1. 新型オトナウィルス
  2. #201 ゲスト!オフィス樋口の..

【前回の続き】

20年間変わらない樋口信者の作り方が明らかとなる。

樋口の性癖により中村皓の人生は狂っていった。

数をこなすことで見えてくる世界があると樋口と中村皓はいう。 to be continue...

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00:06
スピーカー 2
皓さん目線でどんな感じだったんですか? なんかね、人が何かをやろうとする、新しいことやるとかバンドやるとか当時だったら一緒に学祭企画とかね、やったりとかしてたら、何かをモチベーションを持ってやろうとすることを全力で面白がってくれる先輩。
それはそうやね。 全肯定するみたいな。お前がそれやりたいんやったら、いやめちゃくちゃいいやん。やればいいやん。
っていうことをもう常に、常にそのスタンスで自分もやりたいことに寝ずにやるみたいな、そういう先輩だったから、なんか高校出て大学入って、なんていうの、芸巧大ね、僕らが言ってた芸巧大って多分ね、クラスの中でちょっとオタクティスというか、
自分のやりたいことをやりたいっていうタイプの人が結構集まってきてるから、集まってきてた印象があって、何ていうのかな、多数派じゃない人たちがたぶんいっぱい集まってきてる。
そうやね。 でも、そこで集まった時に、なんかすごい居心地の良さがあって、なんか自分が一生懸命こういうことをやりたいんだって思ったことに対して、
なんか高校生の時とかはあんまり、そこで共感してもらえる仲間が少なかったんだけど、でもそれがなんか大学入って、そういう樋口さんがいて、その周りの先輩たちとか同級生とかいっぱいいて、
あ、なんか頑張っていいんだなみたいな、一生懸命自分のやりたいことをやっていいんだって、なんかすごい肯定してもらえたっていう気持ちがすごい大きくて、で、樋口信者になりました。
うん、それのあるわ。 全然覚えてないや。 たぶんその感じで信者を量産してきたんでしょうね。
でも今聞いたら、あんま今とやりようこと変わってない。そうなんですよ。 確かに、それは確かに嬉しいですよね。
本当に今やってることたぶん変わらないですよね。だからポッドキャストで、樋口さんが古典ラジオをきっかけにポッドキャストの人みたいな感じで世にバーって出てったときに、
あ、これってみんなで夜中に温泉行く車の中で話してたやつや。
スピーカー 1
マジそうなの。 ということということ。 そう。だから俺ら、俺と同居にの岡くんと、あと俺の弟太陽と、あとこう、この4人が全員Kバンに乗り寄ったよ。
Kのバンね、あの郵便局屋さんとかが。で、あれでよくみんなでつるんで夜中に温泉行ったりしよったよ。大分行ったりね。
03:00
スピーカー 1
そのときに車の中でいろいろ話し寄ったんやけど、それを今はもうやりようだけなんよ。
スピーカー 2
そうそうそう。テーマトークみたいな感じになって、樋口さんが自論を語ることもあれば、誰かの自論を語ることもあれば、みたいな話をすごい大学時代やってて、
で、大学出て、そっからね、オフィス樋口が阿佐ヶ谷にあったときとか、中野にあったときとか、そこに樋口さんとか太陽が住んでて、で、僕の同級生も住んでたりとか。
なんかたまり場みたいになってて、で、そこでなんか夜な夜な喋っていろんな話をしてるみたいな。
なんかそれをやってんだなみたいな、樋口さんのポッドキャストを聞いてると思いますよね。
マジそうやな。 テーマトーク好きみたいな。
スピーカー 1
テーマトーク好きか、単純になんかなんやろな、思ったこと話すだけな。で、人が面白かったらその話をもっと聞きたいって聞くし、俺も言いたいことあったら言うし、みたいな、もうめちゃめちゃ原始的なやつよね。
スピーカー 2
なんか樋口さん特徴としては、人のことを全力で面白がりますよね。
そうかもね。 すごい人好きなんだろうなって思うし、だからなんか人のモチベーションをこう上げるというか、そういう天才なんだろうなって思いますね。
スピーカー 1
そうね、だから間違って東京に来てミュージシャンとかになっちゃったやろ。
スピーカー 2
何が間違ってたんですか?どう聞いてたんですか、今の話。
その影響はかなりあると思いますよ、やっぱり。樋口さんが先に東京行って、東京行くって発想も僕はあんまなかったし、でも先行って東京でなんかやるみたいな。
スピーカー 1
一応説明しとくと、俺とこうおるのが音響設計学科っていうところでね、学科が。
で、当時、今もか知らんけど、言っちゃあれやけど偏差値高いのめちゃくちゃ。
