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  2. 第260回 小説を読む価値、読書..
2023-11-20 48:16

第260回 小説を読む価値、読書で育まれる感受性、おすすめの作品など

小説を読むべき理由について二人の経験をもとに様々な観点で話し合いました。 ■ 関連リンク スーパーレモンキャンデー https://amzn.to/3MP3m7n 『あなたが誰かを殺した』 https://amzn.to/3SR2mn7 『世界でいちばん透きとおった物語』 https://amzn.to/3G2b61M ■ 番組への感想・お便りはこちら https://forms.gle/G7aYqkYFHdGBPT4L6⁠⁠ ■ クレジット Opening Theme : Composed by WATA Cover Artwork : Designed by WATA CG Character : Modeling & Designed by WATA Ending Theme : Composed by TAZAWA ©終わりかけのRadio 番組エンディングテーマ『life』 ⁠https://linkco.re/E2GY2D3Q #読書 #小説 #東野圭吾

サマリー

TAZAWAさんとWATAさんは酸っぱい飴を食べながら、小説の読書の価値やミステリーの魅力について話しています。小説や文学作品を読むことは感性を育むことであり、情景描写や言葉の表現を通じて自分自身の感性を豊かにすることができます。また、足田マナさんや太田光さんなど、芸能人やコメディアンでもこのような感性を持つ方がたくさんいます。小説を読む価値や読書で育まれる感受性、おすすめの作品などについてのエピソードもお話ししています。本屋の衰退やデジタル化の影響により、小説は読まれづらくなってきていますが、紙の本ならではの質感や想定、セットの作品体験など、楽しみ方もあります。高評価を押していただけると、彼らのテンションも上がります。素敵な声の田沢さんのコアなトークもありますよ。安倍博史さんの真顔コメディーもおすすめです。

酸っぱい飴の話
スピーカー 2
どうも、TAZAWAです。 WATAです。
さっき、WATAさんに飴あげたら喜んでくれてました。
スピーカー 1
いやー、これねー、あのー、酸っぱキャンディーみたいな感じなんですけど、美味しい。
だから、こういうね、僕、まあ、さっきも話しましたけど、飴がすごい好きなんです。飴ちゃん好きなんですね。
スピーカー 2
思った以上に飴めっちゃ舐めてくれてますね。
スピーカー 1
いや、これね、僕止めなかったらずっと舐めてます。1日中、飴で1食終わらせてもいいぐらいの時ありますから、僕。
スピーカー 2
病気の方大丈夫ですか?
ダメです。
スピーカー 1
飴は、テイケットになった時にだけ、舐めてくださいねって言われてるんで。
これ、お医者さんに言うと怒られちゃいますけど。
スピーカー 2
酸っぱい飴がね、ちょっとだから、僕、ちょっとネタ的に、なんか、めっちゃ酸っぱい飴を買って、この番組でね、WATAさんにそれとなく舐めさせて、いたずらしようかなと思って、そのためにちょっと酸っぱい飴を買ってみてたんですけど、意外とただ、いい感じで酸っぱくて美味しい飴だったんで。
スピーカー 1
そうなんです。あのー、そのドッキリを仕掛けるには弱かったね。
スピーカー 2
そうなんですよね。刺激が。
なので、買ったやつ、5袋、全部あげました。
スピーカー 1
そう、なんかね、ご発注したやつを全部渡されてるみたいな設定なんですよ。だから、間違ってね、頼まれてたんですね。
スピーカー 2
まあでも、飴あったら、飴クラで待っていいですからね。
スピーカー 1
ミルクボーイみたいな言い方しないでほしいんですけど。
スピーカー 2
お子さんもね、いますからね。
スピーカー 1
僕は本当に、豆乳米ですけど、全然ずっと食べるんで、ありがたいです。
スピーカー 2
この飴でも美味しいですよね。
スピーカー 1
これ美味しいですよ。僕今6個ぐらい食べちゃうから。この数十分の間に。
スピーカー 2
概要欄に貼っておいて。
リンクを貼っておいて、みなさんも酸っぱい飴買ってみたらどうですか。
飴はだから、いつ舐めたらいいかわかんないんで。
スピーカー 1
それ、さっきから豪情に言ってくれますけど。
いつ舐めてもいいじゃないですか。
タイミングの問題じゃないですから、飴なんて。
朝起きたら、これ舐めたらいいじゃないですか。
スピーカー 2
朝、プロテイン飲むでしょう。
スピーカー 1
じゃあ、プロテインの後に。
スピーカー 2
後はコーヒーですよ。
スピーカー 1
じゃあ、コーヒーの後に。
スピーカー 2
杏仁豆腐味のプロテイン飲んですよ。その後にコーヒーがちょうどいいんですよ。
スピーカー 1
じゃあ、コーヒーでちょっとさっぱりした後に飴行ったらいいんじゃないですか。
スピーカー 2
またコーヒー行ったんで、僕は。
スピーカー 1
じゃあ、コーヒーその後飲んでいいですか。
挟めばいいじゃないですか。
スピーカー 2
だから、そうなんですよ。
すごい言い張ってくれますから。
スピーカー 1
ただただ、タイミングの話だよね。
菓子パン、いつ食えばいいかわかんない。
スピーカー 2
菓子パンはいつ食べればいいかわかんない。
チョコはいつ食べたらいいかわかんない。
スピーカー 1
本当に思う。
一食として食べればいいですよ。
スピーカー 2
だから、そうしたら夜ご飯ちょっと気分が乗らないじゃないですか。
めんどくさいこと言ってますから。
だから、そういうとこがね、ありますよね。
読書の秋ですね。
ミステリーの魅力
スピーカー 1
そうですね。
なんかちょっと、すぐ秋って言いますね。最近ちょっと。
スピーカー 2
この入り前回も。
スピーカー 1
前回もしましたよ、これ。
どっかで聞いたことあるなと思って。
スピーカー 2
そう言って、読んでる本があって。
今、僕が読むならこれしかないでしょって言ってた本が、
東の敬語の最新作がちょうどこの秋に出たんですよ。
スピーカー 1
それしかないじゃんっていう感じですよ。
言い方がちょっと腹立ちましたけど。
いや、まあそうですよね。
実はこの番組であんまり言ってない気がする。
大の東のファンですかね。
スピーカー 2
あなたが誰かを殺したっていうね。
スピーカー 1
そんなタイトルなんですか?
