2025-06-21 01:57

いい宿はいい。のだが

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久々に長野県は木曽に来ました。
標高が800mほどあるので、真冬に通ってマイナス10度だった記憶も有るところなんですが、さすがに昨日は29度でした。アツイ!
夜になってようやく散歩の気温になった感じでしたね。

ワケ有って珍しく温泉旅館ってのに泊まってます。
温泉旅館って響き、いいですよね。
ホテル、単なる旅館などともちょいと違う響きが有って。

イメージとしては、6~12畳のタタミの和室が有って、布団を敷きに来てくれる人が居て、夕食・朝食にはこれでもかと出される皿の数とお料理、川のせせらぎと紅葉とシシオドシと障子と、、、、、。
せんちひに出てくる油屋という名の湯屋のイメージとも言うかどうか。。。

有名な温泉地は泉質が秀逸で、その恩恵でたくさん湯治客・観光客が集まり、町が成長していく過程を経るんだと思います。
その独自文化の背景には日本特有の昭和、もしかしたら江戸か明治から続く温泉文化ってのがあるんじゃないかと感じるんですよ。


で、、、
この温泉旅館、有名な温泉地に行くたびにどんどんなくなってる気がします。
結構目についたのは栃木県の某一大温泉地とか、群馬のあそことか。

社員旅行〜とか修学旅行〜とかの大口顧客が少なくなり、家族・友人旅行にシフトしたとか、
そもそもの少子高齢化とかいろいろ有るとは思います。
それで、存続をかけた温泉旅館が打ち出した一つの方向性としてはインバウンド客の取り込みですね。

大きな浴槽に温泉の湯が入っていて、みんなで使う。
汲んで使うだけでなく、体ごと浸かってしまう。その皆が浸かった水は汚いものではなく、体に残してさまざまな温泉の恩恵を受ける。
体をきれいにすると言われている石鹸は、その浴槽では使用禁止。

当たり前過ぎますが、このルールは全世界共通でなく、日本と韓国くらいでしょうかね?
どっぷりと浴槽に浸かるというスタイルこそ、日本の温泉のリラックスってことだと思います。
この辺までは、インバウンドの方々にも理解してもらいやすい部分だとは思います。

でも、畳文化を知らないインバウンド客に和室は難しいらしいです。
物珍しさでOKな場合もあるそうですが、設備投資して均して考えれば、ベッドはいくつ有るんでしょうか?の問いに答えられるような部屋の構造が必要かと。
つまり、畳の部屋にベッドを置くスタイルにしちゃうよ、と。

ワタクシ、ベッタベタの昭和の畳文化人間なもんですから、温泉旅館でベッドとなると、見た目で「なんかちゃう」と思ってしまうのですね。
もちろん快眠は約束されてます。どっぷり湯船につかって温泉ミネラル吸収してますからね。
ふとんも、自宅のペラッペラのじゃなくてフッカフカだし。

こういう「キチッ」としたお宿ってのは快適ですね。
で、その先の好みの話で言えば、なんかちゃうのですね。
いい温泉なのに、普通のスパセンと同じだと感じちゃうんですね。

今後インバウンドの方々が大挙していわゆる温泉旅館に宿泊して満足して帰りリピータとなっていくと、おそらく和の成分が洗い流された温泉旅館文化の出来上がりーって感じになっていくんでしょう。
そうでないと旅館の経営が続かないでしょうから。

つらつらと個人の好みの話を書いてしまいました。
次回は車中泊か野営で、日帰りの高張性温泉に入るかなーなんて思ったのでありました。
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サマリー

長野県の木曽での宿泊体験を通じて、温泉旅館業界の変化やインバウンド客の増加について考察しています。

旅館業の変化
皆さん、おはようございます。
ちょいと用事で、長野県は、木曽に来ております。
標高800メーターぐらいあるんですけどね。
なんか全然涼しくないですね。涼しいかなと思ったんですけども、川のせせらぎにちょっと癒されてるって感じですね。
泊まってる宿なんですけどね。道の駅で車中泊っていうのが、本来はショーにあってるんですけども、今回は珍しく温泉旅館になるところにちょっと泊まってみてるんですよね。
まあそんな高級旅館じゃないですけども。
ちょっと気がついたのは、やっぱりインバウンドのお客さんばっかりですね。
和室1弁当だった温泉旅館なんてのも、畳の上に無理やりベッド置くとかですね。
これでもかと皿の数が多い夕食なんてのも、バイキング方式にして合理化したりですね。
やっぱり旅館業ってのも相当な工夫が必要な時代になったんだなって肌で感じますね。
温泉、風呂場も暗くて洋臭ぷんぷんのお湯が張られたようなひなびた温泉場っていうような感じよりも綺麗に整えられて、数パーセントさながらのサウナ付きみたいなのがやっぱり受けるようなんですね。
正直なところ私はどっちかというとひなびた方が好きなんでありますが、まあ今回はちょっと致し方ありませんね。
まあ人の好みっていろいろあるんですけども、新しくてきちっとしてると満足できないやつになっちまってるなーって思ったって話でした。
パローでした。ではまた明日。
01:57

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