1. 終わりかけのRadio ・今夜も最終回
  2. 第167回 ヤンキー文化考 〜な..
2022-02-21 51:14

第167回 ヤンキー文化考 〜なぜ漫画の主人公は不良が多いのか?〜

漫画やライフスタイル、ファッションなど定期的にリバイバルが起こるとされているヤンキーカルチャーブーム。 ヤンキー文化にとても影響を受けたWATAといっさい影響を受けずに育ったTAZAWAが、なぜヤンキーに憧れる若者が多く、どういった経緯でヤンキーになってしまうのか、社会学的な観点で話し合ってみました。


▶ 目次
東京リベンジャーズにハマるWATAの子供
定期的に訪れるヤンキーカルチャーのリバイバル
ヤンキー文化がいっさい理解できないTAZAWA
書籍「ヤンチャな子らのエスノグラフィー」
珍走団
時代によって変わる不良像とサブカルとしてのヤンキー文化
なぜ若者はグレてしまうのか
家庭の中で弱者となってしまう子たちに反発
ヤンキーはいい奴も多い?
どんな人も持ってるヤンキー性
ヤンキーが生まれる3つの空間
周囲の影響を受けないTAZAWA青年
群れるのが苦手な二人
群れる文化は社会人になった時に同調圧力になる
育ってきた環境が違うTAZAWAとWATAのシンパシー


▶ 関連リンク

東京リベンジャーズ
https://www.netflix.com/title/81442520 

〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー ヤンキーの生活世界を描き出す https://www.amazon.co.jp/dp/4787234455/ref=cm_sw_r_tw_dp_R0GP24DKN3REDYBGE2QV

親ガチャ問題を語った過去回
https://anchor.fm/owarikake-no-radio/episodes/148-e18k9p9

ピエール・ブルデューの『ディスタンクシオン』を語った過去回
https://anchor.fm/owarikake-no-radio/episodes/111-epef18

#ヤンキー #マイルドヤンキー #東京リベンジャーズ #ヤンチャ子らのエスノグラフィー #ヤンキー漫画


▼ お便りはこちら
https://forms.gle/oEfBpskGT2qf4iMW9

00:04
こんにちは、WATAです。 見てますか?東京リベンジャーズ。 見てます。
東京リベンジャーズ、知ってますか? 聞いたことあるぐらいですね。 漫画? 今何かやってるんですか?
あの、ネットフリックスとかでやってますけど、言っちゃうと僕は見てないんですけど、 またそのパターンなんですけど、子供がハマってまして
僕ら世代、同じ国にしちゃうと申し訳ないんですけど、 世代はね。 世代的には同じような漫画とか見てたと思うんですけど、結構親近感が湧くような
不良少年というかヤンキー的なポジションの主人公というか、 厳密に言うとタイムスリップしちゃって、少年・青年時代に戻っちゃうって話なんで、厳密には
主人公は全然もうそういう不良さんではないんですけど、 タイムスリップしてその不良時代の頃に戻って、死んじゃった恋人を助けるみたいな。 その肌座の子供、今いくつですか? 9歳です。
まああと6歳です。 楽しめるんですか? めちゃめちゃ楽しんでますよ。それで言うと。 だからでもこれ僕から見ても、ちょっといまいちどこを面白いと思ってるのかあんまりわかってないでしょ?
その結構大人っぽいと言えば大人っぽいというか、だって興味の子供それヤンキーとかわかんないじゃないですか、リーゼントのツッパリの人とか、ボンタン履いてる人が、わかんないでしょそんな世界観。そういうのも伝わってるのかわかんないし
話的にもね、タイムスリップして恋人を助けるとかさ、ちょっと子供が見るには大人見てるのかなみたいな感じなんですけど、見事にハマってまして
ヒゲ団?ヒゲ団が主題歌。すごく流行ってるんですよ。いい歌ですよ主題歌はね。っていう感じで、まあだいぶ子供さんにウケてるらしいと。友達も見てるのかと聞いたら、見てると。
ネトフリ世代はアニメ見放題だから、流れで見ちゃうでしょ多分ね。今日のトップなんちゃらみたいなの入ってると。だからね、流行ってるらしいですよ。
ただ、今日のテーマはそれになぞらえてではないですけど、ヤンキーというテーマで話したいんですけど、定期的にヤンキーブームのリバイバルって来るなって思いません?
いや僕ね、ヤンキー、全然通ってないし、ヤンキーを題材にした作品とかも全く読んだことも見たこともないんですよね。 ロクでなし、ブルースですら見てない人ですよね。ルーキーズがギリですよね多分ね。
ルーキーズを見てない。 何一つ僕見てないと思うんですけど。ヤンキーのカルチャーって何一つ知らないですね。 今日ね盛り上がると思うんですよ。それで言うと、ドヤンキーカルチャーに触れてきた僕と全く触れてない。
だから僕は定期的にそういう波が来てるっていうのは知ってるんですよ。ヤンキーカルチャーって中高時代から慣れ知ったしんでるから、そういう漫画とかでも、例えば2018年ぐらいに、だって今日から俺は知ってます?知らないでしょ。
03:22
今日から俺は知らないですよ。もうこの情報の格差がすごいですから。情弱ですよ。ヤンキー界で言ったらもう完全にもう今日から俺はレジェンド漫画ですから。だからコメディ漫画ですけどね。ヤンキーコメディ漫画ですけど、あれがだからだってあんなもんだって90年代とかの漫画でしょ。それが2018年にドラマ化されてるんですよ。橋本カンナとか出てて。
だから定期的に来るんですよね。そういう、まあちょっとそのドラマとかで言ってもフォックセンとかもそうですよね。ヤンキーの。ルーキーズもそうでしょ。ドラマ化された。定期的に来るんですよ。あの波が。2011年ぐらいにマイルドヤンキーっていう言葉が流行って。
そのぐらいの時期でしたっけ? そのぐらいの時期。2010年代前半でしたね。デンツーのコンサルティングの人が打ち出した言葉でしたけど。あのタイミングでまたちょっとヤンキーブームが来たりとか。またなんかちょっと今そういうアニメが多かったりとか。ちょっとそういうテイストのね。ただ時代感が時代感だからドヤンキー漫画。カメレオンとかそうそう。あ、カメレオン知らないです。