高いですよね、あそこは。 だから卒業したら結構いいとこに行くみんな。
その中で就職戦で、言ったらこういう感じの地位、やっぱりね、あんまおらんかったと思う。
スピーカー 2
確かにみんな、ヤマハとかローランドとか、東芝とか。 あと音響メーカーのズームとか、あと音響行ったりとか、コロンビア行ったりとかね。
勝手に立ちつけられてこんなんなっちゃいましたよね。 いやいや、成功例でしょ。
いやいや、成功はしてないと思うけど、成功は別にしてないと自分では本当に思ってるけど、
なんかこう、やりたいことをやろうとするのってかっけんだみたいな、やってもいいんだみたいな気持ちに勝手にさせられてたというか、
樋口さんにお前これやれ、やったらいいじゃんとかって言われた覚えは全然ないんだけど、
06:03
スピーカー 2
でもそういう、なんていうの、もう自分の道をバーってガーって行ってるから、そういうのもあるんだ、俺もやれるやろみたいな、
なんかそんな気に勝手にさせられてしまったという。 めっちゃいいじゃないですか、背中で語るタイプですね。
スピーカー 1
そうな、だから何を指標と取るかやけど、おそらくこう普通に就職しとったら年収倍ぐらいになっちゃうと思う。
それはある、こうさんがそもそも優秀って説はある。 今の年収も知らんし。
スピーカー 2
でも社会に出てから気づきますよね、なんて馬鹿な道を行ってしまったんだろうって。
スピーカー 1
そんな感じなんですね。 まあただね、何を指標にするかやけど、たぶんこうは普通にサラリーマンになっても相当優秀だもん。
なるほど、なるほど。 だって働き終えた時期あったもんね。
スピーカー 2
言うたら、なんかマネージメントみたいなことで。 いやでもそっちはね、向いてなかったですね。
あ、そう。 そう、なんか音楽事務所で、最初ね、なんか東京に来て入ったバンド、
バンドに入って、踊り場ソウルってバンドに入って、そこのバンドが所得してた事務所で1年ぐらい、
音楽ディレクターの見習いみたいなことをやってた時期もあるんですけど、まあでもあれは合わなかったなあ。
合わないっていうのは、自分が何をしに東京に行ったのかっていうことで言うと、
僕は演奏しに東京に行ったので、でもそれがある状態でそういうお話を、もう上京して1年目ぐらいの時にいただいて、
なんかこう音楽の世界に飛び込む、まあきっかけになるじゃないですか、そういうことがあると。バイトもしなくていいし。
で、やってみたんだけど、やっぱりなんかそのディレクターって自分が手を動かしてやるわけじゃないし、
でも僕はドラムが叩きたくてここにいるのに何やってんだろうみたいな。
スピーカー 1
なんかね、逆に近いからその悩みがあるのか。
スピーカー 2
そう、で、周りからの見え方も、あれあいつそっちなんだみたいな、裏方なんだみたいな。
なんかね、そこの立場が、立つ場所が、どっちかわかんなくなっちゃうみたいなので、すごい悩んで。
結局やっぱりそういう状態だと、そのディレクターの仕事もうまくいかないので。
だからそれはもう1年ぐらいで辞めることになって、で、もう何も1回なくなって、バンドも活動中し、その仕事もなくなって、
さあどうしようってなった時期に、樋口さんに相談して、ちょっと作る仕事、音楽作る仕事できませんかって言ったっていうのが、今の制作の始まりだったかな。
スピーカー 1
一番最初ら辺にお願いしたのってどんな仕事だったっけ?俺全然覚えてねえよ。
スピーカー 2
芸人さんの、当時2019年とか10年とかそれぐらいってネタ番組がすごい流行ってた時期で。
09:08
スピーカー 1
2009年ね。2009年とか2010年ね。
スピーカー 2
10年とかその辺。コントの中の音楽とか。
ああ。
で、これっぽい曲を作る。原曲とはちょっと違うんだけど、これっぽい曲を作る、そういうトラックを作るみたいな仕事を最初もらってやり始めたと思いますね。
スピーカー 1
そうかそうか。そこからバカソウルとかお願いするようになったのか。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
そう、あのね、バカソウルっていうのはテレ東で当時あったレギュラーの番組だけど、
芸人がライブハウスで本気で歌ネタをやって、それのライブ映像をテレビで放映するっていう番組だったんだけど、
それでオフィス樋口が、音楽系だいたい作り物は全部俺とタイヨでやるみたいな感じで、ほぼ専属契約みたいな感じだったよね。
で、やり寄ってそこのちょいちょいお手伝いをしてもらった最初。
たら、あるタイミングで俺がね、随幕になって倒れた。
