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2022-05-23 24:54

【2-1】なぜ経営者は15分で洋服を選ぶのか?時給が青天井のスタイリング事業とは(第2回ゲスト・古田諭)

第2回のゲストは上場企業のオーナー経営者のスタイリストとして活躍している株式会社モアセンシュアス代表取締役の古田諭さん。起業のきっかけや、始めて儲けた時のお話を伺いました!

【今回の内容】

マーケットが青天井な理由は、“自分の時間単価≒〇〇の時間単価” だから / 事業の成功は、コーディネートの熟知と共にある / 20万円の初契約。嬉しさと同時に感じたのは…

【番組概要】
人生を謳歌しているスモールビジネスの経営者をゲストに招き、その知られざる世界、生き様をご紹介する番組「ぼくらのスモールビジネス」。
  パーソナリティーを務めるのは、ゲストと同じくスモールビジネス経営者の渡辺孝祐と、クリエイティブディレクターの齋藤実帆。
 感想は #ぼくスモ をつけてTwitterに投稿お願いします!

【SNSリンク】
 ◯ゲスト
株式会社モアセンシュアス 代表取締役 古田 諭 http://moresensuous.com/
◯パーソナリティ
渡辺孝祐 https://twitter.com/kosuke_coin
齋藤実帆 https://twitter.com/mihosaito_nsw
◯番組
Twitter https://twitter.com/oursmallbiz

00:00
時間単価の高い方々が顧客になると、すごくこっち側としてもやりやすいというか、彼らはすごく時間が少ないので、こっちが使う時間も少なくて済むんですよね。
なるほどね。
なるほど。
準備することとかって、どの時間単価の人にしてもこっちとしては一緒なんですよね。
ただ時間単価が高ければ高いほど、それ相応のサービスとしてはそうだよねと。
こっちの提案が高ければ高いほど、マーケット青天井になっていくっていうんですかね。
はい。
なるほど。
皆さん、こんにちは。渡辺耕介です。
斎藤美穂です。この番組は、小さく始めて大きく稼ぎ、人生を謳歌しているスモールビジネスの経営者をお呼びして、その知らずたる世界、生き様をご紹介する番組です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
というわけで、本日のゲストは株式会社モアセンシュアス代表取締役の古田聡さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それではまず古田さんのプロフィールを紹介させていただきますね。
学生時代から大手老舗セレクトショップにて短月の売上1位を達成。大学卒業後も大手アパレルメーカーの勤務の後、業界最大手のセレクトショップへ。
メンズスーツ、ジャケット、カジュアルウェアなど30から50代の上質を求めるビジネスパーソンを中心に1万人以上のお客様をご案内し、スーツのオーダーの熟習や売り上げて、全社トップクラスの実績を誇りました。
現在は株式会社モアセンシュアス代表取締役を務め、上場企業のオーナー経営者のスタイリストとしてご活躍されています。という感じです。
よろしくお願いします。
おはようございます。
名物コーナー。今日は噛まずにいけるのかみたいな。
何回噛んだかみたいだね。
今日もまた前回と同じで3回配信していきます。その中で古田さんのことをいろいろ聞いていきたいと思います。
今週初回なんですけれども、古田さんの起業のきっかけだったり、最初にお金稼いだぜっていう時の話をお聞きできたらなと思いますので、古田さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず聞きたいんですけど、上場企業のオーナー経営者のスタイリストって具体的にどういうことされてるんですか?
