2023-01-09 05:25

【異色編】令和阿房列車で行こう⑨~準備万端、いざ「ニセコ号」へ

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 いよいよ「特急ニセコ号」である。
 何がいよいよなのか、は鉄道愛好家ならすぐピンとこられるだろうが、堅気の衆のために少々、解説したい。
 「ニセコ号」という固有名詞を聞くだけで、愛好家の背筋はピンと伸びるが、今回は特別だ。何しろ来春で引退が決まっているキハ183系、しかもそれをモデルチェンジした「ノースレインボーエクスプレス」車両を使って、函館本線の山坂を走らせようという企てに胸躍らぬ者などいない。
 キハ183? ノースレインボーエクスプレス? それって何? と、怪訝な顔をされたあなたは、幸せ者である。
 もうすぐやってくる別れに、涙を流さなくていいのだから。

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00:01
例はアホ列車で行こう!
鉄道開通150年記念
第一列車
輪っかない駅
特急
準備万端!
いざ!
ニセコ号へ!
いよいよ特急ニセコ号である
何がいよいよなのかは
鉄道愛好家ならすぐピンと来られるだろうが
仇の衆のために少々解説したい
ニセコ号という固有名詞を聞くだけで
愛好家の説辞はピンと伸びるが
今回は特別だ
何しろ来春で引退が決まっている
キハ183系
しかもそれをモデルチェンジした
ノースレインボーエクスプレス車両を使って
函館本線の山坂を走らせようという
桑立に胸躍らぬ者などいない
キハ183?
ノースレインボーエクスプレス?
それって何?
と軽然な顔をされたあなたは
幸せ者である
もうすぐやってくる別れに
涙を流さなくていいのだから
キハ183系は
キハ181系をベースに
雪と寒さに強い
北海道向け特急型機動車として
国鉄末期の昭和61年から
本格導入された北の名車だ
ちなみにキハのキは
機動車
つまりディーゼルエンジンの付いた車両を意味し
ハは普通車のこと
車両は色波順に格付けされ
イは一等車で
ロはグリーン車である
ノースレインボーエクスプレスは
民営化後のJR北海道が
観光客を呼び込むため
183系を改造した
ジョイフルトレイン
中間の3号車は2階建てで
1階はサロン室になっており
平成4年に誕生した
183系は昭和の香りを濃厚にまとった
武骨系だが
ノースレインボーエクスプレスは
バブルの余韻漂うオシャレ系だ
オシャマンベ駅から
ニセコに乗り込む前に
駅弁の王様
シニセカナヤのカニ飯を買うとしよう
オシャマンベのカニ飯は
酢飯にカニの身をほぐしたものを
乗せた安直なものではなく
独自の製法で
いったカニの身がたっぷり入った
伝統の味だ
前にも書いたが
以前は特急列車なら
車内まで持ってきてくれたが
今では駅構内でも
売っていない
カナヤは
オシャマンベ駅改札口のすぐ近くにあり
水柱見物を終えたらしい
先客もいてほっとしたが
これまた前にも書いた
蕎麦弁当を販売していた蕎麦屋は
03:01
休業していた
心配だ
カニ飯に合わせるのは
いつもなら男は黙って
サッポロビールなのだが
駅構内の観光案内所で
エンリッチミニトマトジュース
なるものが目に
止まった
聞けば東京理科大学と
オシャマンベ町が共同開発した
ブランドトマトを無添加100%
ジュースにしたもので
300ml一本
850円もした
一瞬細かいことにも目をくばれる
三角編集局長の顔が
目に浮かんだがこれは
劣機とした取材である
迷わず領収書を書いてもらった
どんな味だったかは
明日の心だと
気を持たせては三角編集局長と
読者に申し訳が立たないので
今日書いておく
実に旨かった
濃厚
かつ甘く
トマトの概念を超えていた
エンリッチミニ
トマトジュース3本以上を
使い肉と野菜をぶち込んだ
トマト鍋は絶品だ
そうだが
そこまで試しとはいけない
東宝もサラリーマンとしての常識は
心得ている
準備万端
整った
午後3時42分
静かにニセコ号は
オシャマンベーキに入線した
続きは次回の心だ
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戦後紙開封
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