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みなさんこんにちは。ぼくらのスモールビジネスのコウスケです。
みほです。
この番組は、スモールビジネスの経営者から様々なお話を聞いて、
挑戦するリスナーの背中をドドンと押しちゃおうという番組でございます。
よろしくお願いします。
今回のゲストはですね、スタートアップに特化した法律事務所、
安都法律事務所の代表弁護士、仲沢勇人さんに来ていただきました。
よろしくお願いします。
いつも聞いているボクスモに出られて大変光栄です。
ありがとうございます。
まさかのリスナーだったということで、ありがとうございます。
ちなみにどういうきっかけで発見していただいたのか。
これは多分僕が独立した時とかに、今一人事務所でやってるんで、
なんかこう寂しいんですよ。
っていうのと、あとなんかもうちょっとこういろんなビジネスの話を聞くのがそもそも好きなんで、
そこを経てなんかいい、もともとポッドキャストを聞く習慣があったっていうのもあって、
検索してたら、スモールビジネスね。
検索できてくれた。
そうですそうです。
最近スタートアップも当然国が盛り上げてるんですけど、
一方でスモールビジネスで起業される方もめちゃくちゃ増えてる。
今までだったらスタートアップで起業されるような方が、
あえてスモールビジネスをやるみたいなケースがすごく増えてて、
その辺りのインプットもちょっとできるといいな、みたいなのもあって聞いてた。
ありがとうございます。
そういう感じで。
うれしかったね。
オーガニック検索流入。
うれしい。
ウェブディレクターが出てる。
ぜひお話伺っていきたいんですけど、
弁護士って一言で言っても、多分いろんな弁護士さんがいるのかなと思っていて、
どういった領域でやられてるのかとか、
ちょっとそのお仕事のお話を少し最初に聞いてもいいですか。
そうですね。自己紹介的な感じをいたしますと、
安都法律事務所っていうスタートアップに特化した法律事務所っていうものをやってます。
来歴話すと、そもそもスタートアップ経営の方の老舗の事務所っていうのがBさんありまして、
そのうちの一つの出身です。
それでスタートアップとかベンチャー企業ですかね、当時の呼び方だと、
スタートアップの顧問弁護士をしながら会社作ってIPOまでのサポートですね。
もうすごくざっくり言うと、スタートアップベンチャー企業のホーム機能を丸っと受けよう。
経営陣の相談を受ける。これでご飯を食べてる人、みたいな感じですよね。
で、それやっていたら、その前職の代表が自分でスタートアップ経営したくなったんですね。
理由かなりギュッと言ってますけど、もっといろんな理由がちゃんとあるんですけど、
自分でスタートアップをやるとなって。
で、リーガルテックっていうのがアメリカではもっと前から流行ってきて。
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分かりやすいところで言うと、クラウドサインとか、あとAI契約レビューとか。
そういう会社を作るってなって、可愛がってもらってたりしたので、一緒にそっちを立ち上げましょう、みたいな感じで。
そこからは並行して、リーガルテックスタートアップの中で、そっちはホームではなくて事業部ですね。
プロダクト開発して、要はソフトウェアを作って売る人。
初期だとPMMっていうプロダクトマーケティングマネージャーとか、CFマネージャーとか、その辺りの役職をやっていたみたいな感じで。
で、独立に至る、みたいな、そういう感じですね。
サービス名言わない方がいい?
全然言っていいですよ。有効的に独立というか、一応させていただいたと僕は思っているので。
ジーバ法律事務所というところにいて、ジーバテック株式会社というところにおりました。
実は結構使ってたんで。
あれですか、陶器の方さ。
そうそう、陶器とか。
ありがとうございます。
楽ちんなんですよね。
そうなんだ。
いろいろ住所変えるとか、何をどうすればいいのか分かんないのよ。
ですよね。
陶器をちゃんとしなきゃいけないじゃん。間違えちゃいけないと思うわけ。
でもじゃあ何が正解なのか。株主総会の議事録をつけましょうとか、ポロって書いてあるんだけどさ。
何それじゃん。
で、その中で何を書けばいいの?
