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2025-02-18 11:58

[#13]ビジネスマンのための面白い経済ニュース:欧州やイタリアの読書事情。電子書籍より紙が優勢、学校と公共図書館の仕組みに違いあり?/マクロ野村 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

経済ニュースは見る視点を変えるとアイデア盛りだくさん。経営者やサラリーマンの方のための発想のタネになるようなニュース情報を紹介


▼本日の番組チャプター▼

() 日本と違って「紙の本の売り上げ」が落ちていない欧州で、じつは「トップクラスの読書率」を誇るイタリアの読書事情

https://gendai.media/articles/-/145843

() なぜ紙の本のシェアが強い?イタリアの学校図書館と公共図書館の仕組み。日本との違い。選択肢の量が原因?

() 幼少期からの教育啓蒙を行うビジネスの強み。超長期戦略

() Kindleアプリではマーカーを引いた単語に辞書を表示させる機能。ちょっとした一手間を減らす工夫と電子書籍ならではの強み


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年2月14日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

00:03
政治経済情勢活用ラジオ、本日は注目ニュース一本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビューワーの井田です。
本日のニュースは、野村持ち込み。ニュースタイトルはこちら。
日本と違って、紙の本の売り上げが落ちていない欧州で、実はトップクラスの読書率を誇るイタリアの読書事情。
おー。
えー。
あんまりイメージないけどね。
あんまりイメージないですよね。
そう、僕もあんまりイメージなかったから、へーそうなんやーって思いながら読み進めたんですけど。
なんか個人的には、寒いところほど本読んでそう。
あー、わかる。
すげーわかる。
特にその、欧州っていう区切りっぽいんで、ニュースタイトルだけ聞くとね。
そうなったらもっと北欧とか。
あー、そうですよね。
イギリスとか。
そうそうそうそう。
イメージですけど、イタリア。
イタリアらしいですよ、どうも。
なるほど。
欧州国際書店連盟による、欧米、オセアニア19カ国を対象にした消費者行動調査をやったと。
2023年12月で、ちょっと1年前ぐらいのデータではあるんですけど、
意外にもイタリアが調査国内の読書率、購買率共にトップだったと。
ほー。
日本人の多くはね、イタリアの出版読書について何も知らないと。
この著者の方がおられて。
記事のライターさんってことだね。
記事のライターさんが言っておられて。
確かにそうだなーって思って、読み進めていったところを、
とっても興味深いなーと思ったので取り上げさせてもらいました。
なるほど。
まずイタリアの書籍市場っていうものがどういうものかっていうところが紹介されていて、
2024年は半期ですね、これは2024年ですね。
6.76億ユーロ、約1000億円。
で、ここ数年はインフレを考慮しても安定しているとのことで、
っていうお話なんですけど、電子書籍だと130億円弱。
で、オーディオブックは45億円。
だから電子書籍が130億円の市場規模しかないところで、
いまだに1,000万売れてる。
8倍から10倍ぐらい売れてるっていうのが、
イタリアの書籍市場の特徴。
なるほど。
で、日本では紙の本の市場っていうのは年々減っていると。
我々の感覚だと紙よりも電子の方がいいやんってみんな言うし、実際。
で、実際みんな電子買うしっていうところで、
実際にデータとしても年々減ってるんですけれども、
欧米ではイタリアのように安定している国が多い。
えー、すごいよねーと。
まとめ方がええなと。
ちょっと雑いんですけど、雑くなっちゃった。
すごいよね、そうだね。
友達感みたいなね。
みたいな感じなんですけど、
オンライン書店よりもリアル書店の方が、
03:01
しかも販売チャンネルとしての市場シェアも大きい。
リアル書店53.7%、オンライン書店41.7%。
なんでそうなの?
図書館の仕組みというか、
