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2025-01-31 28:58

[6-1]日銀が金利を上げる判断!いまこそちゃんと知っておきたい政策金利と消費者物価指数の話【金利と消費者物価指数とは編1】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

なぜ経済に詳しい人は金利が動くニュースで動くのか?

「日銀 追加利上げ 政策金利0.5%程度に引き上げ 植田総裁が会見」のニュースを題材に、改めて金利とインフレ(消費者物価指数)の関連性や、動かす理由や意味などを学べる放送。

また、そのとき企業経営者やマネジメント層、普通のサラリーマンはどのように考え動くべきか?

「いま自分が勉強すべきことは?狙うべき資格は?」などもわかってしまう経済の基礎が学べるショートシリーズ


▼本日の番組チャプター▼

() 日本銀行の政策金利とアメリカFRBの政策金利が動いたぞ!

() なぜマクロ経済に着目する人はみな金利に着目するのか?

() 金利を上げるは経済にブレーキ。それはどういう意味?

() 政策金利とは何か?教科書的な解説

() なぜ日本銀行の金利が変わると経済に影響を与えるのか?一般の銀行が利子で稼げるお金を考えたら単純化出来る

() ニュースタイトル「日銀 追加利上げ 政策金利0.5%程度に引き上げ 植田総裁が会見」の理由は?

() 消費者物価指数とは何か?

() 【★重要】消費者物価指数は何%くらいが良しとされているの?学説はあるが実は根拠なし?

() いままでの日本の消費者物価指数はどのような数値だったのか?

() 同時期、日本以外のアメリカやヨーロッパの国の消費者物価指数はどのような数値なの?

() 唯一、現在の国際情勢で中国だけは消費者物価指数が低い

() 【★重要】インフレとは「結果」である。経済情勢が良かった後に出る指標である

() 日本銀行がなぜ金利を上げたのか?日銀が自身で発信している理由や背景とは

() 【★重要】人手不足によって給与アップが必要になったとき、企業は売上確保のために価格上昇せざるを得ない、と見ている

() 米の値段が上がっていることは認識しているが、理由を正確には把握できていないと直接書いている日銀のレポート

() 日本企業やサラリーマンは人手不足化における付加価値をどうするか?

労働参加率においては女性活躍や高齢者の活躍はすでに数値は天井が近い。

() 【★活用】経営者もサラリーマンも日銀が出している展望レポートを読むべき理由

() 【★活用】お金を稼ぎたい人は、どんなスキルや資格を取ると給料があがるのか?を見つけられるのがマクロの指標だ

() アメリカのFRBは金利据え置き。これはいったいどんな影響が?次回へ


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年1月30日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