お客様個人になるので、その個人の方の会社で、例えば上場企業の経営者って大きいメディアに出ることが多いんですよね。
新聞とか雑誌とか、ファッション誌なんかに出る方もいらっしゃいますし、株主総会とかいろんなIRの場面、PRとIRの場面に出ることが多いので、そういった時に取れそうにふさわしい洋服を整えていくっていうのと、
あと彼らの常に大きいメディアにさらされているわけではなく、誰もがプライベートがあるので、そのプライベートのシーンにおいても彼らが快適かつ生産性の上がるような、それぞれ要望はあると思うんですけども、彼らがどうやったら幸福な時間を過ごせるような洋服を整えているっていう感じですかね。
03:18
なるほど。なんか幸福まで言ってるんですね。
大平 幸福は僕の生きるテーマなので、オフライン、オンラインビジネスシーンだけじゃなくてプライベートみたいな感じなんですよね。
じゃあなんかそういうプライベートとオフィシャルと合わせて丸っとスタイリングしますみたいなサービスを提供されているってことですかね。
大平 そうですね。あと会社と契約をして、法人と契約をして、その経営者全般の、その場合はプライベートというよりは基本的にオフィシャルですね。
オフィシャルのスタイリングを、コモンスタイリストみたいな形で仕事をさせていただいたりもしています。
やっぱ全然印象って変わりますよね洋服で。
大平 変わりますね。変わんないだろうって結構思われがちなんですけど、一回そのサービスを受けていただいたりすると、いやもう言いないと困っちゃうよねみたいな感じではなっていただきやすいですかね。
そうですよね。
どういうきっかけでお声がかかることが多いんですか?口コミとか。
大平 口コミというか紹介以外はあり得ないですね。
大平 すごい世界だな。
その顧客に僕がしたい方、要はオーナー経営者で、上々もしくはそれに準ずるぐらいの規模の会社の経営者って基本めちゃくちゃ忙しいので、会いたい人すごいいっぱいいるので、いきなり会いましょうとか言っても絶対会えない。
大平 なので、今いるお客様の紹介か、紹介の紹介とか、本当に年間に数人新しい人と会えるかどうかっていう感じですね。
なるほど、そうなんですね。社長が社長を紹介するみたいな感じなんですね。
大平 そうですね。あとは広報の人が知り合いの社長を紹介するとかっていうケースもあり得ますね。
なるほど。
大平 広瀬さんもお願いしているみたいなことを少し聞いたことがあるんですけど。
広瀬 そうなんですけど、フルタさんこの服覚えてます?
フルタ いや、5年ぐらい前ですよね。
大平 そうそう。
フルタ 初めてお会いした時の。
フルタ その時はコーディネートのセミナーをやってたんですよね。
大平 そうです。
フルタ そうそう。誰でもおしゃれになれる。論理的におしゃれを解説するみたいな、そういうセミナーをやっていて。
それ聞いた後に、こういうスタイリストというかスタイリングのサービスがありますよっていうことで、僕がその時はなんで経営者っていうか下々のものもやってたって感じですよね。
06:00
フルタ 割と幅広く、でもそれでもご自身でビジネスを開拓しそうな人とか、会社の規模に関わらずある程度意思決定権を持っているような役職の人たちとはある程度は定めてはいました。
広瀬 なるほど。
フルタ 広瀬さんもそういった人でしたね。
大平 そうなんですね。
寺田 ちなみにそういう方々をターゲットにしている理由とかってあるんですか?
寺田 2つぐらいあります。気持ち的な面と経済的な面で2つあるんですけど、ちょっと僕、洋服を中心にかっこいいものとか洗練されるものがすごい好きで、世界中そういう風になるといいなっていうのがあるんですよね。
それは僕の勝手な理想なんですけど、世の中を基本的に作るのってビジネスを大きくする人たちじゃないですか。
寺田 確かに。
寺田 確かに。
寺田 そのビジネスを作る人たちがかっこよくなっちゃえば、かっこいいものって生まれるんじゃないとか、世の中自体がかっこよさがボトムアップされるんじゃないのかなみたいなのがありますね。
寺田 はあ、なるほど。そういう意味では康介さん、ビジネスを作ってる人なので。
寺田 そうですね。普段は本当だらしない格好をしてますけれども、こういう時はちゃんとピシッとした格好ができるようになったというか、自分で選んでも自信持てないんだけれども、やっぱり古田さんに選んでもらったっていうのがめっちゃでかいんで、これ着ときゃ大丈夫みたいな。
それにはすごい繋がるかなとは。サービス使っての感想ですかね。
寺田 二つ目が経済的な理由というか、時間単価の高い方々が顧客になると、すごくこっち側としてもやりやすいというか、彼らはすごく時間が少ないので、こっちが使う時間も少なくて済むんですよ。
寺田 なるほどね。
寺田 準備することとかって、どの時間単価の人にしてもこっちとしては一緒なんですよね。ただ時間単価が高ければ高いほど、それ相応のサービスとしてはそうだよねと、レジも価格を理解していただきやすいっていうんですかね。
寺田 なのでこっちの提案が高ければ高いほど、マーケット青天井になっていくっていうんですかね。
寺田 なるほど。
寺田 ちなみにどれぐらいの時間なんですか?社長さんにお洋服を提案して、購入いただくまでというかサービスの時間帯。
寺田 ワンセッションは短い人はズーム15分ですね。短い人は。で、長い人でも1時間ですね。
寺田 で、買い物は事前に僕の方で全部済ませておくので。
寺田 自分で買い物するって考えても1時間じゃ終わらないじゃないですか。
寺田 そうなんですよ。
寺田 みんなやっぱ経営者の方って1時間ぐらいで終わらすんだなっていう、そういうところで聞こうと思ったんですけど。ズーム15分はすごいですね。
寺田 ズーム15分はい。
寺田 決めるの早いんですかね、やっぱ経営者の方って。
寺田 そう、あと信頼関係っていうのも大きいと思います。僕用意していて、例えば10点とか15点とかパッパッと見せてって、これどう?これどう?