スピーカー 2
ああ、はあはあはあはあ。
ありましたね。
スピーカー 1
そう、なんかストーリーが繋がってきた。
病気。病気で倒れたときに、タイヨがやばいと一人で回さないといけないってなったときに、
もうごめん、兄ちゃんの分全部コウさんにお願いするわってなって、で、コウにお願いしたんよ。
たらね、今まではコウまだペーペーやし、まあさすがにもう完全に任せるのは難しいだろうなと思って、
上がってきたの聞いたら、やべえ全然できるやんって。
あれ?あれ?俺の代わり、俺の代わりおるんやってなって。
スピーカー 2
そういう目線だったんだ。
俺の代わりできるぐらいになっちゃったんやみたいな。
スピーカー 1
そうそう、いつの間にみたいな。
へえ、そうなの。
もちろんタイヨのお願いの仕方とか、コウに対するプロデュースの仕方とかあったと思うんやけど、
でももう俺がおらんでも全然、病室でイヤホンで確認してさ、音源。
タイヨ、もうこれ全然オッケーやつって、みたいなところから、じゃあコウに普通に仕事を広告案件とか、
そういうかっちりした、芸人のやつって言うたらね、クオリティを完全に求められるものではないやん。
ネタが面白くするための音楽やから、
なんやけど、じゃあこれ普通に音楽のクオリティが求められる、
普通にお金がいっぱい発生する広告の仕事とか、そういうのもコウにお願いしようってなっていって、
それぐらいから俺は当時、いわゆるプレイングマネージャーというか、
自分でプロデュースもして、自分で作曲もしよったんやけど、
じゃあプロデュースだけ俺とかタイヨがやって、コウに作家として作ってもらって、
俺らはパソコンを触らないみたいな、そういうスタイルが結構できていったよね、それぐらいから。
スピーカー 2
じゃあもう、一時ほぼオフィス樋口の人員みたいな感じになってたってこと?
スピーカー 1
そう、だから、もっと言うと、オフィス樋口っていう名前作ったの、コウなやん。
12:02
スピーカー 2
おおー、難しいぞ。
ちょうど二人で、樋口さんとタイヨが住んでた時期に、一緒に仕事をそうやってやってて、
で、打ち合わせしに行ったりとか、いろいろ僕が行く時があって、
で、今からオフィス樋口に行きますって言って。
スピーカー 1
そうそう、ツイッターとかにも書き寄ったよね、普通に。
スピーカー 2
そう、そういう言い方をしてた、呼び方を勝手に作ってた、オフィス樋口。まだ会社はない。
まだ会社がない時に、オフィス樋口に行きます、出社します、みたいな使い方を僕が勝手にしてたの。
ノリでね。
スピーカー 1
で、いざ俺とタイヨで会社作ろうってなった時に、会社名どうするって言ったら、
あ、こうさんも言い寄ったし、別にこれでいいんじゃないっつって、オフィス樋口になったよね。
スピーカー 2
別に名付けたわけじゃないんだけど、そのオフィス樋口という言葉を言い出した人。
なるほどなるほど。寛容君がそのまま名刺になったわけですね。
そのままそんな感じ。
仮のバンド名がそのままなっちゃったみたいなね。
たまにあるやつですね。
スピーカー 1
だから、俺とかタイヨとかは、その後に弟子とかを雇っていくわけ。
タイヨやったら大西っていう弟子を雇って、で俺は雄師雇って、でタイヨはまたブチ中。
やんないけど、もっと前から俺とタイヨと甲で仕事するみたいな時期がある。
スピーカー 2
だからね、ほとんどの仕事がオフィス樋口みたいな時期もありましたね。
スピーカー 1
ありがたいことに、本当に駆け出しの時期。
スピーカー 2
正直今だから言うけど、鋼を食わせるために、鋼に何かお願いしようと話はしよった。タイヨと。
スピーカー 1
ありがたいことですよね。
当時、水道の工事のバイトかなんかしよったよね、確か。
スピーカー 2
最初上京した時にね、バイトそれやってましたね。
鋼のバイト辞めさせようやってなったよ、タイヨと。
そんなこと言ってくれとったんですね。ありがたい仮にですよ。
スピーカー 1
正直俺これパパッとやったら俺できるんだけどどうする?みたいな。
でももうせっかくやっきり頼むか?みたいな感じで、鋼にお願いしたりしよった時期はあったね、正直。
スピーカー 2
ありがたいですね、本当に。そういうのが繋がっていくんですよね。
スピーカー 1
と思ったらもう今俺より全然音楽歴長いもんね。
スピーカー 2
はい。いやいやいや。まあ樋口さんはね、そのスキルは持ってるけど、今は音楽じゃないところにあえて行ったっていう感じだから。
ちょっとあの思い出話だけでもかなり盛り上がっちゃったですね。
