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スピーカー 2
はい。ということで、見てきた映画っていうのは、サウンド・オブ・フリーダムっていう、9月末頃から日本では上映が開始された映画なんだよね。
スピーカー 1
うん、そうだね。
スピーカー 2
それは予告編をたまたま見たときに、実話に基づくというテーマが人身売買を扱ってるんだけど、子供が連れ去られちゃうっていうような映像とかが、おそらく本物のものがいくつかカットで流れてて、
なんか、目をそらしたくなっちゃう自分もいたんだけれども、なんかこれは見なきゃいけないかなって思って、見に行ったっていう経緯なんですね。
スピーカー 1
そう、小片郎のね、強い要望のもと。
スピーカー 2
いやいや、自分も映画っていうの久々に見たから、なんか久々にちょっと見ときたいなっていう映画だったんで。
スピーカー 1
うん、そしたらね、機材故障だっけ?
スピーカー 2
いや、ほんとなんですよ。ちょっとそれを言うと、やっとね、なかなか子供が幼稚園行ってるときにその時間を狙って行ったんだけれども、結構その映画館が限られてるんだよね、これね。
スピーカー 1
うん、そうだよね。
スピーカー 2
だから、30分くらい電車に乗って、もうちょっとで作って時に、映画館から電話かかってきて、1回これ切ったの。まあ、どこかわかんなかったから。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
切ったらもう1回かかってきて、何これって思って、幼稚園からかなと思って、ちょっと出たわけよ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
すいません、ちょっと今電車なんでって言ったら、映画館の人で機材故障してしまいましたっていう。
スピーカー 1
そしたらマジなの?電話かかってきたんだ。俺それは初めて聞いたからさ。
スピーカー 2
そうそう。いやだから最初はさ、その映画館でって言って、いやちょっとすいません、今急ぎなんで、あのポップコーンの営業とかかと思って。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ポップコーンいらないしと思って。
スピーカー 1
さあ、なんだよそれ。
スピーカー 2
そしたらなんか自分が予約したそのスクリーンだけ、そこの機材だけ壊れたっていう。
スピーカー 1
すごいね。映画館でわざわざ電話かけてきてくれたんだ。
スピーカー 2
うん。っていうのもね、たぶん平日だったから予約してる人ね、5人くらいしかいなかったんだよね。
スピーカー 1
あーなるほどね。
スピーカー 2
そうそう。もうなんか目的を失って、そんで帰ったわけよ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
まあだいたい1時間ぐらいただ電車に乗って帰ってきたのよ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そうすると改札でさ、タッチするとエラー出んじゃん。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そんでさ、駅員の人にさ、いやちょっと急遽キャンセルになったんでって言って、
降りてないんですって言ったら、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
すっごい怪しまれたね。
それが忘れらんなかった。1時間何してたんだこいつはっていう顔してて。
スピーカー 1
まあそんなね、ちょっと。
スピーカー 2
あってやっとのことね、予定を変えて見れて、長丸もすぐ見てくれたんだよね。
スピーカー 1
あーそうだね。もうこれは速攻見ないと。お互いがさ、ちゃんと見てさ、すぐ喋れるようにしないとまずいじゃん。
スピーカー 2
そう。一応ね、見てから1日経ったんだよね。
スピーカー 1
うん。そうだね。今日は。
スピーカー 2
そう。まあということで、これから見るの楽しみしてるって人がいたらネタバレになっちゃうので、
そういった方は1回映画を見てからもし聞いてくれたら嬉しいなって思ってます。
スピーカー 1
まあ本当ネタバレ注意という形で聞いてもらえればいいかなと思います。
スピーカー 2
そうですね。どうでした?
