多動迷子の理解
カオスな多動をクリアなゴールへ。多動迷子の自己理解。
こんにちは、ペスハムです。
このラジオは、好奇心旺盛で行動力もある、でも自分が何の人なのか見失いがち、
そんな多動迷子の人向けに聞いていただくことで、まずは自分自身が改めて見つめ直し、
この激動の時代に自分がどんな価値を社会に発揮していけばいいかがわかります。
Kindle書籍【多動迷子コーチング】もぜひ合わせて手に取ってご覧ください。
ちょっと前回ね、紹介し忘れちゃったんですけど、こちらですね、CNPトレカのアートカレンダーですね。
収録日が4月に入ったので、1枚めくっております。
これはミナモちゃんですね。大人気のキャラクターですけれども、
僕も青デッキで頑張っていこうかなと思っているので、ミナモ大好きになっております。
このアートカレンダーを作っている株式会社ハゴロモという会社さんが作っているんですけど、
ハゴロモさんがフィナンシーでトークン1000人フォロワーチャレンジをやって、1000人見事達成しました。おめでとうございます。
これからハゴロモトークンというのを出していただくということで、こちらも大注目ですね。
普通の人の脳の構造
ということで、今日のテーマなんですけれども、新しいことがストレスに感じる普通の人の脳の構造を理解するというお話をしていきます。
このラジオですね、多動迷子と言われる、本当に好奇心旺盛でいろいろやってしまう、そういう人たちを対象にしているんですけれども、
意外とですね、同じことをずっと続けるのが、
意外と世の中には新しいことをすることが苦痛という人が結構たくさんいるんですよね。
じゃあ実際どれぐらいいるのかというと、多動迷子と言われている人は、近い人としてね、HSS型HSPっていうそういうワードがあります。
これもちょっとまた今後説明していこうと思うんですけど、感じやすい人、HSP、ハイリーセンシティブパーソンっていうね、そういう括りがあります。
その中でも特に明るくて結構積極的なHSPっていうのもいます。
それがHSS型HSPと言われているんですけれども、こういう人たちって結構多動迷子だったりするんですよね。
こういう診断を実際に受けている人たちが人口の約6%と言われています。
もちろん診断を受けていない人もいるので、大体多動迷子の人って15%ぐらいかなみたいなふうになんとなく言われています。
ちょっとわかんないですけどね。
でも明らかに少数派であることは間違いないです。
どちらかというと多数派なのは、新しいことをするのに抵抗がある人だとか、
よくわからないものに手を出す上でストレスがめちゃくちゃかかっちゃう人。
こういう人の方が圧倒的に多いんですよね。
しかし特に日本においては、より空気を読むだとか、他の人に右へならえっていう文化が強いですよね。
だからこそ新しいことに真っ先に手を出すファーストペンギン的な人っていうのは、おそらく欧米よりも少ないというふうに言われています。
こういう状況において目的としては、やっぱり我々みたいなファーストペンギン、先に海に飛び込めるような、
そういう人が普通の人たちに対して何かしら提供できる価値があるんじゃないかなというところなんですよね。
つまりその価値を提供する上で、普通の人たちの脳の構造だとか、こういうところが困るよね、
こういうふうに考えるんだよねっていう、違う人の考え方を理解するっていうのは非常に重要になってくると思うんですよね。
ということで、今日は普通の人の脳の構造っていうものを理解していきたいと思います。
新しい挑戦への接し方
それではですね、新しいことに挑戦するのがストレスに感じる。
そういう人たちの脳では何が起きているのかということです。
イメージとしてはですね、我々多動前後はどんどんどんどん新しいメニューを作るシェフみたいなものなんですね。
いろいろ情報を取り入れて、新メニューをいろいろ作ってみる。
作ってはダメ、作ってはダメ、失敗するけれども、やっぱりこれがいいと思った時にはすごい大成功するみたいなイメージですね。
一方で普通の人っていうのは、ファーストフードの普通のキッチンみたいな感じです。
つまり同じことを何回もやる、マニュアル化されたことを粛々とやり続けるっていうのが当たり前。
こういうようなイメージだと思ってください。
科学的にですね、この脳の構造から説明していくと、
彼らもですね、全頭全皮質という、前回もちょっとご紹介しましたけれども、全頭全皮質という脳のところがあります。
ここに対して、未知のものに対する警戒を抱く時に、ストレスホルモンであるコルチゾールっていうのが結構分泌されやすいというふうに言われているんですね。
コルチゾールが分泌されると、注意力だとか認知能力っていうのが一時的に低下してしまうということで、
何かですね、未知のものが来た時に、自分のパフォーマンスを低下させることによって、そこに行かないようにするっていうのが本能的に働いているということなんですよね。
これっていうのは生存本能として、実は非常に理にかなっているんですよ。
これは多動前後コーチングっていうKindle書籍でも一部ご紹介したんですけれども、
そもそも人間っていうのは狩猟採集、いわゆる狩りに出かけるっていう期間がめちゃくちゃ長かったんです。
イメージとしてはもう人類の歴史の3分の2は狩猟採集期間、その後農耕が始まってみたいな。
農耕が始まってからもずっと続いていくんですけど、やっぱり毎日毎日同じことをやるっていうのが当たり前だったんですよね。
逆にその狩猟採集生活では、人と違うことをして人と違う場所に行ってしまうと、
大体の場合は自分より大きなマンモスとかライオンとかに食い殺されてしまうというのが当たり前でした。
だからこそいかに新しいことをやらないか、これまでと同じ日常を生きていくかっていうことが非常に重要になってくるというのがずっと長く続いていたんですよ。
つまりですね、圧倒的に新しいことをやらない方が人類繁栄的には生きやすいというのがこれまでの時代だったんですけれども、
どこかのタイミング、人類の歴史を24時間にすると最近の数秒くらいのタイミングで新しいことをやった方が明らかに生存本能、生存すると。
明らかに成功をつかみやすくなるという時代に突然変わってしまったっていうのが今の状況なんですよね。
だからこそ、普通の人たちっていうのは新しい環境に置かれるとドキドキ、そわそわしてしまう。
これはネガティブな意味でそわそわしてしまうということなんですよね。
そういったまず構造を理解するというのが大事になってくるというふうに思っていて、
だからこそ何が必要になってくるか。
我々多動迷子が多動するのが怖いストレスを感じる普通の人たちに対してどんな接し方をしていくのが良いのかということを
次回本格的にお話ししたいというふうに思うんですけれども、今回3つ簡単にお伝えしたいと思います。
1つ目が翻訳者になるということ。翻訳者になる。
2つ目が小さな一歩を踏むということ。
そして3つ目が共感して相互理解する。共感して相互理解するということのこの3つになります。
これは次回また詳しく話していきたいというふうに思うんですけれども、
まず覚えておいてほしいのは、自分の脳というのは多動迷子の人、普通じゃないということです。
非常に独自の進化を遂げているというか、これまでの世の中であればすぐに死んでしまうようなそういう遺伝子といいますか、
そういう脳の構造を持っている非常に特殊な人間なんだということをまず理解してください。
他の多くの人たちというのはより生存しやすい、これまでは生存しやすかった能力といいますか、
そして新しいことに対してまず否定的違和感を覚えると、
嫌な気持ちになるとかストレスが発生するっていう本能を持っている人たちが圧倒的多数なんだということです。
でもこれってだからこそチャンスじゃないですか。
こういった人たちに対して多動迷子である我々が伝えていく上では、
意識をしておいた方が良いことっていうのをまた次回ですね、詳しくお伝えしていきたいというふうに思います。
ではまた次回。