子供の頃の図書に対する取り組みっていうのが、
日本と明らかに違うらしくて。
どう違うんですか?
日本って小学校に図書室があって、
図書の授業があって、低学年から。
で、本を読みましょうって言って、図書室に連れて行かれて、
週に1時間とか、図書室に行くっていう時間で図書を読むじゃないですか。
で、イタリアって図書の字がないんですって、逆に。
全くない。
なんなら、学校にすら図書室がないみたい。
僕ちょっと知らないから。
イタリアに実際に見に行ったわけじゃないですかね。
っていう意味で、ちょっと僕は知らないんだけど、
記事ではそう紹介されてて。
どうも小学生が図書室に行かなくても、
校営の図書館がすごい充実してて、すごい楽しくなってるんですって。
で、そこにみんな生活の一部として行く。
小学校1年生、2年生ぐらいから、
普通に校営の図書館にちょっと遊びに行ってくるわ、遊びに行って。
で、自分で勝手に図書本読んで帰ってきて、
ただいま、言ってるみたいな感じらしくて。
耳を澄ませばやな。
ああ、いいね。
あれ中学生やけどね。
あんなイメージなんすかね。
そうそうそう。
っていうのが、小っちゃい頃からそういう習慣らしくて。
だから、小学校に図書室があって、
で、図書を無理やりさせる方が、
案外、大人になってからの読書に繋がらないんじゃないかっていう、
仮説を立てておられるっていうお話なんですけど。
なるほどね。
そう。
で、資産に富むなーって思ったんですよね。
だから、幼少期は自分から興味持つみたいなことの方が大事なんかなーって思ったっていうのが、
僕の感想でしかないんですけど。
なるほど。
今のだけ聞くと思ったのは、
学校の図書室がね、今どうなってるか知らないんですけど、
当然、公共の図書室と学校の図書室って置いてる書籍が全然違うと思うんですよ。
はいはいはいはい。
で、言い方あれですけど、すごくその…
僭越されてるというか、
なんていう表現が正しいか分からないですけど、
小学校の図書館には小学生に向けた、
大人がね、恣意的に小学生にはこれでしょっていうものが並べられてると思うんですよ。
僕はそれ原因じゃないかなと思うけどね。
あーなるほどねー。
だって、全員が全員そのラインナップを好きになるわけではないと思うので、
06:02
日本の学校の図書室はかなりの書籍数置いてますけど、
当然公共の図書室よりは少ないわけで、
選択肢の幅の問題なんじゃないの?って思ったりするけど。
なるほどねー。
自分が興味を持てるものがそこにあるかどうかっていう。
はー、あるんじゃないかな。
あるよねー。
そこからの教訓っていうか、そこから思ったことっていうのが、
上場企業等ではね、難しいんだろうなーと思ったんだけど、
幼少期の子供たちに楽しさを知っておいてもらうというか、
育てる、味を覚えてもらう。
あれ何?マクドの話してる?
ちょうどね、僕、マクドの…
あ、メモってた。
メモってた、メモってた。
今の絶対マクドの文脈。
カンペン読んでるんかな?
読んでないですよね。読んでないですよ。
そうそう。例としてね、マクドナルドとかコカ・コーラ。
あーそうね。よく言われるもんね。
よく言われるやつ。で、よく言われるやつを、
よく言われるやつとして捉えてるけど、
ビジネスだけじゃなくって、こんなところでも、
教育とかいう観点とかでも、そういうことって起こり得るんやって、
ちょっとほのかに思ったわけですね。
なるほど。
長期目線で見れるような企業とかやと、
あの経営者さんとかやったら、
30年スパンでぜひ育てるっていうこと、
顧客を育てる、顧客を育てるじゃないけど、
味を覚えてもらうっていうところに、
ちょっとトライしてみるっていうのは、
すごく面白い試みじゃないかなというふうに、
なるほどね。
はい、思ってますっていうことですね、マクドの目線から見ると。
その前にほとんどの会社は死ぬんですけどね。
まあね、これこれ。
株式会社そんなに生き残らないからね。
実際ね。
実際問題はね。
だから長期的に見れるっていうのは、やっぱり特権ではあるよね、
っていうのは思いますね、もちろんね。
はい、本の話なんでね、話題がいっぱいあるんですよ。
ああ。
電子書籍の話ね。
あ、電子書籍ね。はいはいはい。
電子書籍の売り上げが、
日本は上がってるけどイタリアは微妙やっていう話があると思うんですけど、
これ全世界的にそうなのか知らないんですけど、
Kindleでマーカー引けるじゃないですか。