スピーカー 2
ああ、確かにね。なんか最後の方に出てきたけど、世界の児童のさ、その人身売買の犠牲者数とか、約220万とか出てたよね。
スピーカー 1
うん、なんか200万ぐらい出てた。
スピーカー 2
ね。日本ってさ、その子供がこう急にさらわれちゃうっていう、そこまでそのアメリカとかさ、南米とかに比べたら、本当少ないと思うんだよ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だからなんかなじみがないように見えるけども、ただ形を変えてさ、人身売買、例えばなんか児童のさ、その性的搾取とか、あのポルノ画像とかさ、インターネットが普及して、そういうのとかはさ、やっぱあったりするし、日本もやっぱ人事じゃないっていうところは、そこもちょっと終わってからだけどなんか感じたよね。
スピーカー 1
うん。だからこれ、日本もさ、決してじゃあこういうことがないのかっていうと、実際、誘拐されてさ、全然もう行方不明になってる子供もいるじゃん。
スピーカー 2
あー、そうだね。
スピーカー 1
うん。で、未だに行方がわからなくても生きてるのか、もう亡くなっちゃってるのかもわからないしっていう子供は多いし、あと日本で言うとさ、俺この映画見て一番思ったのはやっぱりあれだよね、拉致被害者だよね、北朝鮮の。
スピーカー 2
あー、そうだね。
スピーカー 1
まあ、拉致被害者って大人が多いけどさ、まあ子供もやっぱ拉致被害者でいるわけじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、やっぱそれをこう、なんか思ってさ、で、サウンドオブフリーダム自体もさ、結構こう、国家間のさ、その拉致っていうかさ、まあ本当に強引に連れてってさ、国をまたいでの犯罪だったわけじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
まあ、あの、北朝鮮の拉致っていうのはさ、あの完全に国家の拉致だからまたちょっと話は違ってくるんだけれども、まあやっぱり日本でもさ、少なくとも過去にはそういうことはあったし、今でもさ、あの年間、なんか千人ぐらい行方不明者っているらしいんだよ、あの子供の。
あ、今でも。
スピーカー 1
うん。調べたら千人ぐらいって書いてあった。10歳以下だっけな、確か。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
うん。だから決してないわけじゃないんだよ。たださ、やっぱりさ、こういうのって数が少ないとどうしても埋もれちゃうものじゃん。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
年間200万人って聞いたら、うわすごい多いぞっていう気はするけど、じゃあ日本っていうさ、まあめちゃめちゃ治安のいいさ、あの国単位で見たときに千人ぐらいしかいないからさ、そうすると千人多いか少ないかで見ると、俺の感覚じゃ、え、そんなにいたんだっていうのはもちろん思ったんだけれども、やっぱり世界レベルで見たときに200万のうちの千だったらさ、やっぱりなかなか世界的には目を止めてくれない数になっちゃうよね。
スピーカー 2
あ、そうだね。
スピーカー 1
そう、だから決して日本も人ごとじゃないんだなっていうのはさ、まあこの映画見た後に調べてそれがわかったんだけど、俺はすごく日本は安全な国だね、良かったね、で住むようなところではないんだなっていう、まあなんか一人一人やっぱそういうことが日本でも起きている可能性があるとか、まあ今後起きる可能性もあるっていうところは考えたほうがいいんじゃないのかなと思うよね。
スピーカー 2
確かに。なんか年々増えてるらしいからね。
スピーカー 1
なんかそのさ、さっき児童っていうのでくくっちゃったけどさ、これ児童じゃなくてもっとさ、青年とかさ、あの10代20代とかまで持ってくと増えてるんだよ確かに。
スピーカー 2
そうそう、なんか俺調べたら4000万以上とか超えてるんだよね。
スピーカー 1
あ、そんなにいるんだ。
スピーカー 2
そう、これね俺が調べたら2016年のデータだけど、4030万とかなんか4000万以上とかの人身取引っていうような言い方国際的にはなんか言うみたいで、それはなんかその拉致以外にもさ、その暴力とかによってさ強制的にあの生買い買いさせたりとか、そういうのも含まれてるんだけど、
っていうので、でしかもさ、なんか調べていくとアジアが人身取引っていうその括りだとアジアが一番多いらしいんだよ。
スピーカー 1
あーでもそうだよね。やっぱり人口が多いとさ、で経済的にそんなにまだ発展してない国になると、なんかこういうのって増えるじゃん。やっぱりさ、人一人の価値っていうものがさ、何だろう、資本主義的な考え方であれだけどさ、やっぱりお金換算にできちゃうんだよね。
