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2023-05-05 21:29

35試合目 掟の話

おじさんポッドキャスターの3人が、喋りの練習のために毎回ランダムで選ばれるトークテーマについて15分間喋る番組です。

掟と職人の話
はい、こんばんは。DOJO15分です。
こんばんは。
こんばんは。
こんばんは。
1ヶ月ぶり。1ヶ月ぶりっていうか、まあ久しぶりではない。
そうですね。
1ヶ月ぶりです。
久しぶりです。
今日は、えっとですね、3月に放送分だから、毎週水曜日に更新してますよね。
はい。
5回あるんですよ、水曜日が。
なるほど。
だから、もしかしたら1回分多くトークテーマを録るか、それか、いつもやってるアフタートークを2分割するかで、ちょっとどうしようかなーって考えてます。
5月ですよね。
僕、5月って言った?3月って言ったっすね。
3月。
勝手に戻りました。5月って言っちゃったのがまず良くないんだけど。
5月分、5月分。
そんなことでしたら自信がなくて、今スマホで一応、念のためチェックしてから聞いちゃいました。
いや、僕なんか全然何の違和感もなかった。
もうつい20分ぐらい、30分ぐらい前まで爆睡してたからですね、全然寝起きなんですよね。
あの雰囲気伝わってます。
そんなので、5月分ですね。ごめんなさい、収録していきますんで。
はい。
そんなわけで、いつも自己紹介忘れますね。
じゃあ、むらさきです。よろしくお願いします。
シュウです。よろしくお願いします。
クリハラです。よろしくお願いします。
はい。じゃあ、今日のトークテーマ引きます。
はい。
じゃん。掟の話。
掟。
掟。
掟。
この時代に、この風の時代に掟。
風の時代。久々に聞いたな、風の時代も。
ああ、マジですか。
風の時代って何ですか?
ああ、それ、あまりご存じないですね。
え?陰陽的な感じですか?
いやいや、陰陽じゃないけど、まあなんか、詳しくは僕も分かんないすけど、
なんとなく、こう、何でしょう、四柱推命とかじゃないか、なんだろう。
あ、そっち系ですか?
いや、分かんない。ちょっと、ごめんなさい。
まあまあまあ。
マジであれですけど、結構大きな、何百年単位での、風とか火とか水とか色々ある中で、風の時代に入って、色んなものが流動的になるよ的な。
ちょっとだいぶ、聞く人が聞いたら怒られるかもしれない表現かもしれないけど。
まあいいえ、でも、風っていうイメージではそんな感じですね。
そんなのが変わらん、掟。
そう。
ねえ、掟。
掟、ルール。
掟、ルールですかね。
道場っぽいですね。
道場ですね、掟。
ねえ、道場、掟か。
それこそ15分はそれを超えちゃいけないって、一応掟なわけですけどね。
まあまあ、ガバガバですけどね。
守ったことないですけど。
いや、なくはない。なくはないけど。
ああまあ、そうですね。
もうちょっと厳しいやつをしてね、起きてってなるとね。
ねえ、やっぱり。
そんなのあったかな。
なんか、いろんなルールありましたけど、今まで。
絶対に守らなきゃいけない掟みたいなのあったっけな。
いやあ、ないかもなあ。
子供の頃とかを遡ったらどうですか。
いや、遡るほどに増えていきそうではありますよね。
そうですね。
掟、掟はちょっと大げさだけど。
さかのぼればさかのぼるほど、僕のうちの掟は、
父ちゃんとおじいちゃんっていう、
そんなあれなんですけど。
職人の手の感覚
僕の、またお父さんとおじいちゃんのお話をしてしまいますが。
はいはいはい、いいですね。
僕のイメージ、職人さんって、職人なんですよね。
お父さんとおじいちゃん、鉄工場を営んでいまして、
鉄を切ったりくっつけたりみたいな。
で、仕事の、僕もサラリーマンとして働いて、