00:03
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ
こんにちは、インタビューワーの飯田です。そして、毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている
話し手の野村です。
この番組は、政治や経済のニュースを働く社会人の方が日常の仕事の中で活用できるように読み解いていく番組です。野村さん、今日もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願い致します。
えー、もうスラッと今行き継ぎなしで行きましたよ。
慣れてきましたね、お互いね、はい。
ということで、今回何をやりますかと言いますとね、金利がね、動きましたよと。制作金利ってやつですか。
あー、はいはいはい。
ということで、どうやら野村さんが物申したいと。
まあ、申したくなっちゃいました。
なっちゃいましたということで、緊急で。
はい、緊急でね。
緊急でね、間に差し込んで。
割り込みでね。
本来あげるはずだったものは差し置き、ショートシリーズになるとは思うんですけども、扱いたいなと。
題して、日銀の制作金利、およびアメリカの制作金利の動きについて、こうなってるんじゃないかなみたいな。
みたいなね、ふんわりとね、ふんわりとお伝えするラジオですからね。
ふんわりとお伝えする話ができたらという風に思っております。
で、早速質問からいきたいんですけども、
まずですね、この政治経済情勢活用ラジオ以外にも、政治経済情勢に着目している方々がたくさんいらっしゃいます。
はいはいはい。
評論家の方々、ニュースキャスターの方々、いろんな番組があると思うんですけども、
なぜそんなに金利に注目されるのかっていうところですね。
真っ黒の方はよく言うと思うんですけど、一応そこを復習としまして、
復習ね。
なぜ金利にそんなに注目するのかって話をね、してからじゃないとこの話伝わらないかなと。
なるほどなるほど。
一旦そこをぜひよく聞かせていただけたらと思うんですけども、はいどうでしょうか。
簡単に言うと金利を動かすっていうのは、経済にアクセルを踏むか、経済にブレーキを踏むかっていうところにつながっているから、
はいはい。
みんな注目している。
なるほど。
で、これね、何とも言えないんですけど、正直。
はい。
いろんな考え方があって、日銀さんやFRBが金利を動かすことによって、
経済をちょっとでも影響を与えうるよっていう人もいれば、大してないんじゃないの実際っていう。
なるほど。
プラセボみたいな。
そこまで言う?
いやいやいや。
カットかな。
冗談です冗談です。
プラセットフォトまで言えへんけど、やっぱり日銀さんやFRBさんがそう言ったから、結果としてみんながそういう気持ちになってそういう風に動いていくっていう。
うんうん。
実行実現的にそういうことが起こりやすくなってるよねっていう派閥の人も学説とかの人もいますっていう中で、
ただ、そういう意思を持っているっていうことは明確にわかるので、今ふかす時期なんだな、今ブレーキをかける時期なんだなっていう、
03:00
明らかにそれを主張はしておられるから、それをきちんと見ておこうっていうところが。
先にざっくり専門じゃない方もたくさんいらっしゃると思いますので、どっちがブレーキでどっちがアクセルなんですか?
近離を下げるがアクセル。近離を上げるがブレーキ。
なるほど。今回日本に関しては0.25%上がったのかなってなってるので、どちらかというとブレーキっていう。
そうですね、ブレーキかなと。
ブレーキっていうのはどういう意味でブレーキっていうか。
近離が上がるとすごく身近なところで言うと住宅ローン近離だとか、そこまで行くかどうか置いておいて自動車ローンの近離だとか、
大きな買い物をする時って必ず借り入れをして、必ずは言うけど大半の方が借り入れをするわけですよね。
そうすると近離が上がるっていうことは払わないといけない総額っていうものが変わってきたり、
毎月毎月にお支払いする返済額っていうものが上がるっていうところがあるので、
大きな買い物をしやすさっていうところにつながってくるわけですね。
大きな買い物をすると付随してだいたい小さい金物ついてくるから近離を上げて大きい買い物をしにくくするという話ですよね。