まあね、こういうことって樋口さんを知ってる文脈じゃないと話せないじゃないですか。
いや確かに。俺からしても結構新鮮なストーリーやったっすね、いろいろ。
だからなんか僕もなんで音楽専科学を始めたの?みたいなことで言うと、まあ今言ったような流れで始めるようになったけど、
15:06
スピーカー 2
これって樋口さんという人を知らないとなんかあんまりよくわからないというか。
スピーカー 1
うんうんうん。
だから俺の聖壁の餌食になっちゃう。結局俺は人間が狂っていくところを見るのが一番興奮する気。
一人の人生狂わせることができてやっぱ気持ちいいよね、やっぱり。
スピーカー 2
狂いましたね。
いやそうだったんすね。俺はあの、こうさんがやっぱ駆け抜けていったようにしか見えてなかったっすね。
実は樋口さんに狂わされてたっていう目線であったんすね。
こう餌をね、餌をこう、パンをこうぶら下げられて、わーっつっていったような。
すげえこうさんいったーとか、うわすげえこうさんやっとるなーみたいな目線でしかなかったっすもんね、俺やっぱ。
スピーカー 1
まあまあでも俺は知らんけどね、こうが来て相談来たき、あ、じゃあ仕事お願いしよっつって。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
俺はあんまりそういう意識はなかったんやけど。
スピーカー 2
なるほど。
まあ育ててもらったっすね。
スピーカー 1
なんかちょうど東京に行くときに大学出て、なんかコバとかとみんなで飲んだ記憶があって。
スピーカー 2
コバとかなんかその後輩たちが集まってくれて、もう明日上京しますみたいなときに金作でなんか飲んだ記憶が。
スピーカー 1
俺のバイト先は当時の。
スピーカー 2
で、なんかそのときにね、コバに言われたのをなんか今でも覚えてるんだけど、
こうさんが行ってダメやったら、もうマジ俺らどうすりゃいいんすかみたいな音楽でみたいな。
スピーカー 2
なんかそんなことを言ってくれた覚えがあって、なんかねそれは結構支えにはしてた。
もうやらないかんやろうみたいな感じで思ってたなあ。
スピーカー 1
ああ、なんかそれもあったんや、ほんなら。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
だから言ったら下からの支えではないけど、下からの影響やんそれって。
スピーカー 2
そうそう、コバもねやっぱバンドでやろうとしてたから当時。
そうですね。
俺から見たらもうこうさんとかスーパーマンにしか基本見えてなかったっすもんね。
スピーカー 1
いやいや、まあ福岡やったらそうだろうなあ。
スピーカー 2
でもやっぱ東京行って、やっぱ今ほどYouTubeでいろんな動画見れてとか、
例えばドラマーがドラムの演奏とかそういうものを見れる状態じゃなかったから、
なんか福岡にいてその東京で演奏をやるということのレベル感みたいなのって全然わかってなかったっていうのはあって。
スピーカー 1
だから不安もあるけどなんとかなるんじゃないかって思いで東京にはいったものの、もう完全にこうはなおられたよね、東京行って。
18:00
スピーカー 2
全然違った、全然ダメだったっていうのはもう最初の2、3年思い知ったなあ。
スピーカー 1
へえ〜。まあそりゃそうやろうなあ。
スピーカー 2
そうなんですね。
絵に描いたような胃の中のカワズだったっていう。
へえ〜。
もう、あ、だってなんか比べられるのが、ドラムマガジンとかでね、やっぱ僕ら読んでて、
そこに出てくる有名なドラマーさん、憧れてるドラマーとかいっぱいいるわけ。
その人たちと比べられるんだ、あの人こうだったよみたいな。
あ、そこと勝負しなきゃいけないのかって当時思って、なんか必死で上京して2、3年目ぐらいかなあ。
なんか必死でもう練習しまくってドラムの。
音楽制作始めた時期に、でももう音楽制作もやるけどドラムもやるんだ、どっちもやるんだって言って。
えっとね、なんか多分2、3年間ぐらいかなあ。
毎日生ドラムを必ず叩くと決めて、それはバイトが終わって夜中ではあっても、
あと音楽制作の仕事もやってたから、制作の仕事があっても毎日スタジオでドラム叩くとか、
2、3時間練習して、でライブがあったらまあそれライブで叩くから、リハーサルだったらリハーサルでも叩くから、
それは一応カウントに入れるんだけど、とにかく毎日ドラムに触るっていうのをなんか2、3年間ぐらいかなあ。
どんだけ疲れてても、どんだけ体調悪くてもみたいなのをやって、
なんかこう演奏のレベルが一応プロの人と一緒にやっても、一緒に演奏しても、まあなんか大丈夫と思える周りにもまあ一応信頼してもらえるレベルに、
