AIへの心情
ペスハムの地方AIブースター。このチャンネルは、地方×AIで、地方ならではの魅力をAIで増幅していくペスハムが、今、あなたがいるこの街の未来を増幅させていくヒントをお届けしていくチャンネルです。
今日はですね、AIを触れていない人たちはどんなことを考えているかという話をしてみたいと思います。
多分この配信を聞いていただいている皆さんは、ご自身は結構AIを触れている人が多いんじゃないかなというふうに思います。
というのも、こんな弱小チャンネルでまだ始まったばかりのチャンネルに注目していただいているということだとか、そもそもボイシーが聞いているリスナー層の知的レベルが高いという方が多いんですよね。
これはアメリカのポッドキャストに関する調査とかでも、音声配信を聞いている人って知的レベルが高いよねみたいなデータが確か出ていたと思うんですけど。
どっちにしても多分AIを触って結構最先端の情報を入れている方が多いんじゃないかなと思います。
僕自身もどっちかというとそういうタイプなんですけど、そういう人たちにとってなんでAIをみんな触らないんだろうって思いませんか。
結構ね、やっぱり自分ができることって他の人もできるっていうふうに人間思いがちなんですよね。
自分の中の当たり前は他の人にとっても当たり前っていうふうに思うんですけど、やっぱりですねよくよく話を聞いてみると全然違うんだな人間っていうふうに思うこともすごい多いし、
自分にとっての当たり前っていうのが他の人にとっての当たり前じゃないっていうことは往々にしてめちゃくちゃよくあることなんですよね。
そういった中で、じゃあAIを今使っていない人たちがどんなことを考えているのかっていうのを5つの観点に分けてですね、ちょっと話してみたいなというふうに思います。
一つ目がですね、魔法のように見ている、魔法師っていうことですね。
つまりAIがですね、何かこう、例えば綺麗なイラストを生み出してくれたりだとか動画を生み出してくれたりみたいな、そういうですね、本当に人間が理解できないような、そういったことをしているという感覚になっていて、
そこに対して必要以上にハードルを感じてしまっている。こんな魔法を私には使いこなすことなんて絶対できないっていうふうに思いがちっていう状態ですね。
これはすごくAIに対してリスペクトしているような、そういう感じで見ているっていう人が一つのパターンですね。
不安と恐怖
もう一つはですね、監視不安ということで、このやっぱりAIがですね、浸透してきている世の中において、自分はですね、こんなことを、こんなAIなんて使ってしまって、何か間違ってたらどうしようとか、自分がダメだったらどうしようみたいな形で不安を抱いてしまうということですね。
誰かに見られているような感覚、ちゃんと使いこなせていないといけないみたいな、そういう完璧主義にも近いかもしれないですね。こういった見られている不安みたいなことを感じているというのが二つ目かなというところです。
三つ目がですね、取り残され恐怖ということで、これは分かりやすいと思うんですけど、他の人がどんどん進んでいって、自分だけ扱えていないということ。
そして自分がこういう時は一番ダメな人間に感じてしまうみたいな、そういう触れない不安、さっきも監視不安というところだったんですけど、これは自分自身に対する不安みたいなところですね。
そういう取り残されているみたいな感覚っていうのは常にあるんじゃないかなというふうに思います。これは結構触れている人にも感じますよね。他の人がすごく触れているのを見て、自分全然ダメだなって思うみたいなのってよくありますよね。
というのが三つ目ですね、取り残され恐怖ということですね。
四つ目ですね、言語化の負荷ということで、これはですね、やっぱりこういう音声配信とかをしていると思うんですけれども、やっぱりちゃんと言語化ができるっていうのは、なかなかに難しいこととか、練習しないとできるようにならないことっていうのをすごく感じます。
僕自身ですね、もう5年間音声配信をしてきているので、だいぶ言語化が少しは上手になったのかなというふうに思うんですけど、こうやって言葉にするっていうのはすごくね、僕も最初のほうほんとできなかったなって思いますよね。
そういうふうに言語化をするのが難しいというところですね。
やっぱり今のAIってほとんど言葉にして伝えないといけないところがあるので、特にイラストとかですね、動画とか、そういったいわゆる作品みたいなものを作る時っていうのほどですね、やっぱり言語化って難しくなったりしますよね。
絵に描いてあるものをどうやって言葉に伝えるかとか、自分が考えていることをどうやって言葉にするかみたいなところが難しいっていうところ、これを感じている人も多いのが言語化の負荷というところですね。
