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  2. 第343回 自己効力感、認知や行..
2025-06-16 45:20

第343回 自己効力感、認知や行動のビジネス用語(コブラ効果、パーキンソンの法則、ブルックスの法則、パレートの法則など)

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自己肯定感と自己効力感 / コブラ効果 / XY問題 / コンコルド効果 / パーキンソンの法則 / にわとりとたまご / ジャムの法則 / レモネードの原則 / 情報対象ゲーム、情報非対称ゲーム / コンウェイの法則 / ブルックスの法則 / マグネット効果 / バンドワゴン効果 / 瀬戸際戦術 / パレートの法則 / ストループ効果 / MECE / シャーデンフロイデ / ダニング・クルーガー効果 / スポットライト効果 / ストローマン論法


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#自己肯定感 #自己効力感 #コブラ効果 #XY問題 #コンコルド効果 #パーキンソンの法則 #にわとりとたまご #ジャムの法則 #レモネードの原則 #情報対象ゲーム #情報非対称ゲーム #コンウェイの法則 #ブルックスの法則 #マグネット効果 #バンドワゴン効果 #瀬戸際戦術 #パレートの法則 #ストループ効果 #MECE #シャーデンフロイデ #ダニング・クルーガー効果 #スポットライト効果 #ストローマン論法

サマリー

このエピソードでは、自己効力感や自己肯定感について深く掘り下げ、成功と努力の関係を考察しています。特に、自己効力感が高いと他人の成功に嫉妬せず、チャンスを楽しむことができる点が強調されています。また、自己効力感と自己肯定感の違いを理解し、これらがビジネスやスポーツにどのように影響を与えるかを探っています。コブラ効果やXY問題などのビジネス用語も紹介され、日常生活でどのように適用されるかについての理解が深まります。さらに、自己効力感やビジネスにおける認知や行動の用語について解説されています。具体的には、コブラ効果やパーキンソンの法則、ブルックスの法則、パレートの法則などが実際のビジネスに与える影響や考え方を取り上げています。最後に、自己効力感に関連するビジネス用語や理論について議論され、これらが行動や認知にどのように影響を与えるかが探求されています。

ビジネスの迷い
スピーカー 1
どうも、TAZAWAです。 WATAです。
スピーカー 2
今日は、ビジネスっぽい話をしようかなーなんて思いつつ、どうしようかなーと思ってますね。
ビジネスっぽい話と何を迷ってるんですかね、これ。
スピーカー 1
やばい話をしようとしてるんですかね、これは。
スピーカー 2
そうですね、どうしようかなーって、収録開始してから迷ってますけどね。
まさにそうですよね。今、撮ってる最中ですからね。できればね、決めといて欲しかったんですけど。
スピーカー 1
結構ね、ここまで時間あったんで。
あれですから、雑談入れると、どっちがメインになるかわからない問題があったりするからね。
スピーカー 2
逆にもう、雑談をメインで話し切る場合がありますよね、TAZAWAさんのは。
僕もやりますけどね。
まあ、そうですね。
本当に迷ってますね。そんな重大な決断を今しようとしてるんですかね。
自己効力感の重要性
スピーカー 2
いや、どうしようかな、会社辞めようかなみたいな、どうしようかなみたいな、それぐらい迷ってましたね。
どうしたらいいですか、僕みたいな。人生の決断をするみたいな。
スピーカー 1
これはちょっと本部と関係ないんですけど、来る時、ポッドキャストというかラジオって聞いてて、僧侶の方の仏教のラジオを聞いてて、根拠のない自信の重要性の話をしてて。
スピーカー 2
お釈迦様だって最初は根拠のない自信から話を広めようとしてるわけだからって。
スピーカー 1
だからやってみるんだよっていうね、そういう。
スピーカー 2
根拠がなくても。
お釈迦様に学ぶね。
スピーカー 1
学ぶ。
いや、それで思い出したのが、ちょっとWATAさんともこの間喋りましたけど、自己肯定感とか自己効力感っていう話。
いわゆるその自己肯定感っていうのは、自分自身を受け入れる感覚のことですよね。そのままでいいんだっていうね。
自己効力感っていうのは、自分はやれるんだっていう、自分に期待する力というかね、じゃないですか。
だからその、この話やめようかな、どうしようかなっていう話も入れようかなと。
スピーカー 2
すごいっすね。これ、このパターンもありそう。迷って終わるっていう。
歌バンド買いみたいな。RGの。
スピーカー 1
なんかね、ちょっと思ったのが、要はね、自己効力感。
自己肯定感って言葉って最近よく使われるじゃないですか。
一方で自己効力感っていう話ってあんまりされないんですよ。
スピーカー 2
効力感はされないですね。
スピーカー 1
僕もこの番組で前、自己肯定感みたいな話をしたことあるけど、自己効力感って言葉使って話したことは多分ない気はするんですよ。
で、例えば僕の場合だと、自己効力感ってすごい高い方なんですよ。
まあ、やれんだろうみたいな。
なんか、やったことなくても、まあやったらできるっていう謎のその根拠になっちゃうんですよ。
スピーカー 2
で、結構その、自己効力感が高い人とそうでない人で、見方が変わるものがあるなって思った話があって。
スピーカー 1
僕なんかは子供の時から、やたらやったことないやつでもすぐできるって言いたがる子供だったんですよ。
親とかに笑われるぐらい。
やったことないのにみたいな。
で、それで未だに大人になってもそれでやってきてて、意外とやったらできたりするし、努力したらなんとなく形になったりとかするもんなんですよ。
だからまあ、そんなやり方でやってきてるんですけど、要するにそういう性格の人とそうでない人って、
例えば世の中で才能が能力がすごい高い人とか、成功してる人見た時に、一般的には才能がある人なんだなって思ったりするかもしれないんですけど、
その自己効力感がバカ高い人ってそう思わないんですよ。
圧倒的に努力したんだろうなって思うんですよ。
だから嫉妬しないんですよね。
いいなとか。
だから圧倒的に努力したんだから当然の結果なんだろうなっていう印象で見るから、
スピーカー 2
そこで負の感情みたいなものが成功してる人を見た時に出てこないっていうのはあるだろうなって思ったんですよね。
だから思った以上に見方っていうか、違うんじゃないかなって思ったっていう話なんですよね。
スピーカー 1
だからこんな僕ぐらいでも、凡人の僕ぐらいでもこうだから、おそらく世の中で成功してる人、めちゃめちゃ活躍してる有名な人とかって、