俺だけやし、株主。
そうそうそうそう。
書式も分かんない、もう分かんない。
ほんと分かんない。
俺が株主一人でいいって言ってるんだから、やれや。
一人の時どうすんの、議事録。
ちなみにジーバ法人陶器というサービスなので、聞いていただいてるスモールビジネスの経営者の方とか、めちゃめちゃ使う機会あると思うんで。
めっちゃある。
牛丼うまい早いやすいじゃないですか、もうそれと一緒ですよ。早くて安くて正確。
陶器って行政手続きなんで、システムと相性いいんですよ。
もう入力しないといけないこと決まってるんで、決まったことを打ち込めば、
陶器に必要な書類を株主総会の招集通知から、終わりの陶器申請書まで全部ポンと書き出してくれる。
そういうサービスです。
という前職の宣伝もしてみました。
なるほど、じゃあ。
独立しましたということで、今一人事業主だと思うんですけれども。
ぶっちゃけですね、どんぐらいのお稼ぎだとか。
その話をグイグイいきたいなと思うんですけど。
すごいですね、担当直入がすぎますね。
ピーするし。
そもそも弁護士さんってむちゃくちゃ広い領域にいるじゃないですか。
いわゆるビジネス系の人だけじゃなくて、民事から経営人から。
よくご存知で、そのあたりも。
いわゆる企業法務の中にも大企業向けにやっている人もいれば、スタートアップっていう人もいると思うんですけど。
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スタートアップってだいぶその、弁護士の人たちから言ったらめちゃくちゃニッチな人たちなんじゃないですか。
割とそうですね。
ただ、最近はスタートアップ法務が少し花形とまで言うとちょっと言い過ぎかもしれないですけど。
要は、世間的に人気なものが人気になるわけです。
スタートアップっていうのが結構人気になってきている。
国も支援してます。
ってなると、そこを支援したいって思う弁護士さんもやっぱり増えてくる。
やっぱり自分が普段目にしないものにサポートしたいとは思わない。
今ってもういろんなところでスタートアップ支援、スタートアップ新聞見ててもテレビ見てても出てくる。
なのでやっぱりそれにつられるように弁護士の中でもスタートアップ支援、スタートアップ法務っていうのが結構人気になってきてるかなっていうのが感じますからね、個人的にも。
でもなんかね、ごめんなさい、僕の勝手な思い込みなんですけど、スタートアップ支援したってスタートアップ金持ってないじゃないですか。
おっしゃる通りです。
最近ちょっと変わっては来てますけど、ただ特に初期のスタートアップは基本的にはそんなに大企業さんと比べたら潤沢なお金があるわけではないので、
そこを専門的に支援したいという希望はあっても、実際そこを専門的に支援されてる方っていうのはあんまり多くないかなって感じです。
ただ人気はあってみんなやりたいんだけど、実際そればっかやってる人がどれだけいるかっていうと、まだもっと増えてほしいなって個人的には思ってるっていう感じです。
一応なんでちゃんと稼げる割と大企業というかそういうところの仕事をやりつつ、あんま金にならんけどやってみたいなみたいな感じでやってる人が多いっていう感じなのかな。
そうですね。あとは大企業というか表の先に業界行動みたいなの。
それで言うと独立をして稼げるのか稼げないのかどうなんだ今の弁護士会みたいなところで言うと、
あくまでエキスピーズをすると僕の周りの人が監督範囲ですよっていう話で言うと、食べれるというか稼げてるんじゃないかなっていうのが僕の印象ですね。
ただ全ての弁護士さんがそうなのかっていうのはちょっとわかんないっていう感じで。
弁護士会ってざっくりどうなってるかっていうと、大きく刑事、一般民企、企業法務みたいな分かれ方がまだあります。
刑事は皆さんご存知のとおり犯罪を犯した人を、犯したとされる、逮捕された人がいて、その人が本当に犯罪を犯したのかどうなのか。
もしも犯したと裁判官が認定したらどれくらいの料金なのみたいなそういうのを争う。
ドラマとかでよくあるやつですね。
ヒーローの九龍賢治がやってるようなあれですね。
で、この一般民事ってなると、ビジネスで言えば2Cって言ったほうがいいですかね。
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個人の法律問題を。
民事裁判。
おっしゃるとおりです。
例えば離婚、交通事故、捜査とか。
とかなんかそんな感じのところですかね。
あのメインとしては。
で、最後の僕が今稼げるんじゃないかなといったのは、僕の周りはやっぱり企業法務系の人とかが多いので、企業法務の人たち。
そこが一番稼げるんですか。
ちょっとね、他のところはあんまりわからないっていうのが生じるところではありますね。
で、企業法務の中でも、これまたこういろいろとあります。
結構皆さん聞いたことあるんじゃないかなっていうのが、四大事務所とか五大法律事務所と言われる。
有名なところ?
