1. PODCAST AMBASSADOR / ポッドキャストアンバサダー
  2. #41 ポッドキャスト分析ツール..
2021-07-02 10:12

#41 ポッドキャスト分析ツールの使い方

音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー

ポッドキャスト、どうやって分析してますか?

今回はポッドキャスト分析ツールの使い方をテーマに、各プラットフォーム毎にある分析ツールの特徴にも迫ります。

使っている分析ツールは

Anchor https://anchor.fm/login

Apple Podcast Connect https://appleid.apple.com/account

Google Podcast Manager https://podcastsmanager.google.com/add-feed?hl=en

本編の書き起こしはこちら

https://note.com/rinaarailevia/n/n72c5816a752d

コメントは Twitter @RinaAraiLevia または note:https://note.com/rinaarailevia

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音声業界の海外市場が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。
この番組では、自称ポッドキャストアンバサダーことあらいりなが、
業界目線とリスナー目線で音声業界の注目の動きを紹介、
そして、国境を超える番組作りに向けて日々取り組んでいるプロジェクトについて、
ストーリーテリングを使ってお伝えしています。
さて、今回は、ポッドキャストの分析ツールについてお話をしたいと思います。
以前のエピソードでは、ポッドキャストランキングについて取り上げました。
これは、いわばリスナーさんも見ることができる数値データです。
一方で、配信者側が見れる数値というのもあります。
それが、ポッドキャストの分析ツールです。
今回は、そんな配信者が見ている分析ツール、どういったものがあるのか、
音声配信をされている方も、されていない方も、
実は配信者側ではどんな視点でどんなデータが見れるのか、
私が注目しているポイントも含めてお話をしたいと思います。
本編の書き起こしをご覧になりたい方は、概要欄にリンクを貼っておりますので、そちらからご覧ください。
さて、今回は、ポッドキャストの分析ツールをテーマにお話をしていきたいと思います。
実は、今までYouTuberなどの動画と比べて、
ポッドキャストの分析ツールというのは、開発やデータ開示に遅れをとっていました。
ただ、ここ数年でやっと大手各社で揃って、
それぞれのプラットフォームごとに、いわゆるアナリティクスといわれる分析ツールを
配信者が使えるようになってきているといった背景があるんですね。
今回は、この私の番組ポッドキャストアンバサダーを例にとりながら、
実際どのような分析ツールがあって、どんなことが見れるのか、
そしてプラットフォームごとの個人的な注目ポイントというのをお話ししたいと思います。
さて、ちょっと前置きなんですが、私が今こうして毎週配信しているポッドキャストというのは、
実はいろんなプラットフォームで聞けるようになっています。
配信者界隈でいう、一種のマルチ配信者です。
例えばですね、私はAnchorというポッドキャストの配信サービスを使って、
Apple PodcastだったりSpotify、Google Podcastといった大手を含んだですね、
7カ所のプラットフォームから番組が聞けるように配信をしているんですね。
ちなみに、このAnchorという配信サービスはSpotify参加にある会社です。
無料で手軽にポッドキャスト配信ができるというサービスを提供しつつ、
Anchorというプラットフォーム内でもポッドキャストが聞けるというものです。
このようにですね、マルチ配信をしているこの番組なんですが、
分析ツールというのも、このマルチ配信先がそれぞれ提供しているものがあるんです。
基本的にどこの分析ツールでも、大抵見せてくれるデータというのをご紹介したいと思います。
それはですね、エピソードごとの再生数だったりフォロワー数です。
あと、過去何ヶ月かにわたってどれくらい再生数が増えたのかというような履歴とかグラフを見ることができます。
なので、例えば配信し始めた日からですね、どれくらい再生回数が伸びてきたのか、
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どれくらいリスナーが増えてきたのかといったところは、大抵どこの分析ツールでも見ることができます。
ただこの分析ツール、先ほどもお話をしたんですが、マルチ配信先がそれぞれこういったツールを今では提供しているんですね。
Apple PodcastもあればSpotifyもある、そんな中で私が主にチェックしている分析ツール3つを今回取り上げたいと思います。
まず一つ目はAnchor。ここは全体的なデータを見るために使っています。
私はこのAnchorという配信サービスを使ってマルチ配信をしているので、
ここの分析ツールではそのマルチ配信先の合計の再生回数というのがまず一発で見ることができるんですね。
例えば例としてApple Podcastで10回再生されてSpotifyでも10回再生されたとしたら、
Anchorの分析ツールでは再生回数合計20回というふうに見ることができます。
要はマルチ配信者が結局世の中で何回このエピソードが再生されたのかというのが一発でわかるんです。
またリスナー分析というのもここでできまして、例えば男女構成だったり年齢もわかります。
あとはどのアプリから聞かれているのかというのもグラフで表示されています。
例えば私の場合は日本のマーケットに向けて日本語で配信している番組なので、
スマホの構成比から言ってもApple Podcastから聞かれている割合が一番大きいんですね。
あとは国別に再生されている割合なんかもわかります。
