多動迷子の自己理解
カオスな多動をクリアなゴールへ 多動迷子の自己理解
こんにちは、ペスハムです。このラジオは、好奇心旺盛で、報道力もある。でも、自分が何の人なのかが見失いがち。
そんな多動迷子の人向けに聞いていただくことで、まずは自分自身を改めて見つめ直し、
そしてこの激動の時代に自分が社会にどんな価値を発揮していけばいいかがわかります。
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ということで、今日のテーマですね。新しいことをやるのがストレスな普通の人に多動迷子のあなたが提供できる価値についてお伝えしていきます。
多動迷子のあなたはですね、やはり新しいものに結構食いついちゃう人が多いんじゃないかなというふうに思うんです。
感情的に、これは社会を変える、革命が起こるとか、そういうふうな感覚を持ってですね、飛びついてみる。
だけど意外と他の人がついていかない。なんで?みたいなふうに結構なることはありませんか。
これはですね、だいたい他の人っていうのはまた怪しいものを触ってるよっていうふうに思うんですよね。
僕もよくあります。僕は妻がですね、すごい現実的で堅実的なんですよね。
なのでこういうトレカとかね、新しいの買っても、どんだけトレカ買ってんの?みたいな。
まだ出たばっかのものでしょ。誰もやってないのにみたいな。そういうですね、反応されるというのが一般的ですね。
これはもう当たり前で、僕ら多動迷子はなんで私に共感してくれないのとか、みんなやろうよみたいなふうに思うんですけど、そんなことは全然普通の人は思わなくて、
せいぜい多動迷子の人なんて15%もいないくらいなんです。残りの85%の人は新しいものに対して警戒心や違和感とか、ストレスを覚えてしまう、そういう人たちがほとんどなんです、ということを前回のお話でもさせていただきました。
普通の人への価値提供
ではですね、今日はそういった普通の人たちに我々多動迷子が提供できる価値ってどんなものかなということを見ていきたいと思います。
わかりやすく伝えるとすると、この普通の人と多動迷子の人の通訳者、翻訳者になるということが非常に重要になってくると思います。
我々多動迷子は新しいものに対して感情的に熱狂しますよね。でも、普通の人たちは全く逆の反応してしまう。
この違いは何から生まれるのでしょうかということでいくと、脳の構造的に多動迷子の人はドーパミン優位、普通の人たちはセロトニン優位という話、
セロトニンの話してなかったですね。セロトニンというのは安定思考、安心感を覚える脳内物質のことです。
これは人から共感された時だとか、自分と同じ仲間を見つけた時にセロトニンが分泌されやすいです。
なので当然多動迷子の人もセロトニンというのは非常に大事な要素になってきます。
なんですけれども、いわゆる新しいものを見つけた時に対して多動迷子はセロトニンではなくてドーパミンが湧きやすいのに対して
一般的な人たちというのはいかに自分と同じような、同じことをやっている人がいないかということを探すわけですね。
やっている人がいればセロトニンが分泌されて、じゃあ私もやってみようかというふうになりやすい。そういった点での違いがあるということです。
つまりこのドーパミンとセロトニンそれぞれの違い、使い方ということを考えた時に、私はあなたの味方ですよということを伝えていかなきゃいけないわけです。
じゃあ普通の人たちがこれも良いものなんだねとか大事なものなんだねというふうに思えるような要素って何かですね。
これはもう人によって変わるんですけれども、やっぱりビジネスレベルで考えると大事なのは数字になってくるかなと思います。
例えばAIを一般的な企業で伝えていくという上では、AIがすごいんです、めっちゃ速いんですとか、人間がやらなくてもいいんですみたいな、そういう感情に訴えかけるよりかは、
AIを使うことによって作業効率が3倍になりましたとか、実際にAIを使った提案書を各社に投げることによって売り上げが2倍になりましたとか、
そういう具体的な数字をもとに有効性を伝えていくというのが重要になってくるかなと思います。
つまり数字によって安心感を得られる、セロトニンが分泌されるということなんですよね。
