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迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。
主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
主婦の方だけでなく、主婦のパートナーの方にもヒントになればというのと、主婦が身近にいないという方にも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この番組は、Spotify独占配信でお送りします。
今回のテーマは、人生初男性ファッション誌をいくつか読んでみた。
息子が中学生になったんですね。
これまでは、量販店でサイズの合う地味な服を買うだけだったんですけど、
いよいよ親の方も若い世代のオシャレについて少しは知っておかないといけないなと思ったんですね。
実際にそういう格好をするかどうか、買いに行くかどうかは別として、どんなのがオシャレなのか、これは知識としてはあったほうがいいなということですね。
というのも、以前にニコラを読んでみたとか、ベリーとリーとストーリーを読んだ感想みたいなお話をした回があるんですけど、
特にニコラね、発見がいろいろあったんですよ。
すごいいろいろへーっていうのがあったんですね。
だから今回は、人生初の男性ファッション誌を3冊買って読んでみることにしました。
これ買ったのは5月号なんで、配信している今の最新号とは違うっていうのと、あくまで5月号の話なので、
はしからずお願いします。
選んだのは、まずはファインボイズ、日の出出版発行で特別定価700円。
ターゲットは10代から20代っていう感じだと思います。
次にメンズノンノ、これは周囲者から出てて、大学生前後向けっていう感じですかね。
780円です。
最後にザ・男性ファッション誌っていうイメージのサファリですね。
これも日の出出版で、こちらはすごいずっしりしてて分厚いんですね。
特別定価1100円でした。
男性誌ね、買ってみて思ったのが、私人生で初めて手に取って開くかもっていうことですね。
親が買ってたわけでもないし、私男兄弟もいないですし、美容院で並べられるときには女性誌かグルメ雑誌だったんですよね。
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わざわざ本屋で男性コーナーに行って立ち読みするっていうこともないし、今回すごく新鮮な思いで読みました。
今日は、ファインボーイズのお話が中心になるかなと思うんですけど、
おしゃれの難易度、高め!
パラパラめくって思ったのが、特にファインボーイズなんですけど、おしゃれの難易度、高い!
色とか柄を自由にどんどん取り入れてて、テロッとした派手なシャツをタッグインして、ベルトをキュってやってたりとかね、
モデルさんが着てるのは本当にすごくかっこいいんですよ。めっちゃ着こなしてかっこいいんですね。
一般人がこうやって着て、大丈夫?かっこよくなる?みたいな、勝手にひやひやドキドキしちゃって、
子供と一緒に買い物に行ったとして、これを自信持って、おしゃれだね、いいねって言って買ってあげられるか、自分が情けないんですけど、
ちょっと自信がないなと思いました。
一歩間違えたらダッサーってなるよねっていう、レベルの高いおしゃれだと思ったんですけど、これが今時なんでしょうね。
メンズノンノもカラーの特集をしてて、オレンジとか緑とか、それぞれのカラーをテーマにいろんなコーディネートが載ってたんですね。
全身白っていうのもありました。こちらも随分個性的なコーディネート満載だったんですね。
見てるだけでも楽しいんですけど、こちらの方がわかりやすくおしゃれっていう感じがしましたね。
網状になっている、中に着ているものが透けるようなニットカーディが、
これどちらの雑誌にも載ってたから流行りなんだと思うんですけど、私の世代から見ると、
おばあちゃんの服売ってる店とかに置いてあるよねっていう、おじいちゃんじゃなくておばあちゃんっていうのがミソなんですけど、色もベージュとか、そういう感じの服だったんですね。
カバンも女性が持っているところばかりしか思い浮かばないような、チェーンの肩掛けで中身がちょこんと入るようなショルダーバッグとか、今やメンズで全然ありの時代なんですね。
むしろ逆に新鮮なんだろうと思いました。これ着こなせたら本当に楽しいだろうなっていう感じでしたね。
そんな流れで、モデルさんの佇まいだけじゃなくて、雑誌の文章を読んでて気づいたのが、男子向けファッション雑誌にあふれる、かわいい。
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これもファインボーイズの話なんですけど、かわいいっていう言葉をあちこちで見かけたんですね。
もちろんね、男らしい気分になれる。デニムパンツで男らしく味付けという感じでね、男を打ち出しているところもあったし、カーキ色のベストを着て男っぽさを高めてこうなんていうのもあったんですけど、かわいいっていう文字の方がね、断然多かったんですよ。
例えば、フード付きシャツのページがあって、そこにはね、フード付きシャツはみんなかわいいって言ってくれるから気づいたらニコニコになれるんだとかね、かわいいと大人っぽいの両方が手に入る。こういう感じで書かれてるんですね。
