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どうも、TAZAWAです。
どうも、WATAです。
あのー、最近ちょっと僕元気なくてね。
お。
なんかこの2、3週間実は、あんまりテンション高くなかったんですよ。
すいません、僕がちょっと波を、感情の波を捉えきれてないからかもしれないですけど。
割となんか、あんまりなったんで。
あ、あんまりだったんですね。
最近ね、こんなもの買っちゃって。
ほう。え?
なにこれ。
なんか、え?
ルービックキューブみたいな?
こと?
それなんかこういじると、形がこう。
はいはいはいはい。
カチャカチャ変わっていくんですけど。
これなんかね、僕今手にね、ちょっとね、よくわからない四角い物体を渡されてるんですけど。
はい。
何なのか全然わかんないんですよ。
あのー。
これ何?
もうそれだけですね。
え?
それだけです。
ただ手で遊ぶだけのおもちゃ。
あ!
転がす系?
え?どういうこと?
あのー、フィジェットとかっていうのが流行ったりしてます。
で、感覚を落としたりとか、手で触ってたりするためのそれだけのおもちゃ。
あるわー。
僕なんか弾買ったことある。
なんかこの弾を回す。
あー。
ハンドスピナーとか、そっち系ですよね。
そっち系。
あ、そっち系だと思った。
そうそうそうそう。
これもそっち系で。
なるほどね。
それを買っちゃって。
はい。
夜な夜な一人でカチャカチャして。
いやいやいやいや。
いやいやいやいや。
これでもいい感じの重さで、片手で持ってると、
なんかちょっと気づけてないと落としちゃうから、
いい感じで集中できるんですよ。考え事してる時。
確かに。
そうですね。考え事してる時にいいかもしれない。
ずっと触ってられるんですよ。
なんか質感もさ、結構いい質感です。
それオススメなんですよ。
へー。
インフィニティキューブって言います。
確かに無限にこの、無限にいっちゃうってことですね。
そうそうそう。
これに癒されてた。
そうそうそう。
一週間あったわけですね。
カチャカチャしてますよ、夜中。
夜中ね。
ちょっと僕想像できないもん。
これをカチャカチャやってる夜中の。
で、まあなんかそんな中、それ持ってていただいて。
大丈夫ですか?
この収録中、カチャカチャ。
カチャカチャやっちゃう感じしますよね、これね。
ツイッターでやってもらう。
私あの古畑忍三郎で江口陽介が犯人役の時に、
ボールペンカチャカチャする癖が。
あったわ。
きっかけでバレたことがありましたね。
あったあったあった。
すげえ懐かしい。
すげえ懐かしいんだけど、僕ね、たまたま先週それ見てたんだよ。
へー、そうですか。
そう、あの古畑忍三郎のことが急に気になって。
西村政彦が離婚した流れで急に気になって。
そうそうそうそう。
たまたま見てたけど。
そんな感じです。
でもね、ちょっと辞められなくなる感じは分かるわ、すごい。
で、今週本を読んだのはですね、そんな元気がないからこそ、
時に読んだ本。
人生最後の日にガッツポーズをして死ねるたった一つの生き方っていう。
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これめちゃくちゃいい本だった、僕びっくりしちゃった。
なんからしくない本ですよね。
めちゃくちゃいい本で、涙なしでは読めない本。
僕本当に本としてめちゃくちゃおすすめですね、これは。
ものすごくいい本だったですね。
僕泣きながら読みましたこれ。
なんかエッセイみたいなやつですか?
いや、翡翠小太郎さんっていうコピーライターの方で、昔名言セラピーとかっていう本がすごい売れてて、そういう人なんですけど。
幕末の死死たちのエピソードをもとに、吉田松陰、高谷晋作とかね、坂本龍馬とかのエピソードをもとに、かっこいい生き方ってこういうことだよっていう話を。
なるほどなるほど。
めちゃくちゃ面白かったですね、これ。
これ本当に読んでほしいと思いました、みんな。
マジですか?
