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2023-07-17 1:31:16

第百五十九回 黒歴史とはなんなのか

大滝瓶太『その謎を解いてはいけない』(実業之日本社)を読み終えた柿内が、「人はみなアンパンマンTシャツをがちゃがちゃ着ることから始まる」みたいな話をしています。

00:29
はい、こんにちは、ポイエティークRADIOです。お相手は私、ポジティブ人間柿内正午と、奥さんです。どうぞよろしくお願いします。
あ、ポジティブね。
よろしくお願いしますって言ってくれなかったね、驚きのあまり。
ちょっと、ちょっと。
僕今ちょっとね、ポジティブ。
ちょっとポジティブなんだね。
ポジティブなんで。
そうだよね。
まあ、もう本当に。
何がポジティブなんだっけね。
なんかさ、ブームなことしてたんだよ。
20年の3月ぐらいからさ、大陸の方からビッグウェーブが来ててさ。
ウェーブがね。
で、なんかみんなそれに乗っかってさ、止まり込みで熱狂したりしてたっぽいっていうね、聞いてたんですけど。
僕は割とあまりそれと縁がないままで、来て。
とはいえそのビッグウェーブの余波でこのポテガスが始まってますから。
まあそういう意味ではね、もう死後みたいなところがあるんですけど。
なんか、それと全く関係なしにね、そもそもあなたと暮らせだしてから、僕はこんなにしっかり熱出して、寝込んでいるみたいな事態は。
結構初めてぐらいじゃない?なんか1回あったかな。
なんか1回か2回かあったけど。
でも1日とか残ってたよね、たぶんね。1日まるっきりコンコンと熱抜けてさ。
2日以上まるまる熱が下がんないみたいなのはないね。
まあというわけで、検査キットでね、検査したらポジティブだったよ。
バキバキの日本船でしたね。
バキバキの日本船。15分待てって言うからさ。
晒して5秒後にはもうすでにバキバキに日本船出てたんだけどさ。
一応15分経ったら消えるのかもしれないって思って、タイム計って待ってたんだけど、変わんなかったよね。
変わんなかった。
何のための15分だったのね。
まあ、いろいろなさ。
まあね、いろんなね。
望ましい環境でみんながやってくれるわけじゃないからね。
そうだね。というわけでね、ロキソニン飲んだり、日中は結構今みたいに元気なんですよ。本当に。
だからそれで油断してるとさ、昼寝とかしたりね。
03:01
ちょっと寝ると熱上がるみたいなのをずっと繰り返してて。
なんなんだろうね。
まあ単純にさ、誰さえさ、地球が暑いじゃないですか、今。
普通に寝てるだけでさ、熱中症になるんですけど。
そうなんだ。最近寝ててね、これね、ウイルス的な辛さなのか熱中症なのかよくわからんなってちょっと思って。
普通に寝ることが死に近づく方がいい。
やっぱりなんとなくさ、こっちはちょっとだけ寒気があったりするからさ、暖かくして寝るわけだよね。
そうするとさ、明らかに熱中症みたいな症状で起きるわけよ。
脳の一部壊れかけてるみたいな感覚で起きるわけだけどさ、これどっちかっていうと熱中症の範疇じゃないみたいな気持ちにもなったりして。
ちょっと最近ね、ちょっとよくわかんなくなってきてますが、
すでにもう寝込み始めて4日目?木曜の夜からか。だから3日目か。金曜からの考えてる?金曜日か。
木曜から始まってると考えるかどうかだけど。とかですよ。
つまんないんだよね。そろそろ。寝るのも疲れたし。寝るたびに具合が悪くなるから寝るのやだしさ。
なんか。
かといってね、なんか集中力続かないよね。
そう、集中力続かないしさ。なんかロボコップ見てたの。なんとなく。これまで見てそうで見てないもの見ようと思って。
なんかスクリーンでさ、ロボコップ。ロボコップってさ、有名なこととしてめっちゃグロいんだよ。
ヒーローものっぽいけど普通に人体破壊描写が、プロムガンプがリメイクしたがるぐらいだからさ、割とエグい人体破壊描写があって、
すごい子供向けヒーローものっぽい仮面ライダーの足みたいな感じなのに、R指定で公開されるみたいな、そういう有名なバイオレンスSFみたいな感じなんだよ。
今見たらちょうどいいかなって思って、チシブキ見てるしと思って見たんだけど、チシブキと関係なしに気持ち悪くなっちゃってさ、光って動くまで見るのがダメでさ。
昨日はそれで断念して、3日ぐらいかけてちょっとずつロボコップを見て、今日見終われたから、なんかうわ面白かったなって思って、2見始めたらやっぱりちょっと悔やわらくなっちゃったりとかして。
だからこの3日間ロボコップを見損ねたり、頑張って見たりしたっていうのが僕の投票の全てかなっていうとこなんだけど、本もだから全然読めなくてさ、
06:02
熱出てる時って時間感覚変になるんだよね。
伸び縮みするよね。
面白かったのがさ、最初に発熱してすぐの時にさ、獅子が別々になった感覚があったの。
これはゼルダのやり過ぎなんだけど、腕と足がさ、両足と胴体がさ、それぞれ直方体みたいなイメージになってるわけね、熱に浮かされてる時。
それらがこうやってふわふわ浮遊してるの。浮遊してる直方体を一個一個ウルトラハンドで捕まえて、あるべき角度に戻してあげて、そのまま放っておくと寝かしつけてあげられるみたいな。
それを一個一個ちゃんと直方体のこのぐるぐる回ってるのをそれぞれ同じ角度になるように直してあげるとようやく寝つけるみたいな謎のイメージが自分の中にあって、
すごいずっとうなされながらなんかね、ゼルダのね、捕まえてくっつけるみたいな操作をううううみたいな、自分の中でイメージをして体を操作してようやく寝つけたみたいな体験をしていたんですが。
なんかそんな感じでさ、夜は長いしさ、昼間も長いしさ、その癖なんかあっという間に毎回夜だしさ、家から出てないから何の変哲もないしさ、みたいな感じでさ、まあやることねえなっていう感じなんですよ。
まあでもそんな中一冊だけ本読んでさ、大阪のトイブックスで買った大滝敏太、その謎を解いてはいけないっていう本を読みまして、
あの綾津寺先生とかさ、モルカーノ、アナザーっていうね有名な作品がありまして、それと同じソーガンの、ミステリー界の最終兵器爆弾っていうふうに書いてあるんですけど、
あのね、いや面白かったね。なんかねミステリー良かったちょうど。今ねさっき僕は急に自分の直方体のよくわからない話したけど、結構それはちゃんと繋がってて、
なんかね、熱だしてるとき本当に時間感覚がフワフワだもん。でミステリーってめっちゃリニアなんだよ。
てか本格ミステリーっていうのは僕はあんまりよく知らないけど、お三方としてわかりやすいわけじゃん。事件が起きて手がかりを集めて推移して解決するっていうさ、はっきりしてるわけじゃない?推移立てが。
なんかすごいさ、それが助かって。読めば進んでいくんだよ。その直線的に進んでいくっていうことは非常にね、今ね、ありがたくて。
09:04
なんか今そうじゃない?フワフワしてさ、なんかあっち行ってこっち行ってみたいな。僕が書くような文章を読んでたら具合悪くなっちゃうなって思って。
だから昔俳優の坂井雅人もね、酔っ払ってるときにお風呂の中でミステリー読むみたいなこと言ってたけど、それ結構大事だよね。やっぱりなんかね、ぶっちゃけミステリートリックとかどうでもよくて、なんか自分の方が偉いみたいな気持ちでフワフワした気持ちで読むぐらいが多分ちょうどよくて。
そういう意味でも非常に今助かるなって思いながら読んだんですが、ちょっと先に大枠の感想を話してから、今日奥さんと話したいことについて話します。
あのね、この本をトイブックスで買ったときに大崎敏太さんとご挨拶してトイブックスで100冊のサイン本作るみたいな家庭企画でもう7冊か作りますみたいなときに言って、僕がこのね、内裏で声出していけよってサイン本を作ってもらったんですけど、