はい、そんなところです。
で、なんで今ブレーキしてんのとかそういう話は今後聞かせていただけるみたいな。
ありがとうございます。
もう一つ確認なんですけども、日本銀行が動かした近離っていうのは何なのっていうところが一応解説しておいた方がいいかなと思ってて、
政策近離ってやつですか?
政策近離、はい。
政策近離って何ですか?
政策近離っていうのは中央銀行、例えば日銀さんが民間の例えばUFJさんだとか水穂さんとかリソナさんの水穂さんたちの預金口座が日銀にあるんですよ。
そうですね。銀行の銀行ですからね。
銀行の銀行だから。
中央銀行の役割がね。
そうそうそうそう。で、例えばUFJさんが南朝円日銀さんに預けてます。その預金口座、預金に対して何%金利を上げますよとか、水穂さんのこの南朝円に対して金利を何%付けますよっていうところが政策近離のお話なんですね。
はいはい。
で、引いては最終的にはね、日本国債っていうものの金利にも影響を与えるっていうところが政策近離の動かすとどうこうっていうところですね。
うんうん。なるほど。それによって景気を動かしていこうというような意図があるし、それ関係ないよって言ってる層もいるよっていうのがオープニングの話いただいた内容ということですね。
三菱UFJさんが金利が日銀さんに預けてる方が高かったら、民間に貸し出すより日銀さんに預ける方が得になるので、金利を上げるとUFJさんは日銀さんに預けやすいんですね。
06:09
で、貸し出しを絞りやすいだとか、もしくは日銀さんの金利よりも上の金利だったら貸すよってなっていく。
あーなるほどね。そうかそうか。ビジネスで考えたら当たり前か。
そうそうそうそう。
要はあの、利子10%付けてくれるお客さんと15%付けてくれるお客さんがおるんやったら、15%のお客さんに渡すよねって。
そういうことそういうことそういうことそういうこと。
で、片方が15%にしてどうしても貸してくれって言われたら、じゃあもう16%7%で貸してもらうしかないじゃないですかっていう。
そうそうそうそうそうそうそういうことそういうことそういうこと。
だから連動して金利が動いていくってことね。
はい、そんなことです。
なるほど。それが政策金の役割というか。間接的にではあるけど、市場で時給関係的なところで見れたら、そりゃそういう真理になるのは当たり前だよねっていうこと。
影響を与える、おるよねっていうことです。
というところで、なんとなく金利というものが理解いただけたかなというふうには思いますので、本編に行きましょうかね。
はいはいはいはい。
というところで、今回のニュースタイトルで言うと何になるのかな。一応言っときましょうか。
はい。
読みますね。日銀追加売上げ、政策金利0.5%程度に引き上げ、上田総裁が改憲ということで、0.5%まで追加の売上を決定したというお話ですね。
はい、その通りです。
書いてるんですけども、2008年10月以来の17年ぶりの高い水準となりますってことですね。
はい。
前回上がったのはいつでしたっけ?
前回上がったのが2024年の3月ですね。
0%だったのが0.25%になって、それに対して何を物申したいのかというお話を聞いていこうかなというところですよね。
なるほど。
じゃあまず日銀のその0.5%に利上げしていったっていうところの解説というか、考えられることというか、それと連動するようなお話とかっていうものを野村さんに聞いていきたいと思います。
はい。
どうでしょう。
まず日銀さんが利上げをするっていうことは、これもインフレっていうことを意識しておられる。
要するに消費者の皆さんがぶっかだかで困っているっていうところがデータにも出てるし、庶民の実感としてもあるだろうしっていうところで、ちょっと経済を冷やすっていう表現はしないんですけど、
冷やしかねないリスクを負ってでもちょっと物価の高騰を止めていく場面だよねっていう判断をされたっていうところが。
なるほど。
物価が上昇しすぎているから近隣の方で何とか操作できないかというのが今回のそのブレーキの意味ね。
はい。
なるほど。
はい。
どれぐらいの感覚なのかというと今3%なんですよね。消費者物価指数っていうのが。ちょっと専門的な表現でコアの消費者物価指数っていう指標、経済指標を使うんですけど。