規模トップファイブぐらいの企業法務系の事務所とかですかね。
で、そこがいわゆる日系の一面を飾るような仕事の裏側にいる法律事務所とかみたいな。
で、他に中堅の法律事務所であったりとか、あとブティック系って言われる、例えば知財だけやってます。
知的財産権周りの案件だけやってるところとか。
ありそう。
そこに特化した少数兵衛が集まってますみたいな。
そういう事務所があったりとか。
あとブティックっていうか、あれかわかんないですけど、僕の前職みたいなスタートアップがメインターゲットとした顧客。
そしてスタートアップにリーガルサービスを提供してるような。
そういう法律事務所がある。
あとはエンタメ系とかも。
いろいろありそう。
で、独立するタイプの人は、大手から独立する人はそんなに少ないっていう印象ですよね。
いるにはいるんですけど、比較的少ないんじゃないですかね。
ラリーマン弁護士みたいな。
金風弁護士、アソシエートとか言われますけど、アソシエートをやってパートナーになるのが目標みたいな。
完全にスーツの世界ですね。
あとはブティックのところとか、こういうところ出身の方とかで独立されたりとかっていう感じじゃないですかね。
広くざっくり。
で、僕の周りでは独立された方は基本稼げている。
で、これがどれくらいかは差し控えさせるみたいな感じですかね。
でも、いわゆる雇われてる状態だと稼げないぐらい稼げてる方が多いかな。
というか、僕の周りに限って言うとみんな稼げてるっていう感じですね。
で、雇われた時よりも今の方が稼げてるっていう。
みんな収入は上がってるというか、まあまあそうですね。
素晴らしい。
で、ただ、どれくらいで稼げるようになるかっていうのは、
法律事務所によっては個人受任って言うんですけど、
これ多分会社だとなじみがない概念なのかもしれない。
うまい聞かない単語ですね。
法律事務所ってそもそも雇用じゃないんですよ。弁護士と法律事務所の関係だし。
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へー、そうなんだ。
弁護士法人だし。
私それ知らなかった。
弁護士法人だし。
そうですよね。
9割南部が業務委託です。
へー、そうなんだ。
じゃあみんなフリーランス?
一応個人事業主です。もともと。
でも、雇われって言ったりはするんですけど、アソシエイトですかね。
ていう感じではありますね。
でも会社が案件取ってきてくれて、それを担当するみたいな。
そうです。
で、雇われた時に、
自分で仕事を取ってきても、法律事務所との契約にしないといけない事務所。
なるほど。
と、自分で取ってきたのは個人受任って言って、自分が直で契約していい。
で、この2つがあるんです。
なるほどね。
で、個人受任かの事務所のほうが、たぶん独立はしやすいんだと思う。
そうですね。
そうじゃない人はゼロ者独立。
そうじゃない人はゼロ者独立。
で、そうじゃない人はゼロ者独立。
要は全部事務所のお客さんになるんで、
自分のお客さんがゼロに仕組み状になる法律事務所もあって、
ていう感じですかね。
なるほどね。
その場合は裸一貫で、おりゃーって行くしかない。
お客さん持ってけないんだ。
まあまあそうですね。
おっしゃる通り。
なるほどね。
そういう仕組みになってる。
そういう感じです。
やっぱりやっぱり、
大手の方の場合って、
お客さんも大手の企業であることが多いんですよね。
で、そうすると大手の企業さんの中には、
しっかり仕組み化された法務部があったりして、
そうするとやっぱり高くてもいいから、
超専門性が高いとか、
こういうところに頼みたい。
またはマンパワーが必要な、
大手の企業さんの中には、
しっかり仕組み化された法務部があったりして、
こういうところに頼みたい。
またはマンパワーが必要な案件、
例えばM&Aで、
予動詞書類をばーっと読みまくって、
レポーティングにまとめていってみたいな、
人海戦術っていうのが、
まあ言い方いいかわからないけど、
人手がたくさん必要なところと。
要は案件単価が大きいところをやるんで、
そうすると、
人が一人独立したときに、
その人に頼む仕事、
これまでの自分のお客さんと、
自分が独立して一人でできることが、
マッチしないんですよね。
人数がかかる仕事を頼みたい。
一人じゃできないよね。
これまでのお客さんもそう。
だし、その事務所には、
その法分野のトップみたいな人たちがいるんですよ。
