1. ポイエティークRADIO
  2. 第百五十二回 戯曲と演技の話..

カハタレの現在地vol.1」(今回おもに話題にしている作品の戯曲はブログで全編読むことができます!)の上演を観て柿内がファンになった劇作家・俳優の稲垣さんをお招きし、楽しく演劇の話をしました。書くとは演技である、共同で制作すること、賃労働者でありながらいろいろやってみること──

あらゆる制作者におすすめできるいい回です。


稲垣和俊戯曲数:https://gikyokusyu.hatenablog.com/

カハタレ日誌:https://kahatare.hatenablog.com/

00:01
はい、ということで、こんにちは、ポイエティークラジオです。お相手は、私、柿内正午と、本日はゲストでこの方です。
お願いします。演技と戯曲の関係性を探る演劇集団カハタレのリーダーになりました稲垣です。稲垣和俊です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
いやー、嬉しいですね。ありがとうございます。
早速ね、この録音始まって早速、すごいこう、うちうちの話で恐縮なんですけど。
この前、人工庁のブックフリーマン、あれにちょっと遊びに行った時に、アーリーバードブックさんの松崎さんとお話ししたら、
なんか、柿内さんカハタレ見に来てたんですね、みたいな。なんか、多分同じ回にいました、みたいな話をされて。
本当に同じ回だったかどうかはともかく。
違う日?
違う日だったかな。
昼合わせ、違う日だったかな。
そうかそうか、間違えだったんですよ、とか言うから、本当に一緒だったかもしれないけど、ちょっと違いましたね、みたいな話をしてて、
なんかこう、ちょっと嬉しいすれ違いだなとかいうふうに思ってたんですけど、そんな感じで稲垣さんとは、
ヤホの書誌、海と夕焼けで開催された後藤明星のハサミ打ちの読書会で初めてお会いして、
そこでいろいろお話をして、演劇もなされていて、みたいなところの話から、
少し面白そうだなとかいうことを思っていて、
実際この前、あれはいつだ?4月?5月に入ってるんだっけ?4月かな?
4月に大地でね、カハタレの現在地。
そうですね、4月末です。
末かな、っていう公演を上演されていて、それを見に行って、
正直それまでは、それこそ読書会で知ってる友達みたいな感じで、
友達の、芝居見に行くの久しぶりだなみたいなぐらいの気持ちで行ったんですけど、
特に何もなく行ったんですけど、あれ面白いじゃんって思って、
本当ですか?
あれ面白いじゃんって思って、これはちょっといろいろお話伺いたいなということで、
今回ちょっとお時間いただいてね、お話できればと思っております。
ありがとうございます。
いやー、ちょっといろいろと、
この録音前にというか、前のお会いした時に聞いた話とかも、
改めて聞かせていただく形になると思うんですけど、
もともと演劇はいつからやられてるんですか?
03:01
僕は和歌山県出身で、
和歌山の高校生時代にちょっと尖ってる劇団の人たちが外でやってるのに参加して、
尖った演劇かっこいいみたいな憧れで上京してきた感じ。
なるほど、なるほど。
大学ちょうど落ちちゃって、浪人する気が一切なくてそのまま上京してきたんですよね。
そっからがちゃんとやり始めたスタートですね。
ってことは今何年ぐらいになるんですか?
19で上京したので、ちょうど11年ぐらいかなね、そろそろ。
なかなか、なかなかのものですね。
座公演寺にある座公演寺って劇場創造アカデミーのとこに19で入って、
2年間演劇の勉強してました。
そっか、そんなに早くだったんですね。
そのお話を聞いた時どのぐらいの時期にみたいな、あんまり聞いてなかったかな。
上京してすぐに座公演寺で演劇について周りこれと。
結構だから周りがもう24,5とか30近い人もいて、若い子もいたんですけど、
だいたい周りの人が大学卒業したぐらいの人だったので、
完全教えてもらうながら、あれはこうだあれはこうだ全部受け身で、
はぁはぁはぁって進めてる角度にはぁはぁはぁって。
それはいいかもしれないですね。
色がついてくる前に一回素直に受けられるみたいな。
でも尖ったりできたりとか上級的だから、
捨ててたものが多くて、そこがちょっと後悔になって、
そこが今だんだん丸くなってきた感じのとこなんですよね。
なるほどなるほど、そういうバックグラウンドなんですね。
いやぁ面白い。
どこから話していこうかな。
中木さんの、そのカハダレっていうのが今回僕が見た、
演劇のプロジェクトというか団体の名前ではありますけど、
その前までも個人で活動されたんですか?
えーっとですね、その前までは、
批評家の渋河マロンって知ってます?
わかります。
渋河マロンと二人で活動してたんです。
渋河さんと、
演劇というかパフォーマンス寄りに近かったんですけど、
渋河マロンと二人で、
超人間トマソンを祀るための集まりっていう、
ざっくりとしたもので、
超芸術トマソンって、
赤瀬川原程さんの、
階段が途中途切れてたり、
街中の不要なのに保存されている物質、
超芸術トマソンを僕たちは発展させようって、
超人間を街の中で探すんだって。
なるほど、人間が。
不要なのに存在してしまっている人たちを観察して、
それを模倣して、パフォーマンスするみたいな。
06:02
活動が4,5年してて、
渋河くんが批評家で忙しくなっちゃった。
でも批評家以前の渋河マロンさんと一緒に活動されたんですね。
演出とパフォーマンス。
元々演劇畑なんですね。
ロカストって言論から来ているのかな。
批評と批評の雑誌で、
面白い言語を書いているなっていうので知っているぐらい。
書き手として知っているんですけど。
演出家でバリバリ演劇の勉強、
ほぼ渋河くんからいろいろ教わった感じなんですね。
そういう繋がりがあるんですかね。面白いな。
だから身体寄りっていうのは、
その時に蓄積したパフォーマンスみたいなのがあって、
それを演技に生かせたらみたいな感じで、
演技というか劇ですか、
そういう集団で共用して作ってきたらっていうので、
河童を今回も初公演なんですけど。
そう、ボリュームワンでした。
地道に活動してきたっていう感じですね。
じゃあ河童の自体は結構長くやってるんですか。
一昨年ぐらいですかね。地道にそのワークショップ、
劇だとか演技のワークショップを、
顔、面識ある人ぐらいの範囲で頼んで、
やってもらったり、その二曲を読んで、
この面白い言語を共有しようみたいな。
読み合わせたりとか、そういうのをメインでやってて、
本公演、オムニバスで短編みたいなのをやったんですけど、
本当にちゃんと主催公演みたいなのが今回のはじめ。
なるほど、なるほど、なるほど。
なんかそのショーケースみたいなところで公演で
ショットだけやったりとかっていうのはあって。
なるほどな。
すごい、じゃあ二、三年いろいろと試行錯誤していって、
この前が一回目の公演で。
やっとって感じの。
で、11月にも本公演があるんですか。
11月にも本公演があるんですか。
そうですね、それは本当にちゃんとやりたいですけど、
まだ何も二曲かけてなくて、
どうなのか全くわかんないんですけど。
でもね、会場もいいとこですよね。
都電かな、都電じゃないか。
池袋のギャラリーですよね。
本当演劇やってらっしゃったんですよね、角谷さん。
いやでも本当に半端にかじってるとか一番うっとうしくないです。
いやいやいや、本当に詳しいっていうか。
いやいやいや。
そうなんです。
気になるところが。
面白いな、なるほどな。
そうかそうか。
なんかそうだから、まずちょっと河童の話を、
僕はそこからだったんでお話しすると、
王子スタジオっていう、
王子劇場とはまた別である、
稽古とかにも似たようなところですよね。