めちゃくちゃ自己効力感高いからだろうなと思うんですよね。
スピーカー 2
なんかこれでも、僕だから、ちょっとこれ難しい議論になるかもしれないですけど、
努力って結構難しい言葉じゃないですか。だから一方からするとめちゃくちゃ努力してるように見えるが、
実は本人は努力っていう感覚でやってない場合もあって、好きだからやってたとか、楽しいからやってたとか、
それが努力に見えてたっていう客観的な観点での努力っていう観点だから、
ある種、自己効力感高いっていうのは、努力とすら思ってないでやっちゃって、
もちろん努力を頑張ってしてる人もいるではあるだろうけど、とはいえやれちゃってるみたいな感じというか、
そっちの方が僕も感覚的には好きなんですよね。
もちろん努力してる人はかっこいいし尊敬はするんですけど、
努力っていうものを前に押し付けないで、あくまでやって行動してそれをやってただけだっていう、
結果それが努力してたことになってたっていう話は僕は。
スピーカー 1
好きな場合に関してはそうだし、あとは自分ができるって思い込んでるから、
やってチャレンジしてできなかった時に、いやそんなわけないって思うんですよね。
そんなわけないからってことで結果的に努力しちゃうっていうケースが多いかなと思ってて。
スピーカー 2
それはすごい良いですよね。
コンプレックスの話ってこれじゃないですか。
結局、なんで俺こんな頑張ってるのに、俺はダメでお前がいいんだよみたいな。
成功と嫉妬の関係
スピーカー 2
それって恨みでしょ。
それってやりたくないことをやってて、こんなに頑張った俺が評価されないで、
なんでお前みたいに楽しくやってた奴が評価されるんだみたいな。
ちょっと恨みの要素ってさ、やりたくないことをやらされてた自分みたいな、
何かこう消極的な感覚があるというか。
スピーカー 1
だから恨み人って結果的に自分にはできないって思ってるから出るんですよ。
自分にできると思い込んでる人って、そこから外れないから、ずっとできると思い込んでるから、
スピーカー 2
ずっと途中なんですよ。
そうか、プロセスだからまだ結果は出てないし、
それにいる最中に、俺はダメだとか、あいつがなんでできんだとか、そういう感情はいらないものになる。
スピーカー 1
だから世の中的に能力があると言われてる人、成功してる人を見た時に、
才能の話をされても、言われてみたら初めて才能の話を考えるってぐらいだと思うんですよね。
まあ確かに才能もあるかみたいな。
っていうぐらいそこを意識しなくて、圧倒的にただ努力したんだろうっていうよりは、
自分との違いは努力量の差、勉強量の差、練習量の差としか持ってないから、
それは当然の違いだろうっていうふうに思う。
だって当然嫉妬なんてしないですよね、だって。
スピーカー 2
まあ確かにね。
っていうことかなと思ってて。
スピーカー 1
だから結構なんで思ったかというと、世の中の炎上とか問題、炎上とかの問題って、
おそらくそういうところの、自分に自信がない人たちが竹刀って叩いてるような気がするんですよね。
だってわざわざ自分ができると思ってたら、わざわざそんな対抗しなくて、
自分はお前が頑張るよっていうところじゃないですか。
スピーカー 2
そもそも人を下げるって行為自体が、意味わかんないっちゃ意味わかんないじゃないですかね。
その自分の成功のプロセスに、人を下げるっていうのって必要ないことじゃない?
だって普通に自分の目的があって、それに進んでたら。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
だからまあ、そうだよね。目的が変わっちゃって、そういう人に悲願みとか、恨みもそうなのかもしれないけど、
ネタミか。だからそういうふうになってて、そうだね。
そっちで、むしろ目的を達成しようとしちゃうっていう、すり替わっちゃうのかもしれないですね。
そうそうそう。
スピーカー 1
だからまあ、自己効力感があると、逆に言うと自信があるからチャレンジして、
その代わり失敗することもあるから、いろいろ辛いこともあったりするかもしれないけど、
その代わり挑戦しなければ傷つくこともないから、平穏無事にやっていけるかもしれないけど、
どっちが良い悪いかって言うとわかんないけど、ただ、まあその、嫉妬したりすることが良くないと考えるなら、
自己効力感は高い方が良いかなと思いましたね。
スピーカー 2
確かに確かに。
まあでも、これはなんかでも、最近言われる、ちょっと前だとIQがどうとかっていう、
能力がすごい人が、能力市場主義じゃないですけど、そういう価値観だったわけじゃないですか。
今ちょっとEQって言って、感情面のそういったコントロールができる人が、
そのビジネス的にも一番良い、良いというかなんていうんだろうね、
そういう理想的な人物像を描くことが、社会的にもビジネス的にも良いんだみたいな価値観が出始めてますけど、
IQプラスEQみたいな感じで、ちょっとそういうあれですよね、まさに今起きてる社会問題とかって、
基本的にそういう、社会的弱者とかの話もそうなんですけど、ちょっと論点がすり替わっちゃってるところがあるじゃないですか、
もちろん状況とか待遇とか仕組みみたいなのは、改善しなきゃいけないところはもちろんそうなんですけど、
そうじゃない相対するものを蹴落とすではないんですけど、周りを下げて自分を上げるみたいな、
そういう構造とかそういう価値観ってやっぱりちょっとすごい、結構割と問題が顕在化してるじゃないですか、
だから精神性としてどんどん自己効力感も下がるし、自己肯定感も下がるんじゃないかなみたいな考え方ではあるなと思いますよね。
スピーカー 1
だから、能力、才能の違いが結果として出るのって、ほとんど誤差ぐらい、普通に生きてる限りでは誤差ぐらいだと思ってて、
要するに才能があるかないかって関係するのって、その世界で一流になれるかどうかのところでしかないんですよね。
ほとんどの場合は、できると思ってチャレンジして努力しちゃったかどうかっていうことだから、結構ネガティブだと、
能力とか才能とか、もともと持ってるもので比較しちゃっていろいろ思うかもしれないけど、
スピーカー 2
意外とそこは関係なくて、できると思い込んで行動した人がいるだけの話っていうのが事実かなと思うんですよね。
たしかに、たしかに。もちろん人間なんで人を恨んだりとかね、妬むっていうのは別に機能としてあるし、厳密にそれを完全にゼロにするっていうのは、
もちろんできる人もいると思うし、できない人もいると思うんで、完全にではないんですけど、
何て言うんでしょうね。例えば、自分が何か目標とか目的に進んでるとして、自分よりちょっと上行ってるなっていう人に出会ったとするじゃないですか。
