00:04
はい、ということで集まりました、おしゃれの呪いとくラジオ、本日で475回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、バサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
前回、UNIQLOの話の回、話を配信したんですけども、ちょうど今日ね、今日の午前10時から、UNIQLO and MARNIって言って、
MARNIっていうイタリアのブランドと、UNIQLOが初めてコラボしたシリーズの、今日が発売日だったんですよね。
10時直前に仕事しながら気づきまして、ウェブサイトを開きましたら、他のね、例えばプラスJとかね、っていうコラボとか、UNIQLOのね、なんかはジルサンダーとのコラボですよね。
店頭もすごい混雑でね、ネットECサイトも繋がりにくい状態で、繋がったと思ったら、もうお目当ての商品全部売り切れみたいな、結構すごい争奪戦だったので、今回どうかなって思ったんですけど、意外と買いやすかったかな。
ただ、私が買い終わったのが、私今回2点ぐらいしか買わなかったんですけど、買い終わったのがECサイトで10時半ぐらいで、その直後にサイト開いて、そういえばメンズ売れ行きどうなんだろうって見てたら結構繋がりづらかったりしたので、
まあちょっとスタートが遅かっただけで、今回も買いづらかったのかどうなのかね、ちょっとまたあの状況を追ってみたいと思うんですけど、
マルニーに関してはね、結構マルニーさんって自分のブランドの中でもマルニーマーケットバッグとかお買い物袋みたいな、延長線上みたいなバッグの、わりと中価格帯の手に取りやすいエントリーモデルというか、そういうものを作って人気になって、ブランドの認知度も上げて、
そこから本来のシリーズである、わりと高い価格帯のものに誘導するっていうのが、すごく上手なブランドだなっていう印象があるので、そういう意味ではね、今回そのユニクロとコラボするのもすごい納得感があるし、また新しい顧客層を開拓するんだろうなっていうふうに思いますね。今後楽しみだなと。
やっぱりそのマルニーの今回のコラボラインもデザイン面白かったりするんですけど、本来のシリーズ、本来のラインを見ると、もっとやっぱり柄も凝ってるしデザインも凝ってるので、なのでそういう意味でもエントリーモデルとしては非常に良くできた商品なんじゃないかなというふうに個人的には思いましたね。
03:14
マルニーみたいな割と原色鮮やかな色が使われていて、はっきりとした柄物がある遊び心のある服って、それこそプラスJ、ジルサンダーとのコラボラインをやったような商品群に比べて、プラスJはすごくシンプルでベーシックで定番的で、長く着れそうな感じがする商品でしたけど、
マルニーみたいなのってやっぱりすごく目を引くので、そういう意味ではなかなか手を出しづらい。特に高価格帯になっちゃうと、いつまで着れるかなとかね、私に似合うかなとかね、バラ目立ちしないかなみたいな心配要素が増えちゃうので、なかなか手を出しづらいところがあると思うんですよ。
でも、そういうはっきりした柄物とか華やかなものとか、デザインの価値って、使ってわかることがすごい多いんですよ。なんか着てみたら意外と似合ったとか、いつもベーシックなものばっかり着てたけど、こういう明るい色柄のものを着るとこんなに気持ちがワクワクするんだとか、意外とこういう色が入ってた方が気回し結構大きくなとかね、なんか使ってわかる価値ってすごい多いと思うんですよ。
特にうちが出している服装心理診断の中で合理性っていうところが高い人は、特に機能性とかコスパを重視するあまり、結構ベーシックなものばっかり選びがちな性質を持っている人たちがいるんですけど、そういう人たちは特にね、これぐらい手頃な価格帯にならないと、なかなかあれだけ華やかな商品で手を出そうと思えないと思うんですよね。
だからそういう意味でも今回手を出してみて、意外とその着回しが効くかどうかっていうのは見た目が派手かどうかではないんだってことに気づけたりすると、そういう新しいこれまでマルニーの本来のラインを買ってこなかったそうっていうのが、そっちも買ってみようかなってなるはずなので、やっぱりコラボってこういうそういうメリットがあるなというふうに思いましたし、すごく幅広い人に新しいファッション楽しみ方を提供するっていう意味ではすごくワクワクするコラボだななんて思って。
見てましたね。
前回配信した第474回ユニクロがなぜ売れるのかを知ると、おしゃれ苦手な国庫工がわかるっていう回で、ちょうどユニクロを取り上げたよって話したんですけど、それについてご感想をいただいているので、ちょっとそちらも読んでいきたいと思います。
久野さんこんにちは。いつもラジオを楽しみにしています。
第474回のユニクロを選ぶ理由を聞きました。
私がユニクロを選ぶ理由は、久野さんが挙げられていたもの全部にプラスして、いけば家族全員のものが揃うからだと気づきました。
例えば夫がボトムスを欲しがっていて、娘には下着を、息子にはTシャツをなどというときに、ユニクロなら一気に揃うので便利です。
06:05
子供たちを夫に見てもらって、私が服を選ぶ時間も作れます。
服を試着して家族に意見を言ってもらうのも楽しいです。
他のお店でも家族全員の品が揃うところはあるのですが、ユニクロに行ってしまうのは、やはり番組内で久野さんが挙げられていた理由からだと思います。