ってなると、
これまでの自分のクライアントは、
やっぱりイベントして、
元いた法律事務所に頼むのが合理的なのかな、
みたいな感じになるので、
独立される方が少なめ。
あと、やっぱり仕事の醍醐味とかもあると思います。
そもそもでかい案件により、
そうそうそう。
だったらね、そのままだ方がいいもんね。
日経の、あれ実は俺がやってる、
みたいな、
そこの仕事の喜びみたいなのも、
大きく感じてる方が多いのかな、
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っていう気はしますね。
なるほど。
じゃあ、独立っていうのは、
要は一人で全部やってる人のことを、
独立っていうんですか。
自分で法律事務所を作る、
みたいなイメージですかね。
僕だと安藤法律事務所っていうのが、
ありのANTですけど、
作って、自分で代表としてやってる、
みたいな感じですかね。
なるほど。
ただのフリーランスか、
ちゃんと事業を立ち上げた人なのか、
会社を作った人なのか、
みたいな、そういう違いなんですね。
そうですね。
それまではフリーランスといっても、
これが難しいんですよね。
いろいろあるな。
業務委託ではあるんですけど、
基本的には、
法律事務所と弁護士の関係は、
ただ、事実上雇われてるわけですよ。
お給料が払われて、
その法律事務所から。
月いくらみたいな感じですかね。
個人事業主ではあるんですけど、
事実上会社のようなものですね。
そういう所属弁護士、
っていう形かなと思います。
これ、お保険どうなってる?
聞きたくなったけど。
国保です。
ただ最近、
割と社法を管理してる型の、
法律事務所が、
本当にごく一部ですけど、
出てきて、
最近の若い方には、
そういう所が割と、
あまりリスクを取りたくない、
思考の方からすると、
結構人気がある、
みたいなのを聞いたことがあるかな、
という感じですかね。
いろいろあるんだね。
そうですね。
どこまで何を言っていいか、
みたいなところはありますかね。
私の勝手な印象、
弁護士イコール、
とにかくお金持ちで、
みんな儲かってる、
みたいなイメージが勝手にあったんですけど、
いっぱい今、
種類あったじゃないですか。
やっぱそれ、
ここのエリアは実は、
そんなに年収が高くないとか、
ここがやっぱりイメージする、
弁護士ってやつだよ、
そういうのってあるんですか。
それで言うと、
制度が結構変わりまして、
ある時から。
いわゆる旧司法試験と、
新司法試験というものがあって、
すごく昔の皆さんのイメージだと、
弁護士になるのは、
本当にめちゃくちゃ難しくて。
六方全書暗記みたいな。
絶対暗記してないんですよ。
試験中、六方って見れるんですよ。
聞いていいんですか。
手元にみんな対応されてて、
あれの解釈と適用、
当てはめを問われてる試験なんですよ。
だからベースになる条文ぐらいは、
自然と覚えてますけど、
でもそっちよりも覚えないといけないことって、
そこから解釈された定義規範とか、
それを治安に当てはめていく、
その論理的な思考力みたいなところが、
求められてる試験みたいな感じです。
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旧司法試験は合格率とても少なかったんですね。
ロースクールってもしかしたら聞いたことある人いるかもしれないんですけど、
これが新司法試験でできて、
旧司法試験は極端に誰でも受けられた。
代わりにめちゃめちゃ合格率が低い。
なりにくい。
新司法試験はロースクールを出ないと、
司法試験の受験資格が得られない。
要は大学院を出た後に、
初めて司法試験の受験資格が得られる。
代わりに合格率は、
僕が受けた当時が20%とかですかね。
他大学院でマビー行って、
司法試験でマビー行くんで、
それぞれのリプ自体はあんまりみたいな感じにしたんですね。
で、合格者数も増やしたんです。
だいたい、ちょっと今厳密にどれくらいかすみません。
ちょっとわかんないですけど、
僕の頃で1500とかかな。
年間ぐらい受かるようになって。
20年前ぐらいと比較して、
多分倍ぐらいになってるんじゃないですか。
弁護士の数。
これは弁護士会かどこかが公表してる数字で言うと、
所得の平均値か中央値か、
ちょっとすみません、正確に言ってないんですけど、
だいたい半減してます。
半分?
