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2023-07-24 1:22:07

第百六十回 遊星D『低き楽園』について

遊星D『低き楽園』というお芝居の感想を喋ってます。

00:30
はい、こんにちは、ポイエティークRADIOです。
お相手は、私、柿内正午と奥さんです。
どうぞ、よろしくお願いします。
はい。
はい。
ということで、
特に、本題前に何喋ろうか考えてなかったけど、
本題前に何喋ろうか考えてなかったのはいいんだけどさ、
やっぱりちょっとさ、ぼんやりはしますよね。
ん?
病み上がりだからさ。
うんうんうん。
なんか、なんだろう。
頭悪くなった?
なんかさ、よく言うじゃん、頭悪くなるというか、
ブレインフォグ。
そうそうそうそう、ブレインフォグ。
なんか頭がぼんやりするとか、そういう恋症があって。
なんかそういうことではなくね、
うん。
なんていうのかな。
いや、普通にね、あの、熱のダメージを脳が食らうよね。
あんだけ熱出すと。
あとなんか、そういうのもあるんだけど、
それ以上になんかね、
ふとね、
全部一言になっちゃう。
うんうんうん。
というかなんていうの、ちょっと客観的になっちゃうみたいな。
ビーティーショーじゃないけどね。
ありません?
いや、私もちょっとあった。
というかなんかもうすごいさ、
隔絶されるじゃん。
そうそうそうそう。
もうなんか満足に動けない。
うん。
私はただの具だ、みたいな。
いや、そうなの、そう。
のヨッカとかやるわけじゃん。
うんうんうん。
あとなんかこう、自己考慮感もなんもないし。
うん、そうそうそう。
なんか、そして別にそれでも世界は回っているし。
そうなの。
だからなんか、
おまけ、自分のおまけ感。
そうなんだよ。
なんか、なんだろう。
なんかふっと、一回全部、
それまでいろいろなものに冒頭していたものに対して、
すごいふーって、
一回離れちゃった感じがしてて、
なんかね、それを取り戻すのがなかなか難しいな。
だからその、頭が働く働かない以前に、
一生懸命それについて考えることが、
結構今難しくて。
自分、全部一回自分ごとじゃなくなっちゃったというか。
そうそうそうそう。
だからニーキーはさ、毎日書いてたからさ、
そうそうそうそう。
どっこいしょがないけどさ、ニーキー以外全部どっこいしょからさ、
一回早くやり直しの感じがあるよね。
03:00
そうなんだ。
なんかさ、それこそが僕は、
就職して1年目の頃とかは一人暮らししてたんだけど、
大学生の頃からずっといたボロアパートにそのままいたんだけどさ、
毎晩ジンマシンが出るようになってて、
それでも何とかかんとかやりながらさ、
連休が取れるようになって、
最初に夏休みが取れて、
実家帰ってすごい3日ぐらいただぼーっとしてたときに、
ふと、なんかそれまでの自分の境遇を客観視。
それまではただ単純に毎日一緒。
なんか会社行かなきゃ、ジンマシン出て寝れない。
会社行かなきゃ、ジンマシン出て寝れないしかなかったんだけど、
なんかそのループを外から眺めた瞬間に、
あ、もうダメだってなって、
チェフハウスに引っ越すことに決めるみたいな、
なんかのとかさ、
なんかあんじゃん、そういうの。
同窓会で久しぶりに元恋人に会ったら、
なんでこの人が良かったんだろうみたいになるみたいなさ、
とにかくそういう距離を取ることによって、
なんか一回、
像が見える。
全体像が見えてしまって、
それに対してなんでこれにこんなに夢中になるんだろうみたいな、
なんか今そういう気持ちにね、
いろんな、全てのものに対してなって。
何か具体的にこれとかじゃなくて、
なんかこの、
一回なんでってなって。
人間の営み全てに対して、
なんかなんでってなって、
すごいなんか、
なんかスイッチが入らない感じになって、
ちょっとこれはなかなかいかんなって思っているんですが、
ある意味ではだから今僕は非常にこう、
悲劇楽園にいる状態よね。
ということで、
鮮やかに導入になりましたが、
今週末、土曜日にね、
UCDという演劇ユニットの、
悲劇楽園という、
お芝居を見てきまして、
なんか、
アフタートークをね、
このハスカさんという主催の方が、
僕のイベントにも来てくれたりとして、
他にもいろいろと、
これまでも、
インターネット越しにちょっとやりとりがあったりとか、
実際にね、会ったりも何回もしてるけれどもみたいな、
だけどそんなにゆっくり喋ったことあんまりないみたいな、
方だったんですけど、
そのぐらいの距離感だったんですが、
ちょっとしたそういうご縁で、
このUCDのお芝居を見た後のアフタートークに、
お呼ばれしてね、
アフタートークをしてきまして、
アフタートーク、
毎回やってるんだよね、
5公演あってさ、
全部アフタートークやってるっていう、
すごい団体だったんですが、
06:02
まあちょっと、
稽古場とかも誘ってもらってたんですけど、
地理的にも、
時間的にもなかなか都合がつかなかったので、
その場ですぐ見て、
すぐ喋るっていう、
なかなか、
あれは大変だ。
出口調査みたいだよね。
ああ、そうね。
っていうのがあって、
アフタートーク自体にはちょっとね、
僕としては反省点ばっかりだなっていう感じはするんですが、
というのもね、
ちょっとアフタートークの話先にするとね、
面白くなきゃ喋れんだよ。
見てて、
こんな芝居ダメだって思ってたら、
割り切って、
僕の名前だけでも書いてくださいね、
モードになって、
僕の営業で追われたんで、
僕はこうなんですけどって追われたんだけど、
出芝居最初なるべくしないでね。
それもありだなというか、
もっと外の話を。
そもそもね、
会社員、上司さんとの話を。
そもそもその人たちはさ、
僕のこと知らないというかさ、
アフタートークってなんか難しくて、
僕を目当てに、
というかアフタートークを目当てに来る人なんているわけないんだから、
芝居を見に来るわけ。
で、それの後に話がついてるって形だから、
言ってしまえば結構むずいよね。
いい芝居であればあるほどさ、
もう早く帰りたいじゃん。
余計なインプットもうしたくない。
でね、何が言いたいかっていうとね、
面白かったんだよ。
面白かったね。
僕自身が早く帰りたいんだって。
あの、
なんだろ、
屋上みたいなのが、
テラスがついてる素敵なカフェでの公演なんだけど、
終わった後にね、
そのテラスで役者の出演者の人とか、
関係者の人と、
観客の方がね、
みんなでおしゃべりするみたいな時間があって、
演劇の衝撃状態で役者面会というような言い方をしますけれども、
僕は元からこれはすごい苦手でね、
基本的にどんな友達の芝居見に行っても、
役者面会はほぼスルーして帰るみたいなことしてたから、
基本的にね、
芝居見た後はすぐ帰りたいっていう感じなのよ。
だからそもそも僕自身がアフタートークをあんまり、
打足だなと思って。
あんまりいいものだと思ってないみたいなのが、
久しぶりに思い出した、それを。
見終わった後すごいどうしようかなって思って。
これなんかもう、しゃべらなくてよくない?
