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第5回 黒田官兵衛(後編)
2026-05-28 06:14

第5回 黒田官兵衛(後編)

黒田官兵衛の後編です。

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こんばんは、今夜もまた、おやすみ歴史ラジオの時間がやってきました。 お布団をしっかりかけて、枕に頭をポンとのせて、準備はいいかな?
今日も一日頑張った体を、優しくいたわるように、リラックスして聞いてね。 おやすみ歴史ラジオ、今夜は天才軍師、黒田官兵衛さんの後編、です。
昨日のお話、覚えているかな? 味方からも敵からも誤解されて、一年間も真っ暗な牢屋に閉じ込められてしまった官兵衛さん。
助け出された時には、足が動かなくなっていましたが、諦めずに特製の車を作って復活を果たしました。 さあ、今夜はいよいよ、そんな官兵衛さんが歴史をがらりと変えてしまう、
すごすぎる大逆転作戦のお話です。 官兵衛さんが車に乗って復活した後、日本中を揺るがす大事件が起きました。
あの本能寺の編です。織田信長さんが、部下の明智光秀さんに裏切られて、突然亡くなってしまったんだね。
その頃、大親友の豊臣秀吉さんは、遠くの中国地方で、毛利照本さんという別の強い大将とお城を挟んで大喧嘩をしている最中でした。
信長さんが明智光秀さんに撃たれたという大ニュースを耳にした秀吉さんは、目の前が真っ暗になりました。
信長様が亡くなってしまった。これからどうすればいいんだ。 もう終わりだ、と声を上げてわんわん泣き崩れてしまったんだって。
秀吉さんが絶望して、完全に心を失いかけていたその時です。 片言、片言、と静かに車輪の音を響かせて、官兵衛さんが秀吉さんの隣にやってきました。
立中高松城の水攻めという戦いをしている真っ最中だったんだけどね。 官兵衛さんは、泣いている秀吉さんの耳元で、にやりと不敵に笑いながら、こう囁いたのです。
秀吉様、泣いている場合ではありませんよ。 これは、あなたが明智光秀を倒して、日本のトップになれる最高のチャンスがやってきたということです。
普通なら、大ボスの信長さんが亡くなって、みんながパニックになっている時に、自分がトップになるチャンスだなんて思いつきもしないよね。
でも、官兵衛さんは違いました。 暗い牢屋の中で1年間、じっと耐えぬいた官兵衛さんだからこそ、どんな大ピンチの時でも、ここから逆転する方法はないか?
と、頭をフル回転させることができたんだね。 官兵衛さんの言葉を聞いた秀吉さんは、はっと目を覚ました。
そうか、今こそ僕たちが立ち上がる時だここから、歴史オタクの男の子が大興奮する、 官兵衛さんの超スピード大作戦が始まります。
官兵衛さんは、目の前で戦っていた毛利寺本さんに、信長さんが亡くなったことを絶対に隠したまま、パパパッと話し合いをして、あっという間に仲直りをしてしまいました。
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実は、信長様がもうすぐ大軍を率いてここへやってきます。 そうなれば毛利家は滅びてしまうでしょう。
でも、今すぐ降参して平和の約束をしてくれるなら、私が信長様を説得して戦いを止めてあげますよ。 官兵衛さんはそんな風に、嘘をついて毛利寺本さんを上手に騙したんだね。
信長さんがもう亡くなっているなんて夢にも思わない毛利寺本さんは、それはありがたい。 すぐに仲直りしましょうと、大急ぎで平和の手紙を書いてくれました。
こうして目の前の敵と急いで仲良くなった後、ここからが歴史の教科書にも載っている有名な中国大返しです。
官兵衛さんは、秀吉さんや何万人もの兵隊たちを引っ張って、明智光秀がいる京都を目指して、ものすごいスピードで走り始めました。
その距離、なんと約200km、今でいう東京から静岡を通り越して浜松の辺りまで行くくらいの信じられない長さです。
それを車も電車もない時代に重い鎧を着て、自分の足だけでたったの数日間で走り抜けたんだ。
歩けないはずの官兵衛さんも、特製の車にどすんと乗って、片言、片言と車輪を激しく鳴らしながら急げ、
走れ、日本の未来がかかっているぞとみんなを応援し、引っ張っていきました。
まさか、そんなに遠くにいた秀吉さんの軍が、こんな超スピードで戻ってくるなんて、明智光秀さんは夢にも思っていませんでした。
え、もう秀吉が帰ってきたのかと腰を抜かしてびっくり、準備ができていなかった明智光秀さんの軍を、官兵衛さんの作戦通りに秀吉さんは見事に打ち破り、信長さんの仇討ちを果たしました。
この大逆転劇があったからこそ、秀吉さんは後に日本で一番偉い人になれたんだね。
その裏にはいつも車に乗って、きらりと頭脳を光らせていた黒田寛兵衛さんという最高の相棒がいたのです。
さあ、今夜の歴史ラジオはここまで、天才軍師黒田寛兵衛さんのお話、どうだったかな。
どんなに目の前が真っ暗になるような大ピンチが起きても、寛兵衛さんみたいに、いや、待てよ。
ここから大逆転するチャンスはないかなと、頭を柔らかくして考えると、未来をがらりと変える素晴らしいアイデアが見つかるまとめかもしれないね。
明日は、この秀吉さんや寛兵衛さんの時代に、ギリギリ遅れてやってきた、あの目がかっこいい大人気武将のお話をしようかな。
今夜は戦国時代のスーパーカーに乗って、夜道を大ダッシュするような、ワクワクして力強い夢を見ながら、ゆっくり眠ろうね。
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それじゃあ、ゆっくり目を閉じて、体の力を抜いて、おやすみなさい。
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