今日は、こんな悪循環から抜け出すためのチームとしての解決法についてお伝えしたいと思います。
ぜひ詳しく伺いたいです。
はい。まず最初に、コントロールは不安の裏返しという言葉から考えてほしいのです。
コントロールは不安の裏返し?これはどういう意味でしょうか?
私たち親が子どもを力で動かしたくなる時、私たち親の脳内では不安というパーツが騒いでいるんです。
このままでは勉強が遅れら、規律のない子になるといった将来への不安です。
その不安を解消したくてついパワーを使ってコントロールしようとします。
なるほど。親も必須ですものね。
そうなんです。教育熱心の親御さんほどその傾向があるかもしれません。
でも親からパワーをぶつけられた時、子どもの脳の変動体は攻撃を受けたと判断してサバイバルモードに入ります。
反抗するか無視するか固まるか。
この状態の脳は理性のスイッチが切れているのでどれだけ正論を言っても届きません。
だから何を子どもに言っても聞かない感じがするんですね。
その通りです。
では私たちが分からせようと思って怒鳴っていることは全く逆効果だということですか?
そうなんです。一番効果的な話し方は子どもが攻撃されたと感じない声のトーンや言葉を選ぶことです。
うーんそうですよね。そこが分かっているのに難しいところです。
よく分かります。だからこそ親も育つ子育てでは、まず親が自分の内面を理解し癒していくことを一番大切にしているわけです。
なるほど。
はい。落ち着いて話すということに戻りますね。
子どもと落ち着いて話すには、まず親が自分が落ち着いている、いないかということに気づく必要があります。
そしてそこで一瞬立ち止まって自分を目指認知する。
自分のコントロールしたいパーツに気づき、IFSでいうところのセルフとして落ち着きを取り戻すことが必要になってきます。
以前の内的家族システム、IFSのお話の中にあったセルフですね。
そうです。もしも以前の回を聞いていらっしゃらない方は、そちらも聞いていただけると理解が進むと思います。
このポッドキャストのエピソード6ですね。
そしてもう一つ、意思としてお伝えしたいのは生理的なコンディションです。
親が寝不足や空腹なら、今は問題解決の時ではありません。
それはお子さんも同じです。
体調がベストでない時に無理に話し合うのは、火事で燃え盛る家の中で防火会議をするようなものです。
まずは消火、つまりお互いに落ち着くことを優先し、会議はもっと安全感がある時に設定しましょう。
確かにそうですね。
いつも起こる問題であれば、毎回イライラするよりも、お互いに落ち着いている時に問題解決の会議をするということが大切ですよね。
でも問題行動が出てない時に、わざわざ問題の話を持ち出して会議をするというのは忘れがちですね。
そうなんですよ。だからいつもみんなが感情的な場面でどうにかしようというパターンになってしまいます。
子供の言い分を聞いたら親の負けだと感じてしまうこともあるんですが、親だ意見を持って解決法を示さなければと感じますんです。
わかります。ただ実際に何が効果があるかと考えるとむしろ逆なんです。
聞くことは相手を話し合いのテーブルにつかせるための最も賢い戦略なんです。
人間には理解されたい、自分の気持ちを受け止めてほしいという根源的なニーズがあります。
そのニーズが満たされると安心感が戻ってきます。
確かに私も批判されずに聞かれると安心しますね。
そしてIFSの視点で見れば子供の問題行動と言われるものの裏にも必ず何らかのパーツがあります。
ゲームをやめたくないパーツとかですね。そうです。
そのパーツがどんな理由で何を訴えているのか批判せずに徹底的に聞くことで子供の脳の危険信号が解除されます。
脳が落ち着いて初めて子供たちも理性的に親と話せるようになるわけです。
では具体的な3ステップを宿題をやりたがらない子の例でシミュレーションできますか。やってみましょう。
まずはステップ1、共感のステップです。子供の言い分、つまりニーズを聞くという段階です。
まずは宿題始めるのがちょっと大変みたいだね。何がそんなに嫌なのかなと問いかけます。
子供が面倒くさいと言ったらすかさず、そっか面倒なんだねとその子の主観的な真実をそのまま受け止めます。
つい面倒でもやりなさいと言いたくなりますが。そこをぐっとこらえてさらに深く聞いてみてください。
どんなところが面倒かな。机に向かうまでが大変、それとも問題を解くことが大変と。
もし疲れていて何をやるのも嫌なのと帰ってきたらそうだよね、学校で頑張って疲れてる時にまた勉強するのは大変だよねとその気持ちに寄り添い切ります。
ここであなたの考えた解決策を言わないのが鉄則です。
自分の中の問題解決したいパーツをすでに感じますね。今宿題しなかったらテレビ見れないからねとか言いそうです。
それに気づけたということはすでに以前と比べてあなたの視野が広がっている証拠です。
ではステップ2。親側のニーズを伝えるステップです。
子供のニーズを理解したら次は親の番です。
ここで大切なのは子供の言いたいことをできるだけ聞いてあげてから親の番が来るということです。
比率で言うと子供が9割、親が1割の心づもりでいてください。
9対1、うちは反対かな。私たち親も言いたいことたくさんありますもんね。
ただ親子の効果的な問題解決のための会話には私たちが多く喋るのは役に立たないかもしれませんね。
では子供の話を十分聞いたとします。その後に伝えるのは親としての自分のニーズ。
教えてくれてありがとう。今は体が疲れていて面倒なんだね。
お母さんの心配はあなたが夜遅くまで起きていると明日つらくなるのと、
寝る前にバタバタするとお母さんもイライラしちゃってあなたと楽しく過ごせなくなるのが悲しいんだよね。
これは子供の健康に関するニーズとあなたのつながりへのニーズですね。
子供を責めるのではなく、解決策を提案するのではなく、自分の正直な気持ちで私に何がニーズがあるかを
私を主語にしてアイメッセージで伝えるんですね。