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2025-05-16 08:31

【NotebookLM】“静かにしなさい”が届かない夜にできること

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サマリー

このエピソードでは、非常時における子供の行動についての理解やサポート方法が話し合われており、特に発達障害のある子供の脳の反応に焦点が当てられています。また、カームダウンゾーンや視覚支援、親自身のセルフケアの重要性についても取り上げられています。

非常時の親の孤独と葛藤
- こんにちは、ザ・ディープダイブです。
- こんにちは。
- いやー、あのー、非常時の避難所とか、毛布1枚での車中泊とか。
- ええ。
- そういう中で、周りの視線を感じながら、発達障害のあるお子さんをこう、必死でなだめるっていう。
- うーん、大変ですよね。
- あなたが共有してくれた資料には、ほんとそういう極限状況での親御さんの、まあ、孤独感とか、葛藤とか、あとはそれをどう乗り越えるかみたいなヒントが詰まってましたね。
- そうですね。非常にリアルな声が集められていました。
- はい。今回は、えーと、この資料をですね、一緒に深く見ていって、子供の時にこう、ちょっと不可解に見える行動の裏にある、脳の仕組みですか。そこを理解して。
- ええ。脳の仕組み?
- あなたと、それからお子さん自身にも、今すぐ役立つような、具体的な知恵を探っていけたらなと。
- はい。ぜひ。あの、資料がまず強調していたのは、非常時に子供が見せる、例えば、多動とか、衝動性。
- ああ、急に走り出しちゃうとか、大声出すとか。
- そうそう、そういう行動ですね。あれは、決してわざと、とか、ふざけてるってわけじゃないんだと。
- うーん。
- これは、脳が、まあ、生命の危機に対応しようとしている、サバイバルモードの現れなんですね。
- なるほど。生き延びるための反応ってことですか。
- ええ、資料にもありましたけど、強いストレスがかかると、脳の前頭・前皮質っていう、まあ、理性とか、計画を司る部分ですね。
そこの働きが、一時的にこう、下がっちゃうんです。
- へえ。
- だから、衝動のコントロールが難しくなる、と。
- でも、それって、あの、パニック状況にいる親自身にも、ちょっと当てはまりません?
冷静でいなきゃって思っても、ついカッとなっちゃうみたいな。
- まさに、おっしゃる通りです。
親も子も、極限状態では、同じように脳がサバイバルモードに入ってしまう可能性が高いんです。
- うーん、そうか。
- だからこそ、子供の行動を、困った行動としてだけじゃなくて、
助けてっていうサインなんだって捉え直す、その指定はすごく大事になるんですね。
- なるほど。
サポート方法の具体例
- 資料にあった、あるおかえさんのエピソード、あれすごく印象的で、
お子さんの行動が、ストレスによる過覚性状態なんだと。
- 過覚性状態?
- はい。つまり、神経系が常にオンの状態で、リラックスできないっていう。
それを医師から説明されて、初めて、ああそうだったのかって、腑に落ちて涙したっていうんですね。
- うわあ、行動の意味が分かると全然違いますね。
- そうなんです。理解することが、関わり方を変える、もう第一歩になりますね。
- うるさいじゃなくて、怖かったんだねって声をかける。
- それだけでもしかしたら、子どもの反応も変わるかもしれない。
- そういうことです。
- じゃあ、具体的にどんなサポートができるんでしょう?
資料で、カームダウンゾーンってありましたよね。あれ面白いなと思って。
- ああ、カームダウンゾーン。
ええ、あれは非常に有効な手立てだと思います。
- 避難所みたいな、ざわざわした場所でも、
ダンボールとか毛布とかで仕切って、ほんの小さな空間を作るって。
- ええ、特に感覚が過敏なお子さんにとっては、
周りの音とか光、人の動きとか、
そういうのが全部ものすごいストレスになることがあるんですね。
- はいはい。
- カームダウンゾーンは、そういう五感への過剰な刺激を、まあシャットアウトする。
いわば脳の安全基地を作るっていう試みなんです。
- 脳の安全基地ですか?
- そう。自立神経を落ち着かせて、クールダウンする時間と空間を確保する。
資料では、実際にダンボールとタオルでスペースを作って、
お子さんがそこで絵を描いて落ち着きを取り戻したっていう、
そういう実例が紹介されてました。
- なるほどな。ただやっぱり、
避難所とかだと場所を取るのに遠慮があるかもしれないですよね。
- ああ、それはありますよね。
- その点も資料には、周りの人に理解を求める時のヒントが書かれてましたね。