はいはい。まず消費者物価指数って何ですか。
09:00
消費者の人たちが購入するものの物価ですね。
うんうん。
いろんなものがあるじゃないですか。そのいろんなもののすべての分野を分けて測って、影響率とかも考えながら、生活に及ぼす影響率とかも考えながら、平均するとだいたい何%になるよっていう経済指標です。
物価指数っていうのは3%って何が3%なんですか。
ある地点を100として考えて、今例えば120ですよ。去年は110でしたよ。じゃあ110から120になってるから9%上がってますよねっていうのが考え方です。
消費者物価指数3%っていうのは3%上がってるってこと?
去年と比べて3%上がった。
これじゃあ昨年比3%アップってことね。
前年同月比3%。
なるほど。
1年前はじゃあどれぐらいだったかっていうと2.5%だったんですよ。
で、一番高かった時が2023年2月の4.2%。
えらい高いな。
えらい高かったんです。で、下がってきてたんやけど、10月11月ぐらいまでのデータやと下がってきてたんですよ。
12月ちょっとピュって上がって3%になったんで、基本的に日銀さんは金利は上げたくない。
上げたくない?
上げたくない。
あ、そうなんや。
基本的には。経済冷やすことになるから。
日本国民の感覚として、諸外国からもこれは見られてることなんだけど、日本の経済はええんか?良くないんか?悪いんか?っていうと、少なくとも良いとまでは言えないですよね。
みんな言ってる中で、一応緩やかに回復という表現はして、悪くはないんだよって言ってるんですね。
悪くはないっていう時に、上からブレーキ踏むと当然悪くなっていく可能性があるから、極力ブレーキは踏みたくないという中でも、ブレーキ踏まずに来たらじわじわ上がっていってるよねっていうところで、
今度国民側が、いろいろ諸説あるとは思ってるんですけど、国民側が痛みを伴ってきてて、消費の指標っていう、売上高だとか、消費支出って言って、消費者の皆さんがどれぐらいお金を使いましたよっていう指標だとかっていうところのデータがピクッと下に動きつつあったんで、
ちょっと物価高かなっていうところで、ブレーキを踏み張ったっていう感じだと思います。
2.5%だったら3%になるし、高い時は4%あるしっていうことで、どれぐらいがいいのこれは?何パーぐらいが良しとされてるの?
12:02
あのね、これね、一応ね、学説では2%って言われてます。これは結構有名な話ではあるのだが、2%なんで2%なんですかって聞かれると、これ実は根拠がない。
2%ぐらいっすよね。マジでそうなんですよ。これ、なぜインフレ率2%がいいかっていうことを論理的に証明できたら、多分ノーベル経済学賞。圧倒的ノーベル経済学賞。
今インフレ率って言ったのは消費者物価指数のこと?
そうそうそう。消費者物価指数は2%がちょうどいいと定義されてるんだけど、だからみんな世界中が2%って言うんですよ。だから日本も2%って言ってる。
でも僕たちはそれをノリでやってる。
そこまで言わないけど、ただこれは1%がいいのか2%がいいのか3%がいいのかもっと上がいいのかっていうのは、これ実は証明されてない。しょうがない。証明できるわけがない。
概ね今まで日本ってどれくらいだったんですか?
概ね今までは2016年から2019年、安倍さんの時期ですね、安倍内閣の時期は稀に高い時は1%ぐらいだったんですけど、
高い時で1%?
高い時で1%。基本的にマイナス0.5からプラス0.8っていうところだったんです。
え、それっていいの?マイナスっていうのはどうなの?
いわゆるデフレっていうやつですね。
なるほどね。
だからよくデフレからの脱却のために金融緩和をしてっていうところで、一つ前のね、黒田さんっていう総裁の時期、安倍さんの時にやってた総裁の方が、異次元の金融緩和だって黒田バズーカって言うんですけど、マイナス金利って言って、
ジャカジャカジャカ、無限に国債買ってやるぜ。無限にっていうのは嘘やけど。気持ちは無限に国債買って、どんどんお金に、市場にお金を投入していきますよ。
ということをやってたんですけど、インフルエンスはその時は上がらなかったっていうところですね。
なるほどね。周りの国はどんな感じなんですか?同時期。
同時期で言うと大体2%から1.5%から2.5%っていう感じですかね。
