1. Podcast総研
  2. #03 超有名Podcaster ジョー・..
2022-02-25 15:13

#03 超有名Podcaster ジョー・ローガンの発言が物議

制作者として音声コンテンツにどっぷり浸かっている、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、あたらしい経済編集長の設楽悠介が、おもしろい音声コンテンツや、音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。毎週火曜・金曜配信。第2回のテーマは「超有名Podcaster ジョー・ローガンの発言が物議」。

【出演】

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) twitter.com/nmrtkfm

設楽悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長) twitter.com/ysksdr

【参考ニュース】

スポティファイ、番組に「注意喚起」導入へ コロナの誤情報拡散問題で(BBC)

https://www.bbc.com/japanese/60179466

Spotify、ジョー・ローガンのポッドキャストから100エピソード以上を削除。しかし問題のコロナ誤情報はそのまま(engadget 日本版)

https://japanese.engadget.com/spotify-deletes-over-100-joe-rogan-s-podcast-episodes-014024829.html

【関連リンク】

・Voicy「風呂敷畳み人ラジオ」 : https://voicy.jp/channel/607

・Audible「みんなのメンタールーム」公式情報 : https://www.audible.co.jp/pd/B09PWM1R7Z

・Podcast「News Connect」https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn

・Podcast「あたらしい経済ニュース」https://open.spotify.com/show/4vN7EuZftQIDGoKIkoWQsX

00:01
Podcast総研。この番組は、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、新しい経済編集長の志田良佑介が、面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。
こんにちは、野村高文です。
こんにちは、志田良佑介です。
はい、Podcast総研第3回始まりました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回は、サウンドロゴについてのあれこれについてお話をしたんですけど、
Podcast総研なんで、せっかくだったら、もっと自治的なテーマっていうのも取り上げていきたいなと思いまして、
ちょっとそういうのも話をしていきたいなと思ったんで、一個話のテーマを持ってきました。
何でしょう。
それがですね、スポティファイとジョー・ローガン問題っていうやつですね。
なるほど。
聞いたことあります?これ。
なんとなくちょっとちゃんとニュースをチェックできてなかったかもしれない。
スポティファイのニュースフィードで見たような気がするんですけど、ちょっと中身をちゃんと理解できてない。
削除したとかそういう話ですよね、確か。
そうなんですよ。
何があったんでしょうか、これ。
何があったかっていうと、まずこのジョー・ローガンさんっていうのが、これ第1回でもちらっとだけ触れましたけど、アメリカのカリスマポッドキャスターなんですよ。
なるほど。
これもたしかラジオパーソナリティだったと思うんですけど、とにかくこの方がホストになったポッドキャストっていうのが大人気で。
なるほどね。
アメリカのポッドキャスト総合ランキングにも必ずベスト5ぐらいにいつも入ってるし。
そうか、コメディアンで格闘家でありポッドキャスト司会者でもあるんだ。
はい。
なるほど。
だから結構笑える感じの、でもやってる内容は結構社会的なテーマもやってるっていうような人なんですよね。
で、別にこれはもうアメリカだけじゃなくて、イギリスのチャートとかにも入ってるし、英語圏のチャートのきなみに入ってるんですよね、この番組。
だからおそらくめっちゃ稼いでるんだろうなと思ってるんですけど。
という大人気ポッドキャスターなんですけど、この人がちょっとコロナウイルスに関して、わりと科学的に正しくないようなことを言ったんですよね。
なるほど。
で、正しくないとこか、ちょっとひょっとしたら陰謀論なのかみたいなことを、わりとこわだかに主張しちゃったんですよ。
で、あとはこの薬が効くとか、この薬が効かないとか。
ワクチン型のコードみたいな。
どこまで踏み込んで喋ろうか、あれなんですけど、ちょっとトランプ主義者の人が言ってるような、ちょっと陰謀論めいたようなことを、このポッドキャストの中で発言したんですよ。
番組で自分の。
そうなんですよ。で、そうしたところ、アーティストたちが怒ったわけですよね。スポティファイに楽曲を提供してる。
03:02
なるほどね。はいはいはい。
で、結局スポティファイは、自分たちはプラットフォームだって言って何もしないけど、責任があるんじゃないかと。
そういったものを消したり、配信者側にアプローチして、何か訂正させるみたいな。