そこでなんかやっとなったかなあっていうのは実感としてはある。
スピーカー 1
これ、2、3年はすごいなあ。 すごい。
もう俺だって毎日ギターの練習しようと思ってやれたことないもん。
確かになあ。 ギターとかさ、もう手伸ばしたらあるわけよ。
パソコンに座ってリビングにソファーに寄って左手伸ばしたらあるんやけど、やらんもんね。
スピーカー 2
ドラム毎日は大変っすよね。
そうだからスタジオに住んでるみたいな感じでしたね。
家じゃできないっすもんね。
そうそうそう。で、家でこの練習パッと叩く、ドラムってほら練習するためのね、
カタカタカタカタってやる、そのちっちゃい音のやつ。それでも練習できるんだけど、もうそれじゃダメだって思って。
どれだけドラムと一体化できるかみたいな。
ドラムというものと体がどんだけ繋がるかみたいな、なんかそういう感覚でやってたので。
21:00
スピーカー 2
あの、でもまあ20代だったからできたこととも思うけど、体力的に。
スピーカー 1
すごいな、なんかこの地道なあれよね。
スピーカー 2
いや言ってますけど、だって大学生の時も大概上手かったと思いますよ。
スピーカー 1
上手かったと思う。
1年から上手かった。
スピーカー 2
全然違う。もう、大学生の時のその思ってた自分の技術って、
マジで全然足りなかったんだなーって思い知った。
まずね、リズムがシンプルな話だけど、やっぱプロの演奏家とアマチュアの演奏家の一番の違いって、
これドラムだけじゃないと思うんですけど、リズムなんですよ。
リズムがどれだけ正確にできるか。
なんか、この正確にっていうのは、メトロノームに合わせられるかっていうのがまず1個基準なんだけど、
それがなんか当たり前っていうか、それができた先になんか表現があってみたいな、そういう感じなので、
なんかそのリズムの精度みたいなところって、なんか自分が思ってた精度が、
例えば、コンマ1センチのところまでのメモリーを大学時代は持ってたとしたら、
その1センチまでのメモリーじゃ全然足りなかったみたいな。
へぇー で、0.1ミリぐらいのところの精度で演奏できないと、
あ、この世界ではやれないんだって、なんかリズムのことで言うと思ったりもした。
かぁー、すげーなー ちょっともう想像しつつるのは諦めそうですね、今。
聞きたくないですね、もう途中から そうやって近づいてみないとそこってわからないっていうか、
いやー確かに確かに どれぐらいが当たり前なのかみたいなのって、
なんか当時はやっぱり東京に行ってみないとわからなかったっていうのはあります。
スピーカー 1
だから、俺とかは制作の人間やから、どう言ったらいいんやろ、そういうスポーツ的な向き合い方してないわけ。
なんかこう、制作の人間がやるのち、どういうアレンジがいいかをインプットするとかさ、
で、何回もトライアンドエラーをして、良い和音を探すとかするわけよ。
そういうなんつーんかな、耳を良くするとかさ、早く叩くとか、そういうスポーツやん。
スピーカー 2
うんうん、筋トレみたいなやつが相当必要ですよね。
スピーカー 1
そうそう、訓練みたいな感覚で付き合ってないんやけど、全然違うよね、プレイヤーとその制作。
スピーカー 2
でも、なんかそのさっき言ってた樋口さんと太陽と3人で仕事してたような時期に、
なんかね、これ太陽が言ってたのもなんか記憶があるんだけど、
あの時期、樋口さんも太陽も僕も、もう来た玉とにかくバーンバーンって打ち返すみたいな、
24:00
スピーカー 2
なんか仕事量結構すごかったじゃないですか。
スピーカー 1
すごかった。
スピーカー 2
で、それをやってる中で、太陽がなんかそのギターとかベースとかね、こう自分で弾いて取るみたいな。
それをやってて、もうプレイバックしなくても、あ、これはオッケーテイクだってわかるようになった。
たぶんそのリズムとかニュアンスとかそういうものが、
自分が弾いてるものと、弾いてる時の感覚とたぶん聞いてプレイバックした時のたぶん感覚がだんだん一致してくるっていうこと。
だからその素早く自分の出したい音をもう正確にバッってイメージを形にできるみたいなのが、
数やってる中でもうなんかわかるようになってきたみたいなことを、
なんかね、当時言ってたような記憶があって、やっぱそこはいっぱい仕事をやる中でなんか勝手に訓練されていってるということはあるんじゃないかなっていう。
スピーカー 1
まあそれはそうか。あんなに自分の音を瞬間瞬間プレイバックすることないもんね。