スピーカー 2
加賀強一郎シリーズですよ。
加賀強一郎シリーズ?
知らないですね。
スピーカー 1
ドラマだと安倍博史が演じてます。
スピーカー 2
はいはい。
心残者とか、そうですね。
そのシリーズのね、本格推理の久しぶりに。
スピーカー 1
このシリーズね、過去誰かがあなたを殺したとか、どちらかがあなたを殺したとかだったかな、そういうシリーズなんですけど。
犯人はあなただって感じで終わるんですよ。
スピーカー 2
だから教えてくれないまま終わるんですよ。
スピーカー 1
犯人がわからないまま終わるっていう。
スピーカー 2
そう、自分で、え、ということは誰だったんだって考えなきゃいけないっていう。
スピーカー 1
投げかけ系ね。
スピーカー 2
投げかけ系で終わってたシリーズだったんで。
だから最後に、どうしても読みたい人向けに袋閉じて解説があったりするぐらいで。
そこで解説されてるぐらいの感じで。
スピーカー 1
それは実際、作風というか作品のコンセプトとして、犯人は断定しないみたいな。
だからもう装像にお任せしますみたいなことではある。
スピーカー 2
そうですね。
でも実際決まってはいて。
決まっているの?
それをちゃんと教えてくれないだけっていうか。
スピーカー 1
決まっているのね。
なんかすごいあれですね。
挑戦状ですね。
寸止め感あってなかなかこう。
スピーカー 2
そんな感じで、本格ミステリーっていろんなフォーマットがあるんですよ。
それも一つのフォーマットだし、挑戦状系もそうだし。
だから久しぶりにミステリー、いいなと思って。
田沢さんにとっては読者の秋というかミステリーの秋ですね。
スピーカー 1
こういう季節によくそういう話、旅場を旅したりとかしたりとかね。
スピーカー 2
あれですよね。
そうそうそう。何でしたっけ。
スピーカー 1
前何かやってましたっけ。
スピーカー 2
とつ川刑部シリーズとかね。
そう、とつ川シリーズ。
ドラマとかいいですよね。
だから正直あれも、さっきの一個前の渡田さんのエピソードでちょっと言おうと思ったんですけど。
あれも世間話を覗き見てる感じもあるんですよ。
人間ドラマだから結局。
スピーカー 1
あー、確かに。
スピーカー 2
ミステリーってね、人間ドラマなんですよ結局。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
いろんな人、個人的な事情を盗み見てる感じが。
スピーカー 1
なんかその殺人の生産さとか、裁かれるとかそういう話じゃないですもんね。
人間関係をね、うまく表現してる。
スピーカー 2
なんで。
好きなんですけど。
だから、久しぶりにまた立て続けに何か読んでみようと思って読んだんですけど。
調べて一番売れてるやつ何だと思って読んだんですけど。
世界で一番透き通った物語っていうね、ミステリーっぽくないタイトルなんですよ。
すごい一番売れてるっぽいですよ今。
これね、電子書籍か不可能って言われてるっていうふれ込みだったから。
どういうことなんだと思って。
見たら確かに電子書籍か無理だなって思いました。
スピーカー 1
どういう、長すぎる?
スピーカー 2
いや、それがこの本の本質だからネタバレになるんで言えない。
スピーカー 1
言えないんですか。
そうそうそうそう。
へー。
はいはいはい。
スピーカー 2
だからよくやったなって感じっていうか。
スピーカー 1
電子化できない何かを。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
そうですね。
よく思いついたなって感じはしますけど。
スピーカー 1
それはその、なんか有名な人が書いてるやつ。
スピーカー 2
いや僕初めて知りましたねこの人。
スピーカー 1
世界で一番透き通った物語。
杉光さんですか。
へー。
売れてますもんね。
スピーカー 2
ね。
まあなんで。
まあなるほどなって感じ。
まあこういうのもあるんだなって思いましたね。
はいはいはいはい。
そうそうそうそう。
ミステリーってこうなんか面白いなって思いました。
改めて。
大人になっててか社会人になってからあんまり小説って読まなかったんですよ。
読まなくなっちゃって。
スピーカー 1
まああんまりそのあえて読まなくなりますよね。
そういうなんか実用書ばっかりになりますからね。
そうそうそう。
スピーカー 2
うん。
ビジネス書とかね。
うん。
なんですけどこれからはね小説もねやっぱ読んでいこうと強く思いましたね。
スピーカー 1
いや本当なんか小説こそ読んだ方がいいんじゃないかって思いますけどね僕は。
僕なんかは。
僕みたいなもんは。
スピーカー 2
そこなんですよ。
っていう話を。
読書の感性
スピーカー 2
あ、すごい。
スピーカー 1
ついた。
何かのシーンをついたみたいな。
スピーカー 2
いやなんかその改めてね読書の秋なんでせっかくだからみんなで読書をするモチベーションを上げていこうっていうね。
スピーカー 1
まあいいんじゃないですか。
スピーカー 2
ちょっと前に子育ての話知ってましたから。
知ってましたよ。
そうそうそうそう。
でやっぱりお子さんにもねやっぱ本読んでもらう。
スピーカー 1
大事ですよ。
スピーカー 2
だからその時にこう読書の大切さというかね大人が分かってないといけないからっていうね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
これなんかねこれ本当そう思います。
だから読書をどういう切り口で知ってるかとかってすごい感性が問われるんですよ。
だからその読書というのはただ本を読んで知識を増やす行為じゃないじゃないですかやっぱり。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
いろんなこう行間とか人の感情それこそミステリーなんて人の感情を読む。
そうですね。
知ってましたけどそういう話でしょ。
だから人の感情をこう想像するっていう。
そうそう。
すごい子供とか有益ですよねそういうなんかね。
スピーカー 2
ね。
うん。
やっぱりその小説を一冊読み終わるとやっぱりそのやっぱり映画とかドラマと違ってものすごい細かく情報量も多いから。
うん。
本当にそのずっと残る感情がやっぱあって。
ありますよね。
その人の人生をこう辿ってる感じがするから。
はいはいはい。
そういう意味でその人一人の人生をこう体験できるっていうか。
それはね本読んでる人があのいろんな感性持ってるなとはやっぱ思いますよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だからそのさよくこれあのたださんとお笑いの論話すときにこれよく話しますけど。
スピーカー 1
はい。
あのオチで判断しすぎる人問題みたいなのよく話すじゃないですか。
はい。
オチが想像できちゃったりするとああそういうオチねみたいな感じで終わらせちゃうみたいな。
はいはいはい。
そのナンセンスなお笑いナンセンス族みたいな。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