なるほど。
はい。
だから別にミュージシャンが自分の音楽と一緒にこのポッドキャストを流してたわけじゃないけど、同時並行で流れてたというよりは、同じプラットフォームとしてこれどうなのっていう、プラットフォーム問題みたいなことですよね。
そうなんですよ。
なるほど。
で、スポティファイは当初は特に何もしてなかったんだけど、それに豪を煮やした一部のアーティストが、だったらもう楽曲を引き上げますって言ったっていう。
そういう割と騒動になってるっていう話なんですよね。
なるほど。
で、その後、このジョー・ローガンさん側が一部の発言について謝罪をして、一部の回を落としたんですよね。
なるほど。
なので、それで一旦今は収まってるのかなっていうような状況なんですけど。
はいはいはいはいはい。
ただ、それが一旦事の天末ですね。
なるほどね。
一応スポティファイ側の対策としては、今後は良くない情報については番組に注意喚起を追加する方針を明らかにしたっていうふうに書いてあって。
なるほどなるほど。
あとは、一応コンテンツ政策のガイドライン、プラットフォームルールっていうのを公表して、それに反するものについてはアカウント停止しますよっていうふうに新しく規制を設けたっていう。
なるほどね。
これを思った時に、いつか起きる問題だなとは思いましたね。
要は、SNSでこれってたびたび起きてることなんですよね。
そうですね。
直近で言うと、やっぱり一番やりたまにあげられたのがFacebookですよね。
そうですね。まさにそうです。
Facebookが、特にトランプ政権の頃、しかもトランプさんの選挙期間中とかもそうですよね。
に、明らかにこれ嘘だろっていうような情報を拡散させていった人たちがいた時に、プラットフォーム側に責任があるのかないのかって、やっぱりすごく議論になってたんですよね。
なりましたね。あと同じタイミングではTwitterがトランプさんのアカウントをバーンしたりとかね。
で、それで物理を醸したり、いろいろしてましたけども。
だからそうなんですよね。言論の自由と、やっぱりプラットフォーマーとして、誤情報を拡散させちゃいけないっていう責任っていうのをせんびきってすごい難しいんですよね。
すごい難しい。
今まで、音楽プラットフォームに関しては、音楽はそこまで何て言うか、功縦両側に反する音楽ってそんなに多くないじゃないですか。
言ってしまうとある意味、芸術でカバーできますからね。
内容ではすごいLSD売ってたりするのかもしれないですけれども。それはフィクションとしてカバーできますからね、音楽としてはね。
06:08
なんですよね。なんだけど、やっぱりポッドキャストを配信し始めると、それって言論なんですよね。
言論ですね。
はい。で、言論になるとやっぱり、どう考えてもこれは社会的に問題だろっていう言論が紛れ込みますよね。絶対に紛れ込みますよね。
紛れ込みます。で、それが果たして誤情報なのかの判断も難しい問題も、要は両方とも事実ってことがあるわけじゃないですか。
政治主張だったり思想みたいなものって。だからそこら辺が偏ることもあるし、ということはやっぱり起こってしまいますよね、言論の場合。
そうなんですよ。だからやっぱりCGM的なプラットフォームで、これはやっぱり絶対発生する問題だなと思って。
特に、割とプラットフォームの一生って、最初の頃は結構良識なコミュニティというか、互いが互いに空気を読みながらやっていくと。
そうなんだけど、だんだんと人が増えてくるにつれて、ちょっとその良くない投稿をしてくる人たちっていうのも現れ始めて、その時点で規制が入り始めるみたいな、そういう一生というかサイクルをたどりますよね。
で、このジョー・ローガンさんの場合は、良くない人っていうよりも、そもそもカリスマポッドキャスターなんで、そういう大人気の人が良くないことを言ったら一体どうするのかっていう、難しいケーススタディが今回だなと思ったんですよね。
そうですね。これ結構いろいろ論点があって。あと、やっぱり今回、いよいよ音声にもこういう話が、ポッドキャストにもこういう話が出てきたのかという思いもめっちゃあるんですよね。
というのが、なんか結構ここ数年で、ある意味ポッドキャスト自体も流行りだしたし、日本でもボイシーさんだったりとか、いろんないわゆるApple Podcasts、Spotify、こういったもの以外でも、ユーザーが自由にレディオトークもそうです。なんか配信できるユーザージェネレーターと思って増えてきたじゃないですか。
で、意外とそこで著名人とかインフルエンサーも始めてるっていう、今現在地だと思うんですけど、なんか一部のインフルエンサーとかが始めてる理由の一つで、結構みんな言ってるのが、あんまり炎上しないってことを言ってるんですよね。
確かに聞きますね、それ。 で、僕らもその実感は確かにあって、要は炎上までいかなくても、なんかツイッターだとこの発言すると変なリプがついちゃったものが、音声だと別にそんなにつかなかったりとかあるなって実感値としてはある。
だけれども、ただやっぱりここまで影響力を持ったインフルエンサーになっちゃうと、これってある意味炎上しちゃったってことですよね。 だから音だから炎上しづらいのかもしれないけど、やっぱりそれはまだまだマーケットがちっちゃかったからだったのかなっていう思いもなんかこのニュース見てあるし、より音声の方が逆に僕はちょっとある意味なんだろうな、いわゆるコンバージョンする気がしているので。
09:20
テキスト情報よりも聞いたものの心境変化とか、これもごめんなさいデータはないんですけれども、なんか要はその行動とか思想の変更にテキストよりも音声の方が繋がりそうな気がするんですよ。