マーカー引ける。
文字選択するでしょ。
選択する。
下にWikipedia出るの知ってます?
マジで?
そうそう出るんですよ今。
ほんまに?
だからそのKindleで本を読みながら、知らん単語をピッて引いたら、
下にWikipediaがもうロードされて見えてて、
へえ。
そこでスクロールできるのね。
パソコン版のKindleだったら。
多分iPad版もできると思うんだけど。
だから知らない単語が出てきても、その場で読み方とかね。
意味とか。
めっちゃ便利やん。
その小説とか読んでても、
すごい難しい熟食い表現とか漢字の表現とか出てきても、
言ってやったら、これそういう意味なんやっていうのが渡りながら読めるんですよ。
すごっ。
だからその辺が電子書籍にしかできない分野というか、
ここまできたら電子書籍さすがに強いなと思う。
パソコン 今の機能聞いたらね、さすがにそうねっていう風に。
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そう、辞書機能がね。
しかもWikipediaと辞書ともう一個ぐらい見れるんかな。
多分設定できると思うんですけど。
パソコン ああ、すごっ。
そうなんですよね。
パソコン いや、Kindle、でもまあ、そりゃそういう。
本来できるからね。
パソコン うんうん、そうそうそう。
だからその辺を思うと、
紙の本と、今までは物理的に場所を取らないとか、
そういう文脈で電子書籍の優位性が言われてたと思うんですけど、
マジで電子書籍にしかできないところが補填されてるなというか。
パソコン へえ、面白っ。
特にちょっとの手間の差って大きいと思ってて、
もちろん紙の本でも辞書引きゃいいんだけど、
とかスマホで調べながら読めるやんっていうのはあると思うんですけど、
実際使ってもらったら分かるんですけどね、
下に、下に出るんですよ。
本の内容の画面は残ったまんま、
用語が下に出るんですよね。
パソコン いやー、それ爆便利やな。
そう、だから別の、例えばブラウザとか、
アプリケーションを開いて、検索し調べて、
その内容を見たとしても、前後の文章見えないでしょ。
パソコン あー、見えない見えない。
だから、Kindle上でその単語を調べると、
前後の文章が見えたまんま単語の意味が出るから、
パソコン あー。
より理解しやすかったりとか。
パソコン すげー。
特にこの辺は、海外ももちろん難しい英単語とか、
英単語に限らず単語ってあると思うんですけど、
日本に漢字と熟語とか。
パソコン あー、確かにね。
っていう文化があるんで、
特に日本はこの機能は伝説的に強いなと思いました。
パソコン あー、そういう文脈というか背景はあるか。
確かにそうかも。
電子物だからこそできることって何本でもあるから、
全然本から離れた僕の学びになっちゃうけど、
そういうのいっぱいあるんやろうなって思った。
いっぱいあると思います。
パソコン いろんな業界っていうか、
いろんなところでデジタルにしかできないことっていうのがきっとあって、
ちょっとしたアイディアやと思うのよね。
そう。
だってその電子書籍持ってんねんから、電子端末やねんから、
そんな機能つけんでいいやんって行き着いてしまうと思うんですけど、
横に同時に出て前後の文章が見ながらっていうのは、
これかなり語彙力に貢献すると思うから、
そういうとこかなと思います。
面白いなあ。
そういう観点でデジタルな業界とか見てみようかなってふと思いました。
パソコン というところでこんなところにしときましょうか。
ビジネスマンがアイディアとかにつながるような経済ニュースを持ってきまして、
それをマクロ担当の野村さん、
ミクロ担当の飯田が解説しますよというこのコーナー、
日々やっておりますというところです。
これ以外にもシリーズもやってますので、ぜひよかったら見てください。
では今日も締めていきます。
マクロニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ、
インタビュアーの飯田でした。
そして毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている
話し手の野村でした。
今日もありがとうございました。
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