知ってますよ。聞いたことある。 そうだからいわゆるヤンキー漫画みたいなとはちょっと思考が違くて。ちょっと転生ものだったりとか。やっぱりちょっとSFチックになったりとか。っていう感じでね。
今はもうヤンキーまで転生しちゃうんですね。 転生しちゃいますよもう。ヤンキーに転生するかヤンキーから何かに転生するかみたいな。ありますよ。上司になっちゃったり。
だからねちょっとその昔のゴリゴリの感じじゃないですけど。って感じですねちょっと。まぁちょっとねあのせっかくなんでヤンキーの生態というか。僕はすごい触れてたんでどういうものかっていうのはすごいわかってるつもりであるんですけど。たださんちょっとわからないと思うんで。
何一つわからないし。だからもう外国人ぐらいの感じですよ。 ほんとそうですよね。だってあの言葉ももうね通じないと思います多分そのそれこそ。
だし僕はそのだからヤンキーまあ当然ね別にヤンキー作品とかを通ってきてないとはいえ目にはたまにするじゃないですかいろんなヤンキーというねそういうカルチャー。やっぱり魅力的に僕は思ったことがないから。特にね。だから別になんていうんだろう。もっと深掘ってみようって思ったことないわけですよ。
ちょっと待って憧れというかかっこいいと思ったことないですか。 全くない全くない。 例えばジョジョの奇妙な冒険第4部。空城城太郎の親戚の東方定介主人公ですよ。もうドヤンキーですよあれ。僕ら世代はもうドハマにしたわけですよ。あのルックスとヤンキー的なアプローチで敵を倒していくという。
06:09
何なんだろうな。 全然ピンときてないですもんね。
そういうものを見た時にだから別になんかそうそうだから結局そういうヤンキーカルチャーが好きな人ってそういうものを見た時にそれを魅力的に思うんだと思うんですけど思わない人も僕含めていると思うんですね。どういう潜在的な価値観的な違いがそれを生んでるのかなと思って。
それをねちょっと今日もしかしたらヒントになるかもしれないという話をしようかなと思うんですけど。レニアと一冊本を読みましてですね。その書籍のタイトルがですねヤンチャな子らのエスノグラフィーというタイトルのとおりなんですけど。
ちょっと丸めてはいますけど不良って言われる人たちのエスノグラフィーって専門的な用語なんでちょっと解説が必要かと思うんですけど。一緒にヤンチャな子らと生活して自分自身もヤンチャな子と一緒のライフスタイルを送ってどういうことを考えてどういう戦いでそうなってて。
それらの子たちは将来どうなっていくのかっていうのをフィールドワークでずっと追い続けて一緒にヤンキー生活をこの著者の人が送ってそれをルポとしてまとめているっていう本ですね。結構割とね社会学の文脈ではこのやっぱりあの前あの僕話しましたよねディスタンクション。
これ続編と言っても過言ではない回になるかと思うんですけどディスタンクションもそのまあいわゆるフィールドワークを使ってフィールドブルーデューという人が社会的な階級によって持つ趣味とかあとは能力とか家庭環境とかそういうのを紐解いてる本ですけどこの本も割とその延長線上にあってそういうなんかいわゆる不良になっちゃう子ってなんでそうなっちゃってるのかねっていうところを解説ルポしてる。
本ですね。
なのでこの本の内容ねちょっと構図は深いところはそんなに説明しないんですけどこの著者のですね知念さんという方なんですけどこの人が実際にあのとある大阪のなんとかほげほげ高校ここで丸められてるんですけど本の中ではそこにもう学校には行ってないですけどその学校内でちょっと悪さをしている子たち。
学校自体もヤンチャなんだけどもその中でもちょっと不良グループとされてる子たちに最初ちょっとこう調査するんで協力してよみたいな感じで言ってもうガン無視されるんですけどガン無視される中もなんかどんどん話を聞いていくと割とこう不良の子たちも打ち解けてくれて実はこうなんやみたいななんかこう話してくれるみたいな結構インタビュー形式で本はねこうなんかこう書かれたりするんですけど
でねちょっとこの本の中で要約して伝えたいところで言うとあのヤンキーってくるとなんかヤンキーってイメージじゃないですか単なるこうドキュンみたいななんか育ちが悪くてそこが悪いみたいなそのイメージですよね
09:02
やっぱとっつきづらさみたいなのってそういうとこがすごい一つあるのかなと思ってそうでいらっしゃるでしょ ヤンキー表現としては不良とかヤンキーとかはニアリーコール
ニアリーコールなんだけどそのヤンキーって含まれてる中でもいろんな人はいるんですよね今いろんな理由でなっちゃっててみたいなで僕らのイメージだとやっぱり暴走族とかそっち系の感じだと思うんですけど
今はねだいぶ暴走族ってトートされちゃってあんまりいなかったりして絶滅危惧種と言われてますけど 暴走族って久しぶりに響き聞きましたけどね そうでしょ一時期鎮装団って言われてて暴走族って言うとかっこいいじゃないですか暴走族ってなんか少年がグレて反抗してるみたいなちょっとかっこよすぎた名前が鎮装団だと警視庁が正式に鎮装団っていう名称を与えたんです
それどういう授業かというんですか 珍しい珍しく走る団です鎮装団 いいですねそれ したら減ったんですけど 確かに要はかっこよさに価値を感じてやってる人たちですもんね
そうそうそうそうでこれねこの本にも書かれてるんですけどこの暴走族と不良に関するルポって過去にもね何冊かやっぱいろいろ研究されてて本にされてるんですけどやっぱ時代によって結構切り口が違ったりとか捉え方が違うんで時代間によってねちゃんと見分けなきゃいけないらしいんですけど昔で言う暴走族って大人に反抗してるみたいな反抗してる奴らみたいな小崎ですよ小崎の歌ですよだからもう要は
あの世界観窓カラスもあるんですよやっぱあの なるほどね盗んだバイクで走り出す感じね
そうそうそう盗んじゃってるからだからなんかこう大人からもうそのよくわからん価値観を押し付けられてそれに我慢ならなくて大人に対しての不条理を暴力で反抗するっていう運動だっていう風に言われたんですけど