なかなかインパクトあるんですね。
20年で。
そうなんです。
だから、もしかしたらニュースとかで聞いたこともあるかもしれないんですけど、
昔ほど増えなくなってるんじゃないか。
話が出てきてるのは、そういう制度的な背景がある。
単純に人数増えてるだけのところもあるかもしれないってことですよね。
そういう意味では。
みんながみんな何億っていう案件やってたりしないもんね。
確か2000年の時の中央値か平均値が、
一人当たり2800万ぐらいだったと思います。
今それが1000ちょっとぐらいになってるのかな、中央値か何か。
半分になりましたね。
半分になったくらいでも1000万超えてる。
確かに。
日本の一般的な平均年収がおそらく400、500万ぐらい。
なのでそこと比べると、言うてまだ稼げはするのかなと。
ただ割と二極化してきてるのではないかとは言われています。
その中で安定的にお金をいただけるのが割と企業法務のお仕事だったりしますね。
やっぱり企業が一番お金持ってますから。
そこの収入が高いっていうのは構造的に当然で言えば当然っていう感じですかね。
刑事弁護とかはお金とかっていうよりも志でやってる方。
別に企業法務も当然そうなんですけど、
特に厚い刑事弁護をやりたくて、そのために弁護士になってやってるんだっていう方が多いですかね。
割と人権っていうものを大切に考えて、
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それの実現を自分が社会の中でやっていくんだっていう、
そういう弁護士さんが多いかなっていう感じですかね。
なるほど。
っていう、そんな感じの稼ぎの構造になっている。
確かに。そう考えると企業お客さんが一番お金持ってそうだし、
割り切ってお金をくれそうな感じがするというか。
そうですね。経済合理性と言いますか。
必要だから。
そうそう。そのためにやるみたいな。
今年必要だけど来年必要じゃないってことも多分ないし。
ないないないない。
いろいろ案件あるし。
そうですね。
民間とかだとね、そんなにお金払えなくなりましたとかもあるだろうし、
そういう意味では継続的に必要ってことは、
企業が一番安定っていうのは納得だなって思いました。
そうですね。
あとはこれどの業界でも一緒なんですけど、
とはいえ数が増えてくると単価が低くなっていく。
まあまあ、そりゃそうですね。
自動と供給ですもんね。
そうですね。
これはこう、弁護士側というか法律事務所側も工夫していかないといけないんですけど、
確かに。
アメリカと比べると日本の弁護士費用ってめちゃくちゃ低いんですよ。
これも企業法務でしかわかんないんですけど、
アメリカの企業法務系のタイムチャージで仕事することが多いんですね。
要は1時間いくらで請求するみたいな稼働分を。
アメリカだと10万越え、1時間。
20万とかのパートナーとかも全然いい。
1000ドル、2000ドルとか。
みたいな感じ。
日本の場合はどうだろうな。
これどういうターゲットかにもよるんですけど、
3万から10万とかそんな感じです。
向こうの加減の方が日本だとそれが一番高いよねって言われがちな金額だったり、
それっていうぐらい価格差があります。
そうなんだ。
っていう感じですかね。
なので、これなんでなんだろうなんて。
コンサルの方とかにはよく企業ってバンバンお金を払うんだけども、
同じタイムチャージでやっても弁護士には全然払ってくれない。
みたいな話ってよく弁護士の話がある。
あるんですね。
聞きたい、弁護士の口。
俺らの同じタイムチャージなのに。
ただこれはコンサルって売り上げを伸ばすために採用するところがあると思うんですけど、
まだ日本の場合ってホームがコストだと認識されてるのかなっていう気がして。
どうしてもコストだったらコストカットするのが一番利益を出すのが楽じゃないですか。
ちょうど弁護士も人が増えて、
仕事の奪い合いという言い方がいいかあれですけど、
行動上人が増えたらここのパイを取り合う。
本当はやらなきゃいけないのは弁護士がもっとパイを増やすような仕事ですよね。
僕の前職の代表がやったように、
そもそも昔ってスタートアップにリーガルサービス提供したって儲からんやろっていうことで、