やはり数字というのは嘘をつかないといいますか、ビジネスを進めていく上では非常に重要な要素になってきますよね。
でも実際に人間の脳の構造はどうなっているかというと、数字による安心感が生まれて、それで自分はやってみようかというふうになっているということなんですよね。
2つ目ですね、小さな一歩を踏み出すためのガイドになるということです。
これは前回もお伝えしたんですけれども、やはりいきなり大きな一歩を踏み出してめっちゃ課金しましょうとか投資しましょうというようなことは普通の人はなかなか望まないということですね。
当然それはリスクが大きい、失うものが大きいからということになります。
なのでまずは小さな一歩を始めて、段階的に少しずつ一歩の大きさを大きくしていくというのが重要になってきます。
具体的に僕がやっているAI脳筋トレーニングというのがあって、脳の筋肉を鍛えていくという意味で脳筋ですね。
共感と小さな一歩
脳が筋肉ではなくて脳の筋肉ですね。
それがあるんですけど、これ何をやっているかというと、具体的にAIを触ってもらいます。
チャットGPTであればチャットGPTを触ってもらって、必ず毎日10分でもいいから触ってもらって、そこでチャットGPTとやり取りした内容を必ず僕に報告くださいと。
報告をもらえなかったら僕から聞きに行きますよというようなことをやるんですね。
そうすると何が良いかというと、コーチに報告しなきゃいけないから、そのために何か触らなきゃというふうになるわけです。
ちょっとでも触るというふうにすると、AIって使ってみるとそれなりに良いことがありますから、良いことが感じるわけですね。
それを報告するということで、報告したものを承認してもらえるというので、ちょっとずつ触っていって良かったという達成感を積んでいくというふうなトレーニングなんですね。
これは結構いい内でかなと思っていて、実際に受けていただいている方からも、AI触れるようになりましたとか習慣化できましたというような声を結構いただいています。
こういうふうに小さな一歩を積み重ねていくガイドになっていくというのが一つ良い要素なんじゃないかなというふうに思います。
3つ目ですね、これは共感的サポーターですね。
結構ですね、多動迷子の人って共感力薄い人多くないですか。
これが人によるというふうに思うんですけれども、なかなかですね、自分がやっていることっていうのが人に共感されないことが多いから、
自分自身も共感力が低くなっているというパターンは結構あるんです。
昔の僕はすごいそうで、もう別に共感なんてしてもらわなくてもいいや、俺は俺の道を進めばいいんだみたいな、そういう感覚で結構動いているところがあったんですけれども、
やっぱりですね、共感してもらえると嬉しいんですよね、人間誰でも。それは僕ら多動迷子も潜在的にはそうなんです。
でも共感してもらえないから強がって進んじゃうんですけど、だからこそ普通の人にとっては圧倒的に共感してもらえる方がね、進みやすいんです。
しかもこういう新しいことをやる上では、先ほども言ったようにストレスホルモンがバンバン出てきてですね、本当にこれでいいのかってずっと呪文自答し続けながらやるので、
それでいいんですよ、私はあなたの味方ですよっていうふうに共感してくれる人がいるっていうのはめちゃくちゃ大事なんですよね。
なのでちょっとやりすぎるぐらいでいいので、本当に共感をしていきましょう。
本当に素晴らしいですね、一歩踏み出せましたねとか、触ってみたらよかったでしょって、そういうふうにですね、すごく寄り添ってあげるというのが普通の人が一歩踏み出す上ではとても重要になってきます。
はい、ということでですね、多動迷子の私たち、僕らっていうのは非常に落ち着きがないとかね、
自分の道を進んでしまいがちっていうふうに言われたりもするんですけれども、その多動性をですね、うまく活用して普通の人たちの翻訳者になっていくっていうのが非常に特にこれからのどんどんどんどん時代が先に進んでいく時代においてはとても重要になってきます。
なのでこういう安定を好む人たちの橋渡し役になるというのをぜひ意識してみてはいかがでしょうか。
そのためには共感性、そして熱狂の翻訳者になる、そして小さな一歩を作っていくと共感していく、この3つがですね、非常に重要になっていきますというお話でした。
それではまた。