1. 「大人の近代史」今だからわかる日本の歴史
  2. #177 戦前の上級国民「華族」..
2024-09-17 21:49

#177 戦前の上級国民「華族」について

★お便りはこちら☞ https://bit.ly/2YkUaRB 明治維新以降は四民平等とは言われていたが実際には華族と呼ばれる特権階級が存在した。

政治的にも経済的にも特別な恩恵を受けていたが、

日本国憲法の施行とともにその制度はなくなった。

しかし今なお華族の繋がりは存在し続けている。 ------------------------

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サマリー

このエピソードでは、戦前の上級国民である「華族」について語られています。華族制度の起源や特権、明治時代に制定された家族令の重要性について考察が行われています。日本の戦前に存在した特権階級「華族」の構成や特権、歴史的背景について深く考えられています。特に大名や功績を上げた人々が華族となった経緯や、彼らが享受していた特権について詳しく述べられています。戦前の日本における華族としての特権や家族の関連性が議論され、現代にも影響を与える要素が考察されています。

上級国民の現代的意義
スピーカー 2
古代ギリシャ哲学者、エピック・テトスは言った。
自分に欠けているものを嘆くのではなく、自分の手元にあるもので、大いに楽しむものこそ賢者である。
始まりました。大人の近代史、よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
おが太郎って結構その逆だよね。持ってるものが多いから困っちゃうタイプでしょ。だって。
スピーカー 2
何で俺にいつも振るんだよ。
スピーカー 1
いやいや、そういう話かな。俺は確かにほとんどないからさ、あるもので戦っていくしかないっていう。俺の根本的な考え方はそっちなんだけど。
おが太郎はさ、何やってもある程度できちゃうからさ、どうしようどうしようっていう感じになってるじゃん。
スピーカー 2
全く心当たりないよ。
スピーカー 1
なんか器用貧乏って言えばいいのかな。ちょっと一番悪い言い方をすると。なんかそういう気はあるじゃん。
スピーカー 2
貧乏なところは確かに。
スピーカー 1
器用貧乏ね。貧乏だけだとそれは俺になっちゃうから。それは違う。
なんだそれ。
スピーカー 2
ということで、今回永室が手元にあるどんなもので賢者になるのか楽しみです。
スピーカー 1
うーん、2割3割ぐらいじゃないかな今日は。
スピーカー 2
ちょっと惜しい。
スピーカー 1
いや、惜しくもないなっていう感じ。
今日は何でしょうか。
タイトルの前にちょっと一つあるワードをちょっと言いたいんだけど、上級国民っていう言葉あるじゃん。
上級国民っていうのはいわゆるネットスラングの言葉で、実際そういう言葉がちゃんと正式にあるわけじゃないんだけれども、
上級国民っていう言葉は2019年に池袋で起きた交通事故、暴走事故なんだけど、車の。
これで結構、その前からあったんだけど、結構これでメディアなんかでも取り出されて知ってる人も多いんじゃないのかなと思うんだけれども。
スピーカー 2
はいはい、自分もまさにそれが思い浮かんだ。
スピーカー 1
そうそう。で、この池袋で起きた暴走事故の加害者、飯塚受刑者、今あの刑務所入ってるから受刑者なんだけれども、
6名の死傷者、この事件で出したのよ。2人死んじゃって4人怪我っていう形で。ただ、6名も死傷者を出したのに逮捕されなかったんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう。で、逮捕されなかったことを受けて、で、ちなみにこの飯塚受刑者は元々は通算省の高級官僚で、その後天下ってメーカーのなんかすごい偉い人になってたりとか、
まあいろいろそういう要は、いわゆるさ、一般的に言ったらさ、ちょっとこう身分が高いって言い方変なんだけどさ、まあ要はちょっとこう良いくらいにいた人なんだよね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
だから、そういうステータスもあって、しかも逮捕されないっていうところから上級国民っていう風に揶揄されたんだよね。
うん。
今日のテーマは、そのいわゆる上級国民っていうのはこれ現代の上級国民じゃん。
うん。
戦前のいわゆる上級国民である家族についてやりたいと思います。
華族制度の成立
スピーカー 2
おお、なんかすごいとこついてきたね。
スピーカー 1
すごいところじゃないでしょ。今までさ、たぶんさ、その家族制度っていうこと自体さ、たぶん普通に素通りしてきてる人結構多いと思うので、ちょっと今日はその身分制度の部分について触れたいなと思います。
スピーカー 2
はい。ぜひお願いします。
スピーカー 1
はい。で、まあ初めになんだけれども、まずそもそも身分制度って改めて考えたときにさ、身分っていうのはどうやって決まると思う?
スピーカー 2
血統?
スピーカー 1
