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2022-04-27 09:28

柔道・高藤直寿選手 柔道60㌔級最強が無差別にこだわる理由

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ご本人へのインタビュー音声。3度の世界王者にして、東京五輪金メダリスト。柔道男子60㌔級の高藤直寿(パーク24)が4月29日、東京・日本武道館で開催される全日本選手権に出場する。男子最軽量で「最強」を誇る男が、体重無差別で争う国内最高峰の舞台に立つ理由を語ってくれた。

五輪金メダリストの称号を背負って立つ舞台。高藤は産経新聞の取材にコンディションは「最高」と言い切り、「アグレッシブに戦いたい。ガンガン攻めて大会を盛り上げたい」と意気込んだ。小よく大を制す―を畳の上でどこまで体現できるか、楽しみだ。(聞き手・田中充)

 

■この番組は

産経Podcast「音声で聴く スポーツ、ここが知りたい」は、アスリートご本人やコーチ、団体運営者の肉声インタビューをお届けします。

【制作】産経新聞東京本社・運動部
【更新】毎週水曜日(予定)

 

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産経新聞のPodcastでお送りするスポーツここが知りたい。本日は東京オリンピック男子60キロ級金メダリストの高藤直久選手にお話を伺いたいと思います。
高藤さん今日はよろしくお願いします。 高藤選手は男子最軽量の60キロ級の階級でありながら
4月29日に日本武道館で開催される 体重無差別の全日本選手権に出場されます。
2018年にも出場されていますが、今回は4月上旬に60キロ級で全日本選抜体重別に出場されており
わずか3週間の間隔での出場となります。 高藤選手にずばり聞きたいのですが、東京オリンピックの60キロ級で金メダルを獲得して
なお体重無差別の全日本に出場するという、そこへのこだわりというのはどういう理由からなんでしょうか?
もちろん全日本選手権という、みんなが小学生の頃からリメミタ舞台に立ちたいという
ただその気持ちもありますし、あとはやはり僕が出ることによって少しでも大会自体が盛り上がればいいなと思って出場しようと思いました。
ご自身としてもやっぱり出たいという意欲というのは、オリンピックとはまた別の意欲というのがありますか?
そうですね、本当に小さい頃に鈴木監督や井上前監督の全日本選手権を見ていたので
あの場に立てればなと思ったよりも体が大きくならなかったんですけど、こうやって機会をもらったので出ようと思いました。
前回も一度経験されていて、もう一回出るというのはやっぱり怪我のリスクとか、今回10月の世界選手権の代表にも入られていて
そういったこともいろいろ考えると、なかなか背負うリスクもあるのかなと思うんですけれども
そうですね、逆に10月だから、いつもだともっと早くて8月に世界選手権があるんですけど、10月だから出ようと思ったのもありますし
やはり金メダルを取った後に何をすべきかって思った時、まず試合、全日本選手権とかそういう場に出て
少しでも見る方を増やせればなと思って、とにかくできることをやろうと思いました
なるほど、じゃあちょっと金メダリストの使命感というのもあったでしょうか
パリオリンピックが2年後にあるわけですが、そこで連覇も狙える位置に高藤さんいらっしゃるわけなんですが
今回のこの全日本に出ることが、ご自身の階級での強化につながる面というのは何かあったりしますか、あるいはつなげたい面というのがあるんでしょうか
ないですね、全く別物です
もちろん最初、以前出た時は体力アップであったりとか、筋力をアップというところを考えていたんですけど
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戦ってみた中で、全く別の競技をやっているような感覚になりまして
今回は本当に自分の階級で何々をしたいからというよりかは、自分が出たい、そして盛り上げたいというだけで出ようと思いました
じゃあもうその位置、選手以来、位置柔道家として出る大会という形ですかね
そうですね、僕も年齢も年齢なので
あと、この後何回出るチャンスがあるかといったら、いつ怪我してダメになるかわからないので、出れる時に出ようと思いました
