2024-02-22 01:58

やっぱリアルだぁ〜!

伸びるとダメという意味でこの前食べた旨いラーメンをアイコンにしてますが、音声の話です。
2月5日に話した音声の遅延のハナシ。
https://stand.fm/episodes/65bfc1d84f6253b7338979a4
PCやスマホを使って行うオンライン会議システムでは、実際に面と向かって会っている時の会話よりも間合いが伸びて、会話しにくいという話をしています。

でもいまチームで取り組んでいるのは「作品をつくること」です。二人のトーク番組ですね。
これは会議じゃないので、まぁ話芸のジャンルですね。
それを

企画→話題構成→言語化→発声→記録→編集→登録→配信

のルートで公開していくわけです。
注目すべきは言語化→発声→記録のルーティーンを、対話している相手とともに1秒とかそれ以下の短い時間のタイミングを録りながら会話のキャッチボールをしていくのです。

実際に物理的に同じ場所に1~2メートルしか離れていない状態で会話をすることが多いですが、その感覚(遅延は0.006秒程度)で体ができているので、これがオンライン会議システムを使って50倍の0.3秒になっただけで、会話が重くなります。

まずはあいづちが遅れるので、何言っても相手の反応が鈍くなる。
なんか自分の話がちゃんと伝わってないのか、興味なくてつまらないのかわからない。
意気込んで強調してツッコんでも、なんか間合いが悪くて会話が途切れがち、ストレス貯まる、機嫌悪くなる、創造性が削がれる、、などなどを感じるに至ってます。

こういう、遅延が多いオンライン会議システムを使った収録の場合、ストレスだけでもしんどいのに、それぞれのPCに記録された、「音質は良いけどタイミングがイマイチ」な材料から、自然な会話を作るステップにも創造性が求められるんですが、まぁ元にストレスかかってますからどうしても無理がかかった会話になってしまいます。

視聴者側にはあまり気が付かれないポイントかも知れないんですが、リアル収録したときの会話のテンションは、見違えるように良いんです。
今まで遅延でストレスかかってたパワーを、話の内容や話者のご機嫌に使えるというのはとっても有効だということに、最近ようやく気がつけたわけです。

ちなみにリアルで会って2本のマイクで番組収録したときは、録音されたデジタル音声ファイルは、完璧に同期した2ファイルとして出力されます。
つまり、タイミングを無理やり調整して自然に聞こえるようにする工程はゼロになります。というか、勝手にずらせない宿命にあります。

というわけで、TTとOR、聞いてみてねー。さて、リアル回はいずこに!?

★TT(テキトータイム)
https://podcasters.spotify.com/pod/show/tekito-time
https://voicy.jp/channel/4555

★OR(おいもラジオ)
https://podcasters.spotify.com/pod/show/oimo-radio
https://voicy.jp/channel/4430
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https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
00:04
みなさん、おはようございま〜す。
最近すっかりと、よんどごろない事情によりまして、
ポッドキャストの編集に明け暮れておるんですね。
これ何やってるかっていうと、パソコン使って音声を収録、
そしてその収録した音声を、番組に仕立てるってわけです。
操作してる内容自体は、大して難しいもんじゃないんですけども、
これを組み合わせていくときに、
クリエイティビティ、ものづくりの知恵的な能力が必要になってくるんですね。
2人の対談番組ですから、やっぱり間合いって言うんですかね。
漫才とか、コントとか、演劇とか、そういうジャンルに結構、
その間合いっていうのは必要だと思うんですが、
人間同士が話すとき、会話のちょうどいい間合いっていうのは、
なんか自然に身についてるもんですよね。
ところがその前提条件っていうことで考えると、
2人とかそれ以上の人数が、
同じ部屋とか空間に一緒にいるっていうときに、
間に空気があるじゃないですか。
この空気があって、声が通じ合う、そういう距離。
これぐらいじゃないと、
この人間同士の会話っていうのは、なかなか自然に成立しませんよね。
こういう環境に慣れまくっている、
私たちのこの会話の感覚っていうのが、
オンライン会議システムっていうのにかかりますとね、
途端に崩れちゃうわけですよ。
機械入ってんで遅延しまくりですよね。
この話、この前もしましたけども、
ともかく、やっつけ仕事には会議システム使ってもいいと思いますけども、
クリエーション活動、これはやっぱりリアルで会いたいよね。
っていう話でした。
パローでした。
では、また明日。
01:58

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