あるね
近くに知り合いにそういう人がいるとか好きな作品があるとかだと思うんですよ僕は知り合いにもいないし作品も見てないから
それを見てかっこいいと結びつくものはないんですよね
そうですよねだからあの例えば僕が見てるガクトと田沢さんが見てるガクトちょっと違うんでたぶんそれで言うとね
だから僕が見るガクトやっぱちょっと悪くてかっこいいなみたいなイメージなんですけど
田沢さんの中でちょっとまた別のフィルターがあって見てると思うんだけど
そこがやっぱねあの結局あの去年話したブルデューの話に戻るんですけど
やっぱ幼少期青年期に関わってた文化とか親の影響
親が例えばヤンキーマンが好きだったら子供も好きになるし
うちの親ジャンプ好きだったからジャンプをロクゼラシーブルーズとか普通に見てたんですよ
絶対に環境だと思う
環境ですねこれね
だってそういう意味で言うと僕その周りで学校とかにもいなかったですもんヤンキーが
本当に
あのねヤンキーが一人不良がいたぐらい一人二人不良がいて
学校に来ない子がいたぐらいだから僕の友達でヤンキー系の漫画とか読んでる人一人もいなかったし
本当に
学校で話題に出たことなかった一回もそれはもう中高ずっとそうでした
いやだからやっぱねそういうのを聞くとねやっぱすごいこの番組奇跡ですよね
そうだから僕の周り中高の友達でそういうものをかっこいいと思う人っていなかったと思う一人も
だって話題にも出なかったですもん一回も
あそうぶっこめたくあれ最新科にも
全く
マフラー直感にしたんだけどさみたいなこういう話は全くなかったわけですよね
全く
中3ぐらいで原付を学校に持ってきちゃう友達とかいなかったわけですね
全くいないですよねだから
だから知らないから不良を見るとなんかうわって思う
そうですよねなんか明らかに異物ですもんねそれで言うとねでなんかやっぱ悪いことしてるっていう
迷惑の人っていう印象だけでもあるんですよね
確かにねだからそれはあるねだからその環境でさ身近にいるとさ変にやっぱその友達だったりとか
あとは先輩とか先輩の影響とか大きいですよねちょっとかっこいい先輩がいてそれにちょっと憧れちゃうのって
男女共にあると思うんですよとかあとはその当時のそのブームですかね僕だったらヤンキー漫画全盛期世代なんで
もうどうしてもやっぱどっかしらタッチポイントができてしまってちょっとついつい読んでしまったものが
あのもうドハマリしてでなんかねだから同じ音楽好きとしてなんかすごい不思議だと思うのは
例えばもうボーイとか下手したらラルクとかグレイとかもそうでしたけど
ヤンキーカルチャーでしたからねもうなんならあのヤンキーの人が好む音楽ってあったんですよ
だって90年代のビジュアル系ってそっち系ですよね
そっち系ですよそうだからあの実際こうやられてる方たちも結構そっちの元ねそっちのとかいらっしゃると思うんですけど
悪とかヤンキーっていうの裏返すまあ他の言い方すればまあ反抗とか反発
反発ですね
だからそういう意味で音楽とかってまあロックそうだから
ちょっとあの一回この本の内容に戻すんですけどこの本の内容で言うとそのヤンキーっていうのは
まあいわゆるねあの昔で言うと反抗してるっていうだけのそういう位置づけだったんですけど
なんかその3つ空間があってそのなんか3つの空間の入り混じっているところに起きるみたいなことが書いてあるんですけど
なんかその一つが社会空間っていうまあいわゆる家庭環境とかですね生まれ育った環境とか
二つ目がメディアストリート空間っていうこれがあの仲間だちですねだちとの関係でえっと
で三つ目があの学校空間っていう義務的に行かなきゃいけない場所のコミュニティのところですね
だからこの中にのこの3つの円が重なりあるこのベンズの真ん中にできるものらしいんですけど
でなんでできるかというとあのこのいわゆるヤンキーになっちゃうようなやっぱりその家庭環境が厳しいかったりとか
ちょっと貧しい暮らしをしている子とかは学校っていう環境に対してルールを押し付けられたりとか
先生に何か言われて反抗するとかもあると思うんですけどそれのその反抗のそのですね一つのツールとして
そのメディアストリート空間とか友達との関係でこういうのがイケてるぜっていうのを
すごくこうめっちゃ勉強してるというか結構バイトとかしてお金を持ってる子たちも高校ぐらいに出てくるんで
だから友達とかがこれ着けなんかこの服かっこいいぜとか制服にはこのなんかパーカー着るとすごい合うぜとかっていう
そういうスタイリングを共有しあってそれを学校空間で個人するというかかっこいいだろうオラみたいなっていうのを見せる性質があって