高人さんにちょっと伺いたいんですけど、もう世界チャンピオンにもなられて金メダルも取られていて、今60kg級の試合にご自身が出る時というのは、負けるかもしれないとか、負けるというような怖さというのは、もう今はないですか、畳に立つ時というのは
そうですね、相手が長居ますね、実習の時とかですね、それ以外はあんまりないです
それに比べて全日本というのはどうですか
多分ほぼほぼ勝てないであろうというところがあるので、なので挑戦するというところにワクワクする気持ちもあるんですけど
とにかくやってみよう、やれるだけやってみようという感じですね
ある程度負ける覚悟をしながら
もちろん勝ちにはいくんですけど、負けて当然のような試合はせずに、少しでも長くタッタンの上でやれるように、ちょっとでも印象に残るような試合をしたいと思います
高徳さんご自身のツイッターで、100キロ級の五輪のメダリストでもある羽賀隆之選手と準々決勝でやろうというお話もされていましたけど、やっぱり出るからには一戦一戦だけど上を目指していくという
そうですね、本当に一回戦の相手だけを研究して、その後はもうその場でやれることをやっていくということだけであって
きついですね、本当に勝つのは難しいですし、無謀だと思われる挑戦だと思うんですけど
やはり挑戦したことに価値があるというのを分かってもらえればと思っています
なるほど、大野選手とか斉藤達史選手とか、かなり強敵が揃うブロックになっていますけど、ワクワク感というのがありますか?とんでもないところに入っちゃったなという感じですか?
いや、あの並びに自分の名前があるというのは本当に光栄ですし、また羽賀先輩とか大次第先輩とかと近くに名前があるというのは不思議な気分にもなるので、楽しみですね
60キロ級の階級でされていますけど、全日本は大体どれくらいの体重で?
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65キロぐらいですかね、結構しっかり済んで、この前の試合で60キロ級に落としているので、そこまでは増えた状態にはならないと思うんですけど、動きやすい体重で、あまり体重は気にせずに行こうかなと思っています
なるほど、先ほど少し稽古も拝見させていただいたんですけど、90キロ級の選手とか大学生とかとやられたりしていますけど、全日本に向けてはかなりいつもよりも階級の上の選手と稽古されているんですか?
僕は基本的に73キロ以下の選手としかしないんですけど、今は意識して大きい選手とやることによって、当てないようにはとりあえずしようとは思っています
一番は全日本でのスタミナというところを大きい選手とやる中で?
そうですね、以前出たときにやはりバテるのがすごい早くて、そこでどうしようもなくなった部分はあったので、とにかくバテないスタミナと我慢強さを持って試合に臨もうと思っています
その上の階級、73までじゃなくて、81以上の階級と練習されているのは、選抜大臣が終わってからですか?
終わってからです。危ないですし、60キロ級の柔道にあまり練習しておく意味がないので、やらないです
スタイルって変わる部分ってあるんですか?
基本的には変わらずに行くんですけど、いつもだと僕の方が強いという立場からの柔道をするので、そこは挑戦者としてもっとアグレッシブに攻めたいと思っています
重たい階級の選手に対する秘策というのも高戸さんの中では?
こういう戦い方ができればなというのはあるんですけど、それができないのも分かっていますので、そういった中で試合が始まってからどういう動きが今の自分には一番いいのかを考えながら試合をしようと思っています
現在のコンディションはどうですか?
最高です
東京オリンピックで金メダルを取って以来の武道館になると思うんですけど、最後にどんな柔道を武道館で見せたいか?
日本武道館でもう一度試合ができるというのは本当に光栄ですし、すごく楽しみにしています
少しでも上に上がれるようにガンガン攻めていくので、僕の試合を多くの人が見てくれたらいいなと思っています
ありがとうございました。本日は高戸選手にお話を伺いました。どうもありがとうございました
09:14
次回はオフラインでも楽しめます。歩きながら、運転しながら、地下鉄でも大丈夫。ぜひフォローをお願いします
09:28

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