まあそうだね。これ生まれたときにもう決まってるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう、だから小片郎は生まれたときからもう血統書付きの猫のようなくらいなわけじゃん。
スピーカー 2
いや俺マジで何もないよ。
スピーカー 1
まあいいよ、そういうのはいいよ。で、俺はさ身分の低い生まれだからさ、まあ要は昔であったら俺が小片郎にこんなため口で喋るなんていうことはあってはいけないことだったわけよ。
スピーカー 2
うそじゃん。だってすごいおばあちゃん持ってたじゃん。
スピーカー 1
いや持ってないよ。何の話。
スピーカー 2
持ってたって言い方あれだけど、だってね、すごいお茶の家元でしょ。
スピーカー 1
家元じゃないよ。お茶の先生やってただけだよ。あれは趣味で、しかも。
いやいや、すごい有名だったし。
スピーカー 2
いや有名じゃないよ。全然有名じゃないから。
いやいやいや。お弟子さんもいたじゃん。
スピーカー 1
うちは貧しかったから、そうまあとりあえず身分として見てもまあうちは下だったっていうのはちょっと置いといて、でちょっと身分制度の話に戻るけれども、高い身分に対してはさ低い身分っていうのはまあ当然ながら逆らえなくて、それは何でかっていうと身分が高い人っていうのはいわゆる特権を持ってるんだよね。
特権っていうのは色々あるからちょっとここではいちいち一個一個触れないけれども、とにかく身分が高い人っていうのは身分の低い人に持っていないものを持っていたっていう。そんな感じで。
これは昔からまあなんとなーくあったんだよね。
例えば平安時代で言ったら貴族っていうものがいたりしたじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
武士の時代になってなんとなーくやっぱりこう明確にお前は身分が低いとかお前は身分が高いみたいなさ、なんか明確にこうすごい線引きがあったわけじゃないんだけれども、
うちらが一番知っている有名な身分制度の線引きで言うと江戸時代の士農公賞を得た否認だよね。
これによって士農公賞だから武士が一番上にいてその下に農民とか商人たちでその最下層に得た否認と呼ばれるような人たちがいたっていうような身分制度を江戸時代では取ってたんだよね。
はい。
ちなみに区下っているじゃん。江戸時代にももちろん区下はいたんだけれども、区下はこれ武士と同格だったんだよね。
はいはい。
位的に言ったらなんか武士より上にいそうなんだけれども、ただかといって武士より下に置くわけにもいかなかったから一応体裁上同格っていう扱いをしてたのよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そんな状況でした江戸時代までは。
そして明治維新を迎えて明治時代以降になったら、いわゆる市民平等ってなったよね。
市民平等を細かく触れないけれども、ただ市民平等とは言いつつも、例えば今日扱う家族とか氏族っていうような身分もあったじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ちなみに氏族は元武士の家柄の人たちを氏族って呼んでたんだよね。
ただこの氏族っていうのは完全に名ばかり身分になっちゃってたんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
これ西南戦争の回で触れたかな。
廃刀礼とかさ、出力処分っていうものによって、氏族っていうのは今まで武士として持っていた特権っていうものがなくなっちゃうんだよ。
スピーカー 2
あー言ってたね。
スピーカー 1
うん。武士はさ刀持ってよかったじゃん。
であと出力っていうお給料ももらえてたんだよ。
うん。
それがなくなっちゃったことによって、ただただ家柄っていうか、その氏族っていう身分になったっていう、本当名ばかり身分の状態だったんだよね。
はい。
じゃあ家族はどうだったかっていうところなんだけれども、家族ってそもそも元々はなかったんだよ。明治時代より前っていうのは家族っていう身分はなかったわけよ。
華族の具体例
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
これは1884年に家族令っていうものが制定されて、そこで家族っていう身分が制定されたのよ。
でこの家族ってじゃあそもそも何なのかっていうと、一応なんだけど、一応役割としては天皇を補佐するために作られたものなんだよね。
スピーカー 2
あーはい。
スピーカー 1
そう。で家族って言っても大きく分けると5つに分けられて、ちょっと5つ言うけど、皇爵、でこの一番初めの皇爵は公の公爵ね。公っていう字書いて公爵。
で次が同じやっぱり公爵なんだけど、これは僧侶の字書いて公爵。
はいはい。
で伯爵、子爵、男爵っていうこの5つの家族の中にもこの5つの身分があったのよ。
うん。
で今言った順に偉いわけ。だから公爵、公の公爵の方が偉くて、男って書いて男爵が一番家族の中では低いっていう感じだったんだよね。