ただやっぱりあのそれって結構海外ところで顕著で前のそのピエロブリデューの話とかでもあったんですけどいわゆる海外の定床特装とか移民の人とか黒人とかっていうのは割とまあそういう形であの反骨精神が強くなっていってカウンターしていくみたいな流れはあるんですけどちょっと日本はどうやら違うんじゃないかみたいなのをこの本でも書いてて
あのね言うほどね日本の若者ってそんな実は大人に反発してるって感じではないみたいならしくてでまあもちろん反発してる子もいるし気に食わない先行がいたらボコるみたいなやつもいるんだけど必ずしもそうじゃなくてある種一つのスタイルというか文化なおかつ某所属ってあの将来何やのってなった時に普通に割と真面目に働くじゃないですか
例えばそのね公務店ってなんかその大工になるとか結構いろんななんかトラック運転手になるとかいろいろねあると思うんですけど普通にサラリーマンになる人もいるしで結局だから一家制のその青年期あの瞬間できる逸脱した行為っていうのを選ぶ
12:15
でまあヤンキー漫画ってそうですよね基本的にまあそういうカルチャーというかかっこよさがやっぱりあるじゃないですかあのまあたださんちょっとあまり見てなかったんであれかもしれないですけど僕なんかはまあヤンキー漫画とか見てなんかかっこいいバイク乗ってやっぱりちょっと不良の方がモテそうというか感じもあるしやっぱそういうスタイルみたいなある種文化みたいなところがあるじゃないかとだからまあ結構ファッション的な意味合いもあるし
そのなんて言うんでしょうね単純にその悪いことをするっていうことだけじゃなくてそういう見た目にするとか服装がヤンキーっぽいとか多分そういう形でのヤンキーカルチャーってのがあるんでまあそれはそれですとただまあやっぱり本当に本当の意味でグレてる人とかやっぱり本当にこう悪さをする人とかっていうのはそれはそれでいてやっぱそこに関してはこれがちょうど親ガチャの件とかが複製になっていると思うんですけどやっぱりこう親ガチャ理論というか
ちょっとね親ガチャって言葉で表現しちゃうとまたちょっと語弊が出ちゃうんでもう本当にその生まれ持った家庭環境のところですよねやっぱりちょっと親が貧乏だったりとか親が犯罪をしちゃってたりとかあとは借金すごいもうすごい借金だらけでとかそういうバックグラウンドの人が比較的やっぱりなりやすいよねっていうのはこの本でも描かれてて
そのインタビューしてる子たちもやっぱりみんなねちょっと家庭環境的にもうみんなかなりしんどい子らですねなんかそういう子たちがある種ファッション的にヤンキーというものを演じてる部分もあれば一つ個体としてこの本が言ってるのはやっぱりなんでそういう風になるかっていうところを掘り下げていくと
僕らがある種一般的な僕らの感覚別にそんなグレてない普通の人が見る感覚でも悪がかっこいいみたいなイメージっていうのとある種ちょっとそのニアリーイコールになるところなんですけどこの本を読んで思ったのはですね割と自分を守るためではないんだけど結局いわゆる社会的弱者じゃないですか経済的なところでいったりとか親がちゃんとご飯を食べさせてくれないとか
そのいわゆる弱者的な立場なんだけど多分それを自分で自分をちょっと強く見せなきゃいけないというかある種弱くないっていう状態を形式的にでも作っていかなきゃいけないというかそういう側面が結構描かれていますと
この本で結構印象的だったのがヤンキーの大義語としてインキャラ昔で言うオタクみたいなちょっとおとなしい目の今で言うインキャラっていう言葉ですよねインキャラの言葉の解説をしてる人もがあってですね
いわゆるインキャラっていうのは何なのかっていうとおとなしい存在じゃないですかなおかつこの本の中で出てくる少年とかはインキャラかなんかちょっとねインキャラの子たちのことを内股で何とか走り上がってケハハみたいなそういうバカにし方をするシーンがあるんですけど
15:15
ちょっとねなんかそのジェンダー的な意味が含まれてるんですよそのインキャラには実はいわゆるLGBT的ないわゆるナヨナヨしてるっていうちょっと女っぽい感じというかそういう要素がある人を結構インキャラとして攻撃すると
でそれがなぜかっていうとあのまとある少年は自分自身がやっぱりその家庭環境のせいで昔いじめられてて自分自身がそういうめめしい弱しい弱っちい感じインキャラとして見られたくないからということで自分はそうじゃない逆側のヤンキーだっていう形でヤンキーとして振る舞うみたいな立ち振る舞いをしてたりとか
あとはやっぱりあの家庭環境の中ですごい虐待受けたり弱い立場なんでやっぱりその弱い自分っていうのを社会活動としてあるこの学校生活でやっぱりそうじゃない強い自分を見せて弱くない状態を作るみたいなただそういう反復運動みたいな意味合いが結構強いんじゃないかと言われてて
僕も実はその高校時代とか中学時代もいたんですけどやっぱり不良の子ってねちょっとやっぱり闇がある子が多いんですよね単純にファッション的にやってる子もいれば結構こうやっぱり家庭がちょっと複雑だったりとかめちゃめちゃ貧乏だったりとかあとは親がもうすごい酒びたりでどうしようもなかったりとか
割と結構そういうバックグラウンドの子がグレちゃっててでもその中やっぱそこの反発じゃないんだけどだからやっぱ家庭の中ではなかなか立場的に強い自分っていうのが演じられないものなので学校でこうある意味違う自分を出すじゃないんだけどそういう行動に走りやすいのかなみたいな
ただこの本に出てくる子はだいたい親がちょっと片親で貧乏で一部虐待を受けたみたいな感じなんですけどこれもちょっと親ガチャの話僕らの親ガチャのエピソードの話の続きで言うとやっぱり僕らの話だと通りでそんだけ虐げられてる子たちだからそれは親ガチャ外れたって言いそうなもんですけどこの本では全くそれは言ってなくて
逆に自分が不甲斐ないからやっぱり親に迷惑をかけてるっていう感覚の子が強かったんですよグレてる割に感謝ではないんだけどなんか申し訳ないっていう感じの気持ちを抱いてる人がいてなおかつこれはすごい偉いなと思ったんですけどもっと世の中とか世界を見たら苦しい人いっぱいいるよとアフリカの子たちをご覧よみたいな感じで相当過酷な環境にいるんだけど全然そこを意味返してないわけじゃないんだけど逃避行動なんでしょうね
