解像度の高さと
なんかやっぱ
私たちがハリウッド映画見る時に
なんか若干その
欧米っぽい視点で
頭に一瞬入れて
見なきゃいけないかったりするのが
なんかそうじゃなくて
見れたっていうのが
たぶんその
アジア系の人と
異議院の人たちって
たぶんなんか
どこにもそういう映画
なかったんじゃないかって
気もしてて
なんかたぶん日本
小谷智郎とか見てても
なんか別にこんなに
セミ泣いてないしとか
思ったと思うし
なんかその
その感じとかも
すごいよかったと
あとゴンゴンの
役者のインタビューが
受賞インタビューがめっちゃ多くて
てかもうなんか
私は
FFと
なんかその
役者たちを
もう切り離して
考えられなくなっちゃったんですけど
もう本当に
この映画は
なんか役者たちの
いろんな
ショーの受賞インタビューが
もう本当に最高で
ゴンゴンが
なんか
ゴンゴンやってた相手
ジャイムズ・ホーンが
あの
私は今まで
もうあの人94歳なんですよ
やばいんですよ
すごいおじいちゃんで
でもバリバリに演技してたから
人間とこんなことできるんだと思って
そこもやばかったんだけど
なんか
ジャイムズ・ホーンが
なんか私は今まで
えっと
すごい長いキャリアがあって
まあ
こう
誰々やってきた
誰々やってきたみたいな
でも
その
その監督は
映画に出た時に
主演の
主演は
もう
白人が
目をテープでこんな風に釣り上げて
出てて
で
なんでかって言ったら
そのアジア人は
演技が下手だから
十分じゃないから
あの
出せないんだって言ったけど
でも今
私たちは見てみろって言って
わーって拍手が起きるっていう
なんか受賞式のスピーチがあって
で確かに彼のキャリアを見てみると
なんか本当に
なんか
突然こう
なんか
突然
突然出てくるアジア人の役しかやってなくて
多分一番有名なのは
ブレードランナー
そう
屋台のおじいちゃん
二段の
出会うのね
何でしたっけあれ
有名なやりとりがあるやつですよね
そう多分その
あの人かな
だと思うんですけど
だったり
なんかそういう
もうステレオタイプのアジア人の役しか
そう本当に
もったいないですね
しかも
そうなんですよ
でもめっちゃ演技上手くて
よかったですね
そう
すごい演技上手いから
でなんか
もう今
制作側とかに回ってて
バリバリ仕事してる人なんですけど
なんか
でもこの人がもし
なんか
ちゃんとした役とか与えられて
主演映画とか撮られてても
よかったはずなのに
とか
思ったりする
なんかその無念さもあり
そうですね
42:00
あとはキーホイップアンですよね
キーホイップアンはもう
アカデミションのスピーチ
3回見た3回ボロ泣きしました
いやもう
もう超なんか
本当によかったなって思って
いや本当に
なんか
あの
あの
ノープの話もしたいんですけど
ノープの
見ました見ました
うん
ノープ
あちょっとノープ見てない方は
ちょっとやめていただいて
一回ここで
FMが見たけど
ノープ見てない人は
ここでやめてましょう
ノープの映画ですか
ノープの映画です
ジョーダンピール監督の
UFOものですね
ノープに
あのスティーブン・ヨアンが
出てきて
ウォーキングレッドの
で
スティーブン・ヨアンが
スティーブン・ヨアンという
韓国系の
えっと
人が出てて
で
彼が演じてる
役っていうのが
なんか昔は
アジア系の子役として
なんかドラマとか映画とか出て
人気博したんだけど
その後
なんかその
昔出た役を
モチーフにした
テーマパークを
やっているっていう
なんか
すごい複雑な設定の
もう本当に
ジュープって言うんですけど
私はその
本当に
その
彼の人物として
本当に
その
彼の人物動機が
めちゃくちゃ好きなんですけど
彼はまさに
教育班が
モデルになってて
はいはいはいはい
でその
ノープの中での
ジュープは
あの
私は
彼を
コミュニケーションに
活動する
マゾヒストだと思って
あの映画を
見たんですよね
で
彼は
なんか
中場
生贄を捧げるようにして
本当のコミュニケーションを
探しているっていう
まあそれが
悲劇を招くんですけど
っていう
ところで
その
アジア人の
向こうで暮らす
アジア人
アジア系移民の
なんか孤独が
なんか伝わってくるような
気がして
でもそれは私は
分かりようがないんですけど
私はあの
日本において
あの
日本人なので
マジョリティなので
分かりようがないんですけど
移民じゃないので
でも
でもなんかその
コミュニケーション
活動みたいなキャラクターが
なんか
もうすごく印象的で
それを
あの
非保育案に
重ねた状態で
なんかゆびゆび見ちゃったんで
なんかもう
ほんとに
もう何が
何やらみたいにも
なり
っていうのもあってですね
ちょっとまとまってないんですけど
いやでも
すごい分かりました
あの
ネタバレにならないように
図式だけ取り出してると
これネタバレになっちゃうんですけど
言うと
その
UFOに対峙する
その
ジョーカー・ピール自体が