それから、ゆるいシルエットのダボっとしたシャツを特集したページにも、お化け級にかわいいフォルムっていう見出しがあったりとか、あとラガーシャツですね。襟付きだけどカジュアル要素が強いから、一発でかわいい音符マークを狙えるコーデに。そんな感じで書いてあったりとか。
それと、オーバーオールですね。ここにも、かわいいを独占できる。かっこ多分ってありました。ここまででもね、かわいいがいっぱい出てきてますけど、まだまだあって、ソックス、靴下ですね。ここも、おもろい柄やかわいい刺繍物などワクワクするデザインを選ぶことであったし、めっちゃちっちゃいトート型のバッグも紹介されてて。
ここにはね、正直収納力があるわけじゃないけど、それ以上に超絶かわいいであったりとか。あとね、ヘアバンド。これ、おしゃれアイテムとして日常使いを勧めてて、寝癖の状態でもそれっぽくなるっていうことでした。
ここにも、かわいいのはもちろん、ガチで頼れる。ってありました。ヘアバンドのところは、編んだ感じの生地のヘアバンドもあって、そこにあざとかわいいっていう言葉も出てきました。
なんかね、これ見て、そういう感じは漠然としてたけど、本当にかわいいっていうのはね、ボーイズに目指されるところなんだっていうのを改めて認識したというか。
なんかね、うまく言えないんだけど、かわいさアピールしようなんてあったのを見て、みんなかわいいの持ちたいよねって。なんか肯定的な気持ち。いいじゃんっていうのを思いました。
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それ以外でも、へーっていうのを思ったのがね、ピンクスカートレディーステン。まず、好きな色がピンクっていう企画ページがあって、ピンクは女子限定?いやいや、メンズの僕たちもめちゃ着るぜってあったんですね。
しかもモデルをしている佐藤龍我くんがジーンズの上に着ているのがね、ピンク色のシャツなんですけど、お尻が隠れる長さのちょっと長いタイプのシャツなんですね。こういう丈のシャツ、別のページでも、え?ワンピース?なんて言ってね、特集してたんですけど、お尻を隠すっていうファッションね。
これまではおそらく、おばさんの先輩特許みたいなところがあったと思うんですけど、もはやそんな時代ではないんですね。
ピンクといえば、うちの息子たちもコンパスを買うときに、算数で使うコンパスですね。あれを買うときに、濃いピンクか青かっていうので、どっちかの色にしようっていうことで、私当然青にしようっていう風になるかなと思ったら、
2人してね、男は青で、ピンクは女っていうわけじゃないでしょ?なんていう風に言ってて、結局ね、1つピンクを買ったんですね。本当にその通りですよね。理屈ではわかってるんですけど、なんかやっぱり青を選ぶよねって思っちゃったんですよね。
この長い丈のシャツですけど、雑誌の中でね、スカートのようにシャツっていうページもあって、膝下ぐらいの長い丈のシャツを着て、前のボタン止めて着て、その上に短い丈のトレーナーみたいな服を合わせて、一番下にはパンツを履いてるんだけど、その上にシャツを着て短い丈のトレーナーを合わせて。
これがね、ちょっとスカートっぽくなってて、この重ね着が新しい着こなしっていうことで紹介されてたんですね。そもそも服装って、男はこうで女はこうっていうのを、なんか変っていうのはね、ずっと感じてはいるんですよね。
女子の制服がスカートとパンツと選べるようになってきて、ニュースにもなってて、そういう学校が増えても来てますけど、やっぱりまだね、スカートを男性が履くっていうところまでは、それが常識ってとこまでは言ってないですよね。
この雑誌でも、スカートを履くっていう一線は超えてないんですよ。でも男性だってスカート履きたいかもしれないし、自由な格好をして何が悪いのっていうのも思うんですよね。
いざ自分が自由にできるかというと、結局私が服を選ぶときには縛られた装でしか服を買えないんですけどね。
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他にもファインボイズには、行きつけはレディース店っていうページがあって、レディース店はメンズのお店にはないようなおもろいデザインの服が多いとか、友達と被ることもないっていうふうにあったんですよ。
メンズの服をおしゃれで着るっていうことさえもしたことがないこの私にはね、そういうふうにおしゃれを楽しめるのって憧れでしかないですね。憧れるわと思って読みました。
そうそう、帽帯を着て気分は王子様っていうページもあったんですよ。リボンとか帽帯でキラキラの華やかさをまとえるっていうふうにあって、これも新鮮でした。
いざこういうファッションを実際にするかどうかっていうのは、私ではなくて子どもたちの問題なんですよね。
というわけで、子どもたちに雑誌の感想を聞いてみた。まず前提として、我が家はこれまで特に子どもたちに関して、うちの子たちはね、しゃれっ気を出したっていうことはね、ほぼありません。
高いブランド物は買わないし、ユニクロは買うんですけど、奇抜な格好もしないし、色もね、靴は別として地味な服が多いんですね。
次男は厚刈りで、冬でも夏のTシャツ着たりとかね、機能重視。長男は逆に寒刈りでね、Tシャツをインしがちなんですね。体感温度が違うとか言ってますけど、雑誌にあったようなね、タックインのおしゃれみたいなのとは真逆で、お願いだからダサいからTシャツ外に出そうって親が言うくらいの感じですね。