逆に自分が今最低だっていう状況を認めずにもっと他にも悪いケースはあるよって感じで自分には全然まだ未来があるよみたいな感じで結構信じている子が多くてだからやっぱこれそのやっぱ以前話した親ガチャの理論で言うと本当にそういう過酷な状況に置かれてる人って親ガチャとかやっぱ言わないんだとだなと思ったんですよ改めてこの本みたいな
18:06
そういう思考にならないというかそもそもだからそこがすごいたくましいなっていうのとだから結果的にこのヤンキーっていうものをヤンキーナでできるのだって高校卒業するぐらいまでだからこれ終わると普通に社会人になってたりとかするわけなんですけどだからちょっとそのリアルなヤンキーの生態系みたいなのが結構描かれててすごい面白かったですね
なるほどね 確かにまあどっちかというと僕はそのヤンキーっていうかまあそのぐれてる人たちを見てダサいなって思ってきたタイプなんですけど ただ逆にでもやっぱりそれってこう裏返すと子供なりに俺はこうだってものを持ってることに裏返したからだからそういうタイプの人が逆に大人になってからなんか大きなことしたりする人が少なくないっていうのはわかる気がするんですよね
そうですねまあなんかちょっとね骨があるというか だから逆にその一見真面目に過ごしてるような子供が全く自分というものを持ってなくて社会流されていくってこともあるしね
いやあるんですよそれがねこれやっぱ不幸なパターンも全然あって僕がこう身近に行った人たちで言うとやっぱりあのそれはねあの高校時代高校までで終わってくれればいいんですけどやっぱその後にちょっとあのいわゆる反社会的な方に行っちゃう人がいるんですよ
その勢力としてちょっと千切りを交わしてしまって結局そういう団体に所属してしまうっていう状態になっちゃうこともあるんでそのパターンは例外にもれず不幸になってますねやっぱね
そうなんですよねなんかこう不良とかねそういう子供をどう見るかって難しいとしててなんか勝手にグレる分には全然いいと思うんですけどやっぱこう社会的に迷惑かけるような行動はねそれは良くないからだからそれは家庭とかの環境でって擁護するっていうのはそれをそれでどうかと思うし難しいんですよね
難しい議論ですよね 例えばあの沖縄の成人式毎年恒例ですけどあれをどう捉えるかといったときに肯定は難しいですよねなんかああいう
そうですねまあねまあ個人的にはあのぐらいは可愛いを感じますけど
あの一瞬だけだから そうそうそうまあそうかあれも微妙か
まあ絶妙なとこじゃないですかあれはだから本当そのファッション的にやっちゃってる天末があれの可能性もあるから本当になんですかその本当にグレてる人があれをやってるかというと結構絶妙なラインでなんかそのカルチャーとして前のめりで行きすぎちゃうとなんかあれがなんか許される世界観というか別に成人式ぐらいはっちゃけていいだろうみたいななんかあのノリ
まあねそれぐらい寛容に大人も見れやみたいなのは分から感覚的には分からないそれが僕もその高校生とか中学生ぐらいだとそう思ってるかもしれないんだけどただやっぱりそのね社会からの見え方として結局あれが値が剣を押しちゃってて嫌われる原因になっちゃってるみたいなところもあるからまぁ捉え方はね難しいんだけどだから難しいですよね本当ねだから僕もそのねやっぱ周りにいたその暴走族の子やっぱりあの高校時代とかもうクラスに普通にいたんですよ暴走族の子が
21:11
何人かねでもあのまんまですよあのリーゼントもバリバリのリーゼントであの学校にその来るんですよそのバイクを持ってねで当然やっぱ何回か捕まってたりとかあってでやっぱり怖いからそんなまぁ普段から話さないんですけどたまに話すとあのね結構いい奴なんですよそれで言うとあのいい奴というかやっぱりあの根っからと悪じゃないからなんかそのすごい義理に預かったりとかなんかいじめられてる奴とかいると守ったりするんですよ
そういうのはなんかねやっぱ僕は高校生の頃で言うとそういうのがちょっとかっこいいって思っちゃった自分はいたかもしれないですねなんかちょっとダークヒーローじゃないんですけどなんかいいこぶっていじめてる奴よりはなんかね陰でねちねちいじめてる奴っていたと思うんですけどそういう奴よりはなんかそのヤンキーの方がわかりやすい正義感というかただ暴力は古いけどみたいなそこなんですよねだから
今で言うもちろん大人なんでダメだよと思うんだけどで子供もし自分の子供がそんな人でしたら絶対ダメだってそれは怒るバチクソ怒るわけですけどただなんかね憧れちゃう気持ちっていうのは結構その間近で見ててちょっと分かっちゃう部分があるというか
そういうのってただギャップ萌えしてるだけじゃないですかだから普通にこう例えば親とかに人に迷惑をかけるようなことはやめなさいって言われて真面目に生きてる子供がいてそういう子供がいるという風に考えると迷惑かけながら実はいい奴だって評価されてるのってすごい不公平な気がするんですよね
確かに確かにそうなんですよね
それ含めてのヤンキーカルチャーなのかなそういうところが含めて評価が上がっていってかっこよくなっちゃってみたいな
そうですねだからここは結構日本の独特な価値観というかヤンキーカルチャーみたいなものってあんまり海外にないんですよマフィアとかギャングとかの価値観はありますよねあれはガチだから本当のファッションとかじゃないあれは本気のやつだからその日本でちょっとファッション的にそういうのを捉えてしかもその根っからの悪でもないみたいな別になんかね暴走はするけど強盗とかはしないじゃないですか
だからそこの線引きはわきまえてるとかなんかそのなんだろうその肩際やらないとかなんかその謎のなんかあの感じでヤクザとかもそうなのかもしれないね日本でいう極道の道も割とこれは肯定してるわけじゃないですよもちろんただなんか独特なねカルチャーなんですよ確かに
今ちょっとパッと思ったんですけどなんかきっと人を傷つけたりするのは最終的には避けてるみたいなところの美学はある気はするんですよだけどなんだかんだ言ってソフトな走行の悪さでも傷ついてる人が実はいるからその判断がまだ未成熟なだけなんじゃないかと思いましたけどね