もともと黒人の
映画をすごい撮る人で
その
UFOっていうものが
いろんな
ものの
メタファーになってるんですけど
言ってしまえば
さっきの
若生文庫史家みたいな話なんですよ
見る主体は
誰なのか
っていう話になっていくんですね
で
そんな中で
主人公の黒人たちは
そのUFOを
見る側になる
俺たちはUFOに見られてた
ってところから
いや俺たちが見返すんだ
そして
その上で
俺たちのことも見ろ
っていう話になる
で
これ要するに
対等な
眼差しの交換を求めてる
ですよね
その白人社会に対して
だから
俺とお前は
一方的に見られる側じゃないし
俺らも見返すし
もっと言うなら
ちゃんと俺のことを見ろ
っていう
映画になってるんですけど
その中で
その
アジア系の
彼の役割っていうのは
見る見られるの関係に
45:00
行かずに
ある意味
UFOと同化する方向に
話としては
持っていかれるわけで
だからこれも
ある意味黒人よりも
根深い問題で
そもそもまだ
黒人は
同化させられようとした時に
俺はお前らとは違う
っていうところで
スタンスとして
言えるんだけど
最初からそもそも
同化を許されていなかった
立場に
アジア系の
移民ってのがあるんだ
っていうこと
明確にその
役の範囲に
入っていく
その役の配置で
示しているところがあって
そこがね
やっぱり
確かにそれを踏まえて
そのAV部の話を見ていくと
より一層
うん
確かにそこは
なんか
関係性を描けるところだな
すごいな
思いましたね
アジア系は大人しい
ってのは
よく言われるな
と思って
なんか
やっぱり
なんか
ニューヨークで
日本人のピアニストが
なんか
すごい
黒人に乱暴されて
はいはいはい
もう
ピアノ弾けなくて
もう
ピアノ弾けなくなっちゃって
今リハビリ中ですとか
あと
なんか
アジア人の女性が
こう
道端で急に殴られて
なんか彼女たちは
アジア人の女性っていうのは
とても性的な存在で
彼女たちは
性的な
いやらしい存在だから
いてはいけないんだ
みたいな理由で
なんか普通に
ネイリストとかなのに
なんか
そういう理由で
こう
暴行とか受けてても
別に
その母数も
そんなにいないから
なんか大規模な
でも
BLMみたいな
ことは起きなくて
で
なんかフランスでも
なんか
フランスとかでも
なんか
あの
目をつい下げるような
ジェスチャーとかしても
別にアジア人は
声を荒げないみたいな
記事とか読んだりとかも
して
やっぱりなんかどんどん
こう
見えなくなってる中
私がすごくムカつくのは
日本人は名誉博人の立場を
取り続けるじゃないですか
そうです
そういう話を
なんか
エベベが取ったよ
とか言っても
なんか
今はポリコレだとか
政治的だとか
言うじゃないですか
もうそれ
それは本当
アジア人だから
そういう立場では
ないんですけど
そういう
なんかいろんな
モヤモヤとかも
ありつつでも
すごいいい映画でしたよ
ってことを
見たんですよ
そうなんですよね
いやすごい
そうでもその
なんか
アジア系に対する
スタンスの取り方は
非常に難しい
ですよね
そう
どこに置いてたって
なるんですよね
そうそうそう
日本に
アジアは広いし
そうなんですよ
そもそも広すぎるし
そもそもそこで
どれだけそこの
なんだろうな
近しいものと
どれだけ
アジア系になるかは
全然別の話で
ある意味だから
アメリカにおいての
マジンエス
そう
でもアメリカにおける
アジア系に対してって
我々が共感を
持ち得るというか
何か寄り添い得るとしたら
それは
アメリカにおける
黒人に対しての
寄り添い方と
何一つ変わらないはず
なんですよ本来
だけど生じアジア系みたいな
謎の共同体現象が
あるせいで
逆に難しくなった
というところが
あると思っていて
ここのね
このね
違うのに同じみたいな
変わっちゃうことが
何か
どうあれ
良い方に悪い方に
転がっているのが
難しいところだな
というのが
思っています
非常にこう
またそれはそれで
相撲並みに
いろいろと
はい
48:00
いくらでも
話は尽きない
いくらでも
ある話なんですけどね
すごい早口で喋っちゃう
いやめちゃくちゃ
良い話よりは
ちょうど良いよ
というわけで
まず
今日お伝えしたいのは
今絶賛公開中の
ブリシングエブリアン
ゴールドアドバンスを
映画館に
見に行ってください
というのと
あとは各種配信サービスで
ジョーダンピール監督の
オープンが見れますので
これを見てください
というのと
ぜひ見てください
あともう一つは
4月の8日土曜日に
双子のライオン堂さんで
行われる
ズイス解剖教室に
来ていただければ
と
ぜひ
午後5時からで
会場での観覧チケットも
まだあります
あとオンラインの
チケットもあって
オンラインは
見逃しも
見ることも
できますので
ぜひ
ぜひ
ご覧ください
はい
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