でもなんか、それってすごい、考えように言ったらめちゃくちゃポジティブというか、要するに刺激を受けるというか、
自己効力感と自己肯定感の違い
スピーカー 2
あいつすげえなみたいなやつに出会うと、俺ももっとすごくなりたいみたいな、そういう転換の仕方もあるでしょ。
逆に言うと、自己肯定感だけで進んでいっちゃうと、俺が今一番の状態だ、仮に自分が一番だと思ってて、
俺よりすげえ奴いないだろうっていう状態って、もう終わりじゃないですか。プロセスというか、さっきのプロセスの話で言うと、
絶対その目標に対しての道筋って終わることはないんだけど、勝手に自分で終わらせて、自分は俺はもう上がってるからみたいな感じになって、
で、ダメになってるわけでしょ。さっきの1個前の、僕スポーツの話してたんですけど、スポーツはまさにこれですよ。
俺より上手い奴はいないって思った人ってもうおしまいですかね。だからある種、自分よりもすげえなっていう奴がいて、それにも負けない何かっていうのを俺も身につけたいし、
別の部分でも越えたいから頑張るわみたいなっていう人は伸びるし、だからまあ、確かにその自己肯定感っていうところに全て集約させちゃうと、
なんか満たされた時点で終わりのゲームになっちゃうみたいな感じの怖さはありますよね。
スピーカー 1
そうですね。だからその自己肯定感、自己効力感っていう言葉を混同して多くの人が結構喋ってるっていう問題があって、意外とそれって自己効力感のことだよねっていうのが結構あるんですよね。
で、だからさっきWATAさんも言った通り、どんな人でも多少嫉妬の感情で芽生えてしまうっていうところで言うと、
自分だったらどうかなと思うと、別にちょっと思いつかないですけど、もし自分が何かしらでうらやんだりすることがあるとしたら、そこに関しては自分で自信がないっていうことなんだなって思いますもんね。
でもそうですね、確かにね。
タカトリ 努力しても越えられないからって思い込んでるんだろうなって思うつもりでいますね。もしそういうことがあったらね。
っていう、まあそうですね。
スピーカー 2
タカトリ でもなんかこう、本当にこれ、僕もなんか結構最近よく考えたこととリンクするなと思ったんですけど、なんかこう、なんて言うんでしょうね。
タカトリ 自己高齢感は満たされるっていうか、常に持続的にあるものだから、あまり終わりを迎えるものではないと思うんですけど、自己肯定感に関してはさっき言ったとおり、満身しちゃうみたいなさ。
タカトリ 要するになんか、まあ例えば、ちょっとわかりやすいからスポーツの例を言うと、なんか何かで世界一になったとして、でも世界一になった途端、一応目標は途絶えちゃって、途絶えた途端、例えばボクシングだったら、たどり着いた目的を守る側というか、防衛する側、チャンピオンを防衛するみたいなポジションに変わるわけでしょ。
タカトリ なんかこれね、ゲームとかでもそうなんだけど、一回クリアしちゃったゲームってめっちゃつまらなくなるじゃないですか、当たり前ですけど、到達しちゃった時に目標を見失っちゃって、やることないからゲームやらなくなるみたいな感じで、
タカトリ まあ防衛するっていう別の目的が出るかもしれないんだけど、なんか到達しちゃった時点で結構、すごいこう、自分だったらですけど、めちゃめちゃ路頭に迷うだろうなというか、なんかもう生きる理由を見失っちゃうみたいな。
タカトリ だから結構芸能人とか、スポーツ選手も多いかな。結構行き着いちゃった人って、結構不幸になってるケースをよく見るというか、だから行き着いちゃうとそれ以上の快楽が得られないから、ドラッグハマったりとか、ギャンブルハマったりとか、違うものにハマっていっちゃって、どんどん自分を見失っていくみたいな。
タカトリ だからなんかこの、ある種そこを目的を見間違えちゃうと、すげえやつなんだけど、なんかすげえやつが故になんか世界制覇しちゃって、でも目的なくなっちゃったから闇落ちしちゃうみたいな。なんかそういうシナリオってあるよなみたいなのをすげえ最近よく考えたんですよ。
スピーカー 1
タカトリ だからなんか、ある種満たされないっていうことは結構幸せなことというか。
スピーカー 2
タカトリ まあ、あれですよね。何か他人と押し量る指標にはしないっていうことは前提ですよね、そういう理由とね。
ビジネス用語の理解
スピーカー 1
タカトリ 要するに、これも僕も自己効力感って言葉を知ってから、こういうふうな考え方の整理ができたっていう感じで、要するに、こういう状態にしっかり名前がついていて、研究がされてるんだっていうかね、そういうところって面白いなって思ったんで、っていうところで今日の本題なんですけど。
スピーカー 2
タカトリ 行きますか。
スピーカー 1
タカトリ だから、この話をするか迷ったって話をする。
タカトリ そう、だからビジネスの現場で、当たり前のように感じてたこの状況って意外としっかり名前がついてるとかっていう。
タカトリ これ前、WATAさんとこの話ちょっと盛り上がりましたけど、僕のWATAさんとも共通の知り合いで、僕のエンジニアの先輩でもある人が、今もたまに会うと知らない用語を使ってくるわけですよね。
タカトリ この間、その人に教えてもらったのは、コブラ効果とかね。
スピーカー 2
タカトリ 僕はその教えてもらったんで、調べたんで知ってますけど、本当にね、何言ってんだって思うと思いますよ。
タカトリ 恒例聞いてる人。
スピーカー 1
タカトリ 分からないですよね。でも聞くと面白いなというか、コブラ効果って、例えばこれちょっとWikipediaを見ながらしゃべろうかなと思うんですけど、その名のよりコブラ効果、コブラはあのコブラですよね。
タカトリ 昔、イギリスによる植民地時代のインドで、コブラが大量発生したんだと。
タカトリ コブラを捕まえたら報酬を与えますと言ってたんですね。
タカトリ そういうことによって、みんなコブラ捕まえてくれるから、コブラが減るだろうと思ってやったんだけど、なるほどと。
タカトリ コブラを増やして、飼育して、その飼育してたコブラを渡せば報酬もらえるんじゃないかって思って、結果的にコブラが増えるっていう。
タカトリ だからこれは目的に対して間違った方法で解決しようとして、逆転するっていう偶和ですよね。
タカトリ こういうのがコブラ効果って言うんですよ。で、面白いじゃないですか、こういう話。
スピーカー 2
タカトリ まあ面白いですけどね。
スピーカー 1
タカトリ だから要はこういう状況でビジネスの現場でよく会って、よく話すけど、こういうものに名前がついていてしっかり研究されてるというか、
タカトリ あとこういう言葉を知ってると、こういう状況を説明しなくても、いやそれってコブラ効果になってるからみたいなことを言うと、話が早いっていうコンテキストなコミュニケーションができるっていうことですよね。
タカトリ で、で、で。
