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2023-05-08 23:25

幼いころのモヤモヤ 〜給食と顔のキズ

PIU
PIU
Host
子どもの頃を思い出してみると、覚えているのは、幼いながらもモヤモヤした出来事だったりしました。今回は、保育園時代のモヤモヤの思い出をお話しています。
【今回の内容】
給食に戦々恐々だった日々/牛乳嫌いが始まったあの日/コーンスープをトイレに流し入れた日/給食減らしが許される今の時代/葬られた、顔のキズ
*おたよりはこちらから https://forms.gle/UpMpXFsNVJiJeyhp8
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迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。主婦の目線で世間を見るイドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
主婦の方だけでなく、主婦のパートナーの方にもヒントになればというのと、主婦が身近にいないという方にも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この番組は、Spotify独占配信でお送りします。
今回のテーマは、「幼いころのモヤモヤ」。
前回ですね、ハッシュタグスポティファイで話そうの企画で、子供の頃の忘れられない一日についてお話ししました。
この時に、いろいろ配信したこと以外にも、何を話そうかなって考える時に、いろいろ昔のことを思い出したんですね。
でもね、大半が、私が思い出すのって、さまつというか、その出来事だけ見たら何でもないような、一日のうちでもほんの一瞬の出来事ばかりだったりするんですね。
そんな小さな出来事でも、なんで私それを覚えているのかなって考えてみると、幼いながらにね、モヤモヤしたことだったりするんですよ。
これね、今とつなげて考えたら、ちょっと深みのある話になったりならなかったりすると思うので、いくつか思い出したことをお話ししたいと思います。
トイレにコーンスープを流し入れた日。
これは、保育園に通ってた時の話なんですけど、私ね、中学生くらいからは、給食が大好きになって、毎日今日のこんだて何かなって楽しみにしてたんですね。
もりもり食べるし、おかわりもして、この頃から食いしん坊、今に至る食いしん坊が始まって、体もちょっと丸くなっていったんですけども。
でもね、小学生の時までは、今日のこんだてではどんな食べたくないものが出るんだろうって、毎日給食っていうのはネガティブな時間で、おっくーだったんですね。
もちろん大好きなこんだての日もあって、手巻き寿司の日はテンションが上がりましたね。
覚えてるのが、ごま入りの海苔とツナマヨと細長く切ったキュウリと、それから卵焼き?あとは何の具だったかな。
そういうものを自分で給食の時間にご飯乗せて、具を乗せて、巻いて食べるんですよ。
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これはね、みんな大好きでしたね。
あとフレンチトーストも美味しかったし、毎日心配から恐る恐るこんだて表を見るところから始まるんですけれども、結果は楽しんで食べられたっていう日も多かったは多かったんですよ。
けどね、例えばみんな大好きカレーライス。みんな大好きと言われますけど、カレーライス自体はいいんですけど、うずらの卵と玉ねぎまではよかったんですけど、私ね、牛肉の脂身とグリーンピースがちょっとどうにも苦手だったんですよね。
給食当番の子にちょっとお肉とグリーンピースいらないって言える日もあって、そういう日は安心して食べられるんですけど、そういう日ばかりでもなくて、食べるのに時間がかかったりとか。
そもそも牛乳瓶のやつですね。家でも牛乳を飲む習慣がなくて、ご飯と牛乳がセットになった給食ならではのこんだてのあれを毎日忌々しく思ってましたね。
おかずを食べる順番もね、どう白いご飯と牛乳をつなげずにやり過ごせるか。おかずの後に牛乳を汲み込む。白いご飯の後に来ないようにね。しかも牛乳も一回になるべくたくさん飲みたいんだけど、消費したいんだけど、それはそれで負担だから。