その時にね、ちょっとシュンとした顔してね、Amazonのレビューが荒れてるんですって言ってて、かわいそうにって思ってたんだけど、読み終わってAmazonレビュー見てみたの。
なんかね、ちょっと荒れるのもわかるなっていう風に思って、というのもやっぱりね、ちょっとこうなんていうのかな、端的に言うとミステリーじゃないんだよ、この本。
だけどミステリーの革をかぶってるわけ。しかも本格ミステリーっていうね、一番ね、オタクがめんどくさそうな界隈のジャンルの革をかぶって、しかもこの層があるでしょみたいなところがあって、
要するにね、本格ミステリーか田舎を評価軸にしている人たちからすると、それはね、星1とか2をね、つけるんだよ。それはどういうことかっていうと、こってりラーメン、家系ラーメンと名打たれているお店に行って出てくるのがあっさり醤油ラーメンだったみたいな、
これはもっとすごいことが起きているんですが、なんかそういうようなことが起きたときにびっくりしちゃって、そのびっくりしちゃったときに裏切られたって言って帰っていくみたいな人たちがそういうレビューをつけていくんだなっていう感じがして、
僕はそもそもミステリーの真面目な読者であったことは一度もないというか、僕のミステリーの源流がそもそもミフィスト賞っていうめちゃくちゃヤクザのところからですから、
京国夏彦とか森博志とかね、京国夏彦はミフィスト賞以前ではあるんだとか、そういう話はちょっと面倒くさいので置いておくとしても、とにかく本格とか新本格みたいなところとはまた全然別のミステリーというフォーマットを使っていれば別に何だってよくねみたいな人たちの本を基本的に読んできたから、
12:11
あんまりだから、あれなんですが、そういう雑な中学生高校生の時読んでたわぐらいのミフィスト系のこの男ちゃんのつるんとした表紙のやつ読んでたわみたいな人からすると非常に懐かしい雰囲気の本でね。
なんか普通に楽しく読んだなっていう感じなんですけど、なんていうかな、そのね、変な人ばっかり出てくるの、あのあれだよ、えのきず、えのきず探偵とかさ、ああいう感じの、森の箱のね、とかさ、
森の箱とか、あと西尾維新のぼくさまちゃんとかさ、とにかくそういうね、なんかキャラクターみたいな、だって主人公の名前が高梨優衣だからね、小鳥が遊ぶとか、そして探偵の名前が暗黒院誠だから、本名は田中智範なんだけど、っていうようなので、
それで非常にコテコテな、あのね、だから僕らの世代からすると本当に、だからそのラノベの、なんていうの、西尾維新とかの頃のラノベノリなんだけどラノベじゃない微妙な交差ラインのところにいた人たちいるやん。
あの黄色色のやつがメフィスト系?
あれがメフィスト系だよ。
ああ。
あの辺の、漫画みたいなの。
あのブギーポップとかは赤ついラノベ?
わからん。
あれ、え、あなた読んでなかった?
僕は読んでないと思う。
あれ?
あれなんか前話したときに読んでたって言ってなかったっけ?
読んでないと思うよ、それなんか。
うん。
とにかく、まあそういう本なんですが。
はい。
まあなんか、非常にね、僕は楽しく読みまして。
で、なんか懐かしかった、なんかその痛い大人たちというか、なんかその暗黒院のことと、もう一人、それがこの黒歴史探偵っていう、黒の探偵なんだけど、
白歴史探偵っていう対になる探偵も出てくるんで、白術院将護っていう名前の探偵が出てくるんだけど、
なんかそのヤバい二人がね、そのこう変な痛い言動を繰り返す度に、この高梨さんが鋭くツッコミを入れていくみたいな、
15:10
もうすごい懐かしの、あの、こう。
私にとっては夢水清志さん。
ああそうそう、マジでそんな感じ、そんな感じ。
ちょっと対象年齢低めだけど。
そうそうそう、京子夏彦もそうなんだけど、なんかそういうその、いや何々やんけみたいな感じで、鋭くテンポよく小ぼけとツッコミが入りつつ、こうミステリーが始まっていくみたいな、まあそういう本なんですけど。
基本的にそのね、ミステリーの様式にのっとりつつの、一番近いのはシベリア少女鉄道みたいな感じなんだよ。
ミステリーの大箱には入ってるんだけど、やってることとしてはずっと延々と続く小ぼけをやり続ける。
だからその、なんか直接そういう描写があったかないかっていう話じゃなくて、例えて言うならばなんか、すごいどっかでキャーみたいな声が聞こえてきて、
それ探偵と助手がさ、こう慌ててそのさ、掛けようって言ってガタって開けてさ、
みたいなことを言った後に、その事件の描写よりも先に、さっきまで遊んでたゲームの一緒にウェブマージャンか何かやってる時に、
そのウェブマージャンの相手がそのヤシカタンの主であることが発覚してそっちに気を取られてる間に、
どんどん彼と発戦していくみたいなさ、そういうことばっかり延々としていくような本なわけだよ。
だからそれこそが本格ミステリーとして、作者が設定した謎を頑張って鮮やかに解こうみたいな読者の、真面目な読者からすると、
苛立たしいことしか起きないんだよ。だってもうずっとはぐらかされ続けるんだもん、みたいな。
解決編に入ってずっと、わかった!みたいなことを言いながらずっとムーンウォークの練習を遠慮探偵がしてるとかさ、そういうようなことばっかりが起きる。
っていうのがこの本なんですけど、一番の骨子はね、この黒歴史探偵、暗黒院誠っていうのは、事件と関係のない、とかなくてもいい真実ばかりを暴き立てていくっていう探偵なんだよ。
その事件、館の中で密室殺人が起きるんだけど、その密室殺人の容疑者たちのそれぞれのツイッターアカウントの旅宅を掘り起こしてきて、過去昔に作っていた裏垢とか、
昔、高校生ぐらいの時に雨風呂に書いてた有名小説とか、そういうのをどんどん暴き出していって、これはお前の過去だ!みたいなことを言って、周りの人たちが実験そのものと全く関係ないところで深い傷を負っていくみたいな、そういうのが本筋であるんですよ。
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でもその暗黒院誠っていう、自分で変な名前つけていることからもわかる通り、暗黒院誠自体が非常に、いわゆる中二病的なムーブに振り切っているような人物で、メインで出てくる他のキャラクターたちも、みんなそういう出てくる度にチャイナ服着てたり、メイド服着てたりみたいな変なお姉さんが出てきたりとか、コテコテの変な人たちばかり出てくる。
だけど、とにかくみんな中二病だった過去を、事件に巻き込まれている関係者たちの、みんなの中二病的なものを暴き立てていって、虫の息にしていくっていうのがずっと続いていく話なんですが、
これがまた面白くてさ、メインで出てくる中二病の二人が、暗黒院誠っていう人と、もう一人が二ノ前文っていう謎の小説家が出てくるんですけど、
この二人が両方ともコテコテの中二ムーブをするわけで、黒いマントに近代誌が着ているようなシャツにこういうオシャレなおじいちゃんが着けている首からぶら下げる紐みたいなのをぶら下げているみたいな風貌の黒歴史探偵と、
そのもう一人はチャイナ服とかメイド服とか、何かしらそういうめちゃくちゃコテコテな服を着ているっていうのが大人二人で探偵役でメインでいて、女子役で表紙になっている片目が静色のオッドアイで、名前が僕らにとっては一番出てくるのはプリリズの高梨乙女ちゃんと同じ小鳥が遊ぶと書いて高梨と、フィクションの中にしかほとんど存在しない。
名前の女子の高校生がメインのキャラクターなんだけど、この片目はね、女子のこのオッドアイの片目は地毛じゃない、地目なんだけど、
探偵であるアンコックインマコトはそれをかっこいいなって思って自分で逆の目に緑のカラコンを入れて、バディ感を強めているみたいなのがあったりするんだけど、これもとにかく出てくるキャラクターが全体的に非常に表装的、ペラペラのキャラクターとしか出てこない。
