1. ぼくらのスモールビジネス
  2. 【6-2】2度の鬱・吉本芸人・交..

第6回のゲストは株式会社BOOK会長、コテンラジオパーソナリティでもある樋口さん。今回は樋口さんが大学を卒業してからのバイト・音楽制作・お笑い芸人など過去のお話を伺いました。

【今回の内容】

九州大学大学院を卒業して社会人デビュー / 納得感がないと動けない樋口聖典がお笑い×音楽の道に進んだわけ / クライアントワークの方が力を発揮できる / 結婚だけは自分の意思で

【番組概要】

この番組は、型にハマらず自分の才能と個性を生かしたライフスタイルを送る方をお呼びし、その生き様に迫る番組です。 パーソナリティーを務めるのは、スモールビジネス経営者の渡辺孝祐と、クリエイティブディレクターの齋藤実帆。 感想は #ぼくスモ をつけてTwitterに投稿お願いします!

【SNSリンク】

◯ゲスト

株式会社BOOK会長 樋口聖典 https://twitter.com/HiguchiKi

◯パーソナリティ

渡辺孝祐 https://twitter.com/kosuke_coin

齋藤実帆 https://twitter.com/mihosaito_nsw

◯番組

Twitter https://twitter.com/oursmallbiz

00:01
オフィスひぐちっていう会社。
あたりまえ体操を作ったのがうちの会社で、あれ歌って作曲してるのがぼくの弟なんだよ。
へー、そうなんだ。
なんか、ひぐちくん、こういうジャンルできるって言われる前に、はい、なんでもできますって言ってた。
断らないんだ。
全部。はい、できます。ちなみに、ジャンルなんですか?
皆さんこんにちは、渡辺孝介です。
斎藤美穂です。この番組は、型にはまらず自分の才能と個性を生かし、ビジネス、ライフスタイルを謳歌している方をお呼びし、その生き様に迫る番組です。
よろしくお願いします。
お願いします。
はい、というわけで引き続きゲストはですね、株式会社BOOK会長、コテンラジオパーソナリティーのひぐちきゅうのりさんです。よろしくお願いします。
お願いします。
前回ですね、ひぐちさん今何やってんのっていう話を基本的に聞いてきたんですけれども、今回ですね、このいいかねパレット始まるまでですね、過去、ひぐちさんってどういう人、どういう経緯でここまで来たんだっけっていうような過去のお話をお伺いできたらなと思います。よろしくお願いします。
興味あるかな?
あるでしょ。
ありますよ。
ひぐちさんはもともと田川出身で、高校まで田川で育って、大学行くときに給代入って。
当時九州芸術工科大学、途中で合併して給代になったんです。
実は僕の実家の目の前にあって。
そうなんですよ。
そうなんですよ。さっき盛り上がりましたけどね。
給代は、だから芸工大行って、芸工大は卒業したんだっけ?
芸工大卒業して、だから同じ大学の大学院に行ったんですけど、名前は九州大学大学院になりました。
芸術工学風っていうところを卒業して。
芸術工学って何やるんですか?
いろいろ学科分かれてるんですけど、僕は音響設計学科っていうところにいて、音を芸術的な面からと、あと物理的な面から研究するっていうやつですね。
例えば聴覚心理の研究したりとか、あとはホールの設計するときにどういう周波数とかどう響くから角度はどうしたらいいとか、材質はどうしたらいいとかもあるし、あと現代音楽の研究とかもあったりとか、そういう学部というか学科でしたね、うちは。
まあね、飛祭りっていうのもあってね。
大学の学園祭の最終日にやる、学校のグラウンドの真ん中に矢倉を立てて、朝袋をかぶって顔にペイントした模形館の学生たちが、火の松明を持ってその矢倉に火を突っ込むんですよ。
矢倉がブワーッと燃えるじゃないですか、それを囲んで太鼓と酒を飲みながら、ウワーッつって踊るんですよ。