そこがなんでそのかっこよく見えるかというといわゆるそのルールで縛られている学校空間の中でそういう逸脱した行為ができる人
なおかつオリジナル自分の個性を出せるっていうことがかっこよく見えてしまうんじゃないかっていうところも言ってて
それはなんか当然じゃないですかだってそのみんなこう例えば三つ編みじゃないといけないところをなんかバリバリのパワーもかけてとか
なんかそのその逸脱の仕方みたいなのがこのやっぱり3つの織り重なるところでできると
だからそこで結構スタイルができちゃうみたいなのもあるっぽいね
でもそれね多分ね全員に共通する感覚でもない気がする僕は全くなかったなそれ
だからいたんですよ僕ちょっと思ったのは確かにちょっとこうなんていうんですかそういう大人っぽい人なんか同級生とか
まあちょっとね趣味がね
そうそうそうそうでなんか例えば体操履とかこう確か僕らの台から体操履変わったんですよ
だけど昔のなんかお兄ちゃんとかの体操履をちょっと聞けるのがかっこいいみたいな
あるねあるねあるね
全然わからなかったなあれなんでそんなか何がいいのってずっと思ってましただけどあれがああいうのがかっこいいっていう
そうそうそうそうだからあの規範からちょっと逸脱して裏だから要はアンダーグラウンドなというかそのメインストリームじゃないところで流行っていることを取り入れられる
まあ基本的にみんなそうなんでしょうね僕は全くわからなかったっていう僕がどっちかというと特殊かもしれないですねそういう意味で言うと
でもそれはかなり特殊ですよ
だってあの僕の高校なんてすごい特殊で僕がいたその高校のクラスって半分暴走族で半分インキャラだったんですよ
ちょうどなんか絶妙な工業高校でなんかちょっと本気で電子工学とかを勉強する人も来るんで
半分なんかちょっと謎のその真面目な本当にこう普通の子たちがいたんですけど共存してたんですね
で共存しててこれ面白い科学編かなと思ったんですけどあのねたまにねそれ影響してるんですよ大人に
だからなんて大人しいチームがやってるポケモンとかを何時かヤンキーがこうちょっと貸してとかつってやり始めて
ヤンキーの中でポケモンめっちゃ流行るみたいなことが起きたりとか
大人しいチーム側の人もヤンキーの使ってる言葉トッポイとかなんかそういう専門用語あるんですよヤンキーの
すごいそれトッポイねとかっていうのを大人しい子チームがこう言ってる子が出てきたりとか
お互いこう影響し合う時があってそんな大人しい子たちですらヤンキーに影響を受けちゃう場合もあるんですよ
それを全く受けなかった佐々さんっていうのは相当希少種でした
無ですね何もないです僕本当になんか今話聞いてて楽しそうなと思いますよ
いや僕楽しくてしょうがない
僕感覚無ですね例えばあの頃って腰パン中学ぐらいになるとちょっと腰パン気味になるじゃないですか
僕それ見てていやいやちゃんと上に上げた方がいいよって思ってましたもん
いやその動きが少ないって思ってたしそういう何ですかねわからなかった
だからすごい良い子だと思うんですよ
だから僕その通知表に模範的な中学生ですよ
いやもうだいぶ模範的ですよそういうの言ったら
だから僕でも学生時代楽しくなかったと思いますね
まあそうねだって時代感的にさ多分そんなそういう風にファッション的に取り入れる人多かった時代だと思うんですよ
だって普通に流行ってる部分もあったと思いますし
そう考えるとなんかうわっていうのはわかるそのポジションでその人たちが見たらなんだこいつらはみたいな思うのはすごいわかる
あとねちょっと怖かったですね
怖いよね
僕どっちかというと特に多感な時期中学校とか僕だから体が大きくなるの遅かったから
みんなが大きくなってってすごいお兄さんみたいになっていく中僕は精神的にも肉体的にもついていけなかったんですよね
その時にすごい怖かった感じもしますねだから完全にもう一緒に並んで同じ感覚を共有しようなんて感覚にならなかったってのはありますかね
いやでもね確かにそれはあるかもね結構その体格もさやっぱりその中学高校ってすごい変わってくるしさ
本当にもう大人びてくるじゃないですかそういう意味で確かにそのちょっと威圧感というか怖さはすごい出るなっていうのはすごいわかりますよね
なおかつ態度とか立ち振る舞いも寄せていくんでやっぱね怖かったっていうのはあるね身近にいて僕もすごい身近にいましたけど
僕は性格上そういうふうになれないんで割とこうなよなよっとした感じで話してましたけどやっぱすごい怖いなって思うのはありましたそれでいうと
ただまぁ友達だったからお付き合いはしてるけどみたいなあとやっぱ教養される方が多いですそれでいうとそういう人たちは原付貸してやるけど乗るみたいなとかありましたよ
