お話し会の概要
みなさんこんにちは、保育士の白石あすなです。
今回は、アメブロトップブロガーであり、株式会社リフロール代表である、
イガラシカリンさんが主催をされていました、発信力プラスの2期を私は受講していたんですけれども、
その講座性向けにお話し会を開催しました。
内容は、テーマは遊ぶことは学ぶこと、保育士ママが伝える関わり方のヒントということで、
1時間の短い時間だったんですけれども、お話をさせていただいて、
少し質疑応答とか感想をいただいたりとかしたので、
そのことについてお話をしていきたいと思います。
お子さんと遊ぶ中で、はぁなんかしんどいなぁとか、どうやって子どもと関わったらいいんだろうって、
今ちょっとね、わからないとかもやもやしているなぁという方のお役に立てればと思います。
このチャンネルは、保育士歴15年以上であり、
自閉スペクトラム症の4歳の男の子と、やんちゃな2歳の男の子を育てている私が、
保育士と母親の両方の目線で見た子育てのことや、
自分らしい生き方を模索する中で学んだことなどについてお話をしています。
何か一つでも参考になることがあれば嬉しいです。
はい、今回は私が主催のお話し会の、
どんなことをお話ししたかだったり、どんな感想をいただいたかなどについてお話をしたいと思います。
お子さんのお悩み相談とか、なんかママの悩みを聞いていると、
遊ぶことの重要性
なんか子どもと遊ぶのがつらいとか、
なんかもっと一緒にやってあげなきゃいけないのかなぁとか、
本当は一人で遊んでほしいんだけど、なんだかうまくいかないなぁみたいな、
そんな声がですね、よく聞かれるんですよね。
でも実は遊びって付き合うものではないんですよね。
意外ですよね。
でも親としての役割はありまして、
3つあると思ってるんですけど、
1つ目が遊びの環境を整えていく。
2つ目が大人が少しの関わりをするだけで遊びを発展していく。
だから少しの関わりだけでいいってことですね。
3つ目がお子さんの、
嬉しいとか楽しいとか喜びに対して共感をする。
この3つだけをすれば基本はいいと思っているんですね。
具体例をあげますと、
子どもが公園で遊んでいます。
保育園でもいいんですけども、
お砂場に行った時に、
ふとした瞬間に、
あれ?砂場に水を流すとどうなっていくのかな?って疑問に思います。
そしたらその次にやることが、
よし!お水を流してみよう。
じゃあ何を使おうかな?って言って、
近くを見たら浄炉とかスコップとかバケツとかあったりするんですよ、保育園は。
その中で、
じゃあ僕は浄炉でお水を流してみようと言って、
水を汲んできて、
実際に砂場に水を流すんですよ。
やってみる。
で、その様子を見て、
水って砂に吸い込まれていっちゃうんだみたいな、
そんなことをね、
結果を見て、
砂場に水をジャーってやると、
なくなっちゃうんだなっていうのを学ぶんですよ。
これって意図してそういったことを学ぼうっていうよりは、
好奇心から来る疑問とかやってみたいから、
結果的に学びにつながっていくんですよね。
そしたらその次にその子が何をするかっていうと、
バケツでやってみようかな。
もっとたくさん流したら、
本当にそれもなくなっちゃうのかなとか、
だから次のことへの挑戦に意欲がつながっていくんですよね。
こうやって子どもって大人の手を借りなくても、
自分で考えながら遊びを楽しむ中で、
学びをしたりとか、
学びになったりとか、
遊びを広げていく力ってあるんですよね。
だから親がすべて一緒にやる必要もないですし、
楽しますよっていう必要もないんですよ、本当は。
なんですけども、
安全性とか、
人との関わりの仲介とか、
そういったことで見守りとかは必要なんですけど、
だからほったらかしはNGなんですけれども、
月っ切りでこれしなきゃあれしなきゃってことはないんですよ。
遊びのタイプと関わり方
今回この発信力プラスの講座性向けに
お話し会をしたんですけれども、
そのお話し会の中では、
子どもって遊び方っていろいろあると思うんですね。
体を動かして遊ぶのが好きとか、
お部屋で粘土するのが好きとか、
製作する方がいいとか、
そういったタイプがあると思ったので、
私流なんですけれども、
子どもの遊び方のタイプを4つに分けて、
まずは具体的な関わり方だったり、
好きな遊びの傾向をお話ししていきました。
私が分けた4つのタイプが、
1つ目がじっくり集中タイプ、
2つ目がアクティブタイプ、
3つ目がイマジネーションタイプ、
4つ目が感覚遊びタイプ。
このネーミングからどんなタイプか想像できますでしょうか?