タカトリ これ、こういうことをね、例えば、あとその僕の先輩に教えてもらったのだと、XY問題ってあって、このXとYの問題。
タカトリ これはその質問、例えば、一応説明を言うとね、質問者が本当に解決したい課題Xについて直接聞くんじゃなくて、
タカトリ Yっていう二次的な課題を解決する方法を聞くことによって、コミュニケーションの相互化が発生するっていうのがXY問題なんですけど、
タカトリ 例えば、ユーザーカスタマーサービス、ヘルプとかでログインができない人がいて、ログインをしたいっていうのが目的なんだけど、
タカトリ その人がログインしようとする中で、このボタンの効果がよくわかんないってなって、そのボタンの使い方を聞くと、
タカトリ そうすると聞かれた方は、ログインする方法じゃなくて、ボタンの使い方だけに特化したアドバイスをしちゃって、
タカトリ 最初からログインをしたいって言えば済むのに、そこで話が曲がってって違う話になってくるみたいな、こういうのがXY問題って言いますよね。
タカトリ とかも、よくあるあるじゃないですか。だけど、XY問題って名前がついてますよってことですよ。
スピーカー 2
タカトリ そうですよね。
スピーカー 1
タカトリ で、こういうのをどういうカテゴリに入る話なのかってわかったんですけど、要するにMBAとかの話なんですよ、これ。
タカトリ MBAを勉強する過程で、こういうので勉強するんですよ。
スピーカー 2
タカトリ そうなんですか。
スピーカー 1
タカトリ だから、コンサル系の人とかってこういう話めちゃくちゃ詳しいんですよ。
スピーカー 2
タカトリ 確かに言ってるなと思って。
タカトリ なるほど、なるほど。
スピーカー 1
タカトリ だから、グロービスのあるじゃないですか、あそこのMBA用語集ってところにこういうのがいっぱい入ってました。
スピーカー 2
タカトリ MBA用語集。
スピーカー 1
タカトリ だから、そういう括りで勉強するもんだなと思って。
スピーカー 2
タカトリ なるほど、なるほど。
スピーカー 1
タカトリ だから、こういうのをいっぱい知りたかったら、MBA用語みたいな感じで調べると出てくると思いますよ。
スピーカー 2
タカトリ なるほど。
スピーカー 1
タカトリ なので、そういうこういうのに名前がついてたんだって話をね、今日は紹介する回ですね。
MBAとビジネス用語
スピーカー 1
タカトリ あの。
スピーカー 2
タカトリ これ何問題ですかこれ。
タカトリ これ何問題。
タカトリ パイゼット問題。
スピーカー 1
タカトリ あの、紹介するやつね、あるかもしれないんでちょっとね。
スピーカー 2
タカトリ そうですね。
スピーカー 1
タカトリ 僕も分かんないから、これはなお一緒に勉強していきましょうよっていうね。
タカトリ あの、企画ですよ。
スピーカー 2
タカトリ いやー、素晴らしいですね。
スピーカー 1
タカトリ すいません、前半と全然トーンが違う。
スピーカー 2
タカトリ 前半ちょっと僕を膨らませたのをちょっと反省し始めましたから、その。
スピーカー 1
タカトリ こんなライトのトーンだったら。
タカトリ いやー、でもね、面白いですよ。
タカトリ 例えば、でも知ってるやつもあると思いますけど。
タカトリ 例えばその、よくほら、あの心理学とかで言うような、波動効果とか。
タカトリ うん。
タカトリ それも一応、MBA用語に入る。
タカトリ あ、そうなんですか。
タカトリ まあ、囚人のジレンマとか。
スピーカー 2
タカトリ ああ、ありますよね。
スピーカー 1
タカトリ 囚人のジレンマとかもよく出ますよね、ビジネスで。
タカトリ バーナム効果とかね。
スピーカー 2
タカトリ バーナム効果ね、占いのね。
スピーカー 1
タカトリ あとまあ、ビジネス系で言うと、そうですね。
タカトリ 例えば、コンコルド効果って言ってございますよね。
スピーカー 2
タカトリ ああ、知ってます知ってます。
スピーカー 1
タカトリ これ別の名前の方が、あれなのかな。
スピーカー 2
タカトリ 一応、その埋没費用、損失の話ですかね。
スピーカー 1
タカトリ だから、要は、せっかくここまでやったんだからって言って、
タカトリ 切れないってことですよね。
タカトリ コンコルドって、あのね、一生懸命作ったけど、
タカトリ 症状的にはっていうところで。
スピーカー 2
タカトリ 一切使われなかったですもんね。
タカトリ そうそうそう。
コブラ効果とコンコルド効果
スピーカー 1
タカトリ だから、損失をカットできないことをコンコルド効果って言いますよね。
タカトリ うんうんうん。
タカトリ でもこれ、この感覚って、そのビジネスというか合理的な考え方で
タカトリ すごいセンスとして大事だったりとかして、
タカトリ これ、語尾の例として、
タカトリ 例えば、つまらない映画を鑑賞し続けるべきか問題になって、
タカトリ 例えば、2時間のチケットを1800円で買って、
タカトリ 10分でつまらないって思ったときに、
タカトリ もうすぐやめて切り上げるのがいいのか、
タカトリ 最後まで見るのがいいのかっていうこと。
タカトリ 多くの人は、1800円っていうところを判断の基準に入れてしまって、
タカトリ 間違うんだけど、
タカトリ 本来であれば、今後この映画が面白くなる可能性と、
タカトリ 鑑賞中断した場合に得られる1時間50分を比較するのが経済的に合理性なんですけど、
タカトリ 結構みんな間違っちゃうとかね。
パーキンソンの法則とブルックスの法則
スピーカー 2
まあ確かにね。
スピーカー 1
タカトリ とかあるから、だからまさにMBAというかコンサルティアの人がこういうところ得意そうだなっていう。
スピーカー 2
そうですよね。
タカトリ だからまあ抽象的な問題を一応言語化して、
タカトリ 定量的に考えるみたいなことですよね。
そうそう。
スピーカー 1
タカトリ あとは、これも有名かな。パーキンソンの法則。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
タカトリ これは本当にアラルで、仕事の量は完成のために与えられた時間を全て使うっていうね。
タカトリ だから1週間のサスカーだったら1週間かけるんですよね。
そうですね。
タカトリ 本当は1時間でできるかもしれないのにみたいな。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
タカトリ だから期間を短めにギュッてやるほうが結果的にはね。
スピーカー 2
これは僕らの業界のプロジェクトマネジメントのスキルでもよくあるやつですね。
ノー期は短めに設定するっていうテクですね。
スピーカー 1
タカトリ これは第二パーキンソンの法則もあって。
第二?