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誰もリーガルサービス提供してなかったんです。
依頼されても優先順位は後回し。
経済合理性を考えたらそうですよね。
大きい案件を優先的にやってってなるんですけど、
僕の前職の代表とかは、
いやここってもっと必要だろう。
だしこういう人たちが新しい産業を作っていくじゃんっていうところに目をつけて、
そこに専門的にリーガルサービスを提供するような法律事務所っていうものが2、3できてきた。
そこ出身の人とかがまた、僕もそうですけど独立して、
今徐々にちゃんとスタートアップに対していいリーガルサービスを、
リーズナブルにっていうとちょっとまた語弊があるんであれなんですけど、
そこでしっかりとビジネスになると。
僕らもボランティアではない。
ボランティア的要素なくはないんですけど、
ビジネスとして成り立たないと永続性というか持続性がないじゃないですか。
そういうのをもっと必要だよねっていう弁護士さんが今ちょっとずつ増えてきてる。
そういう状況になってますがね。
なので僕は、スタートアップに対していいサービスをリーズナブルに提供したい一方で、
スタートアップのホームがちゃんと食えるんだっていうところも、
何か作っていけたらいいなみたいなのは個人的にはすごい感じてます。
いいですね。
だからこちら側の処理の仕組みをもっと合理化するっていうのも一案ですし、
そもそももっとスタートアップのリーガルサービスに携わる人を増やしたり。
あとはスタートアップの中で働く弁護士とかですかね。
この全職の同期とかはスタートアップの上場準備を中でやるのを繰り返すことを今なりわいにしてるのが全職の同期なんですけど、
そういう中でもっと密着してやる人とかももっと増えていくといいんじゃないかなっていうのは感じてますね。
でもなんかスリリングで面白そうですよね。
そうなんですよ。スタートアップホーム。
司法収集制とかまだ実務がわからないんで、
なんとなくスタートアップって聞くとキラキラして見える部分はあるじゃないですか。
仕事なんて全部泥臭いというか、もう変わんないじゃないですか。
キラキラして見える業界もひたすらただ実行実行実行っていう感じなんで。
なんですけど、実際中に入ってとかやってて一番感じる醍醐味は、
やっぱりスタートアップという括りで見るかどうかは別として、
起業家の方ですね。
起業家の方の話を聞くのがめちゃくちゃ面白い。
っていうのは何の業界でもあります。
で、なんて言うんですかね。
起業する人、若者もすごい増えてきてると言われてますけど、
とはいえ普通に生きてるとまだ会社に勤めて、
っていうのがメジャーな働き方じゃないですか。
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そこでちょっと人と違うことをやってみようって思うやつって、
やっぱちょっと面白いですよね。シンプルに。
こいつっていうとクライアントなんですけど、なんだこの人面白いなみたいな。
しかもそれがスタートアップってなんだみたいなところで言うと、
赤字問わず急成長をグーッと指向する企業と例えば定義したとすると、
資金ショートとの戦いの中で何とかグググッと上げていく。
しかもこれまであまり存在してなかったところに目をつける。
また新しい技術を使って既存のやり方をもっとうまくやっていくみたいなところが必要になってくるんで、
よりちょっと外れ知的な人が多いんですね、企業家さん。
考え方もですし、輝き方もというかちょっと抽象的なんですけど、
多いので、そういう人と話してるとめちゃくちゃエネルギーもらえるし、
こういう人の挑戦サポートしたいなっていうのがめちゃめちゃ楽しいんです。
ただ大企業に対してリーガルサービスを提供するのと違うところで言うと、
だいたいスタートアップの中にはホームというポジションはない。
そうするとだいたい社長さんであったりとか、フェーズが進んでいってCFOの方だったりとかがやり取りをする窓口だったりするんですけど、
彼ら彼女らも別にホームの専門家じゃないです。
だからぐちゃぐちゃっとした事実関係をぐちゃぐちゃっと渡されるんですけど、
そこをこれってきっとこういうことなんだろうなっていうので、うまいことをなるべく負担をかけずにやっていくと。