そうなんですよねだからその感覚がねやっぱねあの僕らのそのまだ若かった若いところのその青年時代90年代とかはやっぱりそのよしよしがグレーゾーンで語られることが多いとやっぱね基本メインストリームの漫画の主人公って
24:15
例えば悠々白書裏目しゅうすけ不良例えばスラムダンクさあグラゲ花道のようとかなんかねあの何でしょうねあの感じが良かった時代があってで不良イコールまあ悪いことはしてるんだけどちょっとなんかその正義感も強くてなんかあのイメージですねあれはただまあフィクションですからね本当のヤンキーっていうのは全然普通に万引きとかしてたりするんであれですけど
そうなんかそのヤンキーとか万引きとかはいや万引きしたらお店の人泣いてるし窓ガラス割ったら管理してる人泣いてるしねバイク盗んだら大切なバイクかもしれないしねそういうところの想像力はちょっとねいかってない気がする
この辺の感覚ってやっぱりすごい分かれる部分なんだなっていうのはすごい理解できるのとやっぱ大人になってみたら冷静に見たらダメなことすごいたくさんあるんですけどなんかこう不思議とあのジャンルに憧れてしまうなんでしょうね僕はだからこれ人間は潜在的にみんな持ってるんじゃないかなって
だからこれはタザワさんにも例外なくヤンキー性っていうのはあってみんな持ってるものではあるんじゃないかなと思いますだからその形を変えて持ってるそのヤンキー性というかだから例えばやっぱりちょっと悪っぽい感じになりたいみたいななんかそれは不良ヤンキーとは違うジャンルではタザワさんもなんか結構精通してわかる部分はあるんじゃないかなと思ってて
悪っぽい感じって言い換えると何なんですかね
まあこれだから難しいですよねあの俗称的にヤンキー鬼系とかなんかこういろんななんかオラオラ系とかなんか色々なんかあるんですけどなんか例えばそのファッションで言ってもさちょっとギラついたファッションしたら悪いお兄さん風な感じになるわけねでも悪さはしてないファッション的にね
だからあのイメージ例えば僕の中ではガクトもその枠組みの中に入るんですよちょっと悪いイメージというか
あの人だって元々そっち系だからね
悪い人でしょシンプルに悪い人
元々そっち系なんですかガクトって
だってムカつく先生の車を壁に立てかけたりとかそういう
壁に立てかける
どんなマニュアルか
やって一緒に持って
オラーって
だから僕はそういうところは全くいいと思わないんですよ
あなるほどなるほどまあガクトのそういう面ではなくてまたそのストイックのねそのプロとしてのプロのミュージシャンとしての
そうですね僕はでも一貫してやっぱりその悪っぽいところに惹かれることはないな
あそうですかそれはでもねすごいいいことですよ
そのその惹かれる人は何らかそういう関連するものがあるんじゃないですか
27:02
あるね
近くに知り合いにそういう人がいるとか好きな作品があるとかだと思うんですよ僕は知り合いにもいないし作品も見てないから
それを見てかっこいいと結びつくものはないんですよね
そうですよねだからあの例えば僕が見てるガクトと田沢さんが見てるガクトちょっと違うんでたぶんそれで言うとね
だから僕が見るガクトやっぱちょっと悪くてかっこいいなみたいなイメージなんですけど
田沢さんの中でちょっとまた別のフィルターがあって見てると思うんだけど
そこがやっぱねあの結局あの去年話したブルデューの話に戻るんですけど
やっぱ幼少期青年期に関わってた文化とか親の影響
親が例えばヤンキーマンが好きだったら子供も好きになるし
うちの親ジャンプ好きだったからジャンプをロクゼラシーブルーズとか普通に見てたんですよ
絶対に環境だと思う
環境ですねこれね
だってそういう意味で言うと僕その周りで学校とかにもいなかったですもんヤンキーが
本当に
あのねヤンキーが一人不良がいたぐらい一人二人不良がいて
学校に来ない子がいたぐらいだから僕の友達でヤンキー系の漫画とか読んでる人一人もいなかったし
本当に
学校で話題に出たことなかった一回もそれはもう中高ずっとそうでした
いやだからやっぱねそういうのを聞くとねやっぱすごいこの番組奇跡ですよね
そうだから僕の周り中高の友達でそういうものをかっこいいと思う人っていなかったと思う一人も
だって話題にも出なかったですもん一回も
あそうぶっこめたくあれ最新科にも
全く
マフラー直感にしたんだけどさみたいなこういう話は全くなかったわけですよね
全く
中3ぐらいで原付を学校に持ってきちゃう友達とかいなかったわけですね
全くいないですよねだから
だから知らないから不良を見るとなんかうわって思う
そうですよねなんか明らかに異物ですもんねそれで言うとねでなんかやっぱ悪いことしてるっていう
迷惑の人っていう印象だけでもあるんですよね
確かにねだからそれはあるねだからその環境でさ身近にいるとさ変にやっぱその友達だったりとか
あとは先輩とか先輩の影響とか大きいですよねちょっとかっこいい先輩がいてそれにちょっと憧れちゃうのって
男女共にあると思うんですよとかあとはその当時のそのブームですかね僕だったらヤンキー漫画全盛期世代なんで
もうどうしてもやっぱどっかしらタッチポイントができてしまってちょっとついつい読んでしまったものが
あのもうドハマリしてでなんかねだから同じ音楽好きとしてなんかすごい不思議だと思うのは
例えばもうボーイとか下手したらラルクとかグレイとかもそうでしたけど
ヤンキーカルチャーでしたからねもうなんならあのヤンキーの人が好む音楽ってあったんですよ
だって90年代のビジュアル系ってそっち系ですよね
そっち系ですよそうだからあの実際こうやられてる方たちも結構そっちの元ねそっちのとかいらっしゃると思うんですけど
悪とかヤンキーっていうの裏返すまあ他の言い方すればまあ反抗とか反発
反発ですね
30:00
だからそういう意味で音楽とかってまあロックそうだから
ちょっとあの一回この本の内容に戻すんですけどこの本の内容で言うとそのヤンキーっていうのは
まあいわゆるねあの昔で言うと反抗してるっていうだけのそういう位置づけだったんですけど
なんかその3つ空間があってそのなんか3つの空間の入り混じっているところに起きるみたいなことが書いてあるんですけど
なんかその一つが社会空間っていうまあいわゆる家庭環境とかですね生まれ育った環境とか