技術系サラリーマンとして働いてますけど、
職人さんの仕事の内容って、結構次元が違う感じがしてるんですよね。
なんていうか、それ一本でやってる。
ごめんなさい。
世の中の技術系サラリーマンの人に申し訳ないんですけど、
僕のイメージです。
いやいやいや、分かりますよ分かります、大丈夫です。
ただ、技術を身につける代わりに、
いろんなものを置いてきてる人がたくさんいるなって思ってるんですよね。
これは逆に世の中の職人さんに申し訳ないんですけど、
僕のうちだけの話をさせてもらうと、
僕のおじいちゃんは、
ごめんなさい、今回おじいちゃんの話をするんですけど、
なんていうんですかね、
本当に、丁稚奉公から始まって、
学校もあまり行けないままひたすら鉄を切ってきたみたいなおじいちゃんなんで、
例えば、手の感覚とかもすごくて、
0.何ミリぐらいまでなら、たぶん触ってわかるみたいな人だったんですよね。
鉄を叩いて、薄く伸ばして、
こことここがまだコンマ何ミリだな、みたいな感じで、
カンカンカンカン叩いて、
形にするとか、
何かを作るときに、図面は頭の中で、
プラモデルのようにやっていく、
みたいな人だったんですよね。
ただ、その代わり、やっぱり、
ダウンジャケットの技術
もう頑固っていうか、
なんていうか、みたいな。
あれ、なんか僕喋りながら、これ言ったら大丈夫かなっていうエピソードを言おうとしてるんで、
もし、耐えられなかったらカットしてください。
これ初のカット?
カットあるかもしれない。
前回のカットしてくださいってカットしてなかったですからね。
カットしない主義。
思いっきりGoogleマップで見て、説明してるところ、
誰にも伝わんないのに。
そうですよね。
せめてこの、
多少打ち消せるために、
いいエピソードを言いたいんですけど、
まことしやかな話で言うと、
ノースフェイスってあのダウンのジャケットよく見ますよね。
キルティングカット。
常識なさすぎて?
ダウンジャケットで、
キルティングって一つのマスの中に羽が入っていて、それがいくつも。
それを結構、
ドイツとかフランスとかから、
うちの小さい家族経営で営んでる工場に、
この作り方を教えてくれって言って、
技術者が見に来るぐらいなことだったらしいんですよね。
その納めにいろんなとこに行って、
取っておければよかったなーみたいなことをよくじいちゃん言ってたんですけど、
それくらい技術的にはものすごい人だったんですが、
栗原家の恥部の話
そんなおじいちゃんを尊敬しつつ、
うわーって思ったエピソードをこれから言うんですけど、
家では一番にご飯とお風呂が整ってないと、
機嫌が悪くなるんですね。
僕のおじいちゃん。
職人っぽい。ホントに居るんだ~。
そう、いますいます。
僕のお父さんの時も言いましたけど、
白いものでもお父さんおじいちゃんが黒って言ったら真っ黒ぐらいな、
はい、みたいな感じなんですけど、
毎日お風呂を仕上げるのは、
僕の母親の仕事みたいな感じだったんですよね。
お母さんがお風呂を洗って、
おじいちゃんが帰ってくる頃にはお風呂を焚いておくみたいな。
で、もちろん毎日やってたんですけど、
ある日たまたま何かの寄り合いとかイベントで、
ちょっと遅れてしまったと。
で、おじいちゃんが帰ってきたと。
僕ちょっとそわそわしてたんですよ。
あれ、おじいちゃん怒るかなと思って。
そしたらおじいちゃんがなんとお風呂を洗ってたんですよ。
うわ、おじいちゃんお風呂洗うんじゃん。
なんだと思って。
で、お風呂入れて、お風呂入って、
いやーおじいちゃんもちゃんとっておかしいな。
そういうとこもできるんだなと思って。
じゃあ、俺おじいちゃんの後お風呂入ろうと思って。
おじいちゃんが出たから、じゃあ俺入ろうと思って。
裸になってお風呂のフタ開けたらお湯ないんですよ。
え?