人いるじゃないですか。
はい。
うん。
だからそういうことじゃないんだ感はありますよね小説も。
オチだからその犯人が誰かなんて。
あーそうかそうかね。
割とだからそういうさっきの投げかけ系の話なんですけど。
うん。
割といいわけですよ犯人が誰かというかかいう。
うんうん。
小説の読書の意義
スピーカー 1
そういうオチも大どんでん返しでその犯人かみたいな楽しみ方もあるかもしれないけど厳密に言うとそこまでの流れというか。
家庭が大事なわけで。
うん。
スピーカー 2
なんかもうミステリーとかだとエンタメだからあんまりその文学とちょっと違うかもしれないけどそれでもミステリーとか読んでてもその情景描写とかああそうかこういうふうにその情景を切り取るなとかと思ったりはするから。
スピーカー 1
そうですよね。
うん。
だからそこのこう要は想像を掻き立ててそのさっきのねちょっとごめんなさいねほんとごめんなさいさっきの僕の竿の話竿の想像竿を想像しちゃう話みたいな感じでやっぱりそこをこう人それぞれ情景をこう想像してるわけでしょそのページごとに。
うんうん。
でやっぱそれがやっぱりこう意気というかあの風情があるわけでそこの行為がないといわゆるそのなんていうんですかいわゆるZ世代的なことをしちゃうとその情景をスキップしちゃうわけじゃないですか。
その情景は別に家庭だからいらないから。
スピーカー 2
そうだね。
時短ね。
スピーカー 1
時短で。
その徹川さんのロマンス感の下りとか時短されちゃう。
3分ぐらいにカットされちゃうんだよね。
スピーカー 2
いやそうなんですよね。僕ねこれ結構前からちょっと思い始めててやっぱそうかもってやっぱり思うんですけどなんかねこれ僕が最近思ってる小説とか文化を読む意味かなと思ってるのが要は感性が豊かだから情景を見て表現豊かに表現できるっていうこともあるかもしれないけど逆もあると思ってて。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
表現を知ってるから感性を持つって方向もあると思うんですよ。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
要はいろんなこれをあんな表現こんな表現って見るからこれをこういうふうに見るっていう感性があるんだなってことを知ることでその後その感性でそのものを見れるようになるから。
だからその本を読んでいろんな見方いろんな感性を知るとそれ自分の感性になるっていうのがあると思うんですよね。
スピーカー 1
なるほどなるほど。こうインストールしてる感じですね。
スピーカー 2
そう知識から感性を作っていくっていうのも全然あるなと思うんですよね。
スピーカー 1
確かにね。確かに。
スピーカー 2
だってまだろっこしくいろんな表現するじゃないですか小説。
しますね。
作家はね。
スピーカー 1
そうですよね。だから言葉の表現一つとっても確かにそうですよね。やっぱりその普段絶対言わない表現が詰め込まれてるわけじゃないですか。要は実用的じゃないというか。
でもなんかあえてその表現をすることで誇張をしたりであったりとかあるいは言い換えたりとか。
比喩的にメタファーみたいな感じで考えたりとかね。
スピーカー 2
その後自分で実際その風景見た時にそういうふうに思うと思うんですよね。
そうですよね。
そうするとその感性を自分がこうインプットしてる状態になるから。
スピーカー 1
だからその例えば徳川さんが行かれてる旅場の旅先とかでもし仮に行ったとしてその時に見え方が変わるってことですよね。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
徳川見る前と見た後とっては。
スピーカー 2
めちゃめちゃ西村京太郎で例えてくれるのはちょっと。
スピーカー 1
いやなんか乗っかってね。
結構でも典型例だと思うんですよ。
旅とセットってすごい重要じゃないですか。ミステリー。
スピーカー 2
時刻表見たらトリックに見えるとか。
スピーカー 1
そうそうそう。時刻表の表現ですよ。
そうそうそうそう。
でもなんかそれは海外のいわゆるロードムービーって言って旅をしながら人間関係でやったりとか物語を展開していくみたいな作風ってあると思うんですけど。
あれもだからやっぱそうだと思ってまして。
セットなんですよ。それがスキップされちゃうと何の意味もないというか。
だから非常に情緒というかなんであえて旅しなきゃいけないんだっていうのはあるんですけど。
そこを踏まえて景色を見ないと最終的にその最終的な景色が美しさが見え方が変わっちゃうっていう。
映画としてもそうで映画の表現としてもその過程を見せないと最後の本質的な美しさが伝わらないっていうのがあるからあえてそういう見せ方をしてるというか。
ドラマとか映画とかでもいいんですけどやっぱり活字で見るときの魅力が何なのかなっていうところなんですよ。
感性を育む読書
スピーカー 1
だからそれこそ自分のその想像の中でそれを描くわけですよね。
スピーカー 2
なんかやっぱり映像作品はまた映像作品としての価値があるからあるんですけど全く別物に残るんですよねやっぱり小説と映像って。
スピーカー 1
だからなんかその事態であったりとかいわゆるその逆に言うと感覚的なものを制限されてる状態なわけじゃないですか。
要はその映像だと例えば匂いとかあとはその音とかそういうのも入ってきちゃうんですけど活字だとそこを自分で念出しなきゃいけないから。
だから多分その記憶に残る残像としても深くなるし、なおかつそれがオリジナリティがあるからより自分にとっての一番美しい景色みたいなのを想像しやすくなるという。
スピーカー 2
その効果というかその意味みたいな、もう少しこうなんか、みんなあんまりわかんないじゃないですか、本を読む小説を読む意味って。
スピーカー 1
こんな話で今したらマジ老害扱いされますよ。だから要は結果が、でも結局こういう話でしょみたいな、なんかやっぱりその話のコンテクストの方がすごい大事にされちゃってて。
要はオツとしてこういうことだ、さっきの話じゃないですけど。なんかその面白さだけフィーチャーされちゃうみたいなのありますよね。
スピーカー 2
そう、だから小説って読んでも意味はなくてエンタメだからっていう片付け方をよくされる気がしてて。
スピーカー 1
されますね、イメージ的に。
スピーカー 2
だけど小説とか文学作品をめちゃめちゃ読んでる人が実際どういう人なのかとか、もう少し明らかにしてほしいなと思いますよ。なんか世間一般のイメージとしてね。
スピーカー 1
だからやっぱりそのあれなんじゃないですか、楽しみ方がエンタメが結構一方通行化しちゃってて。だからその作家性みたいな話も西村京太郎の作品には西村京太郎独自のあるじゃないですか、見せ方というか。
スピーカー 2
西村京太郎ってどっちかというとめっちゃライトな、新幹線乗ってられたら読めるちょっとこうライトな小説っていう立ち位置として。
スピーカー 1
あれライトなんですか?