だから人一人を売ることでいくらになるみたいなさ、そういう値に感情ができちゃうような感じだと、やっぱりこういう犯罪っていうのはまあ尽きないのかなとは思うけどね。
あー確かに。なんか映画見てやっぱ同じぐらいの子供だったりするじゃん。
スピーカー 2
実際に映画に出てくる子たちも、あの自分の子供と。そしたらなんかやっぱ感情移入しちゃうというかさ、その映画見た後さ、子供を本当にこう守ってあげなきゃいけないなっていうのをすごく強く感じたよね。
スピーカー 1
まあそのさ、何だろうね、子供をさ、何だろう、守るって言ってもさ、なんかこれ映画に出てた親がさ、決して子供を放置してたわけじゃないんだよね。だからさ、そこがすごい俺難しいところだなと思っててさ、ほらスポットライトこう当ててたさ、2人の子供いるじゃん。
スピーカー 2
あーそうそう、ネタバレしちゃうけど、オーディションなんだよね、子供のね。
スピーカー 1
オーディション、もちろん偽だけどね、偽のオーディションで呼ばれて、で父親は何時に来てくださいって言って、1回そこを後にして戻ってきたらそこはもう物件の殻だったみたいなさ。
スピーカー 2
うん、そう親は同伴しちゃダメですって言われてね。
スピーカー 1
そうそう、であれをさ、じゃあ日本でやられたら多分信じるじゃん。
スピーカー 2
日本こそ油断してなっちゃう可能性はあるね。
スピーカー 1
そう、だって子供がオーディション受けたいってすごい乗り気になってさ、それで行ってさ、まあ親はどう思ってたか知らないけどそれに関しては。
で、子供が乗り気だからさ、まあ連れて行くじゃん、連れてってさ。
で、じゃあ夜の7時になったら来てくださいっつって、あーわかりましたっつって帰って、で夜の7時に行ったら物件の殻って状態でしょ?
スピーカー 2
ね、そうだよね。
スピーカー 1
そう、だから決してその親が無用心だったかっていうと、まあもちろんそれはちょっと何とも言えないんだけどさ、
やっぱ守るにも限界はすごいあるんだなっていうのは俺は思ってさ。
スピーカー 2
うん、そうだね。
スピーカー 1
そう、でじゃあ全く人を信じないでさ、もう家の中閉じ込めとけば一番安全かっていうと、それはまたなんか話違ってくるじゃん。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そう、だからさ、やっぱりこういうのってさ、もう個々人の問題じゃなくてさ、社会としてさ、なんか取り組んでいかなきゃいけないもんなんだよなっていうのはすごい俺は感じてさ。
スピーカー 2
あーそうだね、そのメインの2人の子供の家もさ、お父さんしかいない家庭だったじゃん。
スピーカー 1
うん、そうだね。
スピーカー 2
お母さん出てこなかったからおそらく。
で、俺が最初に気になったのはさ、お父さん全然笑ってないのよ、最初からあんま。
そこにはさ、そういうふうにしたのかなって思うんだけども、その決して裕福でない、その人身売買の背景にやっぱり貧困っていうのがあると思うんだよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そうそう、なんかそこをこう描いてるのかなっていうのをちょっと思って。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
まあだから、その社会があっていた時にやっぱり貧困とそのなんか経済的格差っていうのがなんかすごく根強くあるような気がしたんだよね。
スピーカー 1
まあ本当にそれはその通りだと思ってて、貧困だとさ、まあどうしたってさ、お金が欲しくって、で、なんだ、やっぱりさ、オーディションって夢があるじゃん。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
そう、で、やっぱりそこの背景にはやっぱりさ、それでちょっとモデルで稼げたらお金持ちになれるとかさ、多分そういう背景もあってさ、やっぱり吊られやすいというのかな。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、やっぱり一攫千金じゃないけどさ、やっぱりそういうところでさ、警戒心が薄れちゃうというか、まあ結局だからなんだろうな、資本主義の嫌な部分を俺はすごいこの映画では感じ取ったっていうところはあるけど。
スピーカー 2
あー、はいはい。
スピーカー 1
で、貧困問題に関して言えばさ、本当にこれは社会でさ、あの全体で考えていかなきゃいけないことでさ、やっぱり金持ちがさ、一人だけ買ってってさ、他を搾取してってっていう資本主義、まあそれが資本主義なんだけどさ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