特に幕末とかね、あんまり知らない人が読んだら興味持つと思いますね、幕末とか。
それぞれ有名なエピソードなんですけど、それをここまで面白く魅力的に語れるのかっていう。
それぞれの偉人の人の最後の瞬間というか、終わり際みたいなところを描いてる。
人生最後の日にガッツポーズできる生き方をしてたよね、彼らはっていう。
なるほどね。
冒頭の吉田松陰とか、今吉田松陰っていうのも、幕末のいろんな死死たちの思想の原点にあるような先生、師匠にあたるような人ですけど。
吉田松陰っていうとね、ざっくりコンパクトに言うと、黒船があの時来たじゃないですか。
あの時ってみんなビビってね、黒船に。中で追い払えってなった時に、当然吉田松陰もそういうふうなガタガタではあったんですけど、
まず何より、あれ乗りてーってなって。
かけらあれみたいな。
で、夜中に船漕いで黒船に行って、乗ったんですよ。
乗ったんだ?勝手に?
そしたら当然アメリカ人に出てきて、何だお前って。
不審者だろうって。
いや俺をちょっとアメリカ連れてけと。
で熱意込めてわーって喋ってたら、熱意伝わって、いや分かるけど、ちょっと多分いろいろやばいから、一回帰った方がいいんじゃないかってアメリカ人に言われた。
ちょっと引いてんじゃん。
断られて、戻ったんですけど、当然そのことがバレたから処刑されるんですよ。
いざ処刑ってなった時に、いや吉田松陰を殺さないでおいてくれって、手紙がね、ペリーから届いたんですよ。
あの時の熱意のある、彼を殺しちゃいけないって。
幕府もだったらってことで許して、一旦牢獄入れとけって言って牢屋に入れられたんですけど、
牢屋の中でもこの人の人間性とか、めちゃくちゃピュアな人だから囚人たちをめちゃくちゃ感化してって、結果牢獄の中で塾開いちゃったんですよ。
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塾開いて、そこで結局その後々先生と呼ばれるような囚人たちをたくさん産んじゃって、
でもうあの牢屋ヤバいらしいよって話題になっちゃって、コロナ禍で。
行った方が良くね?みたいな話なんじゃない?
でも、もうちょっと出せ出せって言って、吉田松陰を牢屋から出せってことになったんですよ。
わけわからないことになってるからみたいな。
そこで出て開いたのが昇華村で、そこでは後々の高森支援サフトとか佐賀玄瑞とか、伊藤博文とかね、すごい人たちをたくさん配置してっていう、
本当にもうそういうピュアな人でね、自分の命っていうのは今後の日本のためにだったらどうなってもいいっていうかね、本当そういう生き方をした人みたいな。
そういう吉田松陰のエピソードから始まって、5人分。これがまた本としても素晴らしくて、なぜこの5人なのか、なぜこの並びなのかっていうところが一冊読むと分かるんですよね。
なるほど、繋がってるんだ。
繋がってるんです。
なるほどね。ジョン・マンジロウとかあるね。
ジョン・マンジロウ。この繋がりで見るとね、僕この5人をこういうふうな繋がりで見たことなかったから、すごい面白くて。
繋がってるって感じ。
そうそう、しないし。
最後坂本龍馬で。
そうそうそう。真ん中の天山子誰だよって、僕知らなかった。
知らないっすね、確かにね。
だけど、この人がここにいなければいけなかったっていう。
なるほど。なるほどなるほど。
でね、なんか革命が起こるときに、そこには3つのものが必要になるって言われてて、それはね、若者、馬鹿者、よそ者っていうね。
はいはいはい。
この5人とかっていうのは、まさにそういうタイプの人たち。
僕ね、なんか最後の方でちょっと感動したんですけどね、僕らのこの放送でもちょこちょこ話してるような話かもしれないですけど、
日本の神道、神の道と神道と外国の宗教、どこが一番違うか知ってます?