寺田 で、じゃあそれOK。それはちょっとじゃあやめときましょうかみたいな。じゃあこれOK。OK、OK、OK、OK。じゃあそれで送ってきて。
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寺田 で、必要な部分は細かい結構直しを必要にするんですよね。Tシャツでも着丈長かったらちょっと短くしておくしとか。
寺田 もちろんパンツ丈はそうですけど、あとはジャケットとかっていうのはかなり細かいから5ミリ単位とか修正が必要だったりするんですけど、そういうのも基本的にフィッティングなしでもやっちゃうみたいなこともやったりするので。
寺田 人によってはもちろんフィッティングしたりするんですけど、ズームだけで終わらせたい方々とかは、じゃあ大丈夫ですみたいな。いつも通りのサイズ感に仕上げて、じゃあ10日後に送っておきますみたいな。
寺田 そこまでやってくれるのめちゃめちゃ嬉しいですね。
寺田 って言っていただけますね。
寺田 すごい。てかなんかTinderみたいな感じですね。
寺田 ありがち。ありがち。
寺田 そこと比べんだ。
寺田 ちょっとひどい比較をしてしまいましたけども。
寺田 ひどいというか。
寺田 でもなんかそこそれぐらいなんだろう。やっぱ経営者の方って即決というか決断力がある方が多いのも相性がいいんでしょうかね。
寺田 そうですね。それはあると思います。
寺田 あとすごい今の話で膨らまして重宝される理由の秘訣としては、
寺田 こっち側の提案をする時点で既にクリエイションされてるっていうのがすごく助かるっていうのと、
寺田 無駄なやり取りもないし、変な言語もないし、
寺田 何でもいいんですけど、例えばお金持ってるって新宿伊勢谷行ったとしてもあんま時間ないじゃないですか。
寺田 でもまずフロアを移動しなきゃいけないとかで、
寺田 フロアごとに置いてある物って違うじゃないですか。欲しい物を5階にあったりも2階にあったりもするみたいな。
寺田 で毎回毎回接客受けて、パンツ脱ぎはぎして試着室入って、
寺田 いやこれはサイズないですみたいな、これはサイズありますとか。
寺田 で結局行って買えないとかっていう機械露出半端ないらしいんですよね。精神的ストレスというか。
寺田 遊びに行ってるわけじゃなくて別にショッピングを。
寺田 時間潰しとか洋服が好きで遊びに行ってるとかだったらそれでいいかもしれないですけど、
寺田 必要な物を購入しに行って、それで成果がないわけじゃないですか。
寺田 そのストレスっていうのはやっぱりすごく大きいようで、それが解放されるみたいなのはやっぱりすごくありがたいって言っていただけますね。
寺田 なるほどね。
寺田 起業したきっかけの話ですね。古田さんは最初の自己紹介の通りに、最初は勤めててアパレルのショップで働いてたっていうことだったと思うんですけど、
寺田 何がどうなって今の古田さんになったのかっていう、その慣れそめみたいなことをぜひお伺いできたらなと思います。
古田 学生時代のアルバイトが含まれると、いわゆるショップの売り場みたいにいたのは5年ぐらいやったんですかね。
寺田 20から25ぐらいですか。
古田 アパレルメーカーっていう新卒で入ったところでアパレルメーカーだったんですけど、そこは売り場じゃなかったんですよ。
12:01
古田 百貨店に対しての営業マンみたいな感じだったので、それを抜かすと21ぐらいから26、7ぐらいで、間1年ぐらいないみたいな感じなので、5年間ぐらいやったって感じだったんですけど。
寺田 今の話だと普通に今もショップ店員でいてもおかしくないじゃないですか。
寺田 そうなんですよ。会社を作りたかったっていうのがあって、当時は僕輸入代理店の会社を作りたかったんですよね。
寺田 すごい分かりやすく言うと、プラダとかGUCCIとかRubyって今は日本法人ありますけれども、当時はもちろんなくて、インポーター輸入者がいたわけですよ。
寺田 代理店みたいな。
寺田 そうそうそう。で、卸し先が増えていって、GUCCIで言うといろんなところにセレクトショップにも、昔はセレクトショップでやってたりしたんですよ。
寺田 今もちょっとあるんですけど、そういう卸し先が増えてくるとビジネスが拡大していって、じゃあ日本法人作ろうかみたいな。