やっぱりその社会に還元するっていう、なんか話がちょっと逸れてきちゃうけどさ、なんかそういうところもさ、やっていかないと結局こういう悲しい話っていうかさ、っていうのはなくならないんじゃないのかなって。
スピーカー 1
結局さ、犯罪をさ、その人身売買をしてる人たちもさ、そういうことでしかお金が稼げない、まあ逆に言うとそういうことをやればお金がすごい稼げるからやるわけじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
別に犯罪者の肩を持つ気は全くないんだけれども、なんだろう、そういう犯罪に手を染めてしまう原因は何かとかさ、じゃあ犯罪に巻き込まれてしまう原因は何かっていうとやっぱり社会的な問題が強いんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だって変な話さ、あれ一人の悪者がいてさ、その悪者がさ、なんか悪いことしてやろうぜってやってるわけじゃないじゃん。
スピーカー 2
そうなんだよね。
スピーカー 1
あれ組織じゃん、完全に。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、組織はさ、なんで組織でいるかっていうと、そういうふうにしたらお金が儲かるから組織でいるわけじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからやっぱりそういうさ、貧困っていう問題がやっぱりこの人身売買とはめちゃめちゃ密接に関係しててさ、で、貧困がなくなれば多分こういう問題っていうのは徐々に徐々になくなっていくはずなんだよね。
スピーカー 2
あー、はいはい。
スピーカー 1
誰もがさ、やっぱり犯罪行為でさ、お金を稼ぎたいって思わないわけじゃん、本来的には。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だけどさ、そっちに行っちゃうのはさ、やっぱりお金がないし、お金を手に入れたいしっていう、まぁ欲望の方だよね。が、勝つからそっちに行っちゃうわけだからさ。
まぁ社会全体で、なんかすごいこれは考えていかなきゃいけないことなのかな、で、だからこのサウンドオブフリーダムってさ、あの、こういうことが起きていることをとにかく周知したい、知らし、知ってほしいっていうことでさ、なんか最後さ、
QRコード、こう、出てきたじゃん。
スピーカー 2
あー、出てきたね。
スピーカー 1
そう、あれなんかあのQRコード使うとさ、劇場、タダで見れるんでしょ、多分。
スピーカー 2
なんかね、今終わってたんだよね、あれ。
スピーカー 1
そうそう、あれアメリカとかだと見れるんじゃない?もしかして。
スピーカー 2
あー、日本でも初期の頃やってたのかな、わかんないけど、誰かがでもその代わり寄付をしてくれてるんだよね。
スピーカー 1
あー、そうなんだ。
スピーカー 2
あー、そう、調べたらね、だから映画を見て、その、お金に余裕ある人がその、それに寄付をして、その代わりにその誰かが、お金が原因で見れない人とかそういう人のためにっていうようなのが趣旨らしいけどね。
スピーカー 1
うん、やっぱりなんかそういう考えの下作られてる映画だからさ、なんだろうね、ぜひともいろんな人に見てほしいなぁとは思うよね。
スピーカー 2
そうだね、ちょっとあの、これ今放送してる時もやってないかもしれないですけど、それはちょっと。
スピーカー 1
なんか普通にあれでしょ、DVDなりブルーレイなりになったり、まあアマプラとかで出てくるかもしれないからそういう時にね、ちょっとサウンドオブフリーダムってこう調べて、ぜひちょっと見てほしいよね。
まあそうだね。
スピーカー 2
この映画さ、5年ぐらいさ、発表するのに時間かかったって最後言ってたじゃん、エンドロールで。
あー、言ってた言ってた。
スピーカー 1
そうそう、なんかさ、やっぱりそういうところもさ、いろいろお金絡むんだろうなって俺はちょっと、これはちょっとあの斜めから見過ぎなのかもしれないけどさ、
いろんな利権とかが多分絡んでたんだろうね。
スピーカー 2
あー、俺これちょっと調べてさ、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
FOXっていうね、アメリカの供給会社がさ、最初契約結んで、ディズニーが買収したんだよね、そのちょうどFOXを。
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