おじいちゃん洗って、お湯入れて、お湯捨てたんですよ。
えー。
えー。
このままと思って。
僕はその瞬間に、
僕はサラリーマンになろうと思いました。
すいません、長々と栗原家の恥部の話をしました。
いやいやいやいや。
それでもカットされないようにちょっとオブラートに包んだ部分もあるのかなっていうのがちょっと気になりましたけど。
何もただただそうなんですよね。
どうこのギャップを作ろうかと思って。
いやちょっと、ただ恥部を晒すだけになりそうと思って、途中ちょっとごめんなさい、たじろいじゃった。
なるほど。
そんな栗原家の恥部の話を。
その後、お母さんはめっちゃ怒られたとかそんなことはないですか。
いやいやいや、怒られはしないですね。
ただお湯は捨てられたと。
お湯は抜かれてて。
はー。
それ超えるエピソード全然出ないですよ、もう。
掟の話
やばい、僕はちょっとだけこう意識してましたけども、本当に小学生の頃に8時までに寝ないといけなかったとかそれぐらいですね。
あー。
でも8時だよ、全員集合だけは見たいからそこだけは特別に許可してもらってたとか、そのぐらいのレベルでしかないな、掟が。
え、8時なんすか、9時じゃないんだ。
8時でした。8時までにはもう寝ないといけない。
すげー。
あー。
ちょっと厳しめだったなーっていう感じだけど、そのおじいちゃんに比べたら掟が。
ごめんなさい。
掟とは呼べない。
そうですね、いっぱいありますよ、こんなの。
あ、そうなんだ。
決め手がそれだったですね、他にも。
いやかっこいいなーと思うところと、わーマジでーっていうのがもうよくよく繰り返されてました。
表裏一体っすねー。
なんで初めにいろんな人に申し訳ない、まあうちと一緒じゃないでしょうけど、ものすごい技術力とその仕事に対する思いの反面置いていくものが多いんだろうなーって職人さんのことを見てしまう自分がおりますね。
家族の背景と厳しさについて
おじいちゃんは悪気がなく洗って当然のように捨てなのかな、お湯を。
うーん、まああれですね、黙って学べスタイルなんですよ。
教えない。
なるほど。
見て学べ。
半分ぐらい僕の父も引き継いでましたけど、
僕ゴリゴリの体育会系な家で育ったんで、
やっぱりその昔はそれが是として育ったんですけど、
まずは悔しいと思えみたいな。
悔しいと思ってこなくそと思ってやれ、やんなきゃ何も身につかないとか、
自分、見て覚えろとか。
結構僕が仕事とか始めた時も全然そんな感じだったんですよね。
だけど僕そういう父、おじいちゃんのバックグラウンドがあったんで、
昔からすごく思ってることがあるんですけど、
厳しくしてついてこないやつはダメだ。
それでも悔しいと思ってついてくるやつじゃなきゃ
仕事はできないみたいなの結構なかなかあったじゃないですか。
でもそれは厳しくして、
厳しくした時についてくるやつを掻き分けて探す手段であって、
全く持って育てる手段ではないっていうのを、
僕はもう勝ち取っていたので、
やはり結構技術系だったんで、
そういう感じの中でそんな感じで言われたんですけど、
全然ピンとこないなと思いながら、
結構そうですね、仕事始めた頃は毎日うーんってなってました。
クリハラのキャリアプランの変遷
あれ?でもお父さんから引き継がれたんでしたっけ、クリハラさんって。
あ、いや、僕、まあ、そう思ってたんですよね。
僕兄がいるんですけど、
四つ上の兄が、僕が小学校高学年の頃にはもう
絶対にうちは継がないなであろう学校に行ったんで、
じゃあ感じ的に継ぐのは僕かなと思って、
小学校の頃から僕は工業高校に進み、そのまま実家を継ぐんだと思って、
それしか頭になかったんで、
実際工業高校に入った時にめちゃめちゃ不器用なんですよ、僕。
で、父親系の技術系のやつではなく、母親系の体育会系の男だったんですよね。
それで一旦どうしようってなりました。
工業高校で周りは割と工業的な心出しを持っている中、僕はどうしようってなりました。
キャリアプランが狂ったんですね。
狂いました。
自営業だったんですけど、時代的にあまりそういうのが流行らないような時代にもなっていたので、
父親もあまり続かせる気もなく、
なので普通に就職をしましたね。
実家で働いて気づいたこと
なんかすいません、僕のなんだ。
今日はクリハラスペシャルですよ。
掟はね、掟にそぐう人がクリハラさんのお父さんおじいちゃんしかいない。
まあそうですね、掟エピソードはまだ。
でもそれで思い出したっていうスライドになっちゃいますけど、
うちの親父もそれなりに年齢的にはもう80超えてるし、
まあなんか頑固というか激しいというか、切れやすいって。
年、年をごとに切れやすくなってるんですけど、
ただ僕が宮崎に帰ってきたっていうのが38か39、僕がそのぐらいの年齢のときに、
20年ぶりに宮崎に帰ってきたっていう感じだったんですよ。
帰ってきたときに38か39、
10年ぶりに宮崎に帰ってきたっていう感じだったんですよ。
帰ってきたときにその親父の店を手伝うというか、
従業員兼役員みたいな感じで一応最初従業員として入ったんですね。
何屋さんでしたっけ?