あまりネーミングセンスないので、
もう分かりやすいものになっているんですけれども、
このタイプを1つ1つスライドに分けて、
お話をしていきました。
参加されている方にも、
お子さんがどのタイプかなっていうのを想像しながら
聞いてくださいとお伝えして進めていきました。
決して1つのタイプだけじゃないと思いますし、
今日はこのタイプ、明日はこのタイプとか、
夏はこんな感じだったけど冬はこんな感じとか、
いろいろタイプが変わっていくので、
1つだけに集中して知るっていうよりは、
全体的に見てもらえたら嬉しいなと思って
スライドを準備しました。
例えば1つ例を挙げると、
1つ目のじっくり集中タイプですね。
この子たちは同じ遊びを長く続けることができるんですよ。
それが好きっていう感じで。
具体的な遊びとか、おもちゃで挙げますと、
パズルとか、積み木とか、レゴとか、ブロックですね。
あとは折り紙とか、
そういったものを結構好きな傾向があるかなって思うんですよね。
我が家の長男も結構パズルが好きだったりとか、
あと大人なる絵本とかも結構長く見てる。
集中していろんなことを吸収しながら遊んでいるっていう感じなんですよね。
このじっくり集中タイプさんに言える大人の関わり方のポイントとしては、
遊びに没頭できる環境を作る。
よく兄弟がいると下の子に邪魔されてなかなかできないとか、
あとは周りの音が気になって集中しづらいとか、
そういったこともあるんですね。
そこは大人が環境を整えてあげる必要があるかなって思います。
あと、手や口を出しすぎない。
これ結構大人親としてはグッと堪えなきゃいけない部分なんですけれども、
見守るってことですね。
子供は先ほども言ったように学びなんですね。
遊びが学びなので、
自分で考えてこうやってやろうっていう内省なのかな?
して体現していく感じなので、
そこに大人がこうがいいんじゃない?あれはいいんじゃない?
その色ってどうなの?とか言ってしまうと、
あれ?僕はどうしたいんだっけ?みたいな迷いとかが、
自分の気持ちが優先されない。
大人の言うことを優先してしまうこともあるので、
親としてはやっていることをグッと見守るっていうのも、
大切な関わりかなって思います。
なんですけれども、
集中タイプさんはできた時にやっぱり嬉しいんですよ。
完成した時とか。
そういった時にチラッて大人の顔で見たりするんですよ。
そこをキャッチするためにも、
共感ですね。
共感する関わりをするために見守りって必要なんですよ。
ずっとそばでいるっていうわけじゃなくて、
今どんな感じかな?
もうちょっとで完成かな?みたいな。
完成そう。
パズルとかだったら分かりやすいので、
完成そうだからちょっとそばでフラフラしてよかな?みたいな。
忙しい中で見るのは大変だと思うんですけども、
そのお子さんのできた嬉しい喜びっていうのを、
大人に伝えようとする。
共感してほしいみたいな感じのアクションをするので、
そこを逃さずキャッチしてほしいなって思います。
共感するっていうのが本当に全体的に
イマジネーションタイプでも感覚タイプでも大事だなと思うんですね。
なんでかっていうと、
子どもの心が一番動くのって、
僕の気持ち、私の気持ちを分かってもらえたっていう感じと、
感じた時が一番心が目指されるというか、
気持ちを受け止めてもらえた!
大切にされているんだ!みたいな
自己肯定感の土台にもなるんですね。
なので、どんな遊びのタイプの子でも
共感するっていうのが大切になっていきます。
参加してくださった方からは、
お子さんに自由に遊んでいいんだよって言ってたんだけれども、
話を聞いてその自由自体が何か、
もしかしたら子どもが分かってないのかもしれない
ということに気づいていただいたりとか、
このタイプ別のお子さんの関わり方とか、
遊び方の話が具体的で分かりやすかったとか、
あとは、親は遊びを主導するんじゃなくて、
環境を整える役目なんですねっていうことを言っていただきました。
たくさんのことを受け取っていただいて本当に嬉しかったですね。
今回、講座性向けにお話し会をして、
アンケートをいただいて声をいただいたので、
資料の方をブラッシュアップして、
来年かな、またこの遊びは学びというテーマで
お話し会を開催したいと思っておりますので、
お知らせをお待ちいただければと思います。
もしお子さんが遊ぶのが苦手とか、
しんどいって感じているママが少しでも
前向きになってもらえたら嬉しいです。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
また聞いてくださると嬉しいです。
司会者アスナでした。
ではまた。