全生徒や周りの人が同じようにブワーッと輪に入ってきて、本当にあれ多分数百人の輪になって、踊り狂うっていうのを最後の最後にやるんですよ。
03:06
めっちゃ楽しそう。めっちゃ楽しいよね。
一生瓶をガーッと飲んで、火に向かって吐くのをブワーッとやってます。
そしたらその火がブワーッとなって、それによってまたブワーッと周りが盛り上がって。
あれなんでできるんですか?
あれちなみになんですけど、噂ですよ。あれって当時の学生が作ったらしくて、伝統。
要は民族学をめちゃくちゃ勉強した人が、めちゃくちゃ儀式みたいなのを研究して、この学園祭に何か伝統行事を作るってなった時に、世界中のあれを研究したらしいんですよ。
結構キーワードが出てきて、それは火だったりとか、酒、肉、声を出して踊る、太鼓のリズムみたいなものを研究して伝統行事を作ろうとして作ったらしいんです。
あれはデザインされてたんだ。
うちデザインの学校なんで、芸術工学部なんで、九州インスティテュートオブデザインなんですけど。
それってもう何年も続いてるやつなんですか?
何十年も続いてます。
すげーな。
既成を挙げて肉を食うんですけど。
院まで行ってから?
で、卒業して、僕当時バンドやってたんですけど、バンドで食っていこうと思ったんです。
周りみんな就職する中で、まあ言うても学歴的にはあるんですよ。
超高いですよ。
九州で一番の大学であるんで、そこそこのとこに就職する中で、バンドで食っていくしなってなって。
だから就活せずに、バンド活動しながらバイトをしてたんですよ。
で、バイトしてたところが、学生の時からお世話になってたウェブ製作の会社で、そのままうちの契約者になるよみたいな感じで言われて。
まあ就職ではないんですけど、半分バイトみたいな感じで、自給で働くようになったっていうのは。
そうなんや。
そこで働いてたら鬱になったんですよ。
え?
唐突に鬱発言。
だいたい10時出勤やったんかな。
10時から18時出勤とかって決められてたんですけど、朝起きれないんで僕。
なんか高校ぐらいからずっとそうで、朝起きれないんですよ。
で、朝起きれなかったらどんどん遅刻していくじゃないですか。
で、最初怒られるんですけど、もう社長とかもういいってなって、お前もう締め切りまでにちゃんと成果上げてくれたらいいから、
もう何時に来てもいいやって言ったらどんどん逆転していって、本当に夜中仕事して朝方帰るみたいな生活になって、
なんか俺何なんやろ俺ってみたいになって、すごい自己肯定感がどんどん下がっていって、で鬱になるんですよ。
で、これ俺社会に交じれないんやってなって。
06:01
普通に社会生活を送れないみたいな。
で、バンドで食っていくって決めてたんですけど、なんかもう働くのが無理になってきちゃってそこで。
多分どうしようもないから。で、ちょうどその時にバンドを解散したんですよ。
なんで、あってなって。で、もう東京出てって一人でやるしかないなと。要は社会に入って働くの無理なんだなっていうことが分かったので。
で、一人でやるしかないなって言って。
で、自分が持ってるスキルとかで言うと、友達と映画を作る時に映画音楽とかを一人でパソコンで作ったりしてたので、これしかないってなって。
で、フリーランスで東京で音楽制作の仕事をクライアントワークとして始めたっていうのが一応です。
え、フリーランスって言っても最初お客さんとかはどうやって捕まえて。
ありがたいことに同級生とかが、学部卒業して広告業界に行ってたりとか芸能界に行ってたりしたので。
で、僕大学院卒業して3年ぐらいそこでいたんで、3年の間にそこそこ同級生とか先輩方がちょっと仕事持ってこれるようになってたので。
そこを一生懸命やってたら紹介して紹介してみたいな感じで、徐々に徐々に。
でも無理だったんですもんね。
そう、無理なんだよ。
会社でしょうがないよそれは。