スピーカー 2
揶揄される立ち位置にいるんですよね。
スピーカー 1
そうなんだ。なんか僕の中ではすごいこう情景観察というか、そういうちょっと通さスペースのイメージが。
スピーカー 2
人によっては時間の無駄みたいな、新幹線乗ってる間にちょうど読める、暇つぶして読むみたいな。
スピーカー 1
ラノベ、ラノベ。
スピーカー 2
バカにしてる人もいるぐらい。僕好きだけど。
スピーカー 1
僕も好きですよ、私も。
それはだから西村京太郎さんの世界観というか、そういうのを、さっきの軽視されちゃう話で言うと、今ってそういうのはあんまり評価されない時代に来てますよね。
これ映画とか映像表現でもそうで、あんまりそこを情緒的に捉えても仕方ないみたいな風潮あるじゃないですか。
なんか意味がないというか。
スピーカー 2
でもなんか本めっちゃ読んでる人って喋ってわかりますけどね。
スピーカー 1
表現力が違いますもんね。
スピーカー 2
雰囲気ですごい読んでる人、小説とかめっちゃ読んでる人って、やっぱりその喋り方とか言葉遣いとかでわかりますけどね。
スピーカー 1
まあね。
スピーカー 2
落ち着いてるからやっぱ結局。
スピーカー 1
まあそうですよね。
あとやっぱりあれですかね、その、推察する能力というか、だからやっぱりあの結構、感情豊かで洞察力が高いみたいな人は多い印象はありますよね。
絵はだからその、何ていうか、把握する力がすごい高くなってるから多分。
芸能人やコメディアンの感性
スピーカー 2
なんか芸能人とかでも言うと、例えば足田マナ、足田マナちゃんとか。
とんでもない読書家なんですよね、あの子。
スピーカー 1
ああ、なんかね。
スピーカー 2
めちゃめちゃ忙しかった頃から小説もう毎年、何百冊とか読んでるらしくて。
確かに最近の足田マナのインタビューとか見てるとすごいですよ。19歳に見えないですもん。
スピーカー 1
ああ、なんか。
スピーカー 2
めちゃめちゃ大人っぽいし。
スピーカー 1
やっぱりその、表現、そうだし言葉選びとかも。
スピーカー 2
だから女優としての今後のその表現力とか、ちょっと僕は楽しみだなと思いますね。
スピーカー 1
だから役者さんとかはその奥行きって、そういうのでしか出せない気がしますけどね。
スピーカー 2
いい役者さんって読書家多いイメージはあって。
坂井雅人とかね。
スピーカー 1
坂井雅人、そうですよね。
だってあれだってさ、その、例えば与えられた役で台本読んでも雰囲気出せないと思うんですよ、やっぱり。
ある程度その情景描写というか、自分の中でちゃんとその辺を想像して、自分にインストールできないと。
あれ役者なんてできないだろうなって本当に思いますもんね。
役者さんは確かに最たる、でも僕でもね、コメディアンとかも僕そうだと思ってて。
コント誌とか、漫才もそうですけど。
基本的にはね、想像力と、あとはその感情表現の豊かさと、あとはその語彙力みたいなのに豊かさが、
全部セットの人がすごい良いコメディアンになるって思ってて。
結構その、お笑いの世界でトップの人たちって、みんなそれを持ってるんですよ。
ビートたけしさんとか松本ひとしとか、太田光もそうですけど。
みんなそれを兼ね備えてる人たちだから。
これね、お笑いにも共通すると思ってますよ。
スピーカー 2
太田光はね、とんでもない。
スピーカー 1
めちゃめちゃ読書家ですからね。
自分でも本書いてますしね。
そうですね。
でもなんかこれ、学校教育とかでも、本当にあれですよね。
学校教育でそういう、もしかすると、あんまり国語みたいなやつとか、
そこまでフィーチャーしない時代に来てるかもしれないですよね。
スピーカー 2
文学作品は役に立つ、立たないっていう理論をしちゃうと立たないから、
スピーカー 1
そうなんですよね。
この文系、経史的な風潮もやっぱりそういう。
スピーカー 2
直接仕事の役に立つか立たないかは立たないからね、別に。
スピーカー 1
まあね、それ言っちゃうとね。
スピーカー 2
だからこそ、なんとなく僕もずっと読んでなかったっていうのがあったから、最近反省してるんですよね。
スピーカー 1
まあね。
スピーカー 2
だけど読み始めると、ちょっとね、生活の風景ちょっと変わるんですよね。
やっぱり、読んでる自分っていう意識が高まるからかはわかんないけど、
ちょっと日常のモチベーションが変わるんですよね。
スピーカー 1
見えてるものの奥行きがちょっと出るというか。
スピーカー 2
ちょっと文学的に見てしまおうかなと思ったりするんですよ。
スピーカー 1
ああ、はいはい。
まあだから、でもエモーサーみたいな表現というか、感受性ってそういうことでしょ。
すごい感覚的な美意識というか、
単純にただ古いものを懐かしむというよりは、
たぶん作品ごとの表現を、最近の追憶じゃないですか、追体験して、
自分の中で風景を作ったりとか並べ替えて、
そこになんかわかんない懐かしさとか、いろんな感情を抱くみたいな話ではあると思うんで。
小説を読む価値と感受性の育成
スピーカー 1
それって結構、自然に人の特性で持っているというよりは、
結構育まれる部分が多いんだろうなと思ってて。
そういう機会を作って育んでいかないと、そういう感受性がつかないし、
そういう感受性を持っていたとしても、継続的に意識的にそういうのを摂取していかないと、
忘れていっちゃうものみたいな。
どんどん感情がなくなっていくみたいな話あるじゃないですか。
社会人とかでよく言うじゃないですか、
仕事ばっかり、感情がないみたいな、ロボットみたいな生活してるみたいな。
それってある種、栄養素というか、
結構そういうのは、いわゆるフィクションとか、
情景描写をちゃんと自分の中でできるような機会みたいなのを作らないと、
そういう機械的なマインドになっていっちゃうんだろうなっていう。
だからすごい大事な話だと思いますよ。
スピーカー 2
小説とか、和田さん読みます?