二つ目がメディアストリート空間っていうこれがあの仲間だちですねだちとの関係でえっと
で三つ目があの学校空間っていう義務的に行かなきゃいけない場所のコミュニティのところですね
だからこの中にのこの3つの円が重なりあるこのベンズの真ん中にできるものらしいんですけど
でなんでできるかというとあのこのいわゆるヤンキーになっちゃうようなやっぱりその家庭環境が厳しいかったりとか
ちょっと貧しい暮らしをしている子とかは学校っていう環境に対してルールを押し付けられたりとか
先生に何か言われて反抗するとかもあると思うんですけどそれのその反抗のそのですね一つのツールとして
そのメディアストリート空間とか友達との関係でこういうのがイケてるぜっていうのを
すごくこうめっちゃ勉強してるというか結構バイトとかしてお金を持ってる子たちも高校ぐらいに出てくるんで
だから友達とかがこれ着けなんかこの服かっこいいぜとか制服にはこのなんかパーカー着るとすごい合うぜとかっていう
そういうスタイリングを共有しあってそれを学校空間で個人するというかかっこいいだろうオラみたいなっていうのを見せる性質があって
そこがなんでそのかっこよく見えるかというといわゆるそのルールで縛られている学校空間の中でそういう逸脱した行為ができる人
なおかつオリジナル自分の個性を出せるっていうことがかっこよく見えてしまうんじゃないかっていうところも言ってて
それはなんか当然じゃないですかだってそのみんなこう例えば三つ編みじゃないといけないところをなんかバリバリのパワーもかけてとか
なんかそのその逸脱の仕方みたいなのがこのやっぱり3つの織り重なるところでできると
だからそこで結構スタイルができちゃうみたいなのもあるっぽいね
でもそれね多分ね全員に共通する感覚でもない気がする僕は全くなかったなそれ
だからいたんですよ僕ちょっと思ったのは確かにちょっとこうなんていうんですかそういう大人っぽい人なんか同級生とか
まあちょっとね趣味がね
そうそうそうそうでなんか例えば体操履とかこう確か僕らの台から体操履変わったんですよ
だけど昔のなんかお兄ちゃんとかの体操履をちょっと聞けるのがかっこいいみたいな
あるねあるねあるね
全然わからなかったなあれなんでそんなか何がいいのってずっと思ってましただけどあれがああいうのがかっこいいっていう
そうそうそうそうだからあの規範からちょっと逸脱して裏だから要はアンダーグラウンドなというかそのメインストリームじゃないところで流行っていることを取り入れられる
33:03
まあ基本的にみんなそうなんでしょうね僕は全くわからなかったっていう僕がどっちかというと特殊かもしれないですねそういう意味で言うと
でもそれはかなり特殊ですよ
だってあの僕の高校なんてすごい特殊で僕がいたその高校のクラスって半分暴走族で半分インキャラだったんですよ
ちょうどなんか絶妙な工業高校でなんかちょっと本気で電子工学とかを勉強する人も来るんで
半分なんかちょっと謎のその真面目な本当にこう普通の子たちがいたんですけど共存してたんですね
で共存しててこれ面白い科学編かなと思ったんですけどあのねたまにねそれ影響してるんですよ大人に
だからなんて大人しいチームがやってるポケモンとかを何時かヤンキーがこうちょっと貸してとかつってやり始めて
ヤンキーの中でポケモンめっちゃ流行るみたいなことが起きたりとか
大人しいチーム側の人もヤンキーの使ってる言葉トッポイとかなんかそういう専門用語あるんですよヤンキーの
すごいそれトッポイねとかっていうのを大人しい子チームがこう言ってる子が出てきたりとか
お互いこう影響し合う時があってそんな大人しい子たちですらヤンキーに影響を受けちゃう場合もあるんですよ
それを全く受けなかった佐々さんっていうのは相当希少種でした
無ですね何もないです僕本当になんか今話聞いてて楽しそうなと思いますよ
いや僕楽しくてしょうがない
僕感覚無ですね例えばあの頃って腰パン中学ぐらいになるとちょっと腰パン気味になるじゃないですか
僕それ見てていやいやちゃんと上に上げた方がいいよって思ってましたもん
いやその動きが少ないって思ってたしそういう何ですかねわからなかった
だからすごい良い子だと思うんですよ
だから僕その通知表に模範的な中学生ですよ
いやもうだいぶ模範的ですよそういうの言ったら
だから僕でも学生時代楽しくなかったと思いますね
まあそうねだって時代感的にさ多分そんなそういう風にファッション的に取り入れる人多かった時代だと思うんですよ
だって普通に流行ってる部分もあったと思いますし
そう考えるとなんかうわっていうのはわかるそのポジションでその人たちが見たらなんだこいつらはみたいな思うのはすごいわかる
あとねちょっと怖かったですね
怖いよね
僕どっちかというと特に多感な時期中学校とか僕だから体が大きくなるの遅かったから
みんなが大きくなってってすごいお兄さんみたいになっていく中僕は精神的にも肉体的にもついていけなかったんですよね
その時にすごい怖かった感じもしますねだから完全にもう一緒に並んで同じ感覚を共有しようなんて感覚にならなかったってのはありますかね
いやでもね確かにそれはあるかもね結構その体格もさやっぱりその中学高校ってすごい変わってくるしさ
36:02
本当にもう大人びてくるじゃないですかそういう意味で確かにそのちょっと威圧感というか怖さはすごい出るなっていうのはすごいわかりますよね
なおかつ態度とか立ち振る舞いも寄せていくんでやっぱね怖かったっていうのはあるね身近にいて僕もすごい身近にいましたけど
僕は性格上そういうふうになれないんで割とこうなよなよっとした感じで話してましたけどやっぱすごい怖いなって思うのはありましたそれでいうと
ただまぁ友達だったからお付き合いはしてるけどみたいなあとやっぱ教養される方が多いですそれでいうとそういう人たちは原付貸してやるけど乗るみたいなとかありましたよ
もちろんお断りしますよ中学生の頃とかだから
周りいなかったらいなかったっていうかもしかしたら僕がそういうタイプだから僕からは見えなかっただけかもしれないですねなんか
まあそれはいいことなんですよちなみにいいことではあるから
でもね当時そういう一般的なね渡田さんが今話したような中高生の過ごし方をできていない中でいろんな気持ちの中で考えていたこと