だから同級生に言われたんですよ。いやお前音楽で食っていくんやったら一回ちゃんと音楽制作会社に就職をしてスキルと人脈つけた上で独立するのが絶対効率良くないってみんなから言われたんですけど。
言われちゃうよ。
僕からすると効率とかじゃなくて無理なんだよ。
無理なんだよ。そんなこと言われてもみたいな。
できないんで。
そっかそっか。
エラー呼吸できた方がいいけん海に潜っとった方がいいよ。
マジでそう。マジでそう。
いや死ぬんでみたいな。灰しかないんでみたいな。
そっかそっか。
効率とか言う話ではなくてみたいな。
確かにね。
そういう人、僕も会社やって経営者だとそういうタイプの人いますよね。社会で無理みたいな。
無理なんですよね。
すごい経営者でお金稼ぐ才能とかものすごいあるけど、たぶんその人が組織に入ってると結構ヤバいやつになっちゃう。
僕そのタイプですね。たぶん。
なるほどね。
いるいる。
決められた時間に決められた場所に行くのがもう無理っていう人とかね。
それそれそれ。それなんですよ。
自分で決めたことだったらできるんですよ。
うんうん。
なんですけど、会社とかに決められたことができないんですよ。
なんで俺がそこに今行かないか。
だから領収書の整理とかが異常にできなくて僕。
あとメールが返せないんですよ。
あーわかる。
なんかLINEとかFacebookチャット返せるんですけど、メールかけないんですよ。
お世話になりますと。
あー。
あー。
あれもううぜーってなるんですよ。
わかる。
09:00
だから納得感がないことが徹底的にダメで。
もう自分と連れちゃったら嫌なんですね。
いくら世間的に客観的に大変なことでも納得感があればどんな辛いことでもできる。
それ俺が選んだ道やしみたいな。
ここの事業もそうですよね。大変なことを自ら選んでやってらっしゃって。
あ、でじゃあ東京で音楽制作。
でやってたんですよ。
だから食えるようになってきてありがたいこと。
1年半とか2年ぐらいでギリギリ食えるようになってきたんですよ。
右肩あわりの時に鬱になって。
また?
そうっすね。
定期的に。
これはもうあれっす。このまんまやったらどうなるんやろうと思って。
音楽制作のお仕事をずっとやってたってことですよね。
だから出世するじゃないですか。でギャラ増える。規模でかくなる。有名になる。
思んないなってなって。
そういう道で成功してる人いっぱい知ってるなって。
例えば坂本隆一とか司祭師嬢とかが僕の中でパーンって浮かんだんですよ。
頂点っすね。
すげーなってなって。でもああいう人生かーってなったら、
その人たちやってるんで、俺やってもあんまり意味ないなってなって。
生きる意味がなくなったんですよ。
その発想すごいですね。普通そっちを目指しちゃいそうですけど。
意味ないなと思ったんですよ。
世界の総量が変わってないというか。それもあるし。
あとレールがバーンって見えて。
あとこのレールを一生懸命行くだけっていうのがわかったんで。
やらなくていいくなるって感覚ですね。
どうしようみたいな。
死のうってなって。
自殺ミスを一回したんですよ。
ライトに言うね。
その時に友達に合鍵渡してたんで。
連絡取れないおかしいってなって。
合鍵でバーンって開けて入ってきたんですよ。
それで俺やばい感じだったなって助けられたんですけど。
ちょうどその時にお笑いを誘われてたんですよ。
吉本芸人にならないかっていう話を同級生に受けて入るって話をしてたんで。
とりあえず入ったんですよ。
それでなんだという感じになって。
音楽だけやってたら想像できる人生やけど。
お笑いかける音楽は俺まだ実験結果としてちゃんと残してないなってなったんで。
面白いかもってなって始めたっていう感じです。
でもなんとなくわかってきたかも。
音楽の仕事っていうのがなんとなくこういうものだっていうのがわかっちゃったから。