僕が特にスタートアップホームっていうのはもう、僕がその会社さんのホーム機能なんです。
なので社長さんの言ってることをより分かるように、あんまり手間かけさせず。
話し通じない人と話してるのもストレスじゃないですか。
っていう風にならないようにちゃんとコミュニケーションを取りつつ、
ただその中で落としちゃいけない方的なものを拾っていって、なおかつそれをスピーディーにさばいていく。
致命傷なものなのか。それとも一旦アートフェーズでもまだいいですよっていうところなのかっていうところの見極め。
初期フェーズから全部できるのが理想ではあるんですけど、
門切り型にこれはこうだからこうだからこうだからってやったら、そのオペレーションコストで資金消耗と近づきますよね。
っていうところがあるんで、そこは上手くスタートアップホームをやってきた人であったりとか、
僕の場合はその中で事業の立ち上げからシリーズBぐらいまでビジネスサイトでやってたんで、
そういう中が分かってる人に依頼するとそのコミュニケーションコストも。
例えばECG2Cとかで、例えばGMVとか、そういう用語がパッと出てきてパッとわかんなくて、
えっとそれってって説明するこのもどかしさとか、そういうちょっとしたこと、
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同じ言葉でこの人は話せるんだなって思ってもらえることが割と大事なのかもなと思います。
そうですね。
そういうところがやっぱりスタートアップやってる醍醐。
あとは知的好奇心が高い弁護士もスタートアップホームとかに神話性高いんじゃないかなと個人的には思いますね。
やっぱり、え、そんなのあるんですかみたいな。
当然新しいことだったりとかすると、え、そんなのあるんですかみたいな話も出てくるし、
今度こういうことやろうと思ってるんですよ、え、それって何でですかみたいな意図を聞いたりすると、
あ、なるほどみたいなところがめちゃめちゃ楽しかったりするんですよね。
で、自分もその分野に詳しくなんないといけないんで、
法律を適用するのって事実に対して適用するんですよ。
なので、法律のことは僕ら専門家なんで当然勉強します。
でもお客さんのビジネスも勉強してないと、
じゃあこのビジネスがこの法律に反してるのか、この法律にのっとってやろうとした場合どうすべきなのか、
みたいなのは法律知ってるだけじゃできないんですよ。
なるほどね。
法律とビジネス、事実関係ですね。
両方分かって初めて法律っていうのは正しく適用できるっていう形になるし、
その法律を一番コストが少なく運用していく、またはその法律を使ってはねる、
みたいなこともちゃんと考えられるようになるんで、
そのあたりもちゃんと楽しめる人、みたいなのがスタートアップであったりとか、
スモールビジネスも含めて企業家さんのサポートをする弁護士、
みたいなところに向いてるのかなって個人的には思いますし、
めっちゃ楽しいよって若手のあんまり、
この番組を司法修正とか若手の弁護士さんが聞いてるかわかんないですけど、
もし聞いてる方がいたら楽しいよって言いたいですね。
ちょっと気になってる弁護士さんは連絡しても大丈夫ですか?中田さんに。
もちろんもちろん。
そうです。気軽にね。
気軽に何でもご連絡いただければと思います。
リアルなところを教えてもらってね。
ぜひぜひ。
ではそろそろお時間ということで、前編ね、
弁護士さんの独立っていうところから、
そもそもいろんな弁護士業界について教えていただきました。ありがとうございました。
次はですね、次週後編はですね、
創業期の会社が法務において気をつけるべきことなど、
より何でしょう、具体的な。
音声だけで伝えるの結構悪い。
だいぶ概念っぽい話になったので、
次はもっとより具体の話していけたらなという風に思いますので、
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
番組お聞きの皆様はぜひフォローお願いします。
XやYouTubeでも発信しておりますので、ぜひチェックしてください。
あとですね、スポーティファイのですね、レビューもぜひお願いいたします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。