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2023-07-31 01:57

音声のメイキャップ、できてますか

Zoomなんて日常の生活に全然使わなかったのに、コロナ騒動で一気に浸透した感じがします。
お陰で(!?)、スマホやPC使ってリモート会議が「できる人」が激増して、こりゃ良い世界になったわいと思ってたところですが、意外と気が付かない点が浮き彫りになったので話題にしてみました。音響命!ってハナシです。

きっかけは私が今参加しているコミュニティでweb会議の時の通話品質についてディスカッションしていたことです。
要は、自分が喋ったことがちゃんと相手に伝わっているかが会議会話の品質上ダイジなわけです。
メンバーは皆Zoomどころかデジタルとかweb3の達人で、VC(ボイスチャット)やTwitterスペース、Voicyやstand.fmなどなどを駆使しまくっている人たちなんですが、あるときどうも相手の声が聞こえにくい状況に。

なんか音質イマイチですよ〜とコメントすると、かのApple社製品AirPodsのマイクで外出しながら音声を拾っている様子。
まぁその手の騒音環境だと仕方ないですね〜なんて話してたんですが、自宅に戻ってからもどうも音質改善せず、参加している皆も、少々了解度悪いイマイチな音質で話を聞いてはいました。

私も少々音響オタクの面があるわけでして、あんまり改善してないっすねーと伝えると、有線マイクにしてみたり、PCに接続してみたり、いろいろやりつつ改善はしてきたんです。
大きく改善が見られたのは、iPhoneでそのままDiscordアプリを通して会話したり、有線イヤホンについているマイクに口を近づけたりすることで大きく音質が改善したのです。iPhoneに備わっている音声処理技術や、マイクまでの距離が近くS/N比が良くなったりしたためだと思われます。
(※S/N比:どれだけ欲しい信号(S)が、要らないノイズ(N)に対して勝っているかの比率で、大きい方が音質が良い。)

どうもこの手の現在のリアル、音響という分野にあまり深入りしてない方々であったのだと再認識できたのは新鮮でした。

そんなこんなでディスカッションを進めていたら、もう一人メンバーがチャットに入ってきました。
その音質たるや圧倒的に高品質で、安心して聞ける状況で拍手でした。
でも聞いてみると現在3千円ちょいの会議用ヘッドセット。
みため簡易的でライトなヘッドホンと、口元まで伸びるマイク。ノイズキャンセリング(ノイキャン)機能もついてるらしい、と。
これですね。
https://amzn.to/3rFPCE3
これの高級タイプもラインナップされていますが、利用者いわく、もう長年これが一番の評判なのだとのこと。

なるほどやっぱり、マイクを口に近づけて声をきっちり捉える、ノイズをちゃんと除くという基本が、音響の世界では品質に直結なわけなんだなと再認識できました。

web会議は、人類の歴史の中でもまだまだ新しい文化ですから、常識として浸透していないルールやマナーが多いのは事実です。
会話が時々途切れたりすると全く話になりませんが、途切れはしなくても音質が低い場合など、実はしゃべっている自分はその低品質に気が付かないことがほとんどです。
そこに社会マナーとして浸透してしまっている相手に対しての思いやりが入ってくるので、聞き取りにくくても文句を言われることは稀ですね。
これ悪循環です。
なのでこのweb会議的な世界では、まずは自分の音声送信体制をきっちりと整備することが、一番の他者にたいする思いやりだとかマナーなのですね。
そしてその次には、どうにかして自分の送信品質のチェックを第三者にしてもらうと良いと思います。
顔にお化粧をして鏡を見るように、自分の音声の状態を見ない聞かないで会議に臨むのは、実はマナー違反につながうんだということが、多くの人に伝わっていくといいなと思います。

じゃぁ、どうやって送信品質上げるの?に対する解決法は、無限の組み合わせがあるので一言では表現不可能かと。
必要な要素だけでも、発声→伝送経路→マイク→ノイキャン→エンコード→通信→デコード→スピーカー→伝送経路→耳 の一連の経路と、ハウリング防止・遅延処理・音量制御などなど、要素有りすぎです。この辺をオールインワンでやってくれるのはスマホやパッドですかね。
でもその第一歩として必ず必要なのは、はっきり発声して、マイクまでに声だけをはっきり入力する状態にすること、ですね。

web会議というと、行動や自分の顔画像(ライブ動画)、運用方法のルールとかがダイジと解説しているサイトが本当に多いんですが、これからの時代それより特に話の内容がキチンと伝わることでのコミュニケーションコスト低減がキーなのではないかと思います。
初対面や会議の始まりの顔合わせでは、参加者の動画でも出しておけば臨場感出るでしょうけど、その後は現世の会議の延長をやってても仕方ないですね。さっさと画像切って、へんなマナーのツッコミをするような運用はやめたほうがいいですね。あ、そもそもその会議要る?ってのも常に考えたほうがいいです。

たかが音声、されどブランドの一部とも言えるダイジな音声。
web会議をきっかけに、音響に慣れ親しんでいくのも面白いですよ〜。
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https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
00:05
みなさん、おはようございまーす。
このコロナ以降に一般的になったものの一つに、リモート会議っていうのがあると思うんですね。
ウェブ会議って言ったりなんかしますけども、要は電話回線ではなくて、インターネット回線を使って、複数人で離れた場所同士で会議をしようっていうわけです。
今となってはパソコンとかスマホで普通にみんなできるようになったし、意外と困ってないような気もするんですけども、
そのミーティングの質を左右するのに音質ってのがあるんですけども、意外とこれ盲点なんですよね。
自分の声がどれだけの品質で相手に届いているかっていうのは、実は自分は基本わからないんです。
自分以外の聴き手の方にその品質を説明してもらわなきゃならないわけですけども、通常そんなの無理ですよね。
これ誰かが言っててああーと思ったのが、お化粧とか身だし並みっていうのと一緒なんですよね。
自分の見た目だったら鏡で確認できますけども、音声の場合はなかなかそうはいかない。
でも相手にとって聞き取りにくいと、それがとってもストレスだったりするんですね。
気心知れた相手だったら全然問題ないですけども、いわゆるお客さんとかっていう関係性の中では、
ちょっとあなたの声聞き取りにくいんですけど、とはとてもじゃないけど言われないですよね。
一度仕事でも遊びでもいいんで、ぜひ皆さんが喋っている品質ってのがどれぐらいなものなのかを、
相手にちょっと質問してみるっていうのはお勧めだと思います。
少々勝手なうんちく書いておきます。
音声の品質、お化粧と一緒。っていう話でした。
パローでした。ではまた明日。
01:57

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