2021-04-28 04:09

ザ・ドリフターズVSコント55号(1)ギャグ炸裂する土曜8時

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お笑い界の頂点に君臨したザ・ドリフターズですが、実は苦しい時代もありました。ドリフの前に立ちはだかったのは「コント55号」。〝視聴率100%男〟の欽ちゃんの快進撃を前に、いかりや長介さんも勝負を諦めていたといいます。テレビ黄金時代、ゴールデンタイムで熾烈な視聴率戦争を繰り広げた昭和のライバル物語です。

平成16年2月に産経新聞に掲載された記事を基に再構成しました。

 

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ライバル物語〈ザ・ドリフターズVSコント55号〉
ナビゲーターは、内田健介です。
この前で心待ちにした30代以上の人は少なくないだろう。
インターネットも携帯電話もなく、テレビ以外の娯楽も現在より多くなかった時代。
土曜の午後8時はテレビの笑いが茶の間を独占していた。
その突破口を開いたのは昭和43年から45年に放送された
萩本錦一と坂上二郎で構成するコント55号の番組。
コント55号の世界は笑う。
2つの番組が共存したのはわずか半年と、テレビ番組の精髄の激しさを示しているが、
お笑い評論家の西条昇は、「今から思えば夢の対決だった。」と評価する。
テレビに進出して以来、それぞれに多くのレギュラー番組を持ってきた2つのグループだが、
同じ番組でレギュラー出演したことは一度もない。
西条は、「浅草出身のコント55号はアドリブ主体で、見ていてハラハラするドキュメンタリー的な要素があった。
坂上さんの芸風にしてもどこまでが台本でどこまでが本当に困っているかわからないから、
みんな引き込まれてしまう。」と説明。
ドリフの魅力はコミックバンド出身でチームワークを重視し徹底的に練り上げたコントで、
次はこうなるという予定調和を芸にしてしまったところがあった。
ドリフ世代の子どもとしては加藤さんや志村さんは子どもの代表という感じで感情移入がしやすかった。
両グループに特徴的だったのは、コメディアンは演者に徹するのが通常だったそれまでのバラエティ番組で、
メンバー自身が番組の作・演出に深く関わるなど、自分たちが主導権を握って番組作りをしようとした点だ。
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と西条は言う。
ドリフターズは全員集合のため、木・金・土曜と週に3日間のスケジュールを用意しスタッフと共にコントを考えた。
コント55号の萩本は世界は笑うで既に台本を書く立場にあり、個人活動を始めてからは企画・構成・演出も手がけるようになった。
ドリフターズとコント55号は自らの芸の境地を必死になって探していった。
お相手は内田健介がお送りしました。
最後までご視聴ありがとうございました。
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