あと配信者として気になるのはどのエピソードが人気あったのかということ。
これもちゃんとわかります。
エピソードごとの再生時間というのもグラフで出てくるので、
例えば最初はみんな聞いていたのに3分経ったぐらいからリラッツ率が高くなっているとかですね、
途中で本編の中身が面白くなくなったのかなというような分析もここからできたりするんです。
ちょっと細かく説明しましたが、全体的な数値を効率よく見るためにはアンカーを使っているというところです。
そして次に取り上げるのがApple Podcast。
これはApple Podcast Connectという名前でリリースされている分析ツールでして、
これは設定をすることでApple Podcast上で再生されたデータを詳しく分析することができます。
先ほど挙げたアンカーと同じく、大体の基本的なデータはここも揃っているので、
特にアンカーを見とけば全体のことはわかるんですが、
一つだけいつも注目してみている分析があります。
それが各エピソードのリリース日から最大60日間の再生回数をエピソードごとに比較できるグラフなんです。
これ今ちょっとポッドキャストなんでイメージ図が言葉でお伝えしにくいんですが、
要は何のためにこのグラフを使っているのかというと、
リスナーさんが最新エピソードだから聞いたのか、
それともアーカイブでも中身が面白そうだったから未だに聞かれているのか、
そこが見えてくる折れ線グラフなんですね。
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例えばエピソードAはリリースされて1週間ぐらいはたくさん再生されたんだけど、
それ以降は一切されていない。
一方でエピソードBは初動はあまり大きくなかったけど、
実はリリースから1ヶ月経ってもじわじわと聞き続けられているエピソードだったりする。
こういう違いというのが視覚的にわかるようになっているんですね。
ポッドキャストというのは実はアーカイブが充実しているコンテンツでもあって、
そこがクラブハウスなどのライブ配信との比較としてよく挙げられます。
まさに長く聞き続けてもらえるコンテンツ作りに役立つデータとして、
私があえていつも見ているのがAppleのこの分析ツールです。
そして最後の分析ツールはGoogleポッドキャストです。
ここはですね、Googleポッドキャストマネージャーという名前でリリースされている分析ツールなんですが、
ただ、このGoogleポッドキャストでリスナーさんが聞いてくださっている回数というのは実はほぼ皆無なんですね。
なんですが、ここも実は私が一つだけいつも注目している分析ポイントというのがあります。
それが検索キーワード。
Googleならではだと思うんですが、
普段Google上でググるとですね、最近検索結果にポッドキャストも出てくるようになっているんです。
ここが実はGoogleポッドキャストの分析ツールと連動しているんですね。
何かと言いますと、誰かが何かをGoogle上で検索をした時に、私の番組検索結果として表示された時のキーワードというのがランキングでこの分析ツールに出てくるんです。
ポッドキャストというのはなかなかですね、ネット上では検索されにくい、見つけられにくいというのがよく言われると思うんですが、
ここがGoogleだからこその分析だと思います。
どういうキーワードを通じて自分の番組が見つけられやすいのかというところがここの分析ツールでわかるようになってくるんです。
ちなみに、私のポッドキャストが検索結果として出てきた検索キーワードというのはマネタイズ関連のワードでした。
実はそれもあってですね、先週まで2週にわたってポッドキャストのマネタイズをテーマにした特集をエピソードにしてみたんですね。
これがGoogleポッドキャストの分析ツールを見てなかったら実現してなかったエピソードかもしれません。
ちなみにそのエピソード初動もすごく良くてリリース直後から再生回数も伸びたエピソードでした。
こういうふうにAppleやSpotifyと比べてあんまり使われていないプラットフォームであっても、
まず自分の番組を見つけてもらうきっかけ作りに使っているのがこのGoogleポッドキャストの分析ツールです。
他にも細かく見れる分析ツールというのは色々ありますし、もっと注目ポイントもあるかと思うんですが、
これが今回ポッドキャストアンバサダー的、普段使っているポッドキャストの分析ツール3選です。
まとめると、総合的な視点はAnchorで、長く聞き続けてもらえるコンテンツ作りのヒントはAppleから、
そして番組をネット上で見つけてもらいやすくするにはGoogleと、色々ある分析ツールも的を絞りながら使い分けています。
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さて、今回はポッドキャストの分析ツールをテーマにお話をしていきました。
私はそれこそSEO対策のプロでもコンサルタントでもないんですが、
それぞれのポッドキャストのプラットフォームごとに特色が出ている複数の分析ツールをポイントを絞って個人的に見ています。
ポッドキャストというのはそれこそ音声配信プラットフォームと違って、リスナーさんとのつながりが結構分かりづらいといったところがあるんです。
なんですが、こういうデータを使うことでおぼろげながら聴いてくださっているリスナーさん像というのを徐々に明らかにしているといったところです。
もちろん今後も直接書き起こし配信をしているnoteのコメント欄とかTwitterでのコメント、これはひときが嬉しいものですので、ぜひお待ちしております。
そして今回の放送が役に立った面白かったという方は、ぜひAppleポッドキャストやSpotifyからのフォローやレビューも嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーのあらいりながお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
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