‎『神田蘭の5分で恋する日本史列伝』榎本武揚の巻(リンク)

昭和38年、ゴジラの生みの親の一人である特技監督、円谷英二が設立した円谷特技プロダクションにある企画が持ち込まれた。円谷の二男で、当時フジテレビ映画部に所属していた円谷皐(のぼる)からだった‥

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00:01
戦後史開封 ゴジラ
第5話 素倉谷二世の新たなる挑戦
映画、ゴジラ誕生の舞台裏を紹介します。
案内役は私、ナレーターの中川睦です。
昭和38年、ゴジラの生みの親の一人である特技監督
素倉谷英二が設立した素倉谷特技プロダクションに
ある企画が持ち込まれた。
素倉谷の次男で、当時富士テレビ映画部に所属していた
素倉谷昇からだった。
当時、ミステリーゾーンなど出来のいいアメリカ製テレビ映画があって
こういうものをやりたいと親父に持ちかけたら大乗り気だった。
昇は、素倉谷プロとの間で話を煮詰め
WOOと書いて、ウーというシリーズに決定した。
いろんな怪奇現象を宇宙人が解決するという筋で
8本分のシナリオも出来た。
これこそ、スクリーンの怪獣ゴジラに被験するブラウン管の英雄
ウルトラマンの原型だった。
原型は原型だったが、この企画がそのまま実現していれば
ウルトラマンは日の目を見ていなかったかもしれない。
まるでアメーバのようなヒーローだったからだ。
宇宙人をどんな形にしようかという話の時に
親父は、目だけ空中に浮かんで周りはぼやっとして
実体がないものが面白いんじゃないかと提案したのです。
と、昇。
しかし、ウーは契約書を調印する段階になって
制作中止になってしまう。
今となってははっきりしないが、契約上のトラブルが起きたためだという。
昇は泡を食った。
レイジがウー制作用に画面を合成する
アメリカ製オプチカルプリンターを発注していたのである。
その頃、世界に2台しかなく、1台4000万円の代物。
設立直後のつぶらやプロが簡単に支払える金額ではなかった。
すでに機材はアメリカを出港してしまっている。
途方に暮れて兄貴に相談したら
じゃあTBSになんとか掛け合ってみようと言ってくれた。
03:00
昇の兄、つぶらやはじめはTBSの映画部に所属していた。
後にウルトラQ、ウルトラマンなどの監督を手掛け
つぶらやプロの社長も務めるが
昭和48年、41歳の若さで亡くなっている。
実は同じ時期、TBSでも
つぶらやプロとの間でテレビ映画の企画が進行していた。
それまでもやもやしていた企画が
機械を買うことになって初めてはっきりしたものになった。
と、当時TBSプロデューサーの囲い隆は言う。
4000万円の工学機器が取り持つ縁で
TBSに引き継がれた格好の英雄作りは
39年の9月、映画ゴジラの女監督で
当時東宝からつぶらやプロへ出向していた
梶田光司のメガホンで撮影が始まった。
最初はミステリアスなドラマのつもりで企画を立てていた。
ところが途中からTBSから怪獣が出ないと当たらないと言われた。
と、梶田は振り返る。
日曜夕方の放送になりそうで
怪獣モノに路線を統一しようと提案したのですが
つぶらや英二さんからはそんな急にはできないと言われましたね。
怪獣モノで当たれば次は何でも好きなものをやれるからといって説得したものです。
と囲いは言う。
テレビ初の本格的な怪獣番組は
ウルトラQと題され
41年正月から放送が始まり
視聴率20%を超す人気を集めた。
早速次の企画を立ててくれとお願いした。
ただウルトラQは市民と怪獣が出会う話だったが
いつも同じ市民が怪獣と会うのも不自然。
怪獣を退治する科学特捜隊のような征服グループがいれば自然だ。
それをもう少し複雑にして
征服グループを助けるヒーローを作ることになった。
と囲い。
地球を救う宇宙人
ウーのイメージを受け継ぎつつ
怪獣と等身大で戦うヒーローは
ウルトラマンと名付けられ
同年7月画面に登場した。
監督にはTBSから出向した若手ディレクターも当たった。
その一人に飯島敏博がいる。
シュワッチというウルトラマンの声などを創造したが
後に木下プロダクションの社長を務めている。
怪獣退治ではいかに優しくきれいにするかを心がけるなど
子供向けという意識はあったが
撮っている時は面白くて夢中でやっていましたね。
06:01
と懐かしそうに語る。
だが毎週放送の苦労は常につきまとった。
特技監督を務めたつぶらやプロの高野光一は
毎回新しい攻撃技を一つ入れるということだったが
これがなかなか出てこない。
ブランコやトランポリンを使ったり
鉄棒の上から降りてくるなんてのもあった。
プロレスごっことか言われたが
ただのプロレスじゃない部分をどこかに入れているんですよ。
と苦心の一端を打ち明ける。
ゴジラが東京を破壊したのは戦後9年目のこと。
それから12年後に登場したウルトラマンは
何を象徴していたのか。
飯島にとってそれは
未来を担う子供たちへ残す地球という財産だった。
東京オリンピック後の高度成長期で
東京中が掘り返されるなど
建設という名の破壊が行われていた。
こわだかに言ってはいなかったが
底辺には自然破壊につながる開発と
戦っているという示唆が含まれていたんです。
それからまたいく年つき
ウルトラセブンをはじめ
様々な兄弟が生まれ
アメリカでウルトラマンパワードなるシリーズも作られるなど
世界の人気キャラクターに成長した。
ゴジラから生まれた英雄
ウルトラマンの未来に
果たして何が待っているのだろう。
産経新聞社がお届けする戦後紙開封
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