いい感じで分けて汲み込もうとか、そういうことをずっと考えてましたし、牛乳を飲むときは息を止めてましたしね。冷えてるときはいいんですよ。冷えてるときはまだいいんですけど、すごいぬるい日もあって、それはちょっと地獄でしたね。
ミルメイクね、甘いコーヒー味にしたりできるあれですね。あれの日はほんと一息っていう感じでした。
昔は全部食べないと昼休みを迎えられなかったんですよね。そういうのありましたよね。ギリギリ掃除の時間まで食べ続けて、やっともうちょっとタイムリミットってことで赤いバケツに残飯として入れていいっていう感じでね、これも複雑な気持ちで入れるわけですよね。
自分はダメなやつだっていう思い。もう食べればいいのに食べられなかった。それと、やっと解放されるっていうほっとした気持ち。毎日これを乗り越えるっていうのが、勉強なんかよりも私よっぽど気が重かったんですよね。
この給食が苦手っていう思いは、思えば保育園時代にがっちり形成されたんですよ。毎日親へのお便りみたいな冊子があって、通帳みたいなイメージですかね。ビニールで保護された冊子だったんですけど、そのノートの1ヶ月カレンダーみたいなページに毎日毎日その日の給食で残した食材を書かれてたんですよ。
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今日はかまぼこ、今日はトマトみたいな感じで。具体的に書かれてた食材はかまぼこしか覚えてないんですけど、今はかまぼこ好きですよ。なんかでも当時嫌だったんでしょうね。それをどれくらいの字でどんな感じで書き込まれてたかっていうのも映像として記憶にあるんですね。
牛乳が嫌いっていうのも実はここから始まってまして、これね毎日ね、ちょっとわかんないです。本人的には毎日っていう意識だったんですけど、もしかしたら冬だけだったかもしれないんですけど、温めた牛乳を飲まされてたんですよ。
この温めた牛乳に貼った上の薄皮、あれがどうにも苦手だったんですね。薄皮が貼った感じを見るだけで、今でもちょっと寒気っていうかちょっとドッとするんですけど、好きな方には申し訳ないんですけどね。
豆乳と湯葉は大好きなんですよ。でも牛乳はダメなんですね。これを私が飲まないもんだから、先生がスプーンですくって一口一口飲ませてくださってたんですね。
今思えばご迷惑おかけして本当に申し訳ないお手数をおかけしてすみませんっていう話なんですけども、これね、保育園児としては切実に嫌だったんですね。
本当に毎日先生がスプーンをすくって私の口に近づける瞬間、嫌だっていう気持ち、今でも覚えてるんですよ。
年長の頃から、保育園の2階で部屋の広さとか配置とか、なんとなく色の雰囲気とか覚えてるんですけど、これお馴染みのT君。T君と私は給食を残す常連というか常習犯というか、2人でよく全部食べ終わるまで座らされてたんですね。
その日はコーンスープでした。ちょっとつぶつぶ感のある、色の感じも鮮明に思い出されるんですけど、それを2人とも残してたんですね。
美味しくないよねっていう保育園児なんだけど、目線だけでの会話を交わしたりしてね。
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先生もお忙しいから、その時間みんなは外で遊んだりしてるわけですよ。私たちには構っていられなかったんだと思うんですね。
他の子たちと外で遊んだりしてる間、記憶にあるのは、その2階の部屋にいたのは私とT君だけだったんですね。
2人で横に並んで座って、沈黙のまま目の前のコーンスープを見つめる。コーンスープに向かい合う時間を過ごしたんですね。
2人ともスプーンを持ったりせず、ただひたすらコーンスープを見つめる。見つめ続けるんですね。
でね、しばらくしたらT君が流そっかって言ったんですよ。私無言でうなずいて、2人で同じ部屋にあったトイレ、子供用の和式でした。
ここに黄色い液体が入った器を持って行って流したんですね。トイレのレバーを足で踏みました。
これは、拝得感ですかね。映画のワンシーンのように忘れられない記憶なんですね。
家では母が結構いろんな料理を作ってくれてて、かきフライのかきが苦手だっていう以外は何でも食べたんですよ。