衣料品店、要は街の洋服屋さんみたいな感じでした。
で、そのときにすげえびっくりしたのが、
親父がですね、店の開き戸だけどガラスになってる部分で、
正面じゃないんですけどサイドというか横にも入り口として入れるドアがあったんですね。
そこにチラシを貼ってあったんですよ。
それをセロテープで貼ってあって、
セロテープで貼ってあったやつって、
そのセロテープの部分がどうしても汚く残っちゃうイメージがつきますよね。
それを見て従業員の長年ずっといる看板娘みたいな、
看板娘ですよ、僕よりだいぶ年上の。
その街の中では看板娘、おじいちゃんおばあちゃんたちから見たら看板娘みたいな人を大声で呼んで、
セロテープを貼ると跡が残るから、
これからセロテープを貼らないようにせんといかんはこらって言ったんですよ。
それ僕衝撃で、そんな初歩的なことを今この20年ぶりに返ってきて、
え、今なんか初めて気づいた?みたいなびっくりして。
案の定、本当そんな感じなんですよ。
その日その時にルールをどんどん変えていく。
自分が気づいたことが全てその時の正解なんで、
ずっと長年守ってきてるルールみたいなのがあるんじゃなくて、
その時の俺の気分が正義だっていう。
分かる、全然分かる。
だから、やってることは強権的なんですけど、
掟と呼べるような代物じゃない。一貫性が全くない。
ああ、まあそうですね。基本そうです。
だからね。
俺がルールなの。
反則とは? - 掟に縛られる人々
理不尽は受けるんだけど掟はないみたいな。柔軟なわけじゃないんだけど。
うるせえって怒鳴ってる本人が一番うるせえですからね。
そうそう。で、一応僕はそこで6年間やりましたけど、案の定その理不尽に耐えかねてというか、
結果的に出ていけってなって出ていくことになるんですけど。
なるほど。
掟とは呼べないけど、そんな反応して話しちゃって。
村崎さんちはあれですか、あまり厳しくないお家でしたか?
そうなんですよね。ないなあと思って。
ごめんなさい、今めちゃめちゃ思い出しました。
あのファミコンのアダプターハサミでチョキンは僕の中では相当なあれですけど。
あれは出来事ですね。ルールっちゃルールですけど。
ルールを破ったことによる。
めちゃめちゃ厳格な。だから僕は厳格な父親様のイメージです。
でもそれしなさいって言ったのは父じゃなくて実は母でした。
あ、そうですか。
ちょっと過去回聞いてもらったらね、あれだけど。
それでも一発アウトっていうことじゃなかったので。
あ、そうですか。
ファミコンの切り裂き事件、そして過酷な母の教育方針
何回も何回も自分が時間が過ぎてもゲームしよったから、ある日堪忍袋の緒が切れたんでしょうね。
なるほど。
そっかそっか。
いやいやでも。
堪忍袋と同時にアダプターの線も切れた。
切れたというか、切らされたというか。
そうだったんですね。
いやいや。
こんなとこですかね。
そうですね、はい。
どうぞ。
いやいやいや。
別に時間なら、今日次はお母さんの話しようかなと思って。
つながるテーマが出れば一番いいですけど。
そうですね。
掟の話というとこで、こんな感じで終わろうと思います。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
21:29

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