日本はめっちゃ低かったってこと?
日本だけめちゃくちゃ低かった。
はい。
ここ数年はどうなんですか?今年とか去年とか。
今年、去年は周りはね、もう少なくとも5%とかあった。
そう、欧州は5%。
で、米国も5%とか。
一番高い時で言うと、ここ数年だと10%近くあったりとか。
10%!?
15:00
10%近く。
すごいね。
そうそうそう。
削退費やんな。
削退費、削退費。
じゃあ、物によって違うのは当然やけど、10%高いってことやね。
そう。
物の値段が。
例えば去年、去年、車が500万円で買えたものが。
550万円。
550万円。
はい。
そうなんや。
はい。
高い5%、10%やったわけじゃないですか。
はい。
彼らは今何%になってるんですか?
米国が今3%。
おい、要下げたね。
要下げた。
で、欧州も今2.8とか2.9ぐらいさまよってるっていう感じですね。
じゃあ、みんな高いねんね。日本より。
日本より高いです。
日本だけが常に低いのね。
そう、常に低い。
だから追い越すようなタイミングはそんな見た感じなさそうってこと?
そんなにはないです。ほとんどない。
今この12月だけピュッて逆転したっていう感じがあります。
で、その状態でも一応2%という基準値よりは高いから
今回は金利を上げて、これをどうにか下にしたいよねっていうのが今回のニュースってことね。
はい。
なるほど。大体概要はわかりました。
ありがとうございます。
どうぞ。
どうぞ。
そうですね。補足なんですけどね。
唯一中国だけは消費者物価指数が大体今0から0.5%
1.1%っていう感じで実質デフレじゃないかと
物価が下がってる状態じゃないかと言われています。
なんでなそれは?
経済情勢がものすごく悪いとされているので
その結果として物価が
だから安くないと売れないから安くしていくわけですね。
経済情勢として。
インフレってこれも諸説あるんで
いろんな考え方があるんで一概には言えないんですけど
確定としては言えないんですけど
言えないとは思うんですけど
インフレって結果なんですよね。
経済情勢がいいからお金がしっかり回っているから
結果としてちょっとずつお金を上げていく。
人件費が上がっていて給料渡せる。
給料が渡せるから単価を上げても問題ない。
単価を上げても買ってもらえる。
だから単価を上げる。
単価を上げると利益がちょっと増えるから
じゃあ人件費渡していこうっていう結果なんですね。
経済情勢がいいという結果。
逆に言うとインフレっていうことは
経済情勢が悪い結果として物価が下がっている。
買う値段が下がっている。
それで言うと中国は
あまり経済情勢が、循環がうまくいってないのかな。
なるほど。
消費者物価指数っていう数字は
後から見るレポートというか
そういう位置づけってことね。
僕にとってはそういう位置づけかもしれないですね。
わかりました。
日銀さんがどういう現状を認識して判断したのか?
18:02
金利を上げた背景というか
だから上げましたよという予測できることね。
はい。
ちゃんと日銀さんがおっしゃったこと
今まで言ったのは僕の想定・仮説の話だね。
日銀さんが実際どう言ったのかということを
ちゃんと残ったわけですね。
ちゃんとあるのでお伝えしようかなと思います。
これは展望レポートといって
正式名称経済物価情勢の展望という
3ヶ月に1回出るやつで
そうです。
いずれうちのラジオでもちゃんとやりたいなと言ってました。
その展望レポートね。
その展望レポートがありまして
そちらで何て書いてるかというと
2024年度は2%台後半前年比ですね。
2.8とか2.9ぐらい上がってましたよと。
で、2025年度に2%台半ば
2.5前後ぐらいちゃうかと言ってあって
で、2026年度におおむね2%となると予想している。
下がっていく。
これから下がっていきますよ大丈夫ですよー
っていうお話をしておられるわけですね。
だからそんなに動かさなくてもいいんですよっていうのが大前提だし
そんなに金利を上げたくないと思っていますっていうのが大前提。
その上でですね、さらに理由として
なんでそう予想しているのかと。
輸入物価上昇を起点とする価格転換の影響が減衰する。
どういうこと?
今って原材料を日本経済の構造としてね
輸入に頼っているっていう部分がありますよ。
