2024-03-05 01:55

すき焼きの目的

すき焼きって、まぁ高級なイメージあるじゃないですか。
霜降りの牛肉はりこんだりして。
でもまぁ私の場合はちょっと目的が違うんです。2日目3日目の白黒うどんのために皆と食べるんです。
はて、何言ってるのかさっぱりわからんと思いますが、例によって勝手な理論を書いときますので、賛同いただける方は清き一票を。

まずはウチのすき焼きの勝手な定義から。
材料は肉と野菜、しらたきと豆腐当たりが入りますが、まぁ適当です。
でも絶対に必要なのは日本のこいくち醤油と砂糖です。

高級すき焼き専門店とかで具として採用されるのはほんの数種類だけです。
っがっ!家庭でやるすき焼きはやりたい放題です。
なので、放り込みたい食材を無節操に買いまくります。素人料理なら徹底的にセオリー無視ですわ。

砂糖は黒砂糖が幾分健康に良いとされてますが、たまに食べるものなので上白糖や三温糖をジャージャーかけます。
黒砂糖だと味が勝っちゃうので別系統の食べ物になります。
で、ホントーに砂糖が気になる人がいる場合は、ラカントSを使うのも良いでしょう。

醤油はだし醤油とかでも良いんですが、ともかく昔ながらというか普通のこいくち醤油がちょうどいい。
ウチではかけるとか付ける醤油は再仕込み醤油オンリーなのですが、このすき焼きのためだけにこいくち醤油を常備してます。
ふつーーのやつでOK。ただ、海外だとこの普通の濃口醤油は最高級品に化けますが。

最も登場頻度が高いのが、鶏のモモ肉。牛肉は財布に余裕があるときには登場。牛脂については、成形品なら要りませんが、もしちゃんとした天然牛脂をもらったときには、後生大事に放り込んで、最後の最後にツルッと食べちゃいます。
これらの油があればすき焼きらしいベースが完成。

さて大事なのは、味と香りの成分となるものですが、絶対に入れたいのは春菊。
しゅんぎくはたべる1分前に入れるのが一番美味しいと信じて止みませんが、まぁ3日間くらいのこってたりもします。
これが入ってるだけで、日本人で良かったと思える香りに。嫌いな人も多いかもですが。

そして味としてはきのこもキモですね。複数揃えます。
良く売ってるぶなしめじ、しいたけ。えのきを入れちゃうときも。舞茸やマッシュルームもうまい。
きのこを数種入れると、相乗効果で本当に濃いダシが出ると思います。

味や香りが出る野菜としては、白菜を筆頭に、長ネギ、玉ねぎは必須。もやし、ニラ、水菜、ほうれん草などが登場するのもアリです。
さらに、おでんじゃないですが、味を吸っておいしい食材としては、定番のしらたきと焼き豆腐も欲しいところですね。
超おすすめは、ホクホク系で崩れにくい生のさつまいも(なんとか金時系)を厚めに輪切りで投入して、終盤火が通ったときにいただくのも良し。

序盤戦はコンロは絶対強火。空っぽの鍋に牛脂か鶏モモの油で膜を張る。
すき焼き鍋を囲む全員の共同作業でワーワー言いながら、切った野菜をガバガバ投入して、肉からでた油で肉と野菜を炒める。
そして野菜から水分が出だした頃には初回バッチの肉は一口食べちゃうのもアリ。

この野菜や具を投入するときの大事な基本戦略は、なにかを投入したら必ず上から砂糖と醤油をガバガバかけること。
これをケチると味出ません。序盤戦では、えげつないくらいの量が必要です。
野菜からの水分でヒタヒタになって、投入しつつ、食べつつ、一旦お腹も落ち着いてきた頃に、初めて火力を中火か弱火に落とします。

日本人ならもちろん生卵を溶いたお椀に、鍋から直接とった具を入れてすすりますよね。
その時にちょうど美味しい塩梅になるように、結構な濃いめの味付けが必要になるわけです。
卵がNGな人は、ご飯で薄めてね。

で、ここまでが準備です。
お腹も一旦落ち着いた頃に、シメとしてうどんをソイミルク、もとい、投入します。
できれば冷凍の讃岐うどん、なければ、コシの強めな細くないうどんがいいですね。

その時囲む人数では絶対全部食べられない量のうどんを入れることが必須です。また、具がそれなりに残っていることも必要。
だって、翌日食べるメインディッシュの一部になるわけなので。
うどんを全員で食べ終わったときに、満腹でダウンしている人が居る状態なら正解です。

この状態では、食べきらなかったすき焼きの具やうどんが、かなり濃密な状態で残されてるわけです。
ホコリかぶらないように蓋などして、冷蔵庫か冷暗所に一晩放置してすき焼きの準備は完了です。

さて翌朝が本番です。
放置されて熟成(?)されたすき焼き。うどんは真っ黒というかまっちゃっちゃの甘カラ状態になってると思います。
再度コンロで加熱するときに、蒸発したであろう水分100ccとかを加え、未調理の真っ白いうどんを追加します。
しばらくすると、紅白ならぬ、白黒うどんが完成し、すき焼きの目的達成となります。

これをおかずに白ご飯をお昼に食べたとすると、関西で言うすき焼きうどんランチという題名に、なるかなー(⌒o⌒)v
うまいよー。
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00:04
皆さん、おはようございます。
食べ物、毎度おなじみ、個人の好みネタです。
前にちょっと言ったかもしれないですけども、すき焼きって皆さんやりますよね?
あれ、何のためにやるのか?それはお祝いや、弾弾のためにやるんじゃないですか?
まあそれもそうなんですけども、私の場合は明確な目的っていうものがありまして、
2日目、3日目のうどんのためにすき焼きをやるんです。
ちょっと意味わかんないと思いますけども、今日の放送分のサムネイルを見てもらえばわかると思うんですけども、
何がうまいかってですね、真っ黒というか、抹茶茶になったうどんと真っ白なうどん。
この不均衡さが最高にうまいんですよ。
私のすき焼きですから、具の種類が多いですよね。すき焼き屋さんで食べるものとは違います。
まあ最低でも10種類、多い時は20種類ぐらい、節相なく具を投入して、いろんな味が混じり合うってわけです。
大きくすき焼きは東西に分かれると思うんですけども、私のところは150%関西風のすき焼きの作り方ですね。
割下って何ですかっていう状態ですけども、親からは調味料けちったらこれはすき焼きちゃうでと言われたんで、はいけちりませんって形で、
砂糖と醤油をバーバーかけるっていうやり方ですね。
まあ限度はありますけども。
そして出来上がるのが2日目、そして3日目の熟成のすき焼きだったうどんって話でした。
パローでした。ではまた明日。
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