スタジオみたいなところで、キャパが20ぐらい。
20。
本当コロナ対策がギリギリ解除されてなくて、
09:00
5月5日のデイ・ウィーク前で。
で、29人以下じゃないとダメって。
だから完全に20人しか入れない。
はいはいはいはい。
きっちり守ってます。
なるほどなるほど。
まあそのぐらいのだから、スタジオ公演というか。
少し、小劇場よりさらに少し小さいぐらいの規模での公演で。
なんかね、すごい面白かったんですよ。
なんか、スタジオ自体がちょっと横長の空間というか、
長方形で、区切り方もいろいろあるじゃないですか。
客席と舞台と両方真四角な感じで撮ることもできるけれども、
割とその舞台の作り方としては長方形で、
長辺に客席を2列3列並べて、
舞台空間としても本当に横長の空間で撮っていくっていうような作りになっていて。
で、紙手奥にトイレがあるんですよね。
トイレがあって、ぬるっと演者が音症のオペレーションも一緒にやるから、
紙手の客席側のところにオペタクがあって、
そこに3個の短編集なんですけど、
その短編に出てない役者の人が、
そこで照明だったり音響の操作をするというような流れで、
ある意味裏側まで見えているような作りで、
さらに言うと、幕合いにはトイレ休憩というか、
お寺にも行けるんだけど、
お客様はさっきまで劇をやっていた空間を横切って、
トイレに行かなきゃいけないっていう作りになっていて。
なんかその、設計の仕方がすごい、
そもそもめちゃくちゃ上手いなというふうに思っていて。
割と小人数での公演で、
割とフィクションの度合いが強いものを上演するってなると、
身も蓋もないかとするとちょっと馬鹿らしいところが出てくるというか、
なんか目の前で嘘つかれてるんだけどみたいな気持ちになったりするみたいなところとか、
物語の、フィクションへの没入とか、
集中力どう持たせようみたいなところって、
結構どこに設定するかってすごい難しいなと思っていて、
川垂れはすごいそこが上手だったんですよ。
ぬるいけど、緊張してこないはずなのに、
ちゃんと気持ちよく没入できるような設計になっている感じがあって、
そこが裏側というかスタッフワークを見せちゃったりとか、
トイレに来た目にはお客さん自身が舞台を横切らなきゃいけないみたいな作りも含めて、
いい具合に機能しているなというふうに思っています。
そこはね、ちょっとあれですね、奇跡的な、
全然計算していないところで、
まずスタッフが俳優、俳優がスタッフを管理するっていうのは、
照明音響スタッフ頼んでたんですけど、
3日前に発熱したっていう話が来たんですよ。
今大丈夫だけど、どうしようみたいになって、
ちょっと言っているのも、
12月に本当はその3作品への一大百験を、
12:03
今日の一発演で表表をやる予定だったんですけど、
出演者がコロナになって、僕もコロナになって、みんなコロナになって、
延期したっていう経緯があって、
今回本当に延期したくないかなって、
ちょっと疑いあるならもう、こっちでやるって言って、
出てない人、何とかできるかなって言って、
っていうのでドタバタしているから、
なるほど、じゃああれは本当に奇妙な声明じゃないけど、
本当にそうで、全く計算していなくて、
それもう仕込みの時点からですか?
仕込みの時点で連絡が来て、
ちょうど遠いところに住んでいる方なんで、
今から車で電車が出るよってタイミングだったんですけど、
いやもうやめといてくれって言って、
だからまぁバータリー以前やったんで、
何とか間に合わせて、
だからゲネがもうポロポロで、
録画ゲネしたんですけど、みんな間違ってるんですよね。
俳優も疲れまくってるから、
グッダグダのゲネして、
そうですね、
それでも確かに良い効果を逆に生んでた。
そうなんか生んでた感じがあります。
それこそ見えてると、
本当にこうみんなで作ってるんだ、
それこそ演劇において、
めちゃくちゃ本当は一番ぐらいに大事なはずなのに、
不可思議になっているのがスタッフワークのやつ。
そこがちゃんとこう、
みんなで作ってるんだみたいなのが見えるっていうのは、
あの規模の公演の中で言うと、
すごいプラスに働いてたなって感じがして。
まぁでも、
あとやっぱり前説とか中野のやつとか、
やっぱり劇場じゃないんで、
劇場に沿ってない公演とかで、
めっちゃちゃんと喋るときあるじゃないですか。
ありますあります。
これがあんま似たくないですよ。
そう、それ嫌じゃないですか。
劇場だったらいいんですけど、
劇場じゃないしなみたいなところがあって、
しかも本当ギューってした空間で、
そうなんですよ。
その辺はちょっとあれは、
あるかもしれないですね。
そうなんかその、
安井坂井にすごいドレスアップして来たみたいな、
なんかそういうチューハグさすごい嫌で、
そこがちゃんと、
いい意味でのラフさが、
そこにこう保たれていたから、
全然こう、
公演自体とはちょっと違うところかもしれないけど、
その周辺部分の気の使い方が、
割とベストだったなっていうのが、
ありがとうございます。
思っていて。
で、その、
さっきもちょっと言いましたけど、
3作の短編が、
それぞれ上演されるんですけど、
1個目がけいちゃん怪談、
2作目犬の呪わないで、
3作目ひょうひょうというタイトルで、
このけいちゃん怪談から始まるっていうのも、
個人的にはめちゃくちゃ良くて、
良かったですね。
そう、めちゃくちゃ良くて。
なんかその、
僕は、
このフォトキャストでちょろちょろと話してますけど、
実話怪談にめちゃくちゃハマっているのもあって、
なんかその、
実話怪談の和芸って、
すごい良いなっていう風に思っていて、
なんだろう、
演劇において、
酔っ払ったら演劇するって難しいじゃないですか。
で、なんかその、
15:00
酔っ払った時に急にギター弾き出した人って、
その場がライブ会場になるんだけど、
酔っ払って急にシェイクスピアソラン演じても、
なんか痛いやつにしかならない。
この劇空間にする切り替えって、
なんかすごい難しいんですけど、
実話怪談はそこを、
言葉だけでやれるフォーマットだと思っていて、
すごい酔っ払った時に急に、
これあのね、
同級生の何々さんに気になる話なんだけどね、
って始めると、
なんかみんな聞いちゃうし、
気づいたら怖い思いしてるっていう、
なんか理想的なものがあって、
すごいラフに、
なんかトイレあっちですとか、
なんか今からシャッター閉めますね、
みたいなところから始めつつ、
なんか初めに入ってきた気の良さそうなお兄さんが、
急になんか天気の話始めながら、
塗ると、
なんかちょっとまだ季節早いけど、
ちょっと怖い話1個みたいな感じで始めていく、
あの、
フィクションへの入り方が。
そうそうそうそう、
入り方がすごいちょうど良くて、
で、そっからこう、
ラフな感じで始まると思いきや、
割と、なんだろう、
強度の高い作品なんですよね。
あの、
そこから始まる、
なんかその語りから始まって、
劇場劇のような形で、
そのコトノテイマツが演劇化されていくんですけど、
そこの演劇は、
割とその、
フォーマルな形というか、
すごいきちっと、
劇風間を作っていく流れになっていて、
あれを一発いきなり始められると多分、
温度差で、
置いてかれちゃうかもしれないけど、
なんかぬるっと始めながら、
徐々に徐々に、
その演技体だったりの塩梅で、
劇風間に移行させていくっていう、
流れが、
いやこれもう短編の始まりとして、
すごい、
しっくりくるなと。
いや良かった。
結構直前まで悩んでたんですよ。
あ、そうなんですね。
1作目と2作目は、
どっちで作るんですか。
なるほど。
で、僕結構2作目は最初持ってこって、
思ってたけど、
周りの人たちがやっぱ、
1作目の方がいいんじゃないかっていう。
はいはいはい。
あとまぁ舞台?
舞台が、
布?