そんな子たちの感想っていうことが前提で、出てきた感想をメモしたところですね。小学生と中学生の意見が混ざってますよ。ピンとこない。興味がない。靴なんて誰も見ない。物が入らない。小さいバッグはいらない。イヤリングには誰も注目しない。ただの格好つけ。見せびらかせる服じゃない。
すみません。どの口が言ってるんだって感じですけど、じゃあこれ友達が着てたらどう思うって聞いたら、友達がこの服を着ていてもどうとも思わない。そう言ってましたね。あんまダサい服を着るのは嫌だけど、そこまでこだわりがないっていうことでしたね。
服がセンスあったら美術とか絵のセンスもあるんだろうねなんていう話も出たんですよ。そんな話もありつつ、服でかっこいいとかはない。服より性格とか技能が大切。優しさとか強さとかなんていう発言まで飛び出しました。
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もう分かってます。あちらの雑誌側が我が家みたいな読者は願い下げだっていうことは分かってますけどね。こんなような感想でしたね。
親は勝手なもので、あんまりファッションに興味を持たれてもお金かかるし、めんどくさいっていう気持ちがないといえば嘘になるし、でもあまりに興味なさすぎてびっくりするぐらいダサい格好をしていてもなんとも思わないっていうのも、それはそれで嫌だっていう勝手な心理ですけど。
自分を変えりみても、おしゃれはしたいんですよ。したい。けど、まずは自分に自信を持つっていうところからかなっていうのもあるんですね。
おしゃれって自分に自信を持てるか、自分の着ている服に自信を持てるかどうかが全てみたいなところありますよね。こんな私がこんな個性的な服を着ていいんでしょうかみたいなスタンスだとうまくいかないですよね。
ダサいと思ったら負け。服に着負けるというか、服と自分が馴染まなくて、せっかく着る人が着たらおしゃれっていう格好をしてても、ここからがおしゃれっていう一線を越えられない。そんなことになってしまうんですよね。
だから、そもそも戦いを挑まない。そういうのが楽なんじゃないかっていうふうに保守的になっちゃうんですよね。
この間ね、上野の東京都美術館でやってたマティス展にお友達と行ったんですね。いろんなマティスの絵画が見られて、赤の大きな室内とかね、私でも見たことある、知ってるようなのがあって楽しかったんですけど。
霧江とか、そういうのを見たんですけど、ど素人からすると、これで完成形?まだ途中じゃないの?みたいな。そういう作品とか、すっごい簡単に描いたように見えるようなのが堂々と飾ってあるわけですよ。
これら全て大変な価値があるんですね。そういう作品が人の心を打って、長きに渡って評価されて、私みたいなものがありがたいありがたいと見に行くわけですね。
美術展ってわかりやすい芸術もあれば、凡人には理解しがたいようなものもあって、でも共通しているのが、どうだ、この才能を見よ、じゃないけどね、美術展に行くのって、そういう溢れ出る自信みたいなものに圧倒されに行く、それが楽しいみたいなところがあるんですね、私はですけど。
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マディステンでも、なんなら人筆描きかっていうくらい、黒のペンでさささっと描かれた感じの麦わら帽子をかぶった自画像っていうのがあって、これがね、すごい自信を持ったペン運びで、もう無駄がなくってね、動きに。
可愛らしさ、愛らしさがあって、すごく印象に残ったんですよ。写真撮れるゾーンだったからね、しっかり写してきましたけど、ファッションも似たようなことを感じるんですね。自信持って、どうだ、おしゃれしてるぞっていうふうに着こなしてる人って、なんかかっこいいですよね。
そんなようなことを思った、今回の男性誌読んでみたの、かいでした。最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。すいません、3冊読んだと言っておいて、結局最後までサファリに触れないままになってしまいました。
サファリはね、私との接点のなさというか、かけ離れ方がすごくて、一番斬新に楽しめたかもなと思います。まずね、LA、ロサンゼルスのセレブたちの愛車をたくさん特集してたんですね。
私ね、ペーパードライバーで全く車のことがわからないっていう、そういうのがあって、ファッションのページも外国人のモデルさんがイケてるファッションっていうのを披露してるんですけど、撮影場所もアメリカの西海岸をイメージしたような砂浜とかが多くて、光の色もね、もしかしたらそんな感じにちょっと赤っぽく調整してるかなっていう感じがしたんですけど、
なんというかね、ハリウッド映画を見た感じというか、実際にね、ハリウッドセレブたちのオフショットみたいなのもたくさん載ってるんですよ。たぶんね、パパラッチ的な写真だと思うんですけどね、そういう俳優さんたちにも疎いんですよ、私。だからね、セレブガイドブックみたいな勉強にもなったというか、そういう新鮮さもありました。
白心の井戸端番組、職業主婦です。もしよかったら番組のフォローボタンを押していただけたらと思います。新しいエピソードが追加されて聞いていただきやすくなりますし、私の励みになります。ご意見ご感想などメッセージもフォームやインスタグラムで送っていただけると嬉しいです。それではまた。