寺田 で、GUCCI JAPANができるみたいな感じなんですよね。
寺田 そういうビジネスをしたいなみたいな学生時代からあって。
寺田 売り場でいろいろやっていくと、洋服のコーディネートの深さみたいなのをすごく感じたんですよね。
寺田 逆にコーディネートを、洋服のディティールとかコーディネートを知らずに、洋服ビジネスをやると、なんか全然かっこいいものが出来上がんないねみたいなのもなんとなく体感感じたんですよ。
寺田 それはいろんな近しい業種の人たちを見てたりとか、自分なりに研究をして。
寺田 だから、ビジネス成功して、なんとなくいい感じになったとしても、しかも洋服の仕事で。
寺田 でも自分が着ている洋服が、実はかっこよさそうでかっこよくねえみたいなのが、すごい辛いんじゃないかみたいな。僕としてはそれが嫌だよ。
それっぽい高級な服は着てるけど全然合ってないみたいな。
寺田 そうそうそう。全然ディティール理解してないなみたいな。そういうのを理解しないことの、なんていうんですかね、きつさみたいな。
寺田 それが別に多業種だったら全然いいと思うんですけど、洋服に関することのなりわけとして、うまくいったとしても、そういうことがわかってないっていうのはすごい嫌だなみたいな。
なるほどなるほど。
向井 確かに、洋服って基本単品買いですもんね。
寺田 そうそうですよね。
向井 今思うと。コーディネートとか考えないといけない。
寺田 あんまりそうですよね。
寺田 とかなんか思ってたときに、今26くらいで、知人が会社を起こすことがあったんですよ。
それブランディングとかマーケティングの会社だったんですけれども、ウェブを中心とした、もちろんいわゆるITベンチャーというか、よくあるスタートアップ。
ブランディング、マーケティングを中心としたスタートアップ企業だったんですけど、すごい本当に優秀な人たちが集まってて、僕と同世代ぐらいの。
そこで一緒にやらないかって話を本当偶然もらえたんですよね。
その時はユナイテッドアローズにいて、バイヤーをやるつもりだったんですよ。
バイヤーの後、社長をやろうって勝手に自分の中で思ってたんですけど、その道のりはちょっと時間かかりすぎるなみたいな。
15:01
あといろんな政治力が、社内政治活動が大変すぎるなみたいなのは正直。
で、あとなんかベンチャー企業はどんどん、今で言うと11年ぐらい前だったので、すごく増え始めてた。
向井 そうですね、盛んな時期ですね。
寺田 そうそう、やりやすかったですね、いろいろ。
で、まあそういう波もあって、じゃあそっち行こうかと思って行ったんですよ。
で、もちろん何もできず、本当に苦しい時期が続いたんですけど、1年。
寺田 そうなんじゃないんだ。
寺田 そうそうそう。その時は当時いた会社では、すごいこいつできるやつみたいな風に評価してくれる人とか、自分自身もなんとなくはそう思ってたし。
でも本当に自分ばっかり何もできないっていうのを思い知って。
本当に苦しくて、今思うとうつ病だったんじゃないかぐらい苦しくなかった。
寺田 そうなんですね、そんなイメージ全然ないですね。
寺田 で、そこの会社の中で、企業のコーポレートブランディングを主軸としてた事業だったので、
じゃあコーポレートブランディングってあるならパーソナルブランディングってあるべきじゃないみたいな議論から、
じゃあパーソナルブランディングの一つ主軸になるようなスタイリング事業をやりましょうって。
向井 すごい。
寺田 で、開始して。
で、もちろんここも全然、全然そんなに上手くいくわけなくて。
向井 えー最初は。
寺田 もちろん経営者をお客様にしたいっていうのあったんですけど、
で、その時僕がでもやっぱり経営者に対する臨場感がなかったんですよね。
やっぱりさっきも言ったように、丁寧に接客すればいいとか、やっぱり言語癖みたいなのもやっぱりあったし。
向井 もとショップ店員だからこその。
寺田 そうなんですよ。本当にそういう苦しみは本当にあって。
お店行けば別に洋服買えるじゃんと思っちゃう立場もありつつも、
なんで僕がこのサービスって本当に成立するのか。
向井 なるほど。
寺田 最初は結構実感がなかったんですね。なんかその行く先は分かってたけど。
