2024-01-28 01:52

切れてると売れる

クラフトから出ている切れてるチーズ、ってのをよく買うんですよね。
チェダーバージョンを食べてみて以来結構ハマってるんですが、なんでかなと思い返したら、切れてるからじゃね?と思ったんです。
他のチーズ、めちゃくちゃ種類ありますが、このちょうどおやつにつまむくらいの薄さに「かたまりがあらかじめ切られてる」ってのがなぜかちょうどいい感じがして。

食パン買う時に、高級パンなんかは、1本=2斤を切らずに買ってきて、自分で切るかちぎるかして食べてねという方式が多いですね。
でもまぁ普段使い用の食パンは、ほとんどが1斤単位で、4,5,6,8枚切りとして、あらかじめ切られて売られてます。
そこまでして、元は同じなのに、ニーズに応じて枚数の違うパンを出荷販売するってのは、切る行為によっぽど意味があるから、ってことかと思います。

そう、日常であれば有るほど、面倒なことをしたくないのが世の常って〜もんですね。
そして切れてる何かを買って消費して、いつの間にかそれが当たり前になるという時代。
いやはや便利だ。でもまぁちょいコスト上がった分を払ってるような気もするけど。

味や風味を取りたい場合などは、自分で食べる直前にプロセスするのが良い食品も多いですね。
例えば米。玄米保存して米研ぐ直前に精米すればおいしいし、コーヒーも淹れる直前に挽いたほうがおいしい。
こういうのは、正直手間かかります。なんで毎日のようにこんな作業しなきゃならんのだろう?と思いつつ、美味しいし趣味だからいいや、って気になります。

で、販売過程でこの加工がすごくキモになってる典型は肉じゃないかと思います。
鶏肉ひとつとっても、部位ごとに上手く加工してあるし、モモ肉という部位的に同じでも、モモそのまま切らず、唐揚げ用、どんぶり用などなどサイズを変えて店に並ぶ。
サイズをいろいろ用意すれば、その分加工費を載せられるし、作る人は手間が減ると。

で、そもそも売り場に鶏牛豚肉が当たり前に並んでますが、原型を知ってるのに加工工程は買う人のほとんどは知らないし解かろうとしてない人がほとんどじゃないでしょうかね。
KFCの3種類もどうやって加工してるんかな〜とか、考えが巡ります。

あいも変わらず、どーでもいいことが気になって、でも自分の好みで楽な方を選んでしまってることにも気づくわけですね〜。
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みなさん、おはようございまーす。
すごーく日常的なのに、原型を知らないものって結構多いですよね。
これ何言ってるかっていうと、例えばマグロ、刺身になってる姿はみんな知ってますけども、
原型、元の魚の形、マグロはこれっていうのを知らない子どもが多いとかね。
アジの開きなんてもうそうですよね。
水族館行って、アジがいっぱい泳いでるよって言っても、えーいつものアジと全然違うとか言われちゃうわけですね。
意外と牛豚鶏の原型はみんな知ってますけども、
普段食べてるお肉がどうやって加工されるかっていうのはね、
詳しくは知らない人がほとんどでしょう。
こうやって加工されて販売っていうのをされてると、みんな家庭の食卓用に普通に買えるということになります。
これは当たり前なんですが、その先によく考えてるなって思うのが、
自分で切るのがめんどくさい食材とか、
例えば典型的なのが食パンですよね。
食パン専用の包丁を持ってしても、ちょっと暇があったりめんどくさいってことですよね。
チーズなんかもそうですよね。棒状のチーズの場合だと包丁で切らなきゃならない、食べる大きさに。
バターに至ってはね、塊で売ってるもんだとばっかり思ってましたけども、
結構一個一個切れてるバター。
こんなのも数種類棚に並んでて、グラム単価高いにもかかわらず、結構売れてるんですね。
まあこういうふうに、特に食品ですけども、
めんどくさいを解決してあげると、ちょっと高くてもみんな買いますよねって話でした。
パローでした。ではまた明日。
01:52

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