これはラノベもそうなんだけどさ、ラノベもオッパーが大きくて面倒見がいい人と、メガネかけて口数が少ない人と、とりあえず属性が何個かついてて、属性の列挙だけでキャラクターが出来上がっている。
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だからそれこそそのゼロ年代の萌え文脈的なものと同じような、表面のペラペラしかない要素だけを足していくみたいな、あるじゃないですか。そのペラペラさを意図的にやっているようなキャラクターしか出てこない。
で、この助手だけは名前とその名はちゃんと自前のものである。で、他の人たちはみんな嘘なんだよ。ペンネームだったり探偵の名前だったり自分たちで勝手につけて、自分たちでどんどんキャラ付けをしていって、
で、とにかくそのペラペラの表面を作っていくっていうところに重きを置いているキャラクターたちがそのペラペラの表面だけで物語を動かしていくんだけど、この助手の方の主人公である高梨さんだけは基本的には生まれつきの名である、生まれつきの名字であるのに、他の周りの中二病が尽きたウゾウムウゾウどもが勝手に自分のこの表面にだけ何かしらのキャラクターを投影していって、
そこに何かしらの物事を期待して、それに向かって勝手に期待して勝手に出動していくみたいな、鬱陶しくて仕方がないみたいなものがあったりするっていうのが基本的なこの事件と関係ないところでの、これ全部であるのに4つの事件があるシリーズ、
一本なんだけど中でシリーズみたいになってるみたいな作りなんだけど、去年そういうね、めちゃくちゃ自覚的に表装のキャラクターだけに徹するような大人たちと、この表装だけのキャラクターにしか自分が扱われないことに苛立ちを覚えている子どもたちの話みたいなのが基本的に続いていくわけなんだけれども、
これはだから面白くてね、皮肉なことに誰よりも一番ペラペラに見えてくるんでこの女子は。この女子は最終的にずっといつもこうそういう物語の中での成長していくというかさ、何ていうの、何かしら自分の中の葛藤というものを見つけ出していって、いろんな事件の中で自分のささやかな個人的体験というものでどう乗り越えていくかみたいな、非常に高校生も自分のいるものにありがちな成長にもの主役でもありつつ、
そのとにかく楽しそうに動き回る変な大人たちの突っ込み役にもこう回ったりするみたいなところで言うと、常にだからずっと狂言回しでありつつ、都合のいいキャラクターなんだよ。
その上でちょっとだけなんか無邪気な子供っぽいような役回りも素直にちょっとこれ楽しそうみたいなところも出しつつみたいなところで非常に一番キャラ化している競争的なキャラクターなんだけど、そのキャラクターに託されている内容そのキャラっていうものが先についていることへのすごいこうもやもやみたいなものが付与されているみたいなところがあってですね。
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これがこれは面白くて要するにミステリーって様式しかないジャンルなんだよ。でその様式だけを乗っ取って内容虚無。トリックがマジで小学生でも思いつくようなトリックしか出てこない。
それは結構大事なことでミステリーにおいて一番メインだと思われてトリックっていうの虚無にしてもなおミステリーの構想っていうのはこれだけ残っている。そこにはめ込まれていくそれぞれの小ネタっていうのもなんかねそれこそネットミームからなんか外文あるあるからなんかいろんなところからのそれぞれの参照元があるんだけどそれも非常にだから全部表装なんだよ。
なんかこの名前ここに入れておくとなんかわかってる感あるでしょみたいなものがずっとこう続いていく。これがつまりなんか全部が全部表面しかない。事件もだから見たままのことしか起きてないんだよ。本当に全部表面しかない。奥がない。
これは奥がないっていうことをどう捉えているのかみたいなのが非常に面白くて。要するに基本的にその黒歴史が暴かれていく。自分が中二病的なメンタリティを持っていたことが暴かれていくっていうような話になっているんだけどそれを暴いていく探偵っていうのは誰よりも中二病ムーブを未だに徹底している人で。
基本的に自分の生まれながらに勝手につけられている属性みたいなところを勝手にキャラ化されていくことに裏立ちみたいなものも上司のエピソードの中からどんどん出てくるんだけれども全部が全部結局表面のところに回収されていく。
それはそのままミステリーの、よくあるミステリーに人間が描かれているわけがないみたいな言説あるじゃないですか。物語を駆動するために手段にしかなっていないというか、そこにキャラクターはいても人間はいないみたいな。
だからまさにそういうようなことがそのまま自覚的にやられているわけだよね。
だからどちらかというとこの方が最終的に中二病的なものを茶化しに茶化していい加減大人になれよって言って現実になれよって言ってミステリー的な表面しかないような世界からもう少しきちんと奥行きのある人間に回帰していこうよって話にはしないんだよ。
むしろ徹底的にずっと表面でやりあっているからこそ、むしろその表面以上のものがどこかにあるという幻想を持っている作中のキャラクターたち全員に対して、
いやいや君たちにはもともと表面しかないし割り振られた属性しかないんだと。その属性しかないような加算式の何かの中に何かしらを見出していくことはあり得るかもしれないけどそれ以上にもそれ以下でもないんだということをずっと言い続けるような本になっていてね。
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非常に何もない本なんで、その戦略的な意味で。
だからなんか、なんていうのかな、めちゃくちゃ僕はこの前のクールとかでアニメで転生物とかを試しに見てみたりしてたけれども、
なんかあれ別に何にも面白くないんだけど、なんか安心感あるんだよ。あれはこういうのでいいんだよ、こういうのでみたいなことなんだなっていうか、要するにそこに奥行きを求めないことの美学というかさ。
なんかファストフードと同じだよね。花鳥の味がそのままくればそれでいいみたいな。そういう感じの美学みたいなものを小説というかミステリーのジャンルに置き換えてやるとこうなるみたいなものがこれだったなっていう本だったんですね。
だから結構面白いけど実は難しい本で、ミステリーとして読むと多分チャチって怒っちゃうし、中二病的な世界観を期待して読むとそういう世界観を茶化しているようなところもあるからなんか嫌な感じだなって思ったりもするけれども、
逆にその中二病的なものを完璧にとことん馬鹿にするような気持ちで読もうとすると、最終的に結局これは中二病に回帰していっちゃうような話になっていくのみたいな感じで、どこにどう収めていいかわからなくなっていくみたいな本だったんですよ。
でも僕はこれを読んでフィーストショーの系の小説とか読んでた時に何が楽しかったって、基本的に謎にカッコつけた言い回しとか、謎にテンポがよく進む会話のやりとりとかそういうところで雰囲気で楽しんでた。
なんかわちゃわちゃしてるっていうのが楽しかっただけで、ぶっちゃけトリックスとか何も気にしたことなかったんだよなみたいなことをすごい思い出したんだよ。
なんかそれがね、すごい思い出して、僕としてはミステリー読んでる時に楽しく読んでた部分だけがある。
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内容もなければなく、ただ単になんとなくいろんなところに参照があるように散りばめられているような、頑竹はないが参照元は豊富なリズミカルな会話を楽しむみたいな。
水曜どうでしょう?とかの感じ?