材料とか食料とか。
食料品もそうだね。
あーそう食料品とかもね。結構輸入してますよ。
で、輸入物価がどんどんどんどん上がっていく。
つまり卸だとか、買い付ける時点で企業さんが買い付ける時点で
物の値段が上がっているよ。買い付け値段が上がっているよ。
だから価格転換しないといけないよねっていう構造だったのが
いよいよ輸入物価が落ち着いていくんじゃないかと言っておられる。
なので価格転換する必要がなくなるので
ちょっとずつ落ち着いていくんじゃないかっていう風に見ている。
なるほどね。外部要因でそうなるってことね。
外部要因でまずはそうなる。
一方ですね。消費者物価の基調的な上昇率は
人手不足感が高まるもと、ちょっと中略しますね。
賃金と物価の好循環が引き続き強まり
中長期的な予想物価上昇率は上昇していくだろうと。
何を言ってるかと。人手不足によって給料を上げないといけなくなるから
給料が上がると利益を圧迫しますよね。
だから結果として企業は単価を上げる方向に向くんじゃないか。
輸入物価が下がってても賃金が高まるから
21:00
その分利益出さないといけないから単価を上げていくんじゃないか。
そうなると結局そこが相殺されて2%ぐらい落ち着くんじゃないですかね。
なるほどね。じゃあ労働市場の需要供給問題でってことやな。
それが次はそのまま企業体を灯したかったら値段上げないとあなた死ぬじゃないのっていうことを言ってると。
はい、そういうことです。
ただね、日銀さんも2025年にかけては2.5%って言ってはいるものの
お米の価格が上がってるのはちょっとようわからんのよねーっておっしゃっておられるんです。
それ書いてるの?
書いてる。
直接米価格って書いてるの?
米価格って書いてる。
じゃあちゃんと読みますね。
2025年度にかけては消費者物価除く生鮮食品の前年比に対して
米価格が高水準で推移すると見込まれることや
政府による施策の反動が生じることが押し上げ効果で採用すると考えられる。
今のは引用した文章?
引用した文章。
米価格は高水準で、今僕の手元やと5キロ2400、2500で買えてたと思うんですよ。
ちょっと安かったら1800から2200円ぐらいで買えてたものが
今って3800円ぐらいするじゃないですか。
3500円、3800円、4200円みたいなゾーンで2倍ぐらいになってると。
2倍は言い過ぎや。1.5倍ね。
1.5倍がこれからも続くことが見込まれ、さらにもうちょっと上がっていくんじゃないかぐらいに思って貼るっていうことですね。
そうなると消費者物価は米を除いたら2%台ぐらいやけど、2%台半ばぐらいやけど
米入れたらもうちょっと上がるんちゃうって思って貼る。
なるほどね。
ので、これ経済を冷やしたくはないんやけど、インフレどうにかしたいんやけどねみたいな。そういう結論に至って貼るっていう感じです。
なるほど。面白いなこれ。
ありがとうございます。
要はもう給料上がるんだろうね。こんだけ人手不足だとっていうことだね。
はい。
ということもちゃんと展望レポートに書かれてるってことね。
それはそれとして競争は競争として働くから、人材側も価値出さないといけないし。
そうそうそう。
どんどん人手不足になるし、資源も輸入物価も起点として下がるっていうふうに書いてるけど、
高単価、高付加価値なことを考えていかないといけないんじゃないですかってことだよね。
はい、そういうことになります。
日本企業全体として。
あとちょっとメモはしてないんですけど、展望レポートの中で書かれてるのが、
これまで人手不足を補ってきたのが、高齢者と女性の就労参加っていうものを促してきたからっていうことが書かれてるんだけど、
24:05
結構、A割合も就労して持てると。
就労意志がある高齢者や女性の就労率も結構Aとこまで来てるから、
Aとこっていうのはもう天井じゃないかってこと?
そうそうそう。
だから、女性と高齢者にもっと参加してもらうことによって人手不足を補うっていうことは、
これここから先はちょっとしんどくなっていくだろう。
だから女性活躍とかの文脈があるけど、それももう限界ですわって話?
すでに活躍、賃金の平等とかそういう文脈は一旦置いておいて、
労働率としてね。
そう、労働率、参加率としては、そろそろ限界が来てるんじゃないかっていうふうにも見られるんで、