もちろんお断りしますよ中学生の頃とかだから
周りいなかったらいなかったっていうかもしかしたら僕がそういうタイプだから僕からは見えなかっただけかもしれないですねなんか
まあそれはいいことなんですよちなみにいいことではあるから
でもね当時そういう一般的なね渡田さんが今話したような中高生の過ごし方をできていない中でいろんな気持ちの中で考えていたこと
あの時代が今の僕を作ってますからね完全にだから本当にね当時の過ごし方の影響っていうのはめちゃめちゃ僕は逆になるんですよね
なるほどね そういう意味で言うとだいぶ特殊な感覚を持ってた周りのかっこよさがわからなかったっていうあの頃の影響が今の僕のあれば相当強く出てますけど
それ反動みたいなとこありますね逆にヤンキーとか悪がかっこいいと大人びていけなかった時の葛藤みたいなものの反動で世の中を捉えようとしてます
すごいなかなかいないと思いますそれで言うとそういうピュアネスなちょっとねファッション的にかじることも多いと思うし
若気の至れみたいなところで通る人も多いんで僕もその一人なのかもしれないですし
まあ未だに言えばそういう漫画とか映画とか見てもちょっと懐かしいなみたいな思ったりとかあるんですよ実際
別に美化してるわけじゃなくてああいう時代だったんだろうなみたいなふうに自己解釈してるんですけど
ただまあちょっとこの本で言うところの割とだから結局ヤンキーっていうものは
いわゆるヤンキーとしてある程度社会的地位がある人とか大人から見るとやっぱりうとましい存在というかやっぱダメじゃないですか普通にダメでしょ
それは今のたださんの感覚とかかなり近い人が基本的に多くて
そういうふうに社会の落語者というかうとましい存在として見られるんですけど
一概に大人になってやっちゃダメですけど中学校とか高校とかでぐれちゃってる子とかっていろんな背景があって
なおかついろんなヤンキーの中でもヒエラルキーがあってそれに負けないためにどうしてもそういう立ち振る舞いをしないといけない子がいたりとか
あとは結局それって社会的な構造の問題というか親の問題でそうなっちゃうっていうところもあるんで
結局そういう子たちって別に親を恨んでなかったりとかこの間みたいな親がじゃみたいなことを言わないこともたくさんいるわけなんですよねこの本でいう
だから一概にヤンキーって一括にしちゃうとやっぱり日本の社会構造の不細化していくというか
ただ悪い奴らっていうふうに決めつけちゃうっていうだけで終わっちゃう
ヤンキーの中にもどういうクラスターというかどういうマインドセットの人がいて
どういう背景になってるのかみたいなのを紐解いていくのはこれからもう日本はどんどん装品民家しますから
ちょっと知っておくのはね知っておくというかその層をちゃんと研究していくっていうのは大事なことなんじゃないかなっていう
改めてこの本を読んで思ったわけなんですけどただたださんとねやっぱ面白いこの話するとね面白いわ
だからこれ生地ね共感しちゃう人と話してもあんま面白くないんですよ正直言って
だって見てたよねみたいなねあの短写あの短写憧れたよCB400憧れたよねとか
つまんないですよみんなだいたいその通っちゃってるよね
いや確かにヤンキーがねヤンキーからじゃ全く分かんないサンプルとしてはウィーズアップだと思うんですよ
いやもう最高に面白いですよその感覚で一緒に話せるっていうのは
だって感覚がすごい全然違うところで育ってたってことだから
そうそうだからヤンキーのなんかこう今のヤンキーのいろいろ説明あったじゃないですか
こうなんかねちょっと寒いぐらいですもん
何言ってんのかっていうぐらいのレベル感ですよもう分かんなすぎてもう
寒い
確かにそう
何盛り上がっちゃってるの
なんていうんですかその分析というかねそういうなんか
もう
バックグラウンドがどうとかね
だからそもそもそこの脳の
えみたいな
だからいいんですよだからこの話ができるってことなんですよそう
俺がだから共感し合っちゃうといやそうだよねみたいなやっぱそういうみんなあれだよね
なんかそういうグレた時代があるから今あるんだよねみたいな話になりがちだから
そうであるべきではないなっていうのは思いますけどねやっぱね
思い返すとそういうヤンキー的な感覚ってある種
同調圧力みたいなところも多少ある気がしますね
めちゃめちゃありますよね
逆に言うと僕痛すぎたかもしれないですねその周りからどう思われてるとか
その周りがこうだから自分もちょっとついていかなきゃとかって感覚がなかったんですよね
いやでもそれはある意味一番不良なんですよ
僕からしたら
もうアナーキーですもんだって誰の思想影響を受けないもう唯我独尊なわけでしょ