Podcast総研。この番組は、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、新しい経済編集長の志田良佑介が、面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。
こんにちは、野村高文です。
こんにちは、志田良佑介です。
はい、Podcast総研第3回始まりました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回は、サウンドロゴについてのあれこれについてお話をしたんですけど、
Podcast総研なんで、せっかくだったら、もっと自治的なテーマっていうのも取り上げていきたいなと思いまして、
ちょっとそういうのも話をしていきたいなと思ったんで、一個話のテーマを持ってきました。
何でしょう。
それがですね、スポティファイとジョー・ローガン問題っていうやつですね。
なるほど。
聞いたことあります?これ。
なんとなくちょっとちゃんとニュースをチェックできてなかったかもしれない。
スポティファイのニュースフィードで見たような気がするんですけど、ちょっと中身をちゃんと理解できてない。
削除したとかそういう話ですよね、確か。
そうなんですよ。
何があったんでしょうか、これ。
何があったかっていうと、まずこのジョー・ローガンさんっていうのが、これ第1回でもちらっとだけ触れましたけど、アメリカのカリスマポッドキャスターなんですよ。
なるほど。
これもたしかラジオパーソナリティだったと思うんですけど、とにかくこの方がホストになったポッドキャストっていうのが大人気で。
なるほどね。
アメリカのポッドキャスト総合ランキングにも必ずベスト5ぐらいにいつも入ってるし。
そうか、コメディアンで格闘家でありポッドキャスト司会者でもあるんだ。
はい。
なるほど。
だから結構笑える感じの、でもやってる内容は結構社会的なテーマもやってるっていうような人なんですよね。
で、別にこれはもうアメリカだけじゃなくて、イギリスのチャートとかにも入ってるし、英語圏のチャートのきなみに入ってるんですよね、この番組。
だからおそらくめっちゃ稼いでるんだろうなと思ってるんですけど。
という大人気ポッドキャスターなんですけど、この人がちょっとコロナウイルスに関して、わりと科学的に正しくないようなことを言ったんですよね。
なるほど。
で、正しくないとこか、ちょっとひょっとしたら陰謀論なのかみたいなことを、わりとこわだかに主張しちゃったんですよ。
で、あとはこの薬が効くとか、この薬が効かないとか。
ワクチン型のコードみたいな。
どこまで踏み込んで喋ろうか、あれなんですけど、ちょっとトランプ主義者の人が言ってるような、ちょっと陰謀論めいたようなことを、このポッドキャストの中で発言したんですよ。
番組で自分の。
そうなんですよ。で、そうしたところ、アーティストたちが怒ったわけですよね。スポティファイに楽曲を提供してる。
なるほどね。はいはいはい。
で、結局スポティファイは、自分たちはプラットフォームだって言って何もしないけど、責任があるんじゃないかと。
そういったものを消したり、配信者側にアプローチして、何か訂正させるみたいな。
なるほど。
はい。
だから別にミュージシャンが自分の音楽と一緒にこのポッドキャストを流してたわけじゃないけど、同時並行で流れてたというよりは、同じプラットフォームとしてこれどうなのっていう、プラットフォーム問題みたいなことですよね。
そうなんですよ。
なるほど。
で、スポティファイは当初は特に何もしてなかったんだけど、それに豪を煮やした一部のアーティストが、だったらもう楽曲を引き上げますって言ったっていう。
そういう割と騒動になってるっていう話なんですよね。
なるほど。
で、その後、このジョー・ローガンさん側が一部の発言について謝罪をして、一部の回を落としたんですよね。
なるほど。
なので、それで一旦今は収まってるのかなっていうような状況なんですけど。
はいはいはいはいはい。
ただ、それが一旦事の天末ですね。
なるほどね。
一応スポティファイ側の対策としては、今後は良くない情報については番組に注意喚起を追加する方針を明らかにしたっていうふうに書いてあって。
なるほどなるほど。
あとは、一応コンテンツ政策のガイドライン、プラットフォームルールっていうのを公表して、それに反するものについてはアカウント停止しますよっていうふうに新しく規制を設けたっていう。
なるほどね。