情報として新しくないんですよね。僕の中で。
でもお笑いはまだ全然やってないしとか。
ないし音楽とお笑いを突き詰めた人って別にドリフトアーツとかいるんですけど。
12:01
確かに。
もっといろいろあるなっていう。
そうですね。もっといろんな伸び方というかね。ありそうですよね。
誰も踏んでない道あるなみたいなところがあったんで。
俺の人生まだまだ見たことない部分がありそうやなって思ったんですよ。
ただ今振り返ると音楽だけやっててもいっぱいあるんでしょうけどね。
絶対あると思う。
なんでしょうけど、当時はもうだいたいわかったってなってた。
わかった人生進んでも意味ないなってなってた。
先見えちゃうとね。
知るっていうことに対して前に進んでないんですよ。だからこれ人によって全然違うらしくて。
人によったら楽しく快適に生きることを目的としてる人もいるし、誰かを支えるみたいなことが目的としてる人もいるし。
まあいろんな目的ある中で僕は知るとか理解するなんですよ。
ってなると辛いかどうかはあんまり関係なくて、新しい情報が入ってくるかどうかだけが僕の人生にとって大事なんですよ。
じゃあ日々新しい経験できるかどうかみたいな話か。
だから結構僕の人生一貫してだいたいわかったってなったらぶっ壊れてるんですよ。
なるほどね。
うつになるか自分でやめてるかどっちか。
もういいやってなっちゃうから。
もう分かった。お腹いっぱいみたいな。
普通の人からするとやっとそこまでいったんやったら。
そうね。もうちょっと頑張ってポジション作っていけば。
そうです。
ウェーイ。
その地位も上がるしお金も稼いでるんですけど、分かったんで。あとはゴールテープを切った後にただみんなに称賛されて走る時間。
ウィニングランみたいな。
ウィニングランなんですよ。この時間何?ってなるんですよ。
すごーい。
別に。
次のレースに出たくなっちゃうから。
そうそう。
かっこいい。
ちょっと400m分かったんで、次高跳びしたいんですけど。この一周の間何?みたいな感じになるんですよ。
なるほどね。
すごい感覚ですねそれ。面白い。それでじゃあ芸人。
あと芸人になったんですよ。
それもすごいですね。
いやなんかね、振り幅が面白い。
で、芸人と音楽制作ダブルワークでやってたんですよね。
もちろんですけど、芸人としては全く売れなかったんですけど。
ただやっぱ僕の中ではもうゾクゾクするような体験をめちゃくちゃできるんで。
やっぱなんていうんですかね、外れ地じゃないですか。芸人って。
確かにね。あんまおらんよね。
人間の中で特に平均値から外れてる人たちじゃないですか。やっぱ人間も面白いし、業界も面白いし。
その中で自分が面白いことを考えているのも面白いし、客観的に見て。
し、やっぱり芸人の中でも僕外れてるような存在だったので。
へえ、そうなんですか。
みんなウケるかどうかを考えてたんですけど、僕らはやっぱり元々コンビなんですけど、音楽をやってたような人間なんで。
お笑いとしてウケるかどうかよりも作品としていいかどうかみたいな感覚でネタを作ってたんで。
15:03
オリジナリティがあるかとか、心に響くかみたいなものをやってたんで。
ちょっと違うんだ。
全然違うんですよ。だからウケるだけのネタのことを僕らチャラいネタって言ってたんですけど。
ちょっと斜めから見とるやつ。
ちょっと意識高い系や。
まあ周りの芸人も面白がってくれて。言ったら敵じゃないから僕ら。
確かに周りライバルだもんね。
ちょっとスタンス違うのか。
あいつらもアーティストやからみたいな感じになって。
いいポジションですね。
だから勝ち負けじゃないところで仲良くしてくれたみたいな感じで。とか言ってたんですけど、そこでバーンて一回ウケたんですよ。
ウケたっていうのも、養成所なんで客とか入れずに、あれがあるんですよ。