タカトリ 第二のほうは。
スピーカー 2
第二パーキングエリアみたいなのか。
スピーカー 1
タカトリ お金のほうなんですよね。あればあるだけ使うっていうの。
ありますね。
スピーカー 2
タカトリ これは第二のほうです。
はいはいはい。
スピーカー 1
タカトリ あとこれ意外かもしれないけど、あれなんですよ。
タカトリ 例えばにわとりたまご問題もこれも一応そういう部分入ってます。
スピーカー 2
ヨウ ああそうなんですか。
ヨウ ゲーラン問題ね。
スピーカー 1
タカトリ よく言いますけどね。
タカトリ でも確かにビジネスっていうかこういう業界じゃないと意外と使わないかもしれないですね。
タカトリ どっちが先かっていうね。
スピーカー 2
ヨウ でも確かに、もちろん仕事で覚えた記憶はあるんですけど。
スピーカー 1
タカトリ 僕も仕事で、確か僕音楽やってたフリーダー時代からこの業界に入った時に言われて、
タカトリ 何それって一瞬思ったんですよ当時。
ヨウ それって結局にわたまですねみたいな。
スピーカー 2
タカトリ そうね。にわたま。
タカトリ あとゲーラン問題って言う人いるない。
タカトリ 玉子の鳥の玉子ゲーラン問題とか言う人いる。
ヨウ そうですか。
タカトリ 僕はあんま使わないです。
スピーカー 1
ヨウ 要するにこれは、例えばCGM系のユーザーが投稿するサービスだと、
ヨウ ユーザーが投稿するどっちが先かってことですね。
タカトリ そうですよね。
ヨウ ユーザーのコンテンツが先なのか。
スピーカー 2
タカトリ だから卵が先に生まれてにわとりができたのがにわとりがいて卵を産んだのかっていう。
ヨウ そうそうそう。
タカトリ すごい哲学的な問いですね。
スピーカー 1
ヨウ あとJAMの法則、知らないですよね。
スピーカー 2
タカトリ 知らないですね。
スピーカー 1
ヨウ 僕も知らなかったんですけど。
ヨウ これは選択肢が多すぎると逆に決められなくなるっていう。
スピーカー 2
タカトリ あーはいはいはい。
スピーカー 1
ヨウ だけどこんなのに名前がついてるんだって感じで僕は知ってる。
スピーカー 2
タカトリ それなんかでも認知バイアスのやつで、またちょっと別の名前で見た記憶がありますね。
スピーカー 1
ヨウ 実際これJAM、例のJAMっていっぱい種類があるときよりも24種類のJAMよりも6種類のJAMのほうが結果的に売り上げ上がったっていうね。
スピーカー 2
タカトリ そうですね。
スピーカー 1
ヨウ とかね、あとはレモネードの原理っていうのがあってね。
スピーカー 2
タカトリ はいはいはい。
タカトリ 甘い食べ物が続きますね。
スピーカー 1
ヨウ これは予期せぬ事態が起こった場合に無理やり合わせようとしたりするんじゃなくて、機械と捉えてうまく活用することでチャンスを作っていくっていう。
タカトリ なるほど。
ヨウ レモンを捕まわされたらレモネードを作れっていう言葉が元にしたらしいんですけど、例えばポストイットとか。
ポストイットって、もともとあれ不良品だったんですよね。
タカトリ そうですね。
ヨウ で、剥がれちゃうみたいな。で、それを結果的にこれ逆にポストイットってこういう商品として使えるんじゃないかっていう。
ヨウ それもレモネードの法則でできたっていうふうに。
ヨウ あと柿の種も、柿の種が生まれたのもまさにそれで変な形でできちゃったから、これ逆にこれはいいんじゃないかっていうことで。
ヨウ 柿の種っぽいぞっていうことで、それが値段ヒットになったとかね。レモネードの法則覚えていてください。
ヨウ あとこれすごいコンサルっぽいなって思ったんですけど、情報対象ゲーム、これ僕も聞いたことあったけど、情報対象ゲーム、情報非対象ゲームっていう呼び方があって、
ヨウ このゲームはどっちに当たるかみたいな。
ヨウ 例えば、情報対象ゲームっていうのはルールが公開されてて、
ヨウ そのルールの中で戦う、例えばチェスとかオセロとか将棋とか、これってもうルールが全部決まっていて、その中でやるからもうめちゃめちゃフェアなんですよね、ユーザー同士が。
ヨウ だから、ただこれってあんまりビジネスの現場ではあんまなくて、ビジネスの現場ではだいたい情報非対象ゲームになってて、
ヨウ これグロービスのこの例で言うと、中古車ディーラーの話になってて、
ヨウ 要するにディーラー側としては、中古車の情報って持ってるから、めちゃめちゃ有利なんですよね。
ヨウ でもお客さんは、その情報持ってないプレイヤーだから、情報に格差がある状態だからこれ情報非対象ゲーム。
ヨウ で、ビジネスの話ってのはだいたいこの情報非対象なんです。
ヨウ だから結構、物事を形容するときに、それは情報対象なのか非対象なのかみたいな見方をしますね、コンサルの人はね。
スピーカー 2
ヨウ そうですね。
スピーカー 1
ヨウ っていう、なんか面白いなと思ったんですよ、こういうの見てて。
スピーカー 2
ヨウ 面白いですよね。
スピーカー 1
ヨウ あと、これはNBAというよりはソフトウェア開発における話ですけど、
ヨウ これはね、一時流行ったというか、コンウェイの法則って、システムの設計が組織の構造そのままになるっていう。
スピーカー 2
ヨウ なっちゃいますね。これ絶対いいんですよね。
スピーカー 1
ヨウ だから、組織のチームと同じ種類の機能ができるんですよね。
ヨウ そうかね。
スピーカー 2
ヨウ だから、Yahoo!のトップページとかそうですからね。
ヨウ 何々部のエリアがここの広告エリアで、何々部のメニューがここにあって、だからずっと変えられないんですよ、トップページがね。