30分経って、30分経ってって知らない。
僕30分経っては嫌いなんだよ。
嫌いなんだ。
乗ったりしたテンポは嫌いなんだよ。
でもノリとしてはそういう感じの本でございましたというところで、非常にちょうどよかったんですが、
久々に中二病のことを考えていて、中二病ってなんだろう?
指にゴムを巻き始めちゃうとか。
これは中二病?
わかんない。おもむろに。
中二病って面白いよなって思って。
あんた中二病だったことある?
いやだから今日はね。
龍のキーホルダー持ってたよ。
龍のキーホルダー?まだ小学生じゃない?
中二病じゃなくても黒歴史的な。
あるでしょう。
何なんだろうなって思って。
それは。
でもなんだろうね。
ちなみにこの本の中ではデジタルタトゥーのことを、ルビオフってあったアカシックレコードって書いてあるんですけど、
直接のアカシックレコードの披露をしようというわけではなくて、
何だったんだろうあれはって。
中二的なものであったりとか。
みたいなことを話したり話さなかったりすると具合が悪くなってきたら止めようかなって思って。
これ全部導入だったの?
そうそうそうそう。
この4日間でしゃべった文字数の3倍くらいしゃべったね。
この30分。
びっくりした。しゃべれるんだ。
フラストレーション溜まってたから。
もうボエーってなってたから。
面白い旦那さんはいないんだって思ってた。
33:00
僕もこんなにしゃべるんだって思った。
びっくりした。
びっくりした。
びっくりしてた。
やっぱりこの本に出てくるような中二病の人たちも痛い人たちも、
みんなとにかく普段はそんなにうまくしゃべれないんだけど、
自分がしゃべれるタイミングになった瞬間に自分の話だけめっちゃ上手にずっとするみたいなのがたくさん出てくる。
でも私もTwitterとかめっちゃ。
でもあれは中二病っていうか、なんかインターネット老人会文章?
そうなんだよ。難しいよね。
インターネット的な振る舞いと中二病また微妙に違うじゃない?
僕らの世代になってくるとそこがちょっと切り離しがたくなるところがあるかもしれない。
中二病って何よ。
中二病って何よって問題はあるの?
中二病ってさ、右目がうずくっていうのはさ、
実際パターンとして少ないわけじゃないですか。
そんなにさ、思い切りのいい中二病をできる人っていうのはさ、
少数派だと思うんですよ。
この本におきる中二病的なものっていうか、
あいたたたみたいなこと?みたいなのがどういうものかっていうとね、
例えば、この探偵と女子は片方カラコンだけどさ、目が片方緑色なわけだよ。
その目を指すときに目っていう言葉が多い。
暗黒院魔法の鍵加工の中では隠す多い方の目なんだよ。
でも女子の方は普通にシンプルな目って書かれてたりとかするとか、
事件の声が聞こえるなっていう時の声はもちろんあっちの画数が多い方の声だったりするわけだよ。
みたいな、そういう、どちらかというとやっぱりこの本なんだろう、小説家の自己言及的なところの本だから、
痛い語彙の剪定みたいなものってあるじゃない?
これはね、ツイッターでも元々ネタにしてたやつだったんだけど、
なんか面白かったのは、ある事件の中ではその小説家が問題になるんだけど、
その小説家のデビュー前にブログで発表してた小説の痛さがすごい出てくるみたいな話で、
私が紡いだこの幾千万のコトノハをみたいなことが書いてあって、
いやもう1コトノハ何文字やねんみたいなことを突っ込まれながら、
36:03
お前も紡ぎすぎだから紡ぎすとなみたいなこと言われてずっといじめられるみたいな話とか出てくるんだけど、
なんかさ、この、どちらかというとその小説家が、
それで言うとですね、
うん。
私ね、私中学生の時からバンギャなんだよ。
あーそうだね。
で、その、
うん。
その、
うん。
で、その、
うん。
で、その、
うん。
で、
うん。
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
さあ、
うん。
VKってもうその塊みたいなものじゃない?
まあそうだね、うん。
とりあえず学生を大きくした方がいい、勝ちみたいなところがあるからね。
でさ、
まあ、
私はそういうのとは距離を取ってるけど、でも言うてバンギャなわけさ。
うんうんうん。
だから何だろう、こう、
何だろうね、
そういうのがストレートに好きなわけじゃないけど、
なんか何も知らんで歌ってさいっていうのもちょっとそれはどうなの?みたいな、
まあ別に、私は、
その、
大手バンドを避けて、
でもそれ、その行動自体がすごい中二病っぽいわけじゃない?
そうだね。
みんなが好きなものを好きになりたくない、
自分だけが良さを知ってるんだみたいな、
別にそこまでのあれないけど、チケット取りやすい方がいいに決まってんだろうみたいな感じだったけど、
でもだからさ、大学入った時も一瞬VKサークルなんか、
あったのよ。
はいはいはい。
なんかVK好きな人たちで集まろうみたいなサークルが。
うん。
で、難しいのがさ、サークルってさ、やっぱ同単探しとかさ、
こう、同行の詩を求めてさ、集まってくるはずなのにさ、
バンギャってさ、みんなさ、人と違う自分でありたいからさ、
すごい人に好きなバンド言われると一生懸命他のバンドを言おうとするみたいなさ、
集まりたいのか集まりたくないのかどっちだよみたいなことが起きてて、
面白いなって思ったんだけど。
面白いね。
なんか、変な言い方すると、ゴールデンボンバーが売れた時にちょっと安心した。
39:09
ああ。
あれだけさ、茶化してる。
うんうんうん。
でも別にああいう茶化しっていうのは共通の認識で、
そうだね。
とりあえずどっかの他で歌ってるみたいなさ、
そういうあるあるネタを別にあるあるっていう、別にまあ歌詞は飾りだからみたいなさ、
気持ちでみんな受け入れてるっていうことをさ、
なんかめっちゃわかりやすく提示したのは、
結構なんか、
安心したじゃないけど別に、
そこまでね考えて重要されてないと思うけど、
なんかだからなんだろうね。
でもさ、私好きな人たちとかさ、
基本的に音楽本業じゃないけどVK的なものをライフワークとしてる人たちだからさ、
それをさ、脱製で片付けたくはないんだよねっていう。
だからなんかその黒歴史を、
なんか暴き立ててブックスする、
それだけじゃあまりにもなんか、
こう、
意地悪じゃないっていうさ。
それはそうだよ。
別に本人が現役黒歴史製造記だから免罪婦になるわけじゃないじゃん。
まさにそういう話が出てくる。
なんかね、ちょっと、
分からん奴は黙ってればいいんじゃないかなみたいな気持ち。
でも暗黒いマコト誰より分かってるからね、その美学を。
なんかその恥ずかしいものは恥ずかしいわけじゃない。
うん。
だからそれをさ、こう、
なんかなんだろう、
これだから一般人はみたいなことをさ、
言って開き直るのも違うわけじゃない。
うん。
なんかその同じ、こう、
世界観というようなお約束をね、
うん。
分かる人たちでね、
まあこの場を共有しようよっていうさ。
42:04
うんうんうん。
今ちょっと私の視点からだと、
この本の話はしなくていいから。
中二病の話をしてほしいだけだから。
普通になんかライブ中とかってそういうことなわけじゃない。
うんうんうん。
なんか、
うーん。
うーん。
あわきたてるってすごい嫌だよね。
すごい嫌だよね。
すごい嫌だった話していい?