同じフロアで生徒と先生だけしかいないところでネタ見せをやるんですけど、それで生徒にドーンてウケたんですよ。
それが生まれて初めて大きくウケた瞬間やったんですけど、そこが今思い出しても人生で一番エクスタシーを感じたと思う。
へー。
ゾックッて来たんですけど、僕バンドやってた時に例えば海外のフェス出たりとかもあったし、
今だとコテンラジオとかで日本一になった瞬間とかって多分客観的に見るとエクスタシーの瞬間だと思うんですよ。
でも僕のエクスタシーの瞬間ってその教室のシーンなんですよ。
そこでやっぱり幸せを感じるって客観的な指標じゃなくて主観的なものでしかないなって。
肌で感じたというか。
肌で感じたし、なんで嬉しかったかっていうとずっと受けなかったんですよ。受けたくて受けなくて一生懸命頑張って不得意でずっとやってたらそれが報われた瞬間なんですよ。
だからハードルがずっと下がってる状態でそれをバーンと飛び越えてきたので、それは幸せとは何かを一番考える瞬間だったっすね。
大学出てバイトして東京出てって音楽やって芸人になって。
で音楽制作の会社を弟と作ります。
当たり前体操だね。
オフィス樋口っていう会社。当たり前体操を作ったのはうちの会社であれ歌って作曲してるのが僕の弟なんですよ。
へえそうなんだ。
僕と弟で作ったんですよ会社。
なんと。
そうなんですよ。だからそれもお笑い系の中にいたんで色々知り合うしお仕事もあるし。
当時バカソウルっていう番組があったんですけど、それって芸人がステージ上でガチの音楽に合わせて面白い歌を歌ったりとかネタをやったりするみたいなのがレギュラーでテレビであったんですけど。
それの音楽として僕ら入ったりとか。そういうお笑いかける音楽みたいなところでバーンって頑張らせてもらった。
18:08
へえ。
だからその裏方さんみたいな活躍も結構してたんですね。
だからまあそうですね。音楽制作業が一応本業だったので、作曲家としてという感じですね。その音楽を作ってたっていう。
そもそもタレントがある、才能があるからなんかすごいな。
ああ。
作曲っていう才能がそもそもベースにあるのがなんか強いなって今思っちゃった。
なんすよね。それなんかたまたま作れたんですよ。たまたま僕が作った曲が、僕じゃない人が作った曲より良かったんですよ。
ナチュラルに。
なんでかな。わかんないです。意識せずにやってたんで。
すごいな。
多分能力値めっちゃ高いと思うんですよ。
そもそもね。
ある特殊なところではですね。
アイキューもめっちゃ高い。
そうなんです。
実際にアイキューって測って。
136です。
136。
平均が100なんですよ。一応130超えたら人類の2%って言われてる。
やばーい。
検査値70くらいじゃない?
70くらい。
なんか音楽なんで成功したかみたいな話も多分あって。
僕だからあれなんですよ。全部できるって言ってたんですよ。
つまり作ったことないジャンルの音楽バーンって来た時に。
ちなみにまず僕1000曲以上作ってるんですよ。
多分10年くらい仕事やってたんですけど。
7年目か8年目くらいに数えたら1000曲あったんで。今まで作ってる。
1000以上なってるんだ。
ボツとかも合わせるとやってたんですけど。
だから多分ほぼ当時出てたジャンル大体作ってるんですよ。
民族からハードコアからヘビメタからジャズからなんか作ってるんですけど民族音楽から。
なんか出てた時に樋口くんこういうジャンルできるって言われる前にはい何でもできますって言ってた。
断らないんだ。
全部。
すごーい。
全部言って。ではいできます。ちなみにジャンルなんですか?
ただ高校なんやけどあ余裕っすって言って電話切った後に本屋行ってそのジャンルのアレンジの本とか買ってきて研究して。
での日にまでに何クワの顔で持っていくっていう仕上げで。
でもそれ辛くない?それが普通なんですか?