スピーカー 1
小説はね、今全く読まないです。
スピーカー 2
読まないですよね。本当そうなんですよ。
スピーカー 1
本当ね、ただ読みたい本あるんですよ、結構実は。
僕ホラー、ホラー、サスペンスが好きなんですよ。
和田さんはミステリーかもしれないですけど、僕ホラーとサスペンス。
結構あるんですよ、ホラーの小説とか。
だから僕今、今日1冊予約してますんで。
読まないですけどね。
スピーカー 2
腰重いじゃないですか、小説読むって。
スピーカー 1
やっぱ腰重いですよね。
スピーカー 2
それをね、僕は乗り越えていきたいんですよっていう話も今日したいんですよ。
スピーカー 1
乗り越えたいですよ、僕も。
スピーカー 2
でもね、読み始めるとどんどん読みたくなるっていうのはあるなって思ったんで、
それを共有したいです、皆さんに。1冊読むと。
スピーカー 1
そうなんですよ。
だから、でもあれでしょうね、ちょっときっかけができて読んだらドハマりするんでしょうね、多分ね。
ルーティン化すると、どんどんそういうのが欲しくなるみたいな。
実用書とは違う何かありますよね。
すごい達成感じゃないけど、満足感みたいな。
スピーカー 2
そうなんですよ、結構それ大きいと思うんですよね。
スピーカー 1
本ってどんだけ好きな人でも、僕でもそうですけど、やっぱ小説読み終わった後って達成感あるんですよね、結局。
スピーカー 2
ちょっと、何だろう、本を読んだっていうかね。
スピーカー 1
そうなんですよね。
スピーカー 2
そういう自己肯定感みたいなのも意外と大事なんですけどね。
スピーカー 1
実用書だとこれ使えるかなって言って、ティップスとしてピックアップして終わりなんですけど、
小説って、小説の開発版で読む人もいるかもしれないですけど、割とカンパゲで見て、やっぱり読み切ったみたいな感覚。
実用書とは違う読み方をするから、結構時間がかかるじゃないですか、当然。
だから腰重くなっちゃうっていうのはあると思うんですけど、それが結構大切というか。
スピーカー 2
ゲームとかと一緒で読み始めると、いかに時間があるんだなって思うんですよ。
スピーカー 1
そうなんですよね、そうなんですよ。
結局のところ、忙しい忙しい言ってるんですけど、あるんですよ、時間は。
スピーカー 2
そうなんですよね。
スピーカー 1
だから、ただやってないだけで、あるんですよ。
スピーカー 2
ホリエモンなんかも言ってました。ホリエモン意外と小説読む人なんですよね。
そうなんですか。
だから、刑務所でずっと本を小説読む。
スピーカー 1
刑務所でね。
スピーカー 2
で、あの人はもう、とりあえず本を読める時点で、意外と頭のいい人だしって言って、
本が、字が読める読めないって話を結構すごくしてましたよ、あの人。
意外と字が読めない人多いから、今って言って。
スピーカー 1
あ、字ね。
スピーカー 2
だから、ホリエモンが言うには、字が読めないから炎上してるなって言ってますから。
字が読めない、文章読めないやつがいるって言って。
スピーカー 1
とんでもないこと言ってますけど。
読解力って観点では、まあね、あるかもしれない。
まあね、まあ確かにその。
スピーカー 2
その切り取った部分でしか判断できないっていう。
スピーカー 1
まあ、それはあるね。確かにそれは一理ある。
ただ、それを言うことでまた、それを字が読めない人たちが。
スピーカー 2
これは、らしい発言だから。
そうですね。
スピーカー 1
気持ちいいですけどね。
本当に燃料投下するよね、本当に。
スピーカー 2
いや、ミステリー。
おすすめの作品と作家について
スピーカー 2
いや、だから僕好きな著者とか、今まであんまりミステリーの話ししてこなかったんで、
なんかいっぱい紹介しようかな、でもね。
いいじゃないですか。
でも東の稽古ってすごい人気がありますよね、やっぱ。
スピーカー 1
まあ、そのね。
スピーカー 2
なんかこんなに人気になったんだと思って。
スピーカー 1
いや、でも。
スピーカー 2
いやいや、僕が大学生の頃なんて、まだドラマ化とかされてなかった時代だから、
東の稽古って言ったら、まあミステリー好きの人は知ってる感じでしたよ。
15年前くらいですかね。
スピーカー 1
相当でも映像化されましたよね、その後ね。
スピーカー 2
あのね、あのね、白夜行って覚えてます?