ヨウ UIが政治でできるっていう、会社の内の政治でUIができるっていう、典型的な日本のUI UXの典型ですよね。
スピーカー 1
ヨウ なるほどね。はいはい、確かに確かに。
ヨウ あとね、これも、なるほど、そういう名前がついてたんだと思ったんですけど、
ヨウ ブルックスの法則っていうのがあって。
ヨウ 遅れているソフトウェアプロジェクトへの要因追加したところで、別にもっと遅れるだけだっていう。
ヨウ この話はよくあって、忍術の神話っていう夢の本があって、そこで話されてるんですけど、あるあるですからね、これはね。
パレートの法則とビジネス応用
スピーカー 2
ヨウ めちゃくちゃあるあるですよね。でもさ、思うんですけど、あるあるなのに、みんな知らないというか、その現象をちゃんと認識してる人意外と少ないんだなって思いますね。
ヨウ だから、僕逆にこういう言葉がある方が、そういう意味で言うと、現象を物事として捉えられるんで、いいなと思うんですよね。
スピーカー 1
ヨウ そういうのは、いいなと思いつつ、このワード、これを知ってるのがエンジニアだけなんですよね。
スピーカー 2
ヨウ そうなんですよね。
スピーカー 1
ヨウ 要するにさっきのブルックスの要因追加したところでってことも、エンジニアはわかってるから、僕一人でやった方が早いみたいなのがよくあるわけですよ。
スピーカー 2
ヨウ そうですよ。
ヨウ だから、これ何ででも考えとして浸透しないんですかね。
スピーカー 1
ヨウ 理解、直感的に分かりづらいですよね。
スピーカー 2
ヨウ 分かりづらいのかな。何十年もさ、僕らやってるけどさ、一向に浸透しないよね、この感覚。
スピーカー 1
ヨウ あとね、どんどんね。
ヨウ これマグネット効果っていうやつはあって、これショッピングセンターとかで特定の店舗とか、何か置いとくことでそこにガーッと集まる。
ヨウ SNSでバズった商品とかが紹介されることでさらにとかって、
スピーカー 2
ヨウ そのままですね、マグネット的なね。
スピーカー 1
ヨウ 僕も一個言っていいですか。バンドワゴン効果。
ヨウ 心理学の。
スピーカー 2
ヨウ 心理学の。どっちかというと認知バイアスのね。
ヨウ 並んでるパン屋とか並んでるラーメン屋にみんな並びたくなってしまうっていう。
スピーカー 1
ヨウ 新規サービス作るときによくやりますよね。わざと予約してあるとかね。
スピーカー 2
ヨウ マインオンレイみたいな感じじゃないですけどね。予約が埋まりましたみたいなね。
スピーカー 1
ヨウ あと一個ぐらいにしようかな。時間がもうないですか。
スピーカー 2
ヨウ いや、実はね15分延長されてます。
スピーカー 1
ヨウ 素晴らしい。
スピーカー 2
ヨウ 全然大丈夫ですよ。
スピーカー 1
ヨウ これ政治っぽい話でもあるんですけど、安全保障とかで警戒し合ってる、牽制し合ってる状態。
ヨウ まさにベース冷戦のときとか。
ヨウ あの状況のことを瀬戸際戦術って言って、これがちゃんとMBA用語にも入ってますね。
スピーカー 2
ヨウ これでも多分経済的な競合とのなんかそういう。
スピーカー 1
ヨウ まあ交渉テクニックとして。
スピーカー 2
ヨウ とかありますよね。うちになんか、これやってスポーツの世界でも瀬戸際戦術ってありますからね。
スピーカー 1
ヨウ あとはこれは有名かな。パレートの法則って言って。
スピーカー 2
ヨウ パレートね。
ビジネス用語の重要性
スピーカー 1
ヨウ あのこれは本当になんか辛い話ですけど、全体の8割を残りの2割がやってるっていう話ですね。
ヨウ だから会社の売上げの8割の人たちがやってる売上げってのは残りの2割の人たちで全部賄ってるっていう。
ヨウ いろいろ事例。
ヨウ ただビジネスにおいて売上げの8割は全顧客の2割が生み出してるとか、
ヨウ そうですね。仕事の成果の8割は費やした時間、全体のうち2割の時間で生み出してるとか、
スピーカー 2
ヨウ 住民税の8割は全住民のうち2割の富裕層が担っているとかね。
スピーカー 1
ヨウ とかあとは、これはちょっと用語っていうことでもないですけどね、これも一応そういう理論らしいですけど、ゆでがある理論。
ヨウ まあ気づいたら死んでるってやつね。
ヨウ まあぬるい職場とかぬるいところにいるとだんだんそれに慣れてって自分も気づいたらもうダメになってるとかね。
ヨウ あとね、ストループ効果って僕知らなかったですけど、一応説明としては色から得られる情報と意味から得られる情報が同時に目にすると情報が干渉しあって理解できないっていうことで、
ヨウ これたまになんかクイズとかでよくある漢字で赤って書かれてて、違う色で書かれてるみたいな。
ヨウ で、それパッと見たときに読めないとか。だから実際ユーザーインターフェースとかで言うと、トイレのやつとかで男性トイレは青だし女性トイレは赤だったりすることが一般的だから、
ヨウ それを逆にすると混乱するとか、こういうのをストループ効果っていうらしいんですけど、なんか名前がついてるなとか思って。
スピーカー 2
ヨウ これでもいいテーマですよね、なんというか。だからステレオタイプは良くないんだけど、ステレオタイプをなくすと認知バイアスが起きちゃうっていう、すごい良いテーマの話ですよね。
ヨウ だから、こういうふうに確かに名前を覚えておいて、この事象を理解し合えると、その単位でまず人と話せるから、
ヨウ 結構確かに社会問題とか話すときって、大体こういう抽象度が高い問題を話すから、認識が合ってないことが多いじゃないですか。認識とかそもそも噛み合ってないみたいなことが多いですけど、