それが普通っすね。
へえ。不安とかはないんですか?
できるまでやるというか。
とかやるしかないので。受けちゃったので。
すごいすごい。え、なんだろう。そうやって自分を追い込んでる意識はあるんですか?
あります。一番その方法が自分のパフォーマンス上げる方法だって分かってた感じなんですよ。
21:06
僕こんな言っちゃあれですけど音楽制作めちゃくちゃ嫌いなんですよ。
へえ。
こんなに嫌いで。
おっと?
はい。超嫌いなんですよ。
ただ才能があるっていうのは知ってたんです。
自己認識としてあったんですよ。
で、東京出てって才能あるけど作りたくないと思っていて。
で、バンド時代に僕曲作ってたんですけど。
年に曲作るか作らないかみたいなぐらい曲作るの嫌いだったんですけど。
責任感めちゃくちゃ強いんですよ。僕。
なので、締め切りと責任があったら作るんですよ。
だからクライアントワークの方が僕いっぱい才能発揮できるなっていうのは。
気づいたのでクライアントワークにしたっていう感じもあるし。
で、いいかねパレットも。
だって僕ずっと音楽制作やっぱやめたくて。そもそも好きじゃないから。
で、好きじゃないけどめっちゃ頑張って作ったらいい曲できるんですよ。
で、僕自分が作った曲は漏れなく愛してるんですよ。大好きっすね。
作るのは嫌いなんですけど。だから本当に子供と一緒で。
なんか腹痛めて産むじゃないですか。子供って。産んだことないですけど。
で、育てるのめちゃくちゃ大変じゃないですか。
じゃあこの世に生まれない方が良かったかというと、生まれた方がいいんですよ。
し、もう生まれたものに対してはめちゃくちゃ愛情があるんですよ。
し、一緒にやったチームとかクライアントもみんな好きで。
なんですけど、作るのは嫌いだったんですよ。
ただこの状況ずっと続けてたら、ちょっとおかしくなるなと思って、ずっと辞めたいなと思った時に、
高輪でハイコーリ活用の話が来たんで。それも知り合いからこんなのあるけどって言われた瞬間に、やるやる。
やったことないけど。
すごーい。
だから僕、人生の一個ルールというか、自分をびっくりさせるというのを決めていて。
自分をびっくりさせる。
そうですね。嘘やろっていうことをやるっていう。
確かにね。今までの経歴がもう全部ほとんど嘘やろって感じですけどね。
だから芸人になるってなった時も、ちょっと自分でびっくりしてて。
自分で。
自分で。
いやだって、フリーランスで音楽で食っていくだけで大変なのに、それから芸人になるってバカかって思うんですけど。
忙しくなっちゃうしね。
だからびっくりしてるんですよ。
毎回自分に驚かされてるんですね。
だし、いいかねパレット始めるってなった時もびっくりしてるんですよ。
いやいや、東京で今音楽で頑張っていろいろやってる中で、
いや田川で施設やるって。しかもやったことないくせに。
専業と運営とか。だからびっくりしてるんですよ。
それもだから僕が選んだっていうよりは、させられてるというか。
24:00
そうよね。なんか自分でこうしたいって選んでる感覚あんまない。
一個だけ今パッと思いついたのが結婚だけっすね。
あー。
あの、021。
あーそうそう。よくご存知で。
なんか公募したんでしたっけ。
この日までに結婚しなかったら切腹しますっていうのを公言して。
軽く言ったな。
本当にしそう。
本当にするつもりだったんですよ。
逆というか、本当に切腹するから絶対したくないじゃないですか。切腹。
だから誰でもいいから結婚するっていう。
誰でもいいからです。
で、世の中見てると誰でもいいから結婚したい女の人っているっていうことがわかったんで。
例えば本当に年齢的に選べないから誰でもいいっていう人もいるし、
例えば国籍が欲しいだけの人いるじゃないですか。
海外の方。
だったらもう誰でもいいから日本人と結婚したいっていう人もいるなっていうのがわかったんで。
