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迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。
主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
今回のテーマは、小田原城、「さるくさい」からの感動物語。
うちのね、今生後の次男がいるんですけど、ものすごい鉄道が大好きでね、たまに夫と二人で特定の電車に乗るための旅をしてるんですね。
きっかけは、2023年3月のダイヤ改正。東海道線の快速アクティっていう電車がなくなってしまうということで、なくなる前に乗りに行こうってなったんですね。
その時点で、東京駅から小田原駅まで、夜間19時48分と20時48分に東京駅を出発するっていう、この2本走っているだけだったんですね。
ちょうど長男の中学入試の時期との兼ね合いもあって、とある月曜の夜、19時48分発の電車に夫と次男2人で乗り込んで、小田原に向かったんですよ。
当然その日は帰ってこられないし、夜小田原で何かできるわけでもないし、早く寝ないといけないしね、2人でビジネスホテルに泊まったんですね。
翌朝も当然小学校に行かないといけないということで、早朝に電車に乗って、なんとか小学校にも遅刻せず普通に登校したっていうね、そういうことがあったんですね。
だからランドセルを持って小田原に行ってるっていうことですね。
で、帰ってきた時代に感想を聞いたら、「あ、小田原城行ったよ。どうだった?猿臭かった。」って言ったんですね。
は?何それって。猿臭いって頭の中にはひらがなが並んでね。
何か私の知らないね、水臭い的なね、そういう日本語なのかなと思ったぐらいですね。
そしたら、せっかく小田原に行ったんだからね、せめてってことで、早朝真っ暗の中で小田原城に行ったらしいんですよ。
本当に真っ暗で、携帯のライトを頼りになんとか歩いたそうなんですね。
小田原城ってね、実は私は行ったことがないんですけどね、でも写真で見ると白い壁のお城なんですね。
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白い壁のお城ってね、一番に姫路城が思いつきますけど、姫路城ばりに白くて素敵なお城ですね。
もちろんお城の姿は結局ほとんど見えなかったっていうことなんですけど、真っ暗の中、お城に近づくにつれて感じたのが何か獣っぽい匂いだったそうなんですね。
次男が臭い臭いって言っててね、いよいよ近づいたところで、猿のキーキー言う声が聞こえたっていうんですよ。
そうしたら本当に猿の檻があって、そういうことかってなったっていう話なんですね。
闇の中で匂いだけ感じたっていうそういう印象が強すぎて、猿臭いっていうね、そういう感想になったっていうことだったんですね。
その時は猿?とだけ思ってたんですよね。
この度、どんな感じの猿だったのかな?お城に動物ってどういうこと?と思って公式サイトを見てみたら、なんと!
猿のいた動物園が閉園していたばかりか、人員とする感動物語があった!
ホームページのお知らせっていうところで、まず目についたのが、小田原上志公園の猿の城都についてっていうのがあったんですね。
え?と思ったところへ、小田原動物園閉園についてって書いてあって、驚いたわけですよ。
見たら、2023年12月14日に茨城県の動物園に猿が城都される。これに伴って小田原動物園は閉園したっていう、そういうことでした。
ありがとう小田原動物園っていう動画も制作されてて、これ見てね、ちょっともう泣きそうになっちゃったんですよ。
実は小田原動物園って73年もの歴史があって、象とかライオンもいた時期があってね。
そういう大型動物以外にも、最盛期には70種、332天もの動物がいて、天守閣周辺を賑わせたっていうことで、無料で公開されてたっていうこともあって、
地元ですごく愛されていたんですね。地元の方にとっては当たり前の事実だと思うんです。
本当に部外者の無知。もう申し訳なかったです。
愛された象の梅子っていうのがいて、梅子が亡くなった時には多くの方が悲しんだっていう、そういうこともあったりね。
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動物園が閉園する経緯なんですけど、文化庁から城に関係ない動物園、史跡、歴史の跡の史跡ですね。
史跡にふさわしくないっていうことで撤去を求められて、動物の譲渡を進めてたんだけど、猿は他の群れと飼育するのが難しいっていうのがあって、
引き取り先探しが最後まで難航したんですね。そんな猿舎は最後のシンボルだったそうなんですよ。
人工保育で猿を育てたっていう飼育員さんも出てきてね、優しく語るわけですよ。
そんなストーリーがあったのかと、猿臭いなんて言ってたのが本当に申し訳ないというか、もう見られないと思ったらね、すごい寂しい気持ちになっちゃって。
ぜひ私も小田原町を行きたいですし、行った際には、ぜひ猿たちがいた場所にも足を運んで猿たちに思いを馳せたいなと思いました。
ということで今回は、小田原町、そこにいた猿、そこにあった動物園、ご紹介させていただきました。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
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それではまた。