向井 あ、そうですそうです。
寺田 雲を掴むような。
向井 これいつまで経ってもそう、雲を掴むような。
絶対成功しねえだろみたいな。
寺田 えーそこまで思ってたんですか。
寺田 そのぐらいでも会社のメンバーがやったらいいよって言ってくれたし、
全然数字が作れない中でもそれをやらせてくれたっていうのが本当にありがたい話で。
向井 なるほどね。
向井 それは超幸運でしたね。
寺田 いや本当に超幸運でした。
向井 その転職は。
寺田 でもすごいついてるなと思いつつでも、成果が上げられない自分に対する苦しみみたいなのが本当にあって、
これ申し訳ないなって毎日毎日こう辛かったですね。
向井 なるほど。
寺田 今はもう独立してるじゃないですか。
向井 はいはい。
寺田 その次のステップっていうのはどういう風に進んだんですか。
向井 その会社でちょっとずつちょっとずつ時間かけながら売り上げとかが上がっていって、
とあるタイミングでその会社で子会社を作ることになったんですよ。その事業だけ。
寺田 そのスタイリング事業だけで。
向井 そこで分社化して、で僕は代表取締役ではなかったんですけど、
全部事業やるし、OOの立場から全部細かいこととかもすべてやる。
18:02
ただ株主じゃないみたいな状態だったんですよ。
で分社化して2年ぐらい確かやったんですよ。
1年半から2年ぐらいやって。
オーナーじゃない。やっぱりこう会社って株主のものじゃないですか。
寺田 そうですね。
向井 基本的にはその親会社に帰属しているので親会社のもの。
意思決定とか全部そこに従うもの。
僕がいくらこう執行権あったとしても大筋は会社が決めるっていうんですかね。
で僕自身が思っていることとか理想にしているものとか。
ちょっとズレというか。
寺田 はいはいはい。
向井 うまくいかない部分とかが出てきたりはしてしまったりとか。
でこのままやっていくと多分今ご案内しているお客様に対しても
なんかちょっとベストパフォーマンス出せないなっていうのが一番大きかったですね。
寺田 なるほどなるほど。
向井 であれば自分自身でもう一回やり直したというか。
自分の会社にして。
でお客様を引き抜く引き抜かない問題みたいなのってやっぱりリスナーの方が多いんですよね。
寺田 はいはいはい。
向井 であれば自分自身でもう一回やり直したというか。
自分の会社にして。
でお客様を引き抜く引き抜かない問題みたいなのってやっぱりリスナーの方が多いんですよね。
寺田 そうですよね。
向井 そうそうそうそう。
かといって僕以外何もできる人いないですもんね。
寺田 まあ確かにね。
向井 はいはいはい。
寺田 そうですね。
向井 でそのお客様を放置するとお客様たちがただの被害者になっちゃうので。
寺田 うんうんうん。
向井 それは一旦契約はすべて終わらせて僕は独立しますと。
であとはそのお客様ご自身に判断を委ねていただいた当初お付き合いしてた方々には。
寺田 なるほど。
寺田 で独立して3年今4年目になるっていうところです。
向井 なるほど。
寺田 それから10年くらいですね結局この事業。
最初の本当にどうしようもない時期からカウントすると10年経ったっていう感じです。
向井 そうなんですね。やっぱ10年経つとその今までわからなかったその経営者の考えることとかがだいぶわかってなんて今って感じなんでしょうねやっぱり。
寺田 あそうです。5年くらいそれにやっぱかかりましたね。
向井 うーん。
寺田 最初に儲けたお金の話っていうところで古田さんが今のスタイリング事業ですよね。それを始めて一番最初のお客さんとかその辺のエモいエピソードがもしあれば。
古田 もう忘れられないですけど当時商品を作ってたんですよね。パッケージをコンサルティング契約みたいな感じでやろうと思って。半年間とかで30万円くらいのものでやれればまあいいのかなと思って。
寺田 でもやっぱいきなりどうやってその30万払ってくるお客さんを見つけられなかったんですよ。実績も何もない人に対して。で当時そのベンチャー企業で勤めた時に事業立ち上げた時の会社のメンターというか世話してくれているコンサルタントの人がいて。