いいよ。
なんか、大学1年の時の新館で、
わりと意識高い系のサークルに出入りしてて、
うん。
で、そこで仲良くなった子にバンギャっていう話をしてたの。
うん。
で、したら全然関係ない、
それこそ新館でたまたまテーブル一緒でしたみたいな子に、
ね、
言われて、言われちゃって、
明日こいつ武器屋のライブ行くんだってみたいなことを。
したらなんか結構すごい反応されたの。
うん。
もう結構、
なんか、
うわ、そういう人ってマジでいるんだみたいな。
うん。
で、そのサークルが、
なんか、青年海外協力隊的なやつだったわけ。
うん。
いや、なんかさ、
なんか、こう、
ちょっと趣味思考が合わない人にその態度をする人がさ、
外国でさ、
教育が受けられない子に教育を受ける機会を
設ける、手伝いをしましょうみたいなの。
だからその、さ、
アフターの前にはさ、そういうさ、
こう、どういうプロジェクトをやってるかみたいな説明会があるわけよ。
アフターって久しぶりに聞いた。
なんか、いろいろチームがあって、
うちのチームはアフリカが多いみたいなので、
学校、
現地の学校行って、
日本文化を教える授業をしたりとか、
そういうようなね、話をね。
うんうんうん。
だからなんか、こう、
なかなか教育が受けられない子に、
なんか少しでも、
世界っていろいろあるんだよって教えてあげる、
みたいな話をね、してね。
まあ多分、私をディスってきた子は入る気満々だったんだけど、
で、最後の最後にさ、もう解散っていうときにさ、
その下りがあってさ、
なんか、
45:01
すごい遠くの誰かには、
最初から当たり前に絶対常識が交わらない人に対しては、
上から目線で優しくできるけど、
同じ言葉を話しても同年代で、
同性で、
普通に、なんか、
だって別に同じ学校通ってるわけじゃん。
学部違うかったりはするけど、
そこまで一瞬で、
無別的な態度を取れるんだって思って、
結構衝撃的で。
めっちゃいい話した。
ああ、
やだなって思った。
うん。
それを、
別に最初からもう多分このサークル入らないなって、
結構早い段階で思いながら、
惰性で言ってたんだけど、説明会だけ。
もうちょっとそこがすごい、
いい区切りになって、
二度とそこには関わらなくなったんですけど。
うん。
なんか、
いやまあ、
いっそ気持ちいいけどね、
あそこまで、
完全に、
だから影口じゃなくてさ、
正面切ってさ、
線を引かれるってなかなかないじゃない?
そうだね。
これはちょっと、
なかなかない体験だったなって思い出しちゃった。
いい話だね。
まさにそういう話じゃん。
うん。
別にそれを言った子もさ、
私から言ったわけじゃないから、
うん。
そこまで、
こう、
強い反応が出ると思ってなくて、
取ろうって言ったわけだよね。
うん。
なんかその、
重要できるものは人によって違うね、みたいな。
うん。
そして多分、
どんびき星座子が想像してたものは、
私が本当に愛好してるものとは違うんじゃないかなっていう、
そこの無理解がね、
面白かったね。
なるほどね。
うん。
綺麗だなって思った。
うん。
でもあなたはなんやの、そういうの。
なんか、これが好きな人が本当にいるんだって。
いや、だからVKって言って、
先にみなさんが思い浮かべるような、
まあ、ないかもしんないけどね。
うん。
あなたマジで通ってないからね。
ところを、好きな人は、
こういうの好きな人の方が多いんだよなって思うよ。
うん。
それでもめっちゃ近い界隈の話じゃん。
近いからさ、すごい遠いってあるじゃん。
そうだね。
なんか、全然別のジャンルのバンドだったらさ、
私にはないアンテナだけど、
48:01
なんか何かのきっかけで聴くようになったら好きかもしんない。
だから私昔テクノすごい苦手だったんだけど、
いや苦手だったんだけど、
聴くし、なんかそう、
ある日扉が開いたし、
なんか、ねえ、なんだろう、
近い、
その、狭いところで、
ねえなってなるやつの方が拒絶反応強くない?
まあ、そうね。
てか比べるもんじゃないじゃん、別のジャンルだったら。
比べるもんじゃないって。
季節の中で一番完璧な季節はどれかなっていうことじゃん。
全然違うものだから比べるものじゃないよねっていう話じゃないですか。
納得してない?
あんまり納得してないけど、まあでも似たことはわかるよ。
いや、たとえばさ、
ミステリーとラテンアメリカ文学どっちが好き?
違う、どっちが好きって話じゃないのよね。
さっきの話であなたの話が面白かったの。
要するにだからさっきのこの謎を解いてはいけないの
Amazonレビューで起こっていることは何かっていうと、
一般的にミステリーと考えているものとの乖離によって、
こそむしろみんなは強く、
素朴に拒絶反応を引き起こしがちで、
僕みたいに特段そんなに普段ミステリーのことを真面目に考えていない人間の方が
普通に全体としてミステリーのパスティッシュでありつつも
ミステリーの体裁を使って何をやろうとしているかっていうことを
素朴に受け止めることができるっていう話よね。
ちょっとVKの話でしちゃうけど、
VKのことをおたんびを真面目にやることこそが美学だと思っている人と、
VKという様式美そのものを茶化して、
だから実態としてはコミックバンドがVKの顔してやっている。
で、私が好きなのは結局コミックバンドなんだと思うの。
からすると多分おたんびが好きな人からすると、
お前らがVKって言うなって言われると思うのね、私が好きなバンドっていうのは。
っていう話じゃん。
51:02
この本はさ、テラコヤとかなわけじゃない。
いや、この本は非常にテラコヤ的だよ。
アンダーコードとかから怒られるわけじゃないですか。
そうだよ、狸で叩かれるから。
用知らんのにそれだけして。
それでもナイトメアと仙台貨物は同じ人がやってるんだよっていう話ですよ。
まあちょっと僕にはわからないけど、きっと今のでわかる人はわかるでしょうね。
わかる人はわかると思います。
まさに今日お話ししたかったこととしては、
近しいところにあるものの方が受け入れるのが難しいっていう話なんだよ。
うん、そうだったの?
紡ぎ人はさ、
紡ぎ人はさ、
たぶんすぐそばにいるんだよ。
だけどすごい馬鹿にしちゃうんじゃん。
でもすごい馬鹿にしちゃうけど、
たぶんそんなにすごい馬鹿にできるほど遠い存在じゃないはずなんだよ。
つうか、そもそもなんか、
例えばなんか書くときにね、
広くもう少しなんかその、
普段こういうものを読まないような人にも届けたいなみたいなことをさ、
多少慣れても考えるときにさ、
そのさ、舎庭の中にさ、
一番届きそうでさ、一番さ、
遠そうな他者である紡ぎ人たちをさ、
たぶん想定通しに入ってないんだよ。
この隔たりよっていうのをすごい思うわけ。
少しちょっと真面目な話をするとね、
その謎を解いてはいけないにおいて、
それぞれの関係者の黒歴史を暴きさせていくっていうことは、
あのね、ひどいことなんだよ。
ひどいことだしみんなが、
そんなの人間のすることじゃないみたいなことを言うっていうシーンがたくさん出てくるんだけど、
作品においてはそれがただ単純に露悪的なね、
振る舞いとして使われているわけじゃないんだよ。
要するに何時の黒歴史を見つめようというか、
何時の紡ぎ人をちゃんと紡げようっていう話なわけだよ。
これすごい重要なことでさ、
要するにさ、
何かしらそこに拒絶反応、
例えばさっきのあなたの話でさ、
VKのバンドを需要する消費者に対してさ、
何かしら強い拒絶反応を示すような人たちってのはさ、
要するに自分の中のうちなるバンギャー的なものや、
うちなる狸的なものをさ、
直視できないから、
それをそれごとアウトソーシングして拒絶するっていうことで身を守っているわけじゃない?