スピーカー 1
白夜行。
スピーカー 2
アイスハルカと。
スピーカー 1
あ、はいはいはいはい。
スピーカー 2
あれが東の稽古作品で結構、割とヒットしたというかドラマでね。
その後ね、ガリレオ。
スピーカー 1
福山のね。
スピーカー 2
そう、あれからですね、その後に安倍博士の新山ものシリーズとかでどんどん映画化されてみたいな。
それまでは割と本格、まあそうですね、昔は本格推理、本当に見取り図が出てくるようなそういうやつ描いてたんで。
あの人理系なんすよ、東の稽古作品。
スピーカー 1
それなんか前、田田さんから聞いてきてますね。
スピーカー 2
だからあんまりこう文学作品っぽくない雰囲気があって、読みやすいのかもしれない。
スピーカー 1
うーん、なるほどね。
スピーカー 2
とかそうですね、あとまあ宮部美幸とかね。
スピーカー 1
宮部美幸さんね。
スピーカー 2
割と並んでよく紹介されて、確かに面白いし。
人間の描写とかがすごい上手な人の印象がありますね。
スピーカー 1
だまだましい感じ。
スピーカー 2
人情味とかそういうのも描くのが上手な人のイメージあるし。
あと僕ね、当時大好きだったのが、高野一明っていうミステリー作家の人で、あんまり本出してないんですけど、映画の人なんですよね。
映像の人でもあるんですけど、すごいね、おすすめです。
めっちゃ面白いから。
えー。
スリリングな、本当に映像作品見てるような感じでグイグイ読ませてくれるやつなんで。
幽霊人命救助隊って本があるんですよ。
それすごい僕大好きでした。
スピーカー 1
はいはいはい。
自殺をしようとする人を幽霊になって人命救助隊として助けていくっていうね。
へー、なかなか。
スピーカー 2
ミステリーではあった気がするんですけど。
スピーカー 1
SFGか。
スピーカー 2
あ、そうそうそうそう。
なんかあれでね、すごい命の大切さというか、自殺をしてはいけないみたいな、すっごい感じるような素敵な作品でしたね。
名前はちょっとふざけてるんですけど、なんか幽霊人命救助隊っていって、中身はすごい。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
いいですね、そのミステリー小説キャラいいんじゃないですかね。
スピーカー 2
でもね、思ったんですけど、僕なんか周りで小説好きな人いないんですよ。
スピーカー 1
いないっすよ。
スピーカー 2
あんまり周りでいないですよね。
スピーカー 1
いない。いや、もうむしろ読んだことない人ばっかり。
スピーカー 2
そうですね。そうそうそうそう。
だから僕自身も最近は読んでなかったぐらいだから、本当に小説読む人って周りにいないなと思って。
スピーカー 1
ハルキストでもいろいろ。
スピーカー 2
村上ハルキね。
スピーカー 1
ハルキストはでもちょいちょいいますね、やっぱね。
スピーカー 2
確かにいますね。
スピーカー 1
でもたださん読まないでしょ、村上ハルキは。
スピーカー 2
そうですね。読んだことある作品もありますけど、面白いらしいですけどね、すごいね。
スピーカー 1
なんかでもね、あれもやっぱだから、なんていうんですか、世界観がすごいじゃないですか、村上ハルキの作品って基本的に。
なんかちょっとやっぱ芸術性っていうとちょっと。
スピーカー 2
一応別の文学に入ってますからね。
スピーカー 1
そうですよね。すごいですよ、なんか。
スピーカー 2
あと文章が、嫌いな人からしたら気取ってる感じがするとかね、言いますよね。
スピーカー 1
そうですね。
あとそうなんですよ、結構情緒な表現が結構多いんで。
だからね、ちょっとそういう好き嫌いは分かれつつ、でも。
スピーカー 2
そうですね。確かに僕もなんかいろんなジャンル読んでいかないといけないなと思いますね。
映画との関連性
スピーカー 2
それこそ太田光に影響されて海外のSFとかすごい読んでた時期はありましたね。
スピーカー 1
あーそうですよね。
スピーカー 2
それこそタイタンっていうね、事務所のネタになったタイタンの幼女っていう、カート・ボネガットとかね。
スピーカー 1
カート・ボネガット、そういうよく話してますもんね、ほんとね。
スピーカー 2
そうそうそう、読んでました。
スピーカー 1
ほんとよく話してますもんね。
海外のやつ確かにいいですよね。
僕は映画からですけど、スティーブン・キングっていう有名な、映画でおなじみですけど。
あれはだから、アメリカのミステリーなんですよね。すごいアメリカ的な感覚というか。
あれ、ああいうのかっこいいなって思ってた時期があって。憧れとして読んでた。
そういうの読んでるのかっこいいだろうっていう。
スピーカー 2
洋楽聴いてるみたいな。
スピーカー 1
洋楽聴いてるみたいな、ほんとそうなんですよ。まさにそのタイプ。
海外のああいうかぶれてるやつも僕は嫌いじゃないですか。
スピーカー 2
僕それぞれね、あれが好きだったんですよね。スタニー・スワフレームって知ってます?
ソラリス、惑星ソラリスって映画。
スピーカー 1
ソラリスは知ってますね。
スピーカー 2
あれの原作なんですよ。
あれがね、ソラリスの日のもとにっていう原作を。
なんかね、あれポーランドの人だったかな、スタニー・スワフレーム。最初なかなか言えなかったんですけど。
スピーカー 1
覚えられなかった、言われても。
スピーカー 2
なんか独特の、なんか哲学っぽい感じもあって。
でもなんか、僕そういう哲学っぽい話ってあんま得意じゃないんですけど。
僕でもなんかすごい好きだった。なんかのめり込んでいく感じがあった。
なんかまた読みたくなってきますね、やっぱりね。
スピーカー 1
こういう話をするとね。
いや、そうなんですよ。
それこそ、小説のいいところって時代関係なく、古い作品でも、今読んでも新鮮じゃないですか。
ああいうのもやっぱね、いいですよね。
実用書だと古くなっちゃうんで、情報が。
そうですね。
古くならないというか。
あと僕の場合、映画がやっぱ好きなんで。
映画セットで、映画から入ってみて原作どうだったかとか。
そういう楽しみ方もね、あるかもしれないし。
今さ、映画の話するとすごい長い話になっちゃうんですけど。
映画ってもうアニメの世の中ですね。
スピーカー 2
映画ってもうアニメっすね。
本屋の衰退とデジタル化
スピーカー 2
アニメ作品が多い?