ヨウ こういうふうに定量的に視線というかその物事を認識できると、噛み合っていくんだろうなっていうのは思うからね。
認知バイアスの理解
スピーカー 2
ヨウ だからそのビジネス用語とかを知っておくその意味って、実感したなと思ったんですよね。
スピーカー 1
ヨウ 例えばそのミーシーとかっていうのも一応入るんですよね。ただ僕らも当たり前のように、じゃあそれミーシーでとか言うじゃないですか。だけどミーシーって言葉使えないってなったら、説明するのちょっとめんどくさいじゃないですか。
スピーカー 2
ヨウ あのね、ややこしいんですよ。言葉が難しくなるし。
スピーカー 1
ヨウ だからミーシーでって言っておけば、はいはいってそれの方向で進めるみたいな。
ヨウ だからすごい。
スピーカー 2
ヨウ 過不足なく全部統一的なとか説明がややこしくなるから言いたくないんだよね。でもミーシーって言葉を知ったとき衝撃的だったけどね。
ヨウ 何MECって。
スピーカー 1
ヨウ はいはい、確かに確かに。
スピーカー 2
ヨウ 何語ですかみたいな。
ヨウ 衝撃的だったけどね。
スピーカー 1
ヨウ 本当そう読んで正しいのかもしれない。
スピーカー 2
ヨウ 今だに不安になるもんね。
スピーカー 1
ヨウ あとこれもなんか入ってたな。なんか別にビジネス用語って感じじゃないだろうけど、シャーデンフロイデとかね。他人の不幸を喜ぶ感情のことを。
ヨウ なんか最近ビジネス系、テック系でよく聞くなと思って。シャーデンフロイデ。なんか足を引っ張る、エンジニアで流行ってるのかな。
スピーカー 2
ヨウ なんか人の足を引っ張る感情のことをシャーデンフロイデ。ルサンチマ的な文脈で使ったりするのかな。
エンジニア界隈で。
スピーカー 1
ヨウ なんか僕がよく聞くだけかな。シャーデンフロイデ。
スピーカー 2
聞いたことあるんですけど、使ってる人あんまり見たことないですね。
スピーカー 1
ヨウ WATAさん持ってしてもなかなかあれですか。横文字。
スピーカー 2
僕も使ったことないですもん。ちゃんと意味もわかってなかったりして。
スピーカー 1
ヨウ アウフヘイベンとかとなんか。
アウフヘイベンはね。アウフヘイベンもあれだよね。言う人いるよね。鉄学の言葉だけど。アウフヘイベンは。
ヨウ あと僕らにとっては当たり前、いつも使ってるけど、なじみない人からしたら、え?っていうことも多分多いと思いますけど。ダニング・クルーガー、こうか。
スピーカー 2
ダニング・クルーガーね。有名な。
スピーカー 1
ヨウ 知識がない人ほど自信過剰になってるっていうね。
スピーカー 2
馬鹿の壁っていうやつですよね。
スポットライト効果。
ヨウ スポットライト効果。
みんな私を見てるっていう。
ヨウ はいはいはい。
弱さのあれです。
誰も見てないのに。
ヨウ あー。
コーヒーのシミついちゃったとか。
ヨウ はいはいはい。
発言したことを。
ヨウ あー。
恥ずかしいこんなこと言っちゃった。
ヨウ 誰も聞いてないのに。
ヨウ 自分がスポットライト。
ヨウ 自分がね、自分の主観だから自分にスポットライトが当たってる。
ヨウ 知識過剰ね。
ヨウ 知識過剰。そうそうそうそう。
スピーカー 1
ヨウ 確かにあれですね。
ヨウ なんかそういったこう認知バイアス系、心理学系のやつに関しては
ヨウ 僕らも割と今まで扱ってきましたね。
ヨウ そうですね。
ヨウ 毎回なんかやったことありましたもんね。
スピーカー 2
ヨウ やりましたね。
ヨウ なんかなんか結構僕は好きなんですよね。
ヨウ こういう、あのー。
ヨウ あのー、なんていうんですか。
ヨウ こういう言葉を知っといた方が、なんかこの
ヨウ 政治的なことを言うときとかも便利なんですよ。
ヨウ 要するにもうすでにこの現象としてありますからって言えるんで。
スピーカー 1
ヨウ そうそうそうそう。
確かに説得力がね、生まれますよね。
スピーカー 2
ヨウ そうです説得力が生まれる。
スピーカー 1
だからこういう用語を使うときに結構気になるのは、
喋ってる相手が知らないと会話が成り立たないじゃないですか。
スピーカー 2
ヨウ 成り立たないですね。
スピーカー 1
ヨウ 僕ってちょっとそういうの気にしちゃうというか、
ヨウ 僕があんまり難しい用語を使えないのが、
ヨウ やっぱそれ気にしちゃうからなんですよね。
スピーカー 2
ヨウ うーん、わかる。
ヨウ わかるって僕が言うことじゃないんだけど。
ヨウ 僕は横文字使うから。
ヨウ でもなんていうか、仕事の面ではなるべく遠慮しないで言うようにはしてますね。
ヨウ 逆にこうレベル下げちゃうとバカにしてる感じにもなっちゃうっていう気もするから。
ヨウ わかんなかったら調べるだろうと思って。
マネジメントと語彙力
スピーカー 2
ヨウ で、意外とこう観察しながら僕言ってるんですけど、
ヨウ 意外とその場で調べてくれるんで。
ヨウ なんか変なこと言った時に、
ヨウ あれ、なんだこの言葉って言う時に、みんな調べてくれてるんですよ。
ヨウ その瞬間カチャカチャ動く。
スピーカー 1
変なこと言ったぞって。
スピーカー 2
ヨウ 変なこと言った。
ヨウ あの、ダークマターってなんだ?みたいな。
スピーカー 1
職場でダークマター。
スピーカー 2
ヨウ 職場でダークマターはだいぶあれですけどね。
スピーカー 1
ヨウ ゲーム中毒のやばいやつですけどね。
何でしたっけ?ボタンさんの決め台詞。
お前の言ってる理屈じゃ、ブレイクスルーできないやつでしたっけ?