54:06
っていうことだと思うんですよ。
要するにだから幾千の言の葉をさ、
紡いだりとかさ、
あとはなんかつれずれになるままにさ、
なんか忖度なしでさ、
あらゆることを吐き出すようなさ、
そういうアイコン画像を設定していない系の人たちの文体とか、
っていうのをさ、
なんか一番遠いものに見えるけれども、
例えば僕みたいに何か描いているような人間にとっては、
別にそんなに本来遠くないところにあるんだよ、
そういうものっていうのは。
基本的に大体のことダサいんだよ。
大体のことはね、
なんか日記毎日書いたりとか、
毎週ポッドキャストやったりとか、
っていうのは基本的にダサいことなんだよ。
あと演劇やったりとかね、
バンドやったりとかね、
全てのことはアカシックレコードになりうる。
というかアカシックレコードでしかないようなことなんだよ。
だけどそこでいかにしてそのダサさを回避できるかっていうのは、
何が自分の中でダサいことであるかっていうのは、
はっきりとわかっていないとできないことなわけだよね。
っていうような話をすごい読みながら考えてました。
ちょっとのざわめ舐める?
うん。
ちょっと調子におりすぎじゃない?
大丈夫?
大丈夫だね。
すごい体力削って喋ってるね。
うん。
っていう本だったんですよ。
ありがとう。
だからこれはなかなか…
舐め舐め始めちゃった。
喋れないじゃんね。
あと何かない?
何かない?何かない?
今までの話とちょっと脱線してもいいし。
恥ずかしい。恥ずかしいことね。
でもそうね。
アウトプットは全部恥ずかしいよね。
飴舐めてるから大きく…
合図値ぐらい打てる?
大きくみらずれちゃったけど別に合図値ぐらい打てる。
57:00
打てるよね。
そうだね。
だからさ、なんかそうだ。
私がさ、
芝居の感想を
Twitterに
ずっと書けなくて。
てかまあ、
あらゆるSNSがロムセンになってしまう。
アウトプットができない。
で、
たぶん一番最初のハードルは
たくさん喋るのってダサいみたいな。
で、その結果
誰にも伝わらない怪文章を
すごいたまにポツリって。
海に送り出すみたいなね。
それが一番キモいアカウントじゃないですか。
何がしたいの?みたいな。
で、
なんか
一番ダサい状態を
さすがに恥ずかしいなって思って。
でもさ、なんか
知らん話をさ
してる人も嫌じゃない。
だからもう
ゼロフォローのね。
ゼロフォロー、ゼロフォロワーのアカウントで
練習してて。
もうマジでずっと
ずっと
呟いてるじゃん。
なんか
2ヶ月くらい
本番終わって1ヶ月とか経った
芝居の話も蒸し返すんだけどさ。
でもなんかもう
結局
それしかないじゃないけどさ、もう
シュッとした
インターネットができないんだったら
そこから始めるしかないと思って
やってって
ちょっとマシになってきたのかな。
わかんない。
最近はだいぶアウトプットが増えてるよね。
なんか書けば書けるんだなみたいな。
あとやっぱりなんか
外在化させるから次に行ける
すごい感じる。
だから全然
全然アウトプットしなくて
アウトプットが認めない人のことを笑って
1:00:04
なんか
うわーって思ってるのが一番ダサいから
それはやだなーって
思ってる。
かな。
まあ
人を笑うなというのと
そのクオリティのジャッジは別の問題だけどね。
いいこと言うね。
なんか同人誌出したことない人がさ
同人誌出してる人にさ
とにかくいうさ
権利ないじゃない。
毎回聞こう。
その
出す側としてね
自分が作ったらもっといい本ができるっていうのをさ
意味わかんないじゃん。
でも読み手として
こっちの本の方が好きみたいなのは当然あるわけじゃない。
で、それをさ
それって全然別の話じゃん。
だって当然立場が違う評価軸だから
でもなんか
俺が書いたらきっともっとすごいものができるから
お前の本はつまんないみたいなさ
ごちゃごちゃになってるさ
よくわかんない
やじってあるわけじゃん。
そういうのよくないよね。
そうだね。
いい本でも作ってから
同じことが言えるかどうか
でもそこもまた難しいとこなんだよな。
あなたが言うように
一番は作ってもいないのに
作ってもいないからこそ
根拠のない自信で
自分の過ごそうさを
大事に大事に
しちゃうタイプの
人たちも
いるけれども
僕は今回この本を読みながら思ってたのは
どちらかというと
本を作れてしまう人
ダサさえ無自覚の方が厄介なんだよなって思ったんよ。
あなたの憎しみの対象はどちらかというと
さっきの
年会が協力した年人とかもそうなんだけど
とにかく自分でコピー本を作ったことがないのに
作っている人のことを
なんかちょっと下に見るタイプの
無理解に対する
1:03:00
苛立ち
の方が強そうじゃん。
だから僕はどちらかというとね
なんか
なんでそんなに
平気で紡げちゃう
みたいな人が割と周りに多かったっていうのもあってさ
さっきのあなたの話で笑うのとさ
ジャッジするしなや別みたいな話してたじゃん。
それとジャッジするにあたって
ちょっと笑っちゃうレベルみたいな
もの
にさ、触れてきた時に
すごい迷うんだよね、それ。
作んない方がマシだとさすがに思わないんだけど
思わないんだけど
これが平気で作れてしまう
のって
どういうことなんだ?
みたいなのが
割と
はぁ?
ってなっちゃって
だけど
それがさ
本当にかっこいいと思ってやってるさ
場合だってあるわけじゃん。
それやっぱりだから笑っちゃいけないこと
だよね
って思うし
思うけど
それを後から一緒に笑ってあげられるっていうのも
結構大事なことだよね、とも
思うんだよ
さっきさ、あなたが話したのか僕が話したのかもうすでに分かんなくなってるけど
基本的にアウトプットというのは全て恥ずかしいもの
なんだっていうさ
自覚がさ
ないアウトプットほどさ
つまんねえものないと思うんだよな
そっちのほうにすごい関心の比重があるんだなと思って
あなただからもうその
いかにそれでもなお
アウトプットする
ほうに
自分を励ませるかっていうほうにさ
すごいこう関心の軸があってさ
僕はどちらかというとその
すでにもう発表できてしまう
アウトプットできてしまうような人たちが
なんかそこに恥ずかしさを
ちゃんと保ち続けるためにどうしたら
いいんだろうかみたいな方向で考えるんだなと思って
もうその軸の置き方の違いがおもろいなと思う
恥ずかしいかどうかとできるかどうかが別じゃない?
別だからじゃない?
あんたは恥ずかしいけどできちゃうわけでしょ?
アウトプットが
私は恥ずかしいしできないところからだからさ
恥ずかしいしできないって言ってやると
ずっとそこのレベルゼロのままじゃん
1:06:02
レベル1でさ
うわぁ恥を垂れ流してるって
なってもさレベルゼロから始めたらさ
恥をかき捨てていくしかないわけじゃない?
うーん
なんかね今ねすごいね
すごい大きく認識が違いそうな感じがするというかね
噛み合ってない感じがするんだけど
それをね噛み合わせるだけの体力が残ってないなって思って
キレキレとんぼだ
思っているところなんだけどなんだろう
なんかまだうまく言えないけど
でもなんかこれはね非常にね
なんかね大事な話な気がする
うーん
それを商業でやっちゃダメでしょみたいなのはさ
全然あると思うんだけど
うーん
なんか商業商業じゃないのか
そんな関係があるのかしらっていう感じですね
うーん
誰か止めてやらなかったのかよっていうのはあるじゃん
あーまあね
いやでもだからどっちかっていうとあれが
そのなんかさ
とにかく書いちゃうというか
なんかとにかく書かずにおら
いられないみたいな感じで書かれるもの
がようわからん
それは別に自分のために書いてるんじゃないの?