スピーカー 1
はいはい。
映画館行くと悲しくなりますよ、今。
まあいいんですよ、アニメはアニメで、いいアニメも多いからあれなんですけど。
ほとんどアニメですかね。
スピーカー 1
上映、1号館から9部屋くらいあって、7番目くらいまでアニメですよ。
8と9は本当に、マーブル。
それはそれで、映画もね、ちょっとSFしか見られない時代になっちゃってるんで、あれですけど。
だからね、本当そういう、小説と一緒ですよ。
映画もね、あんまり映画っていうものを見る人はそんなにいない時代になってきてるんで。
スピーカー 2
確かにそのショートの時代じゃないですか。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
どんどんどんどんその短いコンテンツでコスパ良くっていう風になってくと、小説って一番遠いですね。
スピーカー 1
そうなんですよ、一番いらない存在になっちゃうから。
スピーカー 2
あんな時間かけてコスコスと。
スピーカー 1
そうなんですよ。それ映画も一緒で実は。もういらないんですよ。そんな長ったらしい。オツだけ言ってくれればいい。
スピーカー 2
いやあ、そうか。
スピーカー 1
でも何て言うんですかね、結構揺り戻しというかね、またたまたま今タイムリーなムーブとして、そういう短尺なものとか、いわゆるスキップ、ラノベ的なものとかが良しとされてますけど、結構揺り戻しみたいなのはね、またあるんじゃないかなと思うんで。
別にブームで語るものじゃないと思うんですけど、ちょっと時代的な一家性な流れで下火になってるっていうのはあるのかもしれないですけどね。
スピーカー 2
うん。本屋さんも少なくなってるじゃないですか。
紙の本の醍醐味
スピーカー 1
いやあ、もうめちゃめちゃ潰れてますよ。
スピーカー 2
でも最近僕しょっちゅう本屋に行くんですよ。本屋に行って眺めてるとめちゃめちゃテンション上がるんですよ。
スピーカー 1
これだから本当にアマゾン様々なんですけど、アマゾンないと僕は生きていけないんですけど、本当に行かなくなったよね、本屋。
そうそうそうそう。
これだけはちょっと自戒というか反省も込めてるんですけど、本当に行かなくなった、本屋。
スピーカー 2
でもね、正直本屋に行ってアマゾンで買っちゃったりするんですよね。
スピーカー 1
あるね。それありますね。
それあるんだよな。一回なんかレビューとか見て。
スピーカー 2
そう。あとは買ったものが今デジタルで履歴として残るから。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
管理しやすいっていうのがあって。
スピーカー 1
そうなんですよね。本当そうなんですよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でもたまにだから津田屋書店とか行くんですけど、楽しいですけどね。やっぱあの時間というかね。
スピーカー 2
ほぼ最近毎日近所の本屋行ってますけど、一周回るだけですごい幸せな気分になるんで。
そうですよね。
で、そうするとなんか読みたい本があったりとかして。
スピーカー 1
結構ありますよね。
スピーカー 2
そう。で、立ち読みとかバーってしたりとかすると意外とね、楽しいんですよね。
スピーカー 1
なんかあのさ、いわゆる僕は昔CDとかレコードもそうなんですけど、ジャケ買いする方だったんですよ。
ジャケットで選ぶみたいな。で、あれのやっぱりこう、もうゴンゲじゃないですか。
そうですね。
その本屋って。で、あとはその、なんていうんですか、意外に新刊出てるなみたいな、なんかあの感じ。
すごい平積みされてるじゃないですか。
うん。
あそこからこう選ぶ楽しみというかさ。
スピーカー 2
ね。
スピーカー 1
選んだった感がある。
スピーカー 2
あのやっぱり、まあビジネス書はまあどうでもいいんですけど、小説とか文学作品って、あのその紙の本で全てで作品な感じはやっぱするんですよね。
わかりますね。
どういうカバーであるとか、重みであるとかね。
スピーカー 1
なんかあの、実用書はさ、すぐメルカリとかで振りたくなっちゃうんだけどさ、なんか残しておきたくなる感じはありますよね。
スピーカー 2
あの、峡谷夏彦。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
あれじゃないですか。
あれはもう本当にもう、物体としてもう作品じゃないですか。
スピーカー 1
はいはいはい、いや確かにね。
スピーカー 2
あれレンガみたいな厚さする。
スピーカー 1
厚いですよね、確かにね。
スピーカー 2
で、やっぱりあれを保持しておくっていう、やっぱりその、なんか満足感でもあるしね。
スピーカー 1
まあそうだね。
うん。
まあだからその、あの分厚いものを読んだったっていう感覚もそうだし。
そうですね。
まあ手垢が残ってる感じとか。
あとなんかああいうものは、だからこう受け継いできるような感じがするというか。
作品体験とリスペクト
スピーカー 1
そういうのもいいですよね、なんか。
スピーカー 2
この間あの、ちこちゃんに叱られる読んでたら。
はい。
違うな、カネオくんかな。僕ちこちゃんと叱られるとカネオくん大好きなんで、NHKの。
スピーカー 1
カネオくんね。
スピーカー 2
どっちかでやったんですけど、紙。
あの、やっぱ紙の、そのどの本にどういう紙を使うかっていうのって、めちゃめちゃちゃんと計算されてるんですって。
スピーカー 1
へえ。
スピーカー 2
だから要は紙っていうのは、例えばそのジャンプとかの紙ってめっちゃ雑い紙なんですよ。
スピーカー 1
わらばん紙みたいなね。
スピーカー 2
そう、あれはあれじゃないとダメなんですって。もっとグレードの高い紙使ってしまったら、漫画が楽しめなくなるんですって、逆に。
スピーカー 1
ああ、でもそうかもしれない。
スピーカー 2
そう、紙が主張しちゃいけないんですって。いかにこう軽くファッファってこうちゃんとめくるじゃないですか。
そうっすね。
あの、雑のあのね。
はい。
あれだからいいんですよ。
スピーカー 1
めくりやすいもんね、あれ。
スピーカー 2
そう、あれがもしあのコピー紙みたいなあの、光沢のある紙だったら。
スピーカー 1
ペラペラのね、なんか。
そうそう。
スピーカー 2
あのだから、あの紙だからあの軽いしモテるし、あのめくりやすいしっていうのがあるし、あと小説とかも、やっぱあの紙だからいいとかやっぱあるんですよね。
スピーカー 1
小説はあの逆にペラペラのなんかすっげえ上品な紙っすもんね。
そうそうそうそう。
スピーカー 2
そういうの込みでやっぱ楽しむっていうのも一つなんか醍醐味だなって思いますよね。
スピーカー 1
質感が物質的に現れて、それも情景表現の一つみたいなのは、だから擦り込みとしてそこからこうインスピレーションが出るじゃないですか、本とかって。
あとその想定というかさ、表紙とか帯とかそうですけど、全部一体としての作品というか。