ちょっと面白い見方かもしれないですね。
なるほどね。
展望レポート撮りたくなりますね、そんなこと。
ご要望があればね、皆さんのご要望があればちゃんと撮りましょうみたいな感じ。
これ普通に見れますよね、検索していただいたら出ますよね。
2025年1月版ですのでぜひ読んでくださいというところです。
これ読むことによって、一応我々政治経済女性活用ラジオですから、
ビジネスマンの方とか経営者の方とかが活用できるというか、
勉強できることって例えば何かあります?
今後の経済観ですね。
経済観。観っていうのは観察の観。
観察の観。
例えば設備投資がどうなっていくと思ってますとか、
ビッグデータを元に判断しますから、
設備投資これから増えていくよ、減っていくよと書いてるんですよ。
だから例えば設備投資の業界におられる方は、
なるほど、もうちょっと投資というかね、
攻めていっていいんだなとか、
逆に例えば車とかまでは言わないけど、
工作機会はちょっと減るかもしれないねって思ってますとか、
じゃあ工作機会業界の人は守りに徹する方がいいのかなみたいな、
経営判断っていうレベルとか、マネージャーの方々とかは、
結構いい判断できるようになると思います。
あとなんかさっき聞きながら思ってたんですけど、
人手不足による需要と供給問題で賃金が上昇しっていう観点からいくなら、
人手が不足している業界に行けば給料が上がるってこと?
そういうことそういうこと。
で、どの業界とかが特に人手不足でみたいなのは書いてるんですか?
そこまでは書いてないんやけど、別のレポートとかに行くと、
日銀さんのレポートとか書くと、細かいことが書いてあったりするんで。
賃金上昇率みたいなんて書いてんの?
賃金上昇率も書いて、ここにはないですけど、別のレポートとか、
厚生労働省さんのデータとかに見に行くと全然書いてある。
なるほどね。賃金上昇率っていうのは、ある程度業界別に書いてたりするんですか?
結構業界別に書いてます。元データ、一時ソース見るとね。
例えば、業界ごとの労働力がちゃんとあるかどうか、
27:01
人手不足かどうかの割合と、賃金上昇率の割合のデータを見れば、
とにかく今給料が欲しいっていう人は、その業界を狙って転職するっていうような
技能を身につけるとか、資格の勉強をするとか。
それはできるかもしれないですね、確かに。
資格を取ってお金を稼ぐために資格を取るっていう文脈は当然あるじゃないですか。
やりたいことのために取る方も当然いらっしゃると思うんですけど、
その時の、何の資格が一番金に何のやみたいな話は、
そういうところのマクロンデータから類推できるんじゃないかとか。
それはできると思いますね、確かに。
なるほどね。マクロンのレポートを見るのも、こういう意味があるんですねっていう話に繋がりましたってことですかね。
ありがとうございます。
実は今日の物申したいことっていうのは、もう一つあるんですよね。
日本の金利は上がりましたよと。上げていきますよと0.5%程度でって言ってるんですけど、
一方その頃、
一方その頃、
一方その頃、
一方その頃、次の日ですよね。
わずか翌日に、アメリカですよね。
のFRBっていう、FRBって一応何なんですか?
FRBは、米国連邦準備理事会っていうやつですね。
日本で言うと日銀なんですか?
日銀ですね。ざっくり言うと日銀です。
のところが、こっちは金利を?
下げました。
下げましたと。
下げなかった。
下げなかった。
そのままにしてた。
そのままにしてた。
そのままにしてた。
ということは、同じように下げなかったってことは、上げてはないけど、一応まだブレーキ踏みたいってことですよね。
そういうことです。
っていうところはどうなったのねっていうお話を、次回撮りたいと思います。
次回ですね。
分かりました。
一旦休憩挟みましょう
ということで次はですねアメリカ はこんな事情でまとめると日米
の関係性がこうで金融関係性が こうで今後こんな感じなんじゃない
ですかっていう野村さんのぼや きを聞いて今回は終わりという
風にしたいと思います
よろしくお願いします
ということで次回へ続く
はい
政治経済情勢活用ラジオ次回へ 続く
28:58

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