この子のためにだけじゃなくて、こうすることでこの子も落ち着いて、
結果的に周りの皆さんのご迷惑にもなりにくくなるんです、
みたいな伝え方。
- ああ、それはうまいですね。
周りへの配慮も示しつつ、必要な支援を確保するっていう、
賢明なアプローチだと思います。
- ええ。それからもう一つ、すごくパワフルだなと思ったのが、
資格支援。
- はいはい。資格支援。
言葉での指示が通りにくい時に特に有効ですね。
- トイレとか、ご飯とか、シンプルな絵カードとか、
あと、ダンボールに朝、昼、夜って書いて、
やることを貼るような簡易スケジュールボードみたいな。
- そうですね。それが先の見通しが立たないっていう不安を、
和らげる効果があるんです。
- 資料にあった。
次はこれだよって指さすだけで伝わる。
何度も同じことを言わなくて済むのが、
私にとって本当に救いだったっていう親御さんの声。
これはなんか、すごくうなずいちゃいました。
- ええ。子供の不安が減るのはもちろん、
親自身のその精神的な負担を、もう劇的に減らす効果があるんですね。
- 本当ですね。そしてやっぱり一番大事かもしれないのが、
親自身のケア。
未来への備え
- まさに。そこは忘れてはならないポイントです。
極限状態でつい子供を強く叱ってしまって、
後でこう、自己嫌悪に陥る。
- うーん、ありますよね。
- ええ。これは本当に多くの親御さんが経験することだと思います。
でも、資料はそこで、
いやいや、あなたも生き延びるために必死だったんだよと。
- 自分を責めないでっていう、セルフコンパッションの考え方。
- そうなんです。自分自身への思いやり。
これがもう不可欠だと。
- これは救われる言葉ですね。
- ええ。で、具体的なセルフケアとして、
90秒呼吸リセットっていうのが紹介されてましたね。
- あ、ありましたね。
4秒吸って、4秒止めて、8秒かけて吐く。
- はい。これを数回繰り返すだけでも、
まず自分の体の興奮状態を縮めることができるんですね。
- なるほど。まず自分が落ち着くことが大事だと。
- そうです。そして、助けを求めることは弱さじゃないっていうメッセージ。
一人で抱え込まずに、支援者の方とか、
あるいはオンラインのコミュニティとかでもいいので、
頼れる存在を見つけることが大切ですね。
- ほんとにそうですね。
最後に、未来への備えについても少し触れておきましょうか。
- ええ。災害は繰り返すっていう現実を見据えた上で、
今できる小さな準備が、いざという時の親子を支えるんだと。
- はい。具体的には3つ挙げられていましたね。
- そうですね。一つ目は、お子さんの特性とか苦手なこと、
逆に安心できるものとか言葉、
あとパニック時の具体的な対応とか、
そういうのをA4一枚くらいにまとめた我が子の取説。
- 取説。なるほど。
- これを作っておいて、いざという時に支援者の方にすぐ渡せるようにしておく。
- それは具体的でいいですね。二つ目は?
- 二つ目は、避難の流れを、たとえば、
オイチ避難スゴロクみたいなゲーム形式で体験しておくこと。
- へえ。遊び感覚で?
- ええ。遊びながら、いざという時の動きをシミュレーションすると。
- そして三つ目は何でしたっけ?
- 三つ目は、普段から、もしもの時はこの子をお願いするかもしれないですって、
頼りにできそうな人にあらかじめ伝えておくこと。
- ああ、なるほど。防災訓練だけじゃなくて、
ひとり頼る練習もしておくっていう視点なんですね。
- そういうことです。これらは別に不安を煽る種じゃなくて、
親子双方の心の安全マップを事前に描いておく作業、
って言えるんじゃないでしょうか。
- いやあ、よくわかりました。今回の探究では、
非常時の子供の行動の背景にあるサバイバル能の理解から始まって、
カームガルンゾーンとか視覚支援みたいな具体的なツール、
そして何よりも大事な親自身のセルフケアと事前の備え、
本当に資料から深く学ぶことができました。
- これらの情報とか視点がですね、
もし今あなたが孤独とか困難を感じていらっしゃるとしたら、
それを少しでも和らげて、具体的な次の一歩を踏み出すための
何か支えになればと狙っています。
- そうですね。最後にこれはあなた自身でちょっと考えてみてほしい問いなんですけど、
非常時の子供の困った行動が生き延びるための脳の反応なんだとしたら、
もしかすると日常でまたこの子はって感じることがある、
あの行動も同じレンズで見てみたら、
あなたの関わり方とかあなた自身の気持ちに何か変化が生まれる可能性ってあるでしょうか。
08:31

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