そうですね、それはでもねよく言われてますよね。
まず最初の炎上に関しては、炎上しづらいメディアなのかっていうところに関しては、おそらくそのテキストよりもどこまで言っても多分その伝わる人の数が少ないんで、あとその切り取られることがそんなにないと思うんで、情報が。
だからまあ炎上しづらいんだろうなと思うんですけど、ただまあやっぱそれって程度問題で、もう誰でも聞いてるようなポッドキャスターがまずいことを言ったら、まあ炎上するよねっていうことだと思うんですよね。だからまあこれも言論として、ちゃんと脇を固めて喋っていくっていうのがまず大事。
もう一つの洗脳できるっていうのは、これ本当にそうで、東京工業大学の柳瀬ひろいちさんっていう、もともと日経BPでメディア論の教授を今されてる方なんですけど、その方がおっしゃってるのがラジオっていうのがやっぱどのメディアよりも洗脳しやすくて、独裁者がやっぱ使ってると、それを。
で、やっぱラジオで声をかけられると、なんかもうね、決起したい気持ちになるらしいんですよね。
一番こうマインドコントロールに使いやすい。
やっぱり、やっぱりなのか、ていうか僕あとラジオショッピングなんかもいつも回想になるんですよ個人的に。結構好きで。
はいはいはい。
ラジオショッピングって見えないじゃないですか。
見えないっすね。
なんだけど、なんかね美味しそうだなそのカレーとか思って、いつもねなんかね、ちょっとサイトまで行っちゃうんですよね。
意外に変な、なんだろう、動画広告とかよりも、ちゃんと情報が入ってきちゃう。要はなんかあんまり飛ばさない。ちゃんと聞けばちゃんと飛ばさないので。
だからそういう効果は本当にあるんだろうなと思うんですよね。
そうですよね。いやー、だからまあなんていうか、悪意を持って使おうと思ったら使えちゃうんですよね、たぶんこのツールは。
使えちゃいますね。
はい、だからまあその道徳の授業みたいですけど、配信しようとしてる方はそういったことはしないでくださいねっていう話だし。
12:05
あとちょっとね、これプラットフォーマーもテキストに比べて監視が難しいと思うんですよ。
難しいよ、だって聞かないと、いわゆるAIでもとにかく認識はしなきゃダメじゃないですか。
なんですよ。
ってことは多分テキスト化してAIで、それでスクリーニングかけるみたいな話をしなきゃダメですよね。
結構大変よね。
だんだんと精度は上がってくるんでしょうけど、音声で何を言ってたかっていうのが機械が吸い出せるように。
なんだけど、まあ難しいですよね、なかなか。
それこそインスタライブでさ、裸になっちゃったらすぐバンされたりとかするわけじゃないですか。
そうですね、はい。
あのぐらいのスピード感でできるかっていうとわかんないよね。
そう、わかんない。
もちろん裸には慣れないんだけど、音声だと。ただ、言っちゃいけないこととか卑猥なことを言うこともできるわけじゃないですか。
そうなんですよ。後付けでね、ガイドラインが一応あって、そういうふうに控除両続に反することは言っちゃいけないと書いてあるんで。
Pが入るような放送禁止条項とかあるじゃないですか。
ああいうことを言うと、後付けで禁止されちゃうんだけど、ライブでね、それってなかなか防げないから。
防げないですね。
うん、なんですよね。だからまあひょっとしたらいたしごっこが続いていくのかもなーとか、そんなことも思いましたけどね。
そうですね。あとはやっぱりSpotifyっていう、音楽というビジネスもやってるところがそういう反応になったかっていうのが、ちょっと象徴的な気がしてて。
だからあれですよね、完全にCGMのサイトで別に引き上げる人がいなかったら、ほっとけっていうテーマもあったってことですよね。
そう、そんな変なプレッシャーはかけれなかったかもしれないし。
ただ音楽の場合はもう本当に明確に権利者がいて、そこに配信をしてる立場ですもんね。
そうそうそう。で、そこら辺でここのIPがなくなるのはきついから、それを一緒にやっちゃってる都合上、なかなかすごい難しい問題ですよね。
ただまあもちろん間違った情報とかには注意はすべきだと思うんですけれども、こういう手段を取られちゃうんだってことがプラットフォームによってはわかったんじゃないかなっていう気はする。
そうなんですよね。というわけで、この辺りで一旦締めたいなと思うんですけど、結構このSpotifyとジョー・ローガン問題が突きつけたものは、
この先のプラットフォームとコンテンツメーカーの関係は、やっぱりここでも問題が発生するのかっていうのを改めて浮き彫りにすることだったなと思いましたね。
はい。
というわけで、お聞きいただきましてありがとうございました。この放送は我々が運営しているボイシーの風呂敷タタミンラジオにも配信しています。
ボイシーでは音声の話だけではなくて、キャリアや仕事融通の話もしていますので、ぜひそちらもお聞きいただければ嬉しいです。
そしてAmazon Music Audibleでは、「みんなのメンタールーム」という番組を配信しています。そちらも併せてお聞きください。
この番組の感想については、ハッシュタグ、ポッドキャスト総研。ポッドキャストは英語、総研は漢字でツイートいただけると嬉しいです。
15:02
はい。ぜひこういうテーマで話してほしいみたいなリクエストもあれば、このハッシュタグつけていただければと思いますので、よろしくお願いします。
はい。よろしくお願いします。
はい。
それでは次回もどうぞよろしくお願いいたします。
はい。ありがとうございました。
15:13

コメント

スクロール