僕さえ覚悟を決めれば結婚できないってないなって思ったんですよ。
だから結婚できるっていうのをまず決めて、
じゃああとはその納期までにどれだけパフォーマンスを上げられるか。
だから音楽制作の受注と一緒で、はいやりますってなった後にどれだけクオリティを上げられるか。
それでいうと結婚でのクオリティはどれだけ自分にマッチなるべくする人に出会えるかっていうのがクオリティを上げるっていう意味なんですけど。
だから制作事業の感覚をそのまま結婚でやったって感じですね。
めっちゃ当たり前の顔してる。
これって議論上そうじゃないですか。
なんていうんですかね。
面白い面白い。
もっと言うと誰でもいいです多分僕。
すごいよそれがまずすごいですね。
要は知りたいだけなんで。
ああそっかそっかそこでも出た。
結婚という経験をしたい。
幸せになりたいわけでもないんです多分。だから知りたいだけなんで。
結婚をして子供がいるという、子供もし産めなかったら養子でもいいんですけど、結婚して子供を育てるという感覚を知りたいだけであって幸せになろうと思ってないので。
って思っとくじゃないですか。そしたら相当ハードル下がってるじゃないですか。だからちょっとした幸せでもめちゃくちゃ幸せに感じるだろうなって分かってたんで。
だからそれやったんですよ。
いいっすね。
だから案の定今めちゃくちゃ幸せなんですよ。
いいっすね。
ねえ言ったやろって。だから理論上そうなんだから。みんなやればいいのに。やらんでしょ。だから俺やるけどってやったら、でしょって思ってるって感覚。
はーすごい。
もしこれで全然合わない人だったら離婚したらいいんやんって。なんかよく言うのがやっぱり子供にとって離婚ってとても辛いじゃないですか。
27:02
でもじゃあ僕の周りの親が離婚してる子供たちを見て本当にめちゃめちゃメタな視点でその人不幸って言い切れるかどうかって言うと言えないというか。
言えない。若干子供本人次第ってところもありますよね。もちろん環境もあるけど。
だしじゃあ逆に言うとめちゃくちゃ好きな人とちゃんと考えて結婚したからといって離婚しない可能性ゼロかといった時に人間ではコントロールできないという感覚なんですよ。
だからそもそも僕が生まれた時点で性質が決まってるんで人生決まってるんでっていう感覚があるからどうせ今の奥さんと結婚することになってたんやろって感じですよね。
そういう感覚。
ホロスコープの話で出てきましたけどスピリチュアルを信じる人と信じない人がいるじゃないですか。僕の答えはこれで信じない人にとってはスピリチュアルなんて全く意味ない。信じてる人にとってはスピリチュアルしかない。
なるほどね。中途半端にやっちゃうと確かに違うかもしれないですね。両方とも。
なんかどうせ結果とかないんだからそれを信じてそれを自分のルールとして生きるしかないって感覚なんで。
すごいなあ。なんか今までのケースって結構多能でみたいな方がいたような。
理論で。
そう理論で。
じゃないですか。でも結構理論ですよこれ。
そうなんだ。
だって理屈で考えてこの結論しかないって導いた上で座ってるんでしょ。
ただその合理というか最初に立ってる定義が僕は決まってるとするとなんですよ。人生が決まっているとするとを一個の合理として決まってるものと仮定するんですね。
だから仮定の上に理論がバーってやってその理論の中で動いてるだけなんで。
はー。なるほどね。
でそれをずっとその仮定が合ってるか証明してるような人生です。
あーそっかそっか。
だからさっきのこうやったら結婚幸せになれるでしょって仮定をしてやってみるじゃないですか。ほらなったっていう。
はい証明。はい証明一個終わり。はい知りましたって感じ。
次の証明行くか。
じゃあ次なんか知りたいの。なんかない?はい課題ちょうだい。証明するんで。はいその課題オッケーやりますって言って。