あと例えばさ有名な家族って、ちなみに小片郎家族って言ったらさ、じゃあ誰がまず思いつく?
スピーカー 2
伊藤博文。
スピーカー 1
さすがだね。伊藤博文大好きだもんね、小片郎。
スピーカー 2
いやいや。なんか有名だしね。
スピーカー 1
有名な家族って言うと、例えば徳川家とか島津家とか毛利家っていうようなところの家柄っていうのは漏れなく家族になったわけよ。
あとは今までおときんで喋ってきた人物で言うと、例えば三条真似富とか岩倉富もそうだよね。
でさっき小片郎、伊藤博文言ってくれたから伊藤博文もそうだし、あとは西郷隆盛も実は一応家族になるんだよね。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
他にもいっぱいいるけれども、こんな感じでなんか一見すると、あれこの人家族なんだっていう人も多分いたと思うんだけれども。
これはちょっと家族にも分類があって、いわゆる当省家族って呼ばれるもの。
これが九条家とか小乃家とか高塚家とか、まあなんか小片郎が氏名の歴史のところでなんかその辺のことやってたっけ?
なんかこの名前だったら家柄がいいみたいなさ。
スピーカー 2
幕府のパワーバランスの時かな。
スピーカー 1
パワーバランスか。そこでやってたんかな。
華族の構成
スピーカー 1
で、そうそう。こんな感じで、要は小片郎がそこでこの名前だったらみたいなの言ってたのっていうのはいわゆる当省家族なんだよね。
これは元々の、まあ久保とかそういったところの家柄を思い浮かべてもらえればいいんだけれども、天皇の儀式とか政務に関する役割を代々になってきてた家なんだよ。
だから元々天皇のそういう側近だった人たちが家族として、制度の中でも家族という枠組みに組み入れられたんだよね。
で、あと大名家族って呼ばれるものもあるんだよ。
これはもう名前の通りだね。さっき俺徳川家とか島津家とか森家とか言ったじゃん。
大名がそのまんまスライドして家族になったっていう感じ。
これは分かりやすいよね。元々彼らは江戸時代は領地を持ってたよね。
自分の領地があったんだよ。まあ要は何々藩だったら何々藩っていうところが領地だったわけじゃん。
ただこれは藩籍奉還によって全て天皇に返したんだよね。
代わりに特権階級的な地位を与えられたっていうようなそんなイメージなんだよ。
だってただただ領地を奪われただけだったら反乱を起こされるかもしれないじゃん。
だからやっぱり飴と鞭じゃないけどその鞭を与えた代わりに飴も与えたって。
ちょっとこう特権階級を上げるよっていうようなそんなイメージで大名家族ってものが作られたんだよね。
スピーカー 2
あとは伊藤博文とか西郷隆盛って大名でもクゲでもないじゃんって思うじゃん。
スピーカー 1
この人たちはいわゆる君皇家族って呼ばれるもので超簡単に言うと功績上げた人は家族にしますよみたいなそんな感じ。
スピーカー 2
主に明治維新の立役者とかあと日本の近代化に貢献した人に与えられたんだよね。
スピーカー 1
伊藤博文はどちらかというと後者かな。最後高森は前者っていう感じなんだけれども。
最後高森ってそもそもなんだけれども1877年の西南戦争で亡くなるじゃん。死んじゃうじゃん。
家族令制定されたのは1884年だからおかしいじゃんって思う人多いと思うんだけれども。
スピーカー 2
これは死後、最後高森の息子が最後の功績を称えられて叙勲されてるのよ。
スピーカー 1
これは家族に息子でもなんでもいいけど自分の家系が成ると一族がその恩恵を受けることができるのよ。
スピーカー 2
だから息子が叙勲されたことによって最後高森も実質家族になった。死んだ後だけどね。
スピーカー 1
そんな感じなんだよね。
華族の特権
スピーカー 1
じゃあそもそも家族ってどんな特権があったのかって部分は入りたいんだけれども。
これは大きく分けると、超大きく分けちゃうよ。5つあるんだけれども。
まず1つ目が政治的特権なんだよね。
家族はいわゆる帝国議会の上院の貴族院っていうところの議員になる資格を持つことができたんだよ。
貴族院は名前の通り貴族じゃないとなれないから。
そんなところでだから家族じゃないとなれないわけよ。
家族にも5つあったじゃん。皇爵、皇爵、伯爵、子爵、男爵。
このうち上3つは自動的に議席を持てたの。
子爵とか男爵低い方の家族っていうのは選ばれるとなれるみたいなそんな感じ。
こんな政治的特権がまず家族にはありましたと。
あとは経済的特権もあったのよ。
そもそも家族ってお金持ちのイメージあるじゃん。
でもお金持ちっていうのは代々自分の資産を受け継ぐことができるからお金持ちでいられるわけで。
例えば一代限りでその資産没収とかになっちゃったら特権がないじゃん。
そこが家族にはあったのよ。
財産保護の目的で家の存続を目的としてその財産っていうのが保護されてたわけ。
例えば家族相続するときに財産分割されちゃうとどんどんどんどん細くなってっちゃうじゃん。
でも財産分割をしないで家に相続できるような法律があったのよ。
スピーカー 2
税金とかで取られないってこと?
スピーカー 1
税金も免除とかあった。
今言ってるのは例えば10人子供がいてそれぞれがみんなどっかにとついていっちゃう。