ただ、今回改めてそれが理由の一つだったのだと考えてみたら、あらびっくり。
実は、我が家の子供たちはとっくに大きくなっていて、バイト代で勝手に一人で洋服を買いに行く年齢でした。
思い返すと、ここ数年は圧倒的に私一人の単独でユニクロに通っています。たまに夫がついてくるくらいです。
つまり、ユニクロなら家族のものが全部揃うというメリットは、私にはもう必要なかったのです。
それなのに、ユニクロなら安心というのが強くインプットされていて、長年の習慣でユニクロに通っていました。
いやーほんと、久野さんのラジオで自分の中のユニクロの位置を確認することができました。
たぶんこれからもユニクロには行くと思いますが、他の選択肢も視野に入れてお買い物を楽しんでいきたいです。
長々と失礼しました。これからもラジオを楽しみにしています。
ということで、ありがとうございます。
いやーなんか、ちょっとミステリーのようなね、独語感のあるメッセージでしたよね。
実はそのお子さんはもう大きかったっていう。えーーーっていうね。
でもこれね、わかるんだーなんか、一回読んでミステリーのようなどんでん返しだなーって素晴らしい文章力だなって感動しつつ、
その後でなんか私胸がキュンとなっちゃって、これ読んで。
なんか私ももう息子がね、来年小学校の年なんですよ。
だからね、もう息子がつい数年前まで、1,2年前まですごい楽しんで見ていた
帰還者トーマスっていうね、NHKでやってるアニメがあるんですけど、
それもう見ないんですよ。もうこの年になったら見なくなってきたんですよ。
だけどね、まだ録画しちゃうので消せないんですよね。
あとは街で救急車とかパトカーとか消防車とか通る時に、3歳4歳くらいまでの息子だったら、
あーって喜んで見てたんだけど、今見ないわけですよ。
もうあんまり興味ないの。
だけど未だに一人でいる時に救急車見たら写真撮ろうかなって思っちゃうし、
息子と一緒に歩いてたら、ほらほら救急車だよみたいな。
多分ママが救急車好きって思ってるんじゃないかな、今っていうぐらいなんですよね。
なんかそういう長年習慣化されたものって抜けないよねっていう単なるそういう話にとどまらず、
これって特に幸せな習慣は抜けないってことなんだよなって思ったんですよね。
抜けないし抜きたくないのかなっていうね。
やっぱりほらすごい大変だと思うんですよ。
あのお子さん連れて、ちっちゃいかった頃のお子さん連れてみんなで買い物行くのに、
自分のものを見るのも夫さんにちょっと見てもらって、パパに見ておいてもらって、
その間に急いで見てっていう、当時は大変だったんだけど、
09:02
でもある意味幸せな習慣、記憶ですよね。
それでなかなか抜けないんですよね。
けどその幸せな習慣が、今現在の自分の選択肢を狭めてるっていうこともまた事実としてあったりするわけなんですよね。
だからまあ、それがそういうこと、その両面その幸せだったよねっていうことと、
でもそれがもう必要ないんだっていうちょっと一末の寂しさと、
でもこれからはじゃあ違うお店にも買いに行けるんだなっていう未来の展望が開ける、
なんかこう、一つの短編小説を読んだかのような、
このいろんな複雑な感情の混じり合う独語感。
いやーいいメッセージ。
感心してどうするって感じですけどありがとうございます。
なんかいろんなものを感じますね、これね。
でもやっぱりファッションにおいて、
実は自分のファッションの選択肢を狭めているのが単なる習慣に過ぎなくて、
その習慣にはもはやもう意味がなくなっていたっていうことって結構あるんですよ。
それぐらい人間って決まったことをルーティンで回していくのが苦痛な方もいるんですけど、
でもある種、変わることのエネルギーをすごく必要とするので、
変われないって部分もやっぱり人間持ってるんですよね。
だからこそ時々今やってること、自分がおしゃれに関してやってることが、
あれこれ何でやってるんだっけっていうね、
ことを時々見直すっていうのは必要なことなんだよなって思うんですよね。
私がやってるパーソナルスタイリングのお買い物動向も、
1年ごとに短期間で繰り返し来てくださる方もいれば、
私も10何年やってるので結構3年おきとか4年おきに利用してくださる方もいらっしゃるんですけど、
それの主な目的はこれなんですよ。
染み付いたファッションの習慣を1回ザーッと見直すっていうこと。
新しい習慣を作るっていうね。
そうするとまた数年楽しくおしゃれを楽しんでいけるっていう、
余計な制限なくっていうのがあるので、
そういう意味でプロの手を借りるのもいいし、
こういうね、私のラジオのような情報源だったり、
私がやってるオンラインサロン、服装シンデレラみたいなところで、
おしゃれ好きの他の人と交流を通して、
自分が縛られてることに気づいたりとか、
何らかの外的な力があってこそ気づける部分も大きいと思うので、
ちょっとその辺、自分で何かもう必要ないおしゃれな習慣ないかなっていうのは、
見直してみるとまたいろんな気づきがあるかもしれないですね。
ありがとうございます。素晴らしいメッセージでね、
私もいろんなことを考えてしまいました。
ありがとうございます。
他にもね、ユニクロにまつわる思い出って聞いたら、
結構みんなありそうだなと思いました。
なのでぜひね、そんなメッセージも送っていただけると嬉しいです。
番組概要欄のマシュマロからお気軽にお送りください。
またね、質問とかご相談もお待ちしておりますのでお気軽にお送りください。
それではまた次回。