地方創生今やってるのをこの課題多分これの仮定で行くんじゃないってやって証明できたはい次みたいな感覚ですね。
あーすごい。じゃあこれからもどんどん変わっていくんでしょうね。
変わっていくと思いますね。
なんか毎回このゲストに聞く質問があって。この人生を今振り返って今だからこの意思決定をベストな意思決定したなっていうものを聞いてるんですよ。
はい。
今の話聞いてるとなんかそんなもんあんのかなと思いながら聞くんですが何ですか。
うわーちょっとマジ待ってくださいね。えっとものすごく深いところではないです。なんですけど結婚すかね。
30:05
結婚か。
結婚するって決めたのはマジ永談やったっす。
なんでなんで。
超幸せだからっすね。
結婚かー結婚して子供生まれて。
逆に言うとさっきねちょっと話しましたけど全部なんでもいい中で唯一なんでも良くないのが子供かもしれないですね。
自分の子供。
自分の子供と一緒にいれなくなるとかが結構やばいっすね。想像するだけで。だから唯一僕に残された人間の心が家族かもしれないですね。
だからそれぐらいなんすよ多分。それ以外はそういうものかで終わっていくというか。
タガワ盛り上げるためにやってますけどもしタガワが僕が盛り上げられなかったとするじゃないですか。
だったら樋口がやったやり方だったら盛り上がれなかったっていう実験結果をタガワに残したっていう意味はあったなって思って死んでいけるんですよ。
だから全て無駄じゃないって思ってる中で子供だけはいないの嫌だって魂が言ってる感じがするっすね。
ビジネス関係ないな。
いや全然いい。
タガワ 生き方の番組でもあるので。めちゃめちゃ生き方やって思うな。
めっちゃなんか結構わかるとこもある。
ああそうですか嬉しい。
タガワ 僕も割と何でもいいと思っちゃう派。朝飯食べても食わんでもいいしみたいな。パンでもご飯でもいいしみたいな。そんな感覚なんで。
タガワ でも家族がっていうのもめっちゃわかるな。
あともう一個レイヤーで言うと会社つぶれかけた時に僕一人で残ったんですよ。そこも英断だと思います。
タガワ 確かに。
英断っていうかただこれは結局それが英断だったかどうかって生きてるうちにどうせ証明されないんで。樋口がいたせいでタガワのあれが遅れたぞって後々評価される。
タガワ 歴史を振り返るとね。
まあ可能性はありますよね。
タガワ 本当わかんないですけどね。今のところ僕が見る世界ではいい感じのパレットを残してよかったなと思ってるんですけど、これなぜかというと今日ここで収録できてるのはこれパレットがあるという。
間違いない。
タガワ もうそれだけでいいんじゃないですか。残す価値として。
ではフォートがよろしいようで。
タガワ なんかすごい今日いい番組です。今までと違うベストでいい番組な気がするよ。
確かに。はいじゃあ今日はねフォートがよろしいようでということで樋口さんの過去についていろいろ伺ってきました。
33:02
タガワ かかったね。
樋口さんありがとうございました。
タガワ ありがとうございます。
次回はこれから樋口さんが一体何をしようとしているのかという未来の話ですね。このあたりを伺っていただけたらなと思いますのでぜひよろしくお願いします。
タガワ はいお願いします。
皆さまはぜひこの番組をフォローしてエピソードの通知を受け取ってください。またツイッターでハッシュタグ僕相撲で質問感想などもお受けしております。
また番組公式ツイッターでもいろいろとつぶやいております。YouTubeもやっておりますので何卒よろしくお願いします。
それでは今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
33:51

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