はいはい、そうですね。
の関係がでかかったんですよ。
一番。
馬店のね、
あれ一番最初にプリセットで、
つっとかないと、
結構厳しいですね。
途中であれするのが結構めんどくさい。
なるほどなるほど。
ほんと我慢がわからんの。
全部怪我のコメみたいになってたんですけど。
なるほどなるほど。
あ、いやでもすごい、そっかそっか。
そうだったんですね。
あれすごい狙ってたのかと思いました。
いや、ちょっと、
まぁでも、
実際あの、やっぱ宮尾さんの喋り、
ナチュラルなとこから、
自然に入ってくる、
上手かったし。
上手かった。
うん。
だから良かったんでしょうね。
そうですね。
そうね、なんか、
全体として、
俳優のレベルは高かったです。
あ、本当ですか。
ありがとうございます。
なんか上手えなと思いながら。
嬉しいです。
そうそうそう。
なんだかんだで、
やっぱみんな10年ぐらい、
演劇やってるよね。
なるほどなるほど。
1人だけ、
高校の同級生で、
はいはいはい。
吹奏器演劇ちゃんとして。
あ、そうなんだ。
慶ちゃん階段の階段、
南での店は、
はいはいはい。
あの、
ほんと1作巡るんですね。
ちゃんと階段。
へー、そうなんだ。
で、
古典すごい、
歌舞伎とか、
ジョルビーとか、
国立劇場の関係で働いてたりとか、
すごい詳しくて。
なるほどなるほど。
でも、
彼以外はほんと、
みんな結構ちゃんと演劇、
うんうんうん。
18:00
長く続けてる人たちも。
へー、なるほどなるほど。
そうか、
そう上手かった。
上手かった。
そう。
ひょうひょうの、
マジシャンやってた方とかね。
あー、
鉄平さんですね。
あれすごかった。
体感のアンティエプリがすごくて。
すごいですよ。
あの人は、
ほんとに、
あのー、
言っていいと思うんですけど、
うん。
日部系とか。
あー、なるほどなるほど。
違う名前なんですけど、
はいはいはい。
どういうことなんだ。
めっちゃすごいですね。
いや、だってもう、
だって明らかに1人だけ、
その、
重心の安定と、
体幹移動だけで、
もう、
なんか見せ物になってましたもん。
だから、
すごいな。
しかも最近、
パントマイム、
あー、
はいはいはい。
なるほど。
まさに手品師持ってつけるようになったんで。
なるほどなるほど。
いや、そうすごい。
止め跳ねがね、
きちっとしてて。
そうそうそう。
面白かったですよ。
なるほどなるほど。
そういうことだったんですね。
稽古で、
鉄平さんが、
あのシーンやる度に、
あれすごかった。
あの、
もともとなんかその、
馬店の時に、
なんか挨拶だったりして、
何だったら出てくるじゃないですか。
出てくる時から、
すでにタダ物じゃなさが出てて、
あの、
悠々博書のね、
コラボの、
健康第一。
健康第一のね、
あの刺繍が入ってる、
浮気を着てて、
ロンTかロンTを着てて、
そう。
でもあれずっとだから、
2人で奥さんとこう、
2人で、
あれ欲しいんだ、
あれみたいな。
そう、
何も言わずに、
しれってあれやってて、
え?
健康第一Tシャツが良かった。
そう。
何人か健康第一Tシャツを
相手に買いに行って。
あれは非常に、
目を引くなと。
そう、
おもしろいことしてくれるなと。
そう、
いやっていうのもあって。
いや、
そっか。
そう、
で、
しかも何が良かったって、
その、
前説で、
まだその、
トイレ済んでない方、
病院じゃ無理だから、
この、
あの、
舞台の奥にあるここ使ってね、
って言ってた、
そのトイレを、
普通に出吐けに使うっていう。
使う。
で、
幽霊がそこを出入りすることで
使ってくる。
だからそこがもう一気にこう、
あの、
黄泉の国になるんですね、
トイレが。
みたいになった時に、
それ以降のトイレが、
なんかこうちょっと
行きづらくなる。
あ、そう。
良い意味で行きづらくなるというか、
なんか、
またがなきゃいけない場所になるっていう。
なんかね、
それも含めてすごいかわいい。
いや、
マジで、
その、
アンケートに多分書きましたからね。
書きましたね。
それ見てて、
それ見るまでに、
僕は一切そんなこと考えてないんで。
ただただ履ける場所が
あそこしかなかったっていう、
あれでしかやってなかったんで。
確かにみたいな。
ゆう、
あの、
けいちゃんがあそこに来るって、
めっちゃこのドア意味ある、
出てくるよねみたいな。
やっぱもう見方が演劇、
演劇でもないっていうか、
なんか、
オムニバスで作品ごとの見方じゃなくて、
こう、
全体通して見てる見方を
してくれてるなって思って。
あ、でもそうですね。
空間の使い方めっちゃ面白かった。
新鮮。
見方してくれるって思って、
すっごく嬉しかったです。
いやでもそう、
なんかもう、
孤独だけをこう、
ある程度豊かにしてくれて。
本当に素晴らしい見方してくれてる。
いやいやいや、
めっちゃ面白かった。
そうか。
で、けいちゃん階段は
さっきも言ってたように、
えっと、その、
初めてその、
技術を書かれたとか。
そうです。
三上で達行が、
たぶん初めて、
やったものだよね。
21:00
なるほど。
そうか。
基本的にも、
手直しとかもせずに、
ほぼその技術を詰めた。
そうですね。
ほぼその、
書いて、
えっと、
二作は、
その、
うんうん。
初演で一回やった、
犬呪わないでと、
えっと、
コロナでトンザした、
ひょうひょうってのがあって、
うんうん。
二作やったらちょっと、
って思って、
なるほどなるほど。
あれだって誰か書いてくれへんかなって言ったら、
三上くんが書いてきてくれた。
そういうことだった。
あ、じゃあこれ、
やろう。
なるほど。
いやーそう、
よかったな。
うん。
けいちゃん階段。
よかったです。
うん。
三上くん嬉しいですね。
そうですね。
三上さんは、
犬呪わないでにも出てた、
出てましたね。
お友達ですね。
そうですね。
山下って友達役で、
はいはいはい。
で、ひょうで、
主役みたいな。
そうですよね。
うん。
今回のキーマンなんですね。
キーマンですね。
犬呪わないで二作目は、
べらぼうに面白かった。
これが一番好きでした。
ありがとうございます。
いや、これが一番好きでしたっていうか、
なんかその、
稲垣さんのこと、
それこそなんかいろんな本読まれてて、
演劇のことも結構好きで、
東洋医学系の、
もろもろも、
なんかすごい、
いろいろ詳しい方みたいなところで、
すごいこう、
なんだろう、
本当になんかなんか、
親しみを勝手に感じながら、
なんかいい、
面白そうな人だなって思ってたんですけど、
犬呪わないでを見て、
あ、もう俳優としての稲垣さん、
めっちゃいいやんって思いました。
これなんか素朴に観客として、
なんか、
なんか素手ファンになりました。
ほんとですかね。
犬呪わないでの演技に。
めっちゃ面白かった。
あーほんとにね。
でも、
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24:00
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読んだのを元に、ちょっと現代に変換したものをちょっと共有しようつって。
で、多分その時から、炭沢さんとかはメディアをベースにした昼ドラ劇みたいなのを大量に考えてきたりとか、
各々のその読んだものを変換するって形で集めて、でまぁちょっとその時は
その時にちょうどオムニバス公演で参加してよって話が来たんで、これをやろうってなって作ったんですよ。
いやそう、これはこれ単発でどこに持って行っても一旦空間を閉まる作品だなっていうのをすごい思いました。
でも協作ってでも全然想像つかないですよ。どうするんですか?