でやっぱね、あれデジタル推奨派なんで全然否定したくないんですけど、やっぱあのあれですね、Kindleで読んだ時のこう満足感の無さ。
そうなんですね。
あれ本当満足感ないよね、あのKindleの。
ほんとそうっすよ。
なんか残酷感がゼロなんだよ。
スピーカー 2
そうそうそうそう。なんか情報を取ったって感じがするんですよ。
スピーカー 1
ね。であのなんか形式的に引いた黄色いマーカーとかも、全然あとで読み返さないんですよ。
だからこの前言いましたけど、他の人がマーカー引いてるところをミステリーで書いちゃった。
ネタバレ注意って書いとけやったから。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
デフォルトオフにしといてくれやみたいな。
そうそうそうそう。
てかマーカー引くなやみたいな、そもそも。
そうそうそうそう。
だからあれはやっぱスキップ文化なんでしょうね。だからやっぱり合理性の恩恵を受けちゃったから、あんまり相性が良くない。
デジタルと小説はやっぱり。実用書とはいいのかもしれないけど。
スピーカー 2
僕最初ね小説、昔は、てか最初は印象として小説は電子書籍無理だと思ってたんですよ勝手に。
スピーカー 1
Kindleペーパーみたいな。
スピーカー 2
Kindleの方が。だって持たなくていいし、だって文字しかないわけだから。
スピーカー 1
まあね。
スピーカー 2
って思ったんですけど、やっぱね、違うなって思ってきました最近。
スピーカー 1
なんかそんな気はします。
スピーカー 2
でもまだ漫画は電子書籍の方がいいんじゃないかって思ってますけどね。
スピーカー 1
漫画はね。
スピーカー 2
でも実際漫画読み始めるとやっぱり紙がいいって思うんですかね。
スピーカー 1
ちょっと思ってる自分もいますね。
なんか残り方が違うんだよね。
そうですか。
さっきの紙の話ですよ。
スピーカー 2
なんか残り方が満喫で読んだ感じと、スマホで読んだ感じは全然印象が違うというか。
そうか、でもそれ紙に借りたことじゃないのかな。
なんかどこで読んだかって一緒に覚えてますよね。
それもありますよね。
スピーカー 1
どこで読んだかはセットですね。
確かにね。
それはシチュエーションが大事ですよね。
うん。
まあでもやっぱり昔のやっぱりちょっとこれジジイだからかもしれないけど、
だからその子供の頃やっぱりドラゴンボールの最新刊予約して、
やっぱあのムーブがやっぱすごいめちゃめちゃワクワクしてたんですよね。
なんか帰って、本屋で読まないで帰ってちゃんと自分の部屋で読むみたいな。
もうあの時間がワクワクしすぎてしょうがないというか。
しかもその表紙見てるだけでもテンション上がるんですよ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
で、それを背拍子のあれが並んだ時のあの感じ。
ドラゴンボールだとみんなが武空術で飛んでる絵が並んでいくじゃないですか。
あれも良かったですよ。
そうですね。確かに。
あれ全部セットなんですよ。
確かにね。
あれはその深く価値ですよね。
ただその作品を読んだっていう体験では終わらない。
武術的な、もうちょっと作品をちゃんと全体的に満遍なく満喫するじゃないですか。
そこに自分の作品に対するリスペクトが残っていくわけですよ。
この間だけやたら牙んでるなみたいな。めっちゃ読んだなみたいな。
スピーカー 2
この間だけカバーないとかね。
スピーカー 1
カバーなくなるんですよね。
あと貸しちゃったりするとかね。この間だけないみたいな。
スピーカー 2
僕もドラゴンボール27巻だけカバーどっかいっちゃってますね。スーパーサイズになる感じですね。
スピーカー 1
一番読むとこですね。一番読むやつ。一番盛り上がってる。
まあまあそんな感じでね。本が読みたくなったなってもし思ってくれたら本もですよ。
これはなかなかエモいおじさん話。
小説はオススメのやつだったらどんどん教えてくださいよ。
スピーカー 2
だから自分も読んでオススメしていこうかなと。
スピーカー 1
いいと思いますよ。
スピーカー 2
この番組の良かったなと思ってくれた方は評価のほうですね。
スピーカー 1
何か良いオチを今小説のくだりで探してるのかなと思った。
スピーカー 2
この僕のターンが時間を余った状態で終わるって珍しいんですよ。
スピーカー 1
珍しいですよね。この10分残しで。
スピーカー 2
だから時間がないときに言えないやつをせっかくだから言っとこうかなと。
スピーカー 1
僕のサオの話が短尺だったから。
ごめんなさい。サオの話で全部怪我しちゃうからこれやめよう。
スピーカー 2
どうぞ。
ポッドキャストの方はアップルポッドキャストとかスポーティファイは評価の星がありますんで。
テンションとコア色トーク
スピーカー 2
よかったらぜひ押していただけて。
YouTubeの方は高評価などチャンネル登録などしていただけると僕らのテンションも上がって。
スピーカー 1
上がります。
スピーカー 2
より上機嫌な。
スピーカー 1
上機嫌でいつもよりちょっと多めに喋ったりとか。
ちょっとだけコア色がいい感じで喋る可能性はあります。
スピーカー 2
僕の声が高くなる可能性があります。
スピーカー 1
可能性あります。こんなバリトンボイスのイケボーな田沢さんが。
スピーカー 2
お笑い僕好きそうじゃないって言われるって話前にしたじゃないですか。
スピーカー 1
しましたね。
スピーカー 2
確かに編集してて自分の声聞いてたんですけど確かに暗いなと思って確かに。
それはそうだなと思ったんですよ。
スピーカー 1
暗いがイコールお笑い好きじゃないかとかあれですけど。
暗いですね。
でもちょっとやっぱり役者っぽいですよね。
スピーカー 2
お笑いというよりは。
ちょっとシリアスだなと思ったんで。
シリアス。
これはちょっと。
スピーカー 1
少し陽気にいきたいですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
これはだから皆さん高評価押してくんないとどんどん低くなっていっちゃうから。
元安倍博史。
老大へ行け。
安倍博史の真顔コメディー
スピーカー 2
でも安倍博史はちょっと面白いですね。
スピーカー 1
安倍博史はめちゃめちゃコメディーですよね。
もうあのコア色で話されたらずっとニヤニヤします。
スピーカー 2
真顔だけで面白いですからね。
スピーカー 1
真顔だけで面白いし喋んなくても面白いと思う。
安倍博史は。
スピーカー 2
ホームページの地点で面白いから。
スピーカー 1
ホームページが早すぎるの。
スピーカー 2
この業界では有名な。
スピーカー 1
有名な伝説の。
そういうことでね。
高くさせてください。
ウスターさんをね。
スピーカー 2
そんな感じでありがとうございました。
スピーカー 1
さよなら。
48:16

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