5つ目ですね。これが回避学習というふうに名付けてあるんですけど、要は失敗体験ですね。
これ特に最初の方にAIを触っていた人にありがちなんですけれども、やっぱり1回やってみてうまくいかなかったっていうのをずっと引きずっているということですね。
特に2022年とか2021年の段階っていうのは、本当にAIはですね、全然ダメというか、特にイラスト生成とかそういったものに関してはもう破綻しまくっていましたよね。
手が3本あったりとか指が6本あったりとか、首が2つあったりとか、そんな感じだったので、やっぱりこんなの使えないっていうふうに思った状態の記憶をずっと引きずっているということですね。
これは特に無料課金の人、無料課金じゃないか、有料課金していない人ですね。無料の状態で使っている人っていうのが、最初使ってみて無料の段階であまり良い結果が得られなかったっていうので、そのまま使っていないっていう人も多いですね。
やっぱりAIは厳禁なもので、課金をすると圧倒的に性能が良くなるんですけれども、そこのハードルを乗り越えないで、これダメだというふうにずっと思い続けているというパターンは結構多いかもしれないですね。
今は無料の状態でもかなり良いものもたくさんあるし、全然触ってみれば本当に成功体験を得られると思うんですけれども、なかなかそこから嫌になってダメだっていうふうにみんなしてしまうみたいなことが結構あるかなというところです。
ということで5つ振り返ってみると、1つ目が魔法師ですね。何でもできると勘違いしてしまう。そして自分には無理だというふうに思いがち。監視不安ですね。間違いを責められるような感覚。取り残され恐怖ということで、自分が周りの人に置いてかれてしまうんじゃないかという恐怖ですね。
4つ目が言語化の負荷ということで、うまく言語化することができない、指示ができないというところ。5つ目が回避学習ということで失敗体験で遠ざかってしまうということでした。やっぱり5つ見てみると、人間っていうのがすごく不完全な生き物、未熟な生き物なんだなということを改めて気づかされますよね。
AIが進化することによってなおさらそれが浮き彫りになりがち。そして感情に左右されてしまうとかもすごくあるし、腹が立ったり怒りが泣いてしまったりとか、決めつけてしまうとずっとそれに引きずられてしまうとか、本当にいろんなところでですね。
人間って本当に未熟だし、自分っていうのはそもそもしょぼい生き物なんだみたいな、そういうメタ認知みたいなものがあると、AIをうまく使ってやるじゃないけれども、AIのいいところをうまく吸収して、何かしら自分の一歩でも良いところに近づけていこうみたいなふうに思えるんじゃないかなというふうに思うので、
ここで自分がすごいとか、自分が何でもできちゃうとか、そういうことを変にプライド高く持っていると、こういうAIみたいな自分よりすごい存在みたいなのが出てきたときに、すごく下に構えてしまったり、こんなのを使わないみたいなふうに決めつけてしまったりみたいなことがあるんじゃないかなというふうに思います。
ということで、今日はですね、AIを使えていない人がどんなことを考えているのかみたいなことについてお話をさせていただきました。
これもですね、本当に気づいたのが、AIを使えている人たち同士の会話っていうのも結構ね、これ難しいところあるなというふうに話してて思ったんですよね。
っていうのも、AIを使えている人たちって、自分はAIを使えているっていう前提で話をするので、結構マウントを取り出しというか、こんなことできてますよねみたいな、当然ですよねみたいな感じで結構話しちゃいがちなんですけれども、
意外とですね、実はそこまで使えていないみたいなことが結構あったりして、そこでですね、自分がAIを使えていないっていうことをきちんと認めないとですね、
てか、多少は使えているんだけども、そこまでめちゃくちゃ使えているわけではないみたいなところをきちんと認めないとですね、その先にいけないみたいなところは結構あるあるだなっていうふうにも思ったので、
AIが全く使えていない、めっちゃ使えているのにいたくではなくてね、それが例えばレベル1しか使えていないのか、レベル3は使えているのか、レベル8は使えているのかみたいなところをね、ちゃんと冷静に見てみるっていうかね、むしろ自分はあんま使えていない方なんだっていうふうにね、
使えていたとしても思うみたいなところから出発するのがいいんじゃないかなというふうに思いました。ということで、今日もですね、あなたの街に何か一歩変化が起きますようにいってらっしゃい。