いや本当大変で、今一回ちょっと本当大変なんですよ。
っていうのは、女性系の申請書の団体の特色として書いちゃったんですよ。
共同原作で、俳優で、俳優主体の作作をしますって。だからみんなそれやろう、みんなでやろうってなって、一斉にやって、
だから枠組みをほぼ僕が作って、このシーンこのシーンこのシーンやって、その前に会話するとかやり取りでやっていくんやけどそのシーン自体は
27:07
みんな書いてきて組み合わせてこうよってやってたんですよ。
ただやっぱり選べないんですよ僕が。みんな書いてきて、僕も書いてきてってなると。
なんか自分の選べやんし、周りもいいなっていう部分もあるけど、でも自分の選びたいよって書いてきたらみんなにやられないですよね。
そういうのめっちゃしんどくて。わかるんやけど、
あとセッチュアみたいな感じで、このシーンはこの人の使って、このシーンはこの人の使ってって、なんだかんだで頑張ってまとめたものを一回通してやった時に、
なんだこれはって。なんかチグハグがあって、新たに違う劇が始まってるみたいな、そういう感じになってしまうんですよね。
考えてたのは、やっぱその共同劇作って言うんやけど、その内容面じゃなくて、文体面の共同劇作。
河童の、河童というか僕が考えていることは、俳優の演技の実感がその
異欲の言葉になっている。 劇作家の俳優面ってものがあると思っていて、
俳優面ってものがあった時に、劇作家が劇を書くのは当たり前なんですけど、俳優が劇を書くってめっちゃメリットがあるよって思ってて、
その俳優の質がちゃんと文体に生きるならば、 そういうような共同劇作をしたいと思って。
そういうような共同劇作をするためには、この演技が言葉になっていく感覚をちゃんと共有して、ちゃんとみんなそういう書き方があるんだよ。
演じて書いていく。頭で構築した台詞じゃなくて、その場を演じている感覚で出てくる。
やり取りで生まれてくる言葉。文章を書くって結構そういうところがあると思うんだけど、みんななんか演じなきゃ書けないんじゃないかって。
なるほど、いやめちゃくちゃ面白い話ですね。 めっちゃ書けないさんを演じて書いてるみたいなのがある。
そういうのもやっぱ面白いなっていうのがあって。 そこの今だから共有段階。これを犬のロア内でを経てちょっと共有段階を経てるんですけど、
犬のロア内ではその共有段階とかすっ飛ばして、一回みんなで作ろうよってなった時に作った作品なんですよね。
結局じゃあそれはそのシーンごとに誰かがどれ書いてるとか、このセリフは誰が書いたっていうよりは、
なんだろう、その文体を統一しつつ、すり合わせしつつ、どなたかが一旦一本数字を通している。
だからところどころ、例えばメディアでメイコが喋るその
桜、桜じゃないわ、何々、呪いの言葉みたいなのを南出くんが書いたりとか、最後二人の遠い
30:08
やりとり。 空が綺麗だったんだよね、大根が重くてみたいなのを丹沢さんが書いてるとか、いろんな人が書いたのを
ガチッと、その劇の空気が崩さないように接着剤で塗り合わせるみたいな感じでまとめたみたいな。
なるほど、じゃあ入ってはいる? そう入ってはいるんですよ。でもシーンとしてガッてやってるって感じではないかな。
いやそれめちゃくちゃ面白いな。この話だけで多分2時間ぐらいできるんですけど、なんかそれこそその演劇の作り方の一つに、それこそそういう枠でこういう話にしようだけ決めて、
あとはそれぞれの役の解釈を持ち寄って、ちょっとこうエチュードみたいな感じで、即興で作りながらそれを書き起こしていくみたいなやり方もありますからね。
稲垣さんがお話しされているような演技としての劇局っていうのはそういうことじゃないわけですよね。
多分そういうことじゃなくて、多分各々がなんだろうな、なんか一人の分体で統一されたものにならないんですよね。
本当に右往左往するというか、なんかその質が、うごめくっていうんですかね。そういうのができたらいいなって思うんですよね。
そのためにやっぱり演技についてもっと学ぶ、学ぶというか深めていかないといけないと思うし。
そこすごい本当になんか面白くて、僕本当に庭科稲垣ファンなんで、全然そのハテナブログでね、稲垣和利曲集っていうものが常に更新され続ける曲集を
更新される。これめちゃくちゃ面白いんですけど、かわたれのね、稽古場の稽古中のやり取りの書き起こしとかもされてるじゃないですか。
場のシーンはもっとこうなのかなみたいなのもあったりもするし、それぞれ過去の劇局とそれぞれのそれまでの編成みたいなのが書かれてたりする
のがあって、第2期だか第3期に登場人物勝手に喋り出すみたいなのがあって、書いていくと振られていくみたいな。
今のお話というか、かわたれの方法論というのは、むしろその1人の人間が何かこう劇局を書いて、そこの状況によってある人物とある人物がそれぞれ有機的に勝手に喋り出していくっていうもののその
一個先というか、その書くという作業自体を複数人でやることで、そもそもその劇局を書くというか、書くことの演技性みたいなものをより一層その
生身の演技に近づけていくような試みなのかなぁみたいなことを、今日お話しするまでは考えてたんですけど、なんかお話しすると多分そういうものともちょっと違いそうだなっていうことがあって。
ちょっとね、ややこしくなってきますけどね。
いろんな方向に枝分かりしてるんですよね。これって、やっぱそうで、そうでっていうのは、僕一時期長台詞ばっか書いてたじゃないですか。
33:00
読みました読みました。
読みました?本当ですか?
夕焼け公演で放送中読みました。
長台詞。
長台詞。
あれが本当始まりぐらいの長台詞ですけど、長台詞書いてると演技の見せ方みたいなのが出てくる。
わかりやすい。短い台詞より。俳優が見せやすいっていうのがあって、長台詞書いてるのはそんな単調な、単純な考えで長台詞書いてたんですけど。
書いてると、こっちの方向に進むかこっちの方向に進むか、枝分かりしてるんですよね。
こっちに進んだら絶対こういう終わり方してないし、こっちに進んだらこういう終わり方してるしっていう、道歩いていく感覚があって、それが戻ってきたりもするんですけど。
基本的に全部、東洋医学もそうなんですけど、全部繋がってるんですけど、枝分かりしていくんですよね、何かやっていくって。
枝分かりしていくんやけど、ストックすることもできるし、完全に無くすこともできるし、みたいな段階で。
たぶん今、語りでやってることとして、現在地っていうやつで言うと、語りっていう部分の分岐、分岐ではないけど分岐してるものと、集団創作っていうものの分岐と、何個かあって、それがたぶんさらに発展していくと、より良い講演できるんじゃないかなと思うんですけどね。
一方向に修練させるよりは、どんどんいろんな分岐があった方が面白い。
それこそ、これどこで読んだか忘れましたけど、演技の修行だか、その方法論を作っていく中で、街中でのパフォーマンスで、街中にいるいろんな人のいろんな身体をそれぞれの局所的にトレースするみたいな。
ティッシュ配りする人の手と、薬屋の呼び込みと、いろいろ一気に同時に上演するみたいなことをなされてるみたいな感じで書いてある。
すごいそれがちょっと象徴的なのかなというか、いろんな可能性をそのまま1個の空間だったり体に落とし込んで、上演していくみたいなあり方なのかしらと思いながら。
それが渋川くんがやってたトマソンの活動ですね。
それがそうなんですね。
トマソン、超人間トマソン、右手のトマソン、左手のトマソン、首のトマソンっていう。
街のあらゆる人間のトマソンを。
新宿のキミラって僕らは言ってたんですけど。
その時は街中で観察して、ポケモンの感覚なんですよ。
ポケモンの感覚。
トマソン見つけた、野生のトマソンが現れたみたいな。
なるほど。
モンスターフォールド投げて、捕まえて、よし捕まえたトマソンを練習しよう、レベル上げよう、レベルアップしたらやっと見せれるなみたいな。
進化していく。
おのおの質の動きが進化していくような感覚があって、たぶん劇作流でもそういうことが起こるはずだって気持ちがして。
36:04
なるほど。
たぶんウワーって感じじゃなくて、いろんなギャラドスだったり、カイリーだったり、全部強いポケモンだったけど。
いろんなポケモン、ポケモンじゃないです。
いろんな質。
いろんな方向の表現の可能性みたいな方向、質っていう言い方をしていますけど。
ストックしている。
なるほどなるほど。
それを増やしていく方向性。
バラエティを豊かにしていくって方向性と、深めていくって方向性があって、それを今みんなで共有していきたい。
なるほどなるほど。
この犬呪わないでの稲垣さんの演技はまさに分岐していくというか、いろんなところに引き裂かれていく演技だったなっていうのを感じましたね。
すみません。
いやめっちゃ面白かった。
めっちゃ面白かった。