寺田 その人が割と経営者とつながりがいっぱいあって。その人が紹介してくれたんですよね。あるお客様を。半年間で最初だから20万円でやってみませんかっていうことをその人が言ってくれて。ありがたくお客様をお願いしますってなったんですけど。
21:06
寺田 すごい嬉しかった反面すっごい辛かったっていうのがやっぱり。自分で営業もしてないし。結局こうなんだろうなもうその人が営業決めてきてくれたみたいなもんなんですよね。僕も会って最初一番最初の場面では会ってないしお話ししてくれて。でも初めて会った時にはじゃあまあ今日からプロジェクト開始しましょうみたいな状態だったので。
寺田 ありがたいっちゃありがたいんですけど。すごい同時に悔しくてなんか情けねぇなぁみたいなのがやっぱりその時はすごい思いました。
なるほど。ラッキーじゃなかったんですね。
寺田 ね。ラッキーじゃなかったですね。だからあのより怖かったというか結局これ自分で開拓できるのみたいな。
それ一人目のお客さんにその実際サービス提供してなんかこう大きく気づいた点とか仮説と違ったみたいな点ってあったんですか。
寺田 あんまりなくその時は感じなくて半年間で月1回なんかこう洋服を用意したりとかコーディネートの勉強みたいなの。
すんごいほんと何百ページっていう資料を作ったんですよ。
あ、そうだそれで気づき合いましたね。そういうことやってて最初。
なんだろう本当にパワーポー毎回50ページぐらいのパワーポーというか紙資料にしてそれを計6回やるんですよ。勉強とか。
ある程度その半年間やれば洋服も揃うしコーディネートの知識もつくよみたいなパッケージだったんですよ。
お客さん自身満足してくれたんですよ。で最後にこんな分厚い資料の本みたいになるんで本当こんな分厚いファイルですよ。
結局そういうのでも見直さないんですよね。
寺田 まあまあそうですよね。
寺田 すいませんが見直しませんそういうの。
寺田 見直さないですよね。でそういうことに気づけたのが一番大きかったです。あ、そんなにやる必要ないんだというか。
寺田 ああなるほど。
寺田 欲しいものはちょっとね違うみたいなね。
寺田 そうかっこよくなるとかおしゃれになるとかっていうのはある程度もちろん重要なファクトだと思うんですけど。
寺田 手っ取りバックスをなれればいいだけであって自分自身で完璧にならなくていいっていう感じですね。
寺田 なるほど。
寺田 専門家になりたいわけではないんだよね。
寺田 そうそう専門家になりたい。それを僕は勘違いしてたというか。
寺田 あの自分で全部できるようになれればいいじゃんと思ってたんですけど。そんな人はもうやってるんだなというか。
寺田 まあ確かにそうぐらいの熱意があればもう自分で勉強してるわって感じですよね。
寺田 そうそうそうそう。
寺田 そうですよね。
寺田 ああめっちゃ勉強なるわそれ。めっちゃ勉強なる。
寺田 うわそうだよ。
寺田 ではそろそろ締めに入っていきたいんですけども。
寺田 はい。
寺田 時間ということで今日は古田さんの起業のきっかけと最初に儲けたときのお話をお聞きしました。
寺田 でこすけさんどうですか。
こすけ そうですね。付き合い長いんですけどあんま苦しんでいたときのことを知らなかったのでその話を聞いてちょっとやっぱ誰しも苦しむんだなっていうのが感想ですかね。
寺田 えー。
こすけ いやまだまだちょっといろんな聞きたいことがたくさんあるので次回に進みましょうかという感じですかね。
24:04
寺田 はい。
こすけ はい。
寺田 古田さんは今日お話をしてみてどうでしたか。
古田 ちょっと取り留めのない話になっちゃったのは。
寺田 そんなことないですよ全然めちゃめちゃなんかめちゃめちゃ勉強になりました私は。
古田 ただこうお二人のファシリテーションというか引き出しがすごくうまかったです。
寺田 ありがとうございます。
古田 まあある程度しゃべれたのかなみたいな。
寺田 ありがとうございます。
古田 あとまあ僕自身ももう少しこういうこと伝えたいなみたいなのもまだまだあるなと思いました。
寺田 じゃあそれを第2回目の方で聞き出せていけたらなと思いますので一旦今週は終わりでまた次週に続きます。ありがとうございました。
寺田 ありがとうございました。
24:54

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