ライブで演奏しとったら。これどう説明したらわかるかな。
下手したらギターのフレーズとかもう一小節レベルで何回も取り直したりする。
パソコンで取れるから、このワンフレーズだけをアレンジするために何回もプレイバックしながら作ったりとか、
ギターソロのところだけをもう延々ループしながらずっと弾くとかするわけよ。
こういうのは確かにスタジオに入っているとせんもんね。
だから違う筋肉は鍛えられている感覚はあるのかな。
なるほど確かに。
スピーカー 2
すげえな、いろいろあるな。
スピーカー 1
いろいろある。
スピーカー 2
いろいろあるっすね。深さがいろいろあってえげつないな。
なんかそういう、やっぱ数打つってね、超大事だなって。
そのさっきののは練習の話もそうだし、
制作でもやっぱり1ヶ月に1曲仕上げるのと、3日に1曲仕上げるのじゃ全然やることも変わってくるというか、
スピードが違うし、数やると、
だからドラムと体がリンクするのと一緒で、僕の場合、制作の方だったら、
パソコンと体がリンクするみたいな感覚はすごいあって。
スピーカー 1
わかるわかる。
スピーカー 2
ソフトの中のここにこの音があるとか、
EQのここをこう上げるとイコライザーで音質調整するやつのここを上げるとこういう音になるみたいなものが、
スピーカー 1
頭の中と、自分の頭の中とパソコンの中にあるものが繋がっていく感覚。
スピーカー 2
なるほどな。
スピーカー 1
それはわかるよね、俺。
なるほどな。
だから俺、歌のピッチ修正とか、なんやったらもう期間でもできおったんよ。
スピーカー 2
さんのピッチ修正はねえぐかった。
スピーカー 1
あれね、グラフで出てくるんよ。
27:00
スピーカー 1
だからグラフ見たらどういう音程で歌っているかがわかる。
なるほどなるほど。
あ、やったらもうここ外しちゃおうみたいな感じが、
スピーカー 2
パッと見でもう。
スピーカー 1
もう聞かずにわかる。
聴く前から修正して、聴いてOKかどうか判断して、はい次次みたいな感じで。
スピーカー 2
まじね、樋口さんがねダラーンと椅子に座ってババババババババってね、ショートカットの鬼でもあるから樋口さんは。
ストトトトトトトと音程が直っていくって言う後ろから見ていたことあるけど、あれはビックリする作業だったな。
スピーカー 1
だからもうあれも、脳みそでかんがえてないもんね。
自転車をなんか自転車に乗るのと同じような感覚で勝手に乗っているみたいな
スピーカー 2
もう体が覚えちゃってる感じってことですね
スピーカー 1
右に曲がると思った時に筋肉の右手のこの筋肉を引いてこっちを出して
こっちに体重をとか考えずにもう右に曲がっているやん そういう感覚
スピーカー 2
ぱっと見でピッチ修正しちゃうんですね そうそうそう
みたいな すげえ世界やな
っていうのがありましたよね ちょうど今僕ちょっと忙しい時期で
なんかさっき言ってた音楽制作舞台 俳優さんたちのライブのオケを
20曲近く一気に仕上げていかなきゃいけないみたいな
おお〜 その合間に先週はなんかライブが本番4回あってとか
スピーカー 1
なんと 先週?1週間で?
スピーカー 2
1週間でってことはリハーサルもあるみたいな
だから制作にそんな時間取れないじゃないですか
だからもう家帰ってきたらバーって作るんだけど
なんかそれもやることは一旦整理してこれをやるんだなよしじゃあ今からこれを作業しよう
じゃあこの曲ボーンって開いたらもう勝手に体が動くみたいな
こういう音にするイントロでこういう音を入れてほしいとかそういうリクエストがあって
ってことはこの文章を見ながらじゃあコードこれだからピアノバーって弾いて
もうやってる間はなんかもうオートって感じ
え〜いやマジで意味不明なんですけど 体動かしてたらなんかできるみたいな
へぇ〜 だからその右脳と左脳で言うとその左脳が理屈の方だっけ
その理屈の方でその文章を理解するんだけどリクエストとかこういう風にしてほしい
理解するんだけどそれをなんか右脳もなんか一緒に動いて右脳で作業して左脳で確かめるみたいな
スピーカー 1
これさ結構音楽作ったことない人ってさ作曲するってなったらもう夜中に暗い部屋で
ノートとペンに向き合ったりあとギターをああでもないこうでもないみたいな感じとか
あと歩いてる時に閃いたみたいなさイメージすることあると思うけど
30:01
スピーカー 2
多分俺とかこうとか全然違うよね 違う感じなんですか
スピーカー 1
多分ね止まらん一瞬も止まらんのよ多分 はぁ〜
要はアレンジで悩むことがないというかどう言ったらいいんやろ
