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スピーカー 2
僕はもうすっかりさっき慣れてきましたね、なんか。
スピーカー 1
いやタザワさんの慣れはだってさ、いやタザワさんはもともとそもそもですよ、性質としてその新しい人間関係を常に求めてるじゃないですか。
要はもう本当にこの、もう日々新しい人と出会う性質があるんですよ、タザワさんは。
ちょっと変な意味じゃないですかね、あのTinderばっかやってるとかそういうことじゃないですか。
そういうなんか全然知らない、もう何なら同じ畑じゃない人とかに勝手にこう会いに行っちゃうタイプの人だから、もともとだからそういう適応能力がそもそもあるんじゃないかっていう。
スピーカー 2
あとその新しい環境に入って馴染んでいく過程が結構好きってのありますね。
スピーカー 1
まあね楽しさはありますよね、そういうね。
だからやっぱりそれはこう新しい何かこう違う価値観の人たちと混じり合っていろいろ意見交換できたらやっぱりそれは楽しいじゃないですか。
普通にこう刺激になるし。
スピーカー 2
だっていろんな人がいるんだなって知れるし、世の中すごい人っていっぱいいるんだなとかね、思ったりとか。
スピーカー 1
いますね、ほんとね。だから結構胃の中のカワズになっちゃってね、さっきのその僕のいた会社の部下の人たちもそうですけど、胃の中のカワズではあるわけですよ。
周りが見えてないから、他のなんか会社のやつキモいみたいな言っちゃってますけど。
いざこう話してみたら、だいたいそんなことないじゃないですか。
だいたいこう仲良くなれますからね。
そんな悪い人いないですよ、もうこの時代で。
そんなパワハラとかしてくる人いないですよ、そんな滅多に。
スピーカー 2
だからね、和田さんも新しいところ。
そうですね。
今まだちょっと関わってる。
スピーカー 1
もう天神みたいな感じで。
やっぱり週1、2回なんかね、そういうちょっと仕事はしてますけどね。
スピーカー 2
正式に会社で入社日的な感じで紹介されたりとかして、新しい生活が始まったらどうしましょう?
スピーカー 1
ん?どうしましょうね。
スピーカー 2
どんな振る舞いしていくもんですか?
スピーカー 1
でも僕は、これもうあれなんですよ。
僕もともとデザインの制作会社にいたんですけど、
その時に学んだ教訓として、
とりあえず僕はあんまり変につくろわない。
自分をよく見せることだけはしちゃいけない人間なんだっていうのを、
制作会社の時にすごい痛感した出来事があって。
僕だから結構最初、僕にとっても制作会社って社会人経験で言うと最初みたいな感じなんです。
初めて会社員として、それまでフリーターだからわかんないわけじゃないですか。
だからちゃんとしていなきゃいけないみたいな社会人に足るものみたいな感じで言っちゃってて。
すっごいちゃんとしてたんです。
敬語もちゃんとしてたし、見出しの意味もちゃんとしてましたし、
あとだから丁寧すぎるぐらいな感じ?対応?
みたいなのを心がけていた時期があったんですけど、
全然うまくいかなかったですよ。
全然意思疎通が取れないというか。
要はお客さんも僕の賢ったコミュニケーションのせいで、
偉く貸し込まれてしまっていて。
踏み込めないわけですよ、お互い。
そうしたことによって、全然相手が本当に思っていることを引き出せないみたいなことを
すごい怒られた時がありまして、自分自身で気づけなくて。
人に言われて気づいたんですけど。
これはそうだと思って。
すごい鎧を着ている、よく見せようとしている。
仕事できそうな感じに見せようとしている自分がいて、
これは話しづらいだろうな、気づいて。
それからもう一回やめたんです。
言われてすぐ怒られて。
したらもうびっくりするぐらい、
うまくいくようになったんですね。
今のこの喋り方ですね。
何々っす、みたいな感じの。
元の輩というか、
底辺の工業高校出身なんで、
コミュニケーションがちょっと、
日本語がちょっと拙いところがあるわけですよ。
そっちの方がお客さん受け良かったんですよ、要は。
だからそれをやっぱり、
社会人って、
もしかしたらちょっと自分が思っていたやり方と違う、
こういうことなのかもしれないって思って、
それをやり始めたら結構いろいろ、
うまく話せるようになりまして、
自分のコンプレックスでもあったわけですけど、
っていうのを肝に銘じていますね。
だから固くならない、絶対に。
だからラフに必ず入る。
ただ踏み込みすぎない、
人失礼なことを、
一線をわきまえるみたいなところは絶対ですけど、
それをやると大体結構、
最初から打ち解けられますね。
スピーカー 2
安心感とか絡みやすさは大事ですかね。
スピーカー 1
大事ですよ。
あとやっぱり隙を見せるって大事だって思ったんですよね。
隙を見せないコミュニケーションって、相手も隙を見せてこなくなるやつか、
こっちから見せていっちゃった方が、
相手も隙を見せやすいというか、
この人、ちょっと緩いとこ見せても大丈夫だなっていうか、
っていう構え方みたいなね、
結構大事なんじゃないかなって。
だからスラックとかさ、
結構ガチガチの人いんじゃん。
ベールかよみたいな。
お世話になっておりますみたいな。
何々ですみたいな。
何々ですは知ってんだよみたいな。
だからそういうのって結構、
どんどん相手の固さを助長させちゃうから、
気をつけてますね。
僕はたださんもそういうコミュニケーションが上手い人だと思うんですけど、
上手い人だと思ってるんで、
結構近いかもしれない。
あんまり肩苦しくないというか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
いい塩梅のテヘペロ感ね。
スピーカー 2
テヘペロ感ね。大事ですよね。
前回の回で喋った通り、
業務委託としてスキルを期待されてる中で、
スピーカー 1
テヘペロ感難しいんですよね。
スピーカー 2
バランスは難しいんだけど。
スピーカー 1
人間性のところはテヘペロ感を出すってこと?
そうそう。要は愛嬌の話。
愛嬌は絶対必要ですよ。
愛嬌のないロボットみたいなマシーンだと、
発注者側もコマンドしか送ってこなくなるんで、
会話ができるようになるっていうのはね、
愛嬌が。
スピーカー 2
わざとするわけじゃなくて、
わりと正直にいるだけって感じですね。
スピーカー 1
作らずに。
ある種、
演じてる部分はもちろんあるんだけど、
なるべくありのままで話すというかね。
あと無理しないというか、
背伸びしたコミュニケーションしない。
分かんないこと分かんないっていうみたいな。
スピーカー 2
大事ですよね。
常々思うようになってきたんですけど、