で、それでなんかディズニーがそれをなしにしたらしいんで、そのなんでなしにしたかまでは理由は出てないんだけど、まあだからさっき言ったようになんかいろんなものが絡んでるんだよね。
スピーカー 1
そうだろうね、だからやっぱりこういう映画を出されることで、まあもしかしたらディズニー自体のその人気が落ちるからって考えたのかもしれないし、出されるとやっぱり不都合な人もまあいたんだろうね、そのディズニーに限らずだと思うけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからね、制作して発表するまでにその5年間寝てたわけでしょ、この映画。
スピーカー 2
確かにそうなんだよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そうそう。で、その同時になんかその主役の人のなんか違った悪い噂とかもなんかアメリカで広まったりとか、どこまでが本当なのかちょっとその背景を追ってくるとよくわかんなくなってきて。
ただその映画自体はなんか純粋に評価していいかなっていうのはあるけどね。
スピーカー 1
うん、そうだね。やっぱりこういう問題をさ、提起すること自体やっぱり勇気あることだしさ。
スピーカー 2
そうなんだよね。
スピーカー 1
なかなかね、やっぱりこういう問題にさ、こう焦点当てて作品を作るっていうこともさ、なんか多分視されてるような風潮はあるじゃん、やっぱり。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
子供をさ、こう性的搾取するっていうことをもう議論することすらなんかダメだよみたいなさ。
スピーカー 2
ああ、だから確かにこれ思った時にさ、なんか例えばこれ学校とかでこんなことなんかやんないのかなって日本って思ったんだよね。
スピーカー 1
まあ、やんないよね多分。
スピーカー 2
うん、でもなんかさ、衝撃は大きいけどさ、知っとくっていうのも大事なんじゃないかなっていうのもちょっと思ったけどね、俺。
スピーカー 1
そう。世界でやっぱりどんなことが起きていて、で、今自分たちが置かれている境遇はこういう感じでっていうさ、まあなんだろうな、対比することで見えてくるものもあるしさ。
改めてさ、なんだろう、この映画見てさ、ちょっとさっき日本も一言じゃないよとは言ったけどさ、でもやっぱり日本ってすごい平和だなっていうのもさ、こう思ったところだからさ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかそういうところにやっぱり自分たちはすごい恵まれた環境にいるっていうところをこうね、自覚することで、なんかまた見えてくるものもあると思うんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんかほらやっぱり日本にいるとさ、ちょっとこう、今日本ってさ、もう経済的にも落ち込んじゃってるからさ、あんまりこう明るい未来がないぜみたいな感じになってるじゃん、若い人って。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でもそう、決してそんなことなくて、日本ってすごい良い国なんだよ、どう考えたって世界的に見たら。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
なんかやっぱりそういうところ、まああの、他人の不幸を見てさ、そういうふうに思うのも良くないんだけどさ、ただやっぱり自分はすごいそういう意味で恵まれてるんだなっていうのをさ、こう自覚するってこともやっぱできるんだよね、こういう映画見ると。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そこからやっぱり出てくるさ、発想ってあるじゃん。じゃあ自分はこういう恵まれてるんだから、もうちょっとなんかそういう世界的に恵まれてない人たちのためになんかしようとかさ、そういう人も出てきてもいいんじゃないのかなとは思うよね。まあお前がやれよって話なのかもしれないけど。
スピーカー 2
そうだね。だからなんか言ったからこそ、なんかアメリカがさ、あの最後に出てきたけどさ、こういう供給先になってるっていうのを言ってたじゃん。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だから日本も決してそれって例外じゃないと思ってて、なんか調べてたら日本もさ、そのアジアからさ、その仕事でさ、デカセキでこう日本に来る人たちを逆にその騙して搾取したりとか、そういうのもあるらしいからさ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だからそういうのも含めてやっぱ考えさせられたね。