これを思った時に、いつか起きる問題だなとは思いましたね。
要は、SNSでこれってたびたび起きてることなんですよね。
そうですね。
直近で言うと、やっぱり一番やりたまにあげられたのがFacebookですよね。
そうですね。まさにそうです。
Facebookが、特にトランプ政権の頃、しかもトランプさんの選挙期間中とかもそうですよね。
に、明らかにこれ嘘だろっていうような情報を拡散させていった人たちがいた時に、プラットフォーム側に責任があるのかないのかって、やっぱりすごく議論になってたんですよね。
なりましたね。あと同じタイミングではTwitterがトランプさんのアカウントをバーンしたりとかね。
で、それで物理を醸したり、いろいろしてましたけども。
だからそうなんですよね。言論の自由と、やっぱりプラットフォーマーとして、誤情報を拡散させちゃいけないっていう責任っていうのをせんびきってすごい難しいんですよね。
すごい難しい。
今まで、音楽プラットフォームに関しては、音楽はそこまで何て言うか、功縦両側に反する音楽ってそんなに多くないじゃないですか。
言ってしまうとある意味、芸術でカバーできますからね。
内容ではすごいLSD売ってたりするのかもしれないですけれども。それはフィクションとしてカバーできますからね、音楽としてはね。
あとちょっとね、これプラットフォーマーもテキストに比べて監視が難しいと思うんですよ。
難しいよ、だって聞かないと、いわゆるAIでもとにかく認識はしなきゃダメじゃないですか。
なんですよ。
ってことは多分テキスト化してAIで、それでスクリーニングかけるみたいな話をしなきゃダメですよね。
結構大変よね。
だんだんと精度は上がってくるんでしょうけど、音声で何を言ってたかっていうのが機械が吸い出せるように。
なんだけど、まあ難しいですよね、なかなか。
それこそインスタライブでさ、裸になっちゃったらすぐバンされたりとかするわけじゃないですか。
そうですね、はい。
あのぐらいのスピード感でできるかっていうとわかんないよね。
そう、わかんない。
もちろん裸には慣れないんだけど、音声だと。ただ、言っちゃいけないこととか卑猥なことを言うこともできるわけじゃないですか。
そうなんですよ。後付けでね、ガイドラインが一応あって、そういうふうに控除両続に反することは言っちゃいけないと書いてあるんで。
Pが入るような放送禁止条項とかあるじゃないですか。
ああいうことを言うと、後付けで禁止されちゃうんだけど、ライブでね、それってなかなか防げないから。
防げないですね。
うん、なんですよね。だからまあひょっとしたらいたしごっこが続いていくのかもなーとか、そんなことも思いましたけどね。
そうですね。あとはやっぱりSpotifyっていう、音楽というビジネスもやってるところがそういう反応になったかっていうのが、ちょっと象徴的な気がしてて。
だからあれですよね、完全にCGMのサイトで別に引き上げる人がいなかったら、ほっとけっていうテーマもあったってことですよね。
そう、そんな変なプレッシャーはかけれなかったかもしれないし。
ただ音楽の場合はもう本当に明確に権利者がいて、そこに配信をしてる立場ですもんね。
そうそうそう。で、そこら辺でここのIPがなくなるのはきついから、それを一緒にやっちゃってる都合上、なかなかすごい難しい問題ですよね。
ただまあもちろん間違った情報とかには注意はすべきだと思うんですけれども、こういう手段を取られちゃうんだってことがプラットフォームによってはわかったんじゃないかなっていう気はする。
そうなんですよね。というわけで、この辺りで一旦締めたいなと思うんですけど、結構このSpotifyとジョー・ローガン問題が突きつけたものは、
この先のプラットフォームとコンテンツメーカーの関係は、やっぱりここでも問題が発生するのかっていうのを改めて浮き彫りにすることだったなと思いましたね。
はい。
というわけで、お聞きいただきましてありがとうございました。この放送は我々が運営しているボイシーの風呂敷タタミンラジオにも配信しています。
ボイシーでは音声の話だけではなくて、キャリアや仕事融通の話もしていますので、ぜひそちらもお聞きいただければ嬉しいです。
そしてAmazon Music Audibleでは、「みんなのメンタールーム」という番組を配信しています。そちらも併せてお聞きください。
この番組の感想については、ハッシュタグ、ポッドキャスト総研。ポッドキャストは英語、総研は漢字でツイートいただけると嬉しいです。