特急「北斗11号」は、ディーゼルのうなりも快調に大沼国定公園を走行している
 夏の名残の緑がまぶしく、北海道駒ケ岳の雄姿が、くっきりと青い湖の向こうに見えた。
 大沼公園は、3つの湖と点在する大小の小島や沼から成っており、昭和33年、国定公園に指定された。国立公園に昇格してもおかしくなく、グランクラスが天国なら、北斗は極楽浄土か。そういえば、名曲「千の風になって」は、この地に別荘を持つ新井満さんが、大沼の自然に触発されてつくったという。
 秋の紅葉はもちろん、冬の早朝、シーンとした白銀の世界を重連のディーゼル機関車DD51に引かれたブルートレイン「北斗星」が札幌へ向かう姿は、「撮り鉄」ではない私でさえ、一度は撮りたかった(と書いているだけで、一枚の写真を撮るために極寒の地で何時間も待つ忍耐力は私にはない)。
 「北斗星」も7年前に「千の風になって」消えてしまった。

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00:01
例は、アホ列車で行こう!
鉄道開通150年記念
第一列車、輪っか内行き
8
極楽列車の命、あと8年
特急北斗11号は、ディーゼルの唸りも会長に大沼国定公園を走行している。
夏の名残の緑が眩しく、北海道、細かけど勇士がくっきりと青い湖の向こうに見えた。
大沼公園は3つの湖と点在する大小の小島や沼からなっており、昭和33年国定公園に指定された。
国立公園に昇格してもおかしくなく、グランクラスが天国なら北斗は極楽浄土か。
そういえば、名曲千の風になっては、この地に別荘を持つ新井光さんが大沼の自然に触発されて作ったという。
秋の紅葉はもちろん、冬の早朝、しーんとした白銀の世界を、10連のディーゼル機関車DD51に轢かれたブルートレイン北斗星が札幌へ向かう姿は、
あの取り鉄でない私でさえ一度は撮りたかった。
ああと言ってるだけで、一枚の写真を撮るためにごっかんの地で何時間も待つ忍耐力は私にはない。
北斗星も7年前に千の風になって消えてしまった。
それどころか、函館本線そのものが存亡の木に立っている。
8年後に北海道新幹線が札幌まで延伸されると、御社満部御樽間140キロが廃止されてしまうのだ。
大沼公園を走る函館御社満部間だってどうなるかわからない。
駅で買い求めた北海道新聞には、貨物大動脈損敗議論前、
一日50本往来、専用路線も選択肢の大見出しが踊っていた。
記事によると、第三セクターで同区間を前線維持した場合、30年間で816億円もの赤字がかさむ。
そんな額、無駄な公共事業に比べれば安いもんじゃないかと思っているのは我々の利徹ぐらい。
地元自治体も巨額の負担に消極的という。
つまり、存続しても貨物専用路線になり旅客列車が走らない可能性大だ。
新幹線はといえばルートも違い、しかも約80%はトンネルなので、
大沼公園どころか噴火湾も拝めない。
走行しているうちに、次はオシャマンベーというアナウンス。
03:03
オシャマンベーを鉄板ギャグにしていたユリトールを知っている人も減ったなと、
くだらないことを考えている暇はない。
降りる準備だ。このまま札幌まで乗っていてはいけない。
今日は新幹線が延伸されれば確実に廃線となるオシャマンベーおたるかんを走る臨時特急の
ニセコが走る貴重な日だ。
もう一つ目当てがある。
オシャマンベーに突如現れた水柱をこの目で見ておきたい。
今見ないと消えてしまうと思ったからだ。
廃線間近の路線に乗りたがる愛好家のようである。
いやー、行っておいてよかった。
高さ30メートルにも達していた水柱が、
安倍晋三元首相の国葬前日に突如として止まったのだ。
駅からタクシーでわずか3分。
訪れた令和4年9月15日は、
グワーグワーと地の底から腹に響く豪音とともに水が吹き上がっていた。
平日の午後というのに見物客も結構いたが、
一つの屋台も出ていなかった。
近所の喫茶店のおばさんは、
ここらへんの人は商売ってないからねと嘆いていた。
そのおばさんはもちろん関西出身だったが、
神戸人の私もその気持ちはよくわかる。
次回はいよいよ第一列車のメイン、
ニセコ号の心だ。
サンケイ新聞社がお届けする戦後紙開封。
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問題2。
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06:02
産経ニュース。徳川家康100の決断。
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05:33

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