でもね、給食は味が違ったんですね。今なら作ってくださった方への思い、こんなひどいことをして、食の幅を広げる大切さとかもよくわかるし、
いろんな国の料理もすごく好きだし、文化を尊重するとか、食材を大事にするとかね、いろいろよくわかるんですけど、
その当時に戻ってみるとね、やっぱりちょっと今思ってももやもやするところがあるんですね。
確かにね、本当に食べない私が悪いんですよ。そうなんですよ。
だけど、美味しくなかったんですよね。飲み込むのがすごく大変だったんですね。
食べすぎないってわけじゃなくて、味は知ってるんですよ。子供ながらに悪いとも思ってるんです。悪いことしてるっていうのも思ってるんですよ。
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でも、その時、本当にそうしないと終わらない時間で、子供ながらにこれはやむを得ないっていう言葉を使ってたかどうかわからないですけど、
そんなような気持ちで自分に言い聞かせるみたいな感じだったのかなと思うんですけど、すごいよく覚えてますね。
でも、これね、今は時代が変わったんですね。
今は給食べらしが許される。
子供たちが小学校の話をするときに、違和感というか、今はそうなんだっていう発見の一つが、給食で嫌いなものとか少しだけでいいものとかは最初から取らないとか減らすとかそういうのが可能なんですよ。
先生とか給食当番の子が半分に切ってくれたりするわけです。
苦手なものを無理して食べる必要はない。最後に捨てるよりもむしろ最初から取らないでおこうっていう感じですね。
その代わりおかずが残ってしまうこともあるわけなんですけども、そこはもううちの子みたいな給食大好き、毎日おかわりじゃんけんに参加、やったー勝ったーイエーイみたいな子が喜んで消費するわけですよ。
なんて優しい時代。
確かに食わず嫌いっていうのは良くない。それにせっかく栄養士さんが考えてくださったバランスのいい給食ですよ。
考えてくださった通りに食べないなんてダメっていう考え方もあるだろうけども、給食ですごい苦手だと思ってたけど食べてみたらめっちゃ美味しくて大好きになったっていう
こんだての割合は低いですよね。私みたいに苦痛で飲み込みたくないものを口に溜めて心を決めてよし今だ行くぞってお茶とかで無理して飲み込んでちょっと気分悪いみたいになって給食の時間気が重いなんてことになるよりは
食を楽しめる今の学校現場の方がいいなと思いますね。
それからもう一つ保育園時代のもやもやの記憶がありまして、葬られたひっかかれ事件。
事件というか事故なんですけれども、保育園の時に園内教室で友達と遊んでて隠れんぼみたいなことをしてたんですね。
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私が机の下に隠れたら同じ机の下にお友達の女の子がパッと入ってきたんですよ。
保育園児としては2人入れる大きさではあったんだけど、狭い空間だしその子に勢いもついてて、
パッと私の方に倒れかかってきて、その表紙にその子が私の目の下のあたり頬を爪で書いたんですね。
すごく痛いというわけではなかったんだけど、ヒリヒリはしてて、顔に怪我をしたっていうことで周りがびっくりして騒いでたのにもショックを受けたんですね。
なんかすごく大きな傷がついて、それってこれ大変なことなんだみたいなことを思ったんですよ。
弾みで泣いたっていうわけじゃなくて、なんか泣かないといけないというか、ここは泣くところだみたいな感覚になって、泣けてきて泣いたっていうのを覚えてるんですよ。
別に相手のお友達に対するすごく腹立たしいとか、そういうネガティブな感情っていうのはその時も今も特にないんですけど、
たぶん恒例のごめんなさい、いいよっていうのがおそらくあったのかな。
その教室でのシーンだけ映像で記憶に残ってるんですけど、その机の感じとかね、白い机だったとか。
でも応急処置してもらったとか、その後のこととかはもう記憶にないんですね。
その傷は実は今でも顔に残ってるんですね。
ここを気にしてファンデーションで隠すとか、そんな大した傷ではないから、普段は気にしないしファンデーションも塗らないんだけど、ふとした瞬間に目にして思い出すんですよね。
実はこの時、もちろん我が家には先生から何が起こったかっていう説明があったわけなんですけれども、