娘だったらとついていっちゃってお金持ってかれちゃったらどんどんどんどん細くなっちゃうじゃん。
そうじゃなくて家の存続を目的として別に法律によらない家が残るような配慮があったってこと。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
だからこれによって財産っていうのが何々家だったら何々家に残り続けるみたいな。
もちろん稼いだら稼いだらだけもっとプラスになるし。
そんな配慮もあったしあと政府からの年金もあったんだよね。
だからそういったところでも経済的な部分でも普通の人たちよりも優遇はされていたってところ。
あとは教育的特権もあってこれは有名な話だけど学習院大学ってあるじゃん。
あそこに入学ができたのよ。
そうなんだ。
学習院って今じゃ誰でも入れるじゃん。
尾形も別に入りたかったらこうやって紙ペラペラペラって書いたらヒュッて入れるわけじゃん。
スピーカー 2
やめろなんかイメージ悪いぞそれ。
スピーカー 1
ただ当時は学習院っていうのが後続とか家族のための教育機関で特別な教育を行ってたのよ。
だから後続って天皇家だから天皇家と一緒にお勉強ができるみたいな特権があったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
あとは司法的な特権もあったわけよ。
これはね民事裁判への出逃を求められることがないのよ。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
この辺りがさやっぱり冒頭の話のさいわゆる上級国民飯塚受刑者なんかも逮捕されなかったじゃん。
だからなんかここ辺りがちょっと違うけどこういう印象を与えてるのかなって俺は思ったよね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
なんかずるくないみたいなところが多分あったと思って。
で司法的特権はそんなところで。
で最後あとは名誉なんだよね。
名誉的な特権があって。
名誉って言ってもいわゆる釈意を告げるんだよね。
華族の歴史と現在
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
小片郎がさあの皇爵になるじゃん。
うん。
小片郎が亡くなっちゃって子供がいるじゃん。
ここで子供が皇爵になれるのよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そう別に子供がもうチャランポランだろうがなんだろうが世襲なのよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だからそういう特権もあったってこと。
スピーカー 2
えーすごいね。
スピーカー 1
そうでこの特権のおかげでちょっとあのさっきの2番目に話した経済的特権のところと絡むんだけども
家をとにかく存続させるためにそういう配慮がなされてたってことなんだよね。
お金の面でもそうだし名誉的な部分でもそうだしっていう。
うん。
でこんなところが家族の特権だったと。
で最後になるけれどもじゃあこの制度いつまでやってたのかってところなんだけれども。
うん。
これは1947年の5月3日に日本国憲法が施行されるんだけれどもそこで廃止されたの。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
これ日本国憲法の14条に、14条って憲法を勉強してた人だったら法の下の平等っていうんで多分覚えてる人多いと思うんだけれども
ここに家族その他の貴族の制度はこれを認めないっていう文があるの。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でこの憲法によって現行の法律として家族制度っていうのはなくなったわけ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ今日家族について話したんだけれども最後に家族ってさこの1947年なくなったじゃん。
うん。
スピーカー 2
なくなったと思ってる?
なくなった。
スピーカー 1
でも家族って名前聞かないね。確かに。
そう家族っていうものはもちろんなくなった。
これは法律上でさっき特権の話とかも言ったじゃん。
スピーカー 2
家族っていう身分もなくなったわけよ。たださ別に人がいなくなったわけじゃないじゃん。
スピーカー 1
確かにね。
元家族の人たちなんならだって1947年だからさその時家族だった人まだ生きてるじゃん。
うん。
でそういういわゆる家族、旧家族って呼ぼうか旧家族の人たちっていうのは今でも繋がってるんだよ。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
これはねあの有名な話なんだけれども霞ヶ関ビルディングの34階もうこれでピンとくる人結構多いと思うんだけれども。
スピーカー 2
え何それ。
スピーカー 1