それこそ今文振り、これ文振りの前日に撮っているんですけど、いろんな梱包作業とかするんですよ。
奥さんが基本的に手作業機能なので、いろいろ詰めてくれたりする、段ボールの組み立てとかしてくれたりするんですけど、
たまにもちろんカッターとか使うんですよ。
使うたびにこう、チリチリってやってみたりとか。
あとちょっとこう、ある程度ふざけながらちょっと気まづい沈黙を作った後に、
夕飯どうしようか僕が作るよみたいなことを言いながら僕が作った後に、
ごめんちょっとしょっぱかったけど大丈夫?無理だったら僕食べるからみたいなことをちょっとトレースしたりするみたいなことをするぐらい気に入ってやってました。
ありがとうございます。楽しんでもらって。
楽しかった。これ楽しかった。
そうですそうです。っていう感じでした。2作目は面白かった。
で、3作目がひょうひょうてい。これは内田百研の。
全百研のひょう出発てい。
ひょう出発ていに皆さんの夢の話。
これが一番ちょっとね、よく分かんなかった。
そうです。
よく分かんなかったっていうと面白かったんですけど、なって思ってて。
で、ここの分かんなさの原因として、
犬のロアナイテで稲垣さんの引き裂かれ演技にめっちゃ引きつけられて、これめっちゃいいわと。
この次ひょうでしょみたいな。
すげえ文句いんじゃねえかって思って見に行ったら、
割とこっちはどちらかというと一方向に修練させていくタイプの演技だったんですよね、稲垣さんが。
これだから本当に全体通していうとその方が良かったのは分かるんです。
分かるんですけど、その時点での勝手な稲垣ファンの自己中心的な言い方をすると、
なんかひょうなんだからもっとばらけた、それこそ人間トマソン見たかったみたいな勝手な気持ちがちょっとあったっていうのが。
それはありがたい意見ですね本当に。
でも本当その可能性はあったと思うんですけど。
単純に僕の傾向不足っていうのがある。
でもそっか。
でも一つはこれを一個人じゃなくて全体でやろうとするってところがあると思う。
39:03
そこだと思うんですよ。
いやそうだから本当にそれは、なんかその一個人が、あそこに出てた5人ぐらい。
そうですね全体5人で、中心人物除いた4人。
だからその4人の振る舞いが全部が全部分裂的であると、
多分確かにちょっとカロリー高すぎて。
だから結構さっきのマジシャンのお話もそうだけど、
あそこに出てた4人のそれぞれの機構っていうのは割と1個なんですよね。
その情報としては。
それぞれ1個なんだけど、その1個が4つあって全部バラバラだからカオスになるっていう作りになっていて。
でもそれはそれですごいわかるし、そこを一人一人を過剰にしてしまうと、
あの20人しか入らない空間の中で、4人が4人全員5人分ぐらいの作業をすると客席が負ける。
負けるというか飲み込まれてしまう。
狭い空間ででけえ声出す芝居嫌いなんですけど、それに近いものになってしまう。
だからちょっと洞窟に近いような、負のエネルギーを浴び過ぎてしまうみたいなことを考えると、
あのぐらい綺麗にまとまってた方がいいんですけど。
なんかどうせ有名な話だし、そこに整合性よりはカオスを求めていくんだったら、
なんかみんなもっとバラバラになってくれたら面白かったなぁみたいなのは結構でもそこ悩ましいなって思いました。
一つもう1つね、やろうと思ってたことあるんですよ。
それはコンタクトインプロビューでしますけど。
コンタクトインプロビューと接触して即興で踊っていくっていうダンスの即興ダンスみたいな。
しばらくやってたんですよね。
これかもしれない。
持ってたんですよ。しばらく途中まで。
これを多分4人でやりながら、
うごめくぐちゃぐちゃした液状のものが1人を飲み込んでいくようなことになりたかったんです。
そうですよね。
舞台美術とね、ちょっとうまく兼ね合いがね、通りづらかったんですよね。
1人がずっと真ん中にいるってスタンスを保ちたかったんです。
履けたらできる?
そうですね。
空間処理難しいです。
真ん中に1人状況に翻弄される主人公がいて、
4人が基本的に壁画みたいな感じで、
壁側に貼り付きながら並んでいて、
1人ずつ出てきてモノローグを喋るみたいな。
きっちり作りすぎたんですよね、最初に。
いやでも、難しいなと。
いやでもね、本当それは考える良いことを言ってくれたって感じですね。
実際その他の人のアンケートのコメントで、
もっと飛び抜けたものを見せほしかったみたいな。
そうだよなと。
納得の面はあるっていう感じですね。
いやでもそう、とはいえ、これめちゃくちゃ難しくて、
下手な俳優だったらあの演出で良かったと思ってるんですよ。
42:02
下手な俳優だと、それこそ勝手に雑味が出ちゃうから、
一つのことだけやってください。
マジシャンだったらマジシャンやってください。
配信者だったら配信者の体やってくださいって言っても、
絶対その人自身の体の雑味が出ちゃうから、
それがノイズになって、
良い意味でも悪い意味でもうるさくなるんですけど、
生地みなさん上手だから、そこが割と音がクリアなんですよね。
だから、よりワチャワチャしたノイズミュージックを聴きに来たはずが、
割とすっげえ綺麗な和音が鳴ってるみたいな気持ちになったところがあるかと思っていて。
多分、コンタクトインプレッションは普通にやらなかったけど、
共有感覚として、夢のドロッとした感覚というか、
溶けていく感覚みたいなのを共有したかった。
輪郭がないじゃないですか。
自分がいきなり違う人になっていたり、
違う人を見ていたはずなのに、いきなりそれなりの人になっていたり。
その境界の無さみたいなのは、やっぱり必要だなって思ってるんですけど、
そこ必要だなって思ってるけど、
描けてたかどうかっていうのはやっぱり微妙なところで。
難しい。
そこまではいかんかったなって。
でも個人的に、今の元々の狙いだったりからすると、
そういうのが理想だったんだろうなってなりつつも、
僕はわりとひょうひょう好きなのは、
どちらかというと、なぜか一人一人はクリアな輪郭を持っているからこそ、
より一層、人の夢の話を聞くときの、
いや知らんがなっていう気持ちが追体験できる。
再現されるみたいなところがあって、
そこはすごい、いや知らんがなって思うためには、
あの輪郭はすごい必要だったと思うので、
その輪郭だったりが養成するような効果とはまた別のところに何か、
やっぱり上演することによって得られる効果みたいなのは、
そこにあったなっていうのはすごい思いました。
いや、でも本当にうちで百犬さんはすごいですね。
いやそうだ、描写でしかできないことすごいしますからね。
像を結ぼうと思うと意外とこんな状況ありえなくないかみたいなことを平気でします。
なのに何か行為がいちいちいきなり立ったりするんですよね。
今までどうでもいいようなこと、
そんな些細な行為どうでもいいやろみたいな感じの描き方でしてるのに、
急にビョンという行為が出てくるみたいな。
そういう面白さはね、やりたかったですね。
いや本当に面白かったです、この3つとも。
それぞれ全然違くて。
っていうのでね、いや面白かった。
でも本当に全然意味わからんかったけど面白かったっていうのは、
票でアンケートで書いてくれた人がいて、
なんかそれは本当、全然わからんのに面白いって結構難しいというか、
わからんのもわからんってなっちゃいがちだから、
45:02
その感覚で見てくれた人は本当にありがたいですね。
それはすごいそうですね、そうなんですよね。
いやー面白かった。
本当に今度の11月の公演も楽しみだなと思いながら、
一枚ちょっとブログ、ちょっと今日までに全部読もうと思ったら全部読めなかったんですけど、
いろんなその議局集をね、ある程度ちょっと眺めながらみたいなところで、
今日は来てたんです。
でも今日一番聞きたかったのは、さっきいるならはないでのお話をされてた時に出てた、
議業を書くっていうのは、もっと広く言うと書くっていう行為をそれ自体が一つの演技なんだっていうお話が、
個人的にはめちゃくちゃ面白くて、そうなんですよね。
そうですね、その11月公演は多分僕がまとめるのはメインになってくるんで、
犬のやつみたいに共同でっていうのは、
一応そのフィードバックみたいなのをやろうと思っていて、
共同推しではないんですけど、その次ぐらいには、
前もチラッと話しました、めっちゃ短編劇集みたいなのをやりたいと思っていて、
そこでなんかそれぞれの演技が文体に生きていくのの貝まみれたらなっていう、そのなんか、
枝分かれの一つはもう結構決まりかけているというか。
いやぁ、いいなぁ。
楽しみですね。
いやぁ、面白い。楽しみですね。
どうなるのか。
いやぁ、いいなぁ。
そうか。
ハテナブログの劇局集だと、僕はマイスウィート真珠、
僕たちVS宮島の子、夕焼け公演で放送中、さよならあわあわ。
だけちょっと読めたんですけど。
序盤の?