違うなと思ったらその次の瞬間に違うパターンを出して
それでも違うなと思ったら次の瞬間に違うパターンを出すっていうのをバーっとやるんやけど
腕組んでずっと悩むのを10分以上やるとかはもう多分ないと思う
スピーカー 2
ないね そのどんなプロセスになるんですか
試しにバーって打ち込んで聞いて違うなと思ったところでバーって修正してみたいなのをひたすらやるって感じ
要はもう次から次にパターンが出てくるからそれを優先順位高い順位から試しを立てないと
スピーカー 1
やったら終わるみたいな多分
スピーカー 2
でもそのイメージを作るみたいな部分はあるわけでしょ
スピーカー 1
あるある ほぼでも作るのと作業が一緒になっちゃうやろ多分結構
スピーカー 2
そうですねなんかすごいわかるな
なんかアレンジとかで言うと例えばじゃあちょうど今やってるのだったら鼻歌でそのもうメロディーが送られてきていると
でそこにその鼻歌でだから曲のメロディーがある状態なんだけどオケはない
でそのじゃあオケを作るでアレンジはサウンドの感じはこんな感じにしてほしいみたいな参考曲があると
で参考曲聞くとこれはアコーディが中心の曲だでドラムの音色はこんな感じだ
でリズムの感じはこういう感じのパターンかっていうものを一回分析する
で分析してさあじゃあ始めようかってなったらじゃあこれギターだからじゃあギターで一個バッティング作ろうって
ギターでバッティング作るでコードが決まる
でそしたらリズムもなんかある程度見えてきてるのでそっからはもう手が勝手に動き出す
気づいたらできてるみたいな
スピーカー 1
おそらくもう作っている時に全部の楽器鳴ってなくても進めれるんよね多分
スピーカー 2
そうそうそうそう
スピーカー 1
なんかどういったのやろなわからんそのコード一緒かどうかわからん
俺の場合はもうこの曲やったらリズムパターン多分こんな感じになるから一旦作ろうって作るわけよ
でその後ギター入れたらもうじゃあそのリズムパターンとそのギターだったらこういうベースよねみたいな
どういったのやろなもうここまで決めてその上でさらに進んでいくみたいな感じで作った気分で
スピーカー 2
今ヒグさん言ってたの感覚的にあのこういわゆる定石みたいなのバッてもう組んじゃうみたいな
っていうよりはだいたいどの道に行っても正解なんやけ一歩ずつ進んだら結局それなりの正解に行くみたいな
なるほどなるほど
33:00
スピーカー 1
なんかあの唯一無二の正解がおそらくこの曲にとってあってそこにたどり着く道筋を探しているんじゃなくて
最初にこのドラムパターン入れたらもうじゃあAからZまでの正解があったとしたらもうGからZまでの正解なくなるみたいな
ただAからGの中の正解のどれに行くかは次ギター入れた時にまた決まるみたいな
ダーウィンの進化論みたいな感じだよ
スピーカー 2
なんかちょっとイメージついてきた
正解とかないというかあの積み重ねていった先にいいのができたらそれが正解だと後々なるみたいな
一般的に頭の中とかにワって曲のイメージがあってなんとかそれを再現していくみたいなイメージってあるじゃないですか
全然そんな感じのアプローチではないってこと
スピーカー 1
俺はそうやったら人によると思うけどね
スピーカー 2
なんかね僕も仲いい作曲家さんでこの人天才肌だなーみたいな人とかだと
もうこの辺にあるって言ってこの辺っていうのはちょっと頭のこの上らへんにそれを下ろしてくるみたいなことを言ってた人もいるけど
天才なんやなーって僕は思ったけど
なんか僕はそういうのというよりはなんか一個バッティングとかがバッティングっていうのは伴奏
伴奏例えばギターならギターの伴奏ピアノならピアノの伴奏なんかその感じが一個固まるとドラムパターンとか
それが一個なんか曲のシーンみたいなものがポンって固まると自分の中でなんか焦点が合うっていうのかな
焦点が合うともうその後もう後は手動かしてればそれに合わせてなんかいろいろ作っていけるっていう感覚かな
スピーカー 1
その選ぶものによって道が結構変わるっていうか
むちゃくちゃわかるわでもこれ難しいな感覚的なものやから
だから結構インタラクティブにできていく感覚があって
だから俺は手とパソコンが考えてくれてるみたいな感覚やったよね
考えてくれてるっていうか手とパソコンができたもので対して反応していって俺
スピーカー 2
でまたできたもので対してまた反応していってみたいな感じで気づいたらできているみたいな
ほとんど自分はレビュアーとしてしか動いてないみたいな状態ってことですね
スピーカー 1
これやるとねマジ疲れるんだよね
スピーカー 2