あの時代が今の僕を作ってますからね完全にだから本当にね当時の過ごし方の影響っていうのはめちゃめちゃ僕は逆になるんですよね
なるほどね そういう意味で言うとだいぶ特殊な感覚を持ってた周りのかっこよさがわからなかったっていうあの頃の影響が今の僕のあれば相当強く出てますけど
それ反動みたいなとこありますね逆にヤンキーとか悪がかっこいいと大人びていけなかった時の葛藤みたいなものの反動で世の中を捉えようとしてます
すごいなかなかいないと思いますそれで言うとそういうピュアネスなちょっとねファッション的にかじることも多いと思うし
若気の至れみたいなところで通る人も多いんで僕もその一人なのかもしれないですし
まあ未だに言えばそういう漫画とか映画とか見てもちょっと懐かしいなみたいな思ったりとかあるんですよ実際
別に美化してるわけじゃなくてああいう時代だったんだろうなみたいなふうに自己解釈してるんですけど
ただまあちょっとこの本で言うところの割とだから結局ヤンキーっていうものは
いわゆるヤンキーとしてある程度社会的地位がある人とか大人から見るとやっぱりうとましい存在というかやっぱダメじゃないですか普通にダメでしょ
それは今のたださんの感覚とかかなり近い人が基本的に多くて
そういうふうに社会の落語者というかうとましい存在として見られるんですけど
一概に大人になってやっちゃダメですけど中学校とか高校とかでぐれちゃってる子とかっていろんな背景があって
なおかついろんなヤンキーの中でもヒエラルキーがあってそれに負けないためにどうしてもそういう立ち振る舞いをしないといけない子がいたりとか
39:09
あとは結局それって社会的な構造の問題というか親の問題でそうなっちゃうっていうところもあるんで
結局そういう子たちって別に親を恨んでなかったりとかこの間みたいな親がじゃみたいなことを言わないこともたくさんいるわけなんですよねこの本でいう
だから一概にヤンキーって一括にしちゃうとやっぱり日本の社会構造の不細化していくというか
ただ悪い奴らっていうふうに決めつけちゃうっていうだけで終わっちゃう
ヤンキーの中にもどういうクラスターというかどういうマインドセットの人がいて
どういう背景になってるのかみたいなのを紐解いていくのはこれからもう日本はどんどん装品民家しますから
ちょっと知っておくのはね知っておくというかその層をちゃんと研究していくっていうのは大事なことなんじゃないかなっていう
改めてこの本を読んで思ったわけなんですけどただたださんとねやっぱ面白いこの話するとね面白いわ
だからこれ生地ね共感しちゃう人と話してもあんま面白くないんですよ正直言って
だって見てたよねみたいなねあの短写あの短写憧れたよCB400憧れたよねとか
つまんないですよみんなだいたいその通っちゃってるよね
いや確かにヤンキーがねヤンキーからじゃ全く分かんないサンプルとしてはウィーズアップだと思うんですよ
いやもう最高に面白いですよその感覚で一緒に話せるっていうのは
だって感覚がすごい全然違うところで育ってたってことだから
そうそうだからヤンキーのなんかこう今のヤンキーのいろいろ説明あったじゃないですか
こうなんかねちょっと寒いぐらいですもん
何言ってんのかっていうぐらいのレベル感ですよもう分かんなすぎてもう
寒い
確かにそう
何盛り上がっちゃってるの
なんていうんですかその分析というかねそういうなんか
もう
バックグラウンドがどうとかね
だからそもそもそこの脳の
えみたいな
だからいいんですよだからこの話ができるってことなんですよそう
俺がだから共感し合っちゃうといやそうだよねみたいなやっぱそういうみんなあれだよね
なんかそういうグレた時代があるから今あるんだよねみたいな話になりがちだから
そうであるべきではないなっていうのは思いますけどねやっぱね
思い返すとそういうヤンキー的な感覚ってある種
同調圧力みたいなところも多少ある気がしますね
めちゃめちゃありますよね
逆に言うと僕痛すぎたかもしれないですねその周りからどう思われてるとか
その周りがこうだから自分もちょっとついていかなきゃとかって感覚がなかったんですよね
いやでもそれはある意味一番不良なんですよ
僕からしたら
もうアナーキーですもんだって誰の思想影響を受けないもう唯我独尊なわけでしょ
42:04
ヤンキーなんてつるんだよなんぼなんだよ
そうそうだから逆に言うと僕はつるんでる人たちに見えたんですよね
濡れてる人っていうもともと濡れるのがやっぱり昔も今もあんまり得意じゃないから
それはねそこはすごいわかるなでもなやっぱり僕もそう思ってたそれは
大勢いればなんか強いと思った
大勢いることで自分たちが強いと勘違いしてるんじゃないかな
一人で何もできないんじゃないかなみたいなのは声から言わないけど思ってましたよね
みんな共通の趣味を持ってその話題ができる
さっきのファッション性の話ですよね
ファッションとしてやることでそのチームに所属して
そのチームに所属すると自分の身が守れるわけですよ周りのやばい奴だから
そういう自己保証っていう捉え方は僕もでも憧れてる部分もありつつ
ちょっと冷めた部分でそういうのを見てた感覚はあったかもしれない
だから僕はリーゼントには当然しなかったりして
ちょっと違うクラスターでいたかったっていうのはあったんで
そこが今共鳴してるかもしれないもしかすると
でももう後悔してますよ僕は
でも嫌って嫌なやつだったと思いますよ
そうですかね
っていうか例えば野球部とかでね当時
やっぱり普通に人と練習が終わってもみんな残って練習とかみんなするんですよ残って
で僕終わった瞬間にもう終わったんでつって一人で帰ったりしてたんですよ
よくないと思うんですよこういうのは本当
僕からするとやっぱ一番不良ですよねそのスタイル
平気で帰って絶対よく思われてなかったと思うし
本当なんかそういうとこあるんですよ
今の僕は逆に今の僕からするとすごい痛いですよねだから本当に
と思うので
なるほど
それはなんかそうしてたのは田沢さんなりの
いやバカだったからです本当に
バカだったから
バカだったから
頭がそこまで回ってなかった社会性とかっていう感覚が僕はなかったから
本当に分かんなかったってこと?