序盤の方から順番に読んでいって。
夕焼け公演で放送中、めっちゃ面白かったです。
マジですか?初めて言われました。
マジですか?
初めてではないですけど、面白いって言ってくれる人は言ってたんですけど、
全然誰もなんか、あれ上げてから誰一人それを読んだ人ほぼいない。
え、そうなんだ。
いないぐらい。
夕焼け公演で放送中、めっちゃ面白かったです。
あれ初めて、なんかちゃんと書けたなって気がしたんだけど。
いや、あれめっちゃ面白かった。
あれは上演はされたんですか?
してないです。
あ、してないんですか。
なんかその、月一で稽古会とかしてた時があって、いろんな人集めて。
主催は僕じゃなくて。
その時にちょっと扱ってもらった。
なるほど、なるほど。
みたいなことあるんですけど。
そうなんだ、これ一番見たいって思った。
どうやってやるんだって。
そうそうそうそう。
いやーこれめっちゃ面白かった。
そうですね。
あれ楽しかったっすよね。
うん。
いや、すごいこれ見たいなって思いました。
多分そのザ・コエンジで学んでた時に、
佐藤誠って人がカリキュラムをやってたんで、
終了上演が本当、戦争業空襲であるエドワードモールドの作を、
48:01
みんな即興でやれっていう話。
セリフは一言一句覚えて、一言一句違わず言うんですけど、
出てくる位置とか、その時の流れ、絶対嘘つかない。
なるほど、なるほど。
決めない。
これいいなってやったやつを、
次の日にやったら絶対怒らない。
はいはいはい。
みたいな演出で、
なるほど。
僕は本当にできなかったんですよ。
それが。
残酷だ。
っていうのが多分、やっとその感覚が劇局に出たって感じ。
うん。
即興で書くって感覚が出てきて。
なるほどね。
そうそう。
かけなねさんも、
かけなねさんの双子のライオン堂のトークイベント、
随時解剖教室。
随時解剖教室の時に、
ツイッターで5時間ぐらい喋れる人がいるじゃないですか。
はいはいはい。
できました。
本番で何分喋るか分からないけどぐらいの、
あれってマジで俳優の仕事じゃないかって思うんですよね。
その時話したのは、
僕が1人で5時間ぐらい喋れるぐらい準備はしていくけど、
当日は別にもう2,3人で喋るから、
そのうち喋れるのは1時間には満たないんだけど、
別に無駄になるようで、
別に無駄ではないみたいなこと確か書いていたんですよね。
これ本当に何かやっていくと、
即興でっていうか、
どんだけ演技プランとか用意、
こうしてやろうみたいなのを用意しても、
それやったら絶対激度が崩れるみたいなことがあって。
そうなんですよね。
だから合わせるっていうか、空気を見るみたいなのが、
僕はすごい苦手なんですけど。
苦手なんですけど、
それって本当に俳優の仕事やなって。
本当は神山さんのトーク聞いてると、
マジで即興の、
前も1人2役するラジオとかも、
マジで俳優やなみたいな。
あれが楽しかったな。
すごいな。
あんなやろうと思ってもできないやつですよね。
考えついてもできないやつですよ。
そうね。やっちゃいましたね。
すごかったですね、あれ。
嬉しい。演劇畑の方にそう言ってもらえると、
すごい嬉しいですね。
面白かったです。
よかった。
そうか。でも面白いな。
でもなんか、そうか。
結構でも本当に、
僕もその演劇やってた頃って、
自分で脚本で演じてたんですけど、
そうなんですか。
すごい苦手だったんですよ。
まさに本当に、
1回これが正解じゃんって思い込んじゃうと、
それしかできなくなるとか、
あとその、この場においてこれが正解じゃんって思うと、
なんかみんなをそっちに誘導するような、
頭の回転させ方をしちゃって、
全然その場その場の正解に、
全然いけなかった感じがあって、
すごいそれが未だにコンプレックスであるんですけど、
なんかすごいだから、
ちょっとその傾向があるというか、
そのモノローグというか、
長ゼリフの方が演技が見えてくるとかっていうのも、
やっぱりその独演の方が見えてくる、
51:01
立脚点が見えてくるみたいな、
形の作り方なのかなっていうのは、
ちょっとこう、なんだろう、
まだ前半しか読んでないですが、
劇曲読んでいてもすごいちょっと感じるところでありますね。
そうですね。
どんな演劇作ってらっしゃったんですか、ちなみに。
当時、
清澄白川のギャラリーとかで、
マウムとジプシーが、
初演のアストレンジャーとかやってたくらいの時期だったんですよ。
神の異邦人をやってた。
それめっちゃかっこええやんとか思ったり、
あとママごとがすごい好きだったので、
もろそういう風な、
ちょっと音楽寄りというか、
音楽寄りというか、
ポツポツと一人ずつは喋るんだけど、
8人ぐらいの俳優で、
全員で一つの街を作るみたいな芝居をしてたんですよ。
この通りをこうまっすぐ歩くと、
あそこにポツンと何か八百屋があってとかいうと、
その八百屋のおっちゃんがそこで喋りだしてみたいな、
なんかそういう、
歩みチックな。
そう、歩みチックなことをやりながらみたいな感じでした。
あとは、
夜中のトイストーリーみたいな話をやるために、
友達たちが一生めちゃくちゃ大真面目に、
ぬいぐるみでごっこ遊びをするみたいなのとか、
そういうちっちゃい芝居をやってました。
見たかった。
演劇やりたいなって思いました。
また何か作りたいなと。
劇団とかではなくてですか?
