1. ぱるおの「思い立ったらオタメシ」ライフ
  2. オフグリッドに憧れるものの、、
2023-09-05 01:58

オフグリッドに憧れるものの、、

オフグリッドって聞いたことありますか?
私はホントこれに憧れてるんですが、まぁ難しいんですわ、これは。

オフグリッドとは、電力会社からの電力供給を受けずに生活することを指します。
人間の食料に例えた表現をすれば、電気に関して自給自足すれば、それがオフグリッドだと言えます。
広義には公共の供給サービス、例えばガス・水道などの資源の供給も含められます。
いずれにせよ、住居で生活をする上で必要なものを稼働させるためのエネルギー資源が自給自足できればいいわけですね。

これ、言うは易し行うは難しの代表例じゃないかと思いますが、とにかく趣味でやりだしたらその大変さがわかってきます。
まずは自給、つまりエネルギーの元を考えれば、個人で運用できるもので思いつくのは太陽光・風力・水力くらいですかね。
もし自宅に装備して運用を続けやすいものと言えば太陽光パネル、つまり太陽電池です。

この利点はなんといっても機械的に動く部分が無いので故障が少ないこと。
欠点は天候や時間帯によって発電能力が大きく変動してしまうこと。
いざ電気を使おうとしたときに、太陽電池から直結している回路から直接電力を受けることはまず無理です。

ある程度継続的に電力を安定的に供給できるのが水力発電です。
水流がポンプを回す力で発電機を回すという、比較的単純な構造ですが、宿命は水の確保です。
個人でダムを作れればいいですが、定常的に水流を確保するための水路設備が必要となります。これ結構タイヘン。

これらをバックアップするためには、ガソリンエンジンなどのエネルギーを電気に変換する発電機の装備が考えられます。
これの利点は多々ありますが、欠点はなんといっても騒音と排気ガス。これだけでエコなエネルギーではないと言えますし、電力会社のような大規模発電のしくみと比較すると、単位電力あたりのコストは、小規模発電では相当に高くついてしまうことが明らかです。
考えてみたら、遠くの発電所で発生している騒音と排ガスは、自宅まで届いてないというのは幸せ過ぎます。

というわけで、オフグリッドシステムを組んで太陽光をエネルギー資源として使うのであれば、現実には間に蓄電池=バッテリーが必要となります。
どれくらい自宅で電気を使うかによって計算が変わってきますが、仮に小型の家で普通に24時間生活するために必要な電力消費量を10KWhとした場合で、かつ毎日カンカン照りの太陽が12時間ほど出ると仮定した場合、必要装備としてのバッテリー容量は10KWhとなります。もちろん太陽光システムは総量として1日あたり10KWh発電できる装置である必要があります。

でも毎日日照が保証されるわけもなく、ともすれば1週間曇天もありえます。
そう考えれば、充電されない日が3日とか7日有るものとして設計すれば、バッテリー装備量は3倍とか7倍必要となります。

さてどれくらいの太陽光パネルとバッテリーシステムにコストがかかるかざっと計算してみました。

太陽光パネル
・東京の平均的な日照時間は約4.5時間/日。→実際の太陽光発電の効率を考慮して3.5時間/日程度と概算。
・1日の電力需要を10KWhと想定。
→50万円〜80万円

蓄電システム
・3日分の30KWhの蓄電能力として、約150万円

これらに加え、設備のメンテナンス費用が掛かります。
大家族ではこの数倍は必要かと思います。
もちろんこれらを装備する場所と、運用ノウハウも必要ですね。

ふぅ、
自家発電するにしろ、やっぱり現実的には電力会社につないでおくのが良いですね!
BEV(バッテリー電気自動車)を蓄電に使えるシステムを併用できれば現実に近づきますが、いずれにせよ最新技術を駆使したシステム・ガジェットに相当の投資をしないと、いま普通に使っている家庭の電化生活を送ることは難しいと言えそうです。

オフグリッドで検索したら、YTの楽しいページが出てきたので紹介しておきます。

家無しキャンピングトレーラー生活
https://www.youtube.com/@ienashifufu/

彼らの苦労は、これからの地球人としてのエコ生活のため、相当参考になります!
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
00:04
みなさん、おはようございまーす。
電気関係ですとか、車やバイク、旅行や移動ってのが好きでやってるんですけども、
まあ、民生用って言いますか、趣味の延長状のもの、いっぱい色々買っては試しっていうようなことやってますと、
まあ、一つ憧れるのはオフグリッドの生活ってのがちょっと気になるんですよ。
このオフグリッド、ちょっと聞き慣れないと思うんですけど、
これまたちょっと前にお話ししたエネルギーの問題に関係している話題なんですね。
一番一般的にオフグリッドって言うと、この電気、電力会社に頼らない設備や施設、家で生活できれば、これオフグリッドって言うんですね。
ただ普通にみなさんお家に住んでると、それはほとんどありえないって感じですね。
まあ、いずれにしろ電気なしの生活、これまずありえないと思ってよろしいですよね。
携帯もパソコンも洗濯機も電子レンジも掃除機も、そして当然ですが照明も、全部電気に頼ってるってわけです。
これ考えてみたら、何らかのエネルギーを電線を通じて自宅まで配送してくれてるってわけですね。
これがぶっつり切れてて、なくなってても生活できる状態、これがオフグリッドって言うんで、これどうやったら実現できるのかって話ですけども、
まあ簡単な話、エネルギー源と蓄電池、バッテリーがあればいいんですね。
どんな装置でいくらぐらいかかるんだろうなんて調べてましたら、やっぱり行き着いたのがキャンピングカーですね。
興味深いYouTubeチャンネルにたどり着きましたんでリンク貼っときます。
憧れのオフグリッド、やっぱ難しいって話でした。
パロでした。ではまた明日。
01:58

コメント

スクロール