そういうコビオールとかそういうのがもう全く分かんない状態だったの
今思うと
あーなんかよく思われてなかっただろうなっていう風に思います
特に体育会系のねああいう
あーそうねそれはあるかもね
道中圧力の塊だからねあんなものって
そうそうそう
それが全く試合で僕がね仮に全く試合に出てないような
補欠でっていう感じだったらまた良かったかもしれないけど
生実家試合に出てたりすると
その他の人たちはみんな残って練習とか
当時ねやってる中僕はスッとしてたから
なんか後悔してますよ今
それはやんちゃだね
だって僕がいた高校の野球部のヤンキーはもう先輩にはいって言ってた
あーそうでしょそれは僕できなかったんですよ
でみんなやっぱ知ってたんですよ
で僕それできなくて
45:01
でなんかもうあんまりこういう思い出すと僕憂鬱になるんですけど
なんかもう応援
やっぱり先輩が試合やってる時って
後輩ってスタンドでめちゃくちゃこっちで応援するんですよ
でなんか変なカルチャーとか出てきて
応援の仕方とか出てきて
ノリが出てきて
みんなやってくんですけど
僕それ見て何やってんのってマジで思ってて
軽蔑
いやでも軽蔑するのは分かるよ
僕もでもそっち払ってたからそれで言うと
それはそれで大事だ
今思うと大事だと思うんですけど
当時意味が分からなかったんですよ
それこそもう悟り世代ぐらいの人だから
今で言うところね
何やってんのってマジ思ってて
僕だって一人だけ真似しなかったんですよ
いや良くなかったと思うんですよね
あれのって本当に
いやいいんじゃないのそれは
お前もやれよみたいな
なるよだから
言われててえなんでみたいな
その感じでした
でもまあそういうのが嫌なのはすごい分かるよ
それは
それはそんな悪くないことじゃない
ないと思いますけどねだって
それで言ったら僕だってそれこそは社会やからと思うよ
だって社会悪だと思うよ
そのなんかあれってやっぱ将来的にさ
訪れるさ
社会の同調圧落と一緒なんだよ
あの周波数が
なんかねえ
飲めよお前もみたいな
大学から
社会人になってっていう
あの流れだから
あんな悪しき風習でしかないからあんなもん
そうでしょだって
それを当時拒んでたのはすごい偉いと思うよ
だってそういう同調する人たちが
そうそうそう
でもそれに同調できる人が
学生時代楽しめるんですよやっぱ
僕は本当苦しかったですもうそれは
いやだからそれでいうそんなもんでしか
楽しめない学校がクソなんですよ
和田さんでも割とそういうところは
感じつつも上手くやってたって感じますか
だから
愛想笑いでどうにかしたタイプ
大人っぽいですね
和田さん逆にね
だから僕も
もちろん向かってるベクトルは
違うんだろうけど違和感はすごい
あったんですよ学校の
それはヤンキーもそうだし普通に過ごしてるやつも
そうなんですけど
つるんで
その場を過ごしてるというか
なんかちょっとつるむことで
その学校生活を
なんとかしのいでるように
見えたんですよ僕の中では
それはわかるんですよ社会生活そういうもんじゃないですか
ある程度同調して
共鳴しながら
それはもしかしたら今も
そういうのに対して違和感は思うから
ずっと多分その時代から続いているものだと思うんですけど
やっぱそれこそやっぱ
さっき言ってたファッションの話とか
流行ってるものをみんなで共有し合う
なんかそのバーバリーの
マフラーをつけてとかそういうのすごいやっぱ
嫌だったんですよすごい
それはしなかったさすがに
そういう感じなんですよバーバリーのマフラー
してたんですよもう地獄ですよほんともう
テンディーのマフラーとか
もう
すごい時代でしたけど
だからちょっとそれは
48:01
馴染めなかったですね
だからそこがすごい今
田沢氏とすごいシンパシーがあるかもしれない
そういう気持ち悪さは
僕もうちょっと無理だな
もしかしたら本質的なところは
渡辺 さん僕も近いのかもしれないけど
環境が違ったんですよね 環境が違いますそう
だからそうなんですよ影響を受けちゃった
ものが全然
違うからっていうのはありますね
だから面白いですよ結果的に
環境が違う2人が今こういう風にして
接点を見つけたんですから
だから
いろんなちょっと語りしろ
はあるんですけども
こんなに話してもたぶん
興味を持ってもらえなかったっていうのは
一つ結果として良かったです
ヤンキー文化については
タッチポイントはどう
要は全くそういう関係じゃわからない人が
どういう風に好きになっていくものなんですかね
そういうのって
今の僕でも
ヤンキー漫画を見たら面白いと思ってはまっていく
可能性ってあるんですよね
タザワさんはちょっとね
今聞いてる限りだと厳しいかも
憧れるところが
大人っぽいんだと思うんだよね
多分ね
ヤンキー漫画とか
ああいうカルチャーって結構やっぱり
わんぱくな男の子って感じの
あれだからさ
いやすごい
悪い言い方すると
なんかコスパ悪くないですかとか
生産性なんか低くないですかとか
そんな感じになるかもしれないですね
まさかここに来て
放輪するとは
思わなかったですけど
西村先生が
いや
それは思うよ
そういう覚め方があるのかもしれません
それは僕も思うところはある
だから
無駄なことしかないから
すごい
爆音鳴らして
爆音鳴らしてすごい
遅いスピードで街を走るバイク
とかさ
なんなのかなって思うよね
よくよく考えると
何がかっこいいのか全然わからないっていうね
でもかっこいい
それは別に僕かっこいいと思わなかったけど
バイクはかっこいいと思ったけど
ああいうのなんで憧れちゃう
んでしょうねっていうのはね
わからなくはない本当
なるほどね
そうまあねちょっと
いい話ができたと思いました
結果的に
そうですかね
よかったです
なんか僕もやもやしてますけどね
僕はもうこんなすっきりした
ここまでねここまで
佐々田さんが
全く興味なかったとはっていう
よかったなと思って
もやもやしてますね
まあちょっと
東京リベンジャーズ
よかったら見てみてください
見てみるのいいのか
見てみればいいかもしれないですね
普通ですよ
ただ題材というか
時代感がヤンキーになっているだけで
そこまで別にヤンキーがどうって
漫画じゃないんでもしよかったら
51:01
見ていただければなと思いますんで
僕は見てないんですけど実は
そんな感じで
締めようと思います
ご視聴ありがとうございました
51:14

コメント

スクロール