劇団は一応作ってやってたんですけど、
この名前になる前のやつなので、
一旦なかったことで。
でも俳優として、
俳優としてっていうか絶対いい演劇するやろうなって思いました。
聞いてる感じ。
やっぱ即興性があるって、即興性というか対応力ですかね。
まずリアクションだなって思ってて、
アクションできるのは強いけど、
リアクションができないと本当に劇の時間が切れるんだなってことは
渋々感じてて。
それができないんですけど、本当に。
潰しちゃうみたいなことばっかりしてますね。
最近劇の空気みたいなのがやっと見えてきた。
メディアの、
犬呪わないでを共同で作った時の失敗っていうか、
一緒に合致させた時にデコボコになったやつが経験が大きいんですけど、
劇局にそれぞれ劇の空気があるんですよ。
歩み方というかスピード感というか。
めっちゃ分かりやすいところで言うと大田正吾の水の駅の
あの時間と、
そうじゃない野田秀樹の劇のスピード感みたいな。
54:02
BPMが全然違うみたいな。
全然違くて。
崩すか崩さないか。
演出にもよるんですけど、
基本崩さない方がいい。
崩してもいいけど、
崩せないんですよね。
崩した時点で空気が壊れちゃうから。
あえて崩したっていうことに意味がすごい出ちゃいますね。
俳優がそれを操る分にはいいんですよ。
波の中で上げたり下げたり落としたりみたいなのがあるんですけど、
そうじゃないバーンってやっちゃう。
若い時分かんなかったんですよ。
頑張ってやろうって言ったら崩れちゃうんですよ。
それが分かんなかったしばらく。
やっとそういうことかみたいなのが分かってきて。
だから、
今日の挑戦は速攻。
元気な空気を音で作った。
これがもしかしたら今日の劇作の一つの鍵になるかもしれないな。
なるほど。
面白い。
それも一つの動きで。
めっちゃ面白いな。
今の話ちょっと意外というか、
自分がある意味突出しちゃったりとか、
何かリズムを崩してしまう。
意外でも何でもないのか。
東洋医学の勉強をされているという話で言うと、
東洋医学ってまさにバランスを取る。
むしろそこに突出されているところがあると、
そこを収めないといけない。
まさに世界じゃないですか。
そこはむしろ自分が苦手というか、
そこのバランスを取ることが苦手だからこそ、
興味が出た領域なんですか。
これは単純に体調不良になって東洋医学に入って、
体調整ったというところが大きいんですけど、
学べば学ぶほど全部演劇とかがあってくるから、
めちゃくちゃ面白いですよ。
演劇って何でも。
演劇というか小説だったり、何でもいいんですけど、
何でも影響してるんだなって気がしてて。
今大局圏のワークショップ、
大局圏って力抜く傾向みたいな場面なんですけど、
やっててめちゃくちゃ勉強になるんですけど、
やっぱり今を見てるかどうか。
さっきのザ・コワインジのワークショップと一緒の話ですね。
ほんとそう。
今の意味失敗したとか、さっきどうしようみたいな考えた時点で終わりみたいな。
今いかに集中するかみたいなところで、
それをやってるだけで身体調子が良くなるよって大局圏が。
演劇側としては激怒を受け付ける時にその密度が、
今いかに生きるかみたいな。
密度が高まるよね。
なるほど、なるほど。
57:04
お昼は全然違う仕事されてる?
お昼は測量の仕事です。
そうなんですね。
ほんとに全然違う仕事。
黄色いキャターズみたいなのを立てて。
別の仕事されてて、夜間というか真剣な勉強もされてて、
今日みたいな土曜日、日曜日、週末は大局圏だったり、また別の習い事もされてて。
休みないじゃないですか。週7で。
だから土日で予定、昼間が多いから。
朝、部屋入ったら芸慣れするなみたいな。
いや、ほんとに。
すごいお忙しいなと思いました。
ほんとに忙しくなっちゃったみたいな。
そこにさらに演劇の稽古も、劇作だったり稽古もしなきゃいけない。
どう成り立つんですか?
かけるかなって。
でも河森の稽古中はどこを諦めるんですか?
だって既に今日この録音しましょうって言って、日程調整させていただいてる時も、
平日の昼間はお仕事されてて、夜は真剣な勉強されてて、
週末はワークショップで埋まってるんですって話された時に、
録音はどっかに差し挟めばいけそうだけど、
これみんなで集まって稽古できなくない?ってすごい思ったんですよ。
でもみんな、正社員、みんなじゃないか、みんなじゃないけど、
正社員が働いてるほうが多くて、日休みが多かったんですよ。
だから日曜が多かったです。
日曜週一で半日ぐらい集まるっていうのを結構継続してて。
なるほど。
週一の稽古であの完成度なんですかね。
だからもっとやりたかったのはある。
あれ何回稽古したんですか?
トータルの稽古時間ってどのくらいなんですか?
結構短いです。結構短いですっていうのは、
僕普通にコンタクトインプラとか、
はいはいはい、いろんな試行錯誤が。
アップとか。
ヨガとかしてましたよね。
ヨガにめっちゃ時間かけるんですよ。
だから東洋医学学部っていうのはあって、
絶対体をリフレッシュしていろんなほうが結構はかどるって思ってたから、
めちゃくちゃヨガしてて、めちゃくちゃヨガっていうか、
1時間以上することがあって、
炭沢さんとかが、
ヨガ、ヨガもうちょい。
ヨガみたいな感じになって。
パータイニッシュでもね、なんかヨガ気持ちいいとか書いてあって。
まずそっから始まるんですけど、
それが結構傾向を押したりする原因でもあるんですけど、
あったほうがいいと思って。
でも、実際1月の後半ぐらいからと、
2月中旬に劇局が上がったぐらいだと思うんで、
1:00:02
3月から週1で、
3、4、ほぼないですね。
8、7、8。
そんなもんだ、すごい。
8日?
はいはいはいはい。
あったかないかぐらいで。
あと、演技感覚の共有みたいなのが一番でかいって思ってたから、
コンタクトインプロデューションになったんですけど、
体の感覚の共有っていうか。
すごいな。
それでだから、本当表が全然できてなかったんですよ。
なるほどなるほど。
表が、終わりができてなかったんですよ。
なるほどなるほど。
あ、そうか。
劇局を書くのも込みでその、
いや、えーとね、
それはやったんですよ。
表だけ、最後モーニング娘。
はいはいはい。
流すかとかずっと悩んでたんですよね。
なるほどなるほど。
で、それは12月にやろうとしてた時から悩んでたんですよ。
なるほどなるほど。
ちょっと見ながら君を思ってたんで、書かなかったんですよ。
なるほど。
書かなかったっていうのは、しんどかったんですよ。
はいはいはいはい。
モーニング娘。かかってから、
結構初めての感覚で、
ダンスの振り考える感じだったんですよ。
あーなるほどなるほど。
4人で、5人で。
それやったことなくて、
なるほどなるほど。
モーニング娘。聞きながら、
ずっともう何回も始めから、
何回も始めから繰り返して、
おいこうしてこうしてみたいな。
はいはいはいはい。
やるのがしんどかったんですよ。
なるほど。
いやー面白。
やっと、やっとやって、
まあだから決断してこうしようって決断して、
やったのがだから2週間前とかなんで。
はいはいはいはい。
表が圧倒的です。
なるほど。そういうのもあるんですね。きっとね。
なるほど。面白い。
だからもっとやりたかったのは確かにあるんですよ。
うんうんうん。
いやーでもすごい。
そうか。面白いな。
まあでもその時点でできるベストっていう感じで、
多分やってはいた。
なるほど。
いやーめっちゃ面白いな。
そうですね。
そうか。
だからみんな結構そわそわしてて、
表出てる人は。
はいはいはいはい。
これどうなんですか?
