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第8回 歴史のバトン【戦国編】第2走者:織田信長(4/5話)
2026-06-07 07:44

第8回 歴史のバトン【戦国編】第2走者:織田信長(4/5話)

織田信長の第4話

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こんばんは、今夜もまた、おやすみ歴史ラジオの時間がやってきました。 ベッドに入って、一番リラックスできる姿勢で聞いてね。
今夜は、戦国編の第2走者、天才織田信長ストーリーの4回目です。 昨日のお話では、信長が新しいアイデアで国を豊かにし、
足利義明をサポートして京都へ上り詰めたところまでをお話ししました。 しかし、その義明の手によって、信長は360度すべてを敵に囲まれる、織田信長包囲網という絶対絶命のピンチに陥ってしまいます。
この大ピンチの中で、最も信長を苦しめたのが、かつては義理の弟として固い絆で結ばれていたはずの、滋賀県にあたる近江の国の大名、浅井長政の裏切りでした。
信長は浅井長政と、昔からのライバルである朝倉義影の連合軍にハサミ打ちにされ、大敗を喫してしまいます。ハウハウの体で京都へと逃げ帰った信長でしたが、敵の追撃は止まりません。
さらに、この混乱に乗じて、当時最強と謳われた騎馬軍団を率いる大物、山梨県にあたる甲斐の国の武田信玄までもが、信長を倒すために動き出したのです。
どこを見渡しても敵ばかり、さすがの天才信長も、今度ばかりは本当に終わりかと思われました。 しかし、歴史の神様はまだ信長を見捨てていませんでした。
なんと、あと一歩で信長を追い詰めるところまで攻め込んできていた武田信玄が、攻軍の途中で突然、病気で亡くなってしまったのです。
最大の脅威が消え去った瞬間、信長はすぐに反撃へと転じます、と言いたいところですが、現実はそう甘くはありませんでした。
信玄が亡くなるまでの間、信長は本当にボロボロになりながら、必死に時間を稼いでいたのです。
敵に囲まれて身動きが取れない信長は、プライドをすべて捨てて、もう戦うのはやめましょうと敵に何度も頭を下げ、一時的な休戦協定を結ぶという泥臭い外交ビジネスを仕掛けていました。
さらに、裏でゲリラ部隊を動かして敵の補給炉を建つなど、天才的な嫌がらせを仕掛け、敵の足並みを狂わせることで、奇跡的に持ちこたえていたのです。
そんな限界ギリギリのタイミングで、武田信玄の病死というニュースが飛び込んできました。
最大の脅威が消え去り、敵のネットワークがガタガタになったこの瞬間を、信長は見逃しませんでした。
まずは、すべての黒幕であった将軍、足利義明です。
信玄の死を知らない義明は、京都にある宇治の牧島城という砦に立てこもり、なおも信長に牙を剥いていました。
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これに対し、信長は圧倒的な大軍で城をあっという間に包囲します。
圧倒的な力の差を見せつけられた義明は、一歩も動けなくなり、降伏。
信長は義明の命だけは助け、京都から力づくで追い出しました。
これによって、200年以上続いていた室町幕府は事実上、終わりを迎えることになります。
続いて信長は、自分を裏切った浅井永政と足利義明への復讐に動きます。
まずは福井県にあたる足利家を攻めました。
激しい嵐が吹き荒れる夜、信長は敵が油断して逃げ出すのは今だと直感し、自ら馬に乗って嵐の中を猛追撃します。
不意をつかれた足利軍はパニックに陥り、相崩れとなって足利義明は自害に追い込まれました。
そのままの勢いで、信長は滋賀県にあたる浅井永政の小谷城を取り囲みます。
お城の周りを完全に封鎖し、兵狼攻めでじわじわと追い詰めていきました。
もはや逃げ場がないと悟った永政は、信長の妹である妻の尾一の方と子供たちを城から逃がした後、自ら命を断ちました。
こうして、信長を苦しめた二つの名家は完全に滅び去ったのです。
絶望的な包囲網を自らの執念と力づくで突破した信長でしたが、ピンチの連続はまだ終わりません。
亡くなった武田信玄の後を継いだ息子の武田勝頼が、親の仇を討つため、そして武田の強さを見せつけるために、再び大軍を率いて信長の領地へと攻め込んできたのです。
強烈な突撃力を持つ最強の武田の騎馬軍団。
この怪物たちを迎え撃つために、信長は愛知県の新城市にあたる、したらがはらという決戦の地へと向かいます。
ここで信長は、またしてもこれまでの戦いの常識を180度ひっくり返す、誰も見たことがない恐ろしい新兵器の作戦を用意していました。
信長が用意したのは、当時としては最新オブハイテク武器、鉄砲を大量に使った戦術でした。
当時の鉄砲は、一発撃つと次の弾を込めるまでに時間がかかるため、戦いでは使い物にならないと言われていました。
しかし、信長はここでまた誰も思いつかなかった新しいアイデアを生み出します。
それは、三千丁もの鉄砲を用意し、兵隊たちを三つのグループに分けて順番に撃たせるという作戦でした。
一番目のグループが撃っている間に、二番目、三番目のグループが弾を込める。
これによって鉄砲の弾を途切れなく、嵐のように撃ち続けることができるようにしたのです。
さらに、最強の騎馬軍団が勢いよく突撃してこれないように、戦場に長い木の柵をずらりと組み立てて待ち構えました。
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いよいよ決戦の火蓋が切って落とされます。
武田の無敵の馬たちが砂煙をあげて猛スピードで突っ込んできました。
普通の武士なら恐怖で逃げ出すほどの迫力です。
しかし信長の兵隊たちは木の柵の後ろでじっと引き金に指をかけ、引きつけて、引きつけて、信長の合図を待ちました。
放て、信長の号令とともに激しい銃声が響き渡ります。
さらに、弾を込める隙を与えることなく、二陣、三陣の鉄砲隊が次々と弾を打ち込んでいきました。
どれだけ強い馬や勇敢な武士であっても、次から次へと飛んでくる鉄砲の弾の嵐には立ち打ちできません。
最強と恐れられた武田の騎馬軍団は、信長の新しいアイデアの前に手も足も出ずに敗れ去っていったのです。
これが、日本の戦いの歴史を完全に変えてしまった長篠の戦いです。
最大のライバルであった武田家を打ち破り、いよいよ天下統一へと大手をかけた信長。
誰も信長を止めることはできない、そう誰もが確信していました。
しかし、夢のゴールがすぐ目の前に見えたその時、歴史上最も有名で、最も切ない大事件が信長を待ち受けているのです。
いよいよ次回、天才小田信長ストーリー 堂々の最終回です。
それでは、今夜のお話はここまで。
ゆっくり目を閉じて、明日の続きを楽しみにしていてね。
おやすみなさい。
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