ん?霞ヶ関ってのがあるんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
これ昔家族会館っていうのがあってまあ家族会館ってそのままなんだけど要は家族が集まって社交的な場だったんだよ。
はいはい。
上流階級同士でこうやってなんか挨拶してなんか社交会やってみたいなそのイメージ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そういう風習が今もその霞ヶ関ビルディングの34階で行われてるんだよね。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
そう旧家族の親睦の場としてまあそういう場所がまだ存在するんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
制度としてはなくなったけれども別にその生きてた人たちがいなくなっちゃったわけじゃないしそもそもその血縁っていうのはずっと残ってるわけじゃん。
うん。
華族の特権と影響
スピーカー 1
だからそういったところで家族同士の繋がりっていうのは今でもあるんですよというところでちょっと今日は終わりとしたいんだけれども最後に尾形郎の身分制度感をお願いします。
難しいわ。
スピーカー 2
いやなんかすごいところのご視点で今日はやってくれて本当になんか勉強になって授業聞いてるみたいでした。
スピーカー 1
いやいやいやなんで授業なんだよ。
スピーカー 2
え?
スピーカー 1
授業イコールつまんないになっちゃうよ。
スピーカー 2
いやいやなんかやっぱり最初の出だしからこう引きつけて上手いよね。こういう先生がいたらいいなって思うね。
スピーカー 1
いや上手くないでしょ。
話し方が。
最初なんで上級国民を出したんだよっていうところが多分ね3割4割ぐらいの人がね今多分思ってるもん。
上級国民の話言ったってこれいらなかったんじゃないのみたいな。
スピーカー 2
いやでもやっぱ掴みとしてはそこでグッと引きつけたね。
スピーカー 1
いやいやいや誰の掴みだよっていう。
スピーカー 2
でもそういうことなんだ。なんかある細かいさ家族っていうのはあったってさ知ってたんだけどその具体的にどういうその特権があったとかって知らなかったからすごい勉強になった。
スピーカー 1
特権もさ本当はもっと細かく言えばもうちょっとあるんだけれどもただちょっと代表的な話がなんかぶれちゃうのもあれなんでちょっと大枠っていうかなんか有名どころをちょっと今日は言ったんでもうちょっと興味ある方は結構調べてみると意外とこんなのもあるんだとかさ。
あとは有名な家族ってもっといっぱいいるからさぜひちょっとこの人もなんだとかさこの人はあの勲講でなってるんだとかさ結構見てみると知ってる名前はだいたい家族だったりするけどね逆に言うと。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
意外とやっぱ多いね。であと現代でもさもともと家族の人でさ家族だった人っているじゃん有名な人。
一番有名なのだとやっぱ阿蘇さん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
阿蘇太郎さんあの人ほらもともとその家系の人だからさ。
うんうん。
そんな感じで現代でもそういう元家族っていう人は結構いるのでそういうのもちょっと調べてみるとね意外と面白いんじゃないのかなと思った。
スピーカー 2
家族ってさその定員っていない?なんかそのこの人数までですよとか。
スピーカー 1
いわゆる定員っていうのはなかったっぽいけどあの最終的に何かね千家ぐらいあったらしいよだいたい。
スピーカー 2
そうだよねなんかどんどん増えていっちゃうイメージだよねそれ。
スピーカー 1
勲講家族がある限り増やせるじゃんたださあのもちろん子供がいなかったら亡くなるじゃん。
あーはいはい。
これはどの家族もそうだけど接種であるが故に逆に言うと子供がいなかったらあのお家取り潰しっていう概念はないのかもしれないけどまあ亡くなるっていう可能性もあるわけじゃん。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあ増えていった一方だと思うよちょっと俺ちょっとそこまで調べきってないけど。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なるほどということで今回のテーマは家族についてでした。
番組のエンディング
スピーカー 2
はい。
じゃあもしよかったらこの番組音声配信でもyoutubeでも配信をしていますのでフォローしていただけると嬉しいです。
スピーカー 1
はいぜひともチャンネル登録よろしくお願いします。
スピーカー 2
はいそれでは最後まで聞いていただいてありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
21:49

コメント

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