私が読みたいから本渡すみたいな
うーん
なんだろうな
いやでもなんていうのかな
うーん
いやちょっとまだうまく言えないけど
なんだろう
なんか難しいよね
なんだろうな
うーん
やったうーん
でもだからこれはうーん
どのコミュニティに向かって書いてるのかとか
どのコミュニティの行けてる軸を取っていくかって話なのかもしれないね
うーん
いや要するに
そもそもコミュニティに向かって書くのかっていう
いやそれはないね
コミュニティに向かって書くしかないから
1:09:00
書くというの
うーん
それはだからなんだろうね
だからガイア
どこまでをガイアからのジャッジと取るかだよね
でも頭の整理で書くのあるじゃん
うーん
それは別にコミュニティであるのか?
いやある
あるか
あるっていうかやっぱりお育ちが出るじゃん
どの語彙を選定するかっていうところには絶対お育ちが出るんだよ
これ何度もこすって申し訳ないけどさ
同居人の好きなエピソードとしてさ
同居人が彼氏と変化した時に
インターネットの言葉で喋らないでくれるって言われて
すごい憤慨してた話あるじゃん
これがすごい好きなんだけど
要するにそういうことなんだよ
要するにね語彙の選定っての階級だから
どんな言葉遣いで何を話すかっていうのは
そのまま自分が無意識なうちに代表しているコミュニティというものを
はっきり出しちゃうんですよ
これはすごい大事な話というか
要するに友人の結婚式にキャリーパンパンみたいな格好をしてくるみたいなことが
許される結婚式がどうかっていう話となんですよ
別にそれがみんながみんなそういうさ
可愛いモンスターカフェみたいなところが結婚式場でやってたら正しい振る舞いじゃん
だけどそれを鎮断するとかでやるのはかなり勇気がいることじゃない
本人は別にいいかもしれないけど
周りからすると相当痛い人になったりすることもあり得るわけじゃん
でもそれを自覚してやるかやらないかっていうのは
非常に全然違う話でさ
自分の筋を通してどこに行こうがブリブリで行くぜみたいなのは一貫性があるけど
なんかそれを
オシャレの行動がそれ一個しかないみたいな感じになってくるとさ
それはそもそもなんか全然違った話なわけじゃない
みたいなそこのその差がなんかね全然
違う話で分けなきゃいけないんだけど
なんか一緒になりがちなんだよなっていう話なんだと思うんだよね
僕は割と特にこうやってあなたと話してるときは
あなたが何の話をしても割とあなたが無意識に読してるコミュニティーの語彙でしゃべるから
それをこっそり起動修正したり逆にそれに乗っかったりすることで
なんかそれこそジャンルを審判したり
1:12:02
ジャンルの行動を審判したりとか
逆になんかちゃんと寄せていったりしようみたいなことを
なんか割としてるような気がする
けどなんだろう
この辺はそれが通用しないなみたいな
なんか本当にこの一個しかないなみたいなものを読んだりするときに
すごい居心地の悪さを感じるんだよなって
分からなくはないけど
分からなくはないけど
それってどうやったら増えるんだろうね
えっと
イチョウロが1着しかない
ワンパターンしかない
TPOに合わせるだけの手持ちがない
手持ちってどうすると増えるんだろうね
どうやったら増えるんだろうね
っていう
それはさインプットもあると思うけどさ
その服を着る練習があるわけじゃない
いきなり着物を買っても着物を着れるようにはならないわけじゃない
なんかこの間ロリータ来てて怒られたから
着物を着ればいいんでしょって言って着物を買ってもさ
別にいきなり着れるようになるわけじゃないわけじゃない
練習がいるわけじゃない
その練習の間の恥のかき捨てというのが存在するよねっていう話を私はさっきしてたんだと思うの
なるほど
ずっと同じところでずっとその自分が持ってる語彙で通じる
心ってだけチャプチャプしてる
ばっかじゃあ
狭いなって思ったときに他の語彙を獲得するためには結局語の獲得って
魔法と実践なわけじゃない
そうなんですよ
脱線するけどさ
今ようやくなんか軌道が見えてきたけど脱線するのねOKいいよ
私がフセッターで呟いた感想をさ
ほぼ本当にまじで構成一緒で
でも多分本人の言葉で書き直してフセッターで投げてる人いて
1:15:05
あれすごい衝撃的だった
あなたが誰かのお手本になったんだね
私この人の書き方教室じゃないけどさ文章教室になったんだと思って
何やってるんだろうこの人っていう気持ちと
頑張れみたいな気持ちが
一概になんかうわぁ気持ち悪いだけではなくて
いや魔法からしか始まらない
特に言語の獲得はなんか
なんか特にその自分が見てる芝居だとさ顔が良かったしか言わないがマジで多いから
それが嫌で感想を自分でアウトプットしようと思ったのが大きいから
じゃあそうじゃないなんかその
イケメン消費じゃない行為で2.5次元舞台を見ようと思ったら
別に普通に演劇として見ればいいから
多分演劇の批評とかから合意を獲得していくのが成功法で
でもさそれこそじゃあ社協みたいな形でね
その私のセッターをね丸パクリした人みたいに
同じ話を自分なりに
コンパイルして翻訳して
吐き出し直すが多分
分かりやすい練習だよね
分かりやすい私はそれはやってないけど分かりやすい練習だなって思う
でそれって私みたいに気づいちゃったら
元ネタの人が気づいちゃったらうわーって言われるわけじゃない
でもなんかそれで何か獲得したんだったらいいんじゃないって
思うわけだからそれはその恥をさ書き捨てる様をさ
見ちゃったと思いながら見なかったフリをしているわけじゃない
っていう話を多分私はさっきしてた
分かる分かるよ
なんかねそうなんだよ
どうやって本数に戻そうかなって思ってるんだけど
子供ってさ
服の相性考えないじゃん
考えないね
1:18:00
要するにそういうことだったんだよね
ちょっとね子供の身近にサンプルが見えないから
もうちょっと別の話にすると
これも自分の話友達の友達ぐらいの話になっちゃう
でも私も服の相性考えられない
ちょっと一旦あれ何ていうのかな
これあなたから聞いたんだっけ面白いなって思った話
友達の友達ぐらいのさ男の子がさ
ある日女装を始めたみたいな話
で女装始めたんだけど
その女装してみたいって思って女装する
女装の格好が明らかに自分
それこそが子供の服の選び方と同じになっちゃうというか
自分のしてみたい格好の足し算ってすごいガチャついて
そもそもその前に本当に可愛くなりたいんだったら
しなきゃいけないのはまず最初にスキンケアじゃねとか
あとそもそも自分のイエベブルベとかそういうところを把握して
自分がちゃんと可愛く見える特性っていうのを
こなした方が綺麗な女装になるっていうのは
どう考えても明らかなんだけど
でも本人がしたい格好っていうのは
その本人の可愛くなりたいっていうことが
全然別のところにあって
そこがチグハグなままとにかくゴテゴテした
足し算の格好になってしまうっていうような話を
あなたからしてた時に
結構それは面白い話だなって思ったんだよ
それは中二病の話とかこれまで話してた話と非常に似てるというか
要するに紡ぎすとは
そういう似合ってない
紡ぎたいんだよね
とにかくどんどん紡いでゴテゴテにして
それこそ服がオシャレだったら
高くて装飾がたくさんついてればオシャレみたいな
最初そういう幻想を抱きがちじゃん
自分で服を選びたくなった時に
でもそれってだいたいアンパンマンが大きくプリントされてるとか
同じ感性なんだよね
だから今日はアンパンマンじゃないんじゃないかなっていうような時でも
でも本人からするとそれが最上級のオシャレだからこれ着ていく
デカデカっとしたアンパンマン
しかもなぜか上下を逆さにして着たくなっちゃうとか
そういうようなことをしがちなんだよね
最初の何か一歩踏み出す人っていうのは
これは別にディスとかじゃなくて
事実としてそうじゃん
でもそれって肌から見ると冷静に考えて
やめといた方がいいんじゃないかなっていうようなことが大半だし
だいたいそれやめといた方がいいんだよ
だけど自分でその自分の好きなものとか
自分はこういうのが着てみたいのとか好きなんだっていうのを
1:21:02
一旦試してみるっていう段階を経ないと
その後あれ最悪だった
全然ダメだったみたいなところから
ちゃんと基礎からやっぱりしっかりやんなきゃダメなんだっていうので
気づくっていう過程に入るっていうのは
そこのループはあるもんなんだよ
だから紡ぎ人がみんなずっと紡いでると限らないっていう話なんだよこれは
要するに紡いでた人たちが紡いでちゃいけないんだっていうところから
ちゃんと商業作家としての自我を確立していくみたいな物語になっていくんだけど
それはすごい重要なことで
要するにそれはまさにゴテゴテの多種山の洋服の作り方から
ちゃんと色味合わせるとか
温度感合わせるとか
テクスチャーでどうするとか
っていうところをちゃんと踏まえていきながら
だんだん慣れていくっていう様を
肯定的に描きつつも
でもお前最初はデカデカとしたアンパンマンプリントから始めたじゃんっていう
でもその始めたじゃんってことを丸っきりなかったことにするのは
それはそれで何か間違ってるんじゃないかっていう話
でもあるんだよ
だからすごいここのね
バランスの取れ方って非常に難しいよねっていうところだと思っていて
あなたが言ってる一回恥かき捨てっていうのは
でもアンパンマンプリントで出かけるっていうレベルの話じゃないじゃん
そうなの?