どういうことですか
なんていうの右脳作能フル回転みたいな感じだから
なんかあっという間に1時間とか経つしでもう疲れたーっつって
勝手に手は動いてんだけどすごい多分頭脳が動いてるから
でなんかもうそういう状態だから時間あっという間に経つからなんか姿勢とかもずっと同じ姿勢になっちゃってたりして
身体バキバキになるしすごい疲れる
スピーカー 1
いやあの一時期ねワンアワーミュージックっていうイベントやりよったよ
36:03
スピーカー 1
1時間で曲を作るっていうイベントだったけど
もう初めて見た歌詞に用意どんでみんなで1時間でバーっと曲作るんよ
曲作るっていうのもあれよアレンジまで含めて
もうね1時間経ったらね脳みそがもう何も動いてないみたいな状態になる
あれはね 想像つかんない1時間って
スピーカー 2
そう僕でも多分ね制作始めたきっかけあれありますよ
あそうワンアワーミュージックが
そうワンアワーミュージックを樋口さんが始めてで当時YouStreamでやってて
歌詞があってそこに曲つける感じだったんだけど
そこになんか飛び入りでもいいよみたいな感じで樋口さんが言ってて
で本当にまだ触り始めたぐらいの頃でその歌詞に対して
これちょっと作ってみようと思って1時間でバーって作って自分で歌って送ったんですよ
スピーカー 1
そうそうそうこう参加してくれたもんね
スピーカー 2
そうそうそうで僕自分が歌うって基本的に僕は歌う人じゃないけど今でも歌う人じゃないけど
なんかその曲を作るっていうことを全然やってなかった
で自分がそのそれを仕事にしようというか才能があるとも思ってもいないというか
むしろ曲作りは全然なんか自分のやることじゃないって思ってた時期だったんだけど
でもなんかそういうのがあってちょっとやってみようって気になって
で飛び入り参加だから別にできなかったらできなかったでもオッケーだし
やってみようと思って作ってで歌ってちょっと恥ずかしいけど
でもできちゃったからちょっとこれ送ろうと思って送ったんですよ
スピーカー 1
あのラーメンの曲かなんかやったと思う
スピーカー 2
そうラーメンライスの歌
スピーカー 1
そうそうそうもう一曲めちゃめちゃ
スピーカー 2
すげえ記憶力がある
でそれを送って結構もう自分がそこで作ったトラックで歌が
人に聞かれるというのが初めての経験でその時
ええ聞いていいですか大学生の時とかってこうさん曲は作ってなかったんですか
全然
あそうなんですね
そうだからバンドとかやってたけどそのバンドでセッションで作って
でこここうしようよは言ってたけど自分が完全に元ネタを作って
これが完成図だからこれみんなでやろうよっていうのは一回もやったことなくて
その時初めてレベル
初めて
でそれをやったら樋口さんたちが曲聴いてもらったら画面上でみんな爆笑してて
やべえめっちゃおもろいみたいな感じの反応があって
であ僕も曲作っていいんだみたいな
スピーカー 1
へえ知らんかったそうなんや
スピーカー 2
そうそうそうだからやっぱり僕は樋口信者ですね
スピーカー 1
ちなみに言うとそのワンマンミュージックっていうのは俺となっちが始めたんよ
39:02
スピーカー 2
はいはいはいはい
スピーカー 1
ああそうだったな
俺となっちがなんかツイッターでなんかのやり取りして
じゃあなっちやるみたいな俺こんなのやりたいんだけどいいっすね樋口さんじゃあちょっとやりましょうみたいな
で二人で企画して
スピーカー 2
すご、なっちさんも一時間で曲作れるんですか
スピーカー 1
いやなっちは作詞やりたいって言ったやん
で俺は作詞とかしたくねえよ曲が作れるけどって言ったやん
あじゃあ作詞と作曲で分かれて
作詞はツイッターで140時以内で作詞がやれる人書いて
曲作れる人が曲作ったらこれ面白いんじゃないすかってなって
でできたやんその企画
スピーカー 2
すごいやん
スピーカー 1
あ知らんかった
はいはい
俺もっとこう
そうかそうかあれがきっかけやったんや
そこになっちも関わってきちゃうの面白いな
スピーカー 2
うん面白い
僕なっちとね一緒にバンドやってたんで
スピーカー 1
うんうん
一個違いやしね歳も
スピーカー 2
そうそうそうそう
なるほどいや面白いな
スピーカー 1
面白いね
スピーカー 2
面白いなあ
いや全然そんな想像してなかったっすね
なんかもうやっぱ元から何でもできるスーパーマンみたいに
俺見えてたっすもんね完全にこうさ
いやいやいや全然ですよ
40:19

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