先生からうちの母に戦法が気にされるといけないからっていうようなことで、向こうの親には言わないでほしいっていうことを言われたそうなんですよ。
それはもう少し大きくなってから聞いた話なんですけど。
私の母もそこで激怒するとかそういうタイプじゃなかったし、田舎で噂も立ちやすい状況ですし、そのままになってはいたんですけど、
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でも思春期になると顔を見たりすることも増えて、またちょっと傷が気になりだすんですね。
しかもその相手の子は中学3年まで同じ地元の中学の時は塾も一緒に行ってて、結構仲良くしてたんですね。
だけどもちろんその子はもう忘れてるだろうし、その話はもちろん一度もしたこともないし、
多分その子は家でも話してないし、向こうの親御さんも知らないと思うんですね。
すごく優しくていい親御さんなんですけど。
私もわざわざそれをこの傷、あなたとぶつかってできた傷だよとは言わないわけですよね。
私だけ知ってるっていうのが何となくね、何て言うのかな、ずるいじゃないけど。
ずるいってのも変だけど、そんな感じがしたこともあったんですけど、
もちろん事故だしね、これ言ってどうなるというわけでもないし、別に責めたいわけでもないし、
あの瞬間を覚えてるんですけど、もうわざとやったわけじゃないってことは私が一番よくわかってるわけですよ。
けどね、なんかやっぱずっともやもやしてるところがあって、これね多分先生の対応だと思うんですよね。
これまでの子どもたちの小学校生活っていうのを見てるとね、今だったらこういうことがあったら先生はね、相手の親に言ってるはずなんですよね。
言う言わないっていうのはトラブルの内容にもよるし、先生の判断、担任の先生だったり管理職の先生だったりということもあるんですよね。
まあね、怪我をしてたら言うと思うんですね。
実はうちの子も幼稚園でお友達とぶつかってできちゃった傷っていうのがあって、その時もね、やっぱり幼稚園の先生からこんなことが起こりまして、
詳細な説明があったわけですね、関係する親に対してもね。
まあね、相手の親に小さいことを報告してたらキリがないだろうしね。
かえって親同士のトラブルになっても、これは良くないっていうこともあるだろうし、これは事案ごとに考えないといけないと思うから、
本当に学校、幼稚園、保育園の先生たちはトラブルの度に頭を悩ませてるとは思うんですけど、
保育園児だった私本人がね、母はそうでもなかっただろうと思うんですけど、
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今日、今日までね、こうもやもやしてるっていうのは、
なんかなかったことにされたっていう事実に対してもやもやしてるのかなっていう気もします。
そしてね、まだ傷は残ってるわけですね。
今はね、もうシミとかシワの方が重大事っていう年齢になってきてるから、傷自体はもう本当にどうでもいいんですけど、
やっぱね、子供時代を考えた時に映像がね、フラッシュバックしてきたっていうのは、やっぱりもやもやしてたんだなと思います。
というわけでね、今回子供の頃の忘れられない1日っていうのを考えたら、もやもやも思い出したっていうことで、保育園時代の話を中心にお話ししてみました。
実はね、これ小学校時代のもやもやの話もいくつか思い出したんですよね。
だからまた次の機会にぜひお付き合いいただけたら嬉しいです。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
給食の思い出って皆さんどうですか?
テレビなんかではね、よく昔の記憶で揚げパンがおいしかったみたいな話を見るんですけど、私の住む地域ではね、揚げパンは出なかったんですよ。
だからそれを見て、給食って言うと揚げパンなんだって、ちょっと一言な感じだったんですよ。
でもね、子供の給食、今都内に住んでて、子供の給食を試食するっていう機会があって、その時初めて揚げパンを食べたんですよ。
なんかね、感動しました。
おお、これかと。
まあね、おいしかったです。
白心の井戸端番組、職業主婦です。
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