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2026-10-10 07:05

第41回群雄武将シリーズ立花宗茂2/3話

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今晩は、今夜もまた、おやすみ歴史ラジオの時間がやってきました。 ベッドに入って、一番リラックスできる姿勢で聞いてね。
前回は、十歩の高橋将雲と洋風の立花童節という二人の名称の教えを受け継ぎ、 九州の地で圧倒的な武勇を示して豊臣秀吉から最極無双と称えられた立花宗茂の情熱あふれる青春時代をお届けしましたね。
今回は、秀吉亡き後の不穏な世で義理を貫き、 天下分け目の関ヶ原の戦いから領地をすべて失うという最大の危機、 そして誇り高き流浪の旅へと踏み出す立花宗茂の波乱に満ちた第二話をお届けします。
秀吉がこの世を去ると、天下の覇権をめぐって徳川家康の影響力が急速に強まり、 世の中は東軍と西軍に分かれて不穏な緊張感に包まれていきました。
多くの大名たちが自らの生き残りを懸けて家康の東軍に加わろうとする中、 宗茂の下にも家康からの強い誘いが何度も届いていました。
しかし宗茂の心には迷いはありませんでした。
かつて名もない若造だった自分を見出し、十三万石の大名に取り立ててくれた秀吉への感謝の思い、 そして武士としての義理を何よりも大切にしていたからです。
宗茂は家康からの誘いを断り、豊臣家への忠義を誓って西軍に加わることを固く決意しました。
関ヶ原の戦いが勃発すると、宗茂は西軍の重要拠点である津長島城や大津城の攻略に当たります。
大津城には東軍に値返った強力な部隊が立てこもっていましたが、 宗茂は巧みな戦術と凄まじい勇猛さでこれを圧倒し、見事に城を攻略しました。
しかし、宗茂が大津城を落としたまさにその日、 関ヶ原の本線では小早川秀明の裏切りなどによって西軍がわずか半日で壊滅するという、思いもよらぬ大敗を喫していたのです。
本線敗北の知らせを受けた宗茂は、深い無念を抱えながらも決して自暴自棄になることなく、 生前と陣を引いて本拠地である竹後柳川へと撤退していきました。
柳川へと無事に戻った宗茂を待っていたのは、 東軍に組みした加藤清政や黒田寛兵衛、そして鍋島直茂らの大軍による包囲網でした。
かつて九州の地で共に戦い、宗茂の勇猛さと誠実な人柄を深く知り尽くしている清政や寛兵衛は、 宗茂と無駄な流血を重ねることを強く望んではいませんでした。
清政は宗茂の元へ死者を送り、 秀吉公への忠義を最後まで果たしたその生き様は見事であった。
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これ以上の無用な戦いはやめ、自嘲して命を繋ぐべきだと熱い説得を試みたのです。
宗茂もまた、自らの意地のために愛する良民や誇り高き家臣たちをさらなる戦火に巻き込むことはできないと悟り、 城を開けて降伏する決断を下しました。
関ヶ原の戦後処理において、徳川家康は西軍に加わった宗茂に対し、 蓄後柳川十三万石の領地をすべて没収するという厳しい戒役の処分を下しました。
華やかな大名の地位から一転して無一文の老人となり、 住み慣れた城と土地を追われることとなった宗茂。
しかし、宗茂に長年仕えてきた家臣たちは、 誰一人として彼を見捨てることはありませんでした。
領地を失い、明日食べるものにも困るような貧しい状況であっても、 多くの家臣たちが宗茂の貴賓と義理に満ちた人柄を慕い、どこまでも突き従っていったのです。
宗茂は家臣たちと共に老人の身となり、江戸へと向かう苦難の旅路に着きました。
かつて天下に名を轟かせた最極無双の勇将が、粗末な着物を身にまとい、 小さな杏で質素な生活を送ることとなったのです。
それでも宗茂は決して運命を呪うことなく、静かに時が満ちるのを待ち続けました。
江戸での老人生活は、かつての大名暮らしとは比べ物にならないほど貧しく過酷なものでした。
日々の食事にもことかくような暮らしの中で、宗茂は自ら薪を拾い、質素な家用家臣たちと分け合いながら、明日への希望を捨てずに生きていました。
どのような極貧の生活にあっても、宗茂の太刀振る舞いには凛とした貴賓があり、 武士としての誇りと深い驕傲が滲み出ていました。
そんな宗茂の素晴らしい人柄と、落ちぶれてもなお彼を堅い絆で支え続ける家臣たちの忠義の姿は、 やがて江戸の街でも大きな評判となっていったのです。
かつて敵味方として戦った徳川家康や、その息子の二大将軍、徳川秀田もまた、 宗茂の優れた才覚と誇り高き生き様を深く評価していました。
家康は、これほどの血仏を浪人のまま放っておくのは天下の損失であり、 徳川の世を万尺にするためにも味方に引き入れるべきだと考えたのです。
慶長八年、家康は宗茂を江戸に呼び寄せ、自らの側近として取り立てることを決めました。
さらに、日立の国に新たな領地を与え、 宗茂を再び大名の位へと復帰させたのです。
一度は全てを失い、無一聞の浪人にまで見落とした男が、 自らの卓越した人徳と誠実さだけで、 再び将軍の信頼を勝ち取り、大名として帰り咲いた瞬間でした。
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しかし、宗茂の胸に秘められた真の願いは、 故郷である筑後柳川の地に再び戻ることにありました。
与えられた立場に心から感謝しつつ、 宗茂は徳川家のために精神精い尽くし、 将軍秀田田の厚い信頼を一層確かな者へと築き上げていったのです。
立花宗茂のお話、第2話はこれでおしまいです。
全てを失いながらも圧倒的な人徳で大名へと帰り咲いた立花宗茂。
次は一体どのような物語が待っているのでしょうか。
今夜はどうぞ、ぬくもりのある布団に包まれて、 心も体もゆったりとお休みさせてあげてくださいね。
それでは素晴らしい夢が見られますように、おやすみなさい。
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