分かんない
そこがまたちょっとレイヤーが違う気がするんだよな
今ちょっとどう違うのか
違うの?
違うな
だいたいあなたアンパンマンで出かけてる
私?
アウトプットするの
恥かき捨てでアウトプットするって言ってる時にイメージしてるのは
そういうアンパンマンでのおめかしとはまた別の話かなと
恥をかき捨てというのは自分のことを想定して言ってたから
自分の状態を言うとアンパンマンプリントでおろおろしてて
なんかこのままじゃいけないのは分かるけど
何を着たらいいか分からないって思って
本当はアンパンマンに愛着があるけど
きっとシンプルがいいんだって思って
でもユニクロじゃなって思って
ユニクロでも自由でもザラでもない
知らん服屋さんを恐る恐る見に行っては
私今すごい間違いな気がするって思いながら
今日は一着、試着ができたから帰ろうみたいなことを繰り返してるみたいな感じかな
1:24:02
いいトライじゃん
まだ変えたとは言ってないけど
でもいいトライじゃん
でもそういうことができるようになってきた
だからさ、そこで起きるのよ
服を買いに行く服がない
僕にはアンパンマンTシャツしかない
っていうことが起きるよね
だから誰しも必ず一回アンパンマンTシャツ着てユニクロに行かざるを得ないわけじゃん
それをさ、アンパンマンTシャツ着て外歩いてたところパパラッチしたよって言ってくるのはさ
なんかあらゆるトライをさ、くじくじゃん
でもさ、だからそれがね
勇気を出して家から出た一回を吊るし上げてるのか
もう別にアンパンマンTシャツって何が悪いっていう
だからいつもアンパンマンTシャツでウロウロしてる
無数の日々の一回をね、切り取って
こういう人って言ってるのかって全然違うことじゃん
紬ストのままでいいと思ってる人とさ
かつて紬ストだったけど
ちゃんと紡いだ文様が美しくなくてはいけないんだということに気づいた
スタート衣装かもしれないけどどこかで道が分かれたりするわけじゃん
あとはもう本当に片衣装持ってアンパンマンTシャツしか着ないっていう美学もあるわけじゃん
白歴史探偵的なスタンスね
例えば紬スト的な話で言うと
黒歴史探偵はもう自分は紡いでないよ
そういうような書き方じゃない
ちゃんとした書き方してますけどみたいなそれに対して
いや君は昔こんな風に紡いでたじゃないかって言って
ぎょえええってするっていう暴き立てを
だから紡いでる人に言うわけじゃないんだよ
かつて紡いでたのに今紡いでなさそうな顔してる人に対して
そうやってこう
お前にもあっただろアンパンマンの時期があって
言ってアンパンマンの過去は消せないって
言って明らかにレコードを刻みつけるっていうのが黒歴史探偵で
白歴史探偵は逆に
えっ紡ぐのって素敵じゃないですか
僕すごいなんか感激しちゃったなみたいなことを言って
すごいその人の自己肯定感を爆上げして
私これからも紡ぎ続けるって言わせるみたいなのが白歴史探偵だから
1:27:01
どっちのスタンスも劣るかみたいなのがあるよね
なるほど
なるほど
なるほど
バンギャーとしては白歴史探偵なのかもしれないね
そうだね
てかバンギャーあなたが好きな
別形の人たちは大体白歴史探偵的なスタンスなのかもしれないね
だってやっぱりメジャーデビューして化粧が薄くなるとがっかりするじゃん
だからあれは黒歴史になっちゃったんだってね
売れるために化粧落としたってなるわけじゃん
化粧落としても売れなかったじゃんって思うじゃん
そういうことだね
そうなんだよね
メジャーデビューして化粧落とすバンドって
じゃあなんでVQやってたんだよって思う
そういうバンドに対してお前たちこんなにコテコテに化粧してたんじゃないかって
突きつけたくなるでしょ?合宿レコードをさ
私はインディーズの時のアルバムが好きだなって
だいたい化粧落とすバンドってインディーズのラストアルバムがベストだよね
そんな感じですかね
今日まとめる体力なくなってきちゃって
まとまった?いい感じに着地したんじゃないかって
合流できたんじゃない?
いい感じに合流できたんじゃないかって思ってたら
また化粧落とすバンドの話が始まっちゃったから
白歴史なんてパートが入っちゃうから
大丈夫かしらって思ったんですけど
日々変わるものだから
昨日まで最高だと思ってたアンパンマンTシャツが
今日雑巾に見えるかもしれないけど
1週間後にはやっぱり俺にはこれしかないってなってるかもしれない
別に雑巾にしてもいいんだけど
アンパンマンで会ったということは忘れられないよってことなんだよ
初心を忘れるなんてこと?
いや違うね
そもそも全てはアンパンマンの足ってことだよ
1:30:05
なんか最初の話に戻るけど
全てのこと恥ずかしいんだよ
全てのものはアンパンマンの足に過ぎないんだよ
じゃあ立派なものになったつもりかもしれないけど
服着てる時点でしょってこと?
服着てる時点で生物としては弱い
親からもらったコーデが一番強い
だいぶ話がよく分かりながらやってきましたけど
こんなところかしらね
今度こそ
そもそもこんな喋ると思ってなかった
最長じゃねえの?
こんなに喋るようなことだったか?
絶対違う
これでまた明日退職してたらちょっと馬鹿しすぎるな
それこそ黒歴史だよ
はい、ということで
VTECRADIO、沸いては私、柿根翔太
奥さんでした
どうもありがとうございました
01:31:16

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