2024-04-15 09:57

人形町で、五月人形供養

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今回は、Hondaさんのご依頼でポッドキャストアプリ「RoadVoice」に投稿したエピソードシリーズです。

このシリーズは月・木の週2配信します。

 

[人形町・大観音寺 @東京都中央区]

・田舎の豪華な鯉のぼり、五月人形の思い出

・本物の武士の亡霊みたいで恐ろしく、結局飾らなくなった

・人形供養のお寺のご本尊の、不思議なはなし

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迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。
主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
今回のテーマは、人形町で、五月人形供養をしてもらった。
私は、愛知県の中でも田舎育ちなんですね。
男の兄弟もいなかったから、ご縁がないままだったんですけど、小さい頃から子供の日が近づくと、男の子のいるお宅では、立派な鯉のぼり、3匹だったり5匹だったり、大きさも多少違いはあれど、カラフルな鯉たちがあちらこちらで庭に立てられて、優雅に泳いでいたんですね。
そんな光景が今でもよみがえります。
家の中に入れば、立派な五月人形。
これね、自分が大人になって知りますけど、どちらもピンキリとはいえ、相当なお値段をかけてね、子供の成長を願っていたわけです。
我が家にも今、中学生と小学生の男児2人がいるんですけど、鯉のぼりはさすがに都会ではあんまり現実的ではないにせよ、五月人形はどうしようかという話にね、2人がまだちっちゃい時に当然のようにそういう話になったわけですね。
私の実家の母はね、デパートに一緒に行った時にずらっと並んだ五月人形を見て、あんなのを買おうか、こんなのはどうかなんて言ってたんですね。
けど田舎と違って狭いマンションにしかね、もう住む予定もなかったし、いや、いらないよっていうことでね。
結局、我が家は母には可愛らしい季節のお着物的なね、ちっちゃい五月人形をありがたく買ってもらって、あとは夫の実家にあった夫が小さい頃に飾っていたものを譲ってもらうことにしたんですね。
これがね、本物の武士の亡霊みたいで恐ろしくて、結局飾らなくなった。
かなり立派な五月人形で、メインは鎧兜、武士みたいなやつでして、大きさもね、本当に小さめの武士が座ってるくらいの大きさで、周りに屏風とか、確か蝶神的なのとか、飾りがもろもろいろいろついてたんですよ。
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そんなご体操にしなくていいっていうことでね、メインの鎧兜、足の防具みたいなのもついてましたね。その鎧兜だけいただいてきたんですね。
やっぱり当時は、子供に日本の文化を感じさせてあげたいっていう、そういうのもあったし、だからね、五月人形を飾るのと同時に、小さいね、本当にちゃっちいのではあるんだけど、家の中に置ける鯉のぼりも置いたりしてね、最初の2年ぐらいは頑張っていたんですよ。
これね、ただ鎧兜を飾るだけとは言っても、まあまあ場所を持っとるしね、存在感を発揮してたんですね。けど、子供たちは一切見向きもしない。それどころか、なんか怖いっていうことを言うんですね。
そうして考えたら、確かに人がそこに座っているようにも見えるななんてね、私も思うようになったんですね。
ある日の夜中、トイレに起きてね、廊下の電気は自動で点くようになってて、なんか私、用事があってね、水飲むとかかな、起きてきて、リビングのドアを開けたら、廊下の薄明かりに照らされた鎧兜がうっすら浮かび上がって、ひぃーってなったんですね。
もうその翌年からはね、母にもらった可愛い五月人形の置物以外は飾らなくなって、鎧兜の五月人形はね、我が家の開かずの間みたいなところにしまい込んでありました。
まあでもね、都内の生活においてね、開かずの間といえども、スペースが惜しいんですね。
もうね、2回か3回かね、このでかい箱なんだっけと思って開けたら、あ、五月人形かっていうのがあった段階で、処分させていただいてもいいでしょうかっていうふうになりました。
かといって、さすがにゴミっていうのはね、ちょっと新人深いわけではない私も、さすがにできないなと思いまして、そこでたどり着いたのが、人形町で人形供養だったわけですね。
東京都中央区人形町、人形町というと人形焼きっていうイメージが強かったんですけど、中央区のホームページによりますと、ここはもともと江戸時代に人形師、人形を作る職人さんが多く住んでて、人形を売る店が並んでたそうなんですね。
俗称で人形町と呼ばれていたのが、正式町名になった、そういう経緯らしいんですね。人形操り芝居とか、人形浄瑠璃の小屋が多くあったみたいですね。
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我が家は、そんな人形町の中でも、人形供養で調べて、すぐに引き取ってくれるお寺を発見したんですね。それが、大観音寺、大きい観音寺と書く大観音寺だったんです。
人形町にはね、11月に人形市っていうのがあって、人形のお店が並んだりとか、人形にまつわるイベントがあってね、にぎわうそうでして、この時にもゴマを炊いて人形供養してくれるそうなんですね。
でも、こちらのお寺では、普段から受け入れてくださるんですよ。しかもね、お値段も、私こういうのって何万円とかかかるのかしらなんてね、調べる前は千千恐々だったんですけど、確か2000円、正確にはお寺に問い合わせていただきたいんですけど、そんな感じなのねと思った記憶があります。
こちらのお寺ね、通りに面したところには灯籠と階段があるだけなんですよ。この階段を登ると神社がある。だから通り過ぎないようにご注意くださいね。
こちらの御本尊、なんとね、高さが1.7メートル、幅約54センチっていう大きな鉄製の仏塔、仏様の頭があるっていうことなんですね。
今回改めて調べていたらね、東日本大震災の後に他の仏具なんかは動いてないのに、この重い仏塔だけ真正面を向いてたのか、約25度右の方に向きを変えてたっていう不思議な話があって。
それから御住職がね、東日本大震災の起こった11日を東北を思う日として開朝日に加えるっていう、そういう記事もありました。
それとね、このお寺、実はね、ランナーの間でも話題なんだそうですよ。春即の神井田天が祀られているそうで、東京マラソンの時に必勝祈願に訪れる方もいるっていうことでした。
この人形町、日本橋、この辺りね、歩いてるとね、次々においしそうなお店だったり、おしゃれな雑貨屋さんだったりね、すき焼きの人形町イマハンだったり、親子丼が有名な玉秀といったね、そういう老舗のお店も多くて、本当に活気があって、歴史も感じられて、何度行っても楽しい地区ですね。
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この黄岩のん寺はね、人形町通りに面してて、そのまま進むとね、出産の時に私お世話になった水天宮もあるんですね。結構私もね、すでに思い入れのある地です。
というわけで、人形町の黄岩のん寺で五月人形を供養していただいたお話をさせていただきました。最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
白心の井戸端番組、職業主婦です。もしよかったら番組のフォローをしていただけると励みになります。ぜひ他のエピソードも聞いていただけたら嬉しいです。それではまた。
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