わかんない。
神道ってのはね、教えがないんですって。
ああ、はいはいはい。
で、教えがないってことは、神道には何がないってことなのかってなるとね、神道には善悪がないって言うんですよ。
はいはいはい。
他の宗教ってのは、お前間違ってるってことで言い争う。
そうですね。
それで、日本の神道ってのは善悪がないから。
海外のやつはね、食材って言って、罪を、罪滅ぼしのために色々するみたいなね、悪いことやっちゃったかどうかって考え方的にね。
だからその代わりに日本は善悪がない代わりに何があるかって言ったら、美しいかどうかって判断基準。
ああ、いいね。
で、これ僕このエピソードすごいなと思ったんですけど、ヨーロッパで火薬使った爆発でね、トンネルとか折ったりとかする技術があってね、それが日本に来たときに、日本としてもやっぱり爆発させる技術必要じゃないですか。
新しいもの作ったりね。
その時に日本はね、そういう使い方でそれを使わなかったんですよ、火薬を。
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トンネルとか鉱物資源とか採掘するときに本来使うその火薬をね、日本は何に使ったかって言ったら花火なんですよね。
要は自然を爆発させるなんてもう美しくないんですよね。それをそんなものを花火として見て楽しむっていうものに使ったその日本人の感性。
なんか日本人でいることがなんか誇り思えるなと思いました。
だってさ、花火って世界に広げたのは日本ってことでしょ。結果的にその世界でもね、ファイアワークス、花火として普及して。
日本人のお茶の道とかもそうですけど、剣道とか小道とか牛道、花道とか、その道、その日本人が作った道っていうのは勝ち負けじゃなくて、やっぱり美しさの追求の道なんですよね。
このガッツポーズするためにどう生き方するかっていうときにね、自分の人生の中で美しい生き方が自分でできたかどうかっていうかね、そういうところで納得ができるような生き方ができたらいいなと思って。
それはね、いい考え方だなと思ってね。
でも元気になる本人はめちゃくちゃ。
美を追求するっていうのはすごい、ちょっと今響きましたね。美しさってある種、善悪で測れない何かがあって。
これちょっと文明がずれるかもしれないですけど、最近すごい良い言葉というか、ツイッターでたまたま見てたやつで見たんですけど、チームラボの井の子さんが言ってた言葉で、人間っていうのは本来個体、いわゆる個人だと物事っていうのを美で判断するらしいんですよ。
実は倫理観とか正義観とかっていうのは、集団になった時に人々が初めてツールとして使う。何かを判断する時に、何か正しいかどっちかとか、人の意見が多数決でどうかとかっていう時に、道徳とか倫理観っていうのはその時だけ生まれるものらしいんですけど、本来は生き物としては美しさで物事を判断してるらしいんですよね。
結婚相手とか恋する相手とかもそうじゃないですか。本来人間というのは美で物事を判断してる生き物なんじゃないかということをおっしゃって、すごいハッとしたんですよ。
だから通ずるものが今ちょっと感じてね。
そうかそうか。だから子として、自分自身一人の人間として正直になれば美しさで物を見ていけるっていう。
そうなんですよね。美しさの概念って人それぞれあるってことだよね。すごい良いですね。粋ですね。粋な感じがしますよ。
本当に生きか野望かっていうところですよ。本当に僕この元キャストをしてるくらいの時からすごいそれを強く思うようになってきて、この番組でそういうテーマって話すことが多いからかな。
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確かにね。
すごい生きかどうかって判断することがすごい自分の中でも大事になってきましたね。
確かに確かに。だからよりあれだよね。今まで僕ら業界的にロジカルに何が正しいかを突き詰める業界にいたからさ、なんかちょっと違和感あって反駁してた気持ちが徐々に自分たちでそういうふうに考えを話すことによってちょっと発散し始めてるかもしれないよね。
今ちょっと世の中がそういう風潮が強いじゃないですか。そういうのもあるかもしれない。ちょっと反駁したいところがあるかもしれないけど。大事ですね。だからこういうふうに話していかないと汚染されちゃいますんで本当に。いい本読んでますねでもね。ちょっと読んでみますよ僕もじゃあ。
これめちゃくちゃよく、僕久しぶりに本としてこんな人にお勧めしたい本は久しぶりっすね。
アマゾンのレビューとか見てもめちゃくちゃ高評価で、すごい気持ちはわかりますね。一気に読んじゃうと思いますね。テーマとしてはね、たぶんなじみがない人からしたらちょっと幕末の話だからね。あれですけど、ぐいぐい読ませますね。
天才的なコピーライターの人がこういう話を書くとこうなるんだってちょっとびっくりしましたけど。
いやちょっと僕も配録させていただきますが、ちょっとそこまでたださんが進むみたいな。
じゃあこれをあげますじゃあ。
えっいいんすか?
僕メールから言うだけだから。
まあちょっと読んでお返ししますけどもちろん。
ありがとうございます。読んでみます。
めっちゃ美しくね、言っていきましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。