スピーカー 2
ヨウ ああ、よく覚えてます。
ヨウ まあ、それはわかるけどね。
ヨウ 言われたら。
ヨウ ただ、表現としてダサいだけで。
ヨウ 何言ってんの?って思うだけで。
ヨウ 意味はわかりますけど。
ヨウ さすがにブレイクスルーぐらいは。
ヨウ こういうのを、例えば会社とかでも辞書みたいな感じで作ってくれると嬉しいなって思うときはありますよ。
ヨウ 認知バイアスとか、生存バイアスとか。
ヨウ 知っといた方がいい言葉ってたくさんあるじゃないですか。
ヨウ そこから説明するわけにはいかないわけじゃない?仕事の現場の。
ヨウ 辞書的にあるといいなって思うときありますよね。
スピーカー 1
ヨウ なんか、コンサルティアとかの人ってこういうのを勉強してきたんだって。
ヨウ ちょっとこう、なるほどっていうふうに思いましたね。
スピーカー 2
ヨウ ビジネスのフリーマークとかね。
スピーカー 1
ヨウ こういうのいっぱい知ってんだろうなと思って、あの人たちは。
スピーカー 2
ヨウ だからそうですよね。
ヨウ だからそう考えると、言いたくなるでしょうし。
ヨウ だからお前の言ってんのはこのコブラ効果なんだよっていうイラつきを感じながら、冷静にマウント取ってくるのもわからなくはないなと思っちゃいますよね。
ヨウ すげえ何もわかってない体に見えるだろうなって、その人たちからすると、僕らは。
ヨウ 僕らって一緒にしちゃうのもあれですけど。
ヨウ だからまあ、よしやしやあれど、言葉を覚えるっていうのはね、いいことではあると思うんで。
ヨウ 語彙力増えるしね。
スピーカー 1
こういうのね、ビジネス偶和っていうらしいですね。
スピーカー 2
ヨウ ああそうなんですか。
偶和。
スピーカー 1
ヨウ 偶和なんですか。
だからさっきのコブラ効果とか、コンコルド効果とか、まあ偶和じゃないですか。
ヨウ まあそうですね。
だからすごいそう思うとね、なんかちょっと面白いなと思って。
スピーカー 2
ヨウ そうですね。エピソードを交えてその現象を理解できるっていうのはすごいいいことですよね。
ヨウ そうですね。
ヨウ 想像つくし、なんか途端にストーリー性が出てくるというか。
ヨウ そうそうそう。
ヨウ なんかドラマティックに見えますもんね。
ヨウ そうそうそう。
スピーカー 1
ヨウ はい。
スピーカー 2
ヨウ なるほどいいですね。
スピーカー 1
ヨウ まあそんなところですかね。なんかちょっとね、よかったです。
ヨウ ちゃんと。
スピーカー 2
ヨウ 結構このシリーズ好きなんですよね。
ヨウ 前も奇弁術とかやってくれてた。
ヨウ あれね、いいですよね。奇弁にはいろんな種類があるみたいなね。
ヨウ 奇弁ってね、みんな奇弁で覚えちゃうんですけど、
ヨウ 実際にテクニックとしてマジでめちゃくちゃ見るじゃん。
ヨウ やっぱりあの回以降、いかにストローマン論法をみんな使ってるかを、
ヨウ 本当に注意して見るようになりました。
スピーカー 1
ヨウ いや確かに。ストローマンだってわかりますもんね。
ヨウ 一瞬でわかる。
ヨウ ストローマン論法って理解するとね。
スピーカー 2
ヨウ そう。あとね、自分がやってるときもわかる。
ヨウ あっ、俺今ストローマンやってる。
自己効力感とビジネス用語
スピーカー 2
ヨウ 俺は今ストローマンと話してる。
ヨウ 完全にこいつをストローマンにしてるみたいな。
スピーカー 1
ヨウ だから逆にそういうストローマンを使ってしまうときって、
ヨウ 結果的に何かしら言いくるめようとするとか、
ヨウ 何か正当派じゃないことをやろうとしちゃってる裏返しだったりするんですよね。
スピーカー 2
ヨウ だからあくまで、
ヨウ そうなんですよ。自己弁議というか、自己欺瞞なんで、基本的に。
スピーカー 1
ヨウ だから普通にしてたら、ストローマン論法って使う機会ないはずなんですよね。
スピーカー 2
ヨウ ないっすね。普通にしてたらね。
スピーカー 1
ヨウ はい、ということでね。
ヨウ ちょっと、名前がついてるって話のたとえとして、
ヨウ 自己攻略官の話が盛り上がりましたけどね。
スピーカー 2
ヨウ ちょっとね、僕がそこを間延びさせすぎたかなってちょっと反省してます。
ヨウ いやいやいや。
ヨウ てっきりその路線で行くのかなと。
ヨウ 自己攻略の路線で行くのかなと。
スピーカー 1
ヨウ だからこそ、初めあんだけ迷ってたのねって言うとあります。
スピーカー 2
ヨウ そういうことですね。だからこそ。
ヨウ あれはあれで盛り上がる話だから。
ヨウ 僕自身も思いますからね。
ヨウ そこはちゃんと熱を込めてね。
スピーカー 1
ヨウ だから時間かけて考えました。
スピーカー 2
ヨウ これ、なんか現象名前つけました。この現象に。
ヨウ 話したいけど話せない、現象に。
スピーカー 1
ヨウ 何効果なのか、何原則なのか。
スピーカー 2
ヨウ ありがとうございました。
スピーカー 1
ヨウ ありがとうございました。
45:20

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