で、なんか違うのやろうかって言ったら、
表やろうってなって。
はいはいはい。
なるほど。
表やろうみんな表やろうって。
いやー面白い。そういうことだった。
めっちゃ疲れてる。
なんかダイナマイトが全員違う方向向いてこうやって。
合ってない合ってないって言って。
急に振り渡しといていきなりなんか合ってないって。
めっちゃ各自由みたいな。
なるほど。
いやー面白いな。
そうか。でもそっか。
そんなそれでできちゃうんだもんな。すごいな。
俳優の人たちがね、もっとすごいって言うのもあるんですけど。
そこも結構悩みましたね。
なんか今回、
Kちゃんの方も幕を使うかどうか結構最後まで悩んでた。
はいはいはいはい。
っていうのは、俳優見たいっていう話もある。
はいはい。
俳優見せるか、その作品としてのものを見せるかって結構違って。
1:03:03
そうですね。
実際、幕なくてもできたっちゃできたって思ってて。
カハートアレの理念的に演技見せた方がいいかなって一瞬そっちに言いかけたんですけど。
なるほどなるほど。
現場で見ようって言って、現場で見て影やったらいいなって思って影使ったら。
なんかその何を見せ、その作品の完成度ももちろんあるんですけど、何を見せたいかで、
その見せたいの完成度があるんだなみたいな。
そうなんですよね。
あるんだなっていうのは。
あー面白い。そうなんですよね。
そうじての完成度にしか話にならないんですけど。
はいはい。
これをしたいが多分こっちを選択するっていうのは、もしかしたらあることなのかもしれない。
でも絶対、いやでも作品の完成度もあるっていうその悩みみたいなのが常に常にあるみたいな。
しかも単純にすごいなんか例えばお金かけたり時間かければそこの全体の完成度が上がるかって
そうでもなかったりするっていうのもまた難しいですよね。
難しいところですね。
そうですね。
なるほど。
いやー面白いな。
そうか。
やればやるほどって。
でもなんか犬の方は再演やったんで、それちょっと不安にあったんですけど。
うんうんうん。
なんか再演の方が良かったって話が結構あって。
っていうのはそのメイクを役してたキリちゃんがさっきお子さん出産して子供できて母親になったっていうのもあって。
なんか意欲のなんか理解がすごい深まったみたいなものをやってたりとかしてて。
なるほど。
なんか実際なんか変わったなって感覚も。
なんかその辺なんかできた完成したってところからさらに進化するって全然あり得るんやなみたいな。
なるほど。
で実際書いてやってたセリフとかでキリちゃんも気づいたんですけど、
なんかその二組の夫婦がいて、一組はすごい旦那と犬を呪いまくってる夫婦と、
あんまり呪わずにしれいと生活してる夫婦と二組いるんやけど、
なんか一組は渦の中でぐるぐる渦巻いてるみたいなセリフがあって、
こっちはなんか言葉が浮いてる気がしてぷかぷかみたいな。
そこ退避されてんのやみたいな発見をキリちゃんはして、
書いてんのに全くそんなこと考えてないんですよ本当に。
でもその流れでやっぱり書いてるからか。
自然とその渦の夫婦とぷかぷか浮いちゃう夫婦とっていう別れ目が入ってて、
そういうの気づけんのやなみたいな。またそういう面白がり方できんだなみたいな。
再演すごいなっていうのはやっぱ、
なんかいつも、今まで結構再演失敗した経緯があったよ。
その当たり前にあったやつがあって。
やっぱなんかしら新しいことをしなきゃいけないって思うんだけど、
1:06:05
そうじゃなくてやっぱ俳優がおのおの深まっていくっていうか、
感覚深まっていくだとか、役に対してだとか深まっていくだけで、
変わるんやな、進化が深まるんだなっていうのがいい経験やったなって。
はあ、面白い。いいですね。そっか、結局は再演ができるからいいですね。
そこですよね。
そうなんですよね。
何を再演してるんですか?
普通に日記もそうだし、大体のテキストって一回書いたらそれっきりだよ。
それを同じ大体で書き直すとかはあるけれども、
同じテキストがそのまま何か別のものになるみたいなことってあんまりないから、
いいな、解釈自体がガラッと変わっていくみたいな、
そのテキストの開かれ具合っていうのがやっぱり一極の一個のいいところだなっていうのは。
日記でも書けないさんのサイト、
あーはいはい、重複ですね。
読んでてやっぱ、日記すげえ分量やなって。
だから、上演ってほんと一回きりでその場でなくなってしまうっていうのが面白いところなんですよ。
二曲は残る。
そうですね。
読み直せるし、新たに上演することが必ず。
日記って残りまくるんやなって思った。
そうなんですよ。残るくせに一回一回はライブなんですよね。
すごい即興で書くから。
絶対に前に戻らないっていうのを自分に課してるんですよ。
どんなに書きたいことがあったとしても、
一回もうその先まで書いちゃったらもう諦めるっていうのをやっているので。
まだそこはだから、儚さと残っちゃうこととの兼ね合いみたいなのは、
確かに日記にもあるところではあるかもしれない。
日記、でも本当に、前のトークとかでも話してましたけど、
いいことを書いた次の日にめっちゃ目が開けて、
奥さんとすごい喧嘩になったりとか。
でもあれは作りものですよね。
上の方ですっごい幸せなイメージが行われてるのに、
こっちでめっちゃ喧嘩じゃないけど、
一時ベッドで閉じ込まれてるみたいな。
ぷかぷかしてるのとうずがいてるのと。
そういう描写してるみたいな。
作り面白いっすね。
いいおもちゃですよね。
書いておくと。いろいろ遊べると。
本当に毎日書くっていうのは尊敬ですか?
この1週間、2週間ちょっと1日書けずに、
翌日書いたりしてるんですよ。
ゼルダが出たんで。
夜遅くまでギリギリまでハイラルを駆け巡って、
そのまま寝落ちちゃって、翌日やべえって書いてるんですよ。
1:09:00
今、任天堂によって僕の日記のルーティンが
おびやかされてますよ。
ゼルダで書く機能あればいいですよね。
そうなんですよ。そこで書ければいいんですよ。
フルアパートでそのまま日記を書ければいいですよね。
絶対おもしろいですよね、ゼルダ。
そんな感じです。
結構ね、気づいたらたぶん1時間を超えて終わりますので。
これまた11月の公演が近くなった頃に
またちょっといろいろお話。
ありがとうございます。
今日全然また東洋医学の話とか、
演劇の話に夢中になってあんまりできなかったので、
そのあたりの話をまた聞かせていただきたいなと
いうふうに思います。
最後に、月曜だから文振りの告知ともしょうがないんだ。
告知としては、
かはたれの今現在地でお話ししてたものは
もう演劇なので上演自体は見れないんですけど、
かはたれ日誌のブログで
けいちゃん怪談、犬呪わないで、ひょうひょうの
3つの儀曲を読むことができますので。
ありがとうございます。宣伝していただき。
ぜひね、読んでいただいたらいいんじゃないかなと。
あとは、あれかはたれ日誌とは別なんですよね、稲垣さんの。
僕の個人の儀曲集とかはたれ日誌とは別であります。
両方ね、読んでいただければ。
僕個人の儀曲集は全然更新してないですけど。
でもあれなんか面白くて、
目次みたいな感じで、
儀曲のこういうの書いてますみたいなのが
トップに来るようになってるんですけど、
はてなブログってあれ、
未来日を公開日にできるから
2040年とかになってるんで。
公開日が17年後って書いてあるんですよ。
あれが個人的にめっちゃ面白い。
適当な日付でやってる。
っていうのがあったりするので、
概要欄とかにリンクを貼っておくつもりなので、
読んでいただければというので、
勝手に人の告知をしましたが、
他に何かありますか?
いやー、特にないですかね。
かはたれで演技と儀曲に関するワークショップを
7月ぐらいからちょこちょこやっていくので、
もし興味ある人がいたら、
ぜひTwitterで宣伝するので、
参加していただければ。
もしいい機会があったら、
ファシリテーターをかけないさんとか。
いやいや、そんな。
普通に参加したいなって思います。
結構本当に身内っていうか、
本当に楽な場面なんで、
そんなガッツリ。
緊張したワークショップとかじゃないので。
みたいな感じなんですけど。
よかったらぜひ。
楽しみです。
ありがとうございます。
ということで、
声優TVクラジオ、
本日のお相手は、
私柿内聖子と、
稲垣一修でした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
01:11:46

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