この方が良くない?って思っちゃって、
すごい恐縮しちゃって。
思ったよりね、
舞台上に立つと、
圧がすごくて。
客席のね。
客席結構傾斜が強いんだよ。
だからもう壁面びっしりに人がいるんだよ。
これ結構なプレッシャーだなと思って。
もともとアフタートークの中では、
09:00
出演者の方々が割とラフであることを、
割と良かったですねみたいな話をしたんだけど、
あの圧の中でラフになれるっていうのはね。
普通にすごいこと。
素朴にそれだけですごいことだと思う。
なっていうのを、
ちょっと思って。
しかもずっとシーリング付いてた。
見えてるんだよこっち。
舞台面暗くて、
こっちは仮付いてるシーンとかも結構あったから、
その状態の時の舞台面からの景色結構すごいよね。
結構すごいと思う。
っていうのでね、
なかなかね、
おおって思って。
まだちょっとね、
まだ20分だしね。
最初の温まる時間を考えるとさ、
アフタートーク。
20分。
5分くらいでいいんじゃないかって感じもするけど、
けど20分あるわけじゃん。
20分ってさ、
プレティックダジャブを聴いてる方だとは分かると思うけどさ、
僕のエンジンかかりだすの35分以降だからさ。
なかなかね、
探り合っている間に終わってしまったなみたいなところがあって。
だからなんか、
ちょっとね、
ハスカさんと稲垣さんには、
ぜひね、
このVTECラジオにまた出ていただいて、
がっつり1時間半とか2時間くらい、
ちゃんとアフタートークさせていただきたいっていうのが。
俺の土俵でやらせてくれ。
あーでもね、
それもあるよね。
俺の土俵でやらせてくれとまでは言わないけど、
僕ね、
俺の土俵にする以外の戦略を持ってなかったんだなと思って。
あのドイツ会話教室とか、
これまでもゲストで行ったことあるけど、
とりあえずあれも全部、
こう、
自分アピールの場として使えるタイプだったじゃん。
でもアフタートークってさ、
芝居が主役じゃん。
でさ、
僕は添え物じゃん。
で、
芝居の話をするわけじゃん。
だけど、
一応さ、
僕が何者かも分かってないとさ、
なんか、
どの立場から喋ってんねんみたいになるじゃん。
そこのバランスめっちゃムズって思って。
うん。
ね、
あの、
劇場行く前にね、
お茶しながらね、
アフタートークって、
誰が嬉しいんだろうって、
言うことに気づいちゃって、
すごい、
それから直前緊張するみたいな儀式をやったけど。
そうそうそう。
だから何が緊張するって、
だから、
何だろうね、
逆にさ、
全くさ、
歓迎されてない場所だとさ、
楽なんだよ。
その中で一人でも、
バムひっくり返して、
本読んでくれたら、
いいと思って、
こっちもゴリゴリの営業で行くわけじゃん。
だからそうでもないじゃん。
だからね、
すごいね、
邪魔にならないように、
でもちゃんとやらないと、
みたいなところで、
12:00
すごい引き裂かれる経験だったからね。
いや、
なかなか面白いなって。
いやー、
面白いね。
うん。
何かの訓練になるね。
そうそうそうそう。
いや、
でもなんか本当にね、
だから自分のことで考えて、
自分の宣伝だけする場として割り切る、
とか、
ができればね、
一番楽だから、
面白かったのが悪いね。
敗因は面白かった。
敗因は面白かったこと。
負けたかどうか知らないけど。
負けてた?
うーんとね、
えっと、
多分、
全員が戦い方を分からなかった。
お客さんも、
はすかさんも、
あなたも、
こう、
どういうルールの勝負だ、
っていう時間が結構あった。
あったよね。
でも、
あれだね、
史上最強の弟子ケンイチの話とか、
はすかさんの話も。
でも、
はすかさんが喋るのが一番。
いや、
ここがさ、
それこそさ、
敗因前に言っててさ、
話してたけどさ、
難しいところでさ、
アフタートークのさ、
ゲストってさ、
こっちがさ、
ゲストだと思って、
なんていうの、
僕のこと、
アフタートークで呼ばれたゲストのことを、
本当にゲストだと思ってるのって、
呼んださ、
主催者だけなんだよね。
だけだね。
で、観客も、
僕も、
結局、
はすかさんの話が聞きたいわけで。
そうそうそうそう、
もちろん。
てか、
基本的にその、
なんていうの、
芝居の話が聞きたいわけ。
ってなると、
そこで、
僕はすごい、
だから芝居の話を聞きたいよ、
っていうことしかできなくて、
でも、
はすかさんは一生懸命、
僕がゲストだから、
っていうので、
僕を立ててくれようとしちゃうわけじゃん。
ここのね、
このね、
どうぞどうぞどうぞ。
いやだから、
マジで、
別の勝負してんだよね。
そう。
そうなんだよね。
二人とも、
黒柳哲子状態。
うん。
いや、黒柳哲子だったらまだいいよね。
うん。
なんか、
両方ともなんか、
両方とも相手のこと、
新婚さんだと思ってる。
うん、
いらっしゃいなのね。
そう、いらっしゃいなわけじゃん。
だからお互いにいらっしゃいって、
言い続けてるみたいなさ、
そういう感じになっちゃう。
みたいなのが結構、
ムズイなって思うから、
だけどね、
やっぱりね、
そう。
あの、
そうじゃないところでね、
うん。
なんかお話したいなみたいな。
うん、
だから最後の方で、
役者さんに話を振ったのは、
結果的に面白かったよ。
うん。
いやそう、
でもなんか、
いらっしゃいになっちゃうから、
うん。
むしろ別のところ
いらっしゃいしようみたいな気持ちになって。
うん、
うん。
でも全然ね、
結局ね、
それがね、
役者さんが言ったから、
うん、
その役者さんが言ったから、
でも全然ね、知らない方に急に話し取るのもどうかなっていうのもありましたね。
すごい、え?ってなってた。
でもあれもさ、あそこに座っていればいいって言われてたのかな。
んじゃない?
なんかさ、別に聞きたくなくない?俳優俳優で、アフタートーク。
もう休ませてくれよって感じじゃん。
休ませてくれよって感じだよね。
あ!休ませてくれって思い出したけどさ、
15:01
アフタートークで一番面白かったの、これまで見て。
まあ、オフィスの運転だね。
ああ、あれは、あれは最高だったね。
あれは面白かった。あれ、3人だったよね。誰が一緒?
なんか司会で一応誰か入ってたんだっけ?
そうじゃないと成り立たないよね。
なんかとりあえず司会で誰か入ってて、主催の山形さんと出演者の大谷芳生さんが出てるんだけど、
オフィスの運転ずっと動き続けてるから、
めっちゃキツイから。
もうとにかくめっちゃ汗だくでめっちゃ息切れしてる大谷芳生が
ゼーッゼーッゼーッって言いながらファイプスに座ってる横で、
主催の山形さんは別に演技はしてないから、
すっごい元気よく、誰よりも劇のセリフ回しで、
すごい身振り手振りを交えながら、
すごいベラベラベラベラ喋って、
で、大谷さんにねっ!みたいな感じで話を振ると、
はい、まあそれは福井で。みたいな感じになるっていう。
あれはね、よかった。
もうね、すごい延長戦。
そうそう、あれは元気出た。
ああいうのがいいね。
あれはよかったね。
なんかやっぱりあの場にジギーさんも出てもらうのがよかったんじゃない?
うん。
うん。
うん。
まあまあまあ。
すごい思いつきてたね。
そう、いやでもなんかちょっと難しいなとか、
僕自身がもっと視界に徹するとかさ、
聞き役に徹するべきだったか、どうするべきだったか、
ちょっとね、捉え損ねましたわ。
まあ君の反省会はいいよ。
いやでも今日は僕の反省会やわ。
やるの?
いや、てかまあいいや。
まあまあまあ、幕府としてね。
いやそうそうそう。
いやなんか一旦そこをやりながら、
まあそんなわけで、
まあ基本的にもう終わってるから、これ配信するときは。
そうね、そうね。
で、サインとかするかもしれないけど、
まあするにしてもね、いつになるかわからないでしょうから、
ネタバレ全開で、
ちょっと今日は、
四国楽園、ユーセディのこの公演の話を、
しようかなと、
いう風に思ってます。
と言っても基本的に音楽は間奏性になると思うので、
あなたは自由にもう気にせず喋ってください。
で、僕はなんか補足でというか、
あらすじとかを説明する感じに、
まずはしようかなと思ってます。
で、まず概要だけ改めて、
ご説明をすると、
あの、ハスカさんという方がね、
プロデュースする演劇ユニット、
こういうの多いよね、なんか最近ね、
劇団とかさ、
じゃなくてさ、
なんか主催するわけでもなくさ、
このプロデュースとかユニットとか、
こう、なんていうの、
はっきりとしたこう、
ピラミッド型の構造を作らないようなタイプのさ、
団体の立ちつけ。
だってわざわざやりたくないじゃん。
まあね。
で、まあそのユーセディというのは、
2019年に仙台で活動を開始し、
2021年に越谷かな、
18:02
を上映。
で、その後東京に拠点を移動して、
日常の中で感じる実存的不安をモチーフに、
オフビートな現代劇をミニマルな構成要素で立ち上げる作風が魅力である、
と言われたい。
そう短冊に書いてベランダの棚にくくりつけている。
いいね。
のがフライヤーのね、
概要。
はい。
と言われたいって書くのいいね。
僕もこれやろうかな。
豊富な引用と過度な脱線により、
めくるめくよくわからない独語感を及ぼす、
文筆活動をしていると言われたい。
はい。
でも何かしらそういう自分のこういうのみたいなの、
と言われたいって占めるのはいいね。
目指しているじゃなくてね、言われたい。
そうそう。
すごい良い塩梅よね。
このUSJのプロデューサーであるハスカさんと、
あとはこの前のカハタレの稲垣さんが、
劇作をしていて、
演出はまた別の方が入っていて、
出演も別の方が入っているっていうような立ち付けでした。
フライヤーには楽園とは他人の大義語である、
他人とは楽園の出入り口であるっていうコピーが付いていて、
ざっくりとあらすじは、
遊びに来た友人夫婦をもてなす新婚の二人。
喫茶店の主人と椅子から降りられなくなった常連客。
泣き続ける女と電話をかけ続ける男。
星祭りの日に再会したモノマネ芸人と幼ななじみ。
今ここからそう遠くないどこかで起こる、
ささやかで奇妙なドラマをお楽しみください。
っていう風に書いてあって、
全部で7本の短編。
それぞれハスカさんか稲垣さんが書いた短編が、
常連時間60分強くらいで、
次々に常連されるっていうような形式の短編集でございました。
この当日のフライヤーだったりにも書いてあったり、
ツイッターだったりも書いてたんだけど、
とりあえずこの悲劇楽園っていうコンセプトが先にあって、
これがハスカさんが中心に掲げていて、
それを演出の方だったり、
劇作の方だったり、
出演者がみんなで共有しながら、
作っていったよっていうような芝居で。
割と別々の話なんだけど、
なんとなくのムードというかトーンは、
ご統一されているっていうような短編集でございました。
という感じです。
どうでした?
面白かったんだけど、
えっと、
すごい具体の話しかできないんだよな。
いや、具体の話は今日はしようと思ってるんだよね。
21:02
私は、
とりあえず見て、
見終わってすぐ好きって思ったのは月の世界。
うん、僕も月の世界だよ。
てかね、もうなんかね、
あ、私だってなっちゃって。
すごい友達がさ、
来てさ、家にある茶葉をさ、
すごい淀みなく羅列するのやったことある?って。
そうね、うちにもあのぐらいある。
ある。
あって、どれがおすすめ?って言われて、
えっと、
ちょっと癖が強いかもって。
私は好きなんだけど、
好きだから常備してるけど、
ちょっと癖が強いかも、みたいな。
すっごいやったことある。
ってなっちゃって。
ただの親近感で、
あ、これ好きだなって思った。
で、
カハタレのさ、
犬呪わないでの
アナザーバージョン的な
構成になってて、
犬呪わないでは
女性同士が出会わない
で終わるけど、女性同士が出会って
ね、
一緒に月に行けるから。
なんか、いい
いい
気分で終わったね。
Mとともにね。
ヤツキの世界は非常に
良かったね。
ちょっとだから、あの
多分この7本の中で
唯一明るい気持ちで終われるというか、
何かが連帯して
確かに。
良い方向?
そう、あのね、この
破滅的ではない。
昨日のアフタートークでも、
僕はヒカキ楽園っていう言葉を
わりとポジティブに捉えている
話をしてたけど、この主催の
パスカーさん的には、ヒカキ楽園ってどちらかというと
あんまり
肯定的に捉える言葉ではない
みたいな話をしてたじゃない
その低みに流れつつ
なんていうのかな
ここにさっきの
楽園と他人単語であるみたいなことを
書いてあったけど、要するにその
他人とのコミュニケーション
っていうものから
遠く、遠い国
にあるもの
として楽園というのを捉えていて
だからその
言ってしまえば散らかった部屋
人を招けない散らかった部屋
みたいなものとして考えている
わけだけど、別にその散らかった部屋で
良くないっていう形で
それを肯定的に捉える
身振りを見せたのがこの月の世界
だったんだよね。
これはね、パスカーさんが書いてないんだよね。
これは稲垣さんの作なんだよ。
それも含め、なんかね
2人で書くっていいなってすごい思う
これがね、最後にあったの。
最後の方にあったのが、結構その
全体を通してのトーンを
割と
明るめに
整える
効果を非常に及ぼしてたよね。
これの前がさ
あなたを変える一冊でさ
これは結構しょんぼりする
じゃない? そうだね。
24:01
恋空の上巻と下巻に挟まれて死ねばいい
という
非常に素晴らしい
というフレーズがありましたけど
だからこれの
あなたを変える一冊の
こう、ひとりぼっち
の後に月の世界で
連帯が見れる
見れた後にその
連帯の
空気をしょったまま
連帯が破滅というか
破裂する様を見せられる
地理故郷に変える
で終わるっていう
のがね
綺麗な流れだったよね。
あなたの変える一冊と
月の世界の話を
一回ちょっと具体的に
していい?
はいどうぞ。
さっき言って7本あるもののうちの
5本目と6本目なんだけど
あなたを変える一冊っていうのは
基本的に女の人2人の
本を巡る
話で
その読書会で一緒にいろいろやってる
2人のうち1人がずっと
中心にいろんなこんな本があるよ
みたいなのを教えて
もう1人の方がすごいねみたいな形で
いろんな本を2人で読んでる
っていうような世界だったんだけど
ある日すごいねって言って
いつもくっついてた側の
女の子が
ある日急にリップをしてきたんだよ
2人ともだからどちらかというと
他のことにはあまり関心を示さないような
それこそがそういうタイプの
ヒクキラくんに似たようなタイプの子として
2人がこう
そのリップがちょっとさざ波を呼ぶわけ
でなんか急に
色気づきやがって
みたいな感じで主役の子は
すごいこうもやもやしていくんだけど
だんだんね
メガネからコンタクトに変えていったり
とかね
髪の毛にいいシャンプー使いだしたのか
キルキルしだしたりね
なんか色々こうどんどんしていくわけ
なんなのみたいに思ってると
なんかやっぱり
さすがだねって
元コバンザメの子の方は言うわけだよ
なんか私はこの一冊で
自分は変わったんだ
言って
本を連れてくる
手を繋いだ
男2人が
本として出てきて
その子が
元コバンザメの子の方が
すごい感銘を受けた
シーンについて
すごいキリッとした顔で
朗読をして
男性2人が本として
喋り語りかけて
ほらって言うんだけど
その表現は
お世辞にも上手いとは言えないし
恋空みてえな
恋空みてえな
チンプなね
表現しかないようなものなんだけど
でもそれに私は変えられて
外の世界をもっと見なきゃいけないと思ったんだ
27:01
みたいなことを言うわけで
いやちょっとなんだろうな
とかもやもやしつつも
そうなんだみたいなことを
その
中心にいた方の女の子が
言いながら
じゃあ今日も純空ドリンクみたいな感じで
一旦お茶を2合ソードするんだけど
吉良吉の舞いサロン予約してるんだ
ごめんね
言ってね
言っちゃうんだよ
そういった形ではっきりと本に変えられていく
様に
そもそも本で繋がった
はずなのに
なんか自分自身は別に特に
本をどれだけ読んでも
特に何か実生活で何か変わる
みたいな行動には
結びついていないみたいなところから
ある意味だからそれこそ低きところから
なんかどんどん
別の場所に移動していく
様を見ながら
思っている
っていうような
話があって
それで
しばらく
すれ違っていたであろう
2人がまた元に戻ろうとする
というか
また同じ場所に
返す時には
今度は恋空みたいな本を書いていった時の
男女の
シンプルな
繰りごと的な
一節が
実は私生活を
下敷きにしたもので
しかもその恋自体が
同意がないものであった
のをさも同意があるかのように
書いているみたいなことで
著者が訴えられたんだみたいな
でも何を信じてか分かんなくなっちゃった
みたいな感じで
全身キルキルした
元ご番座面の子が
泣き崩れていく
なんか
どうしようね
みたいな感じになって
いく
助けてくれる一冊に
また出会えるよみたいな
言葉を言うけどその言葉を
声をかける本人自体は
特に信じられていないみたいな
ような
話な
わけだよね
あなたが言ってたけどさ
本とさ
あなたを変える一冊とはさ
手を繋ぐんだよね
手を繋いで3人で出てくる
そうそうそう
本の男2人と
手を繋いで3人で
この本だよって言って
舞台袖から引っ張ってくる
っていうような形で
とにかく何かそういう
本と実際にそういう何か
強い結びつきを得たっていう
手応えを手を繋ぐっていう
やり方で
表現してるんだけど
ほら
その主人公の子は
最後まで
だからその
友達を慰めるけど
慰めて肩を
30:01
触るんだけど
去っていっちゃうんだよね
だから最後まで
手を繋げなくて
で触られた後に
私だけはあなたを信じてるっていう
終わるから
だからその子はさ
最初のモノローグでさ
一番本を読んでる人が偉い
それが私たちの王国で
私が一番偉くて2番目が光
みたいなセリフで始まるけど
だから本をさ
数として回収している
さあ
こう
こじらせてしまった読書クラス
みたいなさ感じなわけじゃない
だから本を人だと思ってない
本の向こうの人を
信じてるからこそ
だから別にさ
外面を変えることにさ
内面が関係ないわけないわけじゃない
内面に変化があったからこそ
外面に影響が出て
そのさ
コバンザメがさピカピカになってくる
その
それが分かるけど
自分にはないから
分からない
外面じゃねえだろうって
人生を変える一冊って
外側の話じゃねえからって
一人でごじてるけどさ
そういうことじゃないわけじゃない
だからこそ作者と
本を切り離せないから
その作者のスキャンダルに対して
落ち込んでる友達
でも
本と人が
結びついてないからこそ
なんか
あまり分かってない
で慰めが届かない
でも
本当にその子が去っていってしまうときに
初めて
その本とかじゃなくて
人をつなぎ止めたいと思って
こう
なんて言うんだろう
なんかつぶやくわけじゃない
最後あなたを信じてるって
うん
なるほど
あれがなんかこう
ただあの
告白が
かなり転換の淡いで
行われるからどっちにくっついてる
そうそう
曖昧なのがすごい
うまいなと思って
あのセリフをあなたを変える一冊に
付随するものだと解釈するならば
なんか
なんだろう
失って初めて気づいたんだねみたいな
なるほどね
解釈になるし
えっとね
狂気楽園は
7作のオブニバスなんだけど
基本的にそれぞれの作品の
転換が
ものすごい
さらっとしてるんだよね
ちょっと一回脱線して
また戻ってくるわ
一回脱線する
一作目が泣く女っていうタイトル
なんですけど
この泣く女っていうタイトルは
33:00
一人の俳優の人が
客席に向かって出てきて
すごい浅めのお辞儀をしながら
初注意をするの
よくある
ゆうせいD 狂気楽園にご来場いただきありがとうございます
あの光るものとか
電源とかを
切ってもらってありがとうございます
みたいなのから始まって
ちょっと変な身振りで
ちょっと滑ったりしながら
空気を変にしつつも一応観客に
なんかこれで
ドリンクホルダー使ってください
ありがとうございますみたいな感じで始まって
そろそろ始まります
って言った瞬間に
一回ニュートラルな表情に
戻って
急に泣き出すっていう
急に子供のように
わーって泣き出すっていう
始まりなんだけど
基本的に照明が変わるのが
そのわーって泣き出してからなの
だからそもそも始まりますっていう
その前説の反劇空間から
急に泣き出す劇空間までの
もう
すごいシームレスな
でその後の話とかも
特にこの2作目のジギリ呼吸で変える
カッコ1っていうのは
その最後の鳥のジギリ呼吸で変える
カッコ2の前振りなんだけど
超短いんだよね
超短いから気づかない間に終わる
終わって次のが始まって
でまたそのままっていう感じで
基本的にその転換が
ぬるっとしてるんだけど
ぬるっとしてるのが一番上手かったのが
このあなたを変える一冊月の世界の
ところでさっきあなたが言った
私は信じてるからってポツリと
一人残された側の
人物が
つぶやくのが
紙手の手前側の
椅子に腰掛けて
言うんだよね
言ってそのままの姿勢で
そのままちょっと背もたれに
もたれかかって
少し体を斜めに横たえるぐらいの
姿勢のまま
そこに
続けるんで
そうすると照明が明るくなって
舞台袖から
次の
演目月の世界の
人物たちが入ってきて
月の世界は
このさっきのフライヤーの文言でいうと
遊びに来た友人夫婦をもてな
信号の二人の話で
友人夫婦が入ってくるのを
男が出迎えて
どうぞどうぞ
みたいな感じで
変な動線で入ってくるんだけど
一旦割愛して
二人で喋って
今ちゃんと妻連れてくるから
みたいな感じで
変な動線で遠回りしながら
さっきまで椅子に
ふてくされたように座っている
その人物を
連れて帰ってきて
この二人が今度は夫婦になるんだ
っていうことが
分かるような
小作りになっていて
その転換の間に
同じポーズのまま
いつの間にかどこかで
次の劇の配役に
36:00
移り変わりスイッチしていく
っていうような転換になっているから
最後のセリフが
どっちの世界に属しているとも
取れるような
作りになっているよね
っていうことだよね
どうも
ちなみに
僕の
解釈としては
信じてるに関しては
人と本をべったりつけないタイプの
話だと思ってました
人と本をべったりくっつけてしまうと
スキャンダルは一本で
本との関係も切れちゃうわけでしょ
それは
恋空の上巻と下巻に
挟まれるタイプの読み方なんだよね
そうですね
最初の作中人物の
最初の独白からして
デクが言っちゃうすごくねー
みたいなことじゃんあれは
それを置いといて
あのね
基本は本として信じるから
外見はどうでもよくなるんだよ
作者と本の結びつきっていうのは
一緒にしない
だからあそこで言ったらあなたは本じゃね
っていうのが僕の受け取り方だったから
今あなたの話を聞いて
結構そういうのもあるんだって思って
面白かった
すごい違和感があるの
あそこで
視線としてはさ
去っていく友達を見ながらさ
見た後に言うからさ
人への言葉
として
なんでここで
それなんだろうって思ったの
だから私
見た後すぐは
あなたを変える一冊が一番
うーんってなってたんだけど
うーんってなったやつのことをさ
考えるから
これだけなんか今すごい
言語化されてるんだけど
確かにねそういうことか
そうそうだから手を繋げなかったんじゃなくて
手を繋がなかったはずで
手を繋いじゃいけないんだよ
最後は手を繋がないまま
ふてくされて斜めになっている
ところに本だけが
戻ってくるじゃん
でその端っこの紙手の端っこに
追い詰めるような形で
椅子の上に
追いかぶされた形でその本が
問題のシーンを
もう一回
言うんだよ
もう一回言ってその後に
信じてるって言うじゃん
明らかにその
本の作者ではなく
そこの手前にいる
本だけに対しての声掛けだ
っていう風に
成長はなってんじゃねえっていう
確かに
記憶
記憶の改ざんがあったり
いやわかんない僕もちょっとね
どこまで記憶が今僕がしゃべりながら
びっくりしてたけど二人ともよくこんなに
セリフだったり覚えてるもんやなと思ったんだけど
本出てくるんだっけ
本人がしゃべってなかった
39:00
本人がリフレインしてなかった
いや本人はしゃべってないはず
多分本がしゃべってたはず
本がしゃべってた
本がしゃべってたのと一回しかやってない
いや二回やった
やったやった
まぁちょっとわかんない
記憶して変えたかったんだけどね
アフタートークの後の
テンパりでさっさと
帰りたいからさ
それは本当に
タイはなくて苦手だからね
普通にそもそも終演後の雰囲気が苦手だから
早く帰りたい
っていうので
帰っちゃって
でもアフタートーク前に帰っとけばよかった
みたいなのが
非常にありまして
だから今僕らは記憶だけでしゃべってるから
ちょっと違うかもしれない
けど
ちょっと飛ぶけどさ
終演後の
雰囲気が苦手
私も苦手で私の理由は
役ついてない役者が
苦手というか
私より先に現実に帰ってる
わけじゃん
作中の人が
そのね
目覚めてる感じが
私はまだ
もうちょっとウトウトしてたい
ってなっちゃうからなんだけど
ジギーがさ
ジギーよかったね
ぐったりしてたもんね
最後のシーンがかなり負荷がかかる
しかも多分結構床が硬いから
めっちゃ足つらいと思うんだけど
すごいずっと一曲
フル尺で跳ね続ける
っていうアクトで終わるから
多分
本当に自分のお客さんに挨拶した後
めちゃめちゃ
しんどそうな顔でさ
座っててさ
ジギーまだいる
ジギーだって
あれはよかった
楽屋まだある
そうなんだ
でね
実はこの終演後の空気苦手
って話は
あなたを変える一冊の話なんだけど
要するに手を繋ぎたくないんだよ
僕は
すごい
神手に最後残る側の
人間として見る
ちゃって
本もさ
書いてる人なんか会いたくないじゃん
基本的には
一緒なんだよ
本は本だから
演劇は演劇だから
作品でいい
その後
その面会とか
いい
やめてほしい
っていう
すごい
それが非常に
だからすごい
あなたを変える一冊だったわ
っていう感じがしてて
ちょっと余談になるけど
オンリーディングでさ
42:00
僕実家が名古屋だからさ
オンリーディングでイベントしてた
青木さんと一緒にね
何度か結構おしゃべりしてますけど
トークイベントに行くたびにさ
両親の顔割れてんだよね
そうだよね
両親の顔割れてて毎回来てくれるから
オンリーディングのテンションの
黒田さんとかが気を引かせてね
正体にしてくれたりするんだよ
そうするとねすごい怒るの
あー
両親が
なんかお客さんじゃないってことか
って
すごい
こっちはお前がどうとかじゃなくて
なんか面白そうなトーク聞きに
行ってんだよと
だから授業参観じゃねえんだから
金払わせろ
っていうわけ
これすごいさ
わかんの?たぶん払わせてもらえてないんだけど
すごいわかる
本当にそれは
トークを主に置く
考え方なわけじゃん
それ
なんだよね
アフタートークの話でさっき僕があんなにグチグチ言ってるのは
なんでかっていうと
アフタートークの性質上どうしても
とはいえ僕は誰ですかを
多少言わないといけないじゃん
でも本来そんなのどうだってよくてさ
話がおもろいかおもろくないかだけなんだよ
本来はね
話がおもしろくなるわけがないんだから
そうじゃないところでやんなきゃいけない
みたいなところがたぶんすごい
恋空
っていう
感じになるんやなっていう
な気がするんだな
と思って
スタンスとして非常に色々表明しやすい
のがあなたを変える一冊だったんですが
僕も一番好きだったのは月の世界
この後のね
そういうあなたを変える一冊の
ある意味その
自分から
楽園を
楽園志向だというか
人物が
次は
新婚
の妻
として出てきて
その
夫の友達の
夫妻を
もてなさないといけない
みたいな中でだんだん
なんかおかしくなる
からまわして
すっごいわかる
こう役でねまた出てくるんだけど
ちょっとこれも話をちゃんとした方がいい
ちゃんとしよう
ちょっとね一番面白いのは
ここまで色々話してるけど
演劇で一番面白いのは
あの
動きだから
空間とのあれだから
今僕らが話してるのは
テキストになっちゃう
ちょっと
空間
空間の話はいいか
もともとテラスがあって
屋上についてるカフェなんだけど
大きな窓があって
客席が壁側に
あるんだよ
窓側を見ながら
45:00
客は
待ってるわけだけど
窓の前に大きな段ボールが
何本か積まれていて
それが色んな形に配置を
組み替えながら劇が進んでいくんだけど
組み替えていくと大きな窓が見えて
すごい奥にね
屋上だから周りにあまり高い建物がないから
左手
下手側にちょっと
道化林っぽい影が沈んでて
右手側がほとんど何もない状態で
空がスーッと抜けてるような
非常に綺麗なね
視線が奥に抜ける
劇場で奥に抜けることって
なかなかないから
これすごい気持ちいいやと思って
タープが引いてあって
そこに豆電球が何本かぶら下がって
それが風でゆらゆら揺れてる
っていうような状態で
こっちは
見ているんだけど
その劇の中でもテラスの奥側から
人が出たり入ったりしたり
そのテラスの窓の上手側奥に
ドアがあってそのドアから
お客さんも俳優も
そこから出入りするっていうような
空間の設計で
基本的に動きが横の幅が
そんなに多くないから
基本的に縦ラインの動きになるんだよね
でも縦で動いていくっていうのは
やっぱり目に楽しいんだよね
横も楽しいんだけど
横よりもやっぱり縦なんだよ
面白いのは
だからこの劇空間から
さらに外の空まで続く
奥までの奥行きの
縦ラインを常に
視線を感じながら
見れるっていうのは
すごい楽しくて
ユイダンスが楽しいのって
夫婦を超えていくところだと思うんだよね
あれはこの縦じゃん
奥行きね
この奥手前の
縦ライン
これが楽しいんだよ
いいから
実演しなくても
大丈夫だよ
っていうようなことを
思って見てたんですけど
結局
何の話をしてたか見失ってきた
月の世界は
段ボールが縦から崩されて
全部で5つあるんだけど
ピラミッドみたいに
中がない
中3つが抜けてる
ピラミッド状になる
上が1個あって
2個の段ボールが乗ってて
一番下が
2個だけで真ん中1個分の
スペースを空けてるっていうので
下手奥側に
それを作るんだよ
出迎えるね
部屋の中に
入っていくっていう
その度にわざわざ
空いてる段ボール1個分の
空間を張ってね
潜って出入りする
たぶんリビングの扉
あたりが
それで
お客さんも含めて全員そこを
新婚のね
新婚?
友達夫婦も
はいずって通らなきゃいけない
48:00
っていうので
みんなそこから部屋に入ってくる
っていう
おかしみが
まずあるんだけど
一旦そこは割愛してテキストの話をするけど
基本的に全部リビング入るときは
みんなはいずり回ってる
ということをイメージしながら
聞いてほしいっていうことですよ
もう一回話をすると
まず男が
友人夫妻を
出迎えるところから始まって
その2人はリビングで
ちょっとお話をしながら
そこの会話の中で
この男の友達で
男同士が友達で
妻は
連れてこられて恐縮していて
手土産とかも
くれたりするような感じで気遣いができて
2人で当たり障りのない話をしながら
こっちの新婚で
出迎える側が自分の妻を迎えに
またリビングを出て
さっきのね
あなたを変える一冊の空間から
引っ張り出してきて
妻を紹介して
4人であれこれと話を進めていく
っていうような
大枠の話としては
あるんだけれども
基本的に男2人は
元々仲良しだから
ずっとバーバー喋っていて
連れてこられた友人側の妻は
色々気を遣いながらも
ニコニコ色々話をしていて
最初からね
入ってくる時から
少しちょっと
あんまり
一番居心地が良さそうではないのは
その矢主であるはずの
新婚の妻の方が
すごい
座らないんだよ
ずっと
紙手側
空間中央あたりに
あるとされているテーブルを囲む
人たちの輪に入らずに
下手側で一人で
ずっと立って
しかもちょっと身を引いているぐらいの
中で
話は進んでいくんだけど
お茶飲もうね
飲み物何飲みたい
何があるのって
すごい異様な数の
ドリンクが
列挙されていく
みたいなシーンがあって
めっちゃお茶が好きなんだよ
みたいな感じで
妻のことを紹介すると
ちゃんと何のお茶があるか
って言ってすごい喋っていく
そこだけちょっと元気になる
本当にお茶が好きなんだな
みたいな感じで
これとこれがあって
あとベルチがあるって言うと
結局みんな
ベルチでいいかみたいな
美味しいよね
それに対してすごい露骨に
がっかりした顔をするんだよ
気を使って
友達が
おすすめのお茶とか
聞くとまた嬉しそうに
51:00
これはね
ちょっと変わった味もするし
すごい教えてくれるんだけど
でもベルチも美味しいよね
あそこのシーン良かったね
さっきも話したけどね
うちのね
目標と大体一緒です
っていうので
結局ベルチになる
結局ベルチになる
どうせ結局ベルチになる
どうせベルチになるっていうので
みんなでベルチを飲みながら
和気和々と
会話するわけだよ
和気和々とと言っていいかも
ともかくとして
表面情報が進むわけだけど
大人の会合が進む
大人の会合が進むことに
やっぱりさっきもね
人よりも本が好きだったからね
新婚の妻がね
途中でもう無理だ
すごい全然何も物無くて
綺麗にしてるよねみたいな感じのことを
友人さえは言ってて
それも結構音が感じ悪くて
うちもこんぐらい
綺麗にした方が良くなるみたいなことを
言ってんだけど
その中は
向こうの部屋に全部詰めてるだけだから
全ての物を向こうの部屋に
詰めてるだけだから
みたいなことを新婚の妻が言いつつ
段々こういう社会
みたいなの
嫌だ
っていうことを言い出す
で月
夫との慣れ添うとか
いろいろとあるんだけど
一旦全部課題して大分けだけ言うと
ここは月だったんだと
好き勝手に散らかした状態で
この部屋で
モンハンをやるのが
居心地が良かった
ここが私の月だったのに
なんかもう
今地球地球してる
全然自分の部屋じゃないみたいに
全部片付けられちゃってるし
ずっと大人と会話してるし
全然地球
みたいになって
月だ!
みたいに
その必死の歌に対して
一人だけウェルチじゃない飲み物を
持ってきた
友達が飲んでる
白い飲み物が何なのか
ずっと友達が気にしてる
男同士がずっと気にしてて
全然その話を真面目に聞いてない中
その友人に連れて来られた
妻だけがなんか分かる気がする
って言いながら
その月的なものへの
連帯をして
最終的に
男たちはほっとかれて
二人だけが
その全てのもの
月的なものを全て押し込めた部屋へと
引っ込んでいって
外から
パッパパー
っていう
テーマソングが流れてくる
流れてくる
っていう話なんですよ
54:00
だいぶいろいろ話しちゃったけど
こんぐらいでいいかしらね
っていうような話で
とにかくディティールがよくて
さっきの
何なの?
ってずっと聞き続けてる
友人とかさ
基本的に
4人いるはずなのに
4人で会話するシーンがないんだよ
ほとんど
だいたいいちいちなの
だいたいいちいちってなったときに
基本的にすぐに
この男たちはずっと
男たちのある意味低いところに
留まり続けて
いるからね
そこにちゃんと
輪に入っているよ
っていう努力をしてたのが
友人の妻だったわけだよね
3人で一応会話してる風だけど
基本的にこの2人でしか成り立ってない
会話の中については
行こうとしてた側とそういうのを
やりたくなっちゃう
っていう図式なの
そこがちゃんと
いちいちに戻っていく
ような作りなんですが
良かったですね
それは
良かったね
やっぱ良かったやつは
そんなに言うことがないな
そうなんだよね
やっぱこれってさ
ある程度同じ人物なんだよね
ある程度同じ人物なんだと思う
それは全然
考えてなかったけど
あなたと感想を話したり
お互いツイッターに
異極勝ってたらさ
確証がやられる
でも逆に
記憶がないからこそ
月の世界の
友人の妻と
慈儀故郷に帰るの
慈儀を爆発させる女は
名乗った時に
名乗った時に
同じ名前だったから
人の名前が覚えられないか
そうだったっけ
一緒
一緒なんじゃないかなと思って
あなたを帰る一冊の主役の子と
月の世界の月の子は
シームレス
人物としては別なのかもしれないけど
心声は一緒なわけじゃない
全部引き連れてるから
そこですごい
感情が渡ってて
それで言うと
月の世界の新婚の旦那の
せかせかした感じは
喫茶パラダイスの店長
そのままなんだよね
飲み物たくさん持ってるし
あなたを帰る一冊の方で
ショックを受けて泣き崩れる
女の子が
そのまま泣く女だしね
月の方もそうだから
緩く連関し合ってる感じはあるよね
マルチバースで
明確にそうっていうわけではないんですよ
ないけど
57:00
割と
そういうことなのかっていう感じ
最初自分で泣いて最後
人を疑惑させるっていう
作りです
かなりヒステリーな
泣く女で始まって
次々爆発で終わるのすごいよね
だから泣く女の
さっき奥
手前と奥の空間がいいよねって
話をしたけど
初っ端で泣く女で
舞台どちらで
大の字になって子供のように
すごい声量で
泣いてるところから始まる
お客さんとしては
えーってなるわけじゃん
大丈夫かって
そこからさ
なんかすごい
常年のこもったことを言われたらさ
どんびきしちゃうわけじゃないですか
と思ったらさ
外でさ電話をかけ始める男がいてさ
それが言ってることが
とっても突進感でさ
これ笑っていいやつだって
なるっていう
感急
あれはね
すごいねよかったね
僕感想ツイッターにも書いてるから
自分でまた言うのか
みたいになるけど
口では言ってないから
さっきもちょっと話したように
冒頭
泣き出す俳優がそのまま
前接すんだよ
あなたたち見えてますよってことじゃん
あれは
しかも何ならちょっと目を合わせて
最初に観客とコミュニケーション取ってくるわけ
だからこの劇空間に一緒にいるよ
っていうのを最初に作られるわけ
でこれね
このキャッパ狭いと結構きついものなんだよ
でどうすんのかな
とか思ってるとそのまま泣き出すから
うわもうどうしよう
みたいな
あと狭い空間で大きい声出されるの怖いじゃん
だからなんか居心地悪くない
みたいに思ってると
すごいこの窓の向こうのテラスから
オロオロした男が
電話をかけ出して
で電話の声と
スピーカーから出る音が多分ラグがあるんだよね
だからちょっとずれてんの
向こうの身振りと
劇場に降ってくる声とか
でその泣き出してる声とスピーカーから出てくる
その窓の向こうの男が喋ってる
内容の楽さで
向こうの窓の外の
なんか帰ってきたら外でさ
ずっとさ台の字で泣いてる人がいて
みたいな
でなんか声かけてあげたけど
男怖いじゃん急に男に
話しかけられたらみたいな感じで
ずっと妹に電話かけてて
今すぐこの俺の部屋の
矢主のフリをして
あのなんか外で濡れそぼって
泣き続けてるかわいそうな
女の人をこの家に招き入れて
やってくれっていうようなことを
ずっとこう言いながらどんどんどんどん脱線して
なんかしょうもない話を
し続けて最終的に歌い出してしまう
みたいな話が始まっていくんだけど
1:00:00
要するに言葉は全部
スピーカー越し窓の向こうスピーカー越しに
聞こえてくるんだから段階的に
切断されるの
まず客席に向かってめっちゃ目合わせてきたって
思ったらふっとニュートラルな状態に戻って
その時点で一気にこうおって
話されてその後大泣きすることで
明らかにこっちとは全然違う話に
入ったっていうのを見せつけた後に
それに対してじゃあこっちはどういう
スタンスでいればいいんだって思ったら
窓の向こうでいいんだっていうのを
あそこで提示してくれるわけだ
あのね処理の仕方はね
一回引き寄せてそのままポンって
遠ざけていくっていうね
処理の仕方が非常にね
上手よなと
しかもああいうさ
空間だとさ
当然外は使いたくなるけどさ
なんかこう
演出的なマンネリ防止
に見えちゃうことがさ
結構多いじゃない
清寺じゃないけど
最初の最初であれをやることによって
もうあそこまで
最初までが劇空間ですよ
っていうのを
設定してくれる
のが
めっちゃいいなって
思いましたね
よかったですね
しかもこの時はまだ窓越しに段ボールが立ってる
段ボールのところが立ってるから
窓をね中央で
段ボールが大きく分割してる
だから窓越しに
段ボールの陰に隠れて男は行ったり来たりする
窓の右側左側を
オロオロ超えて
影が覗きながら喋ってる
あれが良くて
その後の転換で
ジギー国境に帰るとキスタパラダイスの黄昏の間で
縦に積まれた段ボールを
そのまま奥側に
倒していく
そのまま一列の段ボールのまま
今度は横に倒れる
そこで窓がスポンと抜ける
っていうこの処理もまた
楽しかったですね
あとはね
キスタパラダイスの黄昏の一番のポイントは
あのね
そのアフタートークでも
アフタートークですね
それをねちゃんとね
すごいねめっちゃ褒めてるっていうトーンで言えたかどうか
ちょっと自信がないんだけど
僕このね芝居で好きなところはね
みんなねマイムが立つっていうかラフなの
すごいねそのなんか
月の世界でてみやぎ渡すシーンとかも
なんかねどんどんおせんべいの袋を伸縮するとかね
いろいろあるみたいな話を
アフタートークでしたんだけど
本当は一番言いたかったのは
このキスタパラダイスの黄昏で
芝居をやってた俳優が
その街中苦情の業者として
出てくるんだけど
下の階にあるドーナツ屋のドーナツを
みんなに見せるっていうシーンがあるんだけど
あのね見せるたびにドーナツの形状が違うんだよ
握り込んでるんだよ
握り込んでるんだよ
そもそもドーナツもらいましたっていうシーンがあるんだけど
それまでね普通に手を動かしてる
普通に手を動かしてるのに
急にどっかからドーナツが出てくるんだよ
もうねそのね
いいんだそれでって
ドラえもんじゃないとない
銅線なんだよ
1:03:00
ドーナツもらいましたって
お前さっきまでその手塞がってなかったやもそうだし
そのドーナツどう取り出したのかもよくわかんない
ほらドーナツって見せてくるんだけど
そのドーナツが毎回こう
ふわふわして
袋でもらったのか丸でもらったのかわかんないけど
掲げた後に
顔が書いてあるって言ってるから丸のはずなんだよね
そうだからそのまま
え?それ裸で持ってたの?みたいなのとか
なんかね
別にそれでいいんだよね
それでいいんですよっていう
まずねここで
これでいいんだっていうのがちゃんとあったから
他のところでの細かいところも
そこに厳密に求めないでいい
見方になっていくっていうのが
すごい良くて
これ本当に良かったんだよ
だからあのねドーナツのね
袋に入ってたはずのものが
いきなり裸になって
そのままこう
そう輪っかなのかサーターアンダーギー的なやつなのか
常に
シュレーディンガーのドーナツ
あのドーナツはね最後まで
どんなドーナツだったかわからない
まさしくつかみどころのない
ドーナツだった
っていうね
そこがね
やっぱりねその
空間が狭いところで
どれだけの強度で嘘をつくかっていうのは
すごい重要でさ
あの
めっちゃ厳密に嘘をつこうとするとさ
嘘くさすぎるんだよ
だからあの空間で
めっちゃきちっとこう
空間に
その見えるような
奥コップが見えるような
マイムされるとさ
ちょっと恥ずかしくなるんだよね
そうなんだ
これはね僕の特性かもしれない
一回の距離でやるんだったらあのぐらいラフに
ある意味これは
ままごとというか
見たてなんですよってことさえ
了解が取れてれば十分なわけじゃん
これはその
はすかさん自身も言ってたけど
難しいことはしない
だから楽してるわけでもない
ってこと言ってたけど
まさにそういうことで
いいんだよ
こだわるべき難しいのはそこじゃないんだよ
どれだけドーナツがそこにちゃんと見えるか
っていうのはアクトよりも
もっと他にやることはあるはずなんだよ
手数は少ない
これはね
最近いろんな
全クールぐらいまで
僕すごいアニメを一生懸命見てて
アニメを見るときに
めっちゃすべてのものを見てそうな
人たちのアニメの
批評みたいなのをいくつか
見てたんで
わかったの面白かったの
それは
本当に受け売りなんですけど
そのアニメが好きな人たちっていうのは
枚数が好きなわけじゃないんだよ
要するにリッチな作画で
すごいその
枚数ヌルヌル動くっていうことを
素人
喜ぶ
それこそ鬼滅みたいなやつで
ヌルヌルヌルヌル動くやつ
確かにリッチで楽しいよと
だけどアニメの快楽ってどちらかというと
1:06:00
どれだけ少ない枚数で
豊かな動きを
そこに見立てるかな
っていうことを言うわけ
異世界転生モノとかを褒める人たちの
気持ちはよくわからなかったんだけど
そういう目線で見るとすっごい面白いよ
この
少ない枚数で
こんなに豊かになるんだ
っていうところに面白さがある
小劇場の
ある意味では
多くの低予算の
制作の良さっていうのは
枚数の少なさなんだよ
だから僕が今言ってるのは
リッチなマイムで
やる
演技っていうのは
UFOテーブルなんだよね
ヌルヌル動くんだよ
でもヌルヌル動けばいいってもんでもないんだよ
どういうことかというと
こういうような小劇場の芝居において
どちらかというと異世界転生モノ
的な
話としてそうとかそういう意味ではなくて
枚数の美学的な意味で
これはすごい
B級映画のどこに予算を
使うのかっていう
みたいな話よね
そんなにすごいさ
はっきりヌルヌル動くわけではないけど
要所要所の決めで
ここにこの動きがドキッと入るだけで
一気にピシッと締まるやんみたいな
そういう快楽ってあるじゃないですか
その快楽
なんや
新アニメの快楽
に近いものをね
美学に感じてましたよ
っていうところですね
なんか今すっかりもう1時間ぐらい喋ってる
この2つで
あなたを変える一冊月の世界だけ
終わりの回の話をしてない?
終わりの回は好き
終わりの回は
終わりの回でね
そもそもあなたを変える一冊月の世界の
主演になるさ
この俳優の人のことをさ
もうさ
ちょっと好きになっちゃうじゃん
終わりの回は
なんか小学生っぽい人たちが
四隅にね椅子を置いて
そこでそれぞれみんなで前を向きながら
終わりの回始めます
係の人何か
お知らせありますか
みたいな感じで
なんで小学生って自分に役割もらったときに
あんやって母親になるんだろうねみたいなさ
のを思い出させるような
小学生あるあるをくすぐるような
話で
話としては全然小学生っぽくない
結構小学生っぽいんだけど
みたいな話が続いていく
っていう話なんですが
話の大枠が
ともかくとして
話の大枠もまあ面白かったけど
どちらかというと僕は
すっげーふてぶてしくずっと
振る舞ってた男の子が
最後クラス中のみんなが
泣き出しちゃうときに
泣き出しリレーに釣られて自分もやっぱり
泣かれちゃうっていう
雰囲気に飲まれて泣かれちゃうって
思ったよねっていうのが
一番よかったね
1:09:00
終わりの回そのものの
話じゃないんだけど
今回
女性2人は
うまい
うまかった
あとあの
新婚の旦那も
普通にこう
安心感がすごい
ジギーなんだよ
ジギーはさ
すごい不思議な感じだった
不思議な感じなんだけど
多分今回7本通して
一番バリエーション
見れたのがジギーの人だから
すごい美味しかった
そうだね
ジギーの人だっけさ
俳優初めて
初舞台みたい
普段本業は別のことしてる人
陰赤だったから
よく知らないけど
あとあの
UCDのアカウントで出してる
プロフィールが
本当なのか分かんないぐらい
書き渡って
これはマジのやつなのか
っていう
他の人もヘビみたいな
泣く女が泣く女の
生態で
これは嘘だよっていうことなの
どっちなのっていう
すごい気分に巻かれてるんだけど
それもいいよね
外中
空場の業者のときはさ
なんか韓国アイドルの
振りコピー
仕事中にして
すごいヘラヘラしながら
めっちゃ綺麗な白い
長い手足を
綺麗な脇を見せながら
ヘラヘラしてて
終わりの回で優等生ぶってて
最後ジギーで
最後ジギーで忘れてる
そうだね
振れ幅
そうなんだよね
そうなんだよね
バランスが良かったよね
ある意味だから
ジギーだけ
上手さが違うんだよ
他の3人は割と俳優として
ちゃんと
安心して見れるな
上手だなっていう感じがするんだけど
ジギーだけは
それこそちょっとね
とはいえ
下手なわけじゃないんだよ
下手なわけじゃないんだよ
でも演技のベクトルが全然違う
異物感というか
衝撃状ずれしてない
ある意味他の3人は
衝撃状っぽいんだよね
演技隊も
安心するっていうのは
自分が知ってる演技隊だな
そこと全然違う文法で
動いてる感じがして
声の出し方が違うもんね
っていうのが面白かった
っていう感じですか
すごいなんかね
役者面会の有力を濃厚さらずに
爆発してるところとかがかっこよかった
かっこよかったね
僕もアフターとかでも話したけど
1:12:00
爆発がねそんなに辛いのに
客席からするとそんなに
普通にね
知った劇例の方がね
そんなにこっちに圧になって
あれはねすごい
効果として
爆発してるわけじゃないんだよ
言ってしまえばあそこはね
もうちょっとね無理せずできるとこなんだよ
本当は
そこで無理しちゃうっていうのが良かったね
すごいコスパの悪い体力の使い方だった
いやあれねすごかった
なんだろう
なんかね
なんか
すごい一生懸命歌ってくれてるんだけど
窓越しだから聞こえないみたいなぐらい
ぐらいの一生懸命やってることだけは
わかるけど何一つ迫力が伝わってこない
っていう
その断絶が非常に
良かった
だからこそ最初目の前で大泣きされて
その目の前で大泣きされてるっていう
圧を窓越しの間抜けな会話で
解除してくれる
っていうのと今度は目の前で
大暴れしてるはずなのに
それをなんかすでにもうそこに
隔てられてる感じがあって
あまり圧を感じないで済むっていう
なんかそのツインも美しいなって思ったりしました
そうだから
楽音など地域爆発がね
すごい
いい始まりといい終わりだったな
いい終わりだったね
ちょっとね
ぜひまたはずこわさんに
お招きして
録音しつつ
奇曲集を買いたいですね
売り切れてないといけない
残ってたらね
残ってたら取り置きをお願い
できるといいですね
買ってそれを読みながら
僕らのこの記憶とか
見方が全然違いましたみたいになるのかどうか
っていう
ようなところで
お話ができたらいいかなと
思いますので
まあね
そんな感じですか
もう長い?
これじゃあ余談
軽く済ませるつもり
なんかさ
あなた
昨日もポツリと言ってたけどさ
面白い人っているんだね
あれすごい
しんみりしちゃって
要するにね
僕らの今回してることって
友達
友達と言うけれども
そんなに友達
というほどではないから
友達という
この場合友達というのがどうかっていうのは
大枠で言うと
友達が出てる
友達の芝居を見に行く
っていう行為なわけじゃん
で実際ね
もうね小劇場行けないんだよ
天後とかさ
そういうのに行っちゃう
行ってるからさ
知らない小劇場
知らないっていうのは
直接何か
人間関係があるわけじゃない人の
芝居を見に行くみたいなことが
しなくなっちゃってるんだよね
1:15:01
だから
この規模の制作を見るときに
基本的に
人間関係ありきで
見に行っちゃうみたいなことに対して
自分が学生時代に
芸術ってときは
非常にそれこそ
恋空の上巻と下巻に挟まれ
死ねばいい書業だと思ってたわけ
で実際それはそうじゃんだって
僕のさっきの話もしたけどさ
芝居であればさ
人間の手を繋ぐ人ないんだから
役者面が嫌いなんだからさ
今だにそれは変わんないはずなんだよ
変わんないはずなのに
友達の芝居しか見に行ってない
っていう状況に
思い当たって
これまでだったら多分それに対して
うわ最悪
マジで恋空って思ってたと思うんだけど
別に行くかってちょっと思ってたんだよ
別に他にもいろいろしたいこと
あるじゃん
知ってる人が
面白いんだったらさ
それがいいよね
って思ったんだよ
別にこれはラッキーなだけというかさ
僕は別に友達のであろうが
つまんなかったら二度と行かないからね
二度と行かないしつまんなかったってちゃんと言うから
一つ懸念点があるとすると
知ってる人なのだし
アフタートーク呼ばれたりとか
言葉を込めてたり喋ってるでしょみたいな
風に思われるのが
誰が思うんだというのは置いといて
思われるとして
それ尺だなというか
別にこっちは頼まれてやってないですから
勝手にやってるのも
聞いてくれるかどうかも分からない
っていうのもあるんだけど
それはそれとして置いといて
いいか悪いかの時に
知ってる人か知らない人かが
多少何かしらの
何かではあるかもしれないけど
それは置いといて
何でもいいから
面白いもの見れるのがいいなって思った
しみじみだね
私もきのうしみじみと
面白い人っているんだねって言ったんですけど
そうそうそう
だから面白い人っているんだなと思って
一旦ね
知り合いから始めればいいんじゃねって思った
いきなり全く未知のところに
見に行って
失敗するとさ
もう何もないじゃん
衝撃状は
当たりはずが
めっちゃ大きい
別に天狗もそうなんだけどさ
天狗以上に
前情報が少ないから
だってさ
流星Dは分かんない
フライヤー可愛いから
流星Dはもしかしたら
何も知らんでも
行きうるかもしれないけど
行きうるかな
どうだろう
気になるって言いながら
行かないパターンでしょうね
絶対さだってさ
これで行ってつまんなかったら
1:18:01
気まずいじゃんみたいな
難しいなって思うんですよ
そういうのが
人流にさ
行くのはさ
良くないんだけどさ
きっかけなんて人しかない
そうなんだよ
良くないと思わなくなったから
だから人でいいんだよ
その人でいいんだよってのは
僕は今知り合いだからとか言ってますけど
知り合いじゃなくてもいいんだよ
ツイッターで見たら
この人の顔が好きとかで
言っていいんだよ
天狗の舞台を
反映する
一つの上トークとしてさ
男たちを見に行ってるだけだろう
みたいなのがあるじゃん
そういうファンも多いかもしれない
少なくはないかもしれないけど
でも何だっていいんだよ入り口は
つらいの良さでいいんだよ最初は
そっから入ってって
ちゃんと何が受け取れるかとか重要なわけであって
別にだから入り口は
何だったら人しかないんじゃないかとも
思わなくもなくもなくも
ないわけですよ
役者で見に行くより
演出か
脚本で見に行く方が
いいよとは思うんだけど
だから本当に今回はね
出てないですからね僕の知ってる人
俳優としては誰も出てないからね
それが一番理想なんじゃないか
まあてか
好きな顔が
出てるのが
いると行きやすいのは
思んなかった時に
でも顔は見れるから
自分を納得させられるから
あと一応
この読書ポッドキャストらしいことを言っておくと
劇作家は本書くじゃん結構
エッセイとか小説とかさ
ねえもとやゆき子とか
岡田敏紀とかね書いてるから
そういうところから
僕もだってそうだ
僕もだってまずは鈴木敏紀とかを読んでさ
それ経由で
入ってるから
本から演劇はね
たしかもしかすると
その経由での導線は
作りやすいかもしれませんね
それで言ったら私だってシェイクスピアの全集読んで
シェイクスピア劇を見て育ってる
そうそうそうそう
でもほんのそういうことじゃん
っていうのはありますよね
ということで何でもいいから何か見に行くといいと思いますし
これを聞いたらもうだいたい
郵政DVDは知ったかと思うので
ぜひまた次ね
公演があった時には
チェックしていただきたい
ちなみに
月の世界や終わりの回も
今回脚本を書いている
稲垣さんの
代表として進めていらっしゃる
かはたれ
このFoeticラジオにも1回出ていただいて
大変楽しかった稲垣さんの
かはたれ第1回本公演
気遣いの幽霊という課題で
ございまして
これが2023年
11月24日金曜日から26日
1:21:00
日曜日まで
スタジオ空洞というところで
公演があるらしいので
ぜひね
次はそこで会いましょう
うん
スタジオ空洞がちょっと今ね
どの辺にあるかちょっと
思い出せないけど
池袋あたりの
とにかくそういうのがありますので
勝手に宣伝しておきます
おしまい
ということで
ニュースレディの皆さんが
これを聞いてくださると
わかりませんが
アフタートークよりは
楽しくなったんじゃないかと思うので
もしよろしければ
こちらをちょっと収めていただいて
なんか意外とちゃんと
見れたんだなと思っていただけたら最高です
はい
ということでFoeticラジオ